JP2003092516A - 増幅装置 - Google Patents

増幅装置

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JP2003092516A
JP2003092516A JP2001282753A JP2001282753A JP2003092516A JP 2003092516 A JP2003092516 A JP 2003092516A JP 2001282753 A JP2001282753 A JP 2001282753A JP 2001282753 A JP2001282753 A JP 2001282753A JP 2003092516 A JP2003092516 A JP 2003092516A
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Hideo Maruko
秀夫 丸子
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の増幅装置は、増幅動作以外の原因で発
熱したり、通信回線に異常がある場合には、温度が上昇
し続けて、隣接する増幅装置等に被害が拡大する恐れが
あるという問題点があったが、本発明は、自律的に電源
をOFFにして温度の異常上昇を確実に停止させ、被害
の拡大を防ぐことができる増幅装置を提供する。 【解決手段】 制御部20が、温度異常を検出後、温度
が低下することなく予め設定された一定時間が経過した
場合や、一定時間内であっても温度上昇率が予め設定さ
れた特定の値を超えた場合に、当該増幅装置の電源を自
律的にオフにする増幅装置である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
の無線基地局等に設置される増幅装置に係り、特に温度
異常が発生した場合に、温度の上昇を確実に停止させ、
被害の拡大を防止することができる増幅装置に関する。 【0002】 【従来の技術】携帯電話システムやページャシステムと
いった移動体通信システムでは、無線基地局と端末装置
(携帯電話端末やページャ装置)との間で信号を無線通
信しており、無線基地局には通信信号を増幅する増幅装
置が通常複数実装されている。また、増幅装置を監視す
る手段として、複数の増幅装置の動作状態を集中的に監
視する監視制御装置が設けられている。 【0003】そして、従来の増幅装置では、装置内部の
温度を監視して、内部温度が予め設定した温度よりも高
くなる異常を検出した場合には、監視制御装置に異常警
報を出力し、増幅装置自身が増幅動作を停止するように
なっていた。 【0004】ここで、従来の増幅装置の構成について図
5を用いて説明する。図5は、従来の増幅装置の構成ブ
ロック図である。図5に示すように、従来の増幅装置
は、複数の増幅装置の動作を監視する監視制御装置との
通信を行う通信部31と、増幅動作を行う増幅部30
と、装置全体の制御を行う制御部20′と、障害情報等
を記憶する記憶部32と、通常運転時に点灯するACT
−LED33と、異常発生時に点灯又は点滅するALM
−LED34と、装置内部の温度を検出する温度センサ
35と、装置全体に電力を供給する電源36とから構成
されている。 【0005】更に、制御部20′は、増幅部30におけ
る増幅状態を監視して、異常発生時には主制御部20′
に通知する増幅状態監視手段22と、ACT−LED3
3及びALM−LED34の点灯や消灯を制御するLE
D制御手段24と、温度センサ35から測定温度の入力
を受けて装置内部の温度が予め設定されている規定値を
超えた場合に主制御部23′に温度異常を通知する温度
監視手段25′と、増幅状態監視手段22又は温度監視
手段25′からの異常発生の通知を受けて通信部31を
介して監視制御装置に異常警報を出力し、また、増幅部
30における動作の制御を行う主制御部23′とから構
成されている。 【0006】上記構成の従来の増幅装置における動作に
ついて説明する。温度監視手段25′が、温度センサ3
5で検出された温度が予め設定されている規定値を超え
ているかどうかを判断し、超えている場合に、主制御部
23′に温度異常を通知する。 【0007】主制御部23′は、通信部31を介して監
視制御装置に異常警報を出力し、増幅部30の動作を停
止する。このようにして従来の増幅装置の動作が行われ
るようになっていた。また、監視制御装置では増幅装置
の異常が保守員等に報知され、必要に応じて温度低下の
ための制御が為されるようになっていた。 【0008】尚、増幅装置の従来技術としては、平成1
3年7月19日公開の特開2001−196863号
「増幅装置」(出願人:株式会社日立国際電気、発明
者:千葉修他)がある。この従来技術は、取得手段が主
増幅器から出力される増幅信号の一部を取得し、検出用
増幅器が取得手段により取得される信号を増幅し、フィ
ルタで雑音を低減し、検出手段で信号のレベルを検出
し、当該検出されるレベルに基づいて増幅信号のレベル
を監視する増幅装置であり、これにより、増幅信号のレ
ベルが小さい場合に精度のよいレベル検出を可能とする
ものである。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
増幅装置では、増幅動作以外の原因、例えば装置を冷却
するファン等に異常が発生して発熱している場合には、
主制御部が増幅動作を停止する制御を行っても温度上昇
は止まらず、急激な温度上昇を引き起こしてしまう。 【0010】また、従来の増幅装置では、複数の増幅装
置の動作状態を監視制御装置へ報知する専用通信インタ
フェースで通信異常が発生した場合には、増幅装置から
の異常警報が監視制御装置に伝達されず、温度低下させ
るための制御を行うことができないため温度上昇は止ま
らなくなってしまう。 【0011】更に、従来の増幅装置では、主制御部によ
る増幅動作を停止させる制御に障害が発生した場合にも
温度上昇が止まらなくなってしまう。 【0012】このように、従来の増幅装置では、増幅装
置で温度異常を検出したとしても温度上昇を続けてしま
う恐れがあり、そのような場合には保守員が異常が発生
した増幅装置の電源をオフにするまで温度を低下させる
ことができず、増幅装置の故障、破壊、発火等の原因と
なって隣接する増幅装置や増幅装置を搭載している無線
基地局、更にはシステム全体へ被害が拡大してしまう恐
れがあるという問題点があった。 【0013】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、増幅装置の温度異常が発生した場合に、自律的に当
該増幅装置の電源をOFFにして温度の異常上昇を確実
に停止させ、被害の拡大を防ぐことができる増幅装置を
提供することを目的としている。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、入力信号を増幅して出力する増
幅部と、装置内部の温度を検出する温度センサと、温度
センサから入力された検出温度が予め設定された規定値
を超えた場合に、通信回線を介して接続された監視制御
装置に異常警報を出力し、増幅部における増幅動作を停
止する制御部とを備えた増幅装置において、制御部が、
検出温度が予め設定された規定値を超え、検出温度が規
定値を超えている状態が予め設定された一定時間以上継
続した場合、又は、検出温度の温度上昇率が予め設定さ
れた値を超えた場合に、電源をオフにする制御部である
ことを特徴としており、増幅動作以外の原因で温度が上
昇している場合や、通信回線の異常で監視制御装置の制
御が不能の場合でも、温度の上昇を確実に停止させるこ
とができ、また、急激に温度が上昇する危険度の高い異
常の場合に、迅速に電源をオフにして確実に温度上昇を
停止させることができ、被害の拡大を防ぐことができ
る。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。尚、以下で説明する機能実現
手段は、当該機能を実現できる手段であれば、どのよう
な回路又は装置であっても構わず、また機能の一部又は
全部をソフトウェアで実現することも可能である。更
に、機能実現手段を複数の回路によって実現してもよ
く、複数の機能実現手段を単一の回路で実現してもよ
い。 【0016】本発明の実施の形態に係る増幅装置は、制
御部が、温度異常を検出後、温度が低下することなく予
め設定された一定時間が経過した場合や、一定時間内で
あっても温度上昇率が予め設定された特定の値を超えた
場合に、当該増幅装置の電源を自律的にオフにするもの
であり、増幅動作以外の異常や通信インタフェースに障
害が発生した場合でも、温度上昇を確実に停止させ、被
害の拡大を未然に防ぐことができるものである。 【0017】図1は、本発明の実施の形態に係る増幅装
置(本装置)を含む監視システムの概略構成ブロック図
である。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る
増幅装置を含む監視システムは、複数の増幅装置2の状
態を監視して、増幅動作の制御を行う監視制御装置1
と、専用通信インタフェース3を介して監視制御装置1
に接続され、通信信号を増幅する複数の増幅装置2-1〜
2-nとから構成されている。 【0018】また、増幅装置2の表面には、増幅装置2
の運転状態を示すものとしてACT−LED33と、A
LM−LED34とが設けられており、更に電源スイッ
チ37が設けられている。通常運転時にはACT−LE
D33が点灯し、異常時にはALM−LED34が点滅
して異常を報知するようになっている。また、本装置の
特徴として、温度異常が発生後、異常高温が一定時間以
上続く場合や温度上昇率が一定値以上になった場合に
は、自律的に電源スイッチ37をOFFにするものであ
る。 【0019】次に、本発明の実施の形態に係る増幅装置
2の構成について図2を用いて説明する。図2は、本発
明の実施の形態に係る増幅装置2の構成ブロック図であ
る。尚、図5と同様の構成をとる部分については同一の
符号を付して説明する。本実施の形態の増幅装置の基本
的な構成は図5に示した従来の増幅装置とほぼ同様であ
り、図2に示すように、通信部31と、増幅部30と、
制御部20と、記憶部32と、ACT−LED33と、
ALM−LED34と、温度センサ35と、電源36と
電源スイッチ37とを備えており、制御部20以外の構
成部分は、図5に示した従来の増幅装置と同様のもので
ある。 【0020】そして、本装置の特徴部分である制御部2
0は、従来と同様の部分として、増幅状態監視手段22
と、LED制御手段24とを備え、本装置の特徴部分と
して、タイマ26と、電源36から装置全体への電力供
給を制御する電源制御手段27とを備え、また、主制御
部23及び温度監視手段25は、従来とは一部処理又は
動作が異なっている。 【0021】本装置の特徴部分について具体的に説明す
る。電源制御手段27は、電源36に接続され、電源3
6からの電力を装置各部に供給するものであるが、温度
異常が続いている場合には、主制御部23からの指示に
従って電源スイッチ37をOFFにする制御を行うもの
である。 【0022】温度監視手段25は、温度センサ35で測
定する装置内部の温度を定期的に取得し、主制御部23
に出力すると共に、従来と同様に温度センサ35からの
温度の測定値が設定されている規定値を超えた場合に主
制御部23に温度異常を通知するものである。 【0023】主制御部23に入力された温度データは、
主制御部23によって記憶部32に記憶され、一定期間
保持されるようになっている。尚、記憶部32は不揮発
性メモリ等で構成され、温度データの他、障害が発生し
た場合の障害情報も記憶するものである。 【0024】また、本装置の主制御部23は、温度上昇
率算出手段を備え、温度監視手段25から入力された温
度に基づいて温度上昇率を算出するものである。具体的
には、温度上昇率算出手段は、温度異常が発生した場合
に起動し、一定時間毎に温度監視手段25から温度の入
力を受けて前回の検出温度(t′)と今回の検出温度
(t)との差と、時間間隔(ΔT)に基づいて、(t−
t′)/ΔTの計算式で温度上昇率を算出するものであ
る。 【0025】そして、本装置の特徴として、主制御部2
3は、温度異常が発生した場合に、異常温度状態のまま
予め設定された一定時間を経過した場合や、一定時間内
であっても温度上昇率が一定値以上であった場合に、自
律的に電源をOFFにする制御を行うものである。 【0026】主制御部23には、予め特定の値が記憶さ
れており、温度上昇率算出手段が算出した温度上昇率を
記憶されている値と比較して、算出した温度上昇率が特
定の値を超える場合、「危険温度上昇率」であるとし
て、電源をOFFにする電源停止処理を行うようになっ
ている。 【0027】このように、本装置では、増幅動作以外の
原因で温度が上昇している場合等、従来の増幅装置では
温度上昇を防ぐことができないような場合であっても、
主制御部23が、高温状態が一定時間以上継続したり、
温度上昇率が特定の値を超えるなど危険な状態であると
判断すると自律的に電源をOFFにするようになってお
り、温度上昇を確実に停止させることができ、増幅装置
の破壊や故障、または隣接する装置やシステム全体に異
常温度の被害が拡大するのを防ぐことができ、火災など
の最悪事態を未然に避けることができるものである。 【0028】また、それと共に主制御部23は、従来と
同様に温度監視手段25から温度異常の通知を受ける
と、監視制御装置1に異常警報を出力すると共に、増幅
部30の増幅動作を停止するものである。 【0029】次に、本装置の動作について図3を用いて
説明する。図3は、本装置の主制御部23の処理を示す
フローチャート図である。図3に示すように、主制御部
23は、通常運転中に(100)、電源がOFFになっ
たかどうかを判断し(102)、電源OFFであれば処
理を終了する。 【0030】また、電源OFFでなければ、主制御部2
3は、温度監視手段25から温度異常の通知が入力され
たかどうか(温度異常が発生したかどうか)を判断し
(106)、温度異常の通知が入力されていなければ処
理100に移行して温度の監視を続ける。 【0031】また、処理106で温度異常の通知が入力
された場合には、通知が入力された異常発生時刻と、温
度監視手段25から入力された温度データを記憶部32
の不揮発性メモリに記憶し、ACT−LED33を消
灯、ALM−LED34を点灯させると共に通信部31
を介して監視制御装置1に温度異常警報を出力し(10
8)、タイマ26をスタートする(110)。 【0032】尚、図3では示していないが、温度監視手
段25からの温度異常の通知に基づいて、主制御部23
は、従来と同様に増幅部30における増幅動作を停止す
る。温度上昇の原因が増幅動作にある場合には、この制
御によって温度上昇は抑制されるものである。 【0033】そして、主制御部23は、タイマ26がタ
イムアウトしたかどうかを判断し(112)、タイムア
ウトした場合には、温度異常が発生してから一定時間が
経過したとして電源停止処理に移行する(130)。 【0034】また、タイマ26がタイムアウトしていな
かった場合には、主制御部23は、予め設定された一定
時間経過後に温度監視手段25から温度の入力を受け
(114)、温度データを時刻と共に記憶部32に記憶
し、前回入力された温度データと今回入力された温度デ
ータ及び取得時刻に基づいて温度上昇率を算出し(11
6)、算出した温度上昇率が予め設定されている特定の
値を超えているかどうか、すなわち危険温度上昇率であ
るかどうかを判断し(118)、危険温度上昇率であれ
ば電源停止処理に移行する(130)。 【0035】また、処理118において、算出した温度
上昇率が特定の値以下であった場合、主制御部23は、
温度上昇率が負の値かどうか、つまり処理114で取得
した温度が前回に比べて低下したかどうかを判断し(1
20)、温度が低下していない場合には処理112に戻
って温度の監視を続ける。 【0036】また、処理120で温度が低下した場合に
は、主制御部23は、増幅動作停止の制御によって危険
な状態は回避されたものとして、タイマ26を停止(リ
セット)して、通常運転に移行する(100)。このよ
うにして、本装置の主制御部23における処理が行われ
るものである。 【0037】次に、図3の処理130に示した電源停止
処理について図4を用いて説明する。図4は、図3の処
理130に示した電源停止処理を示すフローチャート図
である。図4に示すように、電源停止処理に移行する
と、主制御部23は、電源OFF要因として例えば「温
度異常」を示すデータを記憶部32の所定のエリアに記
憶し(200)、監視制御装置1に自律的に電源をOF
Fにする旨を報知し(202)、電源制御手段27を介
して自律的に電源スイッチ37をOFFにして電源を切
断する(204)。また、処理202において、電源O
FF要因と、記憶している温度データも合わせて監視制
御装置1に報知するようにしてもよい。 【0038】これにより、本装置は、温度異常状態が継
続した場合や急激な温度上昇があった場合等は速やかに
電源を切断してこれ以上の温度上昇を防ぎ、監視制御装
置への報知に基づいて管理者が迅速な対応を行うことが
でき、被害の拡大を未然に防ぐことができるものであ
る。 【0039】尚、本装置では、自律的に電源をONにす
る手段は備えていないので、一旦自律的に電源をOFF
にした場合には、保守員によって安全が確認された場合
に保守員が手動で電源スイッチをONにするものであ
る。 【0040】本発明の実施の形態に係る増幅装置によれ
ば、主制御部23が、温度監視手段25から温度が異常
に上昇する温度異常の通知が入力された場合に、タイマ
をスタートし、温度異常の状態が一定時間以上継続する
かどうかを判断し、一定時間以上継続した場合には電源
制御手段27を介して自律的に電源スイッチ37をOF
Fにし、また、一定時間間隔で温度監視手段25から装
置内部の温度を取得して温度上昇率を算出し、温度上昇
率が予め設定された特定の値を超えた場合に、電源制御
手段27を介して自律的に電源スイッチ37をOFFに
する制御を行うようにしているので、ファン等の増幅動
作以外の異常で温度が上昇している場合や、通信インタ
フェースの異常等により監視制御装置を介した制御が不
能の場合であっても、増幅装置自身の制御で温度の上昇
を確実に停止させることができ、隣接する増幅装置やシ
ステム全体への被害の拡大を未然に防ぐことができる効
果がある。 【0041】特に、温度上昇率が特定の値を超えるよう
な危険度の大きい障害発生時には、温度異常の通知から
の経過時間がわずかであっても、速やかに電源をOFF
にすることができ、大きな危険を回避することができる
と共に、電源OFFを監視制御装置へ報知することによ
って保守員が早期に対応できる効果がある。 【0042】また、温度異常が発生した増幅装置のみの
自律動作で電源OFFの動作を行うため、他の正常動作
を行っている増幅装置に影響を与えずに済み、無線基地
局における増幅動作に支障をきたさないという効果があ
る。 【0043】更に、本装置によれば、一定時間単位に検
出温度を記憶部32に記憶し、電源OFF時には電源O
FFの要因を記憶部32に記憶しているので、保守員は
後で記憶部32を解析することにより異常の原因解明及
び装置のメンテナンスに役立てることができる。 【0044】 【発明の効果】本発明によれば、温度センサから入力さ
れた検出温度が予め設定された規定値を超えた場合に、
通信回線を介して接続された監視制御装置に異常警報を
出力し、増幅部における増幅動作を停止する増幅装置に
おいて、制御部が、検出温度が予め設定された規定値を
超え、検出温度が規定値を超えている状態が予め設定さ
れた一定時間以上継続した場合、又は、検出温度の温度
上昇率が予め設定された値を超えた場合に、電源をオフ
にする増幅装置としているので、増幅動作以外の原因で
温度が上昇している場合や、通信回線の異常で監視制御
装置の制御が不能の場合でも、温度の上昇を確実に停止
させることができ、また、急激に温度が上昇する危険度
の高い異常の場合に、迅速に電源をオフにして確実に温
度上昇を停止させることができ、被害の拡大を防ぐこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係る増幅装置(本装置)
を含む監視システムの概略構成ブロック図である。 【図2】本発明の実施の形態に係る増幅装置2の構成ブ
ロック図である。 【図3】本装置の主制御部23の処理を示すフローチャ
ート図である。 【図4】図3の処理130に示した電源停止処理を示す
フローチャート図である。 【図5】従来の増幅装置の構成ブロック図である。 【符号の説明】 1…監視制御装置、 2…増幅装置、 3…専用通信イ
ンタフェース、 20…制御部、 22…増幅状態監視
手段、 23…主制御部、 24…LED制御手段、
25…温度監視手段、 26…タイマ、 27…電源制
御手段、 30…増幅部、 31…通信部、 32…記
憶部、 33…ACT−LED、 34…ALM−LE
D、 35…温度センサ、 36…電源、 37…電源
スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 CA02 CA55 CN03 FA20 FN07 HA19 HA38 HA43 HA44 KA00 SA13 TA01 TA07 5J500 AA01 AC02 AC55 AF20 AH19 AH38 AH43 AH44 AK00 AS13 AT01 AT07 NC03 NF07

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】入力信号を増幅して出力する増幅部と、 装置内部の温度を検出する温度センサと、 前記温度センサから入力された検出温度が予め設定され
    た規定値を超えた場合に、通信回線を介して接続された
    監視制御装置に異常警報を出力し、前記増幅部における
    増幅動作を停止する制御部とを備えた増幅装置であっ
    て、 前記制御部が、前記検出温度が予め設定された規定値を
    超え、前記検出温度が前記規定値を超えている状態が予
    め設定された一定時間以上継続した場合、又は、前記検
    出温度の温度上昇率が予め設定された値を超えた場合
    に、電源をオフにする制御部であることを特徴とする増
    幅装置。
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