JPH06104824A - 異常監視装置 - Google Patents

異常監視装置

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JPH06104824A
JPH06104824A JP4275034A JP27503492A JPH06104824A JP H06104824 A JPH06104824 A JP H06104824A JP 4275034 A JP4275034 A JP 4275034A JP 27503492 A JP27503492 A JP 27503492A JP H06104824 A JPH06104824 A JP H06104824A
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Hitoshi Sako
仁司 佐古
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 子機、孫機、各回線に異常がある否か監視す
る。 【構成】 親機42と、子機44と、孫機46を有し、親機42
は、起動信号を生成する起動回路64が起動信号を生成し
たとき、子機44の保護回路72は、子機44に異常がある
と異常検出信号を生成する。これと同時に子機44のスイ
ッチ回路70は、異常検出信号が供給されていないと第1
の状態から第2の状態に出力信号を変化させ、上記異常
検出信号が供給されると出力信号を第1の状態に維持す
る。親機42は、スイッチ回路70の出力信号が入力される
検出手段を有している。孫機46から異常判定信号が供給
された場合にも、スイッチ回路70は、第1の状態を維持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親、子、孫等のように
縦続関係にある複数の機器の異常監視装置に関し、特に
子機や、子機と親機との接続している回線や、子機と孫
機とを接続している回線の異常を監視する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】先に、この出願の出願人は、親子関係に
ある送信機の異常監視装置を提案した(特願平4−15
5627号)。この先の出願は、図7に示すように、例
えば1つのビル内に設けた携帯用個人選択呼び出し装置
の中央制御装置を親機10とし、同じビル内の別の階に
設けられた中継用の制御装置を子機12としたもので、
親機10、12は共に送信機14、16を有し、親機1
0、子機12の送信機14、16からそれぞれ同一の信
号を別々の階に送信する。親機10、子機12は、回線
20、22を介して接続されている。
【0003】回線20、22及び子機12が共に故障し
ていない状態では、親機10の制御機24が起動信号を
発生すると、これは回線20を介して子機12のプロテ
クトスイッチ26に供給される。このとき、起動信号に
応じてプロテクト回路28が異常の有無を検査するが、
異常がないので、プロテクト回路28はLレベルの信号
を出力信号をプロテクトスイッチ26に供給する。この
状態では親機10から送信機16に対する制御信号が供
給されていないので、プロテクト解除回路30はLレベ
ルの出力信号をプロテクトスイッチ26に供給する。
【0004】プロテクトスイッチ26はプロテクト回路
28、プロテクト解除回路30双方からLレベルの出力
信号が供給されているとき、Lレベルの出力信号を生成
するように構成されているので、この段階では、プロテ
クトスイッチ26の出力はLレベルである。このLレベ
ルの出力信号が送信機起動回路32に供給され、送信機
16は起動される。
【0005】また、このLレベルの出力信号は、回線2
2を介して親機10の送信機起動回路34及び制御機2
4に供給される。従って、送信機起動回路34が起動信
号を発生し、送信機14が起動される。やがて、制御機
24から制御信号が送信機14に供給されると共に、回
線20を介して子機12の送信機16に供給され、送信
機14、16が制御信号に応じて制御される。これによ
って、送信機14及び回線22を介して送信機16にそ
れぞれ供給された送信すべき信号が送信機14、16か
ら送信される。
【0006】回線20、22が正常であるが、子機12
が異常の場合、制御機24が起動信号を発生すると、こ
の起動信号は回線20を介して子機12のプロテクトス
イッチ26に供給される。このとき、プロテクト回路2
8が異常の有無を検出するが、異常があるので、プロテ
クト回路28はHレベルの出力信号をプロテクトスイッ
チ26に供給する。この状態では、制御信号はプロテク
ト解除回路30に供給されていないので、プロテクト解
除回路30はLレベルの出力信号をプロテクトスイッチ
26に供給する。プロテクトスイッチ26は、上記のよ
うな場合、Hレベルの出力信号を出力するように構成さ
れているので、Hレベルの出力信号が送信機起動回路1
6に供給されるので、送信機起動回路32は送信機16
を起動しない。やがて、制御信号が制御機24から回線
20を介してプロテクト解除回路30に供給され、プロ
テクト解除回路30の出力信号がLレベルとなり、プロ
テクトスイッチ32の出力信号はLレベルとなり、これ
が回線22を介して親機10の送信機起動回路34に供
給され、送信機14が動作する。
【0007】回線20が故障で、回線22及び子機12
が正常な場合、制御機24が起動信号を生成しても、子
機12には伝送されないが、プロテクトスイッチ26の
入力側は抵抗器36によってプルダウンされているの
で、プロテクトスイッチ26の入力側はLレベルであ
り、その結果、プロテクトスイッチ26の出力信号はH
レベルであり、送信機起動回路32は起動信号を発生せ
ず、送信機16は作動しない。また、プロテクトスイッ
チ26のHレベルの信号が回線22を介して親機10の
送信機起動回路34に供給されるので、送信機14は動
作しない。
【0008】回線20及び子機12が正常で、回線22
が故障の場合、プロテクトスイッチ26がLレベルの信
号を発生していても、回線22を介してLレベルの信号
は親機10には供給されない。しかし、送信機起動回路
34の入力側は抵抗器38によってプルアップされてい
るので、送信機起動回路34はHレベルを維持し、送信
機起動回路34は起動信号を発生しない。
【0009】このように親機10の送信機起動回路34
の入力側に供給される信号は、子機12の故障の場合、
HレベルからLレベルに変化し、回線20または22の
故障の場合はHレベルを維持するので、このレベル変化
を制御機24によって検出することによって、いずれが
故障か判断することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に親機10と子機
12とを既に使用している状態で、図8に示すように新
たに子機12aを増設するような場合、この装置では、
親機10から新たな子機12aに配線工事をしなければ
ならず、総配線長が長くなる。これに対し、図9に示す
ように子機12に後続して孫機40を設ける場合には、
子機10から孫機40まで配線すればよく、総配線長が
短くなる。従って、孫機40を使用するのが望ましい
が、このような孫機40を用いた場合、上記の異常監視
装置では、子機10までしか異常監視を行うことができ
ないという問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本第1の発明では、親機と、子機と、子機に後
続し自己に異常があるとき異常判定信号を生成する少な
くとも1台の後続機器とが、設けられている。親機は、
起動信号を生成する起動手段を有している。また、子機
は、上記起動信号の生成に応動して子機に異常があると
き、異常検出信号を生成する異常検出手段と、上記起動
信号の生成に応動して、上記異常検出信号及び上記異常
判定信号が非供給状態のとき、第1の状態から第2の状
態に出力信号を変化させ、上記異常検出信号及び上記異
常判定信号のいずれかが供給状態のとき上記出力信号を
第1の状態に維持する判定手段とを、具備している。ま
た、親機は、上記判定手段の出力信号が入力される検出
手段を有している。
【0012】さらに、第2の発明では、第1の発明に加
えて、親機からの上記起動信号を上記子機の判定手段に
供給する第1の回線と、上記子機の判定手段の出力信号
を上記親機の検出手段に供給する第2の回線とが、設け
られている。子機の判定手段は、上記起動信号の非供給
状態において上記起動信号の発生前のレベルの信号の供
給する手段を有し、上記検出手段は、上記判定手段の出
力信号が非発生状態において第1の状態の信号を供給す
る手段を有している。
【0013】さらに、第3の発明は、第1または第2の
発明において、子機には、後続機器に対する起動信号を
生成する起動手段が設けられている。後続機器に対する
起動信号を子機に供給する第3の回線が設けられ、後続
機器には、これに対する起動信号の生成に応動して、後
続機器に異常があるとき、後続機器の異常検出信号を生
成する異常検出手段と、上記後続機器の異常検出信号の
非生成状態において第1の状態を第2の状態に変化さ
せ、上記後続機器の異常検出信号の発生状態において第
1の状態を維持する上記異常判定信号を生成する判定手
段が設けられている。さらに、この判定手段の上記異常
判定信号を上記子機の判定手段に供給する第4の回線も
設けられている。子機の判定手段は、後続機器の判定手
段の上記異常判定信号の非供給状態において上記異常判
定信号の第1の状態の信号を発生する手段を有し、上記
後続機器に対する起動信号の非供給状態において上記後
続機器に対する起動信号の発生前のレベルの信号を供給
する手段を有している。
【0014】第4の発明は、第1、2または3の発明に
おいて、子機の判定手段が第2の状態の出力信号を発生
したとき、動作する動作手段と、上記後続機器からの異
常判定信号の発生状態において、子機の判定手段の出力
信号を第2の状態とする手段とが、子機に設けられてい
る。
【0015】
【作用】本第1の発明では、親機の起動手段が起動信号
を生成すると、子機の異常検出手段が子機の異常の有無
を検査する。子機に異常があると、異常検出信号を異常
検出手段が生成し、子機の判定手段に供給する。また、
後続機器に異常があると、異常判定信号が後続機器より
子機の判定手段に供給される。異常検出信号及び上記異
常判定信号が供給されていないとき、即ち子機も後続機
器も正常のとき、判定手段の出力信号が第1の状態から
第2の状態に変化する。また、異常検出信号及び上記異
常判定信号のいずれかが供給されたとき、即ち、子機ま
たは後続機器のいずれかに異常があると、判定手段の出
力信号は第1の状態を維持する。この判定手段の出力信
号が、親機の判定手段に供給されるので、この出力信号
が第1の状態を維持しているか、第1の状態から第2の
状態に変化したかを検出手段によって検出することによ
って、子機や後続機器が正常か否か検出できる。
【0016】本第2の発明では、親機からの起動信号が
子機の判定手段に第1の回線を介して供給され、子機の
判定手段の出力信号が親機の検出手段に第2の回線を介
して供給される。第1の回線が故障すると、親機からの
起動信号は、子機の判定手段に供給されないが、子機の
判定手段には、供給手段によって起動信号の発生前のレ
ベルの信号が供給されているので、子機の判定手段の出
力信号は第1の状態を維持する。これが第2の回線を介
して親機の検出手段に供給される。また、第2の回線が
故障すると、子機の判定手段の出力信号が第1の状態か
ら第2の状態に変化していても、これは親機の検出手段
には伝送されないが、親機の検出手段の入力側には供給
手段によって第1の状態の信号が供給されている。従っ
て、第1または第2の回線が故障の場合、親機の検出手
段には、第1の状態の信号が継続して供給され、これを
検出できる。
【0017】第3の発明では、子機の起動手段から後続
機器に対する起動信号が第3の回線を介して後続機器に
供給され、これに応動して後続機器の異常検出手段が、
後続機器に異常があるか検査し、異常があると異常検出
信号を、後続機器の判定手段に供給する。この判定手段
は、異常検出信号の発生に応じて出力信号の第1の状態
を維持し、異常検出信号の非発生に応じて第1の状態か
ら第2の状態に出力信号を変化させる。この第1の状態
を維持している出力信号が異常判定信号として第4の回
線を介して子機の判定手段に供給される。ここで、第4
の回線が故障の場合、異常判定信号は子機の判定手段に
供給されないが、子機の判定手段には、異常判定信号の
第1の状態の信号を発生する手段が設けられているの
で、第1の発明と同様に、子機の判定手段の出力信号が
第1の状態を維持し、親機の検出手段によって検出され
る。また、第3の回線が故障した場合にも、後続機器に
対する起動信号は、後続機器の判定手段に供給されない
が、後続機器の判定手段には、後続機器に対する起動信
号の発生前のレベルが供給されているので、後続機器の
判定手段は、第1の状態の出力信号、即ち異常判定信号
を生成する。従って、上述したのと同様にして子機の判
定信号は、第1の状態を維持する出力信号を生成し、こ
れが親機の検出手段によって検出される。
【0018】第4の発明では、子機に設けられている動
作手段は、判定手段の出力信号が第2の状態となったと
き動作するが、後続機器から異常判定信号が供給された
とき、判定手段の出力信号は第1の状態であるので、動
作手段は動作しないが、解除手段が判定手段の出力信号
を第2の状態に変化させるので、後続機器に異常があっ
ても、子機の動作手段は、動作する。
【0019】
【実施例】この実施例は、図1に示すように親機42、
子機44及び孫機46を有している。親機42には、図
示していないが、送信機と、この送信機を起動させる送
信機起動回路が設けられており、子機44にも、送信機
48、この送信機48を起動させる送信機起動回路50
が設けられている。同様に、孫機46にも、送信機5
2、この送信機52を起動させる送信機起動回路54が
設けられている。
【0020】また、親機42には、親機42の送信機、
子機44の送信機48、孫機46の送信機52を制御す
るための制御信号と、各送信機から送信すべき送信情報
とを発生する制御機器(図示せず)も設けられている。
【0021】制御信号は、親機42の送信機に供給さ
れ、同時に、回線56を介して子機44の送信機48に
供給され、さらに回線58を介して孫機46の送信機5
2に供給される。また送信情報は、親機42の送信機に
供給され、同時に、回線60を介して子機の送信機48
に供給され、さらに回線62を介して孫機46の送信機
52に供給される。
【0022】親機42には起動回路64が設けられてお
り、この起動回路64は、起動信号としてHレベルの信
号を発生する。この起動信号は、回線56の親機42側
の端部に設けられたトランス66の2次側の中間タップ
に供給される。また、この起動信号は、回線56の子機
側のトランス68の一次側の中間タップから取り出さ
れ、スイッチ回路70の入力側に供給されている。この
スイッチ回路70の入力側は、抵抗器71によってプル
ダウンされている。
【0023】また、トランス68の一次側から取り出さ
れた起動信号は、保護回路72及び送信禁止回路74に
供給され、これらを作動させる。保護回路72及び送信
禁止回路74には、図示していない様々なセンサーから
の検出信号が供給されている。これらセンサーは、子機
44に異常があるか否か検出するために設けられたもの
で、異常を発見したとき、検出信号を発生する。
【0024】検出信号が入力された送信禁止回路74
は、送信機起動回路50に対し、送信機48を起動しな
いように指令する信号を送る。また保護回路72は、セ
ンサーから検出信号が供給されるか、後述するように孫
機46からHレベルの信号が供給されたとき、スイッチ
回路70に出力信号を発生する。
【0025】スイッチ回路70は、保護回路70から出
力信号が供給されていない状態では、起動信号の供給と
同時に、それまでHレベルであった出力信号をLレベル
に変化させ、かつ保護回路70から出力信号が供給され
た状態では、Hレベルの出力信号を維持するように構成
されている。
【0026】この出力信号は、送信機起動回路50に供
給されており、送信禁止回路74から送信起動回路50
に出力信号が供給されていない状態で、スイッチ回路7
0の出力信号がLレベルとなると、送信起動回路50は
送信機50を動作させる。
【0027】また、スイッチ回路70の出力信号は、回
線60の子機44側の端末に設けられているトランス7
6の一次側の中間タップに供給されており、この出力信
号は、回線60の親機42側の端末のトランス78の中
間タップから取り出され、親機42に設けられた検出回
路80に供給される。なお、この検出回路80の入力側
は抵抗器82によってプルアップされている。
【0028】また、子機44には、解除回路82も設け
られており、この解除回路82は回線56を介して制御
信号が供給されたとき、出力信号を発生するもので、こ
の出力信号が発生したとき、スイッチ回路70の出力信
号がHレベルであると、これをLレベルに変化させるも
のである。
【0029】また、子機44のスイッチ回路70の出力
信号は、インバータ84によって反転された後、回線5
8の子機44側の端末に設けられたトランス86の2次
側の中間タップに供給され、回線58の孫機46側の端
末に設けられたトランス88の一次側の中間タップから
取り出され、孫機46のスイッチ回路90に供給され
る。このスイッチ回路90の入力側は、抵抗器92によ
ってプルダウンされている。
【0030】このインバータ84の出力信号は、送信禁
止及び保護回路94に供給され、この回路94は、イン
バータ84の出力信号がHレベルとなったとき動作し、
この回路に図示しないセンサーから供給される検出信号
が孫機46に異常があることを表していると、スイッチ
回路90及び送信機起動回路54に出力信号を供給す
る。
【0031】送信機起動回路54は、回路94から出力
信号が供給されたとき、送信機52を作動させるのを停
止させる指令を送信機54に供給する。また、送信機起
動回路54は、回路94から出力信号が供給されていな
い状態で、スイッチ回路90からLレベルの出力信号が
供給されたとき、送信機52を作動させる。
【0032】スイッチ回路90は、インバータ84から
Hレベルの出力信号が供給されたとき、回路94から出
力信号が供給されていないと、出力信号をHレベルから
Lレベルに変化させ、インバータ84からHレベルの出
力信号が供給されたとき、回路94から出力信号が供給
されていると、Hレベルの出力信号を維持する。
【0033】このスイッチ回路90の出力信号は、上述
したように送信機起動回路54に供給されると共に、回
線62の孫機46の端末に設けられたトランス96の一
次側の中間タップに供給され、この回線62の子機44
の端末に設けられたトランス98の二次側の中間タップ
から取り出され、子機44の保護回路72に供給され
る。なお、このトランス98の二次側中間タップは、抵
抗器100によってプルアップされている。
【0034】また、孫機46には、解除回路102が設
けられており、この解除回路102は、回線58を介し
て親機42から制御信号が供給されたとき、スイッチ回
路90に出力信号を供給するもので、スイッチ回路90
は、解除回路102から出力信号が供給されたとき、ス
イッチ回路90の出力信号がHレベルであると、これを
Lレベルに変化させるものである。
【0035】このように構成された装置において、子機
44、孫機46、回線56、58、60及び62に故障
がない場合、起動回路64が図2(a)に示すようにH
レベルの出力信号を発生すると、このHレベルの出力信
号はスイッチ回路70、保護回路72及び送信禁止回路
74に供給される。このとき、センサーが異常を検出し
ていないと、回路72、74は出力を発生せず、スイッ
チ回路70の出力は、図2(b)に示すように、直ちに
Lレベルとなる。
【0036】このLレベルの出力信号は、インバータ8
4で反転されて、図2(c)に示すようにHレベルの信
号とされて、孫機46のスイッチ回路90、送信禁止及
び保護回路94に供給される。ここで、回路94が孫機
46の異常を検出しないと、図2(d)に示すようにス
イッチ回路90の出力信号は、直ちにLレベルとなる。
【0037】このスイッチ回路90のLレベルの出力信
号は子機44の保護回路72に供給されるが、保護回路
72は出力信号を発生せず、子機44のスイッチ回路7
0の出力信号はLレベルを維持する。このLレベルの出
力信号は、親機42の検出回路80に供給される。
【0038】このように両スイッチ回路70、90の出
力信号がLレベルであるので、送信機起動回路50、5
4によって送信機48、50は作動状態にあり親機42
から制御信号が供給されると共に、送信情報が供給され
ると、送信情報を制御信号に応じて送信する。
【0039】次に、回線56が故障の場合、図3(a)
に示すように起動回路64がHレベルの出力信号を発生
しても、子機44のスイッチ回路70には伝達されない
が、このスイッチ回路70は抵抗器71によってプルダ
ウンされているので、その入力信号は、同図(b)に示
すようにLレベルであり、スイッチ回路70の出力信号
は同図(c)に示すようにHレベルとなり、これが親機
42の検出回路80に供給される。
【0040】回線60が故障の場合、たとえ子機44、
孫機46、回線58、62に故障がなくて、子機44の
スイッチ回路70の出力信号がLレベルであっても、こ
れは検出回路80には伝送されない。しかし、検出回路
80の入力側は抵抗器82によってプルアップされてい
るので、検出回路80は図3(c)に示したのと同様に
Hレベルとなる。
【0041】次に、子機44が故障の場合、図4(a)
に示すように起動回路64がHレベルの出力信号を発生
すると、これが同図(b)に示すようにスイッチ回路7
0、保護回路72及び送信禁止回路74に供給される。
そして、子機44に故障があると、同図(c)、(d)
に示すように保護回路72、送信禁止回路74がそれぞ
れ出力信号を発生する。その結果、スイッチ回路70の
出力信号は同図(f)に示すようにHレベルを維持す
る。やがて、親機42から制御信号が供給され、解除回
路82が出力信号を発生し、これがスイッチ回路70に
供給され、スイッチ回路70の出力信号は同図(f)に
示すようにHレベルからLレベルに変化する。この変化
は、親機64の検出回路80で検出される。
【0042】なお、スイッチ回路70の出力信号がLレ
ベルとなっても、送信機起動回路50に送信禁止回路7
4から出力信号が供給されているので、送信機48は動
作しない。Lレベルとなったスイッチ回路70の出力信
号は図4(g)に示すようにインバータ84で反転され
て、孫機46のスイッチ回路90に供給される。そし
て、孫機46で異常がなくて、スイッチ回路90の出力
信号が図4(h)に示すようにLレベルになって、これ
が、子機44の保護回路72に供給されても、この保護
回路72は既に出力信号を発生しているので、子機44
のスイッチ回路70の出力信号はLレベルを維持する。
孫機46に異常がある場合には、スイッチ回路90の出
力はHレベルであり、スイッチ回路70の出力変化には
影響を与えない。
【0043】次に、孫機46が故障で、子機44、回線
56、58、60、62に故障がない場合、図5(a)
に示すように起動信号がHレベルになると、子機44の
スイッチ回路70、保護回路72及び送信禁止回路74
には、同図(b)に示すようにHレベルの出力信号が供
給される。ここで、子機44に異常がないので、スイッ
チ回路70の出力は、同図(f)に示すように一旦Lレ
ベルとなる。これによって、インバータ84の出力も同
図(g)に示すように一旦Hレベルとなり、これが孫機
46のスイッチ回路90と送信禁止及び保護回路94に
供給される。
【0044】ここで、孫機46には異常があるので、同
図(h)に示すように送信禁止及び保護回路94の出力
はHレベルとなる。これによって、送信機起動回路54
に出力信号が回路94から供給され、送信機52の起動
を禁止する。同時に、回路94のHレベルの出力信号に
よって孫機46のスイッチ回路90の出力は同図(i)
に示すようにHレベルを維持する。
【0045】このHレベルの出力は、回線62を介して
直ちに子機44の保護回路72に供給されるので、保護
回路72が同図(c)に示すように出力を発生し、これ
に応じて子機44スイッチ回路74の出力は、同図
(f)に示すようにHレベルとなる。やがて、親機42
から制御信号が供給され、これに応じて同図(e)、
(j)に示すように解除回路82、102が出力を発生
し、子機44のスイッチ回路70の出力信号はHレベル
からLレベルに変化する。このとき、送信禁止回路74
から送信機起動回路50に出力信号が供給されていない
ので、スイッチ回路70の出力信号がLレベルになった
ことにより子機44の送信機48が動作する。
【0046】同様に、孫機46のスイッチ回路90の出
力信号もLレベルとなっているが、送信機起動回路54
には、回路94から出力信号が供給されているので、送
信機52は動作しない。また、スイッチ回路90の出力
信号がLレベルに変化しても、子機44の保護回路72
の出力信号が既に発生しているので、スイッチ回路70
の出力信号はLレベルを維持する。
【0047】次に、回線58が故障で、子機44、孫機
46、回線56、60、62が正常な場合、図6(a)
に示すように起動回路64からHレベルの出力信号が供
給されると、子機44のスイッチ回路70、保護回路7
2、送信禁止回路74にも同図(e)に示すようにHレ
ベルの出力信号が供給される。ここで、子機44に故障
がないと、同図(f)に示すようにスイッチ回路70の
出力信号は一旦Lレベルとなり、これがインバータ84
によって同図(g)に示すように反転されて、孫機46
に供給しようとするが、回線58が故障であるので、孫
機46のスイッチ回路90には供給されない。
【0048】スイッチ回路90は、抵抗器92によって
プルダウンされているので、同図(h)に示すようにス
イッチ回路90の入力はLレベルを維持する。その結
果、スイッチ回路90の出力は、同図(i)に示すよう
にHレベルを維持する。これが回線62を介して子機4
4の保護回路72に供給されるので、同図(b)に示す
ように保護回路72が出力信号を生じ、スイッチ回路7
0の出力は、同図(f)に示すようにLレベルからHレ
ベルに変化する。やがて、親機42から制御信号が供給
されると、解除回路82が同図(d)に示すように出力
信号を発生し、スイッチ回路70の出力信号はLレベル
となり、送信機48が動作する。
【0049】回線62が故障の場合、孫機46のスイッ
チ回路90の出力信号がH、Lいずれのレベルであって
も、これは子機44には伝送されず、子機44の保護回
路72には抵抗器100によるプルアップによってHレ
ベルの信号が供給される。従って、回線58の故障の場
合と同様に動作する。
【0050】以上のように、この実施例では、全ての機
器が正常の場合、図2(b)に示すようにスイッチ回路
70の出力は、起動信号の発生に応じて直ちにLレベル
となり、回線56、58いずれかに故障のある場合、図
3(b)に示すようにスイッチ回路70の出力信号は常
にHレベルを維持する。子機44に異常のある場合、図
4(f)に示すように起動信号がHレベルとなってから
一定時間後には、スイッチ回路70の出力信号はHレベ
ルからLレベルに変化する。図5(i)、図6(f)に
示すように孫機46、回線58または62に異常がある
場合にも、起動信号が発生してから一定時間の経過後に
スイッチ回路70の出力信号がHレベルからLレベルに
変化する。従って、起動信号が発生してから或る時間の
経過後から特定の期間にわたってスイッチ回路70の出
力信号のレベルがどのような状態であるかを検出回路8
0によって検出することで、この装置が正常に動作して
いるか、どこに異常があるかを知ることができる。
【0051】上記の実施例では、親機、子機、孫機の3
台の構成としたが、子機と孫機との間に、さらに複数台
の子機を設けることもできる。また、上記の実施例で
は、この発明を個人選択呼出装置に実施したが、他の機
器に使用することもできる。また、上記の実施例では、
親機42と子機44と孫機46との接続には、回線5
6、58、60、62を使用したが、これに限ったもの
ではなく、例えば無線送信を利用することもできる。ま
た、上記の実施例では、例えば孫機46が故障の場合で
も、子機44の送信機48を動作させるために、解除回
路82を設けたが、孫機46に故障がある場合に、子機
44も停止させても良い場合には、解除回路82は不要
である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本第1の発明によれば、
子機やこれに後続する機器に故障があるか否かを監視す
ることができる。また、第2の発明、第3の発明によれ
ば、親機と子機とを接続する回線や子機とこれに後続す
る機器とを接続する回線に故障があるか否かを監視する
ことができる。さらに、第4の発明によれば、子機に後
続する機器に故障がある場合や、子機と後続する機器と
を接続する回線に故障がある場合でも、子機が正常であ
ると、子機の動作手段を動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による異常監視装置の1実施例のブロッ
ク図である。
【図2】同実施例において全てが正常な場合の動作を説
明するための波形図である。
【図3】同実施例において回線56に異常がある場合の
動作を説明するための波形図である。
【図4】同実施例において子機に異常がある場合の動作
を説明するための波形図である。
【図5】同実施例において孫機に異常がある場合の動作
を説明するための波形図である。
【図6】同実施例において回線58に異常がある場合の
動作を説明するための波形図である。
【図7】従来の異常監視装置のブロック図である。
【図8】図7の異常監視装置において子機を増設した場
合を示す図である。
【図9】本発明のように孫機を増設した場合を示す図で
ある。
【符号の説明】
42 親機 44 子機 46 孫機(後続機器) 48 送信機(動作手段) 56 (第1の)回線 58 (第2の)回線 60 (第3の)回線 62 (第4の)回線 64 起動回路 70 スイッチ回路(判定手段) 84 インバータ(後続機器に対する起動信号生成手
段) 90 スイッチ回路(判定手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と、子機と、この子機に後続し自己
    に異常があるとき異常判定信号を生成する少なくとも1
    台の後続機器とを、具備し、 上記親機は、起動信号を生成する起動手段を有し、 上記子機は、上記起動信号の生成に応動して上記子機に
    異常があるとき異常検出信号を生成する異常検出手段
    と、上記起動信号の生成に応動して上記異常検出信号及
    び上記異常判定信号が非供給状態のとき第1の状態から
    第2の状態に出力信号を変化させ、上記異常検出信号及
    び上記異常判定信号のいずれかが供給状態のとき上記出
    力信号を第1の状態に維持する判定手段とを、具備し、 上記親機は、上記判定手段の出力信号が入力される検出
    手段を有する異常監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の異常監視装置において、
    上記親機からの上記起動信号を上記子機の判定手段に供
    給する第1の回線と、上記子機の判定手段の出力信号を
    上記親機の検出手段に供給する第2の回線とを、設け、
    上記子機の判定手段が、上記起動信号の非供給状態にお
    いて上記起動信号の発生前のレベルの信号を供給する手
    段を有し、上記検出手段が、上記判定手段の出力信号が
    非発生状態において第1の状態の信号を供給する手段を
    有する異常監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の異常監視装置に
    おいて、上記子機に設けられ上記後続機器に対する起動
    信号を生成する起動手段と、上記後続機器に対する起動
    信号を上記子機に供給する第3の回線と、上記後続機器
    に設けられ上記後続機器に対する起動信号の生成に応動
    して上記後続機器に異常があるとき後続機器の異常検出
    信号を生成する異常検出手段と、上記後続機器に設けら
    れ上記後続機器の異常検出信号の非生成状態において第
    1の状態を第2の状態に変化させ、上記後続機器の異常
    検出信号の発生状態において第1の状態を維持する上記
    異常判定信号を生成する判定手段と、この判定手段の上
    記異常判定信号を上記子機の判定手段に供給する第4の
    回線とを、具備し、上記子機の判定手段は、上記後続機
    器の判定手段の上記異常判定信号の非供給状態において
    上記異常判定信号の第1の状態の信号を発生する手段を
    有し、上記後続機器の判定手段は、上記後続機器に対す
    る起動信号の非供給状態において、上記後続機器に対す
    る起動信号の発生前のレベルの信号を供給する手段を有
    する異常監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の異常監視装
    置において、上記子機に設けられており、上記子機の判
    定手段が第2の状態の出力信号を発生したとき動作する
    動作手段と、上記子機に設けられており、上記後続機器
    からの異常判定信号の発生状態において、上記子機の判
    定手段の出力信号を第2の状態とする手段とを、具備す
    る異常監視装置。
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