JPH06113965A - 生地こね装置のこね羽根 - Google Patents

生地こね装置のこね羽根

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JPH06113965A
JPH06113965A JP29380392A JP29380392A JPH06113965A JP H06113965 A JPH06113965 A JP H06113965A JP 29380392 A JP29380392 A JP 29380392A JP 29380392 A JP29380392 A JP 29380392A JP H06113965 A JPH06113965 A JP H06113965A
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Yasumasa Hironaka
中 泰 雅 弘
Noriko Teranishi
西 規 子 寺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の性状の異なるいずれの混練材料(生
地)でも、こね羽根がスムースに回り、かつ生地が共回
りせず良好な生地を得ることができる生地こね装置の提
供にある。 【構成】 こね羽根を駆動源で回転させ、混練材料を混
練する生地こね装置のこね羽根において、こね羽根を、
比較的広い垂直面を有する垂直羽根と、比較的小さい水
平面を有する水平羽根とより構成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投入されたパン、パス
タ、ラーメン及びうどん等の混練材を、こね羽根によっ
て回転混練する生地こね装置のこね羽根に関する。
【0002】
【従来の技術】従来製パン機として提案されている生地
こね装置は、図4に示すように支脚52によって支えら
れている円筒形の製パン機本体51内にパン焼成ケース
53を設け、該パン焼成ケース53内に回転するこね羽
根54を設け、このこね羽根54で、パン焼成ケース5
3内に投入された製パン材料等の混練材を混練するもの
である。こね羽根54は、モーター55に伝動機構を介
し連結され回転駆動される。例えば、モーター55の駆
動軸にプーリー56を設け、こね羽根54が連結された
回転軸57にプーリー58を設け、このプーリー56、
58間にベルト59を懸回し伝動する如くである。
【0003】そして、従来のこね羽根54は、図6に示
すように回転軸57に取付けられるボス体60に、比較
的広い垂直面61aを有し、この垂直面61aの先端部
は先端に向け丸みを付けて稍々鋭利なブレード状をなし
ている垂直羽根61が設けられているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の生
地こね装置においては、製パン材料の混練ばかりでな
く、パスタ、クッキー、ラーメン及びうどん等の種々の
生地を作る。すなわち、パスタのように固い生地から、
クッキーのように柔らかい生地まで混練するものであ
る。従って、従来のようにこね羽根54が、垂直羽根6
1だけで構成されているのでは、混練材料によって、こ
ね羽根54と共回りしたり、パン焼成ケース53と垂直
羽根61の間に生地をかみこんだり、パン焼成ケース5
3に押し付けられたりして、この部分において混練材料
が底端部に固まったりして、均一で充分な混練が行われ
ない不都合がある。
【0005】また、生地(混練材料)によっては、こね
羽根54が生地をかみこみ、そのためモーター55に大
きな負荷がかかりロックするなどの問題が発生する不具
合がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑み前記不具合
を解決し、いずれの混練材料でもこね羽根がスムースに
回り、良好な生地を得ることができる生地こね装置のこ
ね羽根を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、こね羽根を駆動源で回転させ、混練材料
を混練する生地こね装置のこね羽根において、比較的広
い垂直面を有する垂直羽根と、比較的小さい水平面を有
する水平羽根とが設けられ、かつ、前記こね装置に対し
て脱着自在の構成としたことを特徴とする。また、前記
こね羽根の垂直羽根と水平羽根は、軸心を中心に130
度〜140度の角度位置に設けられていることを特徴と
する。
【0008】
【作用】垂直羽根と水平羽根の相乗効果により、生地が
こね羽根と共に共回りしたり、こね羽根とケースとの間
に生地をかみこんだりすることが防止される。また、こ
ね羽根とケースの間に生地をかみこんだりしないのでこ
ね羽根がスムースに回りモーター及び伝動機構等に過負
荷をかけることがない。従って、良好な生地を作ること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について製パン機を例
に図面と共に説明する。図1は本発明の実施例を示す製
パン機の全体断面側面図、図2は同拡大断面側面図であ
り、支脚1…で支える円筒形の焼がま本体2を備え、時
間設定及び焼上がり選択用の操作盤3を焼がま本体2の
正面中央に配設すると共に、透明なガラス製のドーム形
蓋5を焼がま本体2上部に開閉自在に装設させ、前記蓋
5後側をこの額フレーム6を介して焼がま本体2の支点
ブラケット7に連結支持させ、前記蓋5前側の額フレー
ム6に握り手8を一体成形している。
【0010】また円筒状の外ケース9と、外ケース9下
端側に嵌合固定させる底ケース10と、外ケース9の上
半分に内設させる上面開口円筒容器形内ケース11とを
備え、各ケース9,10,11により焼がま本体2を構
成すると共に、外ケース9の前面内側にディスプレイ及
びスイッチ取付基板12と演算回路基板13とを配設し
ている。また底ケース10に立設固定する基台14上面
に内ケース11底部を上載固定し、内ケース11内周に
環状の熱線放射ヒータ15を固設すると共に、小麦粉及
び水及びベーキングパウダなどのパン材料を投入して混
練及び発酵及び焼成を行う上部開口円筒容器形パン焼成
ケース16を備え、焼成ケース16の回転によって係脱
させる係止舌片17,18により該ケース10底部を内
ケース11底部に着脱自在に支持させるもので、小麦粉
などパンの材料を混練するフッソ樹脂コーティング処理
したアルミダイキャスト製の羽根19を焼成ケース16
底部に設けている。
【0011】さらに前記内ケース11と基台14の間に
係止舌片18を介して軸受板21を挾持固定し、その軸
受板21に軸支させる駆動軸である回転軸22上端に前
記羽根19を着脱自在に嵌着させると共に、前記基台1
4にブラケット23を介して攪拌モータ24取付け、タ
イミングプーリ25,26及びタイミングベルト27を
介して前記回転軸22とモータ24とを連動連結するも
ので、前記回転軸22上端に熱センサであるサーミスタ
28を設けている。
【0012】さらに前記底ケース10に外気吸入風路2
9を形成し、くま取り形モータ30により駆動する送風
ファン31を前記風路29に内設させると共に、前記フ
ァン31の排風側に加温ヒータ32を取付けるもので、
内ケース11の外側面に送風ダクト33を固設し、前記
風路29の排風口に前記ダクト33下端側を連通させる
と共に、前記ファン31からの送風を焼成ケース16内
部に送り込む案内ダクト34を前記送風ダクト33上端
に首振り自在に連結している。
【0013】さらに図2に示すごとく、前記回転軸22
を軸受板21にメタル35を介して軸支し、前記メタル
35上側の回転軸22にオイルシール36を嵌着させる
と共に、前記オイルシール36及び軸受板21の上面に
シールワッシャ38を圧着支持し、前記シールワッシャ
38及び軸受板21上面にゴムカバー39を嵌着させ、
前記焼成ケース16底部開口をそのゴムカバー39で密
閉している。
【0014】また前記回転軸22上端にネジ部40を介
して軸カバー41を螺着固定し、前記軸カバー41に羽
根19のボス体42を嵌着させるもので、該羽根19に
いったい成形するボス体42を介して羽根19の一端側
を回転軸22に着脱自在に固定支持させ、回転軸22の
軸芯線に対し略直交する水平方向に羽根19を延設さ
せ、回転軸22を中心に羽根19を回転させるように構
成している。
【0015】そして、前記こね羽根19は、図3及び図
4に示すように焼成ケース16底面に対して垂直な垂直
羽根191と、焼成ケース16底面に対して水平な水平
羽根192の2枚羽根で構成されている。すなわち、垂
直羽根191は、焼成ケース16底面に対して比較的広
い垂直面191aを有し、この垂直面191aの先端部
は、先端に向け丸みをつけて稍鋭利なブレード状となっ
ており、水平羽根192は、焼成ケース16底面に対し
比較的小さい水平面192aを有し、回転による混練中
に混練材(生地)を切るようにこねるものである。この
ため、柔らかい生地を混練する場合は、垂直羽根191
が練り込むように混練し、固い生地を混練する場合は、
水平羽根192が生地を切るようにこね、その後2分さ
れくっつこうとする生地を練り合わすように垂直羽根1
91がこねていくので十分なこねが行える。また、柔ら
かい生地の場合、こね中に水平羽根92が生地を切り込
む動作も行っているが、柔らかい(粘性がある)ためす
ぐにくっつきこねの作用を充分になすことができない
が、それを補う役目を垂直羽根191が果たすことにな
る。
【0016】このように垂直羽根191と水平羽根19
2は、生地(混練材)に対し異なる作用を与えるもの
で、二つの相乗効果で良好に混練するものである。この
点から、垂直羽根191と水平羽根192は、軸心を中
心に対象側に位置して配設するのが良く、好ましくは図
4に示すように軸心を中心に135度前後の角度位置が
良い。
【0017】しかして、焼成ケース16内に混練材、例
えばパン生地を作るとすれば製パン材料を投入し、こね
羽根19をモーター24で回転し、混練することによっ
て生地を作る。この時、本発明に係るこね羽根19は、
垂直羽根191と水平羽根192とで構成され、混練中
に垂直羽根191が焼成ケース16との間に生地をかみ
こんだり、底端部に押え付けたりするのを、水平羽根1
92で浮上状態を保持させ防止するし、また、水平羽根
192で生地が垂直羽根18と共回りするのを防止する
から、良好な生地を得ることができる。更に、こね羽根
19が焼成ケース16との間に生地をかみこんだりしな
いので、こね羽根19がスムースに回り、モーター24
及び機構部材等に過負荷をかけることがない。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、垂
直羽根と水平羽根の相乗作用でパスタのような固い生
地、粘弾性のあるパン生地、流動性のあるクッキー生地
等の種々の異なった食品の生地をこねることが可能であ
る。また、垂直羽根と水平羽根の相乗作用で、生地のか
みこみ及び生地の共回りが防止され、良好な生地を得る
ことができる。更に、こね羽根による生地のかみこみが
防止されるため、モーター及び機構部材に過負荷をかけ
ることも防止され、モーターがロックすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す製パン機の全体断面側面
図である。
【図2】本発明の実施例を示す製パン機の部分拡大側面
図である。
【図3】本発明に係るこね羽根の斜視図である。
【図4】本発明に係る他のこね羽根の斜視図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【図6】従来のこね羽根を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 製パン機本体 16 焼成ケース 19 こね羽根 191 垂直羽根 192 水平羽根

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 こね羽根を駆動源で回転させ、混練材料
    を混練する生地こね装置のこね羽根において、比較的広
    い垂直面を有する垂直羽根と、比較的小さい水平面を有
    する水平羽根とが設けられ、かつ、前記こね装置に対し
    て脱着自在の構成としたことを特徴とする生地こね装置
    のこね羽根。
  2. 【請求項2】 前記こね羽根の垂直羽根と水平羽根は、
    軸心を中心に130度〜140度の角度位置に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の生地こね装置の
    こね羽根。
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