JP2586633B2 - 回転ヘッド型記録装置 - Google Patents

回転ヘッド型記録装置

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JP2586633B2 JP1025018A JP2501889A JP2586633B2 JP 2586633 B2 JP2586633 B2 JP 2586633B2 JP 1025018 A JP1025018 A JP 1025018A JP 2501889 A JP2501889 A JP 2501889A JP 2586633 B2 JP2586633 B2 JP 2586633B2
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耕司 松下
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディジタル信号としてのデータ、映像、音声
などを回転ヘッドを利用してテープに記録する回転ヘッ
ド型記録装置に関するものである。
従来の技術 従来、ディジタル信号としてのデータ、映像、音声を
回転ヘッドを用いて統一的に記録する装置は存在しない
が、そのような装置として、以下では従来の回転ヘッド
型記録装置としては、例えばDAT(ディジタルオーディ
オテープレコーダ)のメカニズムを利用したデータレコ
ーダをあげる。第7図はこの従来の回転ヘッド型記録装
置の模式図を示すものであり、1は回転ドラム、2A,2B
は記録用ヘッド、3A,3Bは再生用ヘッド、4は記録信号
発生器、5は再生信号検出器である。
以上のように構成された従来の回転ヘッド型記録装置
においては、各々のヘッドは回転ドラム上に固定されて
いる。そして記録信号発生器4は記録用ヘッド2A,2Bに
記録電流を供給し、記録期間中であっても、再生信号検
出器5は再生用ヘッド3A,3Bからの再生信号を検出す
る。
この時のテープ上のトラックパターンを第8図に示
す。テープの移動にしたがって、記録用ヘッド2Aと2Bが
交互に記録データをテープ上に記録していく。再生用ヘ
ッド3Aと3Bとは回転ドラム上で、取り付け位置が2A,2B
に対して上下にずれており、テープ上では2Aによって記
録されたデータはその直後に3Aによって再生確認され、
2Bによって記録されたデータはその直後に3Bによって再
生確認される。本来DATは信号記録時に再生確認をしな
いが、そのメカニズムを利用してコンピュータなどのデ
ータを記録保存する場合には、データの完全性を確保す
るためにこのような記録と同時の再生確認が必要とな
る。このように従来例としては、音声の信号記録用の回
転ドラムに変更を加えてデータレコーダとする方法が用
いられている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、データレコーダ
としての信頼性を確保するために再生用ヘッドを新たに
追加することになるので、回転ドラムの構成が複雑にな
る。そして、ディジタル記録のVTRをデータレコーダと
して転用するとしても、同様な方法をとったのでは映
像、音声、コンピュータデータを統一的に取り扱うのが
困難であるという問題点を有していた。
本発明はかかる点に鑑み、回転ドラムの構造を複雑に
することなくデータレコーダとしての信頼性を確保し、
映像、音声、データを統一的に取り扱う回転ヘッド記録
装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、回転ドラム上に記録再生用ヘッドが備えら
れ、その記録再生用ヘッドが記録媒体上をトレースする
位置を変位させるための変位手段を回転ドラム上に備
え、一連の記録期間中の全ての期間で前記記録再生用ヘ
ッドを記録に用いる第1のモードと、一連のデータ記録
期間中に前記記録再生用ヘッドを記録に用いる動作期間
と直前に記録したデータの再生に用いる動作期間とが前
記回転ドラムの1回転毎に生じるように記録する第2の
モードがあり、前記第1のモードと前記第2のモードの
切り替えと、前記記録再生用ヘッドが前記それぞれのモ
ード及び前記動作期間により決められた位置にあるよう
に前記変位手段とを制御する制御手段とを備えたことを
特徴とする回転ヘッド型記録装置である。
また、回転ドラム上に複数個の記録再生用ヘッドがあ
り、少なくともひとつ以上の記録再生用ヘッドが記録媒
体上をトレースする位置を変位させるための変位手段を
回転ドラム上に備え、一連の記録期間中に前記複数個の
記録再生用ヘッドを全て記録用に用いる第1のモード
と、一連の記録期間中に前記複数個の記録再生用ヘッド
のうちの少なくともひとつは直前に記録したデータを再
生するのに用いる第2のモードとがあり、前記第1のモ
ードと前記第2のモードの切り替えと、前記記録再生用
ヘッドが前記それぞれのモードにより決められた位置に
あるように前記変位手段とを制御する制御手段とを備え
たことを特徴とする回転ヘッド型記録装置である。
作用 本発明は、前記した構成により、ヘッドのトレースす
る位置を変位させるための可動素子を持ったディジタル
VTRのメカニズムを用い、コンピュータデータなどを記
録する場合に必要な再生確認動作については、映像記録
に用いるのと同じヘッドを用い、そのトレース位置を変
位させ再生用に用いる。このため、映像、音声、データ
の統一した取扱が可能となる。
実施例 以下に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における回転ヘッド型
記録装置の模式図を示すものである。第1図において、
10は回転ドラム、11A,11Bは記録再生用ヘッド、12は録
再信号切り替え器、13はヘッド変位制御器、14A,14Bは
圧電素子である。
以上のように構成された本実施例の回転ヘッド型記録
装置について以下その動作を説明する。ヘッド11A,11B
は記録再生用であり、互いにアジマスが逆である。この
装置をディジタルVTRとして用いるときは、映像信号記
録時においては両方のヘッドともに記録に用いる。すな
わち記録信号は、ヘッドが半回転するごとに録再信号切
り替え器12によってヘッド11Aと11Bに交互に与えられ
る。この時テープ上に記録されるトラックパターンは第
2図に示すように両方のヘッドで交互にデータが記録さ
れる。そして映像信号再生時にはやはりヘッド11A,11B
を交互に用いて再生信号を検出する。
一方この装置をデータレコーダとして用いるときは、
テープ送り速度をディジタルVTRの時の速度の半分にす
る。そして、ヘッド11A,11Bがデータを記録した後に、
今度は両ヘッドともに再生状態となり、ヘッド11Aはそ
のドラムの1回転前にヘッド11Aが記録したデータを再
生し、ヘッド11Bはそのドラム1回転前にヘッド11Bが記
録したデータを再生する。第3図はこの時の使用ヘッド
の順序を示す図である。この時記録されたトラックパタ
ーンは映像信号の場合と同様に2つのヘッドで交互に記
録された形となる。
ここでヘッド11A,11Bはそれぞれ回転ドラムに固定さ
れた圧電素子14A,14Bに取り付けられており、各圧電素
子にかける電圧はヘッド変位制御器13で制御される。ヘ
ッド変位制御器13は上記した位置ぎめをするための圧電
素子にかける電圧を制御する。そして圧電素子の変位
が、各ヘッドのトレース位置を決める。このときドラム
が半回転するごとに両ヘッドへの信号を切り替え、ドラ
ムが1回転するごとに記録と再生を切り替えることにな
る。この信号切り替えを行うのが録再信号切り替え器12
である。テープ送り速度は映像信号録再時のちょうど半
分になっているので、記録と再生を、交互に行っても記
録密度は下がらない。これはちょうどディジタルVTRに
おける1/2倍速スローに相当するヘッド変位制御であ
る。
データレコーダではこのように記録したデータのリア
ルタイムでの再生確認が必要であり、もし再生確認され
たデータに回復不可能な誤りが検出された場合には、同
じ部分のデータの再書き込みが行われる。データレコー
ダの場合、映像や音声の信号と異なり、記録レートは一
定でなくてもよい。
以上の様に本実施例によれば、同一のヘッドを1回転
する度にトレース位置を変位させながら記録と再生を交
互に行うことにより、ディジタルVTRとデータレコーダ
の両用化が実現できる。
第4図は本発明の第2の実施例を示す回転ヘッド型記
録装置の模式図である。同図において20は回転ドラム、
21A,21B,21C,21Dは記録再生用ヘッド、22は録再信号切
り替え器、23はヘッド変位制御器、24A,24Bは圧電素子
である。この例ではヘッドの配置が第1の実施例と異な
るだけでなく、ヘッドの制御も異なっている。
前記のように構成された第2の実施例の回転ヘッド型
記録装置について、以下その動作を説明する。ヘッド21
Aと21Cとは同アジマスで、それぞれ21B,21Dとは逆アジ
マスとなっており、21Bと21Dとは同アジマスである。各
ヘッドは記録再生両用である。ヘッド21Aと21B及び21C
と21Dはそれぞれ一体化された形で圧電素子24A,24Bを介
して回転ドラムにとりつけられており、互いに180度対
向する位置にある。この回転ヘッド型記録装置をディジ
タルVTRとして用いるときは、一連の記録期間にはすべ
てのヘッドを記録用に用いる。すなわちドラムが半回転
する間にヘッド21Aと21Bは同時にテープ上に映像信号を
記録し、次の半回転でヘッド21Cと21Dが同時にテープ上
に映像信号を記録する。映像信号記録時には圧電素子を
使用してヘッドの位置を変位させることはない。
本実施例における回転ヘッド型記録装置をデータレコ
ーダとして使用する場合には、テープ送り速度をディジ
タルVTRの時の半分にする。そしてヘッド21A,21Bがデー
タを記録した後、ヘッド21C,21Dは再生状態となり、直
前にヘッド21A,21Bによって記録されたトラックをトレ
ースし、再生確認を行なう。回転ドラムが1回転する度
に上記動作を繰り返すため、この場合一連の記録期間中
でも、ヘッド21A,21Bは記録専用、21C,21Dは再生確認専
用として使用することになる。この時のテープ上のトラ
ックパターンを第5図に示す。またこの場合の使用ヘッ
ドの順序を第6図に示す。データの再生確認の結果回復
不可能な誤りの存在する場合には、相当するデータの再
書き込みが行なわれる。
このようにデータレコーダとして使用する場合、一連
の記録期間中に録再信号切り替え記22では、記録信号は
常にヘッド21A,21Bに加わり、再生信号は常にヘッド21
C,21Dから得るように接続される。またヘッド変位制御
器23では再生確認用のヘッド21C,21Dが、直前にヘッド2
1A,21Bによって記録されたデータをトレース、再生する
よう、圧電素子24A,24Bに電圧を加え、ヘッドの変位位
置を制御する。この時のヘッド位置及びテープ送り制御
はディジタルVTRの1/2スロー再生と同様である。
以上のように本実施例によれば、複合アジマスの一体
化ヘッドを用い、2対のヘッドのうち片方を再生確認用
とすることにより、データレコーダとしての信頼性を確
保すると同時に、ディジタルVTRとデータレコーダの両
用化が実現できる。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、データと映像、
音声とを統一的に取り扱い、ディジタルVTRと同一のメ
カニズムでデータの再生確認を実現でき、その実用的効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における第1の実施例の回転ヘッド型記
録装置の模式図、第2図は同実施例のテープパターン
図、第3図は同実施例のヘッド切り替え順序図、第4図
は本発明の第2の実施例の回転ヘッド型記録装置の模式
図、第5図は第2の実施例のテープパターン図、第6図
は第2の実施例のヘッド切り替え順序図、第7図は従来
の回転ヘッド型記録装置の模式図、第8図は従来例のテ
ープパターン図である。 1、10、20……回転ドラム、2A,2B……記録用ヘッド、3
A,3B……再生用ヘッド、4……記録信号発生器、5……
再生信号検出器、11A,11B……記録再生用ヘッド、12…
…録再信号切り替え器、13……ヘッド変位制御器、21A,
21B,21C,21D……記録再生用ヘッド、22……録再信号切
り替え器、23……ヘッド変位制御器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラム上に記録再生用ヘッドが備えら
    れ、その記録再生用ヘッドが記録媒体上をトレースする
    位置を変位させるための変位手段を回転ドラム上に備
    え、一連の記録期間中の全ての期間で前記記録再生用ヘ
    ッドを記録に用いる第1のモードと、一連のデータ記録
    期間中に前記記録再生用ヘッドを記録に用いる動作期間
    と直前に記録したデータの再生に用いる動作期間とが前
    記回転ドラムの1回転毎に生じるように記録する第2の
    モードがあり、前記第1のモードと前記第2のモードの
    切り替えと、前記記録再生用ヘッドが前記それぞれのモ
    ード及び前記動作期間により決められた位置にあるよう
    に前記変位手段とを制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする回転ヘッド型記録装置。
  2. 【請求項2】回転ドラム上に複数個の記録再生用ヘッド
    があり、少なくともひとつ以上の記録再生用ヘッドが記
    録媒体上をトレースする位置を変位させるための変位手
    段を回転ドラム上に備え、一連の記録期間中に前記複数
    個の記録再生用ヘッドを全て記録用に用いる第1のモー
    ドと、一連の記録期間中に前記複数個の記録再生用ヘッ
    ドのうち少なくともひとつは直前に記録したデータを再
    生するのに用いる第2のモードとがあり、前記第1のモ
    ードと前記第2のモードの切り替えと、前記記録再生用
    ヘッドが前記それぞれのモードにより決められた位置に
    あるように前記変位手段とを制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする回転ヘッド型記録装置。
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