JPH0611167A - 空調システムにおける設定温度変更方法 - Google Patents

空調システムにおける設定温度変更方法

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JPH0611167A
JPH0611167A JP4190259A JP19025992A JPH0611167A JP H0611167 A JPH0611167 A JP H0611167A JP 4190259 A JP4190259 A JP 4190259A JP 19025992 A JP19025992 A JP 19025992A JP H0611167 A JPH0611167 A JP H0611167A
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cooling
spc
sph
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SPHとSPCを連動して変更する際、一方
が規制されても他方の省エネ方向への設定変更を可能と
し、冷房や暖房が無駄に行われることがないようにす
る。 【構成】 冷房設定温度SPCの上昇方向への設定に際
して、暖房設定温度SPHが暖房設定上限温度HHには
りつくと、SPHをHHにはりつかせたままで、SPC
のみを上昇させる。暖房設定温度SPHの下降方向への
設定に際して、冷房設定温度SPCが冷房設定下限温度
CCにはりつくと、SPCをCCにはりつかせたまま
で、SPHのみを降下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷房と暖房とを同一
時期に行うことが可能な空調システムにおける設定温度
変更方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は冷房と暖房とを同一時期に行う
ことが可能な空調機への冷水(CW)および温水(H
W)の供給状況を示し、熱源(図示せず)にて生成され
た冷水が供給通路2−1を介し空調機1の冷水コイル1
−1へ供給され、温水が供給通路2−2を介し空調機1
の温水コイル1−2へ供給される。供給通路2−1には
電動弁3−1が設けられ、供給通路2−2には電動弁3
−2が設けられている。これら電動弁3−1,3−2お
よび空調機1におけるファン1−3をコントローラ4が
制御する。
【0003】すなわち、コントローラ4には、制御室温
PVと冷房設定温度SPCと暖房設定温度SPHとが与
えられ、制御室温PVが冷房設定温度SPC以上である
場合(図13に示す領域)を冷房モードとして制御室
温PVの冷房設定温度SPCへの一致制御を行い、制御
室温PVが暖房設定温度SPH以下である場合(図13
に示す領域)を暖房モードとして制御室温PVの暖房
設定温度SPHへの一致制御を行う。また、コントロー
ラ4は、制御温度PVが冷房設定温度SPC以下で暖房
設定温度SPH以上である場合(図13に示す領域)
を送風モードとし、電動弁3−1および3−2を全閉状
態として、ファン1−3のみを回転させる。
【0004】ここで、本出願人は、冷房設定温度SPC
および暖房設定温度SPHのコントローラ4への設定変
更方法として、次のような方法を考えている。
【0005】すなわち、図14に示すような設定器5を
使用し、通常はその表示部5−1に制御室温PVを表示
させておく。冷房モードでアップキー5−2・ダウンキ
ー5−3の何れかが操作されれば、制御室温PVに代え
て現在の冷房設定温度SPCを表示させる。暖房モード
でアップキー5−2・ダウンキー5−3の何れかが操作
されれば、制御室温PVに代えて現在の暖房設定温度S
PHを表示させる。送風モードでアップキー5−2が操
作されれば、心理的に寒さを感じているあらわれとし
て、制御室温PVに代えて現在の暖房設定温度SPHを
表示させる。送風モードでダウンキー5−3が操作され
れば、心理的に暑さを感じているあらわれとして、制御
室温PVに代えて現在の冷房設定温度SPCを表示させ
る。これにより、変更したいと思っている設定温度が、
1回のキー操作により、表示部5−1に出現するものと
なる。
【0006】そして、この表示部5−1に出現している
設定温度について、アップキー5−2・ダウンキー5−
3を操作することにより、その値を変更する。この際、
表示されていない方の設定温度についても、冷房設定温
度SPCと暖房設定温度SPHとの温度幅ZEB(不感
帯:基本ゼロネナジバンド)を一定として、その値を連
動して変更する。なお、省エネの観点から、冷房設定下
限温度CCおよび暖房設定上限温度HHを定め、冷房設
定下限温度CC以下として冷房設定温度SPCを設定す
ることができないものとし、暖房設定上限温度HH以上
として暖房設定温度SPHを設定することができないも
のとする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな設定温度変更方法によると、ダウンキー5−3を操
作して暖房設定温度SPHを下降方向へ設定変更するに
際し、これと連動して降下する冷房設定温度SPCが冷
房設定下限温度CCにはりつくと(SPC=CC)、温
度幅ZEBに規制されてそれ以上暖房設定温度SPHを
下降方向(省エネ方向)へ設定変更することができず、
無駄な暖房が行われてしまうという問題が生じる。ま
た、これと同様にして、アップキー5−2を操作して冷
房設定温度SPCを上昇方向へ設定変更するに際し、こ
れと連動して上昇する暖房設定温度SPHが暖房設定上
限温度HHにはりつくと(SPH=HH)、温度幅ZE
Bに規制されてそれ以上冷房設定下限温度CCを上昇方
向(省エネ方向)へ設定変更することができず、無駄な
冷房が行われてしまうという問題が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、冷房設定温度SPC
の上昇方向への設定に際して、これと連動して上昇する
暖房設定温度SPHが暖房設定上限温度HHにはりつい
た場合、以降の上昇方向への温度設定操作に応じて温度
幅ZEBを拡げて冷房設定温度SPCを上昇させるよう
にし、暖房設定温度SPHの下降方向への設定に際し
て、これと連動して下降する冷房設定温度SPCが冷房
設定下限温度CCにはりついた場合、以降の下降方向へ
の温度設定操作に応じて温度幅ZEBを拡げて暖房設定
温度SPHを降下させるようにしたものである。
【0009】
【作用】したがってこの発明によれば、暖房設定温度S
PHが暖房設定上限温度HHにはりついても、冷房設定
温度SPCの上昇方向への設定が妨げられることがな
く、また冷房設定温度SPCが冷房設定下限温度CCに
はりついても、暖房設定温度SPHの下降方向への設定
が妨げられることがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る空調システムにおける設
定温度変更方法を詳細に説明する。
【0011】本実施例においては、先に示した図14に
おいて、設定器5の機能を異ならせている。以下、この
設定器を設定器5’として、区別して示す。
【0012】すなわち、本実施例において、設定器5’
は、通常、その表示部5−1にて制御室温PVを表示す
る。図3は表示部5−1での表示例を示し、運転中であ
れば、コントローラ4での冷暖モードすなわち「冷
房」,「送風」,「暖房」のいずれか、および「室温」
を点灯表示し、制御室温PVを室温値としてデジタル表
示する。なお、機種により、風量についても表示する。
【0013】図4は設定器5’での処理動作を示すゼネ
ラルフローであり、アップキー5−2・ダウンキー5−
3の何れかが操作されると、ステップ301での「キー
入力あり?」のYESに応じて、ステップ302へ進
む。ステップ302では、現在の表示が室温表示とされ
ているか否かをチェックし、室温表示とされていればス
テップ303へ進んで、表示設定温度決定処理を行う。
【0014】図5はこの表示設定温度決定処理を示すフ
ローチャートであり、先ずそのステップ501にて、コ
ントローラ4での冷暖モードをチェックする。
【0015】冷房モードであれば、ステップ502へ進
み、制御室温PVに代えて現在の冷房設定温度SPCを
表示する。具体的には、図3において、「冷房」および
「設定」を点滅表示させ、現在の冷房設定温度SPCを
デジタル表示する。
【0016】暖房モードであれば、ステップ503へ進
み、制御室温PVに代えて現在の暖房設定温度SPHを
表示する。具体的には、図3において、「暖房」および
「設定」を点滅表示させ、現在の暖房設定温度SPHを
デジタル表示する。
【0017】送風モードであれば、ステップ504へ進
み、操作されたキーをチェックする。アップキー5−2
の操作が確認された場合には、暖房設定温度SPHが暖
房設定上限温度HHにはりついていないかどうかをチェ
ックし(ステップ505)、はりついていなければステ
ップ503へ進んで先と同様にして暖房設定温度SPH
を表示し、はりついていればステップ502へ進んで先
と同様にして冷房設定温度SPCを表示する。ダウンキ
ー5−3の操作が確認された場合には、冷房設定温度S
PCが冷房設定下限温度CCにはりついていないかどう
かをチェックし(ステップ506)、はりついていなけ
ればステップ502へ進んで先と同様にして冷房設定温
度SPCを表示し、はりついていればステップ503へ
進んで先と同様にして暖房設定温度SPHを表示する。
【0018】そして、ゼネラルフローへ戻って設定温度
変更処理に進み(ステップ304)、表示部5−1に出
現している設定温度について、アップキー5−2・ダウ
ンキー5−3の操作に応じて、その値を変更する。この
際、表示されていない方の設定温度についても、温度幅
ZEBを一定として、その値を連動して変更する。但
し、本実施例においては、冷房設定温度SPCが冷房設
定下限温度CCにはりついていても、暖房設定温度SP
Hの下降方向(省エネ方向)への設定変更については、
温度幅ZEBを拡げてこれを行うことができる。また、
暖房設定温度SPHが暖房設定上限温度HHにはりつい
ていても、冷房設定温度SPCの上昇方向(省エネ方
向)への設定変更については、温度幅ZEBを拡げてこ
れを行うことができる。このステップ304での設定温
度変更処理の詳細については後述する。
【0019】ステップ304での設定温度変更処理が終
了すれば、ステップ301へ戻り、キー入力がなければ
ステップ305へ進む。そして、先のキー入力からn秒
経過するまでは設定温度の表示状況を維持し(ステップ
306)、先のキー入力からn秒経過すれば室温表示へ
戻す(ステップ307)。
【0020】また、先のキー入力からn秒経過するまで
に新たなキー入力があれば、ステップ302でのNOに
応じてステップ308へ進み、設定温度の表示状況を維
持したうえ、ステップ304での設定温度変更処理にの
ぞむ。
【0021】ここで、ステップ303での表示設定温度
決定処理について、冷房設定温度SPCと暖房設定温度
SPHと冷房設定下限温度CCと暖房設定上限温度HH
との関係が、図13に示した状況にある場合と図6に示
した状況にある場合とについて考えてみる。
【0022】図13に示した状況にある場合、制御室温
PVが領域にあれば(冷房モード)、アップキー5−
2・ダウンキー5−3の何れを操作しても、現在の冷房
設定温度SPCが表示される。制御室温PVが領域に
あれば(暖房モード)、アップキー5−2・ダウンキー
5−3の何れを操作しても、現在の暖房設定温度SPH
が表示される。制御室温PVが領域にあれば(送風モ
ード)、アップキー5−2の操作により現在の暖房設定
温度SPHが表示され、ダウンキー5−3の操作により
現在の冷房設定温度SPCが表示される。これにより、
変更したいと思っている設定温度が、1回のキー操作に
より、表示部5−1に出現する。
【0023】図6に示した状況にある場合、制御室温P
Vが領域にあれば(冷房モード)、アップキー5−2
・ダウンキー5−3の何れを操作しても、現在の冷房設
定温度SPCが表示される。制御室温PVが領域にあ
れば(暖房モード)、アップキー5−2・ダウンキー5
−3の何れを操作しても、現在の暖房設定温度SPHが
表示される。制御室温PVが領域にあれば(送風モー
ド)、アップキー5−2・ダウンキー5−3の何れを操
作しても、現在の暖房設定温度SPHが表示される。
【0024】すなわち、図6に示した状況にある場合、
送風モードでのダウンキー5−3の操作に応じて、冷房
設定温度SPCではなく暖房設定温度SPHが表示され
ることにより、現在の冷房設定温度SPCが冷房設定下
限温度CCにはりついており、冷房設定温度SPCを降
下させることができないことを事前に知ることができ
る。
【0025】一方、図4のステップ304での設定温度
変更処理では、表示部5−1に出現している設定温度に
対し、アップキー5−2・ダウンキー5−3の何れかが
操作されると、図1に示すフローチャートに従うステッ
プ101にて、表示されている設定温度が冷房設定温度
SPCであるのか暖房設定温度SPHであるのかをチェ
ックする。
【0026】今、表示されている設定温度が冷房設定温
度SPCであるものとすると、ステップ102へ進ん
で、操作されたキーがどちらのキーかをチェックする。
【0027】ステップ102において、ダウンキー5−
3の操作を確認すれば、冷房設定温度SPCが冷房設定
下限温度CCにはりついていないかどうかをチェックす
る(ステップ103)。冷房設定温度SPCが冷房設定
下限温度CCにはりついていなければ、暖房設定温度S
PHが暖房設定上限温度HHにはりついていないかどう
かをチェックする(ステップ104)。ステップ103
および104でのチェック結果が共にNOであれば、す
なわち図7に示す如き設定状態にあれば、冷房設定温度
SPCと暖房設定温度SPHとを温度幅ZEBを一定と
して、矢印▼で示すとおり連動してダウンする(ステッ
プ105)。
【0028】ステップ102において、アップキー5−
2の操作を確認すれば、暖房設定温度SPHが暖房設定
上限温度HHにはりついていないかどうかをチェックす
る(ステップ106)。暖房設定温度SPHが暖房設定
上限温度HHにはりついていなければ、冷房設定温度S
PCが冷房設定下限温度CCにはりついていないかどう
かをチェックする(ステップ107)。ステップ106
および107でのチェック結果が共にNOであれば、す
なわち図7に示す如き設定状態にあれば、冷房設定温度
SPCと暖房設定温度SPHとを温度幅ZEBを一定と
して、矢印▲で示すとおり連動してアップする(ステッ
プ108)。
【0029】ステップ103でのチェックにより、冷房
設定温度SPCが冷房設定下限温度CCにはりついてい
ることを確認すれば、冷房設定温度SPCおよび暖房設
定温度SPHは変更せずそのままの状態とする(ステッ
プ109)。
【0030】ステップ106でのチェックにより、暖房
設定温度SPHが暖房設定上限温度HHにはりついてい
ることを確認すれば、すなわち図8に示す如き設定状態
にあれば、暖房設定温度SPHを暖房設定上限温度HH
にはりつかせたままで、キー操作に応じた量αだけ温度
幅ZEBを拡げて、すなわち温度幅をZEB+αとし
て、冷房設定温度SPCのみを矢印▲で示すとおりアッ
プする(ステップ110)。温度幅がZEB+αとされ
た状態で、アップキー5−2が操作されれば、図9に示
す如く、そのキー操作量に応じて温度幅がZEB+βと
なり(α<β)、冷房設定温度SPCのみが矢印▲で示
すとおりアップする。
【0031】このように、本実施例によれば、暖房設定
温度SPHが暖房設定上限温度HHにはりついても、冷
房設定温度SPCの上昇方向への設定が妨げられること
がなく、冷房設定温度SPCの省エネ方向への設定変更
が行われ、冷房が無駄に行われてしまうという問題が生
じないものとなる。
【0032】温度幅がZEB+αとされた状態で、ダウ
ンキー5−3が操作されると、ステップ104でのYE
Sに応じてステップ111へ進み、このステップ111
での「SPC=SPH+ZEB?」のNOに応じてステ
ップ112へ進み、そのキー操作量に応じて温度幅がZ
EB+γとなり(α>γ)、冷房設定温度SPCのみが
ダウンされる。
【0033】さらに、ダウンキー5−3が操作されてS
PC=SPH+ZEBとなれば、ステップ111でのY
ESに応じてステップ105へ進み、図8に矢印▼で示
すとおり、冷房設定温度SPCと暖房設定温度SPHと
が温度幅ZEBを一定として、連動してダウンされる。
【0034】上述においては、表示されている設定温度
が冷房設定温度SPCである場合について述べたが、表
示されている設定温度が暖房設定温度SPHであれば、
ステップ101を経てステップ202へ進み(図2参
照)、冷房設定温度SPCが表示されている場合に対し
対象動作を行う。
【0035】この場合、冷房設定温度SPCが冷房設定
下限温度CCにはりついても、暖房設定温度SPHの下
降方向への設定が妨げられることがなく、暖房設定温度
SPHの省エネ方向への設定変更が行われ、暖房が無駄
に行われてしまうという問題が生じないものとなる。
【0036】なお、冷房設定温度SPCが冷房設定下限
温度CCにはりついた状態で、暖房設定温度SPHが温
度幅ZEBを拡げて下降方向へ設定されていた場合、冷
房設定温度SPCの表示状況でアップキー5−2が操作
されると、ステップ107を経てステップ113へ至
り、図10に矢印▲示すとおり、そのキー操作量に応じ
て冷房設定温度SPCをアップすると共に、暖房設定温
度SPHを一挙にアップし、SPH=SPC−ZEBと
する。すなわち、冷房設定温度SPCは、冷房モードか
送風モードでのキー操作により表示されるが、SPC>
SPH+ZEBの時は冷房モードでのキー操作によって
のみしか表示されない。よって、この場合、冷房設定温
度SPCをアップしたときには、室温変化に影響の少な
い暖房設定温度SPHは、ZEBを維持するように一挙
にアップすることが好ましい。
【0037】また、これと同様にして、暖房設定温度S
PHが暖房設定上限温度HHにはりついた状態で、冷房
設定温度SPCが温度幅ZEBを拡げて上昇方向へ設定
されていた場合、暖房設定温度SPHの表示状況でダウ
ンキー5−3が操作されると、ステップ207を経てス
テップ213へ至り、そのキー操作量に応じて暖房設定
温度SPHをダウンすると共に、冷房設定温度SPCを
一挙にダウンし、SPC=SPH+ZEBとする。
【0038】図11は冷房設定温度SPCと暖房設定温
度SPHとの移動関係をまとめた図であり、図示斜線で
示す範囲ではSPC=SPH+ZEBを保って連動して
動く。冷房設定温度SPCと暖房設定温度SPHとが上
昇方向へ動き、暖房設定温度SPHが暖房設定上限温度
HHにはりつくと、暖房設定温度SPHを暖房設定上限
温度HHにはりつかせたままで、冷房設定温度SPCの
みが上昇方向へ動く。冷房設定温度SPCと暖房設定温
度SPHとが下降方向へ動き、冷房設定温度SPCが冷
房設定下限温度CCにはりつくと、冷房設定温度SPC
を冷房設定下限温度CCにはりつかせたままで、暖房設
定温度SPHのみが下降方向へ動く。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、暖房設定温度SPHが暖房設定上限温度
HHにはりついても、冷房設定温度SPCの上昇方向へ
の設定が妨げられることがなく、また冷房設定温度SP
Cが冷房設定下限温度CCにはりついても、暖房設定温
度SPHの下降方向への設定が妨げられることがなく、
省エネ方向への設定変更を可能として、冷房や暖房が無
駄に行われてしまうという問題を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4に示したゼネラルフローにおける設定温度
変更処理において冷房設定温度SPCが表示されている
場合の動作を説明するためのフローチャート。
【図2】図4に示したゼネラルフローにおける設定温度
変更処理において暖房設定温度SPHが表示されている
場合の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】本発明に係る空調システムにおける設定温度変
更方法の適用された設定器での表示例を示す図。
【図4】この設定器での処理動作を示すゼネラルフロー
チャート。
【図5】図4に示したゼネラルフローにおける表示設定
温度決定処理を示すフローチャート。
【図6】冷房設定温度SPCが冷房設定下限温度CCに
はりついている状況を示す図。
【図7】図1に示したフローチャートに従う設定温度変
更処理の一形態を説明する図。
【図8】図1に示したフローチャートに従う設定温度変
更処理の一形態を説明する図。
【図9】図1に示したフローチャートに従う設定温度変
更処理の一形態を説明する図。
【図10】図1に示したフローチャートに従う設定温度
変更処理の一形態を説明する図。
【図11】冷房設定温度SPCと暖房設定温度SPHと
の移動関係をまとめた図。
【図12】冷房と暖房とを同一時期に行うことが可能な
空調機への冷水および温水の供給状況を示す図。
【図13】冷房設定温度SPCと暖房設定温度SPHと
冷房設定下限温度CCと暖房設定上限温度HHとの関係
を示す図。
【図14】設定器の概略正面図。
【符号の説明】
1 空調機 1−1 冷水コイル 1−2 温水コイル 1−3 ファン 3−1 電動弁 3−2 電動弁 4 コントローラ 5’ 設定器 5−1 表示部 5−2 アップキー 5−3 ダウンキー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上昇方向への温度設定操作に応じて冷房
    設定温度SPCと暖房設定温度SPHとをその温度幅Z
    EBを一定として連動して上昇させ、 下降方向への温度設定操作に応じて冷房設定温度SPC
    と暖房設定温度SPHとをその温度幅ZEBを一定とし
    て連動して降下させる空調システムにおける設定温度変
    更方法であって、 冷房設定温度SPCの上昇方向への設定に際して、これ
    と連動して上昇する暖房設定温度SPHが暖房設定上限
    温度HHにはりついた場合、以降の上昇方向への温度設
    定操作に応じて前記温度幅ZEBを拡げて冷房設定温度
    SPCを上昇させ、 暖房設定温度SPHの下降方向への設定に際して、これ
    と連動して下降する冷房設定温度SPCが冷房設定下限
    温度CCにはりついた場合、以降の下降方向への温度設
    定操作に応じて前記温度幅ZEBを拡げて暖房設定温度
    SPHを降下させることを特徴とする空調システムにお
    ける設定温度変更方法。
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