JPH06104538B2 - 綾巻ボビンを形成する機械用の綾振装置 - Google Patents

綾巻ボビンを形成する機械用の綾振装置

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JPH06104538B2
JPH06104538B2 JP61029111A JP2911186A JPH06104538B2 JP H06104538 B2 JPH06104538 B2 JP H06104538B2 JP 61029111 A JP61029111 A JP 61029111A JP 2911186 A JP2911186 A JP 2911186A JP H06104538 B2 JPH06104538 B2 JP H06104538B2
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ハインツ・カンプ
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ヴエー・ライネルス・フエルヴアルツングス‐ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2821Traversing devices driven by belts or chains
    • B65H54/2824Traversing devices driven by belts or chains with at least two traversing guides travelling in opposite directions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、綾巻ボビンを形成する機械用の綾振装置であ
つて、トラバース方向に運動可能な第1の引張部材ベル
トと、該第1の引張部材ベルトに対して逆向きに同じ速
度で運動可能な第2の引張部材ベルトとを備えた引張部
材伝動装置から成つており、各引張部材ベルトがトラバ
ース幅の2倍の間隔で配置された糸連行部材を有してお
り、さらに、トラバース運動の反転個所において一方の
引張部材ベルトの糸連行部材から他方の引張部材ベルト
の糸連行部材に糸を移す糸ガイド部材が設けられている
形式のものに関する。
従来の技術 トラバース運動の問題点は、トラバース糸運動を全トラ
バース範囲においてできるだけ均一に維持すること、糸
を反転個所においてできるだけ迅速に逆向きに運動させ
ること、しかもこの際糸セツトエラーをできるだけ回避
することにある。
公知の綾振装置を用いては、均一な糸層の綾巻ボビンを
形成することができない。綾巻ボビンの端部の反転個所
において糸は他の範囲よりも盛り上り、この結果、綾巻
ボビンは巻取るに従つて双曲線状の形状を有する。
さらに、従来の綾振装置を用いては単に中程度の巻取速
度しか達成できないことも欠点である。
発明の課題 本発明の課題は、簡単な手段で高い巻取速度においても
綾巻ボビンを申し分のない構成と均一な糸密度もしくは
糸層で形成することにある。
課題を解決するための手段 前記課題を解決する本発明の手段は、糸ガイド部材が定
置に配置されていて、かつトラバース運動の一方の反転
個所から他方の反転個所にまで達していてかつ走行する
糸が接触する凹面状の糸ガイド輪郭面を有しており、該
糸ガイド輪郭面が走行する糸をトラバース運動の反転個
所において糸連行部材の上端部の上方に持ち上げるよう
に形成されており、従つて、糸が糸ガイド輪郭面に沿つ
て滑動しながら、対向走行する糸連行部材により連行可
能な点にある。
糸ガイド輪郭面は凹面状の曲線を形成しており、該曲線
は中央部分において引張部材ベルトに向かつて引き込め
られているが、必ずしも全個所で同じ曲率半径を有して
いる必要はない。
発明の作用と効果 このような形式の装置を用いて高い巻取速度が得られ
る。糸が1つの糸連行部材から滑落すると直ちに、糸ガ
イド輪郭面に沿つて糸ガイド部材の中央に向かつて移動
を開始、かつこの移動運動時に他方の引張部材ベルトの
逆向きに動く糸連行部材に追いつかれて連行される。こ
のような糸案内はきわめて確実である。糸連行部材は糸
をそう簡単に見失うことなく、きわめて高い巻取速度が
達成可能である。
実施態様 特に高い巻取速度の場合、本発明の別の構成によれば、
糸ガイド部材がトラバース運動の反転個所に糸ストツパ
を有していると、有利である。糸ストツパを越えて糸は
移動することができず、従つて、巻き取ろうとする綾巻
ボビンの縁部も比較的平らになる。有利には糸ガイド部
材がトラバース運動の各反転個所にトラバース範囲に向
かう突出部を有しており、該突出部は糸ガイド輪郭面と
共に、糸ストツパとして役立つ楔状部を形成する。この
場合、糸は高い巻取速度においても上方に逸れることは
ない。
糸ガイド部材は有利には対向走行する引張部材ベルト区
分間に配置されている。
引張部材伝動装置の構成に応じて、前方または後方のベ
ルトに同一の引張部材を配置することができる。しかし
2つの引張部材を設けることも可能であり、この場合一
方の引張部材の左走行するベルト区分は他方の引張部材
の右走行するベルト区分と並んで位置しており、両ベル
ト間に糸ガイド部材が配置されている。
糸ガイド部材は本発明の別の構成によれば、対向走行す
るベルト区分を互いに分離するシンカーとして構成され
ている。このようなシンカーは、ベルト区分をできるだ
け接近させて互いに傍を通過走行させることができる。
このことはトラバースの確実性を高める。
高い巻取速度の場合、走行する糸は振動する傾向があ
り、これによつてトラバース確実性がやはり損なわれ
る。
この場合にも高いトラバース確実性を保証するため、本
発明の別の構成によれば、少なくとも1つの同じ形式で
構成された別の糸ガイド部材が引張部材ベルト区分の反
対側に配置されている。
この配置規定に応じて、糸ガイド部材の種々異なる組み
合せが可能である。付加的な糸ガイド部材が第1のベル
ト区分の前方または第2のベルト区分の後方に位置して
いるか、あるいは付加的な糸ガイド部材が第1のベルト
区分の前方にかつ別の付加的な糸ガイド部材が第2のベ
ルト区分の後方に位置している。
大きなトラバース確実性および高い巻取速度の可能性を
達成するために、本発明のなお別の構成が有利である。
従つて別の構成によれば、第2の糸ガイド部材における
楔状部の相互間隔は、第1の糸ガイド部材における楔状
部の相互間隔よりも小さい。
本発明の別の構成によれば、第2の糸ガイド部材におけ
る楔状部の引張部材ベルト区分からの距離が、第1の糸
ガイド部材における楔状部の同じ引張部材ベルト区分か
らの距離よりも小さい。このことは例えば、2つないし
3つの糸ガイド部材による多角形の糸案内を可能にす
る。このような糸案内は高い巻取速度においてやはり有
利である。
本発明の別の構成によれば、第1の糸ガイド部材のガイ
ド輪郭面は、第2の糸ガイド部材のガイド輪郭面よりも
深い凹面状に形成されている。このことはやはり、トラ
バース運動の反転個所における糸の迅速な反転を助成す
る。
糸ガイド部材が2つより多くは設けられていない場合に
は、第2の糸ガイド部材を綾巻ボビンに向かつて位置す
る引張部材ベルト区分の傍に配置すると有利である。
2つの糸ガイド部材は有利には、トラバース範囲の外部
に位置する架橋部により互いに結合されている。本発明
の別の構成によれば、この場合糸ガイド部材および架橋
部は曲げ加工により変形された薄板から成つている。
事故防止のため架橋部は有利には、指幅よりもわずかな
幅で互いにかつ糸ガイド輪郭面に近接している。
糸連行部材を支持する引張部材が、本発明の別の構成に
応じて1つよりも多いボビン個所に沿つて案内されてお
り、この場合ボビン個所の相互中心間隔がトラバース幅
の2倍に等しい場合には、回転する部分がわずかです
む。
実施例 次に図示の実施例につき本発明を詳説する。
第1図および第2図において本発明を理解するのに重要
な部分のみを略示した綾巻ボビンを形成する機械1は、
巻取軸3上に配置された巻取ローラ2を有している。巻
取軸3はモータ4によつて駆動されていて、かつ矢印5
の方向に回転する。巻取軸は分離壁6,7内に支承されて
いる。
同じ分離壁内にボビン枠9の軸8が支承されており、ボ
ビン枠9は回転可能な巻管収容円錐体10,11を支持して
いる。2つの巻管収容円錐体10および11は綾巻ボビン13
の巻管12を支持している。綾巻ボビン13は巻取ローラ2
上に載設されていて、かつ巻取ローラ2により摩擦作用
で駆動される。
巻取ローラ2の下方には巻き取るべき糸15用の綾振装置
14が位置している。
綾振装置14は引張部材17,18,19を有する引張部材伝動装
置16を備えている。引張部材17および18は、その外側に
トラバース幅aの2倍の間隔をおいて糸連行部材20もし
くは21を備えている。
引張部材17および18が直接糸トラバース運動に役立つの
に対して、引張部材19は引張部材18の走行方向に対する
引張部材17の走行方向の反転を生ぜしめる。
同時に引張部材伝動装置16のケーシングとして役立つ、
綾振装置の二重壁のケーシング22,23内に、3本の軸24,
25,26がそれぞれ回転可能に支承されいる。軸24と2つ
の歯付きベルト車27および28が固定的に結合されてい
る。もう1つの歯付きベルト車29は回転可能に軸24上に
支承されている。軸25とは2つの歯付きベルト車30およ
び31が固定的に結合されている。歯付きベルト車32は軸
25上に回転可能に支承されている。軸26と2つの歯付き
ベルト車33および34が固定的に結合されている。もう1
つの歯付きベルト車35が軸26上に回転可能に支承されて
いる。
引張部材19は両側面に歯の付いた歯付きベルトから成つ
ている。別の2つの引張部材は単に内側にのみ噛み合い
部を支持している。
引張部材19は第6図によれば、歯付きベルト車30,歯の
付けられた圧着車36,歯付きベルト車33,もう1つの歯の
付けられた圧着車37,やはり歯の付けられた張設ローラ3
8に、それぞれ巻き掛けられている。
第7図によれば、歯の付けられた圧着車36は軸40上に、
かつ歯の付けられた圧着車37は軸41上にそれぞれ回転可
能に支承されている。引張部材19の駆動は歯付きベルト
車33によつて行なわれる。
引張部材伝動装置16は第6図によれば、歯付きベルト42
によつて駆動されており、該歯付きベルトは図示されて
いない動力機械に案内されている。歯付きベルト車27,
軸24および歯付きベルト車28を介して、引張部材18が駆
動され、該引張部材の上側のベルト区分18′は矢印43の
方向に運動する。
引張部材18はルーズに回転する歯付きベルト車32,およ
び軸26と結合された歯付きベルト車34にそれぞれ巻き掛
けられている。張設ローラ39を用いてベルトの張力を調
整することができる。
軸26は歯付きベルト車33ひいては引張部材19を駆動し、
該引張部材自体は歯付きベルト車30を介して軸25を駆動
する。引張部材17は、軸25と結合された歯付きベルト車
31,ルーズに回転する歯付きベルト車35,およびやはりル
ーズに回転する歯付きベルト車29に、それぞれ巻き掛け
られている。
引張部材19は、歯付きベルト車32に対して相対的に歯付
きベルト車31の回転方向を反転し、この結果、引張部材
17の上側のベルト区分17′は矢印43の方向とは逆に矢印
44の方向に運動する。
引張部材17および18は同じ速度でしかし反対方向に運動
する。このことは、歯付きベルト車28,29,31,32,34,35
もしくは歯付きベルト車30および33の互いに同じ歯数に
よつて保証される。
引張部材17および18の長さはトラバース幅aによつて規
定されている。図示の実施例の場合前記長さはトラバー
ス幅の3倍である。
第1図によれば、3本の固定ねじ45,46,47を用いてケー
シング22,23に、特に第3図から第5図に示す糸ガイド
部材装置48が固定されている。
糸ガイド部材装置48は、1部分から成つていてかつ曲げ
加工により変形された1枚の薄板から製造されている
が、厳密には2つの糸ガイド部材つまり糸ガイド部材49
および糸ガイド部材5例から成つている。2つの架橋部
51および52によつて、前記2つの糸ガイド部材49および
50は互いに結合されている。固定するため糸ガイド部材
49は3つの長孔53,54,55を備えている。
糸ガイド部材49は、トラバース運動の一方の反転個所56
から他方の反転個所57まで達していてかつ走行する糸15
が接触する凹面円孤状の糸ガイド輪郭面58を有してい
る。図示の実施例の場合、糸ガイド輪郭面58は380mmの
半径で円孤状に描かれている。
トラバース幅aを有するトラバース運動の反転個所56お
よび57において、糸ガイド輪郭面58は走行する糸15を糸
連行部材20もしくは21の上端部の上方に持ち上げる。
例えば第4図によれば、矢印44の方向へ移動する糸連行
部材20が、走行する糸15を丁度解放すると、矢印59の方
向へ走行する糸15はその糸張力に基づき矢印43の方向
へ、接近する糸連行部材21のやや先に急激に移動し、次
いで糸連行部材21により糸ガイド輪郭面58に沿つて他方
の反転個所57に至るまで連行され、ここで糸連行部材20
の1つに引き渡す工程が繰り返される。
第2図によれば糸ガイドアイ60およびケーシング22,23
のカバー61により導かれた糸は、第1図によれば再び糸
連行部材21の1つにより受け取られて、再び矢印43の方
向で綾振りされる。
糸ガイド部材49はトラバース運動の反転個所56および57
において、楔状部62もしくは63の形式の糸ストツパを有
しており、しかも糸ガイド部材49は、トラバース運動の
角反転個所56,57においてトラバース範囲に向かつてつ
まり逆行方向に向けられた突出部64もしくは65を有して
おり、該突出部は糸ガイド輪郭面58と共にそれぞれ楔状
部62もしくは63を形成し、該楔状部は糸ストツプとして
役立つ。
図面から判るように、糸ガイド部材49は対向走行する引
張部材ベルト区分17′および18′の間に配置されてい
る。さらに第3図〜第5図が示すように、糸ガイド部材
49は対向走行するベルト区分17′および18′を互いに分
離するシンカーとして構成されている。引張部材ベルト
が振動する場合にも、該引張部材は間に介在するシンカ
ーのため接触することはない。
別の糸ガイド部材50は引張部材ベルト区分17′の反対側
に位置している。この第2の糸ガイド部材50は上記の糸
ガイド部材49と同じ形式で構成されているが、しかし以
下のような相異点を有している: 第2の糸ガイド部材50における楔状部62′,63′の相互
間隔bは、第1の糸ガイド部材49における楔状部62,63
の相互間隔よりも小さい。さらに、第2の糸ガイド部材
50における楔状部62′,63′の引張部材ベルト区分17′
からの距離は、第1の糸ガイド部材49における楔状部6
2,63の同じ引張部材ベルト区分17′からの距離よりも小
さい。第1の糸ガイド部材49の糸ガイド輪郭面58は第2
の糸ガイド部材50の糸ガイド輪郭面58′よりも深い凹面
状を成している。つまり、第2の糸ガイド部材50の糸ガ
イド輪郭面58′は500mmの半径で延在しており、これに
対して他方の糸ガイド輪郭面58は380mmの半径を有して
いる。
第3図になお一点鎖線で示されているように、架橋部51
および52は事故防止のために指幅よりもわずかな幅で互
いに、かつ糸ガイド輪郭面58もしくは58′に接近するこ
とができる。糸ガイド部材装置のこのような構成は選択
的なものとしてみなすことができる。この場合糸は、円
孤状のスリツト内部で綾振運動し、かつさらに、糸通し
および糸外しのためトラバース範囲aの中央に貫通した
スリツトが設けられている。
第9図に1実施例として略示されているように、ボビン
個所の相互中心間隔cが2倍のトラバース幅aと等しい
という条件が満たされる場合には、糸連行部材20もしく
は21を支持する引張部材17もしくは18は、1つよりも多
いボビン個所この場合には例えば4つのボビン個所に沿
つて案内され得る。
4つのボビン個所は糸連行部材を備えた2つの共通の引
張部材を有している一方、角ボビン個所は略示された糸
ガイド部材49を有している。
第10図〜第13図による綾振装置66の変化実施例の場合に
は、唯1つの引張部材67のみが設けられており、該引張
部材は変向ローラ68,69,70および駆動ローラ71を介して
走行する。駆動ローラ71は動力機械72により駆動可能で
ある。
引張部材67は鉛直に立てて案内されるベルトから成つて
おり、該ベルトから突起状の糸連行部材75,76が上方へ
向かつて突出している。
矢印73の方向で駆動ローラ71に走入するベルト区分67′
は、シンカー状に構成された糸ガイド部材79のすぐ傍を
これに沿つて走行する。矢印74の方向で対向走行するも
う1つのベルト区分67″は、やはり糸ガイド部材79の反
対側のすぐ傍をこれに沿つて走行する。
第12図および第13図によれば、糸ガイド部材79は保持条
片80内に固定されており、該保持条片は引張部材67用の
ガイドスリツト81および82も有している。
この糸ガイド部材79も、トラバース運動の一方の反転個
所83から他方の反転個所84にまで達していてかつ走行す
る糸が接触する凹面円孤状の糸ガイド輪郭面85を有して
いる。さらに、糸ガイド輪郭面85がその最も深い個所に
おいてさえなお引張部材67の上方に位置しているので、
第12図に示すように、糸86は成程糸ガイド輪郭面85に接
しているが、しかし引張部材の対向走行するベルト区分
には接しない。
第11図が示すように、糸ガイド輪郭面85はその最も高い
個所では両糸連行部材75および76からほんのわずか突出
している。
第11図に対してなお言及されば、糸連行部材75は糸連行
部材76に関して位置が正しくは示されていない。つまり
糸連行部材は、トラバース運動の反転個所83および84に
おいて互いに傍を通過走行する。
本発明は図示の実施例に限定されるものではなく、種々
異なる構成で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面して示す第1実施例の正面図、第2
図は第1図のII−II線に沿つた装置の断面図、第3図は
一部分から成る組み合わされた糸ガイド部材を示す図、
第4図はやはり第3図の糸ガイド部材を示す図、第5図
は第3図のV−V線に沿つた断面図、第6図は引張部材
伝動装置の伝動歯車概略図、第7図は第6図に示した引
張部材伝動装置の詳細図、第8図は前記引張部材伝動装
置の詳細図、第9図は複数のボビン個所に亘つて及ぶ引
張部材の略示図、第10図は本発明の別の実施例を示す略
示図、第11図は第10図に示した装置の引張部材および糸
ガイド部材の配置を示す図、第12図は第10図のXII−XII
線に沿つた断面図、第13図は第12図に示した部分の断面
図である。 1……綾巻ボビンを形成する機械、2……巻取ローラ、
3……巻取軸、4……モータ、5……矢印、6,7……分
離壁、8……軸、9……ボビン枠、10,11……巻管収容
円錐体、12……巻管、13……綾巻ボビン、14……綾振装
置、15……糸、16……引張部材伝動装置、17,18,19……
引張部材、17′,18′……ベルト区分、20,21……糸連行
部材、22,23……ケーシング、24,25,26……軸、27,28,2
9,30,31,32,33,34,35……歯付きベルト車、36,37……圧
着車、38……張設ローラ、39……張設ローラ、40,41…
…軸、42……歯付きベルト、45,46,47……固定ねじ、48
……糸ガイド部材装置、49,50……糸ガイド部材、51,52
……架橋部、53,54,55……長孔、56,57……反転個所、5
8,58′……糸ガイド輪郭面、59……矢印、60……糸ガイ
ドアイ、61……カバー、62,63,62′,63′……楔状部、6
4,65……突出部、66……綾振装置、67……引張部材、6
7′,67″……ベルト区分、68,69,70……変向ローラ、71
……駆動ローラ、72……動力機械、73,74……矢印、75,
76……糸連行部材、79……糸ガイド部材、80……保持条
片、81,82……ガイドスリツト、83,84……反転個所、85
……糸ガイド輪郭面、86……糸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−61737(JP,A) 特公 昭46−37025(JP,B1) 特公 昭57−43502(JP,B2) 実公 昭43−16597(JP,Y1)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】綾巻ボビンを形成する機械(1)用の綾振
    装置であつて、トラバース方向に運動可能な第1の引張
    部材ベルトと、該第1の引張部材ベルトに対して逆向き
    に同じ速度で運動可能な第2の引張部材ベルトとを備え
    た引張部材伝動装置(16)から成つており、各引張部材
    ベルトがトラバース幅の2倍の間隔で配置された糸連行
    部材を有しており、さらに、トラバース運動の反転個所
    において一方の引張部材ベルトの糸連行部材から他方の
    引張部材ベルトの糸連行部材に糸を移す糸ガイド部材が
    設けられている形式のものにおいて、前記糸ガイド部材
    (49)が定置に配置されていて、かつトラバース運動の
    一方の反転個所(56)から他方の反転個所(57)にまで
    達していてかつ走行する糸(15)が接触する凹面状の糸
    ガイド輪郭面(58)を有しており、該糸ガイド輪郭面が
    走行する糸(15)をトラバース運動の反転個所(56,5
    7)において糸連行部材(20)の上端部の上方に持ち上
    げるように形成されており、従つて、糸(15)が糸ガイ
    ド輪郭面(58)に沿つて滑動しながら、対向走行する糸
    連行部材(21)により連行可能であることを特徴とす
    る、綾巻ボビンを形成する機械用の綾振装置。
  2. 【請求項2】前記糸ガイド部材(49)がトラバース運動
    の反転個所(56,57)に糸ストツパ(62,63)を有してい
    る、特許請求の範囲第1項記載の綾振装置。
  3. 【請求項3】前記糸ガイド部材(49)がトラバース運動
    の各反転個所(56,57)に、トラバース範囲に向けられ
    た突出部(64,65)を有しており、該突出部が糸ガイド
    輪郭面(58)と共に、糸ストツパとして役立つ楔状部
    (62,63)を形成している、特許請求の範囲第2項記載
    の綾振装置。
  4. 【請求項4】前記糸ガイド部材(49)が対向走行する引
    張部材ベルト区分(17′,18′)間に配置されている、
    特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項記
    載の綾振装置。
  5. 【請求項5】前記糸ガイド部材(49)が、対向走行する
    ベルト区分(17′,18′)を互いに分離するシンカーと
    して構成されている、特許請求の範囲第1項から第4項
    までのいずれか1項記載の綾振装置。
  6. 【請求項6】少なくとも1つの同じ形式で構成された別
    の糸ガイド部材(50)が引張部材ベルト区分(17′)の
    反対側に配置されている、特許請求の範囲第1項から第
    5項までのいずれか1項記載の綾振装置。
  7. 【請求項7】前記第2の糸ガイド部材(50)における楔
    状部(62′,63′)の相互間隔(b)が、第1の糸ガイ
    ド部材(49)における楔状部(62,63)の相互間隔より
    も小さい、特許請求の範囲第6項記載の綾振装置。
  8. 【請求項8】前記第2の糸ガイド部材(50)における楔
    状部(62′,63′)の引張部材ベルト区分(17′)から
    の距離が、第1の糸ガイド部材(49)における楔状部
    (62,63)の同じ引張部材ベルト区分(17′)からの距
    離よりも小さい、特許請求の範囲第6項または第7項記
    載の綾振装置。
  9. 【請求項9】前記第1の糸ガイド部材(49)の糸ガイド
    輪郭面(58)が、第2の糸ガイド部材(50)の糸ガイド
    輪郭面(58′)よりも深い凹面状に形成されている、特
    許請求の範囲第6項から第8項までのいずれか1項記載
    の綾振装置。
  10. 【請求項10】前記2つの糸ガイド部材(49,50)が、
    トラバース範囲の外部に位置する架橋部(51,52)によ
    つて互いに結合されている、特許請求の範囲第6項から
    第9項までのいずれか1項記載の綾振装置。
  11. 【請求項11】前記糸ガイド部材(49,50)および架橋
    部(51,52)が、曲げ加工により変形された薄板から成
    つている、特許請求の範囲第10項記載の綾振装置。
  12. 【請求項12】前記架橋部(51,52)が事故防止のため
    指幅よりもわずかな幅で互いにかつ糸ガイド輪郭面(5
    8,58′)に接近されている、特許請求の範囲第10項また
    は第11項記載の綾振装置。
  13. 【請求項13】糸連行部材(20,21)を支持する引張部
    材(17,18)が1つよりも多いボビン個所に沿つて案内
    されており、該ボビン個所の相互中心間隔(c)がトラ
    バース幅(a)の二倍と等しい、特許請求の範囲第1項
    から第12項までのいずれか1項記載の綾振装置。
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