JPH06105418B2 - 電流供給回路 - Google Patents

電流供給回路

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JPH06105418B2
JPH06105418B2 JP60245117A JP24511785A JPH06105418B2 JP H06105418 B2 JPH06105418 B2 JP H06105418B2 JP 60245117 A JP60245117 A JP 60245117A JP 24511785 A JP24511785 A JP 24511785A JP H06105418 B2 JPH06105418 B2 JP H06105418B2
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current
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series controller
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定平 浅妻
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電流供給回路に係り、特に制御・駆動部を一
体としたモータ用ICでロジック部へ供給する電流の安定
化とともに外部素子の駆動電流を確保でき動作の安定化
に寄与できる電流供給回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来のこの種の電流供給回路を示し、図におい
て、6は定電流源、110はNPNトランジスタ、9はI2Lに
より構成されモータ制御、主としてモータの回転スピー
ドを一定とするためのロジック回路、11は電源(Vcc)
端子、12は接地端子、13は電流吸込み端子である。なお
10はモータの回転角センサであり、上記定電流源6,トラ
ンジスタ110,ロジック回路9を有するモータ用ICに外付
けされ、該センサ10において、102〜104はホール素子、
101,105は抵抗である。
次に動作について説明する。この回路はIC内部のロジッ
ク回路9及び外付けの回転角センサ10に電流を供給する
ための回路であり、トランジスタ110は回転角センサ10
の等価抵抗に応じて、トランジスタ110の能力の範囲内
で、ロジック回路9と回転角センサ10の両方に対し、電
流を供給する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電流供給回路は以上のように構成されており、ロ
ジック回路へのバイアス電流は定電流源の定電流値,ト
ランジスタのhFE,回転角センサの負荷,電源電圧により
決定されてしまい、ロジック回路(I2L)が必要とする
電流範囲に依らないものである。
しかるに一般にモータセットでは電源端子に印加される
電源電圧の変動か大きく、また回転角センサ10内の102
〜104は通常ホール素子を用いるが、ホール素子はその
温度係数が通常の抵抗より約2桁大きい。このため、ロ
ジック回路のバイアス電流の電圧,温度による変動がは
なはだしい。
このロジック回路(I2L)は設計上適正なバイアス電流
範囲というものがあるが、上記のように電流が大きく変
動する可能性をもっているため、必要な(周波数)特性
以上の設計マージンをとらざるを得ず、ICとして経済的
なものが得られないという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る電流供給回路は、負荷に電流を供給するた
めの第1の直列制御器と並列に第2の直列制御器を設
け、電流検出・制御器によりその電流値を検出して第1
のバイアス源から第1,第2の直列制御器に流れる電流を
制御し該バイアス源により上記第1の直列制御器に流れ
る電流を制御させるとともに、第2のバイアス源で入力
側負荷を駆動する第3の直列制御器を制御し、第1の直
列制御器の出力に接続された負荷に発生する電圧を電圧
補償器で補償するようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、第2の直列制御器及び電流検出・
制御器により第1のバイアス源が制御されるとともに、
第3の直列制御器が入力側負荷に電流を供給するから、
2つの負荷の特性の相異に影響されることなく、該両負
荷が駆動される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例による電流供給回路を示し、
図において、第4図と同一符号は同一のものを示す。1
〜3は制御入力信号に応じて入出力間の電流値が制御さ
れる第1ないし第3の直列制御素子であり、その入力は
共通に電流吸込み端子13に接続されている。また5は第
2の直列制御器4の出力に設けられた電圧検出部、4は
該電圧検出部5の発生電圧に応じて第1の定電流源(バ
イアス源)6を制御する制御器であり、20は該4,5によ
り構成された電流検出・制御器である。また、7は第1
の定電流源6と同一の電流特性を有する第2の定電流源
(バイアス源)であり、これにより第3の直列制御器3
が制御される。また8は第3の直列制御器3の出力に接
続された電圧補償器である。
また第2図は第1図の具体的な構成を示し、各直列制御
器1,2,3はそれぞれNPNトランジスタ1a,2a,3a及び抵抗1
b,2b,3bにより構成されている。また5は電圧検出部を
構成する抵抗であり、その両端に発生する電圧により第
3の直列制御器3に流れる電流を検出するものである。
4は制御器を構成するNPNトランジスタ、8は電圧補償
器を構成するダイオードである。
次に動作について説明する。
トランジスタ1aはロジック回路(I2L)9に電流を供給
する本来の素子であり、その値は第4図の従来回路のよ
うに他の回路がない場合に端子11の電源電圧と抵抗101,
105、位置検出用のホール素子102〜104の等価抵抗でお
およそ決定される。
そこで本実施例ではトランジスタ1aの並列(ベース共
通)にトランジスタ2aを設け、検出電流を流すようにし
ており、検出抵抗5で電圧に変換している。この電圧は
エラーアンプ機能を有するトランジスタ4のベース・エ
ミッタ間電圧となっており、この電圧に見合う電流をト
ランジスタ4のコレクタ電流として定電流源6から抜き
取ることになり、この結果、トランジスタ1a,2aのベー
ス電流は減少傾向となる。従って電流吸込み端子13に流
れてくる電流がある値に達すると、トランジスタ4の抜
き取り電流,トランジスタ1a,2aのベース電流がともに
飽和状態となり、ロジック回路9への供給電流は一定値
に落ち着くことになる。
又、外部のホール素子は、その動作のためにあるレベル
の電流値を要求するが、この値がロジック回路9への供
給電流より大きい場合が一般的なため、トランジスタ1
a,2aと並列にトランジスタ3aを設け、トランジスタ1aと
の動作点を調整するために電圧補正ダイオード8を設け
ている。またエミッタ抵抗1b,2b,3bは3つのトランジス
タ1a,2a,3a間のバランスを図るためのものであり、トラ
ンジスタ1a,2a,3aの形状(大きさ)と抵抗1b,2b,3bの値
の間には一定の比例関係又は大小の順位傾向が決められ
ており、 トランジスタ1aの形状>トランジスタ2a,3aの形状 抵抗1b,2b,3bの値をそれぞれR1b,R2b,R3bとするとR1b<
R3b≪R2bに設定される。またダイオード8はそのVFが仮
想的な端子14における電圧値以下にならないように設定
される。
今、トランジスタ1aの形状/トランジスタ2aの形状=R1
b/R2b=mの時、ロジック回路9への供給電流の最大値i
0(MAX)はi0(MAX)≒m・VBE(4)/R5となり、トラ
ンジスタ3aのベース電流を定電流源6と同一の方式で作
られた定電流源7とすると集積回路において第3図に示
すような特性、即ちロジック回路9に供給される電流i
10は吸込み電流iiが一定値より増加しても一定になるよ
うに限定されるのに対し、回転角センサ10に供給するた
めの電流i30は上記一定値を越えても増加する、という
特性を容易かつ安定に得ることができ、ロジック回路へ
の電流制限をかけつつ外部の回転角センサの駆動電流は
素子の要求する電流を流すことができる。
このように、本実施例によれば、外部素子の駆動とロジ
ックの安定動作が矛盾なく共存することとなり、経済的
にもマージンのあるロジック回路の設計を行なえ、また
その特性を引出すうえで集積回路に適した回路構成のも
のが得られる。
なお、上記実施例ではモータ用ICに適用したものについ
て説明したが、本発明は外部素子の駆動電流とI2Lで構
成された回路のバイアス電流を同一端子で供給する回路
全てに適用可能であり、上記実施例と同様の効果を奏す
る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る電流供給回路によれば、負
荷に電流を供給するための第1の直列制御器と並列に第
2の直列制御器を設け、その電流に応じてバイアス電流
を制御し該バイアス電流により上記第1の直列制御器に
該制御器に流れる電流を制御させるとともに、前記バイ
アス電流と同系統の電流源からのバイアス電流で外部負
荷を駆動する第3の直列制御器を制御し、第1の直列制
御器の出力に接続された負荷に発生する電圧を電圧補償
器で補償するようにしたので、単一の回路で特性の異な
る2つの負荷をそれぞれに要求される電流でもって駆動
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電流供給回路のブロッ
ク構成図、第2図は第1図の具体的な構成を示す図、第
3図は第1図の回路の各部の電流特性を示す図、第4図
は従来の電流供給回路を示す回路図である。 図において、1〜3は第1ないし第3の直列制御器、4
はNPNトランジスタ(制御器)、5は抵抗(電圧検出
部)、6,7は第1,第2の定電流源(バイアス源)、8は
ダイオード(電圧補償器)、9はロジック回路(負
荷)、10は回転センサ(外部素子)、20は電流検出・制
御器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイアス電流に応じて入出力間の電流が制
    御される、入力側及び出力側の負荷に電流を供給するた
    めの第1の直列制御器と、 該第1の直列制御器と入力が共通の第2の直列制御器
    と、 上記第1,第2の直列制御器にバイアス電流を印加する第
    1のバイアス源と、 上記第2の直列制御器に流れる電流を検出して該検出値
    に応じて上記第1のバイアス源を制御する電流検出・制
    御器と、 上記第1,第2の直列制御器と入力が共通で、上記第1の
    バイアス源と同一の構成による第2のバイアス源からの
    バイアス電流が印加され、入力側負荷に電流を供給する
    ための第3の直列制御器と、 該第3の直列制御器に接続され上記第1の直列制御器の
    出力側負荷に発生する電圧を補償する電圧補償器とを備
    えたことを特徴とする電流供給回路。
JP60245117A 1985-10-31 1985-10-31 電流供給回路 Expired - Lifetime JPH06105418B2 (ja)

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JPS62202214A JPS62202214A (ja) 1987-09-05
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