JPH06105835B2 - 高密度実装モジュールの製造方法 - Google Patents

高密度実装モジュールの製造方法

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JPH06105835B2
JPH06105835B2 JP1149971A JP14997189A JPH06105835B2 JP H06105835 B2 JPH06105835 B2 JP H06105835B2 JP 1149971 A JP1149971 A JP 1149971A JP 14997189 A JP14997189 A JP 14997189A JP H06105835 B2 JPH06105835 B2 JP H06105835B2
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ceramic chip
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昌己 木下
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数枚の配線パターンとセラミックチップコン
デンサを内蔵した多層構成の高密度実装モジュールの製
造方法に関する。
(従来の技術とその課題) 例えば、配線パターンを有する樹脂基板を数枚積層し、
その積層基板中にセラミックチップコンデンサを内蔵
し、平面化することにより小型化を目的とした通信機器
用の高密度実装モジュールがある。
従来の、この種の装置は、セラミックチップコンデンサ
を内蔵する場合配線パターンの一部の部品取付ランドを
予じめ半田クリームなどを印刷し、セラミックチップコ
ンデンサを半田接合し、更にビアホールを有する回路基
板を、その上層部として取付け、同様の方法を繰返し乍
ら積層化を進める。上層側基板は取付けるチップコンデ
ンサの衝合部分に嵌合孔などを設け、また基板相互の回
路接合には半田バンプ法などを使用する。この取付けた
セラミックチップコンデンサの容量値の変化や耐熱衝撃
性の低下を生じる欠点があった。第4図は従来の実施例
の説明図でセラミックチップコンデンサを内蔵した積層
基板の拡大断面図である。
第4図に示すように、その構造はセラミックチップコン
デンサ5を取付け、数枚の基板を積層化した際、その間
の熱的繰返しは数回に及びセラミックチップコンデンサ
5の取付け用外部電極7を構成している銀厚膜材料が使
用する半田材料8の錫成分との相互拡散現象を発生し、
電極の破損を生じ、セラミックチップコンデンサ5の内
部電極6の相互間が不連続となり容量値が変化する。ま
た、熱的衝撃を加えた場合セラミックチップコンデンサ
5の取付け用外部電極7が剥離を生じ易い不具合を生じ
ていた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、これらの欠点を解決するために、セラミック
チップコンデンサの取付ランドを有する基板に前記セラ
ミックチップコンデンサの嵌合のための嵌合孔を穿つ工
程と、前記取付ランド面に前記嵌合孔を覆って粘着性の
仮固定膜を張り付ける工程と、前記セラミックチップコ
ンデンサを前記嵌合孔に嵌合して前記仮固定膜に貼り付
ける工程と、前記嵌合孔にエポキシ樹脂を充填する工程
と、前記仮固定膜を除去する工程と、前記取付ランドと
前記セラミックチップコンデンサとを半田により固定す
る工程とを有することを特徴とし、その目的は取付電極
面の接合領域を内部電極から分離し、また、使用する半
田量を僅少とすることにより半田拡散に伴う電極の破損
をなくし容量値の変化のない熱的衝撃に対しても優れた
高密度実装モジュールの提供にある。
(実施例) 第1図、第2図は本発明の実施例の工程説明図、第3図
は本発明の実施例の説明図でセラミックチップコンデン
サを内蔵した積層基板の要部拡大断面図である。図にお
いて、1は耐熱性エポキシ樹脂から成る第1層基板、2
は第2層基板、3は第1層基板の銅箔などにより構成し
た部品取付ランド、4は第2層基板を取付けた際、セラ
ミックチップコンデンサの衝合部分を基板小型化にする
ため切削加工をした嵌合孔、5は高誘電体材料からなる
セラミックチップコンデンサ、6は白金厚膜などから成
る内部電極、7は内部電極6と接する面へ銀厚膜を介
し、ニッケル層さらに半田層からなる取付用外部電極、
8は銀、錫、鉛の成分からなる接合用半田、9はセラミ
ックチップコンデンサ5を嵌合孔4中へ固定するための
充填樹脂である。嵌合孔4を有し、部品取付ランド3を
有する第1層基板1の取付面1′へ、予じめ部品の固定
化のために、例えば、シリコン樹脂系の粘着層を有する
ポリエステルフィルムなどをベースとした粘着テープの
仮固定膜10を張り付ける。その後嵌合孔4へセラミック
チップコンデンサ5を挿入し、仮固定膜10へ貼り付けて
固定しエポキシ充填樹脂9を注入し固化する。その後、
仮固定膜10を剥離することにより取付面1′は基板の部
品取付ランド3およびセラミックチップコンデンサ5の
取付用外部電極7の一面のみを表面に有する第2図の構
成を得る。斯る平面状の取付面1′へ半田接合を必要と
する部分のみへ半田クリームを印刷して昇温し、セラミ
ックチップコンデンサ5を回路パターンと半田接合をす
る。斯る構成ではセラミックチップコンデンサ5の半田
接合面は取付け電極の一面のみであり、また、誘電体の
内部電極6の端部露出面と半田接合することがない。半
田付けのための半田量は同一平面上での固定状態のため
僅少量で回路形成のための接合を得ることが出来る。こ
の結果チップコンデンサ取付電極面を構成する銀厚膜
と、半田に含まれる錫との比率を僅少値に抑えることが
出来るため昇温の際に発生する拡散に伴う取付電極の破
損を回避することが出来る。
更につけ加えて説明すると、例えば、外形寸法が2.0mm
×1.2mmで高さが0.6mmのセラミックチップコンデンサ
を、従来の寸法で平面へ取付けた場合、底面、側面、端
面の夫々が半田との濡れフィレットを形成するため取付
電極面積当りに要求する半田量は約12mg/mm2を要する
が、本発明の予じめセラミックチップコンデンサを樹脂
中に埋め込み取付けた場合2.4mg/mm2で、ほぼ1/5の値と
なり拡散量を抑制することが出来る。更に半田印刷を施
してからチップを搭載する方法と比較して、半田溶融時
の半田ボールの発生がない。この現象は半田クリーム上
に部品が搭載されている場合、クリーム中のフラックス
成分が昇温に伴い部品下面にて突沸を生じ、この際半田
が飛散すること、またフラックス成分としてのアビエチ
ン酸などの雰囲気が不均質となり酸化物の分解機能が低
下するためと考えられる。
(発明の効果) 以上説明したように多層配線パターンを有する基板に嵌
合孔を設け、予め仮固定膜を張り付け取付ランド面と同
一平面上にセラミックチップコンデンサを挿入し樹脂を
充填して固定してから半田クリームを印刷し、昇温を加
え半田付けするから、使用する半田量を僅少量に抑制す
ることにより、積層化のための熱履歴の繰返しを加えて
もセラミックチップコンデンサの電極の破損に伴う容量
変化のない、また熱衝撃に対しても強固な多層高密度モ
ジュールを提供出来る利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の実施例の工程説明図、第3図
は本発明の実施例の積層基板の要部拡大断面図、第4図
は従来の実施例図で、積層基板の拡大説明図である。 1……第1層基板、2……第2層基板、3……部品取付
ランド、4……嵌合孔、5……セラミックチップコンデ
ンサ、6……内部電極、7……取付用外部電極、8……
接合用半田、9……充填樹脂層、10……仮固定膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線パターンを有する基板にセラミックチ
    ップコンデンサを搭載して多層構成とする高密度モジュ
    ールの製造方法において、前記セラミックチップコンデ
    ンサの取付ランドを有する前記基板に前記セラミックチ
    ップコンデンサの嵌合のための嵌合孔を穿つ工程と、前
    記取付ランド面に前記嵌合孔を覆って粘着性の仮固定膜
    を張り付ける工程と、前記セラミックチップコンデンサ
    を前記嵌合孔に嵌合して前記仮固定膜に貼り付ける工程
    と、前記嵌合孔にエポキシ樹脂を充填する工程と、前記
    仮固定膜を除去する工程と、前記取付ランドと前記セラ
    ミックチップコンデンサとを半田により固定する工程と
    を有する高密度モジュールの製造方法。
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