JPH06103720A - ディスクカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑なシャッタの取付作業をなくすことによ
り、組み立て作業の効率を高くしたディスクカートリッ
ジを提供する。 【構成】 図６は、下側シェル１５にスライダ長側面板
５を装着した場合、スライダ長側面板５が閉蓋位置から
開蓋位置へと摺動する様子を示している。シャッタ支持
部５３と長側面板６１により挟み込むように下側シェル
１５に装着され、下側シェル１５の規制壁３３が外側か
らスライダ本体５１を規制しているので、スライダ長側
面板５が容易に外れてしまうことはない。図６（ａ）は
スライダ長側面板５が閉蓋位置にある状態を示してい
る。図６（ｂ）はスライダ長側面板５が開蓋位置にある
状態を示している。短側面板７を嵌合しない状態でもス
ライダ長側面板５がケース３から外れてしまうことがな
く確実な摺動を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体である光磁気
ディスクまたは磁気ディスク等を収納するためのディス
クカートリッジに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、ディスクカートリッジとして例え
ば特開平３−３０１６３号に示すものがあった。このデ
ィスクカートリッジでは、１枚の上面板とその両側に連
設する２枚の側面板とから断面コの字状に成形されたシ
ャッタがケースを挟持するように摺動自在に設けられて
いる。シャッタを構成している上面板、短側面板および
長側面板の３つの板は金属により一体で成形されてい
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
のディスクカートリッジでは、シャッタが断面コの字形
で一体に成形されてなるため、シャッタの取付作業が非
常に面倒であった。購入したディスクカートリッジを組
み立てる際、ディスクメーカは光磁気ディスクを内部に
収納しディスクドライバに装着して品質テストを行う
が、その品質テストの際にもシャッタの取付作業を行う
必要がある。また品質テストの結果によっては光磁気デ
ィスクを収納し直す必要があり、シャッタの取付作業が
面倒であることは、特に数多くのディスクカートリッジ
を組み立てる際に負担となっていた。

【０００４】本発明は、このような課題を解決するもの
とし、煩雑なシャッタの取付作業をなくすことにより、
組み立て作業の効率を高くしたディスクカートリッジを
提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は次のような構成を採用している。即ち、ディ
スクと、該ディスクを収納するケースと、該ケースの一
辺に備えられ摺動可能に支持されるスライダと、該スラ
イダに固定されるとともに第１側面板および第２側面板
により上記ケースを摺動可能に挟持するシャッタとを備
えたディスクカートリッジにおいて、上記スライダおよ
び上記シャッタの第１側面板は一体に成形されるととも
に、該一体物と上記シャッタの第２側面板とは別体に成
形され、上記一体物と上記第２側面板とは嵌合により一
体化されてなることを特徴とするディスクカートリッジ
を要旨としている。

【０００６】

【作用】本発明のディスクカートリッジによれば、スラ
イダおよびシャッタの第１側面板は一体に成形されてお
り、シャッタの第２側面板は嵌合可能に別体に成形され
てなる。そのためディスクを組み込まない段階でも、一
体に成形された、スライダおよびシャッタの第１側面板
をケースに仮止めしておくことができる。つまりスライ
ダおよびシャッタの第１側面板が一体物として成形され
てなることにより、スライダの装着時に同時に第１側面
板も装着できる。しかもこれだけでもかなり安定してケ
ースに装着しておくことができる。ディスクドライバ等
でテストを行う場合は、仮止めの状態にあるケースに光
磁気ディスクを組み込むだけでよい。ディスクに異常が
あった場合でも単にケースを開いてディスクを取り替え
るだけでよい。テストが終了して最終的に製品として組
み立てる段階では、別体に成形されたシャッタの第２側
面板を嵌合するだけでよい。この嵌合作業は、第２側面
板の嵌合部と一体物のスライダ部分の嵌合部とを合わ
せ、第２側面板の上から力を加えて嵌め合わせるだけで
よい。そのため面倒なシャッタの取付作業を行う必要は
なく、組み立て作業の効率が高くなる。

【０００７】

【実施例】以下本発明の詳細について図面に基づいて詳
細に記述する。図１は、本発明の一実施例としてのディ
スクカートリッジ１の全体図である。ディスクカートリ
ッジ１は、ケース３、長側面板スライダ一体物（以下、
一体物とする）５、短側面板７、光磁気ディスク９、付
勢用ばね部材１１等から構成されている。

【０００８】ケース３は、合成樹脂製であり、図２に示
す上側シェル１３、および図３に示す下側シェル１５を
組み合わせて固定することにより構成されている。図２
（ａ）は上側シェル１３の正面図、図２（ｂ）はその平
面図、図２（ｃ）はそのＡ−Ａ端面図、図２（ｄ）はそ
のＢ−Ｂ端面図（拡大図）である。

【０００９】ほぼ正方形板状の上側シェル１３には、開
口部２１、ガイド突条２３、第１ガイド壁２５ａ、第２
ガイド壁２５ｂ、シャッタ摺動面２６、円形台部２７、
ラベル貼着面２８、ねじ止めボス部２９、円形開口部３
０等が設けられている。開口部２１は、ディスクカート
リッジ１をディスクドライバーに装着し、光磁気ディス
ク９の情報を読み出したり書き込んだりする際に、光磁
気ディスク９を外部に露出するための窓となる。ガイド
突条２３には、図４に示す一体物５の、第１支持部５５
が下から当接することで一体物５の摺動を確実にしてい
る。

【００１０】第１ガイド壁２５ａ、第２ガイド壁２５ｂ
は、図４に示す一体物５の、シャッタ支持部５３、第２
支持部５７が、それぞれ上から当接する。このことで、
後述するスライダ本体５１は下側シェル１５の規制壁３
３により、より確実に支持される。シャッタ摺動面２６
は、そこに短側面板７が当接して摺動するために浅い凹
面が形成されている。円形台部２７は、そこに光磁気デ
ィスク９を乗せ、上側シェル１３と下側シェル１５とを
組み合わせたることで光磁気ディスク９が、ディスクカ
ートリッジ１を持ち運ぶ際に大きくぶれないように設け
られている。ラベル貼着面２８は、そこにディスクカー
トリッジ１のラベルを貼着できるように浅い凹面が形成
されている。この凹面は粘着ラベルが貼着しやすいよう
に鏡面となっている。ねじ止めボス部２９は、上側シェ
ル１３の四隅にそれぞれ設けられており、基部よりも先
端部が大きい円形の突起をなしており、その中央にはね
じ孔２９ａが設けられている。

【００１１】図３（ａ）は下側シェル１５の正面図、図
３（ｂ）はその平面図、図３（ｃ）はそのＡ−Ａ端面図
（拡大図）、図３（ｄ）はそのＢ−Ｂ端面図（拡大図）
である。下側シェル１５には、長開口部３１、規制壁３
３、ガイド突条３５、ガイド溝３７、ガイド壁３９、デ
ィスク収納壁４１、ボス受け部４３、付勢部材固定部４
５、ケース側縁壁４７、ケース凹部４９等が設けられて
いる。

【００１２】長開口部３１は、ディスクカートリッジ１
をディスクドライバーに装着し、光磁気ディスク９の情
報を読み出したり書き込んだりする際に、光磁気ディス
ク９を外部に露出するための窓となる。規制壁３３は、
断面台形状に形成された棒状支持材で、長開口部３１の
上部両端を架橋するように設けられている。この規制壁
３３は、図４に示す一体物５のスライダ部分として主要
部を形成しているスライダ本体５１を外側から支えてそ
の摺動を可能にしている。ガイド突条３５には、図４に
示す一体物５の第３支持部５９の上面５９ａが下から当
接し、ガイド溝３７には、一体物５の第１支持部５５が
係合することで、一体物５の摺動を確実にしている。ガ
イド壁３９には、一体物５の第２支持部５７が上から当
接している。ディスク収納壁４１は、光磁気ディスク９
よりもやや大きな円を描くように下側シェル１５内部に
立設され、このディスク収納壁４１の高さは光磁気ディ
スク９の厚みよりもやや高くなるように形成されてい
る。このディスク収納壁４１は、上側シェル１３と下側
シェル１５とを組み合わせたときに、ディスク収納壁４
１の上縁部が上側シェル１３の内面に当接する。このこ
とにより円形の収納室を形成し、他の構成から隔離する
ことでチリやホコリの進入を防止する。

【００１３】ボス受け部４３は、ねじ止めボス部２９と
対面する位置に四ヶ所設けられており、上側シェル１３
と下側シェル１５とが固定されるねじ止め部分である。
ボス受け部４３は、短円筒状をなし中央部に入口よりも
内部空間が大きい孔を形成しているボス受け孔４３ｂか
らなり、その底面には貫通孔４３ａが設けられている。
このボス受け部４３は、そのボス受け孔４３ｂに先端部
が根元より大きめに形成されているねじ止めボス部２９
が嵌合されることで仮止めを行い、この状態で、ねじ
を、貫通孔４３ａに貫通させた状態でねじ孔２９ａに螺
合することにより、上側シェル１３と下側シェル１５と
を完全に固定することを可能にしている。付勢部材固定
部４５は、付勢用ばね部材１１の一端を支えるための短
い突条壁である。ケース側縁壁４７は、長開口部３１が
設けられている辺を除く三辺にそれぞれ設けられてお
り、図３（ｄ）に示すような側面壁を形成している。こ
のケース側縁壁４７は、下側シェル１５と上側シェル１
３とを組み合わせた際、ケース３の、一体物５および短
側面板７の取付面を除く三つの側面部となる。ケース凹
部４９はケース側縁壁４７の長開口部３１が設けられて
いる辺の両側にあたる２辺の上部に設けられている。こ
のケース凹部４９はディスクカートリッジ１をディスク
ドライバーに装着した際、ディスクカートリッジ１を所
定の位置で固定するために用いられる。

【００１４】図４は、一体物５を示している。図４
（ａ）は正面図、図４（ｂ）は平面図、図４（ｃ）は左
側面図、図４（ｄ）は右側面図（シャッタ部分を省略）
である。さらに図４（ｅ）はＡ−Ａ端面図、図４（ｆ）
はＢ−Ｂ断面図、図４（ｇ）はＣ−Ｃ端面図、図４
（ｈ）はＤ−Ｄ端面図である。

【００１５】一体物５および短側面板７は、ポリカーボ
ネート等の合成樹脂で成形したものであり、嵌合される
ことによりディスクカートリッジ１のスライダおよびシ
ャッタとして機能する。一体物５はディスクカートリッ
ジ１のスライダおよびシャッタの長側面板を一体に成形
したものであり、スライダ本体５１、シャッタ支持部５
３、およびこの一体物５を長尺方向に摺動可能とするた
めの各支持部５５〜５９、長側面板６１、長側面板補強
壁６３等を備えている。

【００１６】図４に示すように、一体物５は、図面に向
かって、右端下部に第１支持部５５、右端上部に第２支
持部５７を有し、長尺状のスライダ本体５１がそれらを
支えている。そして、そのスライダ本体５１には、図面
に向かって左半分に、シャッタ支持部５３が設けられて
おりその左端下部に第３支持部５９が設けられている。

【００１７】シャッタ支持部５３は、短側面板７と一体
物５とを固定し、ケース３で摺動可能とするために設け
られている。シャッタ支持部５３には、図５に示す短側
面板７の嵌合鈎部７１と嵌合可能なように嵌合孔５３ａ
が３箇所に設けられており、短側面板７の嵌合突部７３
を嵌め込み可能なように嵌め込み孔５３ｂが２箇所に設
けられている。また付勢用ばね部材１１（図示せず）の
一端を係合するための係合溝５３ｃが設けられている。

【００１８】第１支持部５５は、上側シェル１３のガイ
ド突条２３、および下側シェル１５のガイド溝３７にそ
れぞれ当接する。第２支持部５７は、上側シェル１３の
第２ガイド壁２５ｂ、および下側シェル１５のガイド壁
３９に上から当接する。第３支持部５９は、下側シェル
１５のガイド突条３５に下から当接する。このようにし
て、各支持部５５〜５９により、ケース３内で一体物５
の安定した摺動が可能となっている。

【００１９】長側面板６１は下側シェル１５の長開口部
３１を閉塞するためのシャッタの長側面板であり、シャ
ッタ支持部５３と一体に形成されてなる。長側面板補強
壁６３は、図４（ｅ）の端面図に示すように長側面板６
１の両端長手方向に形成されており、長側面板６１が容
易に変形しないように剛性を高める役割を果たしてい
る。

【００２０】図５（ａ）〜（ｄ）は、一体物５に嵌合さ
れる短側面板７を示している。図５（ａ）は正面図、図
５（ｂ）は平面図、図５（ｃ）は左側面図、図５（ｄ）
はＡ−Ａ端面図である。短側面板７は、ディスクカート
リッジ１のシャッタの短側面板であり、嵌合鈎部７１、
嵌合突部７３、側面板７５等を備えている。嵌合鈎部７
１は図４に示す一体物５の嵌合孔５３ａをそれぞれ嵌合
可能なように３箇所に設けられている。嵌合鈎部７１は
左右の２つが下方に向けた鈎部となっており、中央の１
つが上方に向けた鈎部となっていることから、一旦短側
面板７を一体物５の嵌合孔５３ａに嵌合すると、容易に
外れることはない。嵌合突部７３は円柱状の突起であ
り、図４に示す一体物５の嵌め込み孔５３ｂに嵌合可能
なように２箇所に設けられており、一体物５と短側面板
７との嵌合をより確実にしている。側面板７５は上側シ
ェル１３の開口部２１を閉塞するためのシャッタの短側
面板である。

【００２１】図５（ｅ）は、短側面板７に一体物５を嵌
合した状態でのＢ−Ｂ断面図（拡大図）である。このよ
うに短側面板７の嵌合鈎部７１が一体物５の嵌合孔５３
ａにそれぞれ嵌合する。またその際スライダ本体５１は
下側シェル１５の規制壁３３の内側にあり、一体物５が
ケース３から外れることはない。

【００２２】上側シェル１３、下側シェル１５および一
体物５は、上述した構造をなすことで、一体物５に短側
面板７を嵌合しない状態でも、一体物５がケース３から
外れてしまうことはない。図６は、下側シェル１５に一
体物５を装着した場合、一体物５が閉蓋位置から開蓋位
置へと摺動する様子を示している。シャッタ支持部５３
と長側面板６１により挟み込むように下側シェル１５に
装着され、下側シェル１５の規制壁３３が外側からスラ
イダ本体５１を規制しているので、一体物５が容易に外
れてしまうことはない。図６（ａ）は一体物５が閉蓋位
置にある状態を示している。図６（ｂ）は一体物５が開
蓋位置にある状態を示している。いずれにしても短側面
板７を嵌合しない状態でも一体物５がケース３から外れ
てしまうことなく確実な摺動が可能となっている。

【００２３】ディスクドライバで品質テスト等を実行す
る際は、前もって図６に示すように下側シェル１５に一
体物５を装着しておき、ディスク収納壁４１の内側に光
磁気ディスク９を収納し、付勢用ばね部材１１（図示せ
ず）を装着して、上側シェル１３を取り付ければよい。
実施例では、中央部に入口よりも内部空間が大きい孔を
形成しているボス受け孔４３ｂに先端部が根元より大き
めに形成されているねじ止めボス部２９が嵌合されてい
るため、この仮止めの状態でテストを行うことが可能で
ある。光磁気ディスク９を入れ替えてテストを行う場合
でも短側面板７は取り付けられておらず上側シェル１３
の取り外しを邪魔しないので、単に上側シェル１３を取
り外して新しくテストする光磁気ディスク９を装着する
だけでよい。最終的にテストが終了した場合は、一体物
５に短側面板７を単に嵌合すればよい。嵌合作業も、一
体物５の嵌合孔５３ａと短側面板７の嵌合鈎部７１とを
合わせ、短側面板７側から力を加えて嵌め込むだけでよ
く、きわめて簡単な作業で行うことができ、しかも確実
に固定される。

【００２４】以上説明した通り、本実施例のディスクカ
ートリッジ１では、スライダとシャッタの長側面板が一
体となった一体物５、および短側面板７が嵌合されるこ
とによりディスクカートリッジ１のスライダおよびシャ
ッタ部分を構成している。そのため仮止め段階のディス
クカートリッジ１で光磁気ディスク９を装着してテスト
を行う場合でも、一体物５をケース３に装着した状態で
テストを実行することができ、シャッタ部分の取り付け
を行う必要がない。つまり組み立て作業の効率が高くな
る。

【００２５】また本実施例のディスクカートリッジ１に
よれば一体物５および短側面板７がポリカーボネート等
の合成樹脂で形成されているので、シャッタ部分が金属
で形成されているものに比較してケース３との擦れ合い
により削られる粉末が発生しにくいという利点もある。

【００２６】さらに下側シェル１５に一体物５を取り付
けただけで上側シェル１３を取付なくてもかなり安定し
ており、下側シェル１５はディスク収納のためにディス
ク収納壁４１を備えているので、大量に光磁気ディスク
９を装着する際には上側シェル１３を取り付ける工程を
後にまとめて行うことができて便利である。

【００２７】また本実施例の長側面板６１の両端長手方
向には長側面板補強壁６３が形成されており、長側面板
６１が容易に変形しないように剛性を高めている。その
ため従来はこの長側面板の先端が外側に変形してしまう
のを防ぐための防護板を外側から装着していたが、その
ような防護板を設ける必要もなくなった。

【００２８】また一体物５および短側面板７が別体に形
成されてなるため、例えば短側面板７の表面のみを異な
る色で塗布することにより、ディスクカートリッジ１の
表裏を容易に見分けることができる構成とすることもで
きる。一体物５および短側面板７の表面に彫刻を施すこ
とも可能である。彫刻によりデザイン性の優れたディス
クカートリッジとすることもできるし、彫刻により文字
を刻み、ディスクカートリッジの内容等さまざまな情報
を記載することができる。彫刻によれば、単に文字を印
刷したり、シールを貼付けたりする場合に比較して摩耗
等により文字が消えてしまうといった不都合も防ぐこと
ができる。

【００２９】本実施例では一体物５および短側面板７の
嵌合部分を嵌め込みで形成したので嵌合が容易で外れに
くいという利点があるが、この実施例の他にもさまざま
なものが考えられ、例えば短側面板７の両側にレールを
設けて一体物５にスライドさせて嵌合する構成とするこ
とも可能である。

【００３０】尚本実施例の一体物５および短側面板７は
従来のスライダおよびシャッタを前提に設計され、形成
されたケースであっても何等の変更を加えることなくそ
のまま装着できるという利点もある。

【００３１】

【発明の効果】以上詳述した通り、本発明のディスクカ
ートリッジによれば、煩雑なシャッタの取付作業をなく
すことにより、組み立て作業の効率を高くすることが可
能となった。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明一実施例としてのディスクカセット
の全体図である。

【図２】 その上側シェルを示す説明図であり、
（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）はＡ−Ａ端面
図、（ｄ）はＢ−Ｂ拡大端面図である。

【図３】 その下側シェルを示す説明図であり、
（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）はＡ−Ａ拡大
端面図、（ｄ）はＢ−Ｂ拡大端面図である。

【図４】 そのスライダ長側面板を示す説明図であ
り、（ａ）は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は左側面
図、（ｄ）は右側面図、（ｅ）はＡ−Ａ端面面、（ｆ）
はＢ−Ｂ断面図、（ｇ）はＣ−Ｃ端面図、（ｈ）はＤ−
Ｄ端面図である。

【図５】 その短側面板を示す説明図であり、（ａ）
は正面図、（ｂ）は平面図、（ｃ）は左側面図、（ｄ）
はＡ−Ａ端面図、（ｅ）はスライダ長側面板を取り付け
た状態のＢ−Ｂ断面図（拡大図）である。

【図６】 下側シェルにスライダ長側面板を装着した
状態で閉蓋位置から開蓋位置へと摺動する様子を示す説
明図であり、（ａ）は開蓋位置、（ｂ）は閉蓋位置での
状態を示している。

【符号の説明】

１・・・ディスクカートリッジ、３・・・ケース、５・
・・スライダ長側面板、７・・・短側面板、９・・・光
磁気ディスク、１３・・・上側シェル、１５・・・下側
シェル、２１・・・開口部、２３・・・ガイド突条、２
５ａ・・・第１ガイド壁、２５ｂ・・・第２ガイド壁、
２６・・・シャッタ摺動面、３１・・・長開口部、３３
・・・規制壁、３５・・・ガイド突条、３７・・・ガイ
ド溝、３９・・・ガイド壁、４１・・・ディスク収納
壁、４７・・・ケース側縁壁、４９・・・ケース凹部、
５１・・・スライダ本体、５３・・・シャッタ支持部、
５３ａ・・・嵌合孔、５３ｂ・・・嵌め込み孔、５５・
・・第１支持部、５７・・・第２支持部、５９・・・第
３支持部、６１・・・長側面板、６３・・・長側面板補
強壁、７１・・・嵌合鈎部、７３・・・嵌合突部、７５
・・・側面板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ディスクと、 該ディスクを収納するケースと、 該ケースの一辺に備えられ摺動可能に支持されるスライ
   ダと、 該スライダに固定されるとともに第１側面板および第２
   側面板により上記ケースを摺動可能に挟持するシャッタ
   とを備えたディスクカートリッジにおいて、 上記スライダおよび上記シャッタの第１側面板は一体に
   成形されるとともに、該一体物と上記シャッタの第２側
   面板とは別体に成形され、上記一体物と上記第２側面板
   とは嵌合により一体化されてなることを特徴とするディ
   スクカートリッジ。