JP3248955B2 - パンチプレス - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、パンチ用金型とダイ
用金型の芯ずれを防止するフレーム構造を備えたパンチ
プレスに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のパンチプレスにおけるフレーム
は、床面上に据付けられる本体フレームと、この本体フ
レームの上部に設けられ、本体フレームの左右端部に接
続されるブリッジ状の上部フレームとより形成され、上
部フレームと本体フレームとの間にはふところ部と言わ
れる空間部が設けてあった。

【０００３】この空間部内で、本体フレーム上には板材
を水平方向に載置するテーブルが設けてあり、このテー
ブル上に板材を把持し移動位置決めする移動支持装置が
設けてある。この移動支持装置を設けた反対側には下部
タレットが回転自在に設けてあって、この下部タレット
の周辺部には複数のダイヘッドが設けてある。

【０００４】この下部タレットの直上には同径の円盤か
らなる上部タレットが、前記上部フレームより垂設され
周辺部には複数のパンチが設けてある。そして前記下部
タレットと上部タレットとは同期回転され、パンチとダ
イとの対応関係はずれることなく回動されるようになっ
ていた。

【０００５】前記上部タレットのパンチ上には所定位置
で上部フレームより垂設されたプレスラムが備えてあっ
て、前記パンチとダイとのプレスラムの直下に移動位置
決めされ、前記移動支持装置により移動位置決めされた
板材に、プレスラムが作動されパンチング加工を行なう
ように構成されていた。

【０００６】このようなパンチプレスに対して、門型フ
レームの内側対向面上にパンチヘッドとダイヘッドとを
上下動自在に設け、このパンチヘッドとダイヘッドとの
間に板材を垂直方向に保持し、前記ダイヘッド側を板材
の一方の面に押し当て、その反対側よりパンチヘッドを
作動させてパンチング加工を行なうパンチプレスも知ら
れている。

【０００７】このヘッド移動型のパンチプレスにおける
フレーム構造も、前述したブリッジ構造のように、立設
した門型フレームにプレスラムとパンチとを一体化した
パンチヘッドを備え、他方のフレームにダイと成形部と
なるプレスラムとを一体化したダイヘッドを設けてパン
チング加工を行なっていた。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフレーム構造によるパンチプレスでは、パンチ
ング加工時に打抜き荷重が加わると、パンチヘッドとダ
イヘッドとを介してフレームにその荷重が加わり、前記
上部フレームや門型フレームを変形させるため、パンチ
とダイとの同芯度が損われて芯ずれを発生するという問
題点があり、高精度のパンチング加工はできないという
課題があった。

【０００９】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、打抜き荷重が加わって
も芯ずれをおこさないパンチプレスを提供しようとする
ものである。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第１手段によるパンチプレスは、前後方向
および左右方向へ断面が逆Ｕ字形状をし、内部に凹部を
形成せしめると共に、この凹部内においてプレス部を左
右方向へ移動自在に支持するプレス支持フレームと、こ
のプレス支持フレームにおける左右両端の下部に設けら
れた第１のブロック部材と、この第１のブロック部材の
下部に、内部の上下を開口し、かつ内部に長孔挿通口を
有していると共に、この長孔挿通口において下部に上型
ヘッドを左右方向へ支持する上型ヘッド支持フレーム
と、この上型ヘッド支持フレームにおける左右両端の下
部に設けられた第２のブロック部材と、この第２のブロ
ック部材の下部に、前後方向および左右方向へ断面がＵ
字形状をし、内部に凹部を形成せしめると共に、この凹
部の左右両端上において下型ヘッドを左右方向へ移動自
在に支持する下型ヘッド支持フレームと、を備えてなる
ことを特徴とするものである。

【００１１】第２手段によるパンチプレスは、前後方向
および左右方向へ断面が逆Ｕ字形状をし、内部に凹部を
形成せしめると共に、この凹部内においてプレス部を左
右方向へ移動自在に支持するプレス支持フレームと、こ
のプレス支持フレームにおける左右両端の下部に設けら
れた第１のブロック部材と、この第１のブロック部材の
下部に、内部の上下を開口し、かつ内部に長孔挿通口を
有していると共に、この長孔挿通口において下部に上型
ヘッドを左右方向へ支持する上型ヘッド支持フレーム
と、この上型ヘッド支持フレームにおける左右両端の下
部に設けられた第２のブロック部材と、この第２のブロ
ック部材の下部に、内部の上下を開口し、かつ内部に長
孔挿通口を有していると共に、この長孔挿通口において
上部に下型ヘッドを左右方向へ移動自在に支持する下型
ヘッド支持フレームと、この下型ヘッド支持フレームに
おける左右両端の下部に設けられた第１のブロック部材
と、この第１のブロック部材の下部に、前後方向および
左右方向へ断面がＵ字形状をし、内部に凹部を形成せし
めると共に、この凹部内において成形部を左右方向へ 移
動自在に支持する支持フレームと、を備えてなることを
特徴とするものである。

【００１２】

【作用】上記した構成よりなる第１手段によるパンチプ
レスは、プレス部を外側の独立させたプレス支持フレー
ムに装着してあるので、パンチング加工時の打抜き荷重
により、プレス支持フレームが変形したとしても、上型
ヘッドを支持する上型ヘッド支持フレームと、下型ヘッ
ドを支持する下型ヘッド支持フレームとには影響がな
く、上型ヘッドと下型ヘッドとの芯ずれは起さず、常に
正確な同芯度を保って高精度のパンチング加工が行なわ
れる。

【００１３】また、第２手段によるパンチプレスにおい
ても、上述した作用をなすものである。

【００１４】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。

【００１５】図１及び図２において、パンチプレス１は
上部にプレス部３を図１の左右方向（Ｘ軸方向）に移動
自在に支持するプレス支持フレーム５が設けてある。こ
のプレス支持フレーム５は前後方向および左右方向（Ｘ
軸方向）へ断面が逆Ｕ字形状を呈しており、かつ下側面
に凹部７を有し、この凹部７の底面側にはガイド部材９
がＸ軸方向に設けてあって、このガイド部材９には前記
プレス部３が移動自在に係合されるようになっている。
このプレス部３は例えば油圧によって作動されるシリン
ダ部１１と、このシリンダ部１１より下方に突設されて
上下方向（Ｚ軸方向）に駆動されるラム部１３を備えて
いる。

【００１６】上記プレス支持フレーム５の下方には上型
ヘッド１５をＸ軸方向に移動自在に支持する上型ヘッド
支持フレーム１７が設けてある。この上型ヘッド支持フ
レーム１７は前記プレス支持フレーム５に対して平行
で、かつ、内部の上下を開口し、左右両端に挿入された
第１のブロック部材１９によって所定間隔をおいて取付
けられている。この上型ヘッド支持フレーム１７の上面
中央部分には、前記プレス部３のラム部１３を挿通せし
める長孔挿通口２１が穿設してあって、プレス部３の移
動範囲に等しい長さで設けてある。この長孔挿通口２１
を穿設した側壁下面には、Ｘ軸方向に延伸された上型ヘ
ッド用ガイド部材２３が敷設してあって、長孔挿通口２
１のＸ軸方向の長さと同じ長さに設けてある。

【００１７】この上型ヘッド用ガイド部材２３には上型
ヘッド１５が移動自在に装着されている。上型ヘッド１
５は上金型（パンチ）Ｐを取付ける取付部２５と、この
取付部２５より一体的に左右方向に突設された係合部２
７とよりなり、取付部２５の中心には上金型Ｐが着脱自
在に装着されるようになっている。この上型ヘッド１５
の上方よりプレス部３のラム部１３が下方へ作動される
ことにより、上金型Ｐは下方へ押し出され、ラム部１３
が上方へ戻されることにより、上金型Ｐは取付部２５内
に設けてあるスプリング（図示せず）によって戻される
ようになっている。

【００１８】上述した上型ヘッド１５を支持する上型ヘ
ッド支持フレーム１７のＸ軸方向の両端部には第２のブ
ロック部材２９が設けてあって、この第２のブロック部
材２９の下側には下型ヘッド３１をＸ軸方向に、移動自
在に支持する下型ヘッド支持フレーム３３が設けてあ
る。

【００１９】下型ヘッド支持フレーム３３は、前後方向
および左右方向（Ｘ軸方向）へ断面がＵ字形状を呈して
おり、かつ前記プレス支持フレーム５と同様な凹部３５
を有し、この凹部３５の底面上にはプレス部３をガイド
するガイド部材９と同様なガイド部材３７を備え、この
ガイド部材３７上には、例えば油圧シリンダ部３９と、
この油圧シリンダ部３９より上方に突出されたラム４１
からなる成形部４３が移動自在に設けてある。

【００２０】この成形部４３を凹部３５内に内装した下
型ヘッド支持フレーム３３の上面には、凹部３５に沿っ
て互に平行に設けられた下型ヘッド用ガイド部材４５が
設けてあって、この下型ヘッド用ガイド部材４５上には
下型ヘッド３１が移動自在に装着されている。下型ヘッ
ド３１は前記上型ヘッド１５と略々同様な構成で、上面
に下金型Ｄを着脱可能に装着する取付部４７と、この取
付部４７より一体的に左右方向に突設された係合部４９
とよりなっている。そして、前記下金型Ｄ上に板材を載
置し、プレス部３が作動されると上型ヘッド１５の上金
型Ｐが降下し、上金型Ｐと下金型Ｄとの協働によりパン
チング又は成形加工が行えるようになっている。

【００２１】このパンチング加工時には、打抜き荷重は
プレス部３を介してプレス支持フレーム５が受けること
になる。この打抜き荷重によって例えばプレス支持フレ
ーム５が変形されたとしても、前記上型ヘッド支持フレ
ーム１７と下型ヘッド支持フレーム３３とには影響がな
く、上金型Ｐと下金型Ｄとの同芯度は１軸上に保持され
ることになる。

【００２２】なお、図１及び図２には示していないが、
プレス部３、上型ヘッド１５、下型ヘッド３１、成形部
４３の移動は、モータを駆動源としギア機構を介して同
一方向に同一距離だけ移動される構成になっており、前
記プレス部３、上型ヘッド１５、下型ヘッド３１、成形
部４３の各Ｚ軸方向の中心軸は同一軸線上に設定してあ
る。このうち、プレス部３の中心軸がプレス支持フレー
ム５の変形により多少のずれを生じても、上型ヘッド１
５と下型ヘッド３１の同芯度が一致していれば、常に精
度のよいパンチング加工を行なうことができる。

【００２３】図３は、図１のプレス支持フレーム５と第
１のブロック部材１９とを一体化し、プレス部３を移動
自在に支持するブロック付プレス支持フレーム５１と、
上型ヘッド支持フレーム１７と第２のブロック部材２９
とを一体化し、上型ヘッド１５を移動自在に支持するブ
ロック付上型ヘッド支持フレーム５３とを組合わせ、下
型ヘッド支持フレーム３３上に取付けたもので、作用効
果は図１のものと全く同様である。

【００２４】図４に示すものは、図３に示したブロック
付上型ヘッド支持フレーム５３と下型ヘッド支持フレー
ム３３とを一体化して上下型ヘッド支持フレーム５５を
形成し、この上下型ヘッド支持フレーム５５の上部に第
１のブロック部材１９を介してプレス支持フレーム５を
設けたもので、作用効果は図１のものと同様である。

【００２５】図５は上下型ヘッド支持フレーム５５の上
部に、ブロック付プレス支持フレーム５１を取付けたも
のである。

【００２６】図６はブロック付プレス支持フレーム５１
の下側に、図１に示した上型ヘッド支持フレーム１７を
配して一体化したスリット型支持フレーム５７と、下型
ヘッド支持フレーム３３とを第２のブロック部材２９に
て接続した形状のフレーム構造である。このスリット型
支持フレーム５７は、プレス部３と上型ヘッド１５とを
支持する各フレームを一体化したものであるが、これら
２つのフレームの間にはスリット部５９となる空間部を
設けてあるので、例え打抜き荷重がプレス部３を支持す
るフレーム側に加わり、上方に変形したとしても上型ヘ
ッド１５を支持するフレーム側には影響がなく、下型ヘ
ッド支持フレーム３３に装着された下型ヘッド３１との
同芯度にはずれを発生することがない。

【００２７】図７は、図６に示したスリット型支持フレ
ーム５７に、下型ヘッド支持フレーム３３と第２のブロ
ック部材２９との一体化したブロック付下型ヘッド６１
を取付けたフレーム構造であって、作用及び効果は図６
のものと全く同様である。

【００２８】図８に示すものは、図７に示したスリット
型支持フレーム５７とブロック付下型ヘッド支持フレー
ム６１とを一体化した一体型支持フレーム６３である。
この一体型支持フレーム６３は、プレス部３を支持する
上部のフレームの下側にスリット部５９を形成してある
ので、打抜き荷重による上金型Ｐと下金型Ｄとの同芯度
のずれはなく、高精度のパンチング加工を行なうことが
できる。

【００２９】以上説明した図１より図８までに示したパ
ンチプレス１は、いずれも、プレス部３、上型ヘッド１
５、下型ヘッド３１とを移動自在に支持するフレームか
らなるものについて述べたが、下型ヘッド３１と成形部
４３とをそれぞれ独立のフレームにしたものについて以
下に説明する。なお、この説明において、前記した部品
が同じものはその符号を援用するものとする。

【００３０】図９及び図１０において、パンチプレス１
は上部にプレス部３を図９の左右方向（Ｘ軸方向）に移
動自在に支持するプレス支持フレーム５を設け、その下
側には第１のブロック部材１９を介して、上型ヘッド１
５を移動自在に支持する上型ヘッド支持フレーム１７が
設けてある。この上型ヘッド支持フレーム１７の下側に
は第２のブロック部材２９を介して、下型ヘッド３１を
移動自在に支持する下型ヘッド支持フレーム６５が設け
てある。

【００３１】この下型ヘッド支持フレーム６５は、上型
ヘッド支持フレーム１７と同様の形状であって、上型ヘ
ッド支持フレーム１７の上型ヘッド用ガイド部材２３を
上向きに設けたもので、同一部品の上下方向を逆にして
取付けたものである。この下型ヘッド支持フレーム６５
の下側には第１のブロック部材１９を介して、成形部４
３をＸ軸方向に移動自在に支持する支持フレーム６７が
設けてある。

【００３２】この支持フレーム６７は、既に述べたプレ
ス支持フレーム５と同一のフレームであって、上下方向
を逆にして取付けることにより支持フレーム６７とする
ことができる。

【００３３】上記した構成よりなるパンチプレス１のフ
レーム構造は、プレス部３と成形部４３とが上型ヘッド
１５と下型ヘッド３１とより隔離されており、パンチン
グ加工時の打抜き荷重の影響を受けることがないので、
高精度のパンチング加工を期待することができる。ま
た、上記したフレーム構造は縦型のパンチプレスにも適
用することが可能である。

【００３４】以下は上述したプレス支持フレーム５、上
型ヘッド支持フレーム１７、下型ヘッド支持フレーム６
５、支持フレーム６７に第１のブロック部材１９及び第
２のブロック部材２９を一体化することによるフレーム
構造について説明する。

【００３５】図１１は、プレス支持フレーム５に第１の
ブロック部材１９を一体化したブロック付プレス支持フ
レーム５１と、上型ヘッド支持フレーム１７に第２のブ
ロック部材２９を一体化したブロック付上型ヘッド支持
フレーム５３と、下型ヘッド支持フレーム６５に第１の
ブロック部材１９を一体化したブロック付下型ヘッド支
持フレーム６９とを、支持フレーム６７上に積層させた
ものである。

【００３６】図１２は、図１１のブロック付下型ヘッド
支持フレーム６９と、支持フレーム６７とを一体化した
スリット型支持フレーム５７上に、前記ブロック付上型
ヘッド支持フレーム５３と、ブロック付プレス支持フレ
ーム５１とを積層させたものである。

【００３７】図１３は、上型ヘッド支持フレーム１７と
下型ヘッド支持フレーム６５と第２のブロック部材２９
とを一体化した上下型ヘッド支持フレーム７１に、ブロ
ック付プレス支持フレーム５１をそれぞれ設けたもので
ある。

【００３８】図１４は、プレス支持フレーム５と上型ヘ
ッド支持フレーム１７とをスリット型支持フレーム５７
にしたものと、下型ヘッド支持フレーム６５と支持フレ
ーム６７とをスリット型支持フレーム５７にしたもの
を、第２のブロック部材２９で接続したものである。

【００３９】これらの他にも、全体を一体化した一体型
支持フレーム等があるが、本発明は上述した実施例に限
定されるものではなく、適宜の変更を行なうことによっ
て、その他の態様でも実施し得るものである。

【００４０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特許請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、
パンチング加工時の打抜き荷重により、プレス支持フレ
ームが変形したとしても、上型ヘッドを支持する上型ヘ
ッド支持フレームと、下型ヘッドを支持する下型ヘッド
支持フレームとには影響がなく、上型ヘッドと下型ヘッ
ドとの芯ずれは起きずに、常に正確な同芯度を保って高
精度のパンチング加工を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例で、プレス支持フレーム、上
型ヘッド支持フレーム、下型ヘッド支持フレームよりな
るパンチプレスの正面図である。

【図２】図１の側面断面図である。

【図３】図１の変形例で、パンチプレスの正面図であ
る。

【図４】図１の別の変形例で、パンチプレスの正面図で
ある。

【図５】図１の別の変形例で、パンチプレスの正面図で
ある。

【図６】図１の別の変形例で、パンチプレスの正面図で
ある。

【図７】図１の別の変形例で、パンチプレスの正面図で
ある。

【図８】図１の別の変形例で、パンチプレスの正面図で
ある。

【図９】本発明の別の実施例で、パンチプレスの正面図
である。

【図１０】図９の側面断面図である。

【図１１】図９の変形例で、パンチプレスの正面図であ
る。

【図１２】図９の別の変形例で、パンチプレスの正面図
である。

【図１３】図９の別の変形例で、パンチプレスの正面図
である。

【図１４】図９の別の変形例で、パンチプレスの正面図
である。

【符号の説明】

１ パンチプレス ３ プレス部 ５ プレス支持フレーム １５ 上型ヘッド １７ 上型ヘッド支持フレーム ３１ 下型ヘッド ３３ 下型ヘッド支持フレーム

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前後方向および左右方向へ断面が逆Ｕ字
   形状をし、内部に凹部（７）を形成せしめると共に、こ
   の凹部（７）内においてプレス部（３）を左右方向へ移
   動自在に支持するプレス支持フレーム（５）と、 このプレス支持フレーム（５）における左右両端の下部
   に設けられた第１のブロック部材（１９）と、 この第１のブロック部材（１９）の下部に、内部の上下
   を開口し、かつ内部に長孔挿通口（２１）を有している
   と共に、この長孔挿通口（２１）において下部に上型ヘ
   ッド（１５）を左右方向へ支持する上型ヘッド支持フレ
   ーム（１７）と、 この上型ヘッド支持フレーム（１７）における左右両端
   の下部に設けられた第２のブロック部材（２９）と、 この第２のブロック部材（２９）の下部に、前後方向お
   よび左右方向へ断面がＵ字形状をし、内部に凹部（３
   ５）を形成せしめると共に、この凹部（３５）の左右両
   端上において下型ヘッド（３１）を左右方向へ移動自在
   に支持する下型ヘッド支持フレーム（３３）と、 を備えて なることを特徴とするパンチプレス。
2. 【請求項２】 前後方向および左右方向へ断面が逆Ｕ字
   形状をし、内部に凹部（７）を形成せしめると共に、こ
   の凹部（７）内においてプレス部（３）を左右方向へ移
   動自在に支持するプレス支持フレーム（５）と、 このプレス支持フレーム（５）における左右両端の下部
   に設けられた第１のブロック部材（１９）と、 この第１のブロック部材（１９）の下部に、内部の上下
   を開口し、かつ内部に長孔挿通口（２１）を有している
   と共に、この長孔挿通口（２１）において下部に上型ヘ
   ッド（１５）を左右方向へ支持する上型ヘッド支持フレ
   ーム（１７）と、 この上型ヘッド支持フレーム（１７）における左右両端
   の下部に設けられた第 ２のブロック部材（２９）と、 この第２のブロック部材（２９）の下部に、内部の上下
   を開口し、かつ内部に長孔挿通口（２１）を有している
   と共に、この長孔挿通口（２１）において上部に下型ヘ
   ッド（３１）を左右方向へ移動自在に支持する下型ヘッ
   ド支持フレーム（６５）と、 この下型ヘッド支持フレーム（６５）における左右両端
   の下部に設けられた第１のブロック部材（１９）と、 この第１のブロック部材（１９）の下部に、前後方向お
   よび左右方向へ断面がＵ字形状をし、内部に凹部（７）
   を形成せしめると共に、この凹部（７）内において成形
   部（４３）を左右方向へ移動自在に支持する支持フレー
   ム（６７）と、 を備えて なることを特徴とするパンチプレス。