JPH11321410A - 車両用シート格納装置 - Google Patents

車両用シート格納装置

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JPH11321410A
JPH11321410A JP13079998A JP13079998A JPH11321410A JP H11321410 A JPH11321410 A JP H11321410A JP 13079998 A JP13079998 A JP 13079998A JP 13079998 A JP13079998 A JP 13079998A JP H11321410 A JPH11321410 A JP H11321410A
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JP
Japan
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seat
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vehicle
storage device
wire
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JP13079998A
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English (en)
Inventor
Kazunori Hashimoto
和典 橋本
Yoshiaki Nishimura
美明 西村
Nariaki Abe
成昭 安部
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート移動時に後脚が床部と当接し、床部を
傷つけることを防止する。 【解決手段】 シートクッションサイドフレーム42の
前端部にはワイヤ52の一端52Aが固定されており、
ワイヤ52の他端52Bは、第1リンク22と第2リン
ク30との結合部の軸32に取付けられている。ワイヤ
52の中間部52Cはフック26の先端部に形成された
挿通部54を経由しており、フック26がストライカ1
8に係合すると、ワイヤ52の中間部52Cが、ストラ
イカ18と干渉し、第1リンク22が軸32を中心に後
方へ揺動するにつれて、ワイヤ52を介してリヤシート
10の前端に引っ張り力が作用するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シート格納装
置に係り、特に段差を有する一段高い車両後方のフロア
面に配設されたリヤシートを車両前方の低いフロア面に
格納するための車両用シート格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、段差を有する一段高い車両後方の
フロア面に配設されたリヤシートを車両前方の低いフロ
ア面に格納するための車両用シート格納装置の一例とし
ては、特開平3−20444号公報に示される様な構造
が知られている。
【0003】図30に示される如く、この車両用シート
格納装置では、シートバック300を前倒ししてから、
リヤシート302を前方(図30の矢印V方向)に回転
させていくと、ロック手段304がシートクッション3
06と前脚308との結合をロックしているので、リヤ
シート302は前脚308と一体となって前脚308の
下端ピン310を支点として回転するようになってい
る。
【0004】その後、図31に示される如く、ヘッドレ
スト312がフロントシート320のシートクッション
322より下方へ達すると、ロック解除手段314がロ
ック手段304のロック状態を解除するようになってい
る。この結果、リヤシート302を上方(図31の矢印
W方向)に回転させながら前脚308を倒していけば、
リヤシート302を前方の低いフロア面322に格納す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この車
両用シート格納装置においては、リヤシート302を格
納位置から図30に示される使用位置へ復帰させる時
に、シートクッション306の下面後部に取付けられ、
車体床部324との取付け部となる後脚326が床部3
24と当接し、床部324を傷つけることが考えられ
る。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、シート移動時
に後脚が床部と当接することを防止できる車両用シート
格納装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、シートの前部に一端が取付けられた第1リンクと、
該第1リンクに一端が取付けられ車体床部に他端が取付
けられた第2リンクと、から成り、前記第1リンクと前
記第2リンクによりシートを使用位置と格納位置との間
で移動可能とする車両用シート格納装置であって、前記
シートが使用位置に接近した場合に、前記第1リンクと
シートとの開き角度を所定値以上に保持する角度保持手
段を有することを特徴とする。
【0008】従って、シート移動時、シートが使用位置
に接近した場合には、角度保持手段により、第1リンク
とシートとの開き角度が所定値以上に保持される。この
結果、シートの後部が床部と当接することを防止でき
る。特に、後部に後脚部が設けられたシートの場合に、
後脚部が床部と当接し、床部を傷つけることを防止でき
る。
【0009】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用シート格納装置において、前記第1リンクの他端
に配設され、車体側に配設されたストライカに係合する
ことで、シートを使用位置に保持する係合部を有し、前
記角度保持手段は、一端がシート前端に取付けられたワ
イヤであり、前記ワイヤの経路が、前記係合部が前記ス
トライカに係合すると、前記ワイヤの中間部が前記スト
ライカと干渉し、前記ワイヤを介してシート前端に引っ
張り力が作用する位置に設定されていることを特徴とす
る。
【0010】従って、請求項1記載の内容に加えて、第
1リンクの他端に配設された係合部が、車体側に配設さ
れたストライカに係合すると、ワイヤの中間部がストラ
イカに干渉し、ワイヤを介してシート前端に引っ張り力
が作用する。この結果、係合部がストライカに係合する
前に比べ、第1リンクとシートとの開き角度が大きくな
る。従って、シートの後部が床部と当接することを防止
できる。特に、後部に後脚部が設けられたシートの場合
に、後脚部が床部と当接し、床部を傷つけることを防止
できる。また、角度保持手段としてワイヤを使用したの
で構成が簡単である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の車両用シート格納装置の
第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0012】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印INは車幅内方方向を、矢印UPは車両上方方向を示
す。
【0013】図1に示される如く、本実施形態のリヤシ
ート10においては、シートクッション12の後端部
に、シートバック13が揺動可能に取付けられており、
シートバック13は、図1に実線で示す使用状態と一点
鎖線で示す前倒し状態とに揺動可能となっている。ま
た、リヤシートクッション12は、通常の使用状態で
は、段差を有するフロア14の一段高い車両後方のフロ
ア面14Aに配設されている。
【0014】車両後方のフロア面14Aと車両前方のフ
ロア面14Bとの境には、略垂直方向に延びる縦壁部1
4Cが形成されており、この縦壁部14Cのフロア面1
8Bより上方には、係合部としての左右一対のストライ
カ18が固定されている。
【0015】ストライカ18の取付部18Aは矩形板状
となっており、ボルト等の固定部材によって、縦壁部1
4Cに固定されている。取付部18Aには、U字状に屈
曲された丸棒部18Bの両端が溶着されている。また、
リヤシート10における前脚上部を構成する左右の第1
リンク22は、リヤシート10の前端下部に軸21によ
って揺動可能に軸支されている。第1リンク22の下端
部には、それぞれ係合部としてのフック26が設けられ
ており、左右のフック26は、左右のストライカ18の
丸棒部18Bにそれぞれ着脱可能になっている。
【0016】第1リンク22の下端部には、それぞれ前
脚下部を構成する第2リンク30の上端部が、軸32に
よって、揺動可能に連結されており、第2リンク30に
対して、第1リンク22が軸32を中心に前後方向へ揺
動可能となっている。フロア面14Bの縦壁部14Cか
ら前方へ離間した位置には、左右一対のブラケット34
が固定されており、これらのブラケット34には、左右
の第2リンク30の下端部が軸36を介して揺動可能に
軸支されている。
【0017】なお、リヤシート10に配設された左右一
対の後脚37の下端部37Aには、図示を省略した周知
のインターロック機構が配設されており、後脚37の下
端部37Aは、これらのインターロック機構を介して、
車両後方のフロア面14Aに配設された左右の一対のス
トライカ38に着脱可能となっている。
【0018】また、後脚37の上部は、軸40によっ
て、シートクッションサイドフレーム42に前後方向へ
揺動可能に軸支されている。第1リンク22の上端部に
は、後方へ向けて側面視でL字状のブラケット44が固
定されており、ブラケット44の上端部には、軸46に
よって連結リンク48の前端部が揺動可能に軸支されて
いる。連結リンク48の後端部は、軸50によって後脚
37の上下方向中間部に揺動可能に軸支されている。
【0019】従って、リヤシート10の後脚37の下端
部37Aをストライカ38から外した状態で、リヤシー
ト10の後部を若干持ち上げ、リヤシート10全体を前
方へ揺動すると、リヤシート10の第1リンク22が、
軸32を中心にして前方へ揺動する。この結果、シート
クッションサイドフレーム42と第1リンク22との開
き角θ1が小さくなると、連結リンク48が前方へ移動
し、後脚37が軸40を中心に前方へ揺動するようにな
っている。
【0020】また、第1リンク22が前方へ所定角度揺
動し、図2に示される位置に達すると、フック26が、
左右のストライカ18の丸棒部18Bから外れ、左右の
第2リンク30が軸36を中心にして前方へ揺動可能と
なる。
【0021】また、左右の第2リンク30が軸36を中
心にして前方へ揺動可能となると共に、第1リンク22
が軸32を中心に前後方向へ揺動可能なため、リヤシー
ト10は、図1に二点鎖線で示す格納状態、即ち、車両
前方のフロア面14B上に移動するようになっている。
【0022】図1に示される如く、シートクッションサ
イドフレーム42の前端部には、角度保持手段としての
ワイヤ52の一端52Aが固定されている。
【0023】図2に示される如く、ワイヤ52の他端5
2Bは、第1リンク22と第2リンク30との結合部近
傍、例えば、軸32に取付けられている。また、ワイヤ
52の中間部52Cは、フック26の先端部に形成され
た挿通部54と、フック26の根元部に形成された挿通
部56を経由している。この結果、図2に示される位置
において、ワイヤ52の中間部52Cが、ストライカ1
8の丸棒部18Bに干渉し、図2に示される位置から、
第1リンク22が軸32を中心に後方(矢印A方向)へ
揺動するにつれて、図3に示される如く、ワイヤ52の
一端52Aが、他端52B側(矢印B方向)へ引っ張ら
れるようになっている。
【0024】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0025】本実施形態では、図1に一点鎖線で示され
る如く、シートバック13をシートクッション12上に
前倒した状態で、リヤシート10の後脚37の下端部3
7Aをストライカ38から外し、リヤシート10の後部
を若干持ち上げ、リヤシート10全体を前方へ揺動する
と、リヤシート10の第1リンク22が軸32を中心に
前方へ揺動する。この際、ワイヤ52の中間部52C
が、ストライカ18の丸棒部18Bに干渉し、大きく湾
曲しているため、ワイヤ52の引っ張り力が、リヤシー
ト10の前端部に作用して、シートクッションサイドフ
レーム42と第1リンク22との開き角θ1が所定値以
上となる。
【0026】リヤシート10の第1リンク22が前方へ
所定角度揺動し、図2に示される位置を越えると、フッ
ク26が、左右のストライカ18の丸棒部18Bから外
れ、左右の第2リンク30が軸36を中心にして前方へ
揺動する。また、左右の第2リンク30が軸36を中心
にして前方へ揺動すると共に、リヤシート10の第1リ
ンク22が軸32を中心に前後方向へ揺動なため、リヤ
シート10は、図1に二点鎖線で示す格納状態、即ち、
車両前方のフロア面14B上に移動する。
【0027】一方、シート10を格納状態から使用位置
へ復帰する場合には、左右の第2リンク30が軸36を
中心にして後方へ揺動し、図2に示す位置に達すると、
ワイヤ52の中間部52Cが、ストライカ18の丸棒部
18Bに干渉する。この状態から、第1リンク22が軸
32を中心にして、さらに後方へ揺動(矢印A方向)す
ると、フック26が、左右のストライカ18の丸棒部1
8Bに係合すると共に、ワイヤ52の中間部52Cが、
ストライカ18の丸棒部18Bにより、大きく湾曲する
ため、図3に示される如く、ワイヤ52の一端52A
が、他端52B側(矢印B方向)へ引っ張られ、ワイヤ
52の引っ張り力が、リヤシート10の前端部に作用す
る。この結果、この位置から図4に示される使用位置ま
での間において、シートクッションサイドフレーム42
と第1リンク22との開き角θ1は所定値以上となる。
【0028】即ち、本実施形態では、シート10を使用
位置から格納位置へ移動する場合及び、シート10を格
納位置から使用位置への復帰する場合に、ワイヤ52の
中間部52Cが、ストライカ18の丸棒部18Bに干渉
し大きく湾曲する。この結果、ワイヤ52の引っ張り力
が、リヤシート10の前端部に作用して、シートクッシ
ョンサイドフレーム42と第1リンク22との開き角θ
1が所定値以上となるため、シート移動時に後脚37が
フロア面14Aと当接し、フロア面14Aを傷つけるこ
とを防止できる。
【0029】また、本実施形態では、角度保持手段とし
てワイヤ52を使用したので構成が簡単になる。
【0030】なお、本実施形態においては、図示を省略
したが、シートの左右に一対の第1リンク22、第2リ
ンク30、ストライカ18、フック26、後脚37、ブ
ラケット34、ストライカ38、をそれぞれ有してい
る。また、角度保持手段としてのワイヤ52は左右の第
1リンク22にそれぞれ取付られても良いし、片側のみ
でも良い。
【0031】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
2実施形態を図5〜図8に従って説明する。
【0032】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0033】図5に示される如く、本実施形態では、シ
ートクッションサイドフレーム42における軸21の後
方の部位に、軸60によって角度保持手段としての補助
リンク62の上端部が揺動可能に軸支されている。補助
リンク62の下端部は、軸64によって、角度保持手段
としてのスライダー66に揺動可能に軸支されている。
【0034】図6に示される如く、スライダー66は、
円筒形状とされた第1リンク22の外周部に配設されて
おり、第1リンク22に沿って移動可能となっている。
スライダー66内には、ピン68が円錐形状の先端部6
8Aを第1リンク22に向けて配設されており、ピン6
8はバネ70によって第1リンク22に向けて付勢され
ている。バネ70は、スライダー66の本体66Aに螺
合した止め螺子72とピン68との間に配設されてい
る。
【0035】一方、第1リンク22の外周部には、第1
リンク22の上端部から所定の距離に角度保持手段とし
ての切欠74が形成されており、この切欠74にピン6
8の先端部68Aが係合可能となっている。なお、バネ
70の付勢力及びピン68と切欠74のラップ量は、あ
る一定荷重(例えばシート自重)以内の荷重が加わった
場合には、スライダー66は移動せず、一定荷重を越え
た荷重が加わった場合にはスライダー66が移動するよ
うに設定されている。
【0036】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0037】本実施形態では、図7に示される如く、シ
ートバック13をシートクッション12上に前倒した状
態で、リヤシート10の後脚37の下端部37Aをスト
ライカ38から外し、リヤシート10の後部を若干持ち
上げ、リヤシート10全体を前方へ揺動すると、リヤシ
ート10の第1リンク22が軸32を中心に前方へ揺動
する。この際、リヤシート10の後部を持ち上げる力を
一定荷重(例えばシート自重)以内にすれば、スライダ
ー66は第1リンク22に沿って移動しない。この結
果、シートクッションサイドフレーム42と第1リンク
22との開き角θ1が一定に保持される。なお、この場
合、リヤシート10の後部を持ち上げる力が一定荷重を
越え、スライダー66が第1リンク22に沿って上方へ
移動しても、支障はない。
【0038】リヤシート10の第1リンク22が前方へ
所定角度揺動すると、図8に示される如く、フック26
が、左右のストライカ18の丸棒部18Bから外れ、左
右の第2リンク30が軸36を中心にして前方へ揺動す
る。この際、リヤシート10の後部を一定荷重を越えた
荷重で押し下げると、スライダー66が第1リンク22
に沿って下方へ移動する。この結果、シートクッション
サイドフレーム42と第1リンク22との開き角θ1が
小さくなる。
【0039】また、左右の第2リンク30が軸36を中
心にして前方へ揺動すると共に、リヤシート10の第1
リンク22が軸32を中心に前方へ揺動するため、リヤ
シート10は、図5に二点鎖線で示す格納状態、即ち、
車両前方のフロア面14B上に移動する。
【0040】一方、シート10を格納状態から使用位置
へ復帰する場合には、左右の第2リンク30が軸36を
中心にして後方へ揺動し、フック26が、左右のストラ
イカ18の丸棒部18Bに係合すると共に、スライダー
66が第1リンク22に沿って上方へ移動し、ピン68
と切欠74とが係合して、スライダー66が停止する。
この結果、この位置から図5に実線で示される使用位置
までの間において、シートクッションサイドフレーム4
2と第1リンク22との開き角θ1が一定に保持され
る。
【0041】即ち、本実施形態では、シート10を使用
位置から格納位置へ移動する場合及び、シート10を格
納位置から使用位置への復帰する場合に、リヤシート1
0の後部に一定荷重を越えた荷重が作用しなければ、シ
ートクッションサイドフレーム42と第1リンク22と
の開き角θ1が一定に保持されるため、シート移動時に
後脚37がフロア面14Aと当接し、フロア面14Aを
傷つけることを防止できる。また、シートの自重を、ピ
ン68と切欠74との係合によって支持できるため、シ
ート操作力を小さくでき、操作性が向上する。
【0042】なお、本実施形態では、第1リンク22に
スライダー66を配設したが、これに代えて、図9に示
される如く、シートクッションサイドフレーム42に設
けたガイドレール78に、スライダー66を配設すると
共に切欠74を形成し、且つ補助リンク62の下端部を
軸67によって第1リンク22に揺動可能に軸支した構
成としても同様な効果が得られる。
【0043】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
3実施形態を図10〜図12に従って説明する。
【0044】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0045】図10に示される如く、本実施形態では車
両後方のフロア面14Aに配設されたガーニッシュ79
の下部に前後方向に延びるプレート80が配設されてお
り、プレート80の前端部80Aは、使用状態にあるリ
ヤシート10の第1リンク22に当接している。また、
プレート80の後部には孔81が穿設されており、孔8
1を介して、ガーニッシュ79に形成された孔83を挿
通した後脚37がストライカ38に係合するようになっ
ている。また、プレート80の後端部80Bは、ストラ
イカ38の配設位置より後方へ達している。
【0046】プレート80の前後方向中間部には、下方
へ向けて縦壁部80Cが形成されており、縦壁部80C
と、ガーニッシュ79の下面に形成された縦壁部82と
の間には、プレート80を前方へ付勢するためのバネ8
4が配設されている。
【0047】図11に示される如く、プレート80の幅
方向両端部80Bは、ガーニッシュ79の下面に形成さ
れたガイド86に係合しており、プレート80はガイド
86に沿って前後方向へ移動可能となっている。
【0048】図12に示される如く、ガーニッシュ79
の前端部には、孔83の前方となる部位に、第1リンク
が挿入可能とされた凹部87が後方へ向けて形成されて
おり、凹部87の上部には、プレート80の前端部80
Aが通過可能とされたスリット88が形成されている。
この結果、図10に二点鎖線で示される如く、リヤシー
ト10を前方へ揺動した場合には、プレート80の前端
部80Aがスリット88を通って前方へ移動すると共
に、ガーニッシュ79に形成された孔83がプレート8
0の後部で閉塞されるようになっている。
【0049】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0050】本実施形態では、図10に二点鎖線で示さ
れる如く、リヤシート10を前方へ揺動した場合には、
第1リンク22が前方へ揺動することによって、バネ8
4に付勢力により、プレート80がスリット88を通っ
て前方へ移動する。この結果、ガーニッシュ79に形成
された孔83がプレート80の後部で閉塞される。従っ
て、リヤシート10を前方へ移動した場合、及びリヤシ
ート10をガーニッシュ79、即ちフロア面14Aから
外した場合の、フロア面14Aの外観品質が向上する。
また、ガーニッシュ79に形成された孔83から異物が
床下に落下するのを防止できる。
【0051】一方、リヤシート10を使用位置に復帰さ
せる場合には、第1リンク22が軸32を中心に後方へ
揺動し、凹部87に入ると、第1リンク22がプレート
80の前端部80Aに当接し、プレート80を後方へ押
圧する。この結果、プレート80はバネ84に付勢力に
抗して後方へ移動し、プレート80の孔81が、ガーニ
ッシュ79の孔83と一致する。この結果、これらの孔
81、83を介して後脚37をストライカ38に係止さ
せることができる。
【0052】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
4実施形態を図13〜図15に従って説明する。
【0053】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0054】図13に示される如く、本実施形態ではフ
ロントシート90のロアレール92の後端部にグリス落
下防止部材94が配設されており、グリス落下防止部材
94は、可撓性の帯び状体、例えば、帯状の吸水(油)
布で構成されている。
【0055】図14に示される如く、グリス落下防止部
材94の一方の端部94Aは、ロアレール92の後端部
の下面92Aに両面テープ等の固定部材で固定されてい
る。また、図15に示される如く、グリス落下防止部材
94の他方の端部94Bは、アッパレール96の後端部
の下面96Aと、アッパレール96の後端に嵌合された
樹脂キャップ98との間に挟持固定されている。
【0056】なお、グリス落下防止部材94の全長は、
図16に示される如く、フロントシート90が最も前方
の位置へスライドされた状態及び、図13に示される如
く、フロントシート90が最も後方の位置へスライドさ
れた状態において、所定値以上の張力が作用しない長さ
に設定されている。
【0057】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0058】本実施形態では、図13に二点鎖線で示さ
れる如く、フロントシート90の下方にリヤシート10
を格納した状態では、リヤシート10のシートバック1
3の背面上方にロアレール92の後端部が位置する。ま
た、フロントシート90が後方移動すると、ロアレール
92の後端部から後方へ向けて、アッパレール96が突
出してくる。この際、本実施形態では、ロアレール92
の後端部とアッパレール96の後端部との間に、可撓性
のグリス落下防止部材94が配設されているため、グリ
ス落下防止部材94により、ロアレール92及びアッパ
レール96に塗布されたグリスがリヤシート10のシー
トバック13の背面に落下するのを防止できる。また、
ロアレール92、アッパレール96にシートバック13
が接触することによるシートバック13へのグリスの付
着も防止することができる。
【0059】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
5実施形態を図17及び図18に従って説明する。
【0060】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0061】図17に示される如く、本実施形態では、
リヤシート10の左右の第1リンク22の間に、クロス
プレート100が架設されており、フロアの縦壁部14
Cには、ブラケット102を介してフック104が取付
けられている。フック104は、軸106によって、ブ
ラケット102に揺動可能に軸支されており、上下方向
へ揺動可能となっている。フック104は、バネ108
によって、ブラケット102の上部に連結されており、
軸106を中心に上方へ付勢されている。
【0062】図18に示される如く、リヤシート10が
通常の使用状態、即ち第1リンク22を前方へ揺動させ
ていない状態では、フロアボード110の後端部110
Aがフック104の上部に当接しており、フック104
をクロスプレート100に係合した位置に保持するよう
になっている。
【0063】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0064】図18に示される如く、本実施形態では、
フロアボード110が第1リンク22の前方にある状態
(使用状態)では、フロアボード110の後端部110
Aがフック104に上部に当接しており、フック104
をクロスプレート100に係合した位置に保持してい
る。この結果、フロアボード110が第1リンク22の
前方にある状態では、第1リンク22が前方へ揺動する
ことがないため、リヤシート10を移動する際に、第1
リンク22がフロアボード110の後端部110Aに当
接して、フロアボード110が破損するのを防止でき
る。
【0065】なお、フロアボード110を第1リンク2
2の前方から外すと、フック104がバネ108の付勢
力によって軸106を中心に上方へ揺動し、フック10
4とクロスプレート100との係合が解除される。この
結果、第1リンク22が前方へ揺動可能となる。
【0066】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
6実施形態を図19〜図21に従って説明する。
【0067】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0068】図19に示される如く、本実施形態では、
フロア面14Aに形成された後脚挿入用孔83に、孔8
3を閉塞するカバー112が配設されている。
【0069】図20に示される如く、カバー112の前
後両端部には、段差部112Aが形成されており、これ
らの段差部112Aが、フロア面14Aの下方から孔8
3の外周部に当接している。カバー112の前後中間部
には、車両後方下側へ延びる筒状部112Bが形成され
ている、筒状部112B内にストライカ38が挿入され
ており、カバー112はストライカ38に沿ってフロア
面14Aに対して接離する方向へ移動可能となってい
る。ストライカ38が固定された車体の骨格部材114
とカバー112との間には、バネ116が配設されてお
り、カバー112をフロア面14Aの方向へ付勢してい
る。なお、カバー112の筒状部112Bの上側開口部
には、開口部を閉塞するゴム製の蓋118が取付けられ
ている。
【0070】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0071】図20に示される如く、本実施形態では、
リヤシートの後脚をストライカ38から外し、孔83か
ら抜き出すと、バネ116の付勢力によって、カバー1
12がストライカ38に沿ってフロア面14A側へ移動
する。この結果、カバー112の段差部112Aが、フ
ロア面14Aの下方から孔83の外周部に当接し、カバ
ー112によって、孔83が閉塞される。
【0072】従って、リヤシート10を前方へ移動した
場合、及びリヤシート10をフロア面14Aから外した
場合の、フロア面14Aの外観品質が向上すると共に、
フロア面14Aに形成された孔83から異物が床下に落
下するのを防止できる。
【0073】また、リヤシート10を使用位置に復帰さ
せる場合には、図21に示される如く、後脚37を孔8
3に挿入すると、後脚37により、カバー112がバネ
116の付勢力に抗して押し下げられる。この結果、後
脚37の下端部がストライカ38に到達して、後脚37
がストライカ38に係合する。
【0074】なお、本実施形態では、ストライカ38が
固定された車体の骨格部材114とカバー112との間
にバネ116を配設したが、これに代えて、図22に示
される如く、フロア面14Aとカバー112との間にバ
ネ116を配設した構成としても良い。
【0075】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
7実施形態を図23及び図24に従って説明する。
【0076】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0077】図23に示される如く、本実施形態ではリ
ヤシート10のシートバック13の背面13Aに物入れ
120が配設されており、物入れ120には扉120A
が取付けられている。
【0078】図24に示される如く、物入れ120の形
状は、シートバック13を前倒しした状態で、フロア面
14Aと同一平面を構成するように設定されている。
【0079】従って、本実施形態では、図24に示され
る如く、リヤシート10のシートバック13を前に倒し
格納状態とした場合に、フロア面14Aを含むフラット
エリアが拡大する。
【0080】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
8実施形態を図25に従って説明する。
【0081】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0082】図25に示される如く、本実施形態では、
格納したリヤシート10を覆うフロアボード110の前
端部110Bと、フロントシート90のシートパン12
2の後端部122Aとが、落下防止部材124として
の、例えば、布で連結されている。なお、落下防止部材
124の前後両端部は、クリップ126によってフロア
ボード110の前端部110B及びシートパン122の
後端部122Aに固定されている。
【0083】また、落下防止部材124の全長は、フロ
ントシート90が最も前方の位置へスライドされた状態
(図25の実線の位置よりさらに前方へ移動した状態)
及び、図25に二点鎖線で示される如く、フロントシー
ト90が最も後方の位置へスライドされた状態におい
て、所定値以上の張力が作用しない長さに設定されてい
る。落下防止部材124の幅は、フロントシート90の
幅に設定されている。また、落下防止部材124の前後
方向中間部には、例えば落下防止部材124と同幅の金
属棒や樹脂棒からなる重り124Bが取付けられ、常に
下方に垂れ下がる構造となっている。
【0084】従って、本実施形態では、フロントシート
90を前方へ移動した場合にも、フロントシート90と
フロアボード110との間の隙間を、落下防止部材12
4で閉塞することができるため、フロアボード110の
下方へ異物が落下するのを防止できる。
【0085】次に、本発明の車両用シート格納装置の第
9実施形態を図26〜図28に従って説明する。
【0086】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0087】図26に示される如く、本実施形態では、
車両前方のフロア面14Bと縦壁部14Cとの所定の位
置に位置決めブラケット130、132がそれぞれ配設
されている。
【0088】図27に示される如く、位置決めブラケッ
ト130は、例えば、板状とされた鉄等の金属板を断面
ハット状に屈曲し、左右のフランジ部130A、130
Bをフロア面14Bに溶着等によって固定している。ま
た、左右の第1リンク22には、角穴134が穿設され
たプレート136が架設されており、リヤシート10
を、図26に二点鎖線で示す格納位置へ移動した際に、
角穴134が位置決めブラケット130に嵌合するよう
になっている。
【0089】図28に示される如く、位置決めブラケッ
ト132は、例えば、板状とされた鉄等の金属板を、上
部132Aが幅方向に膨出した断面ハット状に屈曲し、
左右のフランジ部132B、132Cを縦壁部14Cに
溶着等によって固定している。従って、リヤシート10
を図26に実線で示す使用位置へ移動した際に、角穴1
34が位置決めブラケット132に嵌合するようになっ
ている。また、ブラケット132の上部132Aが幅方
向に膨出しているため、角穴134と位置決めブラケッ
ト132との嵌合力が大きくなっている。
【0090】従って、本実施形態では、縦壁部14Cに
配設した位置決めブラケット132と、プレート136
の角穴134との嵌合によって、使用時のリヤシート1
0の車幅方向のがたつきを防止できる。また、フロア面
14Bに配設した位置決めブラケット130と、プレー
ト136の角穴134との嵌合によって、格納時のリヤ
シート10の位置決めが確実に行われる。また、プレー
ト136を左右の第1リンク22を互いに連結するクロ
スロッドとして使用できる。
【0091】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、図29に示される如く、シートバック1
3を立てた状態で、リヤシート10を格納位置へ移動し
ても良く。この場合には、シートバック13を実線で示
す前方の位置に揺動することで、シートバック13の後
方のスペースを拡大できる。
【0092】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、シートの前部
に一端が取付けられた第1リンクと、第1リンクに一端
が取付けられ車体床部に他端が取付けられた第2リンク
と、から成り、第1リンクと第2リンクによりシートを
使用位置と格納位置との間で移動可能とする車両用シー
ト格納装置であって、シートが使用位置に接近した場合
に、第1リンクとシートとの開き角度を所定値以上に保
持する角度保持手段を有するため、シート移動時に後脚
が床部と当接することを防止できるという優れた効果を
有する。
【0093】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用シート格納装置において、第1リンクの他端に配
設され、車体側に配設されたストライカに係合すること
で、シートを使用位置に保持する係合部を有し、角度保
持手段は、一端がシート前端に取付けられたワイヤであ
り、ワイヤの経路が、係合部がストライカに係合する
と、ワイヤの中間部がストライカと干渉し、ワイヤを介
してシート前端に引っ張り力が作用する位置に設定され
ているため、請求項1記載の効果に加えて、ワイヤを使
用したことで構成が簡単になるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用シート格納
装置を示す概略側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る車両用シート格納
装置の作用説明図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る車両用シート格納
装置の作用説明図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る車両用シート格納
装置の作用説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る車両用シート格納
装置を示す概略側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る車両用シート格納
装置の要部を示す拡大側断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る車両用シート格納
装置の作用説明図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る車両用シート格納
装置の作用説明図である。
【図9】本発明の第2実施形態の変形例に係る車両用シ
ート格納装置を示す概略側面図である。
【図10】本発明の第3実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す概略側断面図である。
【図11】図10の11−11線に沿った断面図であ
る。
【図12】本発明の第3実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す車両斜め前方から見た分解斜視図である。
【図13】本発明の第4実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す概略側面図である。
【図14】本発明の第4実施形態に係る車両用シート格
納装置の要部を示す車両斜め後方から見た斜視図であ
る。
【図15】本発明の第4実施形態に係る車両用シート格
納装置の要部を示す側断面図である。
【図16】本発明の第4実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す概略側面図である。
【図17】本発明の第5実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す車両斜め前方から見た斜視図である。
【図18】本発明の第5実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す一部を断面とした概略側面図である。
【図19】本発明の第6実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す車両斜め前方から見た斜視図である。
【図20】本発明の第6実施形態に係る車両用シート格
納装置の要部を示す側断面図である。
【図21】本発明の第6実施形態に係る車両用シート格
納装置の作用説明図である。
【図22】本発明の第6実施形態の変形例に係る車両用
シート格納装置の要部を示す側断面図である。
【図23】本発明の第7実施形態に係る車両用シート格
納装置の要部を示す車両斜め後方から見た斜視図であ
る。
【図24】本発明の第7実施形態に係る車両用シート格
納装置の要部を示す車両斜め前方から見た斜視図であ
る。
【図25】本発明の第8実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す概略側断面図である。
【図26】本発明の第9実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す概略側面図である。
【図27】本発明の第9実施形態に係る車両用シート格
納装置の要部を示す車両斜め前方から見た斜視図であ
る。
【図28】本発明の第9実施形態に係る車両用シート格
納装置の要部を示す車両斜め前方から見た斜視図であ
る。
【図29】本発明の他の実施形態に係る車両用シート格
納装置を示す概略側面図である。
【図30】従来の実施形態に係る車両用シート格納装置
の格納前状態を示す概略側面図である。
【図31】従来の実施形態に係る車両用シート格納装置
の格納途中を示す概略側面図である。
【符号の説明】
10 リヤシート 12 シートクッション 14 フロア 18 ストライカ 18B ストライカの丸棒部 22 第1リンク 26 フック(係合部) 30 第2リンク 34 ブラケット 37 後脚 52 ワイヤ(角度保持手段) 54 挿通部 56 挿通部 62 補助リンク(角度保持手段) 66 スライダー(角度保持手段) 74 切欠(角度保持手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの前部に一端が取付けられた第1
    リンクと、該第1リンクに一端が取付けられ車体床部に
    他端が取付けられた第2リンクと、から成り、前記第1
    リンクと前記第2リンクによりシートを使用位置と格納
    位置との間で移動可能とする車両用シート格納装置であ
    って、 前記シートが使用位置に接近した場合に、前記第1リン
    クとシートとの開き角度を所定値以上に保持する角度保
    持手段を有することを特徴とする車両用シート格納装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1リンクの他端に配設され、車体
    側に配設されたストライカに係合することで、シートを
    使用位置に保持する係合部を有し、 前記角度保持手段は、一端がシート前端に取付けられた
    ワイヤであり、前記ワイヤの経路が、前記係合部が前記
    ストライカに係合すると、前記ワイヤの中間部が前記ス
    トライカと干渉し、前記ワイヤを介してシート前端に引
    っ張り力が作用する位置に設定されていることを特徴と
    する請求項1記載の車両用シート格納装置。
JP13079998A 1998-05-13 1998-05-13 車両用シート格納装置 Withdrawn JPH11321410A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773050B1 (en) * 1999-07-07 2004-08-10 Johnson Controls Technology Company Space efficient and adaptable vehicle interior
US6935682B2 (en) 2003-10-21 2005-08-30 Hyundai Motor Company Sinking seat for a vehicle
JP2009040185A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Suzuki Motor Corp フロア格納式シート
JP2011057059A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Honda Motor Co Ltd 車両の内装構造
KR101299408B1 (ko) * 2011-08-11 2013-08-23 대원산업 주식회사 차량용 폴드 앤 다이브 시트
JP2015098270A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 三菱自動車工業株式会社 車両用シート装置

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Effective date: 20040122