JPH09110327A - エレベータの故障検出装置 - Google Patents

エレベータの故障検出装置

Info

Publication number
JPH09110327A
JPH09110327A JP26706395A JP26706395A JPH09110327A JP H09110327 A JPH09110327 A JP H09110327A JP 26706395 A JP26706395 A JP 26706395A JP 26706395 A JP26706395 A JP 26706395A JP H09110327 A JPH09110327 A JP H09110327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
failure
elevator
terminal device
signal
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26706395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotomo Ide
宏友 井出
Yutaka Ogiyama
豊 荻山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP26706395A priority Critical patent/JPH09110327A/ja
Publication of JPH09110327A publication Critical patent/JPH09110327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守員が故障内容の判別を容易に行うことの
できるエレベータの故障検出装置の提供。 【構成】 エレベータの故障に応じて制御装置3から出
力される故障信号に基づき送信情報を電話回線7を介し
て監視センタ8へ送信する端末装置13に、故障信号に
基づくデータを記憶する記憶部13aを設けるととも
に、データを読み出す読出手段、すなわち、可搬式であ
るとともに端末装置13に接続可能な接続部14aを備
えた読出装置14を備え、保守員は復旧作業時に読出装
置14により端末装置13からデータを読み出し、故障
内容を把握して作業に取り掛るようになっている。 【効果】 復旧作業の能率を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータに発生した
故障を認知し、この故障に係る情報を監視センタへ送信
するエレベータの故障検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のエレベータの故障検出装置
を示すブロック図である。
【0003】図2に示すようにエレベータが設置される
建物1には、乗かご2の昇降を制御する制御装置3と、
エレベータの各部位に設けられ、出力信号を出力する安
全装置4と、乗かご2の運転を行うための各種のスイッ
チ5と、制御装置3からの信号によりエレベータに故障
が生じたことを判定した際に故障信号を出力する故障支
給装置6と、前記故障信号に応じて監視情報を電話回線
7を介して監視センタ8へ送信する端末装置9とを有し
ている。また、前記の故障支給装置6は、制御装置3か
ら出力される信号を入力し、故障が生じているかどうか
を判定する故障条件回路6aと、この故障条件回路6a
で故障が生じていると判定されたときに、故障信号を出
力する信号出力回路6bとを備えており、前記の端末装
置9は、前記故障信号を入力する入力部9aと、監視情
報を出力する出力部9bとを備えている。そして、制御
装置3および故障支給装置6は建物1の外部の電源10
から供給されるとともに、端末装置9は建物1の電源1
1から供給される。
【0004】エレベータになんらかの異常が生じると、
故障支給装置6は制御装置3からの信号に基づき故障で
あることを判定して故障信号を出力し、端末装置9によ
って送信情報が監視センタ8へ送信される。監視センタ
8は受信した送信情報に基づき保守員を当該建物1に派
遣し、故障に対応するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のエレベータの故障検出装置では、当該建物に派遣さ
れた保守員は、エレベータを正常に復旧すべく故障支給
装置の故障条件回路、および故障発報回路を構成するリ
レーシーケンスを追わなければならず、復旧に多大の時
間を要するという問題があった。
【0006】特に、制御装置および故障支給装置に支給
している電源が停止した場合にあっては、故障支給装置
の故障条件回路および故障発報回路を構成するリレーシ
ーケンスが停止状態となってしまうため、制御装置のリ
レーシーケンス、安全装置、およびスイッチを細かに確
認しなければならず、より復旧に時間を要するという問
題があった。
【0007】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、保守員が故障内
容の判別を容易に行うことのできるエレベータの故障検
出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、エレベータが設置された建物に備えられ、
エレベータの制御装置からの信号により故障が生じたこ
とを判定した際に故障信号を出力する故障支給装置と、
前記建物に備えられ、前記故障信号に応じて送信情報を
電話回線を介して監視センタへ送信する端末装置とを有
し、前記制御装置および前記故障支給装置は前記建物の
外部の電源から供給されるとともに、前記端末装置は前
記建物の電源から供給されるエレベータ故障検出装置に
おいて、前記端末装置に前記故障信号に基づくデータを
記憶する記憶部を設けるとともに、前記データを読み出
す読出手段を備えた構成にしてある。
【0009】
【作用】本発明は前記のように構成したので、制御装置
からの信号に応じて故障支給装置によりエレベータに故
障の生じたことが判定されて故障信号が出力されると、
端末装置に備えられた記憶部は前記故障信号に基づくデ
ータを記憶する。そして、必要に応じて読出手段により
前記データを読み出すようになっている。これによっ
て、保守員は故障内容の判別を容易に行うことができ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明のエレベータの故障検出装置の
実施例を図に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明のエレベータの故障検出装置
の一実施例を示すブロック図である。なお、前述した図
2に示すものと同等のものには同一符号が付してある。
すなわち、1は建物、2は乗かご、3は制御装置、4は
安全装置、5はスイッチ、6は故障支給装置、6aは故
障条件回路、6bは故障発報回路、7は電話回線、8は
監視センタ、10および11は電源である。
【0012】本実施例の故障検出装置は図1に示すよう
に、故障信号に応じて送信情報を電話回線7を介して監
視センタ8へ送信する端末装置13に、故障信号に基づ
くデータを記憶する記憶部13aを設けるとともに、前
記データを読み出す読出手段、例えば可搬式であるとと
もに、端末装置13に接続可能な接続部14aを備えた
読出装置14を備えている。また、端末装置13は、前
記故障信号を入力する入力部13bと、監視情報を出力
する出力部13cと、読出装置14の接続部14aと接
続可能な接続部13dとを備えている。
【0013】この実施例にあっては、建物1内で例えば
安全装置4が異常を検知すると、制御装置3からの信号
に応じて故障支給装置6の故障条件回路6aにより故障
の生じたことが判定され、故障発報回路6bを介して故
障内容を示す故障信号が端末装置14へ出力される。入
力部13bを介して故障信号を入力した端末装置13
は、前記の故障信号に基づくデータを記憶部13aに記
憶するとともに、故障信号に基づく送信情報を電話回線
7を介して監視センタ8へ送信する。送信情報を受信し
た監視センタ8は、保守員を当該建物1へ派遣する。こ
の保守員は可搬式の読出装置14を携帯しており、現場
にて読出装置14の接続部14aを端末装置13の接続
部13dへ接続し、記憶部13aに記憶された故障信号
に基づくデータを読み出す。このデータにより保守員は
故障の具体的な内容について直ちに知ることができ、正
常な運転状態に復旧すべく作業を行うようになってい
る。
【0014】また、仮りに故障信号が出力されている状
況にあって、なんらかの原因で電源10が停電した場合
にあっても、端末装置13は他の電源11から供給され
ているため、前記と同様に保守員により読出装置14の
接続部14aを端末装置13の接続部13dへ接続し、
記憶部13aに記憶された故障信号に基づくデータを読
み出すことにより、故障内容を認知することができる。
【0015】このように構成した実施例では、保守員は
故障内容の判別を容易に行うことができる。特に、前述
したようになんらかの原因により電源11が停電となっ
た場合に、その効果は顕著なものとなる。また、読出装
置14は可搬式であることにより、他の建物と装置を共
有することができ、したがって、経費の低減を図ること
ができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、保
守員は故障内容の判別を容易に行うことができ、これに
よって、復旧作業の能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータの故障検出装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】従来のエレベータの故障検出装置を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 建物 3 制御装置 4 安全装置 5 スイッチ 6 故障支給装置 7 電話回線 8 監視センタ 10、11 電源 13 端末装置 13a 記憶部 14 読出装置 14a 接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータが設置された建物に備えら
    れ、エレベータの制御装置からの信号により故障が生じ
    たことを判定した際に故障信号を出力する故障支給装置
    と、前記建物に備えられ、前記故障信号に応じて送信情
    報を電話回線を介して監視センタへ送信する端末装置と
    を有し、前記制御装置および前記故障支給装置は前記建
    物の外部の電源から供給されるとともに、前記端末装置
    は前記建物の電源から供給されるエレベータの故障検出
    装置において、 前記端末装置に前記故障信号に基づくデータを記憶する
    記憶部を設けるとともに、前記データを読み出す読出手
    段を備えたことを特徴とするエレベータの故障検出装
    置。
  2. 【請求項2】 読出手段は、可搬式であるとともに、端
    末装置に接続可能な接続部を備えたことを特徴とするエ
    レベータの故障検出装置。
JP26706395A 1995-10-16 1995-10-16 エレベータの故障検出装置 Pending JPH09110327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26706395A JPH09110327A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 エレベータの故障検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26706395A JPH09110327A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 エレベータの故障検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09110327A true JPH09110327A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17439525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26706395A Pending JPH09110327A (ja) 1995-10-16 1995-10-16 エレベータの故障検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09110327A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389690B1 (ko) * 1999-12-10 2003-06-27 산재의료관리원 휠체어리프트 자동고장진단 시스템 및 그 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389690B1 (ko) * 1999-12-10 2003-06-27 산재의료관리원 휠체어리프트 자동고장진단 시스템 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0737310B2 (ja) エレベータの監視装置
JPH04148793A (ja) 乗客コンベアの遠隔監視装置
JPH09110327A (ja) エレベータの故障検出装置
JP3282613B2 (ja) 警報送信システム。
JP2598248B2 (ja) エレベータの遠隔監視システム
JP3383750B2 (ja) エレベータの遠隔監視システム
JP3480214B2 (ja) 遠隔監視システム
JP2505806B2 (ja) エレベ−タの遠隔監視システム
JP2728149B2 (ja) エレベータの通報装置
JP3037825B2 (ja) エレベータ遠隔監視装置
JP2777142B2 (ja) 警報通報装置
JPH09261374A (ja) 集合住宅集中監視システム
JPH04336399A (ja) ビル遠隔監視装置
JP2003261029A (ja) 踏切保安設備監視装置
JP3201664B2 (ja) 故障監視システムにおける警報ブザを一斉鳴動または停止させる方法
JPH06206674A (ja) エレベーターの故障復旧装置
JPH05174281A (ja) 遠隔監視システムの試験装置
JPH09305880A (ja) 監視制御装置
JP2771197B2 (ja) 遠隔監視装置
JPS60201498A (ja) 遠隔異常監視方式
JPH05139681A (ja) 乗客コンベアの監視制御装置
JPH05201637A (ja) エレベータの遠隔監視装置
JPH02173898A (ja) 遠隔監視装置
JPH0371243A (ja) 情報処理伝送システム
JPH05135289A (ja) 昇降機遠隔監視装置