JPH0618621B2 - 複数食材の混合装置 - Google Patents
複数食材の混合装置Info
- Publication number
- JPH0618621B2 JPH0618621B2 JP1302686A JP30268689A JPH0618621B2 JP H0618621 B2 JPH0618621 B2 JP H0618621B2 JP 1302686 A JP1302686 A JP 1302686A JP 30268689 A JP30268689 A JP 30268689A JP H0618621 B2 JPH0618621 B2 JP H0618621B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- stirring
- rotary container
- rotary
- rice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cereal-Derived Products (AREA)
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数食材の混合装置、例えば、五目飯など所
謂まぜ御飯やすし飯を作る回転式の複数食材の混合装置
に関するものである。
謂まぜ御飯やすし飯を作る回転式の複数食材の混合装置
に関するものである。
従来、2種類以上の食品などの原料の混合を行なう回転
式混合装置としては、特公昭62−57371号公報に
開示されたものが知られている。
式混合装置としては、特公昭62−57371号公報に
開示されたものが知られている。
この公報に開示されている回転式混合装置は、回転軸方
向に長い円筒形の回転容器に原料投入口と取出口を設け
ると共に、該回転容器の内部に該回転軸心と斜交する仕
切板を設けたもので、かゝる仕切板があることにより回
転中の二種以上の原料は、円周方向の移動に軸方向への
移動が加わって短時間に充分均質に混合されるものであ
る。
向に長い円筒形の回転容器に原料投入口と取出口を設け
ると共に、該回転容器の内部に該回転軸心と斜交する仕
切板を設けたもので、かゝる仕切板があることにより回
転中の二種以上の原料は、円周方向の移動に軸方向への
移動が加わって短時間に充分均質に混合されるものであ
る。
しかしながら、上記従来の回転式混合装置を、例えばす
し飯や五目飯などの所謂まぜ御飯を作るのに用いた場
合、下記の述べるような問題点を有する。
し飯や五目飯などの所謂まぜ御飯を作るのに用いた場
合、下記の述べるような問題点を有する。
(1)原料を撹拌する部材として仕切板を利用しているの
で、原料に対する圧力が強くなりがちで、例えば米飯の
一部を必要以上に練り込んでしまう不都合が避けられな
かった。
で、原料に対する圧力が強くなりがちで、例えば米飯の
一部を必要以上に練り込んでしまう不都合が避けられな
かった。
(2)一方、粘性を有する米飯の一部が仕切板に付着して
団子状態になってしまう不都合も避けられなかった。
団子状態になってしまう不都合も避けられなかった。
本発明は、従来装置の有する上記のような問題点に鑑み
なされたもので、粘性を有する米飯とまぜ御飯用の具、
食酢等を短時間で均一に混合することが可能な複数食材
の混合装置を提供することを目的とする。
なされたもので、粘性を有する米飯とまぜ御飯用の具、
食酢等を短時間で均一に混合することが可能な複数食材
の混合装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解消するために、本発明に係る複数食材の
混合装置は、回転軸心が水平方向となるよう回転せしめ
られる回転容器を設け、該回転容器の内部に、複数本の
撹拌バーを所定の間隔を置いて回転軸心と略平行となる
うに筒状に形成してなる撹拌部材を配置したことを特徴
とする。
混合装置は、回転軸心が水平方向となるよう回転せしめ
られる回転容器を設け、該回転容器の内部に、複数本の
撹拌バーを所定の間隔を置いて回転軸心と略平行となる
うに筒状に形成してなる撹拌部材を配置したことを特徴
とする。
先ず、操作ハンドルを操作することで、回転容器をその
開口部が真上に向くように立架させる。
開口部が真上に向くように立架させる。
この状態で開口部に冠着した蓋体を取り外し、回転容器
の内部に、炊き上げた御飯と食酢、あるいはまぜ御飯用
の具材など複数食材を投入し、再び蓋体を冠着して回転
容器を密閉する。
の内部に、炊き上げた御飯と食酢、あるいはまぜ御飯用
の具材など複数食材を投入し、再び蓋体を冠着して回転
容器を密閉する。
そして、再び操作ハンドルを操作することで、回転容器
をその回転軸心が水平となるように横架させる。この状
態でモータを駆動して回転容器を回転させると、当該回
転容器内の米飯と食酢あるいは具材は回転容器の回転に
伴って回転する撹拌部材によって均一に混合される。
をその回転軸心が水平となるように横架させる。この状
態でモータを駆動して回転容器を回転させると、当該回
転容器内の米飯と食酢あるいは具材は回転容器の回転に
伴って回転する撹拌部材によって均一に混合される。
すなわち、回転容器内では撹拌部材として、撹拌バーの
筒状体が内蔵されているため、回転容器の回転に伴って
上昇と落下を繰り返えす前記の複数食材は、その途中で
各撹拌バーに当って砕けることで優れた撹拌効果を発揮
する。
筒状体が内蔵されているため、回転容器の回転に伴って
上昇と落下を繰り返えす前記の複数食材は、その途中で
各撹拌バーに当って砕けることで優れた撹拌効果を発揮
する。
そして、この間、送風機を作動させ回転容器の蓋体の送
風兼排風穴に臨ませた送風パイプより回転容器内部へ送
風すると、回転容器内を循環して送風兼排風穴より外部
に排風される。
風兼排風穴に臨ませた送風パイプより回転容器内部へ送
風すると、回転容器内を循環して送風兼排風穴より外部
に排風される。
こうして米粒の表面を冷して皮膜を形成させることで美
味で且つ艶のあるすし飯やまぜ御飯などが得られる。
味で且つ艶のあるすし飯やまぜ御飯などが得られる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
1は一端が開口1aせしめられた円筒形の回転容器であ
る。
る。
2は該回転容器1の外周の略中央部に若干の間隙を置い
て外挿された支持環で、その前部端面には複数個(実施
例では4個)のローラー3が等間隔に軸支されており、
該ローラー3により前記回転容器1は回転自由に支持さ
れる。
て外挿された支持環で、その前部端面には複数個(実施
例では4個)のローラー3が等間隔に軸支されており、
該ローラー3により前記回転容器1は回転自由に支持さ
れる。
4は前記支持環2の両側に固着されたコ字型のフレーム
で、該フレーム4の支持環2のやゝ後方には水平な支軸
5が各突設されている。
で、該フレーム4の支持環2のやゝ後方には水平な支軸
5が各突設されている。
一方、前記フレーム4の後面片側には回転容器1の駆動
ボックス6が固設されている。
ボックス6が固設されている。
7はキャスター8付のベース板9の上面両側に植設され
た支柱体で、前記フレーム4の両側に突設された支軸5
が上記支柱体7の上方に回動自在に軸承されている。
た支柱体で、前記フレーム4の両側に突設された支軸5
が上記支柱体7の上方に回動自在に軸承されている。
そして、片方(図では右側)の支軸5の外端には手動の
ハンドル10が取着され、該ハンドル10を回動操作するこ
とで、前記支持環2へのローラー3を介して支持されい
ている回転容器1は約90度その回動位置が調整される。
ハンドル10が取着され、該ハンドル10を回動操作するこ
とで、前記支持環2へのローラー3を介して支持されい
ている回転容器1は約90度その回動位置が調整される。
すなわち、食材aの撹拌時や取出し時には第1図に示す
ように回転軸心が水平となるよう回転容器1を横架さ
せ、一方食材aの投入時などには第3図に示すように開
口部1aが上方に向くよう回転容器1を立架させる。
ように回転軸心が水平となるよう回転容器1を横架さ
せ、一方食材aの投入時などには第3図に示すように開
口部1aが上方に向くよう回転容器1を立架させる。
次に、11は回転容器1の開口部1aに密閉状態に冠着され
る蓋体で、回転容器1の先端外周に設けた複数個(実施
例では4個)の締結金具12で取り外し自在とすると共
に、中央には送風兼排風穴13が開口されている。
る蓋体で、回転容器1の先端外周に設けた複数個(実施
例では4個)の締結金具12で取り外し自在とすると共
に、中央には送風兼排風穴13が開口されている。
この送風兼排風穴13の周縁には、外方へ突出するテーパ
13aが形成され、撹拌中の食材aのはみ出しを防止して
いる。
13aが形成され、撹拌中の食材aのはみ出しを防止して
いる。
14は本発明の主要構成要素をなす撹拌部材で、円筒形の
回転容器1内に引き抜き自在に内蔵される。
回転容器1内に引き抜き自在に内蔵される。
すなわち、複数本の撹拌バー14aを所定の間隔を置いて
回転容器の回転軸心と略平行となるよう筒状に形成する
と共に、各前後端を支持リング14bによって連結するこ
とで補強させた撹拌部材14をその前端側の支持リング14
bの突軸14b′を円環状のホルダー14cに内設することで
全体が組み立てられる。
回転容器の回転軸心と略平行となるよう筒状に形成する
と共に、各前後端を支持リング14bによって連結するこ
とで補強させた撹拌部材14をその前端側の支持リング14
bの突軸14b′を円環状のホルダー14cに内設することで
全体が組み立てられる。
撹拌部材14の形状は第5図に示す角筒状のほか、第6図
に示す円筒状に形成しても良い。
に示す円筒状に形成しても良い。
而して、前記ホルダー14cはその外径が回転容器1に納
まるようその内径に略一致させると共に、撹拌バー14a
の長さは回転容器1の内底部に接するよう容器の長さに
略一致させてあり、且つ筒状の撹拌部材14の内径及び撹
拌部材14と回転容器1の内壁との間隔は第4図に示すよ
うに全てを略等しくさせるのが望ましい。
まるようその内径に略一致させると共に、撹拌バー14a
の長さは回転容器1の内底部に接するよう容器の長さに
略一致させてあり、且つ筒状の撹拌部材14の内径及び撹
拌部材14と回転容器1の内壁との間隔は第4図に示すよ
うに全てを略等しくさせるのが望ましい。
なお、前記の回転容器1の内壁及び各撹拌部材14にはテ
フロン被膜(図示しない)を塗布形成する。
フロン被膜(図示しない)を塗布形成する。
次に、回転容器1の回転駆動機構について説明すると、
フレーム4の後面に固設された駆動ボックス6内には、
モータ15が収納され、該モータ15の駆動力は各種歯車機
構16を介して回転容器1の底部中央に突設された回転軸
17に伝達され、回転容器1を所定速度で図中矢印方向へ
回転させるようになっている。
フレーム4の後面に固設された駆動ボックス6内には、
モータ15が収納され、該モータ15の駆動力は各種歯車機
構16を介して回転容器1の底部中央に突設された回転軸
17に伝達され、回転容器1を所定速度で図中矢印方向へ
回転させるようになっている。
次に、18はベース板9上の台部19に載設された送風機
で、先端の送風口には略L型の送風パイプ18aが連結さ
れている。
で、先端の送風口には略L型の送風パイプ18aが連結さ
れている。
この送風パイプ18aの先端は、使用時にあっては回転容
器1の蓋体11の送風兼排風穴13の中央に近接配設される
が、不用な時には第3図に示すように側方へ排除できる
ように旋回可能に構成されている。
器1の蓋体11の送風兼排風穴13の中央に近接配設される
が、不用な時には第3図に示すように側方へ排除できる
ように旋回可能に構成されている。
なお、図中20は一方の支柱体7の上端に設けられた操作
ボックスを示す。
ボックスを示す。
以上のように本発明に係る複数食材の混合装置は、回転
軸心が水平となるよう回転せしめられる回転容器1の内
部に該回転容器と共に回転する一対の撹拌部材14を内蔵
し、該撹拌部材14は複数本の撹拌バー14aを所定の間隔
を置いて筒状に構成したもので、回転中の回転容器1内
の複数食材aは上昇と落下を繰り返す途中において各撹
拌バー14aに当って砕けることで優れた撹拌効果を発揮
する。
軸心が水平となるよう回転せしめられる回転容器1の内
部に該回転容器と共に回転する一対の撹拌部材14を内蔵
し、該撹拌部材14は複数本の撹拌バー14aを所定の間隔
を置いて筒状に構成したもので、回転中の回転容器1内
の複数食材aは上昇と落下を繰り返す途中において各撹
拌バー14aに当って砕けることで優れた撹拌効果を発揮
する。
すなわち、固定した回転容器内で撹拌板だけが回転し内
部の食材を積極的に撹拌するのと比較して、食材の自然
落下方式による撹拌混合であることから、例えばもとも
と粘性を有する米飯を必要以上に粘り込むことがないも
のである。
部の食材を積極的に撹拌するのと比較して、食材の自然
落下方式による撹拌混合であることから、例えばもとも
と粘性を有する米飯を必要以上に粘り込むことがないも
のである。
また、米飯が撹拌板に付着して団子状態になることもな
い。
い。
斯くして、本発明の混合装置によれば、複数の食材を短
時間で均一に混合でき、特に素人では中々難しい米飯と
食酢の調合、すなわちすし飯の調合器として極めて有用
なものである。
時間で均一に混合でき、特に素人では中々難しい米飯と
食酢の調合、すなわちすし飯の調合器として極めて有用
なものである。
第1図は本発明に係る複数食材の混合装置の正面図、第
2図は同上の一部を切欠いた平面図、第3図は回転容器
を立てた状態を示す同上の正面図、第4図は回転容器の
側断面図、第5図及び第6図は撹拌部材の斜視図、第7
図は撹拌部材による食材の撹拌状態を示す説明図であ
る。 図中主要符号 1……回転容器 14……撹拌部材 14a……撹拌バー
2図は同上の一部を切欠いた平面図、第3図は回転容器
を立てた状態を示す同上の正面図、第4図は回転容器の
側断面図、第5図及び第6図は撹拌部材の斜視図、第7
図は撹拌部材による食材の撹拌状態を示す説明図であ
る。 図中主要符号 1……回転容器 14……撹拌部材 14a……撹拌バー
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸心が水平方向となるよう回転せしめ
られる回転容器を設け、該回転容器の内部に、複数本の
撹拌バーを所定の間隔を置いて回転軸心と略平行となる
ように筒状に形成してなる撹拌部材を配設したことを特
徴とする複数食材の混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302686A JPH0618621B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 複数食材の混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1302686A JPH0618621B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 複数食材の混合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03161038A JPH03161038A (ja) | 1991-07-11 |
JPH0618621B2 true JPH0618621B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=17911973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1302686A Expired - Lifetime JPH0618621B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 複数食材の混合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618621B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5832328B2 (ja) * | 2012-02-17 | 2015-12-16 | 株式会社オーディオテクニカ | 米飯撹拌装置用ドラム |
JP7077218B2 (ja) * | 2018-12-28 | 2022-05-30 | 株式会社クボタ | 食材混合機 |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP1302686A patent/JPH0618621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03161038A (ja) | 1991-07-11 |
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