JPH0217552Y2 - - Google Patents

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JPH0217552Y2
JPH0217552Y2 JP1984002788U JP278884U JPH0217552Y2 JP H0217552 Y2 JPH0217552 Y2 JP H0217552Y2 JP 1984002788 U JP1984002788 U JP 1984002788U JP 278884 U JP278884 U JP 278884U JP H0217552 Y2 JPH0217552 Y2 JP H0217552Y2
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blade unit
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、旅行時等の携帯に便利でしかも使
い勝手の良い電気かみそりに関する。
〔従来の技術〕
この種の電気かみそりとして、例えば、特公昭
42−3530号公報に示されているように本体ケース
に前方開放状の収容凹部を形成し、この凹部に刃
ユニツトを前後方向に出退可能に収容し、携帯時
には刃ユニツトを収容凹部内にコンパクトに収
め、使用時には刃ユニツトを前方へ突出させて使
い易くしたものがある。
また、例えば、実公昭49−45910号公報に示さ
れているように本体ケースの収容凹部に刃ユニツ
トを外刃径方向に揺動自在に収容して刃ユニツト
の外刃が肌の湾曲面などにも密接し馴染みやすく
したものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ここで、前者のものと後者のものを寄せ集めて
本体ケースに対し刃ユニツトを前後方向に出退可
能にかつ外刃径方向に揺動自在に収容した電気か
みそりを得るとすれば、携帯および使用に便利で
あり、しかも外刃の肌への密着性が良好なものと
なつて望ましい。
しかし、この場合刃ユニツトを前後方向に出退
させる手段として、前出した従来例のもののごと
く本体ケース内と刃ユニツトとの間に、刃ユニツ
トを常に突出付勢するスプリングを介在させると
ともに、蓋板で外刃を前記スプリングの力に抗し
押し込んで覆い被せるものをそのまま採用すると
なると、刃ユニツトの前後出退機構に加えて更に
スプリングを必要とするため、それだけ構造が複
雑になるばかりか、長期使用に伴うスプリングの
疲労により刃ユニツトの突出不足を招きやすく、
また蓋板を紛失した場合は刃ユニツトを退入させ
ることができなくなるなどの不具合がある。
この考案は、こうした問題を解消し、携帯、使
用利便性、外刃への密着性を確保したうえで、刃
ユニツトの前後出退操作の確実性、構造の簡素化
を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の電気かみそりでは、例えば第5図に
示すように、本体ケース1に前方開放状の収容凹
部Sを形成し、該収容凹部Sに外刃11および内
刃14を有する刃ユニツト5を前後方向に出退移
動自在にかつ外刃径方向に揺動自在に収容するも
のとしたうえで、本体ケース1に操作ノブ6を外
刃周方向に移動自在に備え、本体ケース1の収容
凹部Sの内周面と刃ユニツト5の外周面との間に
おいて前記操作ノブ6の外刃周方向への移動を刃
ユニツト5にこれの前後方向への出退移動に変え
て伝達する1対のカム溝16,17およびカム溝
16,17に摺動自在に係合する1対のピン1
8,19を設け、かつ、該ピン18,19は刃ユ
ニツト5の外刃径方向揺動の支軸としたものであ
る。
もつとも、上記カム溝16,17は刃ユニツト
5の外周面側に、ピン18,19は本体ケース1
の内周面側にそれぞれ設けること、それとは逆に
カム溝16,17を本体ケース1の内周面側に、
ピン18,19を刃ユニツト5の外周面側にそれ
ぞれ設けることは任意であることは言うまでもな
い。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の電気かみそりに
よれば、本体ケース1に対して刃ユニツト5を出
退操作可能に装着してあるので、刃ユニツト5を
退入させた不使用状態ではかみそり全体が本体ケ
ース1の大きさに小型コンパクト化でき、カバン
等への納まりも良く携帯に便利であり、また使用
時には刃ユニツト5を本体ケース1から突出させ
るので、外刃部分を肌に当て易く使い勝手の良い
状態にして使用できる。
しかも、刃ユニツト5は収容凹部Sで外刃径方
向に揺動可能としてあるので、使用時に刃ユニツ
ト5の外刃11を肌の凹凸にも適正に沿つて容易
に馴染ませることができてひげそりを良好にす
る。
とくに、本考案では、操作ノブ6を外刃径方向
へ移動操作させることにより、刃ユニツト5がカ
ム溝16,17およびピン18,19を介して前
後方向に出退するようにしてあるので、操作ノブ
6を本体ケース1上で切換え移動させるという簡
単な操作で刃ユニツト5を常に確実に出退させる
ことができる。しかも刃ユニツト5は前記カム溝
16,17に係合したピン18,19を利用し、
これを支点にして外刃径方向に揺動できるものと
してそのピン部材を兼用してあるので、それだけ
組付け、構造を簡単にすることができる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図は本考案に係る電気かみそ
りを例示しており、これの本体ケース1は前方開
放状の収容凹部Sを有する上半部1aとこれに連
設した握り易い筒形状の下半部1bとからなる。
ケース下半部1bの内部には充電式の主電池2、
予備電池3、充電用プラグ4とこれの出退手段な
どが内蔵され、ケース上半部1aの収容凹部Sに
はロータリ型の刃ユニツト5が前後方向に出退自
在にかつ外刃径方向に揺動自在に組み込まれてい
る。そして、本体ケース1の側面に刃ユニツト5
の出退操作と内刃駆動スイツチのオン・オフ操作
を行う操作ノブ6と、充電用プラグ4の出退操作
用のノブ7がそれぞれ上下方向にスライド操作自
在に設けられている。
第4図において、刃ユニツト5は、前後横向き
にモータ8を内嵌支持したハウジング9と、この
ハウジング9の前端開口部にホルダ10を介して
取付けられるドーム形の網目状の外刃11と、モ
ータ回転軸12にホルダ13を介して装着されて
外刃11の内面に摺接する内刃14とからなり、
刃ユニツト5これ全体が、収容凹部S内に前後水
平軸心周りに回動自在に内嵌支承したスイツチリ
ング15の内部において前後方向にスライド自在
にかつ外刃径方向に揺動自在に支持されている。
第5図において、刃ユニツト5のハウジング9
の外周面には左右一組のカム溝16,17を180゜
位相をずらした対称位置に形成してあり、スイツ
チリング15の内周面にこれらカム溝16,17
に嵌入するピン18,19を有する。一方のピン
18はスイツチリング15に外方から差し込み連
結される操作ノブ6の連結ピンを兼ねている。ハ
ウジング9は収容凹部Sの内奥壁面から立設した
ストツパー20との係合により回り止めが図られ
て前後方向にのみスライド移動する。
前記カム溝16,17はスイツチリング15の
軸心に対して傾斜する前半部16a,17aと、
周方向に沿う後半部16b,17bとを有し、操
作ノブ6を本体ケース1の上半部1aの周面一部
に開口した案内溝21(第3図参照)に沿つて上
下に操作してスイツチリング15を回動すると、
カム溝16,17の傾斜前半部16a,17aと
ピン18,19とのカム作用で刃ユニツト5は一
定ストロークL(第5図参照)で前後に出退する。
本体ケース1の内奥部には第7図に示すごとく
上部が円形で下部が矩形のプリント配線基板22
が配設され、その円形上部がスイツチリング15
の内奥部にスリツト状開口部23(第5図参照)
を通して挿入されている。スイツチリング15の
底壁部15aの内面には一対の摺接端子24,2
4が固定されていて、スイツチリング15の回動
に伴つて前記基板22の裏面に円弧状に配列した
摺動接点群25を適当な組み合わせで導通又は遮
断する。
モータ8の背面に突設した一対の端子26,2
6とプリント基板22側の一対の接点27,27
とはリン青銅からなる一対の端子板28,28で
導通接結する。すなわち、この端子板28には、
モータ8の背面に突設した取付ボス29に差し込
み固定される喰い込み突起付きの取付孔30と、
モータ端子26が差し込み連結される端子連結孔
31と、弾性屈伸自在なアーム32とを有し、該
アーム32の先端をプリント配線基板22の取付
孔33に差し込んで接点27に連結してある。従
つて、刃ユニツト5が前方に突出移動しても、第
8図に示すごとく端子板28のアーム32が伸展
変形してモータ8と電源側との電気回路がつなが
つたままに維持されている。
スイツチリング15は、操作ノブ6による回動
操作によつて刃ユニツト5の出退とモータ8の起
動停止即ち、内刃駆動スイツチのオン・オフとが
同時に行なわれる。すなわち、操作ノブ6を第1
図に示す4位置(a)〜(d)に切換えることによつて次
のようになる。
(a) 位置 ピン18,19がカム溝16,17の基端にあ
り、刃ユニツト5は退入している。このときモー
タ8への通電はオフ状態にある。
(b) 位置 ピン18,19がカム溝16,17の傾斜前半
部16a,17aの終端に相当し、刃ユニツト5
は突出されている。このときモータ8への通電は
なおオフのままである。
(c) 位置 ピン18,19はカム溝16,17の後半部1
6b,17bの中間位置にあり、刃ユニツト5は
突出状態のままである。モータ8は主電池2に接
続されたオン状態となり、これが通常の使用位置
となる。
(d) 位置 ピン18,19はカム溝16,17の後半部1
6b,17bの終端に位置し、刃ユニツト5の突
出状態は維持される。この場合はモータ8が予備
電池3に接続されたオン状態となる。これは主電
池2の充電が間に合わないときに使用する位置で
ある。なお、第6図において前記スイツチリング
15の各操作状態は、リング15の底壁部15a
に形成した係止段部つきのスロツト34と、本体
ケース1の内奥壁面に立設した弾性変形自在な係
止ピン35との段階的係合によつて弾性的に維持
される。
刃ユニツト5の全周面と収容凹部Sの内周面と
の間に隙間tが形成される。しかるときは、刃ユ
ニツト5を収容凹部S内でスムーズに出退させる
ことができ、また刃ユニツト5をその隙間t分だ
け収容凹部S内でピン18,19まわりに外刃径
方向に揺動させることができて外刃11が肌の凹
凸部にも沿つて馴染みやすくなる。
刃ユニツト5の全周面と収容凹部Sの内周面と
の間の隙間tの間隔寸法は0.5mm〜1.5mmに設定す
ることが好ましい。0.5mm以下では刃ユニツト5
をスムーズに出退させることができないばかり
か、刃ユニツト5の揺動状態が得られなくなり、
1.5mm以上の寸法に設定すると、刃ユニツト5の
揺動が大きくなり過ぎてひげそり時に外刃11で
毛を引つ張る危惧がある。これは、特に外刃11
の毛導入孔の孔相互のピツチに相応して決定する
ことと密接に関連しており、一般に、その孔相互
のピツチは、0.8mm〜1.2mmである。
〔別実施例〕 図示する実施例の全容は以上の通りであるが、
本考案はこれに限られるものではない。例えば、
本体ケース1から刃ユニツト5を出退させる具体
的手段は必要に応じて自在に設計変更できるとこ
ろである。
また、刃ユニツト5のカム溝16,17とこれ
に嵌入するピン18,19との間にそれぞれ遊隙
を形成しておけば、刃ユニツト5はピン18,1
9まわりのみならず、そのピン18,19に直交
する軸まわりにも外刃径方向に揺動自在となつて
刃ユニツト5を無方向に揺動自在とすることがで
きる。
更に、刃ユニツト5の退入状態においては刃ユ
ニツト5とは別体のスペーサー部材、例えば第9
図に示すごとく刃ユニツト5を退入した不使用時
に外刃11を被覆保護するために装着される外刃
保護キヤツプ36にスペーサー片37を一体に突
出形成して、該スペーサー片37を刃ユニツト5
の全周面と収容凹部Sの内周面との間に隙間tに
挿入するようにした場合は、携帯時に刃ユニツト
5が収容凹部S内でがたつくのを防止できる。
更にまた、第10図で示すごとく刃ユニツト5
の周面と収容凹部Sの内周面との間の隙間tの全
周に亘つてスポンジゴム等の弾性材38を介在さ
せてその弾性材38の弾性変形量分だけ刃ユニツ
ト5が揺動できるようにしてもよい。これによれ
ば、携帯時に外刃11の毛導入孔からこぼれ出る
毛屑が隙間tに侵入するのを弾性材38で防止で
きることにもなる。
その他、電源としては乾電池や交流電源を用い
るようにしてもよい。予備電池3は必ずしも必要
とせず、予備電池3を省略する場合は操作ノブ6
は(c)位置をストローク終端位置にして(d)位置を省
略することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気かみそりの一実施例
を示す全体外観図、第2図は正面図、第3図は側
面図、第4図は第3図における−線断面図、
第5図は第2図における−線断面図、第6図
は第5図における−線断面図、第7図はモー
タ用電気回路構造の分解斜視図、第8図は刃ユニ
ツト突出時のモータ駆動部を示す側面図である。
第9図は本考案の別実施例を示すに電気かみそり
の要部断面図である。第10図は本考案の更に別
実施例を示すに電気かみそりの要部断面図であ
る。 1……本体ケース、5……刃ユニツト、11…
…外刃、14……内刃、S……収容凹部、t……
隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース1に前方開放状の収容凹部Sを形成
    し、該収容凹部Sに外刃11およびこれの内面に
    摺接する内刃14を有する刃ユニツト5を前後方
    向に出退移動自在にかつ外刃径方向に揺動自在に
    収容してあり、 本体ケース1に操作ノブ6を外刃周方向に移動
    自在に備えており、 本体ケース1の収容凹部Sの内周面と刃ユニツ
    ト5の外周面との間において、前記操作ノブ6の
    外刃周方向への移動を刃ユニツト5にこれの前後
    方向移動に変えて伝達する1対のカム溝16,1
    7および各カム溝16,17に摺動自在に係合す
    る1対のピン18,19を設けており、 前記ピン18,19は刃ユニツト5の外刃径方
    向揺動の支軸にしてあることを特徴とする電気か
    みそり。
JP278884U 1984-01-11 1984-01-11 電気かみそり Granted JPS60113785U (ja)

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JP278884U JPS60113785U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 電気かみそり

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Publication Number Publication Date
JPS60113785U JPS60113785U (ja) 1985-08-01
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JP278884U Granted JPS60113785U (ja) 1984-01-11 1984-01-11 電気かみそり

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945910U (ja) * 1972-07-25 1974-04-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945910U (ja) * 1972-07-25 1974-04-22

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JPS60113785U (ja) 1985-08-01

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