JPH06110559A - プリント配線基板の冷却装置 - Google Patents

プリント配線基板の冷却装置

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JPH06110559A
JPH06110559A JP4261872A JP26187292A JPH06110559A JP H06110559 A JPH06110559 A JP H06110559A JP 4261872 A JP4261872 A JP 4261872A JP 26187292 A JP26187292 A JP 26187292A JP H06110559 A JPH06110559 A JP H06110559A
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JP
Japan
Prior art keywords
cooling
wiring board
printed wiring
fans
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP4261872A
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English (en)
Inventor
Kunio Hirano
野 邦 雄 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より低騒音の運転を達成でき、可及的にシス
テムダウンを防止しうるプリント配線基板の冷却装置を
提供する。 【構成】 初期条件として全冷却ファン(4a〜4d)
のうちの一部のみの運転によってプリント配線基板
(1)への通電を開始し、温度センサ(3a〜3h)に
よりプリント配線基板の特定の位置の温度が所定値以上
であることが検出されたとき、停止中の冷却ファンのう
ちで所定値以上の温度が検出された位置の近くに位置す
る冷却ファンを選択的に運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板を冷
却すべく複数台の冷却ファンを並設したプリント配線基
板の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に発熱機器を冷却する場合、1つの
機器に対しては1つの冷却ファンを設けるのが普通であ
る。しかしながら、大型(大面積)のプリント配線基板
を冷却する場合、容量的には1個の冷却ファンで十分な
冷却が可能である場合であっても、基板の厚さに比較し
て冷却ファンの厚さ寸法が大きすぎるため装置全体の寸
法が大きくなってしまう。そこで所定の冷却能力のもと
で冷却ファンを含めた装置の全体寸法を抑えるために、
本来必要とする容量の1台の冷却ファンを数個に分割
し、それらを並設することが行われている。この場合、
プリント配線基板への通電時には、並設された冷却ファ
ンのすべてが運転される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような機器構成の
もとでは、1台のファンでも故障により停止した場合は
システムダウンを回避すべくプリント配線基板への通電
をオフにしてしまう。ところで、種々の機器の中で故障
を生じやすいのは、可動部ないし回転部を持っている部
品であり、それはプリント配線基板を冷却するための冷
却ファンも例外ではない。そこで、この種の冷却ファン
は定期的に、例えば2〜3年毎に、交換していた。
【0004】プリント配線基板の発熱量も常に最大値を
とっている訳ではなく、場合によっては通電電流も小さ
く、したがって発熱量も小さく、必ずしも100%の冷
却能力を必要とする訳ではないのに、冷却ファンを常に
100%能力で運転することになり、常に100%レベ
ルの騒音を発している状態である。
【0005】したがって本発明の目的は、より騒音の小
さい運転を達成でき、可及的にシステムダウンを防止し
うるプリント配線基板の冷却装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によるプリント配線基板の冷却装置は、プリン
ト配線基板の種々の位置の温度を検出すべくプリント配
線基板に分散配置された複数個の温度センサと、複数台
の冷却ファンのそれぞれの運転/停止状態を検出するフ
ァンセンサと、初期条件として一部の冷却ファンのみの
運転によってプリント配線基板への通電を開始し、その
後温度センサによりプリント配線基板の特定の位置の温
度が所定値以上であることが検出されたとき、停止中の
冷却ファンのうちで所定値以上の温度が検出された位置
の近くに位置する冷却ファンを選択し運転する制御手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明においては、初期条件として一部の冷却
ファンのみの運転によってプリント配線基板への通電を
開始し、温度センサによりプリント配線基板の特定の位
置の温度が所定値以上であることが検出されたとき、停
止中の冷却ファンのうちで所定値以上の温度が検出され
た位置の近くに位置する冷却ファンを選択的に運転す
る。したがって、プリント配線基板の温度が所定値以上
にならない限り一部の冷却ファンのみによる運転が継続
される。多くの場合、一部の冷却ファンのみによる運転
で十分であり、したがって、低騒音のもとで冷却運転を
継続することができる。その後、プリント配線基板の温
度上昇が検出されるにつれて、順次冷却ファンの追加運
転が行われる。したがって、仮に一部の冷却ファンが故
障しても、それが直ちにシステム全体の電源オフにつな
がる訳ではなく、可及的にシステムダウンを防止するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
【0009】図1は、図2に示す本発明の一実施例によ
る冷却装置の制御態様を示すフローチャートである。
【0010】まず、図2を参照して本発明の一実施例に
よる冷却装置について説明する。プリント配線基板1を
冷却すべくその側方に4台の冷却ファン2a,2b,2
c,2dが並置されている。冷却ファン2a〜2dは基
板電源をオフにすることなく交換可能なモジュール構造
としている。冷却ファンの並置数に対応して幅方向に4
分割、長手方向に2分割することによってプリント配線
基板1の平面を都合8箇所に分割し、各区画内にそれぞ
れ1個の温度センサ3a,3b…3hが対応する基板位
置の温度を検出すべく配置されている。温度センサ3a
〜3hは感温ダイオードでありうる。冷却ファン2a〜
2dにはそれぞれの回転/停止を個々に検出するファン
センサ4a,4b,4c,4dが付設されている。温度
センサ3a〜3hの検出出力およびファンセンサ4a〜
4dの検出出力は制御回路5に導入される。制御回路5
は温度センサ3a〜3hの検出出力に基づいてプリント
配線基板1の各部温度TNを監視し、それが予め設定さ
れた最高許容温度Tabを超えると休止状態の冷却ファン
のうち最も近くに位置するものに対して運転指令を出す
と共に、TN>Tab なる関係にある限り対応する警報
装置、例えば警報灯6a,6b,6cまたは6dに対し
て点灯指令を出す。なお、警報灯6a〜6dは発光ダイ
オード(LED)でありうる。
【0011】さて、図2の装置によって実施される本発
明を図1を参照して説明する。
【0012】プリント配線基板1の電流負荷状況を検討
してみるに、一般に全負荷以上になっていることは少な
く、従って多くの場合、一部の冷却ファン、例えば半数
の冷却ファンを運転するだけで十分である。このような
観点から当初どの冷却ファンを運転するかを決定し、ま
ずそれのみの運転でスタートする(ステップ10)。冷
却ファンの運転状況はファンセンサ4a〜4dの検出出
力に基づいて制御回路5によって把握され、ここで冷却
ファンの運転台数FNが確認される(ステップ12)。
この運転台数FNが制御回路5からの運転指令に対応し
た正しいものかどうかがチェックされ(ステップ1
4)、正しいものであれば、温度センサ3a〜3hによ
って検出された基板各部の温度TNが制御回路5に読込
まれ(ステップ16)、それらが最高許容温度Tabを超
えていないかどうかがチェックされる(ステップ1
8)。超えていなければ(即ち、TN≦Tabであれ
ば)、そのまま基板温度を監視しながらの運転が継続さ
れる(ステップ18,16)。基板温度TNが最高許容
温度Tabを超えたら(即ち、TN>Tabになったら)、
そのときの冷却ファンの運転台数FNをチェックし、休
止中の冷却ファンがあるかどうかを調べる。すなわち、
総冷却ファン数FNmax (図示の例では4台)とそのと
きの運転台数FNとを比較し、FN<FNmax かどうか
をチェックする(ステップ20)。FN<FNmax であ
れば、それは休止中の冷却ファンがあるということであ
り、休止中の冷却ファンのうち、基板温度が最高許容温
度を超えている部分に最も近い冷却ファンに対して運転
指令を出し、FN=FN+1の処理により運転中の冷却
ファン台数を更新しておく(ステップ22)。以下、ス
テップ12に戻り、すでに述べた一連の手順を繰返す。
ステップ14において、ファン運転台数に異常ありと判
断された場合は、制御回路5からの運転指令とファンセ
ンサ出力に基づいて検出された実際の運転状況を比較
し、それらが不一致であることにより異常状態にある冷
却ファンを特定し、それに対応する警報灯(6a〜6d
のいずれか)を点灯する(ステップ24)。この警報に
基づいて、異常な冷却ファン、すなわち故障状態の冷却
ファンは、基板通電状態のもとで、正常なものと交換す
る。このためには冷却ファンは通電状態のもとで容易に
交換可能なモジュール構造としておくのがよい。ステッ
プ20において、FN=FNmax であれば、すべての冷
却ファン2a〜2dが運転中であるということである。
これは換言すれば、すべての冷却ファン2a〜2dを運
転しても基板温度はなお最高許容温度Tabを超えている
ということであり、これはもはや異常事態であると判断
して、電源オフとし、さらに必要に応じて全警報灯6a
〜6dをフラッシングするなどにより通報する(ステッ
プ26)。
【0013】上記実施例においては、警報装置として、
視覚的な警報を発する警報灯6a〜6dからなるの場合
を例示して説明したが、それに代えて聴覚的な警報を発
する警報ブザーを用いてもよい。さらにまた、両者を適
宜使い分けてもよい。例えば冷却ファンの異常は警報灯
によって警報し、休止運転中の冷却ファンがまだある状
況のもとでの温度異常の場合は警報灯のフラッシングを
行うと共に所定時間だけブザーを鳴らし、電源オフに至
るような事態の場合は警報灯のフラッシングを行うと共
にブザーを鳴らし続ける等、種々のバリエーションがあ
りうる。
【0014】上記実施例によれば、通常はより少ない冷
却ファン台数で運転を行うので低騒音であり、また一部
の冷却ファンが故障してもシステムダウンとなることな
く、通常の運転を継続することができる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、低
騒音で、可及的にシステムダウンを防止しうるプリント
配線基板の冷却装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷却装置の制御態様の一例を示す
フローチャート。
【図2】本発明の冷却装置の一実施例を示す機器配置
図。
【符号の説明】 1 プリント配線基板 2a〜2d 冷却ファン 3a〜3h 温度センサ 4a〜4d ファンセンサ 5 制御回路 6a〜6d 警報灯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント配線基板を冷却すべく複数台の冷
    却ファンを並設したプリント配線基板の冷却装置におい
    て、 プリント配線基板の種々の位置の温度を検出すべくプリ
    ント配線基板に分散配置された複数個の温度センサと、
    複数台の冷却ファンのそれぞれの運転/停止状態を検出
    するファンセンサと、初期条件として一部の冷却ファン
    のみの運転によってプリント配線基板への通電を開始
    し、その後温度センサによりプリント配線基板の特定の
    位置の温度が所定値以上であることが検出されたとき、
    停止中の冷却ファンのうちで所定値以上の温度が検出さ
    れた位置の近くに位置する冷却ファンを選択し運転する
    制御手段とを備えたことを特徴とするプリント配線基板
    の冷却装置。
  2. 【請求項2】各冷却ファンの運転/停止の状態を検出す
    るファンセンサと、各冷却ファン毎に設けられた警報装
    置とをさらに備え、前記制御手段はファンセンサの出力
    を参照し運転指令を出しているにもかかわらず運転状態
    にない冷却ファンがあるときそれを検知し、その冷却フ
    ァンに対応する警報装置を作動させることを特徴とする
    請求項1記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】各冷却ファンは電源投入状態で挿脱自在に
    交換可能なユニット構造をしていることを特徴とする請
    求項1記載の冷却装置。
  4. 【請求項4】すべての冷却ファンが運転されてもなお所
    定値以上の温度状態にあることが少なくとも1つの温度
    センサによって検出されたときプリント配線基板の電源
    をオフにする手段をさらに備えた請求項1記載のプリン
    ト配線基板の冷却装置。
JP4261872A 1992-09-30 1992-09-30 プリント配線基板の冷却装置 Pending JPH06110559A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005247157A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Toyota Motor Corp 車両に搭載された電気機器の冷却装置
JP2012098831A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Fujitsu Ltd 冷却ファン制御方法及び冷却装置
WO2013054670A1 (ja) * 2011-10-13 2013-04-18 三洋電機株式会社 蓄電池ユニット、及び表示システム

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