JPH06111209A - テープレコーダ - Google Patents
テープレコーダInfo
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- JPH06111209A JPH06111209A JP26333192A JP26333192A JPH06111209A JP H06111209 A JPH06111209 A JP H06111209A JP 26333192 A JP26333192 A JP 26333192A JP 26333192 A JP26333192 A JP 26333192A JP H06111209 A JPH06111209 A JP H06111209A
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- Japan
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- analog
- tape
- digital
- magnetic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープレコーダにおいて、磁気ヘッドのヘッ
ド素子をアナログ信号とデジタル信号に共用化し磁気ヘ
ッドの小型化と軽量化を行う。 【構成】 複数のトラックに対応するヘッド素子MR1
〜MR9を有する磁気ヘッドと、ヘッド素子MR1〜M
R9が再生したデジタル信号DO1〜DO9を取り出す
デジタル再生回路D・AMP1〜D・AMP9と、ヘッ
ド素子MR1〜MR9のうち選択されたヘッド素子MR
1〜MR3,MR5〜MR7に接続され、それらが再生
したアナログ信号AOL,AORを取り出すアナログ再
生回路A・AMP(L),A・AMP(R)と、デジタ
ル時には全てのヘツド素子MR1〜MR9をデジタル再
生回路D・AMP1〜D・AMP9に接続し、アナログ
時にはヘッド素子MR1〜MR3,MR5〜MR7をア
ナロク再生回路A・AMP(L),A・AMP(R)に
接続する切換手段SW1〜SW7とを備える。
ド素子をアナログ信号とデジタル信号に共用化し磁気ヘ
ッドの小型化と軽量化を行う。 【構成】 複数のトラックに対応するヘッド素子MR1
〜MR9を有する磁気ヘッドと、ヘッド素子MR1〜M
R9が再生したデジタル信号DO1〜DO9を取り出す
デジタル再生回路D・AMP1〜D・AMP9と、ヘッ
ド素子MR1〜MR9のうち選択されたヘッド素子MR
1〜MR3,MR5〜MR7に接続され、それらが再生
したアナログ信号AOL,AORを取り出すアナログ再
生回路A・AMP(L),A・AMP(R)と、デジタ
ル時には全てのヘツド素子MR1〜MR9をデジタル再
生回路D・AMP1〜D・AMP9に接続し、アナログ
時にはヘッド素子MR1〜MR3,MR5〜MR7をア
ナロク再生回路A・AMP(L),A・AMP(R)に
接続する切換手段SW1〜SW7とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号が記録さ
れたアナログテープの再生と、デジタル信号が記録再生
されるデジタルテープの記録再生を行うテープレコーダ
に関する。
れたアナログテープの再生と、デジタル信号が記録再生
されるデジタルテープの記録再生を行うテープレコーダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音響機器はデジタルオーディオ化
の傾向にあり、技術の発展によりデジタル記録デジタル
再生による高忠実度のテープレコーダが開発され、回転
ヘッドによるR−DATと、固定ヘッドによるS−DA
Tの2つの方式が提案されている。特にS−DATは固
定ヘッドで、現在広く普及しているアナログ式のテープ
レコーダと、ヘッドとテープカセットの構造が似かよっ
ているため、1台でアナログテープに記録されたアナロ
グ信号の再生とデジタル信号の記録再生が可能なテープ
レコーダの商品化が行われつつある。
の傾向にあり、技術の発展によりデジタル記録デジタル
再生による高忠実度のテープレコーダが開発され、回転
ヘッドによるR−DATと、固定ヘッドによるS−DA
Tの2つの方式が提案されている。特にS−DATは固
定ヘッドで、現在広く普及しているアナログ式のテープ
レコーダと、ヘッドとテープカセットの構造が似かよっ
ているため、1台でアナログテープに記録されたアナロ
グ信号の再生とデジタル信号の記録再生が可能なテープ
レコーダの商品化が行われつつある。
【0003】以下、図面を参照して、デジタルテープと
アナログテープに対応できる、従来のテープレコーダに
ついて説明する。
アナログテープに対応できる、従来のテープレコーダに
ついて説明する。
【0004】まず、図8(a)および(b)は従来のテ
ープレコーダにおける、トラックとヘッド素子の関係を
示す図である。図8(a)において8はデジタルテー
プ、9aはセクター10を構成する複数のトラック、9
bはセクター11を構成する複数のトラック、12はデ
ジタル用磁気ヘッドで、4aはセクター10の複数のト
ラック9aに1対1で対応する複数の再生用のヘッド素
子、4bはセクター11の複数のトラック9bに1対1
で対応する複数の再生用のヘッド素子である。一方、図
8(b)において13はアナログテープ、14aはアナ
ログテープ上に磁気的に形成された第2のセクター(い
わゆるB面)のLトラック、14bは同じく第2のセク
ターのRトラック、14cは第1のセクター(いわゆる
A面)のLトラック、14dは第1のセクターのRトラ
ックを示しており、15はアナログ用磁気ヘッドで16
aはアナログテープ上の第2のセクターのLトラック1
4a用の再生用ヘッド素子、16bは同じく第2のセク
ターのRトラック14b用の再生用ヘッド素子、16c
は第1のセクターのLトラック14c用の再生用ヘッド
素子、16dは第1のセクターのRトラック14d用の
再生用ヘッド素子を示しておいる。
ープレコーダにおける、トラックとヘッド素子の関係を
示す図である。図8(a)において8はデジタルテー
プ、9aはセクター10を構成する複数のトラック、9
bはセクター11を構成する複数のトラック、12はデ
ジタル用磁気ヘッドで、4aはセクター10の複数のト
ラック9aに1対1で対応する複数の再生用のヘッド素
子、4bはセクター11の複数のトラック9bに1対1
で対応する複数の再生用のヘッド素子である。一方、図
8(b)において13はアナログテープ、14aはアナ
ログテープ上に磁気的に形成された第2のセクター(い
わゆるB面)のLトラック、14bは同じく第2のセク
ターのRトラック、14cは第1のセクター(いわゆる
A面)のLトラック、14dは第1のセクターのRトラ
ックを示しており、15はアナログ用磁気ヘッドで16
aはアナログテープ上の第2のセクターのLトラック1
4a用の再生用ヘッド素子、16bは同じく第2のセク
ターのRトラック14b用の再生用ヘッド素子、16c
は第1のセクターのLトラック14c用の再生用ヘッド
素子、16dは第1のセクターのRトラック14d用の
再生用ヘッド素子を示しておいる。
【0005】図8(a)および(b)に示すように、従
来の方式のテープレコーダにおいてはデジタル信号の再
生においても、またアナログ信号の再生においても、磁
気ヘッドを構成するヘッド素子の数とトラックの数と
は、同数であることが必要であった。以上、トラックと
ヘッド素子の数が1対1の関係にあることを、アナログ
信号およびデジタル信号の再生の場合について述べた
が、録音再生の場合においても再生の場合と同様に磁気
ヘッドを構成するヘッド素子はトラックの数と同数必要
である。したがって、従来のテープレコーダにおいて
は、図9〜図12に示すようなヘッド素子構成の磁気ヘ
ッドが用いられていた。
来の方式のテープレコーダにおいてはデジタル信号の再
生においても、またアナログ信号の再生においても、磁
気ヘッドを構成するヘッド素子の数とトラックの数と
は、同数であることが必要であった。以上、トラックと
ヘッド素子の数が1対1の関係にあることを、アナログ
信号およびデジタル信号の再生の場合について述べた
が、録音再生の場合においても再生の場合と同様に磁気
ヘッドを構成するヘッド素子はトラックの数と同数必要
である。したがって、従来のテープレコーダにおいて
は、図9〜図12に示すようなヘッド素子構成の磁気ヘ
ッドが用いられていた。
【0006】すなわち、図9に示す磁気ヘッド17は、
デシタル信号の録音および再生を行うためのヘッド素子
群2aと、アナログ信号の再生を行うための2個のヘッ
ド素子16aとを、テープ走行方向に垂直な方向に配列
したヘッドブロック17aと、デシタル信号の録音およ
び再生を行うためのヘッド素子群2bと、アナログ信号
の再生を行うための2個のヘッド素子16bとを、テー
プ走行方向に垂直な方向に配列したヘッドブロック17
bとを備えている。ヘッドブロック17bはヘッドブロ
ック17aとまったく同一のものであり、磁気ヘッド1
7はヘッドブロック17aを180度回転させた姿勢の
ヘッドブロック17bをヘッドブロック17aと側面同
士で接合した構成のもので、デジタルテープに対しては
録音および再生が可能で、アナログテープに対しては再
生だけが可能である。この磁気ヘッド17によれば、2
つのセクターを有する磁気テープの第1のセクターに対
しては磁気テープを正方向に走行させ、ヘッドブロック
17a側のヘッド素子群2aがデジタル信号の録音およ
び再生を、ヘッドブロック17a側のヘッド素子16a
がアナログ信号の再生を行う。磁気テープの第2のセク
ターに対しては磁気テープを逆方向に走行させ、ヘッド
ブロック17b側のヘッド素子群2bがデジタル信号の
録音および再生を、ヘッドブロック17b側のヘッド素
子16bがアナログ信号の再生を行う。
デシタル信号の録音および再生を行うためのヘッド素子
群2aと、アナログ信号の再生を行うための2個のヘッ
ド素子16aとを、テープ走行方向に垂直な方向に配列
したヘッドブロック17aと、デシタル信号の録音およ
び再生を行うためのヘッド素子群2bと、アナログ信号
の再生を行うための2個のヘッド素子16bとを、テー
プ走行方向に垂直な方向に配列したヘッドブロック17
bとを備えている。ヘッドブロック17bはヘッドブロ
ック17aとまったく同一のものであり、磁気ヘッド1
7はヘッドブロック17aを180度回転させた姿勢の
ヘッドブロック17bをヘッドブロック17aと側面同
士で接合した構成のもので、デジタルテープに対しては
録音および再生が可能で、アナログテープに対しては再
生だけが可能である。この磁気ヘッド17によれば、2
つのセクターを有する磁気テープの第1のセクターに対
しては磁気テープを正方向に走行させ、ヘッドブロック
17a側のヘッド素子群2aがデジタル信号の録音およ
び再生を、ヘッドブロック17a側のヘッド素子16a
がアナログ信号の再生を行う。磁気テープの第2のセク
ターに対しては磁気テープを逆方向に走行させ、ヘッド
ブロック17b側のヘッド素子群2bがデジタル信号の
録音および再生を、ヘッドブロック17b側のヘッド素
子16bがアナログ信号の再生を行う。
【0007】次に、図10に示す磁気ヘッド18は、デ
シタル信号の再生を行うためのヘッド素子群4aと、ア
ナログ信号の再生を行うための2個のヘッド素子16a
とを、テープ走行方向に垂直な方向に配列したヘッドブ
ロック18aと、デシタル信号の再生を行うためのヘッ
ド素子群4bと、アナログ信号の再生を行うための2個
のヘッド素子16bとを、テープ走行方向に垂直な方向
に配列したヘッドブロック18bとで構成されている。
ヘッドブロック18bはヘッドブロック18aとまった
く同一のもので、磁気ヘッド18はヘッドブロック18
aに対して180度回転させた姿勢のヘッドブロック1
8bをヘッドブロック18aと側面同士を接合した構成
のもので、デジタルテープおよびアナログテープに対し
て再生だけが可能な磁気ヘッドである。この磁気ヘッド
18によれば、2つのセクターを有する磁気テープの第
1のセクターに対しては磁気テープを正方向に走行さ
せ、ヘッドブロック18a側のヘッド素子群4aがデジ
タル信号の再生を、ヘッドブロック18a側の2個のヘ
ッド素子16aがアナログ信号の再生を行う。磁気テー
プの第2のセクターに対しては磁気テープを逆方向に走
行させ、ヘッドブロック18b側のヘッド素子群4bが
デジタル信号の再生を、ヘッドブロック18b側の2個
のヘッド素子16bがアナログ信号の再生を行う。
シタル信号の再生を行うためのヘッド素子群4aと、ア
ナログ信号の再生を行うための2個のヘッド素子16a
とを、テープ走行方向に垂直な方向に配列したヘッドブ
ロック18aと、デシタル信号の再生を行うためのヘッ
ド素子群4bと、アナログ信号の再生を行うための2個
のヘッド素子16bとを、テープ走行方向に垂直な方向
に配列したヘッドブロック18bとで構成されている。
ヘッドブロック18bはヘッドブロック18aとまった
く同一のもので、磁気ヘッド18はヘッドブロック18
aに対して180度回転させた姿勢のヘッドブロック1
8bをヘッドブロック18aと側面同士を接合した構成
のもので、デジタルテープおよびアナログテープに対し
て再生だけが可能な磁気ヘッドである。この磁気ヘッド
18によれば、2つのセクターを有する磁気テープの第
1のセクターに対しては磁気テープを正方向に走行さ
せ、ヘッドブロック18a側のヘッド素子群4aがデジ
タル信号の再生を、ヘッドブロック18a側の2個のヘ
ッド素子16aがアナログ信号の再生を行う。磁気テー
プの第2のセクターに対しては磁気テープを逆方向に走
行させ、ヘッドブロック18b側のヘッド素子群4bが
デジタル信号の再生を、ヘッドブロック18b側の2個
のヘッド素子16bがアナログ信号の再生を行う。
【0008】図11(a)に示す磁気ヘッド19は、上
記磁気ヘッド17を構成するヘッドブロック17aと同
一のヘッド素子構成を有する回転磁気ヘッドで、デジタ
ルテープに対しては録音および再生が可能で、アナログ
テープに対しては再生だけが可能である。この磁気ヘッ
ド19によれば、デジタル信号の録音または再生を行う
場合には、2つのセクターを有する磁気テープの第1の
セクターに対しては磁気テープを正方向に走行させ、ヘ
ッド素子群2がデジタル信号の録音または再生を行う。
磁気テープの第2のセクターに対しては、図示されてい
ない機構により、磁気ヘッド19を180度回転させ
て、図11(b)に示すようにヘッド素子群2を磁気テ
ープの第2セクターに対応する位置に移動させ、磁気テ
ープを逆方向に走行させて、ヘッド素子2によりデジタ
ル信号の録音または再生を行う。次に、この磁気ヘッド
19によりアナログ信号の再生を行う場合には、磁気テ
ープの第1のセクターに対しては、図11(a)が示し
ている姿勢のまま、磁気テープを正方向に走行させて、
2個のヘッド素子16によりアナログ信号の再生を行
う。磁気テープの第2のセクターに記録されたアナログ
信号を再生する場合には、磁気ヘッド19は図11
(b)に示す状態で、磁気テープを逆方向に走行させ
て、2個のヘッド素子16によりアナログ信号の再生を
行う。
記磁気ヘッド17を構成するヘッドブロック17aと同
一のヘッド素子構成を有する回転磁気ヘッドで、デジタ
ルテープに対しては録音および再生が可能で、アナログ
テープに対しては再生だけが可能である。この磁気ヘッ
ド19によれば、デジタル信号の録音または再生を行う
場合には、2つのセクターを有する磁気テープの第1の
セクターに対しては磁気テープを正方向に走行させ、ヘ
ッド素子群2がデジタル信号の録音または再生を行う。
磁気テープの第2のセクターに対しては、図示されてい
ない機構により、磁気ヘッド19を180度回転させ
て、図11(b)に示すようにヘッド素子群2を磁気テ
ープの第2セクターに対応する位置に移動させ、磁気テ
ープを逆方向に走行させて、ヘッド素子2によりデジタ
ル信号の録音または再生を行う。次に、この磁気ヘッド
19によりアナログ信号の再生を行う場合には、磁気テ
ープの第1のセクターに対しては、図11(a)が示し
ている姿勢のまま、磁気テープを正方向に走行させて、
2個のヘッド素子16によりアナログ信号の再生を行
う。磁気テープの第2のセクターに記録されたアナログ
信号を再生する場合には、磁気ヘッド19は図11
(b)に示す状態で、磁気テープを逆方向に走行させ
て、2個のヘッド素子16によりアナログ信号の再生を
行う。
【0009】図12(a)に示す磁気ヘッドは20は、
上記磁気ヘッド18を構成するヘッドブロック18aと
同一のヘッド素子構成を有する回転磁気ヘッドで、デジ
タルテープおよびアナログテープに対して再生だけが可
能である。この磁気ヘッド20によれば、磁気テープの
デジタル信号の再生を行う場合には、2つのセクターを
有する磁気テープの第1のセクターに対しては磁気テー
プを正方向に走行させ、ヘッド素子群4がデジタル信号
の再生を行う。磁気テープの第2のセクターに対して
は、図示されていない機構により、磁気ヘッド20を1
80度回転させて、図12(b)に示すようにヘッド素
子群4を磁気テープの第2セクターに対応する位置に移
動させ、磁気テープを逆方向に走行させて、ヘッド素子
群4によりデジタル信号の再生を行う。次に、この磁気
ヘッド20によりアナログ信号の再生を行う場合には、
磁気テープの第1のセクターに対しては、図12(a)
が示している姿勢のまま、磁気テープを正方向に走行さ
せて、2個のヘッド素子16によりアナログ信号の再生
を行う。磁気テープの第2のセクターに記録されたアナ
ログ信号を再生する場合には、磁気ヘッド19は図12
(b)に示す状態で、磁気テープを逆方向に走行させ
て、ヘッド素子16によりアナログ信号の再生を行う。
上記磁気ヘッド18を構成するヘッドブロック18aと
同一のヘッド素子構成を有する回転磁気ヘッドで、デジ
タルテープおよびアナログテープに対して再生だけが可
能である。この磁気ヘッド20によれば、磁気テープの
デジタル信号の再生を行う場合には、2つのセクターを
有する磁気テープの第1のセクターに対しては磁気テー
プを正方向に走行させ、ヘッド素子群4がデジタル信号
の再生を行う。磁気テープの第2のセクターに対して
は、図示されていない機構により、磁気ヘッド20を1
80度回転させて、図12(b)に示すようにヘッド素
子群4を磁気テープの第2セクターに対応する位置に移
動させ、磁気テープを逆方向に走行させて、ヘッド素子
群4によりデジタル信号の再生を行う。次に、この磁気
ヘッド20によりアナログ信号の再生を行う場合には、
磁気テープの第1のセクターに対しては、図12(a)
が示している姿勢のまま、磁気テープを正方向に走行さ
せて、2個のヘッド素子16によりアナログ信号の再生
を行う。磁気テープの第2のセクターに記録されたアナ
ログ信号を再生する場合には、磁気ヘッド19は図12
(b)に示す状態で、磁気テープを逆方向に走行させ
て、ヘッド素子16によりアナログ信号の再生を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成で
は、図9〜図12のどの方式においても、磁気ヘッドが
デシタル用ヘッド素子とアナログ用ヘッド素子の2種類
のヘッド素子から構成され、さらに、磁気テープの2つ
のセクターに対して、図9および図10の方式において
は、同一の構成の2つのヘッドブロックを用い、それら
2つの同一のヘッドブロックを一方を180度回転させ
た姿勢で互いに側面を接合し一体化することにより対応
し、図11および図12においては、磁気ヘッドを18
0度回転させることにより、デジタル用ヘッド素子とア
ナログ用ヘッド素子の位置を入れ換えることにより対応
していた。したがって、図9および図10の方式によれ
ば、それぞれのテープレコーダに同一のヘッドブロック
を2個用いて磁気ヘッドを構成し、その磁気ヘッドがデ
シタル用ヘッド素子とアナログ用ヘッド素子の2種類の
ヘッド素子から構成されているため、高価になるのと同
時に、磁気ヘッドが占める空間が大きくなり、機器の小
型化の阻害要因となるという問題を有していた。また、
図11および図12の方式による場合も、磁気ヘッドが
デシタル用ヘッド素子とアナログ用ヘッド素子の2種類
のヘッド素子から構成されており、さらに磁気ヘッドを
180度回転させる機構を必要とするため、磁気ヘッド
が占める空間が大きくなり、高価になるのと同時に、機
器の小型化の阻害要因となるという問題を有していた。
は、図9〜図12のどの方式においても、磁気ヘッドが
デシタル用ヘッド素子とアナログ用ヘッド素子の2種類
のヘッド素子から構成され、さらに、磁気テープの2つ
のセクターに対して、図9および図10の方式において
は、同一の構成の2つのヘッドブロックを用い、それら
2つの同一のヘッドブロックを一方を180度回転させ
た姿勢で互いに側面を接合し一体化することにより対応
し、図11および図12においては、磁気ヘッドを18
0度回転させることにより、デジタル用ヘッド素子とア
ナログ用ヘッド素子の位置を入れ換えることにより対応
していた。したがって、図9および図10の方式によれ
ば、それぞれのテープレコーダに同一のヘッドブロック
を2個用いて磁気ヘッドを構成し、その磁気ヘッドがデ
シタル用ヘッド素子とアナログ用ヘッド素子の2種類の
ヘッド素子から構成されているため、高価になるのと同
時に、磁気ヘッドが占める空間が大きくなり、機器の小
型化の阻害要因となるという問題を有していた。また、
図11および図12の方式による場合も、磁気ヘッドが
デシタル用ヘッド素子とアナログ用ヘッド素子の2種類
のヘッド素子から構成されており、さらに磁気ヘッドを
180度回転させる機構を必要とするため、磁気ヘッド
が占める空間が大きくなり、高価になるのと同時に、機
器の小型化の阻害要因となるという問題を有していた。
【0011】本発明は、上記の従来の問題を解決しよう
とするもので、1種類のヘッド素子により磁気ヘッドを
構成し、コストの低減を行うのと同時に、磁気ヘッドを
小型化して、テープレコーダ自体を小型化し、廉価に生
産することを目的とする。
とするもので、1種類のヘッド素子により磁気ヘッドを
構成し、コストの低減を行うのと同時に、磁気ヘッドを
小型化して、テープレコーダ自体を小型化し、廉価に生
産することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のテープレコーダは、デジタルテープの複数
のトラックに記録されたデジタル信号を再生するための
複数のトラックに対応する複数のヘッド素子を有する磁
気ヘッドと、複数のヘッド素子に接続されそれら複数の
ヘッド素子が再生した各トラックに記録されたデジタル
信号を取り出すデジタル再生回路と、複数のヘッド素子
のうち選択されたヘッド素子に接続されそれらの選択さ
れたヘッド素子が再生したアナログテープに記録された
アナログ信号を取り出すアナログ再生回路と、デジタル
テープ再生時には全ての前記ヘッド素子をデジタル再生
回路に接続しアナログテープ再生時には選択されたヘッ
ド素子をアナロク再生回路に接続する切換手段とを備え
たものである。
めに本発明のテープレコーダは、デジタルテープの複数
のトラックに記録されたデジタル信号を再生するための
複数のトラックに対応する複数のヘッド素子を有する磁
気ヘッドと、複数のヘッド素子に接続されそれら複数の
ヘッド素子が再生した各トラックに記録されたデジタル
信号を取り出すデジタル再生回路と、複数のヘッド素子
のうち選択されたヘッド素子に接続されそれらの選択さ
れたヘッド素子が再生したアナログテープに記録された
アナログ信号を取り出すアナログ再生回路と、デジタル
テープ再生時には全ての前記ヘッド素子をデジタル再生
回路に接続しアナログテープ再生時には選択されたヘッ
ド素子をアナロク再生回路に接続する切換手段とを備え
たものである。
【0013】
【作用】上記した構成によれば、同一のヘッド素子をデ
ジタル信号の再生と、アナログ信号の再生に共用化し、
アナログ信号の再生用としてはデジタル信号の再生用の
複数のヘッド素子を部分的に使用するため、デジタル信
号を記録した磁気テープのトラックの数と同数のヘッド
素子によって、デジタル信号とアナログ信号の双方を再
生することが可能となり、また2つのセクターに対応す
るヘッド素子を磁気ヘッドのギャップに沿って1列に配
置することが可能となるので、1つの磁気ヘッドを1つ
のヘッドブロックで構成することが可能となる。
ジタル信号の再生と、アナログ信号の再生に共用化し、
アナログ信号の再生用としてはデジタル信号の再生用の
複数のヘッド素子を部分的に使用するため、デジタル信
号を記録した磁気テープのトラックの数と同数のヘッド
素子によって、デジタル信号とアナログ信号の双方を再
生することが可能となり、また2つのセクターに対応す
るヘッド素子を磁気ヘッドのギャップに沿って1列に配
置することが可能となるので、1つの磁気ヘッドを1つ
のヘッドブロックで構成することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。まず、図1はヘッド素子からの出力を、デ
ジタル信号の場合とアナログ信号の場合によって、デジ
タル再生回路とアナログ再生回路に切り換えて接続する
電気回路の要部を示している。
て説明する。まず、図1はヘッド素子からの出力を、デ
ジタル信号の場合とアナログ信号の場合によって、デジ
タル再生回路とアナログ再生回路に切り換えて接続する
電気回路の要部を示している。
【0015】図1においてMR1〜MR9は磁界の変化
により抵抗値が変化するヘッド素子として使用される薄
膜で構成された磁気抵抗素子で、デジタル用磁気テープ
のトラックの数に一致した数が設けられている。R1〜
R9は磁界の変化により変化する磁気抵抗素子MR1〜
MR9の抵抗値を検出するためのセンス電流を流すセン
ス電流抵抗器で、図1にはR1,R2およびR9だけが
記載されているがR3〜R8もR1,R2およびR9と
同様に電源VCCと磁気抵抗素子MR3〜MR8の間に接
続されている。C1〜C9は磁気抵抗素子MR1〜MR
9の出力を信号切換・増幅回路に接続するカップリング
コンデンサ、SW1〜SW6は信号切換・増幅回路内の
アナログ・デジタル切換スイッチでDはデジタル側をA
はアナログ側を表している。SW7は信号切換・増幅回
路外のアナログ・デジタル切換スイッチで、テープレコ
ーダに装填されたテープがデジタル用かアナログ用かを
検出した信号により切換えが行われる。A・AMP
(L)はアナログLチャンネル用増幅器(以下増幅器を
アンプという)、A・AMP(R)はアナログRチャン
ネル用アンプ、D・AMP1〜D・AMP9はデジタル
再生用アンプ、R10〜R17はアナログアンプA・A
MP(L)およびA・AMP(R)のゲイン設定用の抵
抗器で、アナログアンプA・AMP(L)は抵抗器R1
0〜R13とともに、A・AMP(R)は抵抗器R14
R〜17とともに加算アンプを形成している。AOLは
LチヤンネルのアナログアンプA・AMP(L)のアナ
ログ信号出力、AORはRチヤンネルのアナログアンプ
A・AMP(R)のアナログ信号出力、DO1〜DO9
はデジタル再生用アンプD・AMP1〜D・AMP9の
デジタル信号出力である。
により抵抗値が変化するヘッド素子として使用される薄
膜で構成された磁気抵抗素子で、デジタル用磁気テープ
のトラックの数に一致した数が設けられている。R1〜
R9は磁界の変化により変化する磁気抵抗素子MR1〜
MR9の抵抗値を検出するためのセンス電流を流すセン
ス電流抵抗器で、図1にはR1,R2およびR9だけが
記載されているがR3〜R8もR1,R2およびR9と
同様に電源VCCと磁気抵抗素子MR3〜MR8の間に接
続されている。C1〜C9は磁気抵抗素子MR1〜MR
9の出力を信号切換・増幅回路に接続するカップリング
コンデンサ、SW1〜SW6は信号切換・増幅回路内の
アナログ・デジタル切換スイッチでDはデジタル側をA
はアナログ側を表している。SW7は信号切換・増幅回
路外のアナログ・デジタル切換スイッチで、テープレコ
ーダに装填されたテープがデジタル用かアナログ用かを
検出した信号により切換えが行われる。A・AMP
(L)はアナログLチャンネル用増幅器(以下増幅器を
アンプという)、A・AMP(R)はアナログRチャン
ネル用アンプ、D・AMP1〜D・AMP9はデジタル
再生用アンプ、R10〜R17はアナログアンプA・A
MP(L)およびA・AMP(R)のゲイン設定用の抵
抗器で、アナログアンプA・AMP(L)は抵抗器R1
0〜R13とともに、A・AMP(R)は抵抗器R14
R〜17とともに加算アンプを形成している。AOLは
LチヤンネルのアナログアンプA・AMP(L)のアナ
ログ信号出力、AORはRチヤンネルのアナログアンプ
A・AMP(R)のアナログ信号出力、DO1〜DO9
はデジタル再生用アンプD・AMP1〜D・AMP9の
デジタル信号出力である。
【0016】図1のように構成された回路において、テ
ープレコーダに装填された磁気テープがデジタル用であ
ると検出された場合には、その検出信号により信号切換
・増幅回路外のアナログ・デジタル切換スイッチSW7
がD側に切り換えられ、その結果信号切換・増幅回路内
のアナログ・デジタル切換スイッチSW1〜SW6がD
側に切り換えられ、磁気抵抗素子MR1〜MR9の出力
はデジタル再生用アンプD・AMP1〜9に入力され、
増幅されてデジタル信号出力DO1〜DO9として出力
される。
ープレコーダに装填された磁気テープがデジタル用であ
ると検出された場合には、その検出信号により信号切換
・増幅回路外のアナログ・デジタル切換スイッチSW7
がD側に切り換えられ、その結果信号切換・増幅回路内
のアナログ・デジタル切換スイッチSW1〜SW6がD
側に切り換えられ、磁気抵抗素子MR1〜MR9の出力
はデジタル再生用アンプD・AMP1〜9に入力され、
増幅されてデジタル信号出力DO1〜DO9として出力
される。
【0017】一方、テープレコーダに装填された磁気テ
ープがアナログ用であると検出された場合には、その検
出信号により信号切換・増幅回路外のアナログ・デジタ
ル切換スイッチSW7がA側に切り換えられ、信号切換
・増幅回路内のアナログ・デジタル切換スイッチSW1
〜SW6がA側に切り換えられる。その結果、磁気テー
プのLチャンネルに相当する位置にあるヘッド素子を構
成している磁気抵抗素子MR1〜MR3の出力は、抵抗
器R10〜R12を経てLチヤンネルのアナログアンプ
A・AMP(L)に入力され、Lチヤンネルのアナログ
アンプA・AMP(L)からアナログ信号出力AOLと
して出力される。また、磁気テープのRチャンネルに相
当する位置にあるヘッド素子を構成している磁気抵抗素
子MR5〜MR7の出力は、抵抗器R14〜R16を経
てRチヤンネルのアナログアンプA・AMP(R)に入
力され、RチヤンネルのアナログアンプA・AMP
(R)からアナログ信号出力AORとして出力される。
アナログアンプA・AMP(L)およびアナログアンプ
A・AMP(R)は加算アンプを構成しているので、磁
気抵抗素子MR1〜MR3の出力はアナログアンプA・
AMP(L)により加算増幅され、また磁気抵抗素子M
R5〜MR7の出力はアナログアンプA・AMP(R)
により加算増幅されるので、十分なレベルの信号として
それぞれアナログアンプA・AMP(L)およびアナロ
グアンプA・AMP(R)から出力される。
ープがアナログ用であると検出された場合には、その検
出信号により信号切換・増幅回路外のアナログ・デジタ
ル切換スイッチSW7がA側に切り換えられ、信号切換
・増幅回路内のアナログ・デジタル切換スイッチSW1
〜SW6がA側に切り換えられる。その結果、磁気テー
プのLチャンネルに相当する位置にあるヘッド素子を構
成している磁気抵抗素子MR1〜MR3の出力は、抵抗
器R10〜R12を経てLチヤンネルのアナログアンプ
A・AMP(L)に入力され、Lチヤンネルのアナログ
アンプA・AMP(L)からアナログ信号出力AOLと
して出力される。また、磁気テープのRチャンネルに相
当する位置にあるヘッド素子を構成している磁気抵抗素
子MR5〜MR7の出力は、抵抗器R14〜R16を経
てRチヤンネルのアナログアンプA・AMP(R)に入
力され、RチヤンネルのアナログアンプA・AMP
(R)からアナログ信号出力AORとして出力される。
アナログアンプA・AMP(L)およびアナログアンプ
A・AMP(R)は加算アンプを構成しているので、磁
気抵抗素子MR1〜MR3の出力はアナログアンプA・
AMP(L)により加算増幅され、また磁気抵抗素子M
R5〜MR7の出力はアナログアンプA・AMP(R)
により加算増幅されるので、十分なレベルの信号として
それぞれアナログアンプA・AMP(L)およびアナロ
グアンプA・AMP(R)から出力される。
【0018】以上説明したように、磁気抵抗素子MR1
〜MR9でヘッド素子を構成し、磁気テープがデジタル
用である場合には、磁気抵抗素子MR1〜MR9が全て
磁気テープの各トラックに対応し、磁気テープがアナロ
グ用である場合には、磁気抵抗素子MR1〜MR9の
内、磁気テープ上のLチャンネルに相当するトラックに
対応する磁気抵抗素子MR1〜MR3と、磁気テープ上
のRチャンネルに相当するトラックに対応する磁気抵抗
素子MR5〜MR7が選択的に使用されるので、ヘッド
素子はデジタル用とアナログ用が共用されることにな
り、磁気ヘッドとしては図2〜図5に示す構成のものが
実用可能となる。
〜MR9でヘッド素子を構成し、磁気テープがデジタル
用である場合には、磁気抵抗素子MR1〜MR9が全て
磁気テープの各トラックに対応し、磁気テープがアナロ
グ用である場合には、磁気抵抗素子MR1〜MR9の
内、磁気テープ上のLチャンネルに相当するトラックに
対応する磁気抵抗素子MR1〜MR3と、磁気テープ上
のRチャンネルに相当するトラックに対応する磁気抵抗
素子MR5〜MR7が選択的に使用されるので、ヘッド
素子はデジタル用とアナログ用が共用されることにな
り、磁気ヘッドとしては図2〜図5に示す構成のものが
実用可能となる。
【0019】図2に示す磁気ヘッド1は、磁気テープの
第1のセクターに対応するヘッド素子群2aと、第2の
セクターに対応するヘッド素子群2bとを備えており、
デジタルテープに対しては録音と再生、アナログテープ
に対しては再生だけを行うことができる。すなわち、図
1に示す本発明の信号切換・増幅回路を採用することに
より、図9に示した従来のヘッド17を図2に示すよう
に、アナログ信号再生用のヘッド素子16aおよび16
bを省略し、デジタル信号の録音再生用のヘッド素子だ
けで、デジタルテープに対しては録音と再生、アナログ
テープに対しては再生だけを行うことができる磁気ヘッ
ド1を実現できる。
第1のセクターに対応するヘッド素子群2aと、第2の
セクターに対応するヘッド素子群2bとを備えており、
デジタルテープに対しては録音と再生、アナログテープ
に対しては再生だけを行うことができる。すなわち、図
1に示す本発明の信号切換・増幅回路を採用することに
より、図9に示した従来のヘッド17を図2に示すよう
に、アナログ信号再生用のヘッド素子16aおよび16
bを省略し、デジタル信号の録音再生用のヘッド素子だ
けで、デジタルテープに対しては録音と再生、アナログ
テープに対しては再生だけを行うことができる磁気ヘッ
ド1を実現できる。
【0020】以上述べた図2に示す磁気ヘッド1を、ア
ナログテープに適用した場合の、アナログテープの各ト
ラックと磁気ヘッドを構成するヘッド素子との位置関係
を、拡大した透視図として図6に示している。図6にお
いて、1は図2に示す磁気ヘッド1と同一の構成の磁気
ヘッド、2aは磁気テープの第1のセクターに対応する
ヘッド素子群で、磁気抵抗素子MR1〜MR9によって
構成されている。また、2bは磁気テープの第2のセク
ターに対応するヘッド素子群で、磁気抵抗素子MR1〜
MR9によって構成されている。13はアナログ用磁気
テープで、14aは第2のセクター(いわゆるB面)の
Lトラック、14bは第2のセクターのRトラック、1
4cは第1のセクター(いわゆるA面)のLトラック、
14cは第1のセクターのRトラックである。図6に示
す第1のセクターに対応するヘッド素子群2aと、第2
のセクターに対応するヘッド素子群2bとに所属する磁
気抵抗素子MR1〜MR9において、第1のセクターと
第2のセクターのトラックLおよびRと重なり合う位置
にあるものについては、該当する磁気抵抗素子の部分を
黒く塗りつぶして、他と区別している。
ナログテープに適用した場合の、アナログテープの各ト
ラックと磁気ヘッドを構成するヘッド素子との位置関係
を、拡大した透視図として図6に示している。図6にお
いて、1は図2に示す磁気ヘッド1と同一の構成の磁気
ヘッド、2aは磁気テープの第1のセクターに対応する
ヘッド素子群で、磁気抵抗素子MR1〜MR9によって
構成されている。また、2bは磁気テープの第2のセク
ターに対応するヘッド素子群で、磁気抵抗素子MR1〜
MR9によって構成されている。13はアナログ用磁気
テープで、14aは第2のセクター(いわゆるB面)の
Lトラック、14bは第2のセクターのRトラック、1
4cは第1のセクター(いわゆるA面)のLトラック、
14cは第1のセクターのRトラックである。図6に示
す第1のセクターに対応するヘッド素子群2aと、第2
のセクターに対応するヘッド素子群2bとに所属する磁
気抵抗素子MR1〜MR9において、第1のセクターと
第2のセクターのトラックLおよびRと重なり合う位置
にあるものについては、該当する磁気抵抗素子の部分を
黒く塗りつぶして、他と区別している。
【0021】この塗りつぶした区分によれば、複数の磁
気抵抗素子MR1〜MR3がLトラックに、他の複数の
磁気抵抗素子MR5〜MR7がRトラックに重なり合う
位置にあり、図1における、磁気抵抗素子MR1〜MR
3の出力がLチヤンネルのアナログアンプA・AMP
(L)に入力され、LチヤンネルのアナログアンプA・
AMP(L)からLチャンネルのアナログ信号出力AO
Lとして出力され、磁気抵抗素子MR5〜MR7の出力
がRチヤンネルのアナログアンプA・AMP(R)に入
力され、RチヤンネルのアナログアンプA・AMP
(R)からRチャンネルのアナログ信号出力AORとし
て出力される、という説明を裏付けている。
気抵抗素子MR1〜MR3がLトラックに、他の複数の
磁気抵抗素子MR5〜MR7がRトラックに重なり合う
位置にあり、図1における、磁気抵抗素子MR1〜MR
3の出力がLチヤンネルのアナログアンプA・AMP
(L)に入力され、LチヤンネルのアナログアンプA・
AMP(L)からLチャンネルのアナログ信号出力AO
Lとして出力され、磁気抵抗素子MR5〜MR7の出力
がRチヤンネルのアナログアンプA・AMP(R)に入
力され、RチヤンネルのアナログアンプA・AMP
(R)からRチャンネルのアナログ信号出力AORとし
て出力される、という説明を裏付けている。
【0022】図3に示す磁気ヘッド3は、図2に示した
磁気ヘッド1に用いられていたヘッド素子群2aおよび
2bを、デジタル信号に対しても再生だけ行うヘッド素
子群4aおよび4bとしたもので、デジタルテープおよ
びアナログテープに対して、再生だけを行うことができ
る。すなわち、図1に示す本発明の信号切換・増幅回路
を採用することにより、図10に示した従来のヘッド1
8を図3に示すように、アナログ信号再生用のヘッド素
子16aおよび16bを省略し、デジタル信号の再生用
のヘッド素子だけで、デジタルテープおよびアナログテ
ープに対して再生だけを行うことができる磁気ヘッド3
を実現できる。各ヘッド素子と、アナログテープにおけ
る各トラックとの関係は、図6において説明したのと同
様である。
磁気ヘッド1に用いられていたヘッド素子群2aおよび
2bを、デジタル信号に対しても再生だけ行うヘッド素
子群4aおよび4bとしたもので、デジタルテープおよ
びアナログテープに対して、再生だけを行うことができ
る。すなわち、図1に示す本発明の信号切換・増幅回路
を採用することにより、図10に示した従来のヘッド1
8を図3に示すように、アナログ信号再生用のヘッド素
子16aおよび16bを省略し、デジタル信号の再生用
のヘッド素子だけで、デジタルテープおよびアナログテ
ープに対して再生だけを行うことができる磁気ヘッド3
を実現できる。各ヘッド素子と、アナログテープにおけ
る各トラックとの関係は、図6において説明したのと同
様である。
【0023】図4に示す磁気ヘッド5は、1セクタに対
応するだけの数のデジタル信号録音再生用ヘッド素子群
2を備えた磁気ヘッドで、1つのセクターに対応してデ
ジタルテープの録音および再生、またはアナログテープ
の再生が可能である。この図4に示す磁気ヘッド5は図
11(a)および(b)に示す磁気ヘッド19からアナ
ログ信号再生用の2個のヘッド素子16を省略し、デジ
タル信号の再生用のヘッド素子群2だけで、デジタル信
号の録音再生およびアナログ信号の再生を行うようにし
たものである。この磁気ヘッド5においては、ヘッド素
子群2を構成する各ヘッド素子は、図6において上半分
または下半分のセクターにおいて、磁気テープのトラッ
クに対応する。
応するだけの数のデジタル信号録音再生用ヘッド素子群
2を備えた磁気ヘッドで、1つのセクターに対応してデ
ジタルテープの録音および再生、またはアナログテープ
の再生が可能である。この図4に示す磁気ヘッド5は図
11(a)および(b)に示す磁気ヘッド19からアナ
ログ信号再生用の2個のヘッド素子16を省略し、デジ
タル信号の再生用のヘッド素子群2だけで、デジタル信
号の録音再生およびアナログ信号の再生を行うようにし
たものである。この磁気ヘッド5においては、ヘッド素
子群2を構成する各ヘッド素子は、図6において上半分
または下半分のセクターにおいて、磁気テープのトラッ
クに対応する。
【0024】図5に示す磁気ヘッド6は、1つのセクタ
ーに対応するだけの数のデジタル信号再生用ヘッド素子
群4を備えた磁気ヘッドで、1つのセクターに対応して
デジタルテープの再生およびアナログテープの再生が可
能である。この図5に示す磁気ヘッド6は図12(a)
および(b)に示す磁気ヘッド20からアナログ信号再
生用の2個のヘッド素子16を省略し、デジタル信号の
再生用のヘッド素子群4だけで、デジタルテープの再生
およびアナログテープの再生を行うようにしたものであ
る。この磁気ヘッド6においては、ヘッド素子群2を構
成する各ヘッド素子は、図6において上半分または下半
分のセクターにおいて、磁気テープのトラックに対応す
る。
ーに対応するだけの数のデジタル信号再生用ヘッド素子
群4を備えた磁気ヘッドで、1つのセクターに対応して
デジタルテープの再生およびアナログテープの再生が可
能である。この図5に示す磁気ヘッド6は図12(a)
および(b)に示す磁気ヘッド20からアナログ信号再
生用の2個のヘッド素子16を省略し、デジタル信号の
再生用のヘッド素子群4だけで、デジタルテープの再生
およびアナログテープの再生を行うようにしたものであ
る。この磁気ヘッド6においては、ヘッド素子群2を構
成する各ヘッド素子は、図6において上半分または下半
分のセクターにおいて、磁気テープのトラックに対応す
る。
【0025】図4に示す磁気ヘッド5および図5に示す
磁気ヘッド6は、同時には磁気テープの両方のセクター
には対応できないので、他のセクターに対応させるに
は、図11(a),(b)に示す磁気ヘッド19および
図12(a),(b)に示す磁気ヘッド20において述
べたようには、図示されていない回転装置により、磁気
ヘッド5または磁気ヘッド6を180度回転させること
が必要である。
磁気ヘッド6は、同時には磁気テープの両方のセクター
には対応できないので、他のセクターに対応させるに
は、図11(a),(b)に示す磁気ヘッド19および
図12(a),(b)に示す磁気ヘッド20において述
べたようには、図示されていない回転装置により、磁気
ヘッド5または磁気ヘッド6を180度回転させること
が必要である。
【0026】この磁気ヘッドの180度の回転について
図7によって説明を行う。ただし、図7においては図5
に示す磁気ヘッド6を用いて説明しているが、図4とは
ヘッド素子群4が異なるだけで、磁気ヘッド5または6
の180度の回転と磁気テープのセクターとの相対関係
については同等である。
図7によって説明を行う。ただし、図7においては図5
に示す磁気ヘッド6を用いて説明しているが、図4とは
ヘッド素子群4が異なるだけで、磁気ヘッド5または6
の180度の回転と磁気テープのセクターとの相対関係
については同等である。
【0027】図7において、4はデジタル信号再生用ヘ
ッド素子群、8はデジタル信号を記録した磁気テープ、
9aはセクター10側の複数のトラック、9bはセクタ
ー11側の複数のトラックである。図7(a)は、ヘッ
ド素子群4を構成する全てのデジタル信号再生用ヘッド
素子がそれぞれセクター10側のトラック9aに対応し
ており、セクター10側でのデジタル信号の再生が可能
な状態を示している。図7(b)は磁気ヘッド6が一方
のセクターから他方のセクターに対応するために、軸7
を中心に時計方向の回転を行っている中間の状態を示し
ている。図7(c)は磁気ヘッド6が軸7を中心にした
回転を終了し、磁気ヘッド6のヘッド素子群4が他方の
セクターに対応した状態を示しており、ヘッド素子群4
を構成する全てのヘッド素子が、セクター11側のトラ
ック9bに対応し、セクター11側のデジタル信号の再
生を可能としている。
ッド素子群、8はデジタル信号を記録した磁気テープ、
9aはセクター10側の複数のトラック、9bはセクタ
ー11側の複数のトラックである。図7(a)は、ヘッ
ド素子群4を構成する全てのデジタル信号再生用ヘッド
素子がそれぞれセクター10側のトラック9aに対応し
ており、セクター10側でのデジタル信号の再生が可能
な状態を示している。図7(b)は磁気ヘッド6が一方
のセクターから他方のセクターに対応するために、軸7
を中心に時計方向の回転を行っている中間の状態を示し
ている。図7(c)は磁気ヘッド6が軸7を中心にした
回転を終了し、磁気ヘッド6のヘッド素子群4が他方の
セクターに対応した状態を示しており、ヘッド素子群4
を構成する全てのヘッド素子が、セクター11側のトラ
ック9bに対応し、セクター11側のデジタル信号の再
生を可能としている。
【0028】以上、図7においては、デジタル信号を記
録したデジタル用磁気テープ8におけるトラック9aま
たは9bと、磁気ヘッド6のヘッド素子群4の関係で説
明したが、磁気テープがアナログ用の場合にも、2つの
セクターがそれぞれLチャンネルとRチャンネルで構成
され、各チャンネルごとにヘッド素子群4を構成する複
数のヘッド素子が対応するようになる、図7の(a)に
おいてアナログテープの第2のセクター(B面)を、図
7の(c)においてアナログテープの第1のセクター
(A面)を再生するようにテープ走行方向を合わせて切
換える。また、図7においては、磁気ヘッドとして再生
専用の磁気ヘッド6で説明したが、デジタル信号に対し
て録音再生が可能な磁気ヘッド5である場合にも、磁気
ヘッド5の回転によるセクターの切換えの動作は同様に
行われる。
録したデジタル用磁気テープ8におけるトラック9aま
たは9bと、磁気ヘッド6のヘッド素子群4の関係で説
明したが、磁気テープがアナログ用の場合にも、2つの
セクターがそれぞれLチャンネルとRチャンネルで構成
され、各チャンネルごとにヘッド素子群4を構成する複
数のヘッド素子が対応するようになる、図7の(a)に
おいてアナログテープの第2のセクター(B面)を、図
7の(c)においてアナログテープの第1のセクター
(A面)を再生するようにテープ走行方向を合わせて切
換える。また、図7においては、磁気ヘッドとして再生
専用の磁気ヘッド6で説明したが、デジタル信号に対し
て録音再生が可能な磁気ヘッド5である場合にも、磁気
ヘッド5の回転によるセクターの切換えの動作は同様に
行われる。
【0029】以上説明したように、図1に示す本発明の
信号切換・増幅回路を採用することにより、薄膜で構成
したデジタル信号の録音・再生または再生用ヘッド素子
により、アナログ信号を記録した磁気テープに対しても
再生が可能となり、デジタル用ヘッド素子だけで磁気ヘ
ッドを構成できるので、磁気ヘッドの小型化、軽量化が
可能となる。
信号切換・増幅回路を採用することにより、薄膜で構成
したデジタル信号の録音・再生または再生用ヘッド素子
により、アナログ信号を記録した磁気テープに対しても
再生が可能となり、デジタル用ヘッド素子だけで磁気ヘ
ッドを構成できるので、磁気ヘッドの小型化、軽量化が
可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
テープレコーダは、薄膜で構成したデジタル信号の録音
・再生または再生用ヘッド素子と、アナログ信号を録音
した磁気テープの再生を可能とする信号切換・増幅回路
を採用することにより、アナログテープに記録されたア
ナログ信号とデジタルテープに記録されたデジタル信号
とを再生可能に構成されたテープレコーダにおいて、磁
気ヘッドをデジタル用ヘッド素子だけで構成できるの
で、磁気ヘッドの小型化と軽量化が可能となり、テープ
レコーダの小型化と、低コスト化が実現するとともに、
磁気ヘッドの製造工程を簡略化し、生産性の向上を果た
すことができる。
テープレコーダは、薄膜で構成したデジタル信号の録音
・再生または再生用ヘッド素子と、アナログ信号を録音
した磁気テープの再生を可能とする信号切換・増幅回路
を採用することにより、アナログテープに記録されたア
ナログ信号とデジタルテープに記録されたデジタル信号
とを再生可能に構成されたテープレコーダにおいて、磁
気ヘッドをデジタル用ヘッド素子だけで構成できるの
で、磁気ヘッドの小型化と軽量化が可能となり、テープ
レコーダの小型化と、低コスト化が実現するとともに、
磁気ヘッドの製造工程を簡略化し、生産性の向上を果た
すことができる。
【図1】本発明のデジタル信号とアナログ信号の切換・
増幅回路の一実施例の要部回路図
増幅回路の一実施例の要部回路図
【図2】デジタル録音再生とアナログ再生が可能な本発
明の磁気ヘッドの一実施例の斜視図
明の磁気ヘッドの一実施例の斜視図
【図3】デジタル再生とアナログ再生が可能な本発明の
磁気ヘッドの一実施例の斜視図
磁気ヘッドの一実施例の斜視図
【図4】デジタル録音再生とアナログ再生が可能な本発
明の磁気ヘッドの一実施例の斜視図
明の磁気ヘッドの一実施例の斜視図
【図5】デジタル再生とアナログ再生が可能な本発明の
磁気ヘッドの一実施例の斜視図
磁気ヘッドの一実施例の斜視図
【図6】本発明の一実施例の磁気ヘッドを構成する磁気
抵抗素子の配列とアナログテープのトラックの配列との
関係を示す透視拡大図
抵抗素子の配列とアナログテープのトラックの配列との
関係を示す透視拡大図
【図7】(a)は磁気ヘッドが一方のセクターに対応す
る姿勢にあるときの磁気テープとの関係を示す斜視図 (b)は磁気ヘッドが中間の姿勢にあるときの磁気テー
プとの関係を示す斜視図 (c)は磁気ヘッドが他方のセクターに対応する姿勢に
あるときの磁気テープとの関係を示す斜視図
る姿勢にあるときの磁気テープとの関係を示す斜視図 (b)は磁気ヘッドが中間の姿勢にあるときの磁気テー
プとの関係を示す斜視図 (c)は磁気ヘッドが他方のセクターに対応する姿勢に
あるときの磁気テープとの関係を示す斜視図
【図8】(a)はデジタルテープとデジタルヘッドの対
応関係を示す模式図 (b)はアナログテープとアナログヘッドの対応関係を
示す模式図
応関係を示す模式図 (b)はアナログテープとアナログヘッドの対応関係を
示す模式図
【図9】デジタル録音再生とアナログ再生が可能な従来
の磁気ヘッドの斜視図
の磁気ヘッドの斜視図
【図10】デジタル再生とアナログ再生が可能な従来の
磁気ヘッドの斜視図
磁気ヘッドの斜視図
【図11】(a)は従来の録音再生が可能な磁気ヘッド
の斜視図 (b)は180度回転した姿勢の同磁気ヘッドの斜視図
の斜視図 (b)は180度回転した姿勢の同磁気ヘッドの斜視図
【図12】(a)従来の再生のみ可能な磁気ヘッドの斜
視図 (b)は180度回転した姿勢の同磁気ヘッドの斜視図
視図 (b)は180度回転した姿勢の同磁気ヘッドの斜視図
1,3,5,6 磁気ヘッド 8 デジタルテープ 9a,9b トラック 13 アナログテープ MR1〜MR9 磁気抵抗素子(ヘッド素子) D・AMP1〜D・AMP9 デジタル再生用アンプ
(デジタル再生回路) A・AMP(L) アナログLチャンネル用アンプ(ア
ナログ再生回路) A・AMP(R) アナログRチャンネル用アンプ(ア
ナログ再生回路) DO1〜D09 デジタル信号出力(デジタル信号) AOL,AOR アナログ信号出力(アナログ信号) SW1〜SW7 アナログ・デジタル切換スイッチ(切
換手段)
(デジタル再生回路) A・AMP(L) アナログLチャンネル用アンプ(ア
ナログ再生回路) A・AMP(R) アナログRチャンネル用アンプ(ア
ナログ再生回路) DO1〜D09 デジタル信号出力(デジタル信号) AOL,AOR アナログ信号出力(アナログ信号) SW1〜SW7 アナログ・デジタル切換スイッチ(切
換手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 アナログテープに記録されたアナログ信
号とデジタルテープに記録されたデジタル信号とを再生
可能に構成されたテープレコーダであって、デジタルテ
ープの複数のトラックに記録されたデジタル信号を再生
するための前記複数のトラックに対応する複数のヘッド
素子を有する磁気ヘッドと、前記複数のヘッド素子に接
続されそれら複数のヘッド素子が再生した各トラックに
記録されたデジタル信号を取り出すデジタル再生回路
と、前記複数のヘッド素子のうち選択されたヘッド素子
に接続されそれら選択されたヘッド素子が再生したアナ
ログテープに記録されたアナログ信号を取り出すアナロ
グ再生回路と、デジタルテープ再生時には前記複数のト
ラックに対応する全てのヘッド素子をデジタル再生回路
に接続しアナログテープ再生時には前記選択されたヘッ
ド素子をアナログ再生回路に接続する切換手段とを備え
たテープレコーダ。 - 【請求項2】 磁気ヘッドが複数の磁気抵抗素子をヘッ
ド素子として構成した薄膜ヘッドである請求項1記載の
テープレコーダ。 - 【請求項3】 磁気ヘッドが磁気テープの幅方向に分割
された2つのセクターの複数のトラックに対向して設け
られたヘッド素子によって構成された固定ヘッドである
請求項1または2記載のテープレコーダ。 - 【請求項4】 磁気ヘッドが磁気テープの幅方向に分割
された2つのセクターの一方のセクターの複数のトラッ
クに対向して設けられたヘッド素子を有し、前記磁気ヘ
ッドが回転してその磁気ヘッドのヘッド素子が他方のセ
クターのトラックに対向するように構成された回転ヘッ
ドである請求項1または2記載のテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26333192A JPH06111209A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | テープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26333192A JPH06111209A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | テープレコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111209A true JPH06111209A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17387992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26333192A Pending JPH06111209A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | テープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06111209A (ja) |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP26333192A patent/JPH06111209A/ja active Pending
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