JPH0611383U - 電気装置用筺体 - Google Patents

電気装置用筺体

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Publication number
JPH0611383U
JPH0611383U JP5528592U JP5528592U JPH0611383U JP H0611383 U JPH0611383 U JP H0611383U JP 5528592 U JP5528592 U JP 5528592U JP 5528592 U JP5528592 U JP 5528592U JP H0611383 U JPH0611383 U JP H0611383U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
case
angle
bent portion
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5528592U
Other languages
English (en)
Inventor
隆夫 茶木
朋典 小田
Original Assignee
クラリオン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by クラリオン株式会社 filed Critical クラリオン株式会社
Priority to JP5528592U priority Critical patent/JPH0611383U/ja
Publication of JPH0611383U publication Critical patent/JPH0611383U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートシンク1とケース2間の隙間をなくす
と共に、ヒートシンクの取り付け作業を良くし、冷却効
果を高める。 【構成】 ヒートシンク1の鈍角度の角度Aとの和がほ
ぼ180度となるような角度Bに折り曲げられた折曲部
4を備えたケース2を用いる。また、ケース2の折曲部
4にスリット状の穴5を形成して弾力性を持たせると共
に、放熱用通路として働かせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ヒートシンクをその端面が外側に配置されるように取り付ける電気 装置用筺体に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種電気装置において、ヒートシンクをネジ止め、嵌合等の適宜の手段によっ て金属製、樹脂製等の筺体としてのケースに取り付けた構造が知られている。
【0003】 図6はその一例を示すもので、ヒートシンク1の鈍角Aを有する端面1aが、 ケース2の端2aに合わせるように取り付けられている。また、図7はその他の 例を示すもので、ヒートシンク1の鈍角Aを有する端面1aが、折曲部4を有す るケース2のその折曲部4に合わせるように取り付けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来の電気装置用筺体には各々次のような問題が存在している。 (1)まず、図6の例においては、ヒートシンク1とケース2間に隙間3ができ てこれが外部から見えるので、外観上見栄えが悪くなる。また、ケース2の端2 aとヒートシンク1の合わせ具合がケース2の寸法誤差によってばらついて、場 合によってはヒートシンク1に当たり嵌め合わないことがある。 (2)次に、図7の例においては、図6と同様に隙間3ができ、しかもケース2 の寸法誤差のばらつきによっては、ヒートシンク1に折曲部4が当たることにな り、このときも(1)と同様にヒートシンク1に当たり嵌め合わなくなることが ある。
【0005】 本考案は以上のような問題に対処してなされたもので、従来の問題を解決する ようにした電気装置用筺体を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、鈍角な端面を有するヒートシンクを該端 面が外側に配置されるように取り付ける電気装置用筺体において、前記ヒートシ ンクの鈍角な端面との対向部は、該鈍角部の角度との和がほぼ180度となるよ うな角度に折り曲げられた折曲部を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
ヒートシンクの鈍角な端面との対向部がこの鈍角部の角度との和がほぼ180 度となるような角度に折り曲げられた折曲部を備えることにより、ヒートシンク とケース間に隙間はできなくなる。
【0008】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の実施例を示す横断面図で、ヒートシンク1の鈍角Aを有する端 面1aに対して、筺体となるケース2の対向部は鈍角Aとの角度との和がほぼ1 80度となるような角度Bに折り曲げられた折曲部4を備えている。
【0009】 図2はケース2を示す斜視図で、折曲部4にはスリット状の穴5が形成されて いる。このように折曲部4にスリット状の穴5を形成することにより、折曲部4 に弾力性を持たせることができる。この結果、ヒートシンク1の端面1aとの組 み合わせ時には、図3に示すように角度Bが小さくなるように折曲部4を容易に 折り曲げることができ、また組込み完了時には図4に示すように角度Bが元に戻 るように折曲部4を容易に拡げることができる。
【0010】 図5は本実施例によって得られた電気装置の一例を示す斜視図で、ヒートシン ク1が取り付けられたケース2内には電気装置を構成するための多数の部品が組 み込まれている。
【0011】 以上のような本実施例によれば、次のような効果を得ることができる。 (1)ケース2がヒートシンク1の端面1aの角度Aとの角度との和がほぼ18 0度となるような角度Bに折り曲げられた折曲部4を備えているので、ヒートシ ンク1とケース2間に隙間ができないため外観上見栄えが良くなる。 (2)ケース2の端2aとヒートシンク1の合わせ具合が良くなるので、ケース 2がヒートシンク1に当たり嵌め合わないことがなくなる。 (3)ケース2の折曲部4に形成したスリット状の穴5が放熱用通路として働く ため、ケース2内に組み込まれた多数の部品の発熱に対して冷却効果を高めるこ とができる。また、ヒートシンク1の取り付け作業時に折曲部4の角度Bを調整 することも可能である。なお、この穴5は特に設けなくても良い。
【0012】 なお、ケース2の折曲部4に形成するスリット状の穴5の形状及び配置は、目 的、用途等に応じて任意に設定することができる。さらにケース2の材料は金属 性でも絶縁性でも任意のものを選ぶことができ、またヒートシンク1の材料は熱 放散性に優れているものであれば、任意の金属を選ぶことができる。
【0013】
【考案の効果】
以上述べて明らかなように本考案によれば、ヒートシンクの鈍角部の角度との 和がほぼ180度となるような角度に折り曲げられた折曲部を備えたケースを用 いるようにしたので、ヒートシンクとケース間に隙間はできなくなり、またヒー トシンクの取り付け作業性を良くでき、さらに冷却効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す横断面図である。
【図2】本実施例に用いるケースの形状を示す斜視図で
ある。
【図3】本実施例に用いるケースの折曲部の角度を小さ
くする状態を示す斜視図である。
【図4】本実施例に用いるケースの折曲部の角度を拡げ
る状態を示す斜視図である。
【図5】本実施例によって得られた電気装置の一例を示
す斜視図である。
【図6】従来例を示す横断面図である。
【図7】他の従来例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ヒートシンク 1a ヒートシンクの端面 2 ケース 2a ケースの端 4 折曲部 5 スリット状の穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鈍角な端面を有するヒートシンクを該端
    面が外側に配置されるように取り付ける電気装置用筺体
    において、 前記ヒートシンクの鈍角な端面との対向部は、該鈍角部
    の角度との和がほぼ180度となるような角度に折り曲
    げられた折曲部を備えたことを特徴とする電気装置用筺
    体。
  2. 【請求項2】 前記折曲部には、少なくとも一つの穴が
    形成されたことを特徴とする請求項1記載の電気装置用
    筺体。
JP5528592U 1992-07-14 1992-07-14 電気装置用筺体 Pending JPH0611383U (ja)

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JP5528592U JPH0611383U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 電気装置用筺体

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JP5528592U JPH0611383U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 電気装置用筺体

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JPH0611383U true JPH0611383U (ja) 1994-02-10

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ID=12994318

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JP5528592U Pending JPH0611383U (ja) 1992-07-14 1992-07-14 電気装置用筺体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5335963U (ja) * 1976-09-01 1978-03-29

Cited By (1)

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