JPH06106256A - パンチングプレスにおけるダイ装置 - Google Patents

パンチングプレスにおけるダイ装置

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JPH06106256A
JPH06106256A JP25674692A JP25674692A JPH06106256A JP H06106256 A JPH06106256 A JP H06106256A JP 25674692 A JP25674692 A JP 25674692A JP 25674692 A JP25674692 A JP 25674692A JP H06106256 A JPH06106256 A JP H06106256A
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JP
Japan
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die
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hole
adjusting member
punching press
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JP25674692A
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Minoru Hayakawa
稔 早川
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Amada Metrecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイと調節部材とを着脱自在とし、ダイ交換
時の作業性の向上を図る。 【構成】 パンチプレス1におけるダイ(下部金型)2
7のダイ装置にして、上記ダイ27の下面に高さ調節用
の調節部材31を着脱自在に設けてなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パンチングプレスに
おけるダイ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パンチングプレスにおけるダイ
は、パンチング加工が進むにつれてダイの表面は徐々に
摩耗してくる。この摩耗が進行してくるとパンチング加
工時、ワークが反ってくるのでダイの表面を再研磨して
いる。一般的にはダイの表面摩耗量0.2mm程度では
再研磨して使用しているが、表面摩耗量が0.5mm位
になると、再研磨すると共に、ダイの下面に0.5mm
厚のドーナツ状のスペーサを入れてダイの高さを合せて
パンチング加工を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のパンチングプレスにおけるダイでは、ダイ表面の摩
耗が進むにつれてスペーサをダイ下面に入れて高さを合
せているが、ダイ交換時にはスペーサとダイとが離れ、
スペーサが残ってしまうので残ったスペーサを人手によ
り取除くという煩わしさがあった。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、ダイと調節部材とを着脱自在とし、ダイ交換時
の作業性の向上を図ったパンチングプレスにおけるダイ
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、パンチングプレスにおけるダイ装置に
して、上記ダイの下面に高さ調整用の調節部材を着脱自
在に設けてパンチングプレスにおけるダイ装置を構成し
た。
【0006】
【作用】この発明のパンチングプレスにおけるダイ装置
を採用することにより、ダイの摩耗量に応じて調節部材
をダイの下面に挿着して、ダイの高さを維持せしめる。
【0007】このため、ダイ交換時には、ダイと調節部
材とは一体的となって交換されるので、従来のごとく人
手を要さず作業性の向上が図られる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、パンチングプレスとして本実施例
ではタレットパンチプレスを対象として説明するが、こ
の機種に限定されるものではない。
【0009】図4を参照するに、タレットパンチプレス
1は、ブリッジ型の本体フレーム3を備えてなり、この
本体フレーム3の一部を構成する下部フレーム5には板
材Wを支持する固定テーブル7が設けてある。この固定
テーブル7の左右(図4において裏表)両側には板材W
を支持する可動テーブル9が設けてあり、一対の可動テ
ーブル9はY軸方向(図4において左右方向)へ移動自
在となっている。
【0010】固定テーブル7、可動テーブル9に支持さ
れた板材WのY軸方向、X軸方向(図4において紙面に
対し直交する方向)の移動位置決めを行うために、板材
移動位置決め装置11が設けてある。より詳細には、前
記可動テーブル9には板材移動位置決め装置11の一部
を構成するキャレッジベース13が設けてあり、このキ
ャレッジベース13には板材Wを把持するクランプ装置
15を備えたキャレッジ17がX軸方向へ移動自在に設
けてある。
【0011】前記固定テーブル7の後側には、上下に対
向して上部タレット19と下部タレット21を備えたパ
ンチング加工部23が設けてある。また、上記上部タレ
ット19は多数の上部金型25を備えると共に、下部タ
レット21は多数の下部金型27を備えている。
【0012】上記構成により、板材Wを固定テーブル
7、可動テーブル9に支持せしめた後に、クランプ装置
15により板材Wの端部付近を把持する。次に、可動テ
ーブル9と一体的にキャレッジベース13をY軸方向へ
適宜に移動させると共に、キャレッジ17をX軸方向へ
適宜に移動させることにより、板材Wを上部タレット1
9と下部タレット21の間に移動位置決めされる。そし
て、パンチング加工部23により板材Wに対して所望の
パンチング加工を行うことができるものである。
【0013】次に、本実施例の主要部である下部金型2
7であるダイのダイ装置について更に詳細に説明する。
【0014】図1および図2を参照するに、下部金型2
7としてのダイの内部には、下方に向けて開口した穴2
9が形成されている。この穴29に挿着される調節部材
31は、リング状部33を有し、このリング状部33の
内周より曲折立設された例えば断面S字形状の舌部35
が、複数箇所(本実施例では4箇所)に配設されてい
て、この舌部35が前記穴29内に挿入される。なお、
リング状部の肉厚Tは、下部金型27であるダイの研磨
量に応じて複数厚さのものが用意される。例えば、研磨
量が0.6〜0.7mmの時は厚みTは0.5mmと
し、研磨量1.1〜1.2mmの時は厚みTは1.0m
mとし、研磨量1.5〜1.7mmの時は厚みTは1.
5mmのものを使用する。
【0015】上記構成により、研磨量に応じた厚みTを
持つ調節部材31を下部金型27としてのダイの穴29
に挿入させると、調節部材31の舌部35が持つ弾撥力
により、調節部材31は穴29に固着される。
【0016】このため、下部金型27を交換する場合に
も、調節部材31は残されることなく一体的に下部金型
27と共に交換されるので、従来のごとく人手を要する
ことなく作業性の向上を図ることができる。
【0017】図3には他の実施例が示されている。すな
わち、下部金型27としてのダイの穴29に、調節部材
37が挿着されていて、調節部材37はリング状部39
の内周に環状の突出部41が形成されて構成され、この
突出部41が前記ダイの穴部29に嵌挿されて、調節部
材37は下部金型27としてのダイに着脱自在となって
いる。なお、リング状部39の板厚Tは前述した第1の
実施例と同一であり、下部金型27としてのダイの研磨
量に応じて最適な板厚Tを持った調節部材37を選択し
てダイに密着する。このため、その効果は第1の実施例
と同等な効果を発揮することができる。
【0018】なお、この発明は、前述した各実施例に限
定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。
【0019】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、ダイに調節部材を着脱自
在に装着したため、従来のごとくダイ交換時に人手を必
要とせず、調節部材をダイと共に交換することができ
る。而して、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、ダイに調節部材を組
込んだダイ装置の断面図である。
【図2】図1における調節部材の斜視説明図である。
【図3】この発明の第2実施例を示し、ダイと調節部材
からなるダイ装置の斜視説明図である。
【図4】この発明を実施する一実施例のタレットパンチ
プレスの正面説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス 21 下部金型(ダイ) 31,37 調節部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチングプレスにおけるダイ装置にし
    て、上記ダイの下面に高さ調節用の調節部材を着脱自在
    に設けてなることを特徴とするパンチングプレスにおけ
    るダイ装置。
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