JP3038087B2 - キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 - Google Patents
キャブオーバ車のキャブ変形低減装置Info
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- JP3038087B2 JP3038087B2 JP4292269A JP29226992A JP3038087B2 JP 3038087 B2 JP3038087 B2 JP 3038087B2 JP 4292269 A JP4292269 A JP 4292269A JP 29226992 A JP29226992 A JP 29226992A JP 3038087 B2 JP3038087 B2 JP 3038087B2
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- frame
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Description
ブ変形低減装置に関するものである。
を図10を用いて説明する。
けられ、車体フレーム1におけるキャブ2の下部にはエ
ンジン3が取付けられ、車体フレーム1の後部にはリヤ
ボディー4が取付けられている。
2を構成するキャブフレーム5が車体フレーム1に取付
けられたキャブティルトヒンジ6に前後方向へ回動自在
に枢着されており、キャブ2の後部では、車体フレーム
1に取付けられたキャブアーチ7と、その上に図示しな
いスプリング及びロッド等を介して取付けられたキャブ
フローティングメンバ8とキャブフレーム5の後部に取
付けられたキャブロック装置9によってロック可能とな
っている。
パネル、11は車両の前後方向を示す矢印である。
来のキャブオーバ車のキャブ装置には、以下のような問
題があった。
に示すように、前方の車両のリヤボディーなどの衝突物
12と衝突した場合、キャブ2が変形したり、又、衝撃
でキャブティルトヒンジ6が破損したりキャブロック9
が外れてキャブ2が後方へ移動してしまうおそれがあ
る。
形や移動を防止することにより、衝突時の安全性をより
向上し得るようにしたキャブオーバ車のキャブ変形低減
装置を提供することを目的とするものである。
によりキャブフレームが前方より強く押圧され後方に移
動したとき互いに係止する係止具と係止部材の一方をエ
ンジンに他方をキャブフレームに夫々取付けたことを特
徴とするキャブオーバ車のキャブ変形低減装置にかかる
ものである。
パネルが前方より強く押圧され変形したときキャブ前面
パネルを後方より支える変形防止材を車体フレーム前部
に取付けたことを特徴とするキャブオーバ車のキャブ変
形低減装置にかかるものである。
ームが前方より強く押圧され後方に移動したときキャブ
フレームの移動を繋止する紐状部材を車体フレーム前部
の適宜位置と該位置より後退したキャブフレーム前部の
適宜位置との間に取付けたことを特徴とするキャブオー
バ車のキャブ変形低減装置にかかるものである。
し合うことにより、エンジンの剛性でキャブフレームが
支持されて、キャブのそれ以上の変形がくい止められる
ので、衝突時の安全性が向上される。
形防止部材に当ると、変形防止部材及び車体フレームの
剛性によってキャブのそれ以上の変形がくい止められる
ので、衝突時の安全性が向上される。
とキャブフレームとの連結状態が保持され、キャブの移
動が制限されるので、衝突時の安全性が向上される。
明する。
る。
分については同一の符号を付すことによって説明を省略
するものとし、以下、本発明に特有の構成についてのみ
説明して行く。
付けると共に、キャブフレーム5に、衝突時に前記係止
具13と係止し合う係止部材14を取付ける。
ーなどの衝突物12と衝突した場合、キャブ前面パネル
10が変形するが、エンジン3にフックなどの係止具1
3を取付けると共に、キャブフレーム5に、係止部材1
4を取付けているので、キャブ前面パネル10がある程
度変形したところで係止具13と係止部材14が互いに
係合し合い、エンジン3の剛性によってキャブフレーム
5が支持されるようになるので、キャブ2のそれ以上の
変形がくい止められ、衝突時の安全性が向上される。
止具13をキャブフレーム5側に、又、係止部材14を
エンジン3側に取付けた他は、前記実施例と同様の構成
を備えており、同様の作用・効果を得ることができる。
り、車体フレーム1の前部にキャブ前面パネル10の変
形を防止するための変形防止部材15を取付けたもので
ある。
キャブ前面パネル10が変形防止部材15に当ると、変
形防止部材15及び車体フレーム1の剛性によってキャ
ブ2のそれ以上の変形がくい止められることとなるの
で、前記各実施例と同様に衝突時の安全性が向上され
る。
り、車体フレーム1前部の適宜位置と該位置より後退し
たキャブフレーム2前部の適宜位置との間を、ワイヤー
等の紐状部材16及びボルト17で連結したものであ
る。
ャブティルトヒンジ6が破損した場合でも、紐状部材1
6によって車体フレーム1とキャブフレーム2との連結
状態が保持され、キャブ2の移動が制限されるので、前
記各実施例と同様に衝突時の安全性が向上される。
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
明によれば、衝突時の安全性をより向上することができ
るという優れた効果を奏し得る。
略側面図である。
略側面図である。
略側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 衝突によりキャブフレームが前方より強
く押圧され後方に移動したとき互いに係止する係止具と
係止部材の一方をエンジンに他方をキャブフレームに夫
々取付けたことを特徴とするキャブオーバ車のキャブ変
形低減装置。 - 【請求項2】 衝突によりキャブ前面パネルが前方より
強く押圧され変形したときキャブ前面パネルを後方より
支える変形防止材を車体フレーム前部に取付けたことを
特徴とするキャブオーバ車のキャブ変形低減装置。 - 【請求項3】 衝突によりキャブフレームが前方より強
く押圧され後方に移動したときキャブフレームの移動を
繋止する紐状部材を車体フレーム前部の適宜位置と該位
置より後退したキャブフレーム前部の適宜位置との間に
取付けたことを特徴とするキャブオーバ車のキャブ変形
低減装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292269A JP3038087B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292269A JP3038087B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06115463A JPH06115463A (ja) | 1994-04-26 |
JP3038087B2 true JP3038087B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=17779578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292269A Expired - Lifetime JP3038087B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | キャブオーバ車のキャブ変形低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038087B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10316013A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-02 | Hino Motors Ltd | トラックのシャシフレーム構造 |
DE102005034465B4 (de) | 2005-07-23 | 2007-06-06 | Daimlerchrysler Ag | Lastkraftwagen mit Kollisionsrückhaltesystem für das Fahrerhaus |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4292269A patent/JP3038087B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06115463A (ja) | 1994-04-26 |
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