JP2000089858A - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法

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JP2000089858A
JP2000089858A JP10256754A JP25675498A JP2000089858A JP 2000089858 A JP2000089858 A JP 2000089858A JP 10256754 A JP10256754 A JP 10256754A JP 25675498 A JP25675498 A JP 25675498A JP 2000089858 A JP2000089858 A JP 2000089858A
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processing apparatus
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power supply
signal
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JP10256754A
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Yoshinobu Nagamasa
佳伸 長政
Shoichi Ibaraki
正一 茨木
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ファンの動作異常による装置内の温度異
常に対して、より早い段階で電源を停止させるととも
に、冷却ファンの動作異常によらない温度異常に対して
は、ユーザに温度異常を通知して、その要因を解消して
もらう。 【解決手段】 情報処理装置に、装置内部の温度をチェ
ックして温度モニタ信号S1を出力する温度センサ1
と、冷却ファンをチェックして冷却ファンモニタ信号S
2を出力するファンセンサ2と、温度モニタ信号S1が
Hで冷却ファンモニタ信号S2がLの時、ユーザに温度
異常と対処方法を通知し、モニタ信号S1、S2が共に
Hの時、電源制御信号S4をHにするCPU3と、冷却
ファンモニタ信号S2の入力後所定時間を計時すると電
源制御信号S3をHにするカウンタ4と、装置に電力を
供給し電源制御信号S3またはS4がHになると電力供
給を停止する電源装置10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却ファンを用い
て装置内部を冷却するパーソナルコンピュータ等の情報
処理装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報処理装
置において、装置全体及びCPUを冷却する冷却機構が
一般的に装着されている。そのための冷却機構として
は、ヒートシンク、冷却ファン等が挙げられるが、近年
CPUの処理速度の向上に伴う発熱量の増大に伴い、冷
却ファン又は冷却ファン付きヒートシンクの利用が主流
となっている。このように冷却ファンによる強制空冷を
行っている場合、冷却ファンが故障等により停止する
と、熱によりCPU等の電子部品が破壊されてしまう恐
れがある。
【0003】そこで、情報処理装置内部の温度を監視
し、ある一定以上の温度に達したことを検知するとCP
Uに通知し、CPUからの制御によって電源を停止させ
る情報処理装置がある。
【0004】しかしながら、このような情報処理装置で
は、ソフトウェアが正常に動作し続けているという条件
を満たしていなければ電源を停止できず、必ずしも温度
異常時に電源を停止できるものではなかった。
【0005】そこで、この欠点を解消するために、図3
に示すように、温度センサ1からの温度異常信号をCP
U3のみならずカウンタ4にも供給し、温度センサ1か
らの温度異常信号により直接カウンタ4を駆動し、OR
回路9を介して、CPU3からの制御信号に加えてカウ
ンタ4からのタイムアウト信号によっても電源装置9を
停止するようにして、CPU3が正常に動作していなく
ても電源装置10を停止できる情報処理装置も提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した情報処理装置
は、温度の異常を検出すると電源を停止するというもの
であるので、冷却ファンが故障等により停止した場合、
温度がある一定以上まで上昇してから電源を停止する準
備を開始する。このため、電源が停止されるまでに熱に
よる電子部品の故障を招く恐れがある。
【0007】一方、そのような熱による故障が生じない
ように、異常と判断する温度に余裕を持たせて低めに設
定すると、情報処理装置の設置可能条件としての気温の
上限を、必要以上に低くせざるを得なくなる。
【0008】更に、冷却ファンの異常ではなく、装置の
通気口が塞がれている、あるいは情報処理装置の設置場
所の室温が高くなっている等の要因による温度異常の場
合は、冷却ファンの停止の場合に比べ、電子部品の破壊
を招く可能性は極めて低く、またユーザにより容易に原
因を解消することが出来るにもかかわらず、上述した情
報処理装置では、装置を停止してしまう。
【0009】また、温度上昇の原因が、修理などを要す
る冷却ファンの異常によるものなのか、単なる設置状況
の問題なのかをユーザが容易に知ることが出来ない。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、情報処理装置に、情報処理装置内
部を冷却する冷却ファンの異常を検出してファン異常信
号を出力するファン異常検出手段と、該検出手段から前
記ファン異常信号が出力されると計時を開始し、第1の
所定時間を計時すると第1の電源停止信号を出力する計
時手段と、前記情報処理装置に電力を供給し、前記計時
手段より前記第1の電源停止信号が出力されると電力の
供給を停止する電源手段と、前記情報処理装置内部の温
度異常を検出して温度異常信号を出力する温度異常検出
手段と、前記ファン異常信号が出力されずに前記温度異
常信号が出力された場合に、ユーザに温度異常を通知す
る通知手段とを備える。
【0011】また本発明の他の態様によれば、情報処理
装置の制御方法において、情報処理装置内部を冷却する
冷却ファンの異常を検出してファン異常信号を出力し、
前記情報処理装置内部の温度異常を検出して温度異常信
号を出力し、前記ファン異常信号が出力されずに前記温
度異常信号が出力された場合に、ユーザに温度異常を通
知し、前記ファン異常信号が出力されると計時を開始し
て、第1の所定時間を計時すると第1の電源停止信号を
出力し、前記第1の電源停止信号が出力されると、電源
から前記情報処理装置への電力の供給を停止することを
特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態の情
報処理装置の構成を示すブロック図である。
【0013】同図において、温度センサ1は情報処理装
置内部の温度をチェックし、温度モニタ信号S1を出力
している。温度モニタ信号S1は検知温度が所定の温度
未満ではL、所定の温度異常ではHとなるように設定さ
れている。
【0014】ファンセンサ2は、情報処理装置の内部又
はCPU3を冷却する不図示の冷却ファン内に取り付け
られており、常に冷却ファンの状況をチェックし、冷却
ファンモニタ信号S2を出力している。冷却ファンモニ
タ信号S2は、冷却ファン正常時にL、冷却ファンの故
障及び異物による冷却ファンの回転羽根停止等、冷却フ
ァンの異常時にHとなるように設定されている。
【0015】報知器6はLEDで構成されており、冷却
ファンモニタ信号S2がLの時、緑色に点灯し、冷却フ
ァンモニタ信号S2がHの時、赤色に点灯する。ソフト
ウェアの動作/非動作にかかわらず、ユーザが冷却ファ
ンに異常があるかどうか認識できるようになっている。
【0016】カウンタ4は、一般的なダウンカウンタで
あり、冷却ファンモニタ信号S2がLの時には、初期値
設定部5から初期値がロードされ、冷却ファンモニタ信
号S2がHの時には、初期値のロードは中止され、初期
値から0までのカウントダウンにより所定時間を計時す
る。カウンタ4の内容が0となると電源制御信号S3を
LからHに変化させ、OR回路9に入力する。ここで初
期値は、固定値を設定しておいても、ユーザが任意の値
を設定できるように構成しておいてもどちらでも構わな
い。カウントダウン途中で冷却ファンが正常に戻り、冷
却ファンモニタ信号S2がLになった時には、カウンタ
4はカウントダウンを中止し、カウンタ4へ初期値が初
期値設定部5からロードされる。
【0017】OR回路9は、電源制御信号S3及び電源
制御信号S4をチェックし、電源制御信号S5を出力し
ている。電源制御信号S5は、電源制御信号S3又は電
源制御信号S4のいずれか一方でもHとなっている時に
H、その他の場合はLとなるように設定されている。
【0018】電源装置10は、情報処理装置に用いられ
る直流を出力するもので、電源制御信号S5がHに変化
すると、情報処理装置への電力供給を停止する。電源装
置10には、メインスイッチをOFFにされるまで電源
制御信号S5がHとなったことを保持するレジスタ(フ
リップフロップ等)が含まれており、情報処理装置への
電力供給停止に伴ない電源制御信号S5が出力されなく
なった後も、電源装置10の電力供給停止状態を維持す
るように構成されている。
【0019】温度の異常ばかりでなく、冷却ファンの異
常を監視して電源装置10の電源出力を停止させるた
め、情報処理装置が停止するまでの情報処理装置内の温
度上昇を軽減することが可能である。
【0020】CPU3は、デジタル情報を処理する一般
的な中央演算処理装置であり、プログラム等の実行とと
もに、温度モニタ信号S1及び冷却ファンモニタ信号S
2を監視する。
【0021】冷却ファンモニタ信号S2がHに変化した
時、CPU3は、温度モニタ信号の状態にかかわりな
く、ディスプレイ7に所定時間後に電源装置10を停止
するとの警告メッセージを表示するとともに、実行中の
プログラムを正常終了させたり、不図示の記憶手段へ未
保存のデータを保存したりする。更にCPU3は通信部
7に接続されるネットワーク又は電話回線等を通じて他
の情報処理装置に対して、冷却ファン異常及び情報処理
装置の停止を通知するようにしてもよい。
【0022】その後、上記のCPU3の作業が終了した
時には、CPU3は、カウンタ4とは関係なく、通常時
はLになっている電源制御信号S4をHに変化させるこ
とによって、OR回路9から出力される電源制御信号S
5をHとして、電源装置10の電力供給を停止させても
よい。これにより、情報処理装置内の温度上昇を更に軽
減することが可能である。
【0023】もちろんCPU3が上記の作業を終了して
いなくても、カウンタ4の内容が0になると、電源制御
信号S3がHとなり、それによりOR回路9から出力さ
れる電源制御信号S5もHとなるため、電源装置10の
電力供給は停止される。冷却ファンが停止すると、急激
に情報処理装置内部の温度が上昇することになるが、こ
れによりCPU3の上記作業中において、ソフトウェア
が正常に動作しない状況に陥っても、確実に電力供給が
止まるため、熱による情報処理装置の電子部品の破壊を
防ぐことができる。一方、ソフトウェアが正常に動作し
ている時には、データ等を安全に保護し、更に、報知器
6よりも視界に入りやすいディスプレイ7上に異常を表
示することによりユーザに通知し、また遠隔地にいる時
にも通信部7を通じて通知するため、修理などにおいて
早期の対応が可能となる。
【0024】また、CPU3は、冷却ファンモニタ信号
S2がLで、かつ温度モニタ信号S1がHに変化した
時、ディスプレイ7に情報処理装置内部の温度が高くな
っているとの警告メッセージ及びその対処方法を表示す
る。更にCPU3は通信部7に接続されるネットワーク
又は電話回線等を通じて他の情報処理装置に対して、情
報処理装置内部温度の異常を通知するようにしてもよ
い。これにより、ユーザは情報処理装置の通気口が塞が
れていないか、あるいは情報処理装置の設置場所の室温
が高くなっていないか等をチェックし、温度異常を解消
する対処を取ることが可能となる。
【0025】更にある一定時間以上温度異常が解消され
ない場合、CPU3は電源制御信号S4をHに変化させ
ることによって、OR回路9から出力される電源制御信
号S5をHとして、電源装置10の電力供給を停止させ
るようにしてもよい。もちろん電力供給停止前に、ディ
スプレイ7に、所定時間後に電源装置10を停止すると
の警告メッセージを表示するとともに、実行中のプログ
ラムを正常終了させたり、不図示の記憶手段へ未保存の
データを保存したり、更に通信部7に接続されるネット
ワーク又は電話回線等を通じて、他の情報処理装置に対
して、冷却ファン異常及び情報処理装置の停止を通知す
るようにしてもよい。
【0026】上記の要因による温度上昇は、ある一定温
度で飽和するので、冷却ファンの停止の場合に比べ、電
子部品の破壊を招く可能性は極めて低いうえに、ユーザ
により容易に原因を解消することが出来るため、緊急に
電源装置10の電源出力を停止させる必要はない。この
ように、温度センサ1とファンセンサ2を組み合わせる
ことにより、温度センサのみによる監視を行う従来技術
に比べ、ユーザの意図しない情報処理装置の緊急停止を
必要最小限とすることが出来る。
【0027】ファンセンサ2のみによる監視と比べて
も、電子部品の破壊を防ぎ、かつ情報処理装置の緊急停
止を必要最小限とすることが可能という点では同じであ
るが、冷却ファンの異常などの内的要因による温度異常
なのか、設置状況などの外的要因による温度異常なのか
を判別でき、ユーザへ適切なアドバイスすることが可能
である。
【0028】本実施形態の動作手順を示すフローチャー
トを図2に示す。
【0029】冷却ファンモニタ信号S2がLの時には、
初期値設定部5からカウンタ4へ初期値がロードされ
(ステップS201)、冷却ファンモニタ信号S2がHの
時には、初期値のロードは中止され、初期値から0まで
のカウントダウンにより所定時間を計時する(ステップ
S202〜S204)。カウンタ4の内容が0となる
と、電源制御信号S3がLからHに変化して(ステップ
S205)、OR回路9に入力され、電源制御信号S5
がLからHに変化する(ステップS206)。カウントダ
ウンの途中で冷却ファンが正常に戻り、冷却ファンモニ
タ信号S2がLになった時には、カウンタ4はカウント
ダウンを中止し、カウンタ4へ初期値が初期値設定部5
からロードされる(ステップS202、S201)。
【0030】また、CPU3は、冷却ファンモニタ信号
S2をチェックし(ステップS208)、冷却ファンモニ
タ信号S2がHに変化した時、温度モニタ信号の状態に
かかわりなく、ディスプレイ7に所定時間後に電源装置
10を停止するとの警告メッセージを表示する(ステッ
プS209)とともに、実行中のプログラムを正常終了
させたり、不図示の記憶手段へ未保存のデータを保存し
たりする(ステップS210)。更に、ここで、CPU3
は、通信部7に接続されるネットワーク又は電話回線等
を通じて他の情報処理装置に対して、冷却ファン異常及
び情報処理装置の停止を通知するようにしてもよい。そ
の後、CPU3は、上記の作業が終了すると、カウンタ
4とは関係なく、通常時はLになっている電源制御信号
S4をHに変化させる(ステップS211)。
【0031】電源装置10では、CPU3が電源制御信
号S4をHに変化させる(ステップS211)か、あるい
は、カウンタ4の内容が0になって電源制御信号S3が
Hとなる(ステップS205)と、電源制御信号S5がH
に変化し(ステップS206)、情報処理装置への電力供
給を停止する(ステップS207)。
【0032】このように、温度センサ1が温度異常を検
出すると、CPU3が上記の作業の終了後に、電源装置
10の電力供給を停止させることにより、情報処理装置
内の温度上昇を軽減することが可能である。もちろんC
PU3が上記の作業を終了していなくても、ファンセン
サ2がファンの異常を検出して所定時間が経過すると
(カウンタ4の内容が0になると)、電源装置10の電
力供給は停止される。
【0033】また、ステップS208で冷却ファンモニ
タ信号S2がLで、かつステップS212で温度モニタ
信号S1がHに変化した時、すなわち、冷却ファンは正
常であるが温度が異常となった場合、CPU3はディス
プレイ7に情報処理装置内部の温度が高くなっていると
の警告メッセージ及び対処方法を表示する(ステップS
217)。更にCPU3は通信部7に接続されるネット
ワーク又は電話回線等を通じて他の情報処理装置に対し
て、情報処理装置内部温度の異常を通知するようにして
もよい(ステップS218)。
【0034】これにより、ユーザは装置内部の温度上昇
を認識し、情報処理装置の通気口が塞がれていないか、
あるいは情報処理装置の設置場所の室温が高くなってい
ないか等をチェックし、温度異常を解消する対処を取る
ことが可能となる。
【0035】更にある一定時間以上温度異常が解消され
ない場合、CPU3は、電源制御信号S4をHに変化さ
せる(ステップS211)ことによって、OR回路9か
ら出力される電源制御信号S5をHとして(ステップS
206)、電源装置10の電力供給を停止させるように
してもよい(ステップS207)。もちろん、電力供給停
止前に、ディスプレイ7に所定時間後に電源装置10を
停止するとの警告メッセージを表示する(ステップS2
15)とともに、実行中のプログラムを正常終了させた
り、不図示の記憶手段へ未保存のデータを保存したり
(ステップS210)、更に通信部7に接続されるネット
ワーク又は電話回線等を通じて他の情報処理装置に対し
て、冷却ファン異常及び情報処理装置の停止を通知する
ようにしてもよい(ステップS210)。
【0036】冷却ファンが停止すると、急激に情報処理
装置内部の温度が上昇することになるが、そのためにC
PU3の上記作業中においてソフトウェアが正常に動作
しない状況に陥っても、本実施形態では、確実に電力供
給が止まるため、熱による情報処理装置の電子部品の破
壊を防ぐことができる。一方、ソフトウェアが正常に動
作している時には、データ等を安全に保護し、更に、報
知器6よりも視界に入りやすいディスプレイ7上に異常
を表示することによりユーザに通知し、また遠隔地にい
る時にも通信部7を通じて通知するため、修理などにお
いて早期の対応が可能となる。
【0037】尚、ソフトウェアの動作/非動作にかかわ
らず、ユーザが冷却ファンに異常があるかどうか認識で
きるよう報知器6としてLEDを用いたが、LED以外
の発光装置又はブザー等の音声発生装置を用いたり、こ
れらを組み合わせて使用しても構わない。
【0038】更に、冷却ファン異常時の温度上昇ですぐ
に破壊されてしまうような電子部品が情報処理装置に実
装されている場合には、本実施形態におけるカウンタ4
及び初期値設定部5、報知器6を設けずに、冷却ファン
異常信号を電源制御信号S3として利用して、冷却ファ
ン異常検知後、すぐに電源装置10の電源出力を停止す
るように構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷却ファンの異常を所定時間以上の間検出すると、電源
を停止するようにしたので、冷却ファンの異常により装
置内が実際に高温になってしまわないうちに電源の供給
を停止することができ、熱による電子部品の故障を防ぐ
ことができる。
【0040】また、温度の異常を検出し、冷却ファンが
正常である時に、情報処理装置内の温度が高くなってい
る事を検出した場合には、ユーザに温度異常であること
を通知するようにしたので、通知を受けたユーザが、例
えば情報処理装置の通気口が塞がれていないかどうか、
あるいは情報処理装置の設置場所の室温が高くなってい
ないかどうか等を確認して温度上昇の要因を解消するこ
とで、冷却ファンが正常動作していて急激な温度上昇は
起こらないような状況では、情報処理装置を緊急に停止
させること無く、温度異常を解消することが可能とな
る。
【0041】また、冷却ファンの異常を検出してから所
定時間経過後に電源停止信号を出力して電源を停止する
ようにしたので、ソフトウェアが正常に動作していない
状況下においても、電源を確実に停止することができ
る。
【0042】更にソフトウェアの正常時には、電源の停
止に先立って、冷却ファンの異常により情報処理装置を
停止することを表示したり、他の情報処理装置へ通知す
ることで、ユーザやオペレータ、サービスマン等が情報
処理装置の異常に気づくことをより容易とすることがで
き、また情報処理装置の停止前にプログラムを正常に終
了させたり、未保存データを保存したりすることも可能
である。
【0043】更に、ファンは正常であっても、ある一定
時間以上、温度異常が解消されない場合に電源の供給を
停止させることにより、長時間高温にさらされることに
よるCPUの誤動作など情報処理装置の誤動作を防ぐこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の情報処理装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】実施形態の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図3】従来の情報処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 温度センサ 2 ファンセンサ 3 CPU 4 カウンタ 5 初期値設定部 6 報知器 7 ディスプレイ 8 通信部 9 OR回路 10 電源装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DC07 EA02 KK01 MB16 5B042 JJ01 JJ17 JJ22 KK03 KK09 KK13 LA19 MC36 NN02 NN04 NN06

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置内部を冷却する冷却ファン
    の異常を検出してファン異常信号を出力するファン異常
    検出手段と、 該検出手段から前記ファン異常信号が出力されると計時
    を開始し、第1の所定時間を計時すると第1の電源停止
    信号を出力する計時手段と、 前記情報処理装置に電力を供給し、前記計時手段より前
    記第1の電源停止信号が出力されると電力の供給を停止
    する電源手段と、 前記情報処理装置内部の温度異常を検出して温度異常信
    号を出力する温度異常検出手段と、 前記ファン異常信号が出力されずに前記温度異常信号が
    出力された場合に、ユーザに温度異常を通知する通知手
    段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記通知手段が、温度異常とともに当該
    温度異常への対処方法を通知することを特徴とする請求
    項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記対処方法が前記情報処理装置の設置
    環境の変更を含むことを特徴とする請求項2記載の情報
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記通知手段が、温度異常を通知するメ
    ッセージを表示する表示手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記通知手段が、他の情報処理装置へ温
    度異常を通知する通信手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ファン異常信号が出力されると冷却
    ファンの異常を報知する報知手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は発光手段を含むことを特
    徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記報知手段は音声発生手段を含むこと
    を特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記報知手段が、他の情報処理装置へ冷
    却ファンの異常を報知する通信手段を有することを特徴
    とする請求項6記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の所定時間が、前記通信手段
    による他の情報処理装置への通知に要する時間より長い
    時間であることを特徴とする請求項9記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記通信手段による他の情報処理装置
    への通知が完了すると第2の電源停止信号を出力する制
    御手段を有し、前記電源手段が当該第2の電源停止信号
    が出力されると電源供給を停止することを特徴とする請
    求項9記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記報知手段が、前記情報処理装置を
    停止する事を通知するメッセージを表示する停止メッセ
    ージ表示手段を有することを特徴とする請求項6記載の
    情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記計時手段が、前記第1の所定時間
    の計時中に前記ファン異常信号の入力が無くなると、計
    時を中止することを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
  14. 【請求項14】 前記温度異常信号が第2の所定時間以
    上継続して出力された場合に第2の電源停止信号を出力
    する制御手段を有し、前記電源手段が当該第2の電源停
    止信号が出力されると電源供給を停止することを特徴と
    する請求項1記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記ファン異常信号が出力された場合
    に、ソフトウェアの保護動作を行う保護手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の所定時間が前記保護手段に
    よるソフトウェア保護動作に要する時間より長い時間で
    あることを特徴とする請求項15記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記保護手段によるソフトウェア保護
    動作が完了すると、第2の電源停止信号を出力する制御
    手段を有し、前記電源手段が当該第2の電源停止信号が
    出力されると電源供給を停止することを特徴とする請求
    項15記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記冷却ファンを装置内部に備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 前記計時手段は、前記所定時間に対応
    する所定値を計数する計数手段であることを特徴とする
    請求項1記載の情報処理装置。
  20. 【請求項20】 デジタル情報を処理する情報処理装置
    において、前記情報処理装置内部を冷却する冷却ファン
    の異常を検出し冷却ファン異常信号を出力するファンセ
    ンサ手段と、前記冷却ファン異常信号が入力された時に
    動作を開始し、所定時間を計時した時に第一の電源停止
    信号を出力するカウンタ手段と、前記情報処理装置に必
    要な電力を供給し前記第一の電源停止信号により電源出
    力を停止する電源手段と、情報処理装置内部の温度異常
    を検出し温度異常信号を出力する温度センサ手段と、前
    記冷却ファン異常信号及び前記温度異常信号の入力を受
    けるCPUを有することを特徴とする情報処理装置。
  21. 【請求項21】 情報処理装置内部を冷却する冷却ファ
    ンの異常を検出してファン異常信号を出力し、 前記情報処理装置内部の温度異常を検出して温度異常信
    号を出力し、 前記ファン異常信号が出力されずに前記温度異常信号が
    出力された場合に、ユーザに温度異常を通知し、 前記ファン異常信号が出力されると計時を開始して、第
    1の所定時間を計時すると第1の電源停止信号を出力
    し、 前記第1の電源停止信号が出力されると、電源から前記
    情報処理装置への電力の供給を停止することを特徴とす
    る情報処理装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記温度異常の通知において、温度異
    常とともに当該温度異常への対処方法を通知することを
    特徴とする請求項21記載の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記対処方法が前記情報処理装置の設
    置環境の変更を含むことを特徴とする請求項22記載の
    制御方法。
  24. 【請求項24】 前記温度異常の通知において、温度異
    常を通知するメッセージを表示することを特徴とする請
    求項21記載の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記温度異常の通知において、他の情
    報処理装置へ温度異常を通知することを特徴とする請求
    項21記載の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記ファン異常信号が出力されると冷
    却ファンの異常を報知することを特徴とする請求項21
    記載の制御方法。
  27. 【請求項27】 前記冷却ファンの異常を発光により報
    知することを特徴とする請求項26記載の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記冷却ファンの異常を音声により報
    知することを特徴とする請求項26記載の制御方法。
  29. 【請求項29】 前記冷却ファンの異常を通信により他
    の装置へ報知することを特徴とする請求項26記載の制
    御方法。
  30. 【請求項30】 前記第1の所定時間が、前記他の情報
    処理装置への通知に要する時間より長い時間であること
    を特徴とする請求項29記載の制御方法。
  31. 【請求項31】 前記他の情報処理装置への通知が完了
    すると第2の電源停止信号を出力し、前記電源が当該第
    2の電源停止信号が出力されると電源供給を停止するこ
    とを特徴とする請求項29記載の制御方法。
  32. 【請求項32】 前記ファン異常信号が出力されると前
    記情報処理装置を停止する事を通知するメッセージを表
    示することを特徴とする請求項26記載の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記第1の所定時間の計時中に前記フ
    ァン異常信号の入力が無くなると、計時を中止すること
    を特徴とする請求項21記載の制御方法。
  34. 【請求項34】 前記温度異常信号が第2の所定時間以
    上継続して出力された場合に第2の電源停止信号を出力
    し、前記電源が当該第2の電源停止信号が出力されると
    電源供給を停止することを特徴とする請求項21記載の
    制御方法。
  35. 【請求項35】 前記ファン異常信号が出力された場合
    に、ソフトウェア保護動作を行うことを特徴とする請求
    項21記載の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記第1の所定時間が前記保護手段に
    よるソフトウェア保護動作に要する時間より長い時間で
    あることを特徴とする請求項35記載の制御方法。
  37. 【請求項37】 前記ソフトウェア保護動作が完了する
    と、第2の電源停止信号を出力し、前記電源が当該第2
    の電源停止信号が出力されると電源供給を停止すること
    を特徴とする請求項35記載の制御方法。
  38. 【請求項38】 前記計時は、前記所定時間に対応する
    所定値の計数により行われることを特徴とする請求項2
    1記載の制御方法。
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