JPH0611324Y2 - 自動車用アウトドアハンドル - Google Patents

自動車用アウトドアハンドル

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JPH0611324Y2
JPH0611324Y2 JP1987166133U JP16613387U JPH0611324Y2 JP H0611324 Y2 JPH0611324 Y2 JP H0611324Y2 JP 1987166133 U JP1987166133 U JP 1987166133U JP 16613387 U JP16613387 U JP 16613387U JP H0611324 Y2 JPH0611324 Y2 JP H0611324Y2
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JP
Japan
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intermediate lever
lever
shaft
handle
automobile
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JP1987166133U
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JPH0173261U (ja
Inventor
寿和 木曽
Original Assignee
国産金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ドアハンドル、特に操作の容易な自動車用
アウトドアハンドルに関連する。
従来の技術 現在使用されている自動車用アウトドアハンドルは、手
動で上方に引いてドアロックのラッチを外すプルアップ
型と、ハンドル部を手で把持すると同時にハンドル部の
裏側に回動可能に取付けられた操作レバーを作動してド
アロックのラッチを外すグリップ型に大別される。プル
アップ型ドアハンドルは、ドアパネルの表面から突出し
ない利点があり、種々の乗用車に広く使用されている
が、手の平を上に向けて上方にハンドルを引かなければ
ならないので、開扉操作が多少煩瑣であり、閉扉時には
ドアハンドルを把持できない難点がある。この点で、グ
リップ型ドアハンドルはドアパネルの表面から僅かに突
出するが、人間工学的に自然に開扉操作を行うことがで
き、また、閉扉時にハンドルを確実に把持できるので、
閉扉操作も容易である。グリップ型ドアハンドルは、例
えば西独公開特許公報第2,809,706号又は米国
特許第2,397,671号に開示されている。
考案が解決しようとする問題点 ところで、従来のグリップ型ドアハンドルは、例えば米
国特許第4,158,299号公報に示される通り、ド
アの内部に回動可能に取付けられたレバーと操作レバー
との間隔が大きい。このため、操作レバーがドア内で内
側に大きく突出した。比較的大型の自動車では操作レバ
ーが内側に突出しても差し支えないのであるが、小型車
ではドアパネル内のスペースが小さいため、グリップ型
ドアハンドルを使用することができなかった。また、従
来のグリップ型ドアハンドルではレバー比が小さい。こ
のため、ドア内に設けられたロック装置を作動すると
き、操作レバーを引くには、大きな引張力を必要とし、
ドアハンドルのロック操作が重かった。
この考案は、上記欠点を解消し、操作レバーが内側に大
きく突出せずかつ軽い引張力で操作できる自動車用アウ
トドアハンドルを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案による自動車用アウトドアハンドルは、自動車
のドアパネルの外側に固定された細長いハンドル本体
と、ハンドル本体の裏側に固定された第一のシャフトに
回動可能に取り付けられた第一の中間レバーと、ハンド
ル本体の裏側に固定された第二のシャフトに回動可能に
取り付けられかつ第一の中間レバーに係合された第二の
中間レバーと、一端がハンドル本体に軸着されかつ他端
が第一の中間レバーに係合された操作レバーと、第二の
中間レバーの端部に係合されかつドアロック装置に作動
連結されたロッドとを備えている。この自動車用アウト
ドアハンドルでは、操作レバーと第一の中間レバーとの
係合部から第一のシャフトまでの距離は第一の中間レバ
ーと第二の中間レバーとの係合部から第一のシャフトま
での距離より長い。
作用 操作レバーに加えられた引張力は第一の中間レバー及び
第二の中間レバーを介してロック装置に大きいレバー比
で作動連結される。
実施例 以下、この考案の実施例を第1図〜第6図について説明
する。
第1図及び第2図はこの考案の自動車用アウトドアハン
ドルを作動する前の状態をそれぞれ示す平面図及び斜視
図である。また、第3図及び第4図は操作レバーを引い
て自動車用アウトドアハンドルを作動した状態をそれぞ
れ示す平面図及び斜視図である。自動車用アウトドアハ
ンドル10は、自動車のドアパネル25の外面に取付け
られる細長いハンドル本体11と、一端12aがハンド
ル本体11にシャフト13により軸着されかつ他端12
bが後述のようにドアロック装置に作動連結される操作
レバー12とを有する。
ハンドル本体11は、自動車のドアパネルの外面にねじ
21、22により固定される一端11aと他端11bを
有し、ハンドル本体11の裏側には第一の中間レバー1
4と第二の中間レバー15が回動可能に取付けられる。
第一の中間レバー14はハンドル本体11の他端11b
に取付けられた第一のシャフト16により回動可能に支
持される。第一の中間レバー14に一端14aは操作レ
バー12から内側に延びる他端12bに固定されたピン
17により操作レバー12に軸着される。このため、中
間レバー14の一端14aにはピン17を嵌合する長穴
14c(第3図)が形成される。操作レバー12の他端
12bは二又状に操作レバー12から内側に突出し、ピ
ン17が圧入される同軸孔12cが穿設される。ピン1
7は操作レバー12と第一の中間レバー14との係合部
を構成する。
第一の中間レバー14の他端14bは第二の中間レバー
15の一端15aに係合され、第二の中間レバー15の
他端15bに形成された孔15cにはドアロック装置に
作動連結されたロッド18(第2図)の折曲げ部が合成
樹脂製のコネクタ18aを介してが連結される。第二の
中間レバー15はハンドル本体11の他端11bに取付
けられた第二のシャフト19により回動可能に支持され
る。また、第3図に示すように、第一の中間レバー14
はばね20で時計方向の非作動位置へ付勢される。第一
の中間レバー14は垂直面上に取付けられたシャフト1
6の回りで水平面上で回動し、第二の中間レバー15は
水平面上に取付けられたシャフト19の回りで垂直面上
で回動する。第4図に示すように、第二の中間レバー1
5はばね23で反時計方向の非作動位置へ付勢される。
第3図に示すように、シャフト16からピン17までの
第一の中間レバー14の長さは、シャフト16から第二
の中間レバー15に係合する他端14bの長さより大き
い。また、第二の中間レバー15においてシャフト19
から孔15cまでの長さは、第二のシャフト19から一
端15aの第一の中間レバー14との係合部までの長さ
よりやや大きいか又はほぼ等しい。
上記構成において、操作レバー12を引くと操作レバー
12の他端12bが一端12aに取付けられたシャフト
13を中心に回動し、ピン17がドアパネル25の外側
に移動される。このため、第一の中間レバー14が第3
図で反時計方向に回転し、第4図の矢印Dに示すよう
に、第二の中間レバー15が時計方向に回転される。従
って、第二の中間レバー15の他端に接続されたロッド
18は第4図の矢印Dで示す下方に付勢されドアロッ
ク装置が作動される。
上述のように、この考案の自動車用アウトドアハンドル
では、第一の中間レバー14で大きなレバー比を得るこ
とができると共に、必要に応じて第二の中間レバー15
によってもある程度のレバー比を確保することが可能で
ある。また、第二の中間レバー15は水直面上で回動す
るため、操作レバー12の他端12b、第一の中間レバ
ー14及び第二の中間レバー15が限定されたスペース
のドアパネル内に大きく突出することがない。従来では
1個の中間レバーを使用してこの中間レバーのストロー
クを大きく設定したため、自動車用アウトドアハンドル
自体大きな高さを必要とした。しかし、この考案では2
個の中間レバーを使用したため、中間レバーを小型化し
て、アウトドアハンドルの高さを従来より小型化が可能
である。
この考案の上記実施例では変更が可能である。第一の中
間レバー14の一端14aはピン17により操作レバー
12に軸着されるが、第一の中間レバー14がばね20
で反時計方向の非作動位置へ付勢される状態では、一端
14aを操作レバー12に軸着せずに当接させてもよい
しかし、ばね20を省略してドアロック(図示せず)内
のばねの弾力を利用してもよい。
考案の効果 この考案では、従来の自動車用アウトドアハンドルに比
べて大きなレバー比を確保できるので、操作レバーを小
さな引張力で操作することができる。また、アウトドア
ハンドルを構成する各部品がドアパネル内に突出しない
ので、厚み方向に小型化することが可能となり、ドアパ
ネル内の部品配置空間が拡張される。従って、ドアパネ
ル内の部品設計の自由度が増大する。更に、従来では1
個の中間レバーを使用してこの中間レバーのストローク
を大きく設定したため、自動車用アウトドアハンドル自
体大きな高さを必要とした。しかし、この考案では2個
の中間レバーを使用したため、中間レバーを小型化し
て、アウトドアハンドルの高さを従来より小さくするこ
とができる。このように、この考案では、従来の自動車
用アウトドアハンドルに比べて、種々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の自動車用アウトドアハン
ドルを作動する前の状態をそれぞれ示す平面図及び斜視
図、第3図は第一の中間レバーを明示した断面図、第4
図は操作レバーを引いて自動車用アウトドアハンドルを
作動した後の状態を斜視図、第5図は第二の中間レバー
を取付けた状態を示す部分的背面図、第6図は第二の中
間レバーの背面図である。 10……自動車用アウトドアハンドル、11……ハンド
ル本体、11a……一端、11b……他端、12……操
作レバー、12a……一端、12b……他端、14……
第一の中間レバー、14a……一端、14b……他端、
15……第二の中間レバー、15a……一端、15b…
…他端、16……シャフト、18……ロッド、19……
シャフト、20……ばね、23……ばね、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドアパネルの外側に固定された細
    長いハンドル本体と、ハンドル本体の裏側に固定された
    第一のシャフトに回動可能に取り付けられた第一の中間
    レバーと、ハンドル本体の裏側に固定された第二のシャ
    フトに回動可能に取り付けられかつ第一の中間レバーに
    係合された第二の中間レバーと、一端がハンドル本体に
    軸着されかつ他端が第一の中間レバーに係合された操作
    レバーと、第二の中間レバーの端部に係合されかつドア
    ロック装置に作動連結されたロッドとを備えた自動車用
    アウトドアハンドルにおいて、 操作レバーと第一の中間レバーとの係合部から第一のシ
    ャフトまでの距離は第一の中間レバーと第二の中間レバ
    ーとの係合部から第一のシャフトまでの距離より長いこ
    とを特徴とする自動車用アウトドアハンドル。
  2. 【請求項2】第一の中間レバーと第二の中間レバーとの
    係合部から第二のシャフトまでの距離は第二の中間レバ
    ーに形成されたロッド用の孔から第二のシャフトまでの
    距離にほぼ等しいかこれより長い実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載の自動車用アウトドアハンドル。
  3. 【請求項3】第二の中間レバーは反時計方向の非作動位
    置へばねで付勢され、第一の中間レバーは水平面上で回
    動し、第二の中間レバーは垂直面上で回動する実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の自動車用アウトドアハン
    ドル。
JP1987166133U 1987-10-31 1987-10-31 自動車用アウトドアハンドル Expired - Lifetime JPH0611324Y2 (ja)

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JP1987166133U JPH0611324Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31 自動車用アウトドアハンドル

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JPH0173261U JPH0173261U (ja) 1989-05-17
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JP1987166133U Expired - Lifetime JPH0611324Y2 (ja) 1987-10-31 1987-10-31 自動車用アウトドアハンドル

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KR100602944B1 (ko) * 2004-11-11 2006-07-19 주식회사 신진화학 차량용 손잡이 및 금형
JP5320425B2 (ja) * 2011-03-25 2013-10-23 タキゲン製造株式会社 リフトアップ型ロックハンドル装置

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JPH0173261U (ja) 1989-05-17

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