JP2527746B2 - テ−プレコ−ダ装置 - Google Patents
テ−プレコ−ダ装置Info
- Publication number
- JP2527746B2 JP2527746B2 JP62147879A JP14787987A JP2527746B2 JP 2527746 B2 JP2527746 B2 JP 2527746B2 JP 62147879 A JP62147879 A JP 62147879A JP 14787987 A JP14787987 A JP 14787987A JP 2527746 B2 JP2527746 B2 JP 2527746B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- signal
- mode
- track
- tracking error
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は,テープレコーダ装置,特に回転ヘッド式
テープレコーダ装置において,記録媒体である磁気テー
プ上に記録された信号トラックの部分的な書き換え(Af
ter Recording,以下アフレコという)を行う際に生じ
るにトラックの直線性のくずれを最小限に抑えることが
できるテープレコーダ装置に関するものである。
テープレコーダ装置において,記録媒体である磁気テー
プ上に記録された信号トラックの部分的な書き換え(Af
ter Recording,以下アフレコという)を行う際に生じ
るにトラックの直線性のくずれを最小限に抑えることが
できるテープレコーダ装置に関するものである。
[従来の技術] 回転ヘッド式磁気記録再生装置のなかには,入力する
オーディオ信号をA/D変換し,ディジタル信号の形で磁
気テープに記録し,再生時には,磁気テープ上に記録さ
れたディジタル信号をD/A変換して,元のアナログオー
ディオ信号に戻して出力する回転ヘッド式ディジタルオ
ーディオテープレコーダ(Rotary head type Digita
l Audio Tape−recorder,以下R−DATという)があ
る。
オーディオ信号をA/D変換し,ディジタル信号の形で磁
気テープに記録し,再生時には,磁気テープ上に記録さ
れたディジタル信号をD/A変換して,元のアナログオー
ディオ信号に戻して出力する回転ヘッド式ディジタルオ
ーディオテープレコーダ(Rotary head type Digita
l Audio Tape−recorder,以下R−DATという)があ
る。
第3図はR−DATの部分概略を示す図である。図にお
いて,R−DATは,直径30mmの小径ドラム(1)を使用,
互いにアジマス角の異なる2個の回転ヘッドA(+アジ
マスヘッド)(2a)と回転ヘッドB(−アジマスヘッ
ド)(2b)を180゜対向させて,ドラム(1)に取り付
け,テープ(3)をドラム(1)に90゜巻き付けて,後
述の第4図に示すようなトラックフォーマットの信号を
ガードバンドなしで記録している。
いて,R−DATは,直径30mmの小径ドラム(1)を使用,
互いにアジマス角の異なる2個の回転ヘッドA(+アジ
マスヘッド)(2a)と回転ヘッドB(−アジマスヘッ
ド)(2b)を180゜対向させて,ドラム(1)に取り付
け,テープ(3)をドラム(1)に90゜巻き付けて,後
述の第4図に示すようなトラックフォーマットの信号を
ガードバンドなしで記録している。
第4図はR−DATのトラックフォーマットを示す図で
ある。図において,(4)は,128ブロックからなるPCM
化されたオーディオ信号を記録するPCM領域,(5a)お
よび(5b)は,それぞれ5ブロックからなる再生時にト
ラッキングを行うための信号が記録されているATF領
域,(6a)および(6b)は,それぞれ8ブロックからな
る曲番や時間情報等の付加情報を記録するサブコード領
域である。再生時には,ATF領域(5a)および(5b)に記
録された信号により,信号トラックを追跡するための信
号であるトラッキング誤差信号を生成し,そのトラッキ
ング誤差信号が零となるようにトラック追跡が行われ
る。
ある。図において,(4)は,128ブロックからなるPCM
化されたオーディオ信号を記録するPCM領域,(5a)お
よび(5b)は,それぞれ5ブロックからなる再生時にト
ラッキングを行うための信号が記録されているATF領
域,(6a)および(6b)は,それぞれ8ブロックからな
る曲番や時間情報等の付加情報を記録するサブコード領
域である。再生時には,ATF領域(5a)および(5b)に記
録された信号により,信号トラックを追跡するための信
号であるトラッキング誤差信号を生成し,そのトラッキ
ング誤差信号が零となるようにトラック追跡が行われ
る。
第5図は,第4図のATF領域(5a)および(5b)の信
号記録パターンを示す図である。図において,(7)は
パイロット信号f1であり,これによりトラッキング誤差
信号を生成する。(8)および(9)は,それぞれシン
ク信号f2およびf3であり,トラッキング誤差信号を生成
するタイミング検出用の信号として使用する。シンク信
号f2(8)はAトラック(+アジマストラック)に,シ
ンク信号f3(9)はBトラック(−アジマストラック)
に,それぞれ記録され,かつ,その記録長が2トラック
毎に0.5ブロック長,1ブロック長とそれぞれ変化させて
記録され,4トラックで完結する信号記録パターンとなっ
ている。このため,トラックの識別が容易となり,通常
再生時,隣々接トラックまでまたがったトラッキングを
防ぐように考慮されている。(10)は,パイロット信号
f1(7)およびシンク信号f2(8),f3(9)を消去す
るための消去信号f4である。
号記録パターンを示す図である。図において,(7)は
パイロット信号f1であり,これによりトラッキング誤差
信号を生成する。(8)および(9)は,それぞれシン
ク信号f2およびf3であり,トラッキング誤差信号を生成
するタイミング検出用の信号として使用する。シンク信
号f2(8)はAトラック(+アジマストラック)に,シ
ンク信号f3(9)はBトラック(−アジマストラック)
に,それぞれ記録され,かつ,その記録長が2トラック
毎に0.5ブロック長,1ブロック長とそれぞれ変化させて
記録され,4トラックで完結する信号記録パターンとなっ
ている。このため,トラックの識別が容易となり,通常
再生時,隣々接トラックまでまたがったトラッキングを
防ぐように考慮されている。(10)は,パイロット信号
f1(7)およびシンク信号f2(8),f3(9)を消去す
るための消去信号f4である。
従来のテープレコーダ装置は上記のように構成され,
通常再生時において,シンク信号f2(8)またはf3
(9)が検出されると同時に,右隣接トラックのパイロ
ット信号f1(7)レベルの検出し,一定時間経過後,左
隣接トラックのパイロット信号f1(7)レベルを検出
し,左右のパイロット信号f1(7)の検出レベルの差を
取ってトラッキング誤差信号を生成する。トラッキング
は,左右のパイロット信号f1(7)の検出レベル差が零
となるように,言い換えれば,ヘッドがトラックの中央
を走査するように行われる。
通常再生時において,シンク信号f2(8)またはf3
(9)が検出されると同時に,右隣接トラックのパイロ
ット信号f1(7)レベルの検出し,一定時間経過後,左
隣接トラックのパイロット信号f1(7)レベルを検出
し,左右のパイロット信号f1(7)の検出レベルの差を
取ってトラッキング誤差信号を生成する。トラッキング
は,左右のパイロット信号f1(7)の検出レベル差が零
となるように,言い換えれば,ヘッドがトラックの中央
を走査するように行われる。
R−DATは,第4図に示したトラックフォーマットで
記録されているので,ATFトラッキングを行いながら,PCM
領域(4)やサブコード領域(6a),(6b)の部分的書
き換え,即ちアフレコが,容易に行えるシステムとなっ
ている。通常再生時におけるトラッキング誤差信号の生
成を行いながら,PCM領域(4)をアフレコすると,R−DA
Tでは,通常,トラック幅より1.5倍広い幅のヘッドを使
用するので,第6図に示すようにアフレコされた部分
(PCM領域(4))と,アフレコされない部分(ATF領域
(5a),(5b),サブコード領域(6a),(6b))と
で,原理的にヘッドが隣接トラックにかかる分(通常
は,1/4トラック幅相当分),トラックの直線性が損なわ
れてしまう。これを回避するために,第7図に示すよう
にアフレコ時において,予じめ1/4トラック幅相当オフ
トラックさせてトラッキンズを行うようにすればよい。
記録されているので,ATFトラッキングを行いながら,PCM
領域(4)やサブコード領域(6a),(6b)の部分的書
き換え,即ちアフレコが,容易に行えるシステムとなっ
ている。通常再生時におけるトラッキング誤差信号の生
成を行いながら,PCM領域(4)をアフレコすると,R−DA
Tでは,通常,トラック幅より1.5倍広い幅のヘッドを使
用するので,第6図に示すようにアフレコされた部分
(PCM領域(4))と,アフレコされない部分(ATF領域
(5a),(5b),サブコード領域(6a),(6b))と
で,原理的にヘッドが隣接トラックにかかる分(通常
は,1/4トラック幅相当分),トラックの直線性が損なわ
れてしまう。これを回避するために,第7図に示すよう
にアフレコ時において,予じめ1/4トラック幅相当オフ
トラックさせてトラッキンズを行うようにすればよい。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のような従来のテープレコーダ装置では,トラッ
クの直線性を確保するために,所定量オフトラックさせ
た状態でのトラッキングを行いながらアフレコモードを
終了させると,第7図に示すようにトラック番号7のト
ラックのアフレコされた部分は,通常トラック幅の半分
となってしまい,再生する際,再生信号のS/N比が悪く
なり,エラーレートが大きく悪化してしまうので,最悪
の場合,異音の発生やミューティング状態になる可能性
があるなどの問題点があつた。
クの直線性を確保するために,所定量オフトラックさせ
た状態でのトラッキングを行いながらアフレコモードを
終了させると,第7図に示すようにトラック番号7のト
ラックのアフレコされた部分は,通常トラック幅の半分
となってしまい,再生する際,再生信号のS/N比が悪く
なり,エラーレートが大きく悪化してしまうので,最悪
の場合,異音の発生やミューティング状態になる可能性
があるなどの問題点があつた。
この発明は,かかる問題点を解決するためになされた
もので,アフレコモード終了時のアフレコされた部分の
トラック幅を大きく狭めることなく,異音の発生やミュ
ーティング状態に陥らないテープレコーダ装置を得るこ
とを目的とする。
もので,アフレコモード終了時のアフレコされた部分の
トラック幅を大きく狭めることなく,異音の発生やミュ
ーティング状態に陥らないテープレコーダ装置を得るこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るテープレコーダ装置は,記録媒体上に
形成される信号トラックの幅より広い幅を有するヘッド
を使用して記録再生を行う回転ヘッド方式のテープレコ
ーダ装置であって、通常再生モード/アフターレコーデ
ィングモード切り換え信号を出力するシステム制御手段
と、モード切り換え信号に応じて通常再生時のトラッキ
ング誤差信号またはアフターレコーディング時のトラッ
キング誤差信号を選択出力するアナログスイッチング手
段と、アフターレコーディング信号生成手段とを備え、
アフターレコーディングモードが開始されると、アフタ
ーレコーディング信号生成手段からアフターレコーディ
ング信号が出力され、アナログスイッチング手段からア
フターレコーディング時のトラッキング誤差信号が選択
出力され、アフターレコーディングモード終了時点で、
アナログスイッチング手段から通常再生時のトラッキン
グ誤差信号が選択出力され、アフターレコーディングモ
ード終了時点から所定時間経過後に、アフターレコーデ
ィング信号生成手段からのアフターレコーディング信号
出力が停止されるものである。
形成される信号トラックの幅より広い幅を有するヘッド
を使用して記録再生を行う回転ヘッド方式のテープレコ
ーダ装置であって、通常再生モード/アフターレコーデ
ィングモード切り換え信号を出力するシステム制御手段
と、モード切り換え信号に応じて通常再生時のトラッキ
ング誤差信号またはアフターレコーディング時のトラッ
キング誤差信号を選択出力するアナログスイッチング手
段と、アフターレコーディング信号生成手段とを備え、
アフターレコーディングモードが開始されると、アフタ
ーレコーディング信号生成手段からアフターレコーディ
ング信号が出力され、アナログスイッチング手段からア
フターレコーディング時のトラッキング誤差信号が選択
出力され、アフターレコーディングモード終了時点で、
アナログスイッチング手段から通常再生時のトラッキン
グ誤差信号が選択出力され、アフターレコーディングモ
ード終了時点から所定時間経過後に、アフターレコーデ
ィング信号生成手段からのアフターレコーディング信号
出力が停止されるものである。
[作用] この発明においては,アフレコモード終了指令が出力
されると,所定量オフトラックさせたトラッキング状態
から,通常のトラッキング状態に戻してアフレコ信号を
停止させるので,第6図のトラック番号7のようにアフ
レコされた部分のトラック幅が大きく狭められることは
なく,再生信号のエラーレートは大きく悪化することは
無くなり,異音の発生やミューティング状態に陥ること
が無くなる。
されると,所定量オフトラックさせたトラッキング状態
から,通常のトラッキング状態に戻してアフレコ信号を
停止させるので,第6図のトラック番号7のようにアフ
レコされた部分のトラック幅が大きく狭められることは
なく,再生信号のエラーレートは大きく悪化することは
無くなり,異音の発生やミューティング状態に陥ること
が無くなる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例によるテープレコーダ装
置を示すブロツク図である。
置を示すブロツク図である。
第2図はアフレコ開始時と終了時のトラッキング状態
を示す図である。
を示す図である。
以下,この発明の一実施例について第1図および第2
図を用いて説明する。第1図において,システムコント
ローラ(11)より出力されるアフレコモード/通常再生
モード切り換え信号(12)が,例えば,ハイレベルとな
ると,システムはアフレコモードになり,オアゲート回
路(13)の出力信号(14)はハイレベルとなって,アフ
レコ信号生成回路(15)から所定領域のアフレコ信号
(16)が出力される。また,アフレコモード/通常再生
モード切り換え信号(12)は,アナログスイッチ回路
(17)を制御し,ハイレベルとなると,例えば,出力側
接点が,入力側の上側接点(H)と接続され,アフレコ
モード時のトラッキング誤差信号生成回路(18b)より
出力されるアフレコモード時のトラッキング誤差信号
(19b)を出力側接点へと伝え,所定量オフトラックさ
せたトラッキング状態へ移行させ,トラックの直線性が
損なわれるのを回避する。(第2図の左半分では,トラ
ック番号1のトラックPCM領域のアフレコが開始され,
徐々に所定量オフトラックさせたトラッキング状態へ移
行する様子を示している。) アフレコモード/通常再生モード切り換え信号(12)
がローレベルになると,システムのアフレコモードは解
除されるが,アフレコモード/通常再生モード切り換え
信号(12)の立ち下がりエッジで,単安定マルチバイブ
レータ(20)は,正極性のパルス信号(21)のパルス幅
相当の時間,継続されて出力される。一方,アフレコモ
ード/通常再生モード切り換え信号(12)がローレベル
になったので,アナログスイッチ回路(17)の出力側接
点は,入力側の下側接点(L)と接続され,通常再生時
のトラッキング誤差生成隘路(18a)より出力される通
常再生時のトラッキング誤差信号(19a)が出力側接点
へと伝えられ,所定量オフトラックさせたトラッキング
状態から通常のオフトラックのないトラッキング状態へ
戻している。単安定マルチバイブレータ(20)の出力パ
ルス信号(21)の幅をオフトラック状態からトラックず
れなしの状態になるまでの時間に設定するようにし,第
2図に示すトラック番号(x4)のトラックにおいて,ト
ラックの中央を走査するヘッド軌跡で,PCM領域のアフレ
コを終了させるようにしている。従って,トラック番号
x5のトラックのPCM領域のトラック幅は大きく狭められ
ずに済むので,この部分での再生信号のエラーレートは
大きく悪化しない。
図を用いて説明する。第1図において,システムコント
ローラ(11)より出力されるアフレコモード/通常再生
モード切り換え信号(12)が,例えば,ハイレベルとな
ると,システムはアフレコモードになり,オアゲート回
路(13)の出力信号(14)はハイレベルとなって,アフ
レコ信号生成回路(15)から所定領域のアフレコ信号
(16)が出力される。また,アフレコモード/通常再生
モード切り換え信号(12)は,アナログスイッチ回路
(17)を制御し,ハイレベルとなると,例えば,出力側
接点が,入力側の上側接点(H)と接続され,アフレコ
モード時のトラッキング誤差信号生成回路(18b)より
出力されるアフレコモード時のトラッキング誤差信号
(19b)を出力側接点へと伝え,所定量オフトラックさ
せたトラッキング状態へ移行させ,トラックの直線性が
損なわれるのを回避する。(第2図の左半分では,トラ
ック番号1のトラックPCM領域のアフレコが開始され,
徐々に所定量オフトラックさせたトラッキング状態へ移
行する様子を示している。) アフレコモード/通常再生モード切り換え信号(12)
がローレベルになると,システムのアフレコモードは解
除されるが,アフレコモード/通常再生モード切り換え
信号(12)の立ち下がりエッジで,単安定マルチバイブ
レータ(20)は,正極性のパルス信号(21)のパルス幅
相当の時間,継続されて出力される。一方,アフレコモ
ード/通常再生モード切り換え信号(12)がローレベル
になったので,アナログスイッチ回路(17)の出力側接
点は,入力側の下側接点(L)と接続され,通常再生時
のトラッキング誤差生成隘路(18a)より出力される通
常再生時のトラッキング誤差信号(19a)が出力側接点
へと伝えられ,所定量オフトラックさせたトラッキング
状態から通常のオフトラックのないトラッキング状態へ
戻している。単安定マルチバイブレータ(20)の出力パ
ルス信号(21)の幅をオフトラック状態からトラックず
れなしの状態になるまでの時間に設定するようにし,第
2図に示すトラック番号(x4)のトラックにおいて,ト
ラックの中央を走査するヘッド軌跡で,PCM領域のアフレ
コを終了させるようにしている。従って,トラック番号
x5のトラックのPCM領域のトラック幅は大きく狭められ
ずに済むので,この部分での再生信号のエラーレートは
大きく悪化しない。
なお,この発明はR−DATに適用したものであるが,
部分的な書き換えを行うようなシステム,例えば8mmVTR
のPCM録音機等にも適用できるのは明らかである。
部分的な書き換えを行うようなシステム,例えば8mmVTR
のPCM録音機等にも適用できるのは明らかである。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり,記録媒体上に形成さ
れる信号トラックの幅より広い幅を有するヘッドを使用
して記録再生を行う回転ヘッド方式のテープレコーダ装
置であって、通常再生モード/アフターレコーディング
モード切り換え信号を出力するシステム制御手段と、モ
ード切り換え信号に応じて通常再生時のトラッキング誤
差信号またはアフターレコーディング時のトラッキング
誤差信号を選択出力するアナログスイッチング手段と、
アフターレコーディング信号生成手段とを備え、アフタ
ーレコーディングモードが開始されると、アフターレコ
ーディング信号生成手段からアフターレコーディング信
号が出力され、アナログスイッチング手段からアフター
レコーディング時のトラッキング誤差信号が選択出力さ
れ、アフターレコーディングモード終了時点で、アナロ
グスイッチング手段から通常再生時のトラッキング誤差
信号が選択出力され、アフターレコーディングモード終
了時点から所定時間経過後に、アフターレコーディング
信号生成手段からのアフターレコーディング信号出力が
停止されるようにしたので、アフレコされた部分のトラ
ック幅が大きく狭められることが無くなり,異音の発生
等の異常状態に陥ることを回避できるようになる効果が
ある。
れる信号トラックの幅より広い幅を有するヘッドを使用
して記録再生を行う回転ヘッド方式のテープレコーダ装
置であって、通常再生モード/アフターレコーディング
モード切り換え信号を出力するシステム制御手段と、モ
ード切り換え信号に応じて通常再生時のトラッキング誤
差信号またはアフターレコーディング時のトラッキング
誤差信号を選択出力するアナログスイッチング手段と、
アフターレコーディング信号生成手段とを備え、アフタ
ーレコーディングモードが開始されると、アフターレコ
ーディング信号生成手段からアフターレコーディング信
号が出力され、アナログスイッチング手段からアフター
レコーディング時のトラッキング誤差信号が選択出力さ
れ、アフターレコーディングモード終了時点で、アナロ
グスイッチング手段から通常再生時のトラッキング誤差
信号が選択出力され、アフターレコーディングモード終
了時点から所定時間経過後に、アフターレコーディング
信号生成手段からのアフターレコーディング信号出力が
停止されるようにしたので、アフレコされた部分のトラ
ック幅が大きく狭められることが無くなり,異音の発生
等の異常状態に陥ることを回避できるようになる効果が
ある。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図,第2図
はアフレコ開始時とアフレコ終了時のトラッキング状態
図,第3図はR−DATの部分概略図,第4図はR−DATの
トラックフォーマット図,第5図はAFT領域の信号記録
パターン図,第6図はオフトラックさせない場合のアフ
レコされた部分とアフレコされない部分を示す図,第7
図はオフトラックさせた場合のアフレコされた部分とア
フレコされない部分を示す図である。 図において,(11)……システムコントローラ,(12)
……アフレコモード/通常再生モード切り換え信号,
(13)……オアゲート回路,(15)……アフレコ信号生
成回路,(17)……アナログスイッチ回路,(18a)…
…通常再生時のトラッキング誤差信号生成回路,(18
b)……アフレコモード時のトラッキング誤差信号生成
回路,(20)……単安定マルチバイブレータである。 なお,各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
はアフレコ開始時とアフレコ終了時のトラッキング状態
図,第3図はR−DATの部分概略図,第4図はR−DATの
トラックフォーマット図,第5図はAFT領域の信号記録
パターン図,第6図はオフトラックさせない場合のアフ
レコされた部分とアフレコされない部分を示す図,第7
図はオフトラックさせた場合のアフレコされた部分とア
フレコされない部分を示す図である。 図において,(11)……システムコントローラ,(12)
……アフレコモード/通常再生モード切り換え信号,
(13)……オアゲート回路,(15)……アフレコ信号生
成回路,(17)……アナログスイッチ回路,(18a)…
…通常再生時のトラッキング誤差信号生成回路,(18
b)……アフレコモード時のトラッキング誤差信号生成
回路,(20)……単安定マルチバイブレータである。 なお,各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】記録媒体上に形成される信号トラックの幅
より広い幅を有するヘッドを使用して記録再生を行う回
転ヘッド方式のテープレコーダ装置であって、 通常再生モード/アフターレコーディングモード切り換
え信号を出力するシステム制御手段と、 前記モード切り換え信号に応じて通常再生時のトラッキ
ング誤差信号またはアフターレコーディング時のトラッ
キング誤差信号を選択出力するアナログスイッチング手
段と、 アフターレコーディング信号生成手段と を備え、アフターレコーディングモードが開始される
と、前記アフターレコーディング信号生成手段からアフ
ターレコーディング信号が出力され、前記アナログスイ
ッチング手段からアフターレコーディング時のトラッキ
ング誤差信号が選択出力され、アフターレコーディング
モード終了時点で、前記アナログスイッチング手段から
通常再生時のトラッキング誤差信号が選択出力され、前
記アフターレコーディングモード終了時点から所定時間
経過後に、前記アフターレコーディング信号生成手段か
らのアフターレコーディング信号出力が停止されること
を特徴とするテープレコーダ装置。 - 【請求項2】前記所定時間は、所定量のトラックずれ走
査状態からトラックずれの無い走査状態に移行する時間
に等しいか、またはそれより長いことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載のテープレコーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147879A JP2527746B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | テ−プレコ−ダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147879A JP2527746B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | テ−プレコ−ダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63312783A JPS63312783A (ja) | 1988-12-21 |
JP2527746B2 true JP2527746B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=15440288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62147879A Expired - Lifetime JP2527746B2 (ja) | 1987-06-16 | 1987-06-16 | テ−プレコ−ダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2527746B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-16 JP JP62147879A patent/JP2527746B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63312783A (ja) | 1988-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4688116A (en) | Apparatus for recording and/or reproducing digital signal | |
JP2693417B2 (ja) | 記録再生装置 | |
KR100333419B1 (ko) | 회전헤드형기록/재생장치 | |
JP2527746B2 (ja) | テ−プレコ−ダ装置 | |
JPS63144484A (ja) | 映像信号記録装置 | |
JP3371171B2 (ja) | 回転ヘッド型記録/再生装置 | |
JP3074767B2 (ja) | 回転ヘッドドラム | |
JP2810484B2 (ja) | 回転ヘッド式デジタルオーディオテープレコーダのトラッキング制御方法 | |
JPS61296553A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2522314B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JPS61187186A (ja) | 磁気テープの記録方法 | |
JPS6273447A (ja) | 記録再生装置 | |
JPS6252746A (ja) | 回転ヘツド式テ−プレコ−ダの誤消去防止方法 | |
JPH02267712A (ja) | 回転ヘッド型磁気記録再生装置 | |
JPH0630194B2 (ja) | 追跡装置 | |
JP2756123B2 (ja) | 4ヘッド記録再生方式 | |
JPS6349865Y2 (ja) | ||
JPH0248995Y2 (ja) | ||
JP2633341B2 (ja) | 追跡装置 | |
JPH0476162B2 (ja) | ||
JPH01184651A (ja) | トラッキング制御装置 | |
JPH0458645B2 (ja) | ||
JPS6355753A (ja) | トラツキング装置 | |
JPH06105516B2 (ja) | 追跡装置 | |
JPS63244301A (ja) | 磁気記録再生装置 |