JPH08224056A - 食材の混練羽根 - Google Patents

食材の混練羽根

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Publication number
JPH08224056A
JPH08224056A JP5647195A JP5647195A JPH08224056A JP H08224056 A JPH08224056 A JP H08224056A JP 5647195 A JP5647195 A JP 5647195A JP 5647195 A JP5647195 A JP 5647195A JP H08224056 A JPH08224056 A JP H08224056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
food material
container
kneading
rotational direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5647195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Shiotani
吉弘 塩谷
Masaru Wakao
賢 若尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kunimori Kagaku Co Ltd
Original Assignee
Kunimori Kagaku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kunimori Kagaku Co Ltd filed Critical Kunimori Kagaku Co Ltd
Priority to JP5647195A priority Critical patent/JPH08224056A/ja
Publication of JPH08224056A publication Critical patent/JPH08224056A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡易な構造により食材全体を効率的で、かつ均
一に混練して練りむらをなくすことができる食材の混練
羽根の提供。 【構成】容器内の回転軸に取付けられボス部の外周上部
に、回転方向側に回転方向に向かって徐々に上方傾斜す
る上方テーパ面を有したカッター部及び回転方向反対側
に回転方向と反対側に向かって徐々に上方傾斜する上方
傾斜部を有した第1羽根を放射方向へ延出するように設
ける。第1羽根と反対側に位置するボス部の外周下部
に、回転方向側に回転方向へ向かって徐々に下方傾斜す
る下方テーパ面を有したカッター部及び回転方向反対側
に回転方向と反対側へ向かって徐々に上方傾斜する上方
傾斜部を有した第2羽根を放射方向へ延出するように設
ける。第1羽根により容器内の上部に位置する食材を下
方へ押圧しながら切断した後に上方へ押し上げると共に
第2羽根により容器内の下部に位置する食材を切断しな
がら上方へ押し上げることにより容器内にて食材を循環
移動させながら混練する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、調理装置に取付けら
れてパン生地、麺生地等の各種食材を混練する食材の混
練羽根に関する。
【0002】
【従来技術】例えば電動調理装置にあっては、ボール容
器内の回転軸に混練羽根を取付け、該混練羽根の回転に
伴って食材を混練している。
【0003】上記混練羽根としては、回転軸に取付けら
れるボス部外周の上部及び下部に、回転方向側の先端が
鋭利な羽根を、回転軸を中心とする対称位置にて半径方
向へ延出するように一体形成した構成からなる。
【0004】そして上記混練羽根は、ボール容器内の食
材をその回転に伴って切断しながら下側へ押し付けて混
練している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造の混練羽根にあっては、食材を下方へ押し付ける作用
しかないため、上部の羽根により下方の食材しか混練で
きなかった。このため、上部の羽根より上方に位置する
食材を混練することができず、練りむらが生じる問題を
有している。
【0006】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたものであり、その目的とするところ
は、簡易な構造により食材全体を効率的で、かつ均一に
混練して練りむらをなくすことができる食材の混練羽根
を提供することにある。
【0007】
【問題点を解決するための手段】このため本発明は、容
器内の回転軸に取付けられボス部の外周上部にて放射方
向へ延出するように設けられ、回転方向側に回転方向に
向かって徐々に上方傾斜する上方テーパ面を有したカッ
ター部及び回転方向反対側に回転方向と反対側に向かっ
て徐々に上方傾斜する上方傾斜部が一体形成された第1
羽根と、第1羽根と反対側に位置するボス部の外周下部
にて放射方向へ延出するように設けられ、回転方向側に
回転方向へ向かって徐々に下方傾斜する下方テーパ面を
有したカッター部及び回転方向反対側に回転方向と反対
側へ向かって徐々に上方傾斜する上方傾斜部が一体形成
された第2羽根とを備え、第1羽根により容器内の上部
に位置する食材を下方へ押圧しながら切断した後に上方
へ押し上げると共に第2羽根により容器内の下部に位置
する食材を切断しながら上方へ押し上げることにより容
器内にて食材を循環移動させながら混練することを特徴
としている。
【0008】
【発明の作用】本発明は上記のように構成されるため、
容器内に投入された食材の内、上方の食材は第1羽根の
カッター部により下方へ押圧されながら切断された後に
上方へ押し上げられる。又、容器内の下方に位置する食
材は第2羽根のカッター部により上方へ押し上げられな
がら切断された後に上方へ押し上げられる。これにより
食材は容器内にて上下方向へ循環させられながら混練さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る食材の混練羽根を示す図
面に従って説明する。
【0010】図1は混練羽根の斜視図である。
【0011】図2は混練羽根が取付けられる電動調理装
置を示す一部破断斜視図である。
【0012】図3は図1のIII-III 線縦断面図である。
【0013】図4は図1のIV-IV 線縦断面図である。
【0014】図5は図1のV-V 線縦断面図である。
【0015】混練羽根1が取付けられる電動調理装置3
は電動モーター(図示せず)が内蔵された駆動部本体5
にボール容器7が着脱可能に取付けられている。該ボー
ル容器7の底面中心部には円筒壁部9が外部と連通する
ように一体形成され、該円筒壁部9内の中心に電動モー
ターの回転軸11が位置される。そして円筒壁部9内の
回転軸11には混練羽根1が円筒壁部9を覆うように取
付けられる。尚、本発明に係る混練羽根1は電動調理装
置3の構造により限定されるものではなく、ボール容器
7内にて回転して食材を混練するものであればよい。
【0016】混練羽根1のボス部13は円筒壁部9内に
位置する回転軸11に対して回り止め可能に挿嵌され、
該ボス部13の周囲には垂下円筒部15が、ボス部13
との間に円筒壁部9を非接触状態で位置させるように一
体形成されている。そして該垂下円筒部15外周の上部
及び下部には第1及び第2羽根17・19が、対角位置
にて放射方向へ延出するように一体形成されている。
【0017】各第1及び第2羽根17・19はその回転
方向側に平面状部17a・19aが、又回転方向反対側
に、回転方向と反対側に向って徐々に上方傾斜する上方
傾斜部17b・19bが夫々一体形成されている。そし
て上方に位置する第1羽根17における平面状部17a
の回転方向端面には回転方向に向って徐々に上方傾斜す
るテーパ状のカッター部17cが、又下方に位置する第
2羽根19における平面状部19aの回転方向端面には
回転方向に向って徐々に下方傾斜するテーパ状のカッタ
ー部19cが夫々形成されている。
【0018】次に、上記のように形成された混練羽根1
の混練作用を説明する。
【0019】図6は第1羽根による混練作用を説明する
説明図である。
【0020】図7は第2羽根による混練作用を説明する
説明図である。
【0021】円筒壁部9内に位置する回転軸11にボス
部13を挿嵌して混練羽根1を取付けた後に、例えば混
練しようとする食材としてのパン生地21をボール容器
7内に投入して電源スイッチをON操作すると、該混練
羽根1は電動モーターの駆動に伴って図2に示す反時計
方向へ回転される。
【0022】この混練羽根1の回転に伴ってボール容器
7の上方に位置するパン生地21は図6に示すようにカ
ッター部17cにより切断されながらそのテーパ面によ
り下方へ押圧された後に上方傾斜部17bにより上方へ
押し上げられる。又、ボール容器7の下方に位置するパ
ン生地21は図7に示すようにカッター部19cにより
切断されながらそのテーパ面及び上方傾斜部19bによ
り上方へ押し上げられる。このため、ボール容器7内の
パン生地21は上下方向へ順次移動しながら混練され
る。
【0023】即ち、混練羽根1はボール容器7内のパン
生地21を、第1羽根17による押圧切断作用及び押し
上げ作用と第2羽根19による押し上げ切断作用及び押
し上げ作用とにより下方から上方へ全体的に循環させな
がらほぼ均一となるように混練することができ、練りむ
らをなくすことができる。
【0024】上記説明において混練される食材をパン生
地としたが、この外に麺生地、スパゲッティー等のパス
タ生地、魚肉のすり身の生地等であってもよい。
【0025】
【発明の効果】このため本発明は、簡易な構造により食
材全体を効率的で、かつ均一に混練して練りむらをなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】混練羽根の斜視図である。
【図2】混練羽根が取付けられる電動調理装置を示す一
部破断斜視図である。
【図3】図1のIII-III 線縦断面図である。
【図4】図1のIV-IV 線縦断面図である。
【図5】図1のV-V 線縦断面図である。
【図6】第1羽根による混練作用を説明する説明図であ
る。
【図7】第2羽根による混練作用を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 混練羽根 7 ボール容器 13 ボス部 15 垂下円筒部 17 第1羽根 17b 上方傾斜部 17c カッター部 19 第2羽根 19b 上方傾斜部 19c カッター部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内の回転軸に取付けられボス部の外周
    上部にて放射方向へ延出するように設けられ、回転方向
    側に回転方向に向かって徐々に上方傾斜する上方テーパ
    面を有したカッター部及び回転方向反対側に回転方向と
    反対側に向かって徐々に上方傾斜する上方傾斜部が一体
    形成された第1羽根と、第1羽根と反対側に位置するボ
    ス部の外周下部にて放射方向へ延出するように設けら
    れ、回転方向側に回転方向へ向かって徐々に下方傾斜す
    る下方テーパ面を有したカッター部及び回転方向反対側
    に回転方向と反対側へ向かって徐々に上方傾斜する上方
    傾斜部が一体形成された第2羽根とを備え、第1羽根に
    より容器内の上部に位置する食材を下方へ押圧しながら
    切断した後に上方へ押し上げると共に第2羽根により容
    器内の下部に位置する食材を切断しながら上方へ押し上
    げることにより容器内にて食材を循環移動させながら混
    練する食材の混練羽根。
JP5647195A 1995-02-20 1995-02-20 食材の混練羽根 Pending JPH08224056A (ja)

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JP5647195A JPH08224056A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 食材の混練羽根

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5647195A JPH08224056A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 食材の混練羽根

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JPH08224056A true JPH08224056A (ja) 1996-09-03

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JP5647195A Pending JPH08224056A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 食材の混練羽根

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007013415A1 (ja) * 2005-07-25 2009-02-05 東京インキ株式会社 分散装置および方法、分散体製造方法
JP2011050576A (ja) * 2009-09-02 2011-03-17 Sanyo Electric Co Ltd 自動製パン機
CN105080677A (zh) * 2015-08-31 2015-11-25 苏州富通高新材料科技股份有限公司 一种板材加工用粉碎装置

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