JPH06115238A - 凹凸模様付転写フィルムおよびその製法 - Google Patents

凹凸模様付転写フィルムおよびその製法

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JPH06115238A
JPH06115238A JP26238792A JP26238792A JPH06115238A JP H06115238 A JPH06115238 A JP H06115238A JP 26238792 A JP26238792 A JP 26238792A JP 26238792 A JP26238792 A JP 26238792A JP H06115238 A JPH06115238 A JP H06115238A
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synthetic resin
film
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convex
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JP26238792A
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Narikazu Kikuchi
成和 菊池
Yasuhiro Oshima
康弘 大島
Keiichi Ishikawa
恵一 石川
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Meiwa Gravure Co Ltd
Key Trading Co Ltd
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Meiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 合成樹脂フィルム7の表面に、紫外線硬化型
樹脂で凹凸模様を形成し、その凹部または凸部に転写用
の着色層が所定の領域ごとに色を変えてまたは全領域が
同一色になるように形成されている凹凸模様付転写フィ
ルム15。 【効果】 本発明の凹凸模様付転写フィルムを用いて凹
凸模様付コンパクト等を製造する場合には、例えば上記
フィルムを射出成形金型の底面に凹凸模様面を上向きに
配置し、その状態で成形型を閉じて原料を充填成形し、
得られたコンパクトから凹凸模様付フィルムを剥離する
ことにより、表面に凹凸模様が成形され、その凹部また
は凸部が、上記フィルムの着色層の転写により着色され
ているコンパクトを容易に得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に凹凸模様を有し
その凹凸模様の凹部または凸部の部分に着色が施されて
いる凹凸模様付転写フィルムおよびその製法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近ファンデーション,アイシャドウ等
の化粧料を収容するコンパクトについては、消費者のニ
ーズから多種多様化してきている。例えば、容器の表面
に図柄を印刷したものや、表面に凹凸模様を形成したも
のがある。ところが、上記図柄を有するコンパクトは、
立体感に乏しく、上記凹凸模様を有するコンパクトは、
立体感はあるものの、その色彩に乏しいという欠点を有
している。そこで、上記双方のコンパクトを組合わせ
た、表面に凹凸模様を有しこの凹凸模様の凹部または凸
部が着色された凹凸模様付コンパクトが考えられる。こ
の凹凸模様付コンパクトの製造方法としては、予め表面
に凹凸模様を有する容器を成形し、この容器の凹凸模様
の凸部の頂面に印刷により着色する方法が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法で凹凸模様付コンパクトを製造すると、凸部の立ち上
がり部分に印刷することが難しく、凹凸模様の凸部から
色がはみ出したりずれたりしたものとなる。また、凹凸
模様を有する容器の凹部にインキ等により着色する方法
もあるが、手間がかかるとともにコストアップになると
いう問題点を有している。他方、図10に示すように、
上下型からなり凹凸模様50を有する成形型51内に、
インキ層52が形成されたフィルム53を配置し、成形
材料を充填し成形する方法がある。ところが、この方法
ではフィルム53のインキ層52が成形型51の凹凸模
様50からずれやすく、またフィルム53のパターン変
更は、特に成形型51の形状が曲面である場合、容易に
行うことができないという問題点を有している。このた
め、従来の製法では、上記凹凸模様付コンパクトを製造
することが困難であった。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、凹凸模様の凹部または凸部に正確に着色が施さ
れた、凹凸模様付成形品を容易に製造しうる凹凸模様付
転写フィルムおよびその製法の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、合成樹脂フィルムの一面に合成樹脂から
なる凹凸模様が、転写用機台の凹部または凸部を利用し
た転写により形成され、上記合成樹脂フィルムの一面の
凹凸模様の凹部または凸部に転写用の着色層が所定の領
域ごとに色を変えてまたは全領域が同一色になるように
形成されている凹凸模様付転写フィルムを第1の要旨と
し、外周面に凹部模様が形成された回転ドラムを準備
し、この回転ドラムの上記凹部模様の凹部内にペースト
状の合成樹脂を充填し、上記回転ドラムを回転させなが
ら合成樹脂フィルムを、上記回転ドラムの外周面に回転
ドラムの回転と同調させて接触させ、上記凹部に充填さ
れたペースト状の合成樹脂を硬化させるとともに上記合
成樹脂フィルムに一体化し、ついで、上記合成樹脂フィ
ルムを上記回転ドラムから離間させることにより、上記
硬化させた合成樹脂を上記凹部から剥離させ、上記合成
樹脂フィルムに転写された上記合成樹脂製の凸部模様の
凸部またはその凸部間の凹部に転写用の着色層を所定の
領域ごとに色を変えてまたは全領域が同一色になるよう
に形成する凹凸模様付転写フィルムの製法を第2の要旨
とする。
【0006】
【作用】本発明は、外周面に凹部模様が形成された回転
ドラムを用い、例えばそのドラムを回転させながらその
凹部模様に未硬化のペースト状の合成樹脂を充填し、こ
の回転ドラムの外周面に帯状等の合成樹脂フィルムを、
例えば回転ドラムの回転に合わせた状態で接触させる。
そして、上記凹部模様内の合成樹脂を硬化させるととも
に合成樹脂フィルムに一体化させ、ついで合成樹脂フィ
ルムを上記回転ドラムの外周面から離間させて、上記凹
部模様内の合成樹脂を合成樹脂フィルムに凸部模様状に
転写する。つぎに、転写された凸部模様状の合成樹脂の
凸部等に、例えばスクリーン印刷により着色層を所定の
領域ごとに色を変えてまたは全領域が同一色になるよう
に形成するということにより、凹凸模様付転写フィルム
を製造する。このように、本発明によれば、外周面に凹
部模様が形成された回転ドラムを用い、合成樹脂フィル
ム上に合成樹脂からなる凸部模様を形成するため、厚肉
の凸部模様を形成することができるとともに、凸部模様
の連続形成も可能となる。しかも、合成樹脂フィルムの
一面に形成される凹凸模様は、転写用機台の凹部または
凸部を利用して転写形成されているため、転写用機台の
凹部または凸部を正確に形成することによりフィルムに
転写形成される凹凸模様が正確になる。さらに、上記着
色層は、上記凹凸模様に対し、例えばスクリーン印刷を
施すことにより形成することができるため、色彩、色柄
の豊富化を実現しうる。そして、得られたフィルムを用
いて凹凸模様付コンパクト等の射出成形品を製造する場
合には、例えば上記フィルムを射出成形金型の底面に凹
凸模様面を上向きに配置し、その状態で成形型を閉じて
原料を充填成形し、得られたコンパクトから凹凸模様付
転写フィルムを剥離することにより、表面に凹凸模様が
形成され、その凹部または凸部が、上記フィルムの着色
層の転写によりくっきりと着色されているコンパクトが
得られる。
【0007】このように、本発明によれば、表面に凹凸
模様を有しその凹凸模様の凹部または凸部の部分に着色
が正確に施されているフィルムを安価に量産できるので
ある。
【0008】つぎに本発明を実施例にもとづいて詳しく
説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明の凹凸模様付転写フィルムの製
造説明図である。図において、1は回転自在の回転ドラ
ムで、その外周面に、各種の凹凸模様,文字,記号を形
成するための凹所2が形成されている。必要に応じて、
上記凹所2にさらに凹凸をつけることもできる。この凹
所2には、前記回転ドラム1の下部外側方に設けた貯留
槽3内に収容されたペースト状の紫外線硬化型樹脂4
(ウレタンアクリル系,エポキシアクリル系,シリコン
アクリル系等)が供給される。この供給は、塗布ローラ
5によって行われる。この塗布ローラ5は、下部ローラ
と上部ローラとからなり、下部ローラが貯留槽3内で回
転してその外周に紫外線硬化型樹脂4を付着し、上部ロ
ーラが回転ドラム1の外周面に接触し上記紫外線硬化型
樹脂4を塗布するようになっている。上記供給されたペ
ースト状の紫外線硬化型樹脂4のうち余分のものは、回
転方向に対して前方側に設けられたドクターナイフ6で
かき取られる。上記回転ドラム1の外周には、ローラ7
aに巻装された厚み25μ〜100μのPET(ポリエ
チレンテレフタレート)フィルム,PVC(塩化ビニル
樹脂)フィルム等の透明な合成樹脂フィルム7が押圧ロ
ール9の作用により押し付けられる。この合成樹脂フィ
ルムの表面(回転ドラム1に接する面)には、接着剤層
8が形成されている。そして、上記押圧ロール9による
合成樹脂フィルム7の押圧によって、回転ドラム1の凹
所2に充填されたペースト状の紫外線硬化型樹脂4が、
未硬化状態で合成樹脂フィルム7の表面に、接着剤層8
を介して接着する。ついで、図示のように紫外線照射ラ
ンプ10による合成樹脂フィルム7に対する紫外線照射
により、前記紫外線硬化型樹脂4が硬化して合成樹脂フ
ィルム7と一体化し、それによって回転ドラム1の凹所
2で形成された凸模様2aが合成樹脂フィルム7の表面
に転写される。このようにして得られた凹凸模様付転写
フィルムは、剥離ロール11の剥離作用により回転ドラ
ム1の外周面から剥離され、方向変換ロール11aを経
てシルクスクリーン版12の下方に送られる。
【0010】このシルクスクリーン版12は硬化状態の
紫外線硬化型樹脂4で形成された凸模様2aに接し、そ
の上に、印刷インキで印刷を施し全領域が同一色になる
ように印刷インキ層14を形成する。13は上記印刷イ
ンキをシルクスクリーン版12より押し出すスキジーで
ある。そして、凸模様2aの上に印刷インキ層14が形
成された本発明の凹凸模様付転写フィルム15は、ガイ
ドロール16aを介して、巻き取りローラ16に巻き取
られる。この巻き取りローラ16と前記回転ドラム1と
相互に同期した状態で回転駆動される。本発明の上記凹
凸模様付転写フィルム15を図2に示す。
【0011】なお、上記ペースト状の紫外線硬化型樹脂
4として、通常、ダイヤビーム(三菱レイヨン社製)が
用いられ、紫外線照射ランプ10として岩崎電機のラン
プが用いられる。そして、照射時間は、15秒程度に設
定される。
【0012】また、図1に示す回転ドラム1の凹所2の
形状を、例えば凹所2の中に更に凸部が設けられた形状
に変えることにより、例えば図3に示すように、凸模様
2aの中に凹部20を設けることが可能となり、凹部以
外の凸模様2aの部分に印刷インキ層14を形成するこ
とも可能となる。これを用いてプラスチック成形品を製
造する場合には、上記成形品に複雑な凹凸色模様の転写
形成ができるようになる。また、紫外線硬化により得ら
れた凸模様2aの上に、上記のように印刷インキ層14
を形成するに代えて、図1に示すシルクスクリーン版1
2を複数個用い、上記凸模様2aの上に、図4に示すよ
うに、順次、剥離材インキ層23、金属調インキ層2
4、熱硬化型接着剤層(未硬化状態)25を形成しても
よい。これにより、プラスチック成形品の表面に、凹模
様が形成され、その凹模様の凹部の底面に金属調の着色
層が、成形時の熱を利用し熱硬化型接着剤層25の接着
力により接着形成される。なお、剥離層23はプラスチ
ック成形品から凹凸模様付転写フィルムを剥離する際、
その剥離を円滑にする作用を奏する。このようにして、
プラスチック成形品に対して金属光沢調の表面仕上げを
なしうるようになる。
【0013】また、回転ドラム1の外周に、大きめの凹
所2を形成し、その凹所2のところどころに凸部を設け
ることにより、図5に示すように、凹所26を有する凸
模様2aを形成することも可能となる。そして、凸模様
部2aにスクリーン印刷,凸版印刷,グラビア印刷,フ
レキソ印刷,オフセット印刷等により着色インキ層29
を設けることもできる。このようにすることにより、プ
ラスチック成形品に凸部模様が点在し、その周囲が着色
された状態の装飾をなしうることができるようになる。
【0014】また、上記実施例では、回転ドラム1の外
周面に形成した凹所2内に供給された紫外線硬化型樹脂
4に、紫外線を照射することにより紫外線硬化型樹脂4
を硬化させるようにしているが、これに限定するもので
はなく、上記凹所2内にペースト状の塩化ビニル樹脂を
供給し、これをバーナー等により加熱して塩化ビニル樹
脂を硬化させるようにしてもよい。また、上記紫外線硬
化型樹脂,塩化ビニル樹脂に代えて速硬性樹脂や電気線
硬化型樹脂を用いてもよい。
【0015】また、上記実施例では、同じ色のインキで
印刷インキ層14を形成するようにしているが、これに
代えてシルクスクリーン版を複数個用い、所定の領域ご
とにインキの色を変えて印刷インキ層を形成するように
してもよい。
【0016】なお、図2,図3,図5の印刷インキ層1
4,24の層の上下に図4に示すような剥離材層23,
熱硬化型接着剤層25を形成してもよい。但し、紫外線
硬化型樹脂を硬化させると、その表面特性としてインク
は付着するが、強く固着しない傾向があるために、プラ
スチック成形品から凹凸模様付転写フィルムを剥離する
際、印刷インキ層14,24はプラスチック成形品に接
着しフィルム7には残存しない。したがって、剥離材層
23は必須のものではない。
【0017】つぎに本発明の凹凸模様付転写フィルムを
利用して、凹凸模様付成形品を製造する応用例を説明す
る。
【0018】
【応用例】図6に示すように、上型30と下型31から
なる金型32の下型31の内面に、図2で示す凹凸模様
付転写フィルム15を下型31の内面に配置したのち、
下型30と上型31を閉じてABS樹脂を流路30aを
介して金型32内に射出充填する。その結果、図7に示
すように、金型32の内面に上記フィルム15が樹脂の
射出圧力により密着して金型32の金型面となり、この
フィルム15からなる金型面上にABS樹脂が充填され
た状態になる。この場合、ABS樹脂の温度は約210
℃位であることから、上記凹凸模様付転写フィルム15
の基材フィルム7自体が幾分熱溶融状態になり、これと
上記樹脂の射出圧力とにより上記凹凸模様付転写フィル
ム15が金型32の下型31の底面に密着し固定され
る。このようにして成形したのち、金型32を開くと、
図8に示すプラスチック成形品33、すなわち凹部底面
34が着色層35により着色された凹凸模様を有する化
粧コンパクト等のプラスチック成形品33が得られる。
【0019】同様に図3,図4,図5に示す凹凸模様付
転写フィルムを図6に示す金型32に装着し、射出成形
することにより、同じ金型32で種々の表面模様が施さ
れた成形品を簡単に得ることができる。また、図9に示
すように、ロールに巻回された凹凸模様付転写フィルム
15を金型32の上型30と下型31に自動供給、巻き
取りすることによりプラスチック成形品を連続的に製造
することもできるようになる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の凹凸模様付転写
フィルムは、外周面に例えば凹部模様が形成された回転
ドラムを用い、合成樹脂フィルムの表面に、その凹部模
様を利用し、合成樹脂で各種凸模様を形成し、その凸部
または凸部と凸部の間の凹部に着色層を形成して構成さ
れている。したがって、これを用いて凹凸模様付コンパ
クト等の射出成形品を製造する場合には、例えば上記フ
ィルムを射出成形金型の底面に凹凸模様面を上向きに配
置し、その状態で成形型を閉じて原料を充填成形し、得
られたコンパクトから凹凸模様付転写フィルムを剥離す
ることにより、表面に凹凸模様が成形され、その凹部ま
たは凸部が、上記フィルムの着色層の転写により着色さ
れているコンパクトを容易に得ることができる。しか
も、合成樹脂フィルムの一面に形成される凹凸模様は、
転写用機台の凹部または凸部を利用して転写形成されて
いるため、転写用機台の凹部または凸部を正確に形成す
ることによりフィルムに転写形成される凹凸模様が正確
になる。また、本発明の製法によれば、合成樹脂フィル
ムの表面に、外周面に凹部模様が形成された回転ドラム
を用い、その凹部模様を利用し、合成樹脂で各種凸模様
を形成し、これをフィルムに一体化したのち、その凸部
または凸部と凸部との間の凹部に着色層を形成する。す
なわち、本発明の製法によれば、上記回転ドラムを利用
し凸模様を形成するため肉厚の凸模様を簡単に、かつ連
続的に形成することができる。さらに上記着色層は、上
記凸模様に対し、例えばスクリーン印刷を施すことによ
り形成することができるため、色彩,色柄の豊富化を実
現しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製法装置の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】上記実施例を示す断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本発明を利用する製造工程の説明図である。
【図7】本発明を利用する製造工程の説明図である。
【図8】本発明を利用する製造工程の説明図である。
【図9】本発明を利用する製造工程の説明図である。
【図10】従来の製造工程の説明図である。
【0016】
【符号の説明】 2a 凸模様 4 紫外線硬化型樹脂 7 合成樹脂フィルム 14 印刷インキ層 15 凹凸模様付転写フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 恵一 大阪府東大阪市柏田東町12番28号 明和グ ラビア株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フィルムの一面に合成樹脂から
    なる凹凸模様が、転写用機台の凹部または凸部を利用し
    た転写により形成され、上記合成樹脂フィルムの一面の
    凹凸模様の凹部または凸部に転写用の着色層が所定の領
    域ごとに色を変えてまたは全領域が同一色になるように
    形成されていることを特徴とする凹凸模様付転写フィル
    ム。
  2. 【請求項2】 凹凸模様を形成する合成樹脂が、紫外線
    硬化型樹脂である請求項1記載の凹凸模様付転写フィル
    ム。
  3. 【請求項3】 外周面に凹部模様が形成された回転ドラ
    ムを準備し、この回転ドラムの上記凹部模様の凹部内に
    ペースト状の合成樹脂を充填し、上記回転ドラムを回転
    させながら合成樹脂フィルムを、上記回転ドラムの外周
    面に回転ドラムの回転と同調させて接触させ、上記凹部
    に充填されたペースト状の合成樹脂を硬化させるととも
    に上記合成樹脂フィルムに一体化し、ついで、上記合成
    樹脂フィルムを上記回転ドラムから離間させることによ
    り、上記硬化させた合成樹脂を上記凹部から剥離させ、
    上記合成樹脂フィルムに転写された上記合成樹脂製の凸
    部模様の凸部またはその凸部間の凹部に転写用の着色層
    を所定の領域ごとに色を変えてまたは全領域が同一色に
    なるように形成することを特徴とする凹凸模様付転写フ
    ィルムの製法。
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