JPH0610630Y2 - 充電装置 - Google Patents
充電装置Info
- Publication number
- JPH0610630Y2 JPH0610630Y2 JP1987158854U JP15885487U JPH0610630Y2 JP H0610630 Y2 JPH0610630 Y2 JP H0610630Y2 JP 1987158854 U JP1987158854 U JP 1987158854U JP 15885487 U JP15885487 U JP 15885487U JP H0610630 Y2 JPH0610630 Y2 JP H0610630Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- case
- blade
- charging
- plug blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- Y02E60/12—
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- Dry Shavers And Clippers (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は,充電式電気かみそりや充電式携帯電灯など
に備えられた充電装置に関する。
に備えられた充電装置に関する。
この種の充電装置としては,たとえば実公昭61−18
846号公報にみるように充電式電気かみそりの本体ケ
ースの底部に,プラグ刃を内蔵しかつプラグ刃出退口を
有するプラグケースを固定し,充電時は前記プラグ刃を
スライド操作してプラグ刃出退口から突出させ,非充電
時はプラグ刃をプラグ刃出退口に退入させるようにした
ものがある。
846号公報にみるように充電式電気かみそりの本体ケ
ースの底部に,プラグ刃を内蔵しかつプラグ刃出退口を
有するプラグケースを固定し,充電時は前記プラグ刃を
スライド操作してプラグ刃出退口から突出させ,非充電
時はプラグ刃をプラグ刃出退口に退入させるようにした
ものがある。
また,実公昭49−20775号公報にみるようにプラ
グ刃を常時突出状に備えた充電用プラグを本体ケースの
凹部に支軸まわりに回転自在に取りつけ,非充電時はプ
ラグ刃を本体ケースの凹部に連続して設けた溝内に納
め,充電時は充電用プラグを一旦支軸方向に移動させて
プラグ刃を前記溝から出したうえで回転させてプラグ刃
をケース外方へ突出させるようにしたものがある。
グ刃を常時突出状に備えた充電用プラグを本体ケースの
凹部に支軸まわりに回転自在に取りつけ,非充電時はプ
ラグ刃を本体ケースの凹部に連続して設けた溝内に納
め,充電時は充電用プラグを一旦支軸方向に移動させて
プラグ刃を前記溝から出したうえで回転させてプラグ刃
をケース外方へ突出させるようにしたものがある。
しかし,前者の従来例では,非充電時にプラグ刃がプラ
グ刃出退口に退入するとはいえ,プラグ刃出退口は開放
したままであるため,ここから塵埃が入って詰まった
り,とくに洗面所や浴室においては水が侵入しやすくて
プラグ刃の錆発生の原因になっていた。外観的にもプラ
グ刃出退口が開放したままでは体裁が悪い。
グ刃出退口に退入するとはいえ,プラグ刃出退口は開放
したままであるため,ここから塵埃が入って詰まった
り,とくに洗面所や浴室においては水が侵入しやすくて
プラグ刃の錆発生の原因になっていた。外観的にもプラ
グ刃出退口が開放したままでは体裁が悪い。
後者の従来例では,非充電時にもプラグ刃が溝に納めら
れているもののケース外部へ露出する状態にあるため,
これにおいても水付着による錆発生のおそれがある。ま
たプラグ刃がプラグケースから常に突出状態にあるた
め,充電・非充電姿勢への切り換え操作時に手がプラグ
刃に触れやすく,この点でもプラグ刃の錆発生の原因と
なる。
れているもののケース外部へ露出する状態にあるため,
これにおいても水付着による錆発生のおそれがある。ま
たプラグ刃がプラグケースから常に突出状態にあるた
め,充電・非充電姿勢への切り換え操作時に手がプラグ
刃に触れやすく,この点でもプラグ刃の錆発生の原因と
なる。
本考案は,かかる従来の欠点を解決し,非充電時におけ
るプラグ刃への水付着防止,並びにプラグ刃出退口への
水や塵埃の侵入防止を図るとともに,外観上の体裁の向
上を図り得る充電装置を提供することを目的とする。
るプラグ刃への水付着防止,並びにプラグ刃出退口への
水や塵埃の侵入防止を図るとともに,外観上の体裁の向
上を図り得る充電装置を提供することを目的とする。
更に本考案の目的は,充電用プラグの充電・非充電姿勢
への切り換え操作時に手が該プラグ刃にできるだけ触れ
ることのないようにして,プラグ刃の防錆を全うするに
ある。
への切り換え操作時に手が該プラグ刃にできるだけ触れ
ることのないようにして,プラグ刃の防錆を全うするに
ある。
この考案は、相交わる垂直壁面18と水平壁面19を有
する凹所17を設けてなる本体ケース1と、前記水平壁
面19上に支軸22を介して水平回転自在に取りつけら
れたプラグ刃24と、プラグ刃24を覆うとともに該プ
ラグ刃24と共に支軸22まわりに水平回転するプラグ
ケース23とを備える。
する凹所17を設けてなる本体ケース1と、前記水平壁
面19上に支軸22を介して水平回転自在に取りつけら
れたプラグ刃24と、プラグ刃24を覆うとともに該プ
ラグ刃24と共に支軸22まわりに水平回転するプラグ
ケース23とを備える。
上記プラグケース23は、一側面壁25にプラグ出退口
26を開口し、該プラグ出退口26からプラグ刃24を
出し入れするようプラグ刃24に沿ってスライド自在に
組みつける。
26を開口し、該プラグ出退口26からプラグ刃24を
出し入れするようプラグ刃24に沿ってスライド自在に
組みつける。
非充電姿勢において、プラグ刃24は、プラグ出退口2
6を前記垂直面壁18に向き合わせるプラグケース23
に覆われた状態で、かつプラグケース23と共に凹所1
7内に収納された位置にある。
6を前記垂直面壁18に向き合わせるプラグケース23
に覆われた状態で、かつプラグケース23と共に凹所1
7内に収納された位置にある。
充電姿勢においては、上記プラグ刃24はプラグケース
23に覆われた状態で、かつプラグケース23と共に凹
所17から本体ケース1の側面外方へ突出する位置にま
で支軸22を中心に回転し、プラグケース23をプラグ
刃24に沿って凹所17内の収納位置にまでスライドさ
せた状態でプラグ出退口26からプラグ刃24が突出す
るようになしたものである。
23に覆われた状態で、かつプラグケース23と共に凹
所17から本体ケース1の側面外方へ突出する位置にま
で支軸22を中心に回転し、プラグケース23をプラグ
刃24に沿って凹所17内の収納位置にまでスライドさ
せた状態でプラグ出退口26からプラグ刃24が突出す
るようになしたものである。
なお,水平壁面19は必ずしも完全な水平状であること
を要しないし,また垂直壁面18も完全な垂直状である
ことを要しない。
を要しないし,また垂直壁面18も完全な垂直状である
ことを要しない。
しかるときは,常態時すなわち非充電姿勢ではプラグケ
ース23のプラグ刃出退口26・26を垂直壁面18に
向き合わせることにより,プラグ刃出退口26・26が
該垂直壁面18で閉塞される。
ース23のプラグ刃出退口26・26を垂直壁面18に
向き合わせることにより,プラグ刃出退口26・26が
該垂直壁面18で閉塞される。
非充電姿勢から充電姿勢に切り換えるにはプラグケース
23を手に持って支軸22まわりにプラグ刃24・24
と共に水平回転させることによりプラグ刃出退口26・
26がケース外方へ向けられ,この状態下でプラグケー
ス23をスライドさせることによりプラグ刃24・24
をプラグ刃出退口26・26から突出させることができ
る。
23を手に持って支軸22まわりにプラグ刃24・24
と共に水平回転させることによりプラグ刃出退口26・
26がケース外方へ向けられ,この状態下でプラグケー
ス23をスライドさせることによりプラグ刃24・24
をプラグ刃出退口26・26から突出させることができ
る。
充電姿勢から非充電姿勢に戻すには、このときもプラグ
ケース23のみを直接手に持って前記スライド方向と反
対方向にスライドさせてこのプラグケース23内にプラ
グ刃24を納めた後、プラグケース23のみを手に持っ
たままこれを水平回転させることで足り、このときも前
述した充電姿勢への切り換え操作時の場合と同様にプラ
グ刃24を直接手で持って操作する必要がなくてその姿
勢切り換え操作が簡単に行えるばかりか、プラグ刃24
に手指の汗や脂分などを付着させなくて済む。
ケース23のみを直接手に持って前記スライド方向と反
対方向にスライドさせてこのプラグケース23内にプラ
グ刃24を納めた後、プラグケース23のみを手に持っ
たままこれを水平回転させることで足り、このときも前
述した充電姿勢への切り換え操作時の場合と同様にプラ
グ刃24を直接手で持って操作する必要がなくてその姿
勢切り換え操作が簡単に行えるばかりか、プラグ刃24
に手指の汗や脂分などを付着させなくて済む。
この考案に係る充電装置の一実施例を充電式電気かみそ
りに適用した場合について説明する。
りに適用した場合について説明する。
第3図において,1はプラスチック製の前後ケース1a
・1bを突き合わせてなる本体ケースである。この本体
ケース1の上部に外刃2および内刃(図示せず)を備え
ており,ケース内部に内刃を駆動するモータ等の駆動
部,充電式電池,および電気回路4(第10図参照)を
備えている。本体ケース1の底部には本体ケース1に対
し固定状に取りつけられて第1図に示す電源コード6か
ら前記電気回路4へ給電可能とするソケット7と,本体
ケース1に対し非充電姿勢(第1図参照)と充電姿勢
(第2図参照)とに切り換え操作自在に取りつけられて
第2図に示す壁面のコンセント8から前記電気回路4へ
給電可能とする充電用プラグ9とをそれぞれ備えてい
る。本考案はこの充電用プラグ9に特徴を有する。
・1bを突き合わせてなる本体ケースである。この本体
ケース1の上部に外刃2および内刃(図示せず)を備え
ており,ケース内部に内刃を駆動するモータ等の駆動
部,充電式電池,および電気回路4(第10図参照)を
備えている。本体ケース1の底部には本体ケース1に対
し固定状に取りつけられて第1図に示す電源コード6か
ら前記電気回路4へ給電可能とするソケット7と,本体
ケース1に対し非充電姿勢(第1図参照)と充電姿勢
(第2図参照)とに切り換え操作自在に取りつけられて
第2図に示す壁面のコンセント8から前記電気回路4へ
給電可能とする充電用プラグ9とをそれぞれ備えてい
る。本考案はこの充電用プラグ9に特徴を有する。
第1図および第4図において,ソケット7は,ソケット
ケース10の底に固定したソケット基板11にソケット
ピン12・12を固定してあり,本体ケース1の底面壁
13の左右方向の一端に開口した孔14にはめ込み固定
され,電源コード6の一端のソケット15がソケットケ
ース10に挿脱自在とされる。
ケース10の底に固定したソケット基板11にソケット
ピン12・12を固定してあり,本体ケース1の底面壁
13の左右方向の一端に開口した孔14にはめ込み固定
され,電源コード6の一端のソケット15がソケットケ
ース10に挿脱自在とされる。
第1図,第3図および第4図において,充電用プラグ9
は,本体ケース1の底部において前記ソケット7と並べ
て入隅状に形成された凹所17内に組みつけられる。そ
の凹所17は垂直壁面18とこれに交わる水平壁面19
とからなり,水平壁面19は本体ケース1に固定される
固定板20で構成される。固定板20にはボス21を有
し,これに支軸22が下向き突出状に固定されている。
この支軸22は固定板20の左右方向中央部より垂直壁
面18と反対側の方向に少し偏した位置,すなわち図上
右寄り位置に設定してある。
は,本体ケース1の底部において前記ソケット7と並べ
て入隅状に形成された凹所17内に組みつけられる。そ
の凹所17は垂直壁面18とこれに交わる水平壁面19
とからなり,水平壁面19は本体ケース1に固定される
固定板20で構成される。固定板20にはボス21を有
し,これに支軸22が下向き突出状に固定されている。
この支軸22は固定板20の左右方向中央部より垂直壁
面18と反対側の方向に少し偏した位置,すなわち図上
右寄り位置に設定してある。
充電用プラグ9はプラグケース23とプラグ刃24・2
4を有する。プラグケース23は本体ケース1の凹所1
7に対応する形,大きさの上面開口型の四角形箱状に形
成されており,これが凹所17に納められた状態で垂直
壁面18に向き合う左側面壁25にプラグ刃出退口26
・26が開口され,水平壁面19に向き合う開口上面が
プラグ板27で閉じられる。第4図および第8図に示す
ように,プラグ板27には支軸22が挿通する左右方向
に横長のスライド溝28を有する。
4を有する。プラグケース23は本体ケース1の凹所1
7に対応する形,大きさの上面開口型の四角形箱状に形
成されており,これが凹所17に納められた状態で垂直
壁面18に向き合う左側面壁25にプラグ刃出退口26
・26が開口され,水平壁面19に向き合う開口上面が
プラグ板27で閉じられる。第4図および第8図に示す
ように,プラグ板27には支軸22が挿通する左右方向
に横長のスライド溝28を有する。
第4図において,プラグ刃24は刃台29に植設してあ
り,刃台29に支軸22が通る孔30を設けてある。
り,刃台29に支軸22が通る孔30を設けてある。
第1図および第4図において,充電用プラグ9を凹所1
7に組みつけるには,まず凹所17の固定板20の水平
壁面19上にプラグ板27を支軸22に通したうえで重
ね合わせる。次にプラグ板27から下方へ突出する支軸
22に刃台29の孔30を通してプラグ刃24をプラグ
板27の下面上に重ねるとともに,刃台29から下方へ
突出する支軸22の先端にワッシャ31を嵌め込んで抜
け止めを図る。最後にプラグケース23はプラグ刃24
を覆うべくプラグ板27にこれの下方から嵌め込み固定
する。プラグケース23内においてプラグ刃24・24
の先端はプラグ刃出退口26・26に臨んでいる。
7に組みつけるには,まず凹所17の固定板20の水平
壁面19上にプラグ板27を支軸22に通したうえで重
ね合わせる。次にプラグ板27から下方へ突出する支軸
22に刃台29の孔30を通してプラグ刃24をプラグ
板27の下面上に重ねるとともに,刃台29から下方へ
突出する支軸22の先端にワッシャ31を嵌め込んで抜
け止めを図る。最後にプラグケース23はプラグ刃24
を覆うべくプラグ板27にこれの下方から嵌め込み固定
する。プラグケース23内においてプラグ刃24・24
の先端はプラグ刃出退口26・26に臨んでいる。
しかるときは,プラグケース23はプラグ刃24・24
と共に水平壁面19上を支軸22まわりに水平回転自在
となり,またプラグケース23は支軸22に対してスラ
イド溝28を摺動させることによりプラグ刃24・24
がプラグ刃出退口26・26から出退するよう該プラグ
刃24・24に沿ってスライド自在となる。
と共に水平壁面19上を支軸22まわりに水平回転自在
となり,またプラグケース23は支軸22に対してスラ
イド溝28を摺動させることによりプラグ刃24・24
がプラグ刃出退口26・26から出退するよう該プラグ
刃24・24に沿ってスライド自在となる。
本体ケース1とプラグケース23間には,プラグケース
23がプラグ刃出退口26・26を凹所17の垂直壁面
18に向き合わせて閉塞し,かつ該出退口26・26内
にプラグ刃24・24を退入する非充電姿勢(第1図参
照)と,プラグ刃出退口26・26をケース外方へ向
け,かつ該出退口26・26からプラグ刃24・24を
突出する充電姿勢(第2図参照)とにそれぞれ位置決め
保持する手段が設けられる。その位置決め手段はプラグ
ケース23の回り止め手段と,スライド阻止手段とから
なる。
23がプラグ刃出退口26・26を凹所17の垂直壁面
18に向き合わせて閉塞し,かつ該出退口26・26内
にプラグ刃24・24を退入する非充電姿勢(第1図参
照)と,プラグ刃出退口26・26をケース外方へ向
け,かつ該出退口26・26からプラグ刃24・24を
突出する充電姿勢(第2図参照)とにそれぞれ位置決め
保持する手段が設けられる。その位置決め手段はプラグ
ケース23の回り止め手段と,スライド阻止手段とから
なる。
すなわち,第1図および第3図に示すごとき非充電姿勢
では,プラグケース23は,第8図に示すごとくプラグ
刃出退口26・26を有する左側面壁25に設けた回り
止め突起34が凹所17の垂直壁面18の前後端から突
設した回り止め規制壁32・32間に嵌合することによ
り回り止め状に保持される。また,第8図に示すよう
に,プラグケース23はスライド溝28の右端寄りに設
けた節度突起28a・28aが支軸22に接当係合する
ことによりスライド阻止状態とされる。
では,プラグケース23は,第8図に示すごとくプラグ
刃出退口26・26を有する左側面壁25に設けた回り
止め突起34が凹所17の垂直壁面18の前後端から突
設した回り止め規制壁32・32間に嵌合することによ
り回り止め状に保持される。また,第8図に示すよう
に,プラグケース23はスライド溝28の右端寄りに設
けた節度突起28a・28aが支軸22に接当係合する
ことによりスライド阻止状態とされる。
第2図に示す充電姿勢において,プラグケース23は右
側面壁33に設けた回り止め突起35・35が前記回り
止め規制壁32・32間に嵌合することにより保持さ
れ,またスライド溝28の左端寄りに設けた節度突起2
8b・28bが支軸22に接当係合することによりスラ
イド阻止状態とされる。
側面壁33に設けた回り止め突起35・35が前記回り
止め規制壁32・32間に嵌合することにより保持さ
れ,またスライド溝28の左端寄りに設けた節度突起2
8b・28bが支軸22に接当係合することによりスラ
イド阻止状態とされる。
つぎに,充電用プラグ9を充電姿勢に切り換える操作順
を第9図(a)ないし(d)に基づき説明する。まず,第9図
(a)の矢印Aで示すようにプラグケース23を右側方へ
少しスライドさせると,スライド溝28内の節度突起2
8a・28aが支軸22の周面上を乗り越えるととも
に,回り止め突起34が回り止め規制壁32・32間か
ら抜け出る(第9図(b)参照)。次にプラグケース23
を支軸22まわりに水平壁面19上を右または左に18
0度回転させて,第9図(c)に示すようにプラグ刃出退
口26・26を外向きにする。プラグケース23の回転
に伴いプラグ刃24・24も支軸22まわりに同行回転
する。かくして,第9図(c)の矢印Bで示すようにプラ
グケース23を左側方へスライドさせると,スライド溝
28内の節度突起28a・28aが再度乗り越え,さら
に別の節度突起28b・28bをも乗り越えるととも
に,右側面壁33が凹所17の垂直壁面18に突き当た
って回り止め突起35を回り止め規制壁32・32に嵌
合させる。これで第9図(d)に示すようにプラグ刃24
・24がプラグ刃出退口26・26からケース外方へ必
要量だけ突出した充電姿勢の状態が得られる。
を第9図(a)ないし(d)に基づき説明する。まず,第9図
(a)の矢印Aで示すようにプラグケース23を右側方へ
少しスライドさせると,スライド溝28内の節度突起2
8a・28aが支軸22の周面上を乗り越えるととも
に,回り止め突起34が回り止め規制壁32・32間か
ら抜け出る(第9図(b)参照)。次にプラグケース23
を支軸22まわりに水平壁面19上を右または左に18
0度回転させて,第9図(c)に示すようにプラグ刃出退
口26・26を外向きにする。プラグケース23の回転
に伴いプラグ刃24・24も支軸22まわりに同行回転
する。かくして,第9図(c)の矢印Bで示すようにプラ
グケース23を左側方へスライドさせると,スライド溝
28内の節度突起28a・28aが再度乗り越え,さら
に別の節度突起28b・28bをも乗り越えるととも
に,右側面壁33が凹所17の垂直壁面18に突き当た
って回り止め突起35を回り止め規制壁32・32に嵌
合させる。これで第9図(d)に示すようにプラグ刃24
・24がプラグ刃出退口26・26からケース外方へ必
要量だけ突出した充電姿勢の状態が得られる。
充電後に,元の非充電姿勢に戻すには前記と逆の操作を
行う。すなわち,第9図(d)の充電姿勢からプラグケー
ス23を右側方へ少しスライドさせて右側面壁33の回
り止め突起35を垂直壁面18の回り止め規制壁32・
32から抜き出したうえで,プラグケース23を180
度回転させ,第9図(a)に示すごとく左側面壁25が垂
直壁面18に突き当たるまでプラグケース23を左側方
へスライドさせればよい。従って、この切り換え操作
も、前述した充電姿勢への切り換え操作の場合と同様に
プラグケース23を手で持つだけで足り、プラグ刃24
に手を直接触れることなく行える。
行う。すなわち,第9図(d)の充電姿勢からプラグケー
ス23を右側方へ少しスライドさせて右側面壁33の回
り止め突起35を垂直壁面18の回り止め規制壁32・
32から抜き出したうえで,プラグケース23を180
度回転させ,第9図(a)に示すごとく左側面壁25が垂
直壁面18に突き当たるまでプラグケース23を左側方
へスライドさせればよい。従って、この切り換え操作
も、前述した充電姿勢への切り換え操作の場合と同様に
プラグケース23を手で持つだけで足り、プラグ刃24
に手を直接触れることなく行える。
第10図(a)・(b)において,上記ソケット7と充電用プ
ラグ9との間には,充電用プラグ9を非充電姿勢から充
電姿勢に切り換えるに伴いソケット7と電気回路4との
接続を断つとともに,プラグ刃24・24と電気回路4
とを接続し(第10図(b)参照),また反対に充電用プ
ラグ9を充電姿勢から非充電姿勢に切り換えるに伴いソ
ケット7と電気回路4とを接続し,プラグ刃24と電気
回路4との接続を断つ(第10図(a)参照)といった,
スイッチング部44が設けられる。これは入力信号の重
複に起因する機器破損を防止するためである。
ラグ9との間には,充電用プラグ9を非充電姿勢から充
電姿勢に切り換えるに伴いソケット7と電気回路4との
接続を断つとともに,プラグ刃24・24と電気回路4
とを接続し(第10図(b)参照),また反対に充電用プ
ラグ9を充電姿勢から非充電姿勢に切り換えるに伴いソ
ケット7と電気回路4とを接続し,プラグ刃24と電気
回路4との接続を断つ(第10図(a)参照)といった,
スイッチング部44が設けられる。これは入力信号の重
複に起因する機器破損を防止するためである。
スイッチング部44の構成について第5図ないし第8図
に基づき説明する。第5図および第7図において,凹所
17の固定板20の上面側に,電気回路4とリード線3
6でつないでなる1対の接触片37・37を取りつけて
あり,また固定板20には片持ち状の開閉作動アーム3
8・38が前記接触片37・37の一端37a・37a
の下方に対応する位置で上下方向に弾性変形自在に一体
に成形されている。第4図に示すように開閉作動アーム
38・38の各先端には突部39が下向きに突設されて
いる。第5図に示すように,前記電気回路4側の接触片
37・37の他端37b・37bは固定板20に設けら
れた上下貫通孔40・40に嵌合させることにより固定
板20の下面側に臨ませる。第6図および第8図に示す
ように,充電用プラグ9のプラグ板27の孔45・45
には接触ピン41・41が取りつけられており,接触ピ
ン41・41はプラグ板27の上面側に突出するととも
に,プラグ刃24・24と接触ピン41・41との間に
介在する接触ばね42・42によってプラグ刃24・2
4と導通している。
に基づき説明する。第5図および第7図において,凹所
17の固定板20の上面側に,電気回路4とリード線3
6でつないでなる1対の接触片37・37を取りつけて
あり,また固定板20には片持ち状の開閉作動アーム3
8・38が前記接触片37・37の一端37a・37a
の下方に対応する位置で上下方向に弾性変形自在に一体
に成形されている。第4図に示すように開閉作動アーム
38・38の各先端には突部39が下向きに突設されて
いる。第5図に示すように,前記電気回路4側の接触片
37・37の他端37b・37bは固定板20に設けら
れた上下貫通孔40・40に嵌合させることにより固定
板20の下面側に臨ませる。第6図および第8図に示す
ように,充電用プラグ9のプラグ板27の孔45・45
には接触ピン41・41が取りつけられており,接触ピ
ン41・41はプラグ板27の上面側に突出するととも
に,プラグ刃24・24と接触ピン41・41との間に
介在する接触ばね42・42によってプラグ刃24・2
4と導通している。
かくして,充電用プラグ9が非充電姿勢にある状態で
は,第5図に示すごとく開閉作動アーム38・38の突
部39・39がプラグ板27の上面で押し上げられ,該
アーム38・38上の接触片37・37の一端37a・
37aがソケット7のソケット基板11の上面側に取り
つけてなる接触片43・43に接触し,もってソケット
7と電気回路4がつながれる(第10図(a)参照)。こ
の非充電姿勢では,第5図に示すようにプラグ板27上
の接触ピン41・41は接触片37・37の他端37b
・37bと離れた位置にある。
は,第5図に示すごとく開閉作動アーム38・38の突
部39・39がプラグ板27の上面で押し上げられ,該
アーム38・38上の接触片37・37の一端37a・
37aがソケット7のソケット基板11の上面側に取り
つけてなる接触片43・43に接触し,もってソケット
7と電気回路4がつながれる(第10図(a)参照)。こ
の非充電姿勢では,第5図に示すようにプラグ板27上
の接触ピン41・41は接触片37・37の他端37b
・37bと離れた位置にある。
第2図において,充電姿勢では,開閉作動アーム38・
38の先端の突部39・39がプラグ板27の上面によ
る押圧作用から解除され,これで開閉作動アーム38・
38は弾性復元力により水平姿勢に戻されるため,接触
片37・37の一端37a・37aがソケット7側の接
触片43・43から離される。一方,プラグ板27上の
接触ピン41・41が接触片37・37の他端37b・
37bに接触し,もってプラグ刃24・24と電気回路
4とがつながれることになる(第10図(b)参照)。
38の先端の突部39・39がプラグ板27の上面によ
る押圧作用から解除され,これで開閉作動アーム38・
38は弾性復元力により水平姿勢に戻されるため,接触
片37・37の一端37a・37aがソケット7側の接
触片43・43から離される。一方,プラグ板27上の
接触ピン41・41が接触片37・37の他端37b・
37bに接触し,もってプラグ刃24・24と電気回路
4とがつながれることになる(第10図(b)参照)。
なお,図示例の支軸22は本体ケース1側に固定した
が,プラグ刃24ないしプラグケース23に固定の支軸
22を本体ケース1に対して回転自在に連結してあって
もよい。
が,プラグ刃24ないしプラグケース23に固定の支軸
22を本体ケース1に対して回転自在に連結してあって
もよい。
この考案の充電装置によれば,本体ケース1の凹所17
内においてプラグケース23が非充電姿勢ではプラグ刃
出退口26・26を凹所17の垂直壁面18に向き合わ
せて閉塞されるようにしてあるので,プラグ刃出退口2
6・26から水や塵埃などが侵入するのを防止できる。
また外観上,プラグ刃出退口26・26がケース外部か
ら全く見えなくなるため体裁も良好なものになる。
内においてプラグケース23が非充電姿勢ではプラグ刃
出退口26・26を凹所17の垂直壁面18に向き合わ
せて閉塞されるようにしてあるので,プラグ刃出退口2
6・26から水や塵埃などが侵入するのを防止できる。
また外観上,プラグ刃出退口26・26がケース外部か
ら全く見えなくなるため体裁も良好なものになる。
プラグケース23は,プラグ刃24・24をプラグ刃出
退口26・26に退入させた状態下でプラグ刃出退口2
6・26が垂直壁面18に向き合う非充電姿勢とプラグ
刃出退口26・26がケース外方へ向く充電姿勢とにわ
たって水平壁面19上を支軸22まわりにプラグ刃24
と共に回転自在としてあるので,充電・非充電姿勢の切
り換えの操作がプラグ刃24・24に手を直接触ること
なく行え,この点においてもプラグ刃24・24の防錆
上きわめて有利である。
退口26・26に退入させた状態下でプラグ刃出退口2
6・26が垂直壁面18に向き合う非充電姿勢とプラグ
刃出退口26・26がケース外方へ向く充電姿勢とにわ
たって水平壁面19上を支軸22まわりにプラグ刃24
と共に回転自在としてあるので,充電・非充電姿勢の切
り換えの操作がプラグ刃24・24に手を直接触ること
なく行え,この点においてもプラグ刃24・24の防錆
上きわめて有利である。
図面は本考案に係る充電装置を備えた充電式電気かみそ
りの一実施例を示しており, 第1図は第7図におけるI−I線断面図, 第2図は充電用プラグを充電姿勢にした状態を一部破断
して示す正面図, 第3図は外観の全体斜視図, 第4図は要部の分解斜視図, 第5図は第7図におけるV−V線断面図, 第6図は第7図におけるVI-VI線断面図, 第7図は第1図におけるVII-VII線断面図, 第8図は第1図におけるVIII-VIII線断面図, 第9図(a)ないし(d)は充電姿勢への切り換え操作順を示
す正面図, 第10図(a)・(b)は電気回路図である。 1……本体ケース, 9……充電用プラグ, 17……凹所, 18……垂直壁面, 19……水平壁面, 22……支軸, 23……プラグケース, 24……プラグ刃, 26……プラグ刃出退口。
りの一実施例を示しており, 第1図は第7図におけるI−I線断面図, 第2図は充電用プラグを充電姿勢にした状態を一部破断
して示す正面図, 第3図は外観の全体斜視図, 第4図は要部の分解斜視図, 第5図は第7図におけるV−V線断面図, 第6図は第7図におけるVI-VI線断面図, 第7図は第1図におけるVII-VII線断面図, 第8図は第1図におけるVIII-VIII線断面図, 第9図(a)ないし(d)は充電姿勢への切り換え操作順を示
す正面図, 第10図(a)・(b)は電気回路図である。 1……本体ケース, 9……充電用プラグ, 17……凹所, 18……垂直壁面, 19……水平壁面, 22……支軸, 23……プラグケース, 24……プラグ刃, 26……プラグ刃出退口。
Claims (1)
- 【請求項1】相交わる垂直壁面(18)と水平壁面(19)を有
する凹所(17)を設けてなる本体ケース(1)と、 前記水平壁面(19)上に支軸(22)を介して水平回転自在に
取りつけられたプラグ刃(24)と、 プラグ刃(24)を覆うとともに該プラグ刃(24)と共に支軸
(22)まわりに水平回転するプラグケース(23)とを備えて
おり、 プラグケース(23)は、一側面壁(25)にプラグ出退口(26)
を開口し、該プラグ出退口(26)からプラグ刃(24)を出し
入れするようプラグ刃(24)に沿ってスライド自在に組み
つけており、 非充電姿勢において、プラグ刃(24)は、プラグ出退口(2
6)を前記垂直面壁(18)に向き合わせるプラグケース(23)
に覆われた状態で、かつプラグケース(23)と共に凹所(1
7)内に収納された位置にあり、 充電姿勢において、プラグ刃(24)はプラグケース(23)に
覆われた状態で、かつプラグケース(23)と共に凹所(17)
から本体ケース(1)の側面外方へ突出する位置にまで支
軸(22)を中心に回転し、プラグケース(23)をプラグ刃(2
4)に沿って凹所(17)内の収納位置にまでスライドさせた
状態でプラグ出退口(26)からプラグ刃(24)が突出するよ
うになしてあることを特徴とする充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987158854U JPH0610630Y2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987158854U JPH0610630Y2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 充電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0163073U JPH0163073U (ja) | 1989-04-24 |
JPH0610630Y2 true JPH0610630Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31439556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987158854U Expired - Lifetime JPH0610630Y2 (ja) | 1987-10-16 | 1987-10-16 | 充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610630Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10316935A1 (de) * | 2003-04-12 | 2004-11-04 | Braun Gmbh | System aus einem elektrischen Kleingerät und einem diesem zugeordneten elektrischen Zusatzgerät |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5037499Y2 (ja) * | 1972-05-04 | 1975-10-31 |
-
1987
- 1987-10-16 JP JP1987158854U patent/JPH0610630Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0163073U (ja) | 1989-04-24 |
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