JPH0611311Y2 - 雨切り笠木の取付け装置 - Google Patents
雨切り笠木の取付け装置Info
- Publication number
- JPH0611311Y2 JPH0611311Y2 JP15475087U JP15475087U JPH0611311Y2 JP H0611311 Y2 JPH0611311 Y2 JP H0611311Y2 JP 15475087 U JP15475087 U JP 15475087U JP 15475087 U JP15475087 U JP 15475087U JP H0611311 Y2 JPH0611311 Y2 JP H0611311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rain
- plate
- vertical plate
- joint connecting
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物躯体の張り出し部の下部に取付けられる
雨切り笠木の取付け装置に関する。
雨切り笠木の取付け装置に関する。
特開昭61-75152号公報に示すように、建物躯体の張り出
し部の下部に雨切り笠木をブラケットを介して取付けた
装置が知られている。
し部の下部に雨切り笠木をブラケットを介して取付けた
装置が知られている。
かかる雨切り笠木は断面略上向コ字状となり、張り出し
下部に取着したブラケットに係合して取付けられると共
に、隣接する雨切り笠木の端部相互を突き合せ連結した
ので、その突き合せ連結部より雨切り笠木内に雨水が侵
入したり、建物躯体の結露水が浸入することがある。
下部に取着したブラケットに係合して取付けられると共
に、隣接する雨切り笠木の端部相互を突き合せ連結した
ので、その突き合せ連結部より雨切り笠木内に雨水が侵
入したり、建物躯体の結露水が浸入することがある。
このように、雨切り笠木の内部には雨水や結露水が浸入
するので、その侵入した雨水や結露水の排水が重要とな
る。
するので、その侵入した雨水や結露水の排水が重要とな
る。
そこで、本考案は雨切り笠木内に浸入した雨水や結露水
をスムーズに排水できるようにした雨切り笠木の取付け
装置を提供することを目的とする。
をスムーズに排水できるようにした雨切り笠木の取付け
装置を提供することを目的とする。
横板と内・外側縦板で略上向コ字状となった雨切り笠木
を建物躯体の張り出し下部に取付けると共に、左右に隣
接する雨切り笠木間に亘って、その雨切り笠木の内面形
状と略同一形状で下向きの排水凹部を有するジョイント
連結板を嵌合し、このジョイント連結板と雨切り笠木の
横板との間に排水空間を形成して、雨切り笠木内に浸入
した雨水や結露水を排水空間を通して排水できるように
したものである。
を建物躯体の張り出し下部に取付けると共に、左右に隣
接する雨切り笠木間に亘って、その雨切り笠木の内面形
状と略同一形状で下向きの排水凹部を有するジョイント
連結板を嵌合し、このジョイント連結板と雨切り笠木の
横板との間に排水空間を形成して、雨切り笠木内に浸入
した雨水や結露水を排水空間を通して排水できるように
したものである。
第3図に示すように、建物外面は2階部分A2が1階部
分A1より室外側に張り出し、その建物躯体の張り出し
部Bの下部に雨切り笠木1がホルダー部材2を介して取
付けてある。
分A1より室外側に張り出し、その建物躯体の張り出し
部Bの下部に雨切り笠木1がホルダー部材2を介して取
付けてある。
前記雨切り笠木1は第1図に示すように、横板3と内側
縦板4と外側縦板5とで断面略上向コ字状となり、横板
3は内側より外側に向けて傾斜し、内側縦板4には横片
6が長手方向に亘って一体形成され、外側縦板5はクラ
ンク型に折曲し、かつ端縁には横片7が一体形成されて
いると共に、第2図に示すように隣接する一対の雨切り
笠木1,1の端部間に亘ってジョイント連結板10が嵌
合して連結されている。
縦板4と外側縦板5とで断面略上向コ字状となり、横板
3は内側より外側に向けて傾斜し、内側縦板4には横片
6が長手方向に亘って一体形成され、外側縦板5はクラ
ンク型に折曲し、かつ端縁には横片7が一体形成されて
いると共に、第2図に示すように隣接する一対の雨切り
笠木1,1の端部間に亘ってジョイント連結板10が嵌
合して連結されている。
該ジョイント連結板10は第1図に示すように横板11
と内側縦板12と外側縦板13とで断面略上向コ字状と
なり、横板11と外側縦板13とで下向きに開口した排
水凹部14を形成していると共に、外側縦板13は略ク
ランク型に折曲して前記雨切り笠木1の内面に接するよ
うに嵌合して排水凹部14と横板3との間に排水空間8
を形成し、雨切り笠木3の外側縦板5の内面とジョイン
ト連結板10の外側縦板13の外面とにおける長手方向
中間部にはEPT発泡体より成るAT材15が装着して
外部よりの雨水浸入を防止すると共に、雨切り笠木1と
ジョイント連結板10がガタツクことがないようにして
ある。
と内側縦板12と外側縦板13とで断面略上向コ字状と
なり、横板11と外側縦板13とで下向きに開口した排
水凹部14を形成していると共に、外側縦板13は略ク
ランク型に折曲して前記雨切り笠木1の内面に接するよ
うに嵌合して排水凹部14と横板3との間に排水空間8
を形成し、雨切り笠木3の外側縦板5の内面とジョイン
ト連結板10の外側縦板13の外面とにおける長手方向
中間部にはEPT発泡体より成るAT材15が装着して
外部よりの雨水浸入を防止すると共に、雨切り笠木1と
ジョイント連結板10がガタツクことがないようにして
ある。
また、ジョイント連結板10の横板11と内側縦板12
の外面は微細な波形状となり、その部分が目視された時
の見栄えを良くしていると共に、熱伸縮した時に傷がつ
かないようにしている。
の外面は微細な波形状となり、その部分が目視された時
の見栄えを良くしていると共に、熱伸縮した時に傷がつ
かないようにしている。
前記雨切り笠木1の端部にもジョイント連結板10が嵌
合され、このジョイント連結板10の端面にビス16で
端部閉塞板17が取付けてある。なお、ビス16はジョ
イント連結板10のビスホール18に螺入してあると共
に、端部閉塞板17とジョイント連結板10の端面10
aとの間にシール材19が介在してある。
合され、このジョイント連結板10の端面にビス16で
端部閉塞板17が取付けてある。なお、ビス16はジョ
イント連結板10のビスホール18に螺入してあると共
に、端部閉塞板17とジョイント連結板10の端面10
aとの間にシール材19が介在してある。
このようであるから、雨切り笠木1内に侵入した雨水や
結露水は排水空間8に沿って隣接する雨切り笠木1の端
部より排水される。
結露水は排水空間8に沿って隣接する雨切り笠木1の端
部より排水される。
なお、第4図に示すようにジョイント連結板10の横板
11に排水凹部14を複数形成して排水空間8を複数形
成しても良く、このようにすれば横板3を略水平として
も雨水や結露水をスムーズに排水できる。
11に排水凹部14を複数形成して排水空間8を複数形
成しても良く、このようにすれば横板3を略水平として
も雨水や結露水をスムーズに排水できる。
雨切り笠木1内に浸入した雨水や結露水を排水空間8よ
りスムーズに排水できる。
りスムーズに排水できる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は第2図のI−I
線断面図、第2図は雨切り笠木連結部の平面図、第3図
は建物躯体の概略縦断面図、第4図は他の実施例の断面
図である。 1は雨切り笠木、2はホルダー部材、3は横板、4は内
側縦板、5は外側縦板、8は排水空間、10はジョイン
ト連結板、11は横板、12は内側縦板、13は外側縦
板、14は排水凹部。
線断面図、第2図は雨切り笠木連結部の平面図、第3図
は建物躯体の概略縦断面図、第4図は他の実施例の断面
図である。 1は雨切り笠木、2はホルダー部材、3は横板、4は内
側縦板、5は外側縦板、8は排水空間、10はジョイン
ト連結板、11は横板、12は内側縦板、13は外側縦
板、14は排水凹部。
Claims (1)
- 【請求項1】横板3と内側縦板4と外側縦板5とにより
断面略上向コ字状となった雨切り笠木1を建物躯体の張
り出し部の下部にホルダー部材2を介して取付けると共
に、該左右に隣接する雨切り笠木1,1間に亘って、横
板11と内側縦板12と外側縦板13とで雨切り笠木1
の内面形状と略同一形状となり、かつ横板11に下向き
の排水凹部14を有するジョイント連結板10を嵌合し
て連結し、排水凹部14と雨切り笠木1の横板3との間
に排水空間8を形成したことを特徴とする雨切り笠木の
取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15475087U JPH0611311Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 雨切り笠木の取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15475087U JPH0611311Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 雨切り笠木の取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0161342U JPH0161342U (ja) | 1989-04-19 |
JPH0611311Y2 true JPH0611311Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31431760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15475087U Expired - Lifetime JPH0611311Y2 (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 雨切り笠木の取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611311Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH088190Y2 (ja) * | 1989-06-06 | 1996-03-06 | 積水化学工業株式会社 | 軒構造 |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP15475087U patent/JPH0611311Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0161342U (ja) | 1989-04-19 |
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