JPH06102759B2 - 水溶性モノアゾーナフトール―カルボン酸―化合物及び該化合物を染料として使用する方法 - Google Patents

水溶性モノアゾーナフトール―カルボン酸―化合物及び該化合物を染料として使用する方法

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JPH06102759B2
JPH06102759B2 JP63128607A JP12860788A JPH06102759B2 JP H06102759 B2 JPH06102759 B2 JP H06102759B2 JP 63128607 A JP63128607 A JP 63128607A JP 12860788 A JP12860788 A JP 12860788A JP H06102759 B2 JPH06102759 B2 JP H06102759B2
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/503Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring the reactive group being an esterified or non-esterified hydroxyalkyl sulfonyl or mercaptoalkyl sulfonyl group, a quaternised or non-quaternised aminoalkyl sulfonyl group, a heterylmercapto alkyl sulfonyl group, a vinyl sulfonyl or a substituted vinyl sulfonyl group, or a thiophene-dioxide group
    • C09B62/507Azo dyes
    • C09B62/51Monoazo dyes

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維反応性染料の工業的分野にある。ドイツ特
許第960534号明細書の例4及びドイツ特許第965902号明
細書の例43から、ジアゾ成分に於いてビニルスルホニル
−又はβ−スルファトエチルスルホニル−基をそしてカ
ップリング成分として2−ナフトール−6−スルホン酸
又は2−ナフトール−3−カルボン酸を有する繊維反応
性アゾ染料が公知である。
本発明により、一般式(1) 〔式中 Mは水素原子又はアルカリ金属例えばナトリウム、カリ
ウム又はリチウムであり、 Dは一般式(2a)又は(2b) (式中 R1は水素原子、シアン基、1乃至4個のC−原子を有
し、かつスルホ−、カルボキシ−又はスルファト基によ
り置換されていることができるアルキル基、又はヒドロ
キシ基、1乃至4個のC−原子を有し、かつスルホ−、
カルボキシ−又はスルファト基により置換されているこ
とができるアルコキシ基、又はスルホ基、カルボキシ
基、ハロゲン原子例えば臭素−又は塩素原子、又は一般
式(3) (式中 alkは2乃至4個のC−原子を有するアルキレン基殊に
エチレン基であり、 Rはスルホ−、カルボキシ−、スルファト−又はホスフ
ァト基を示し、 R′は水素原子又はメチル−又はエチル基である) で示される基であり、 R2は水素原子又は1乃至4個のC−原子を有するアルコ
キシ基又は1乃至4個のC−原子を有するアルキル基又
はスルホ基であり、 Yはビニル基又はエチル基を示し、これはアルカリによ
りビニル基の形成下脱離可能な置換基をβ−位に含有
し、 kは1又は2殊に1の数を意味し、 nは零又は1の数を示し(その際nが零である場合この
基は水素原子を意味する)、 Mは上記の意味を有する) で示される基である〕 に相当する、新規な水溶性モノアゾ化合物を見出した。
アルコキシ基のうちエトキシ基及び特にメトキシ基が好
ましい。アルキル基のうちエチル基及び特にメチル基が
好ましい。殊にMは水素原子及び特にアルカリ金属であ
る。
R1に就いて挙げた、水溶化基により置換されたアルコキ
シ−及びアルキルアミノ基のうち例えばβ−スルファト
エチルアミノ基、N−メチル−N−(β−スルファトエ
チル)−アミノ−及びβ−スルファトエトキシ−基が好
ましいものとして強調される。
殊にR2は水素原子であり、殊にR1は水素原子又はメトキ
シ基である。殊に残基(2a)に於ける基Y−SO2 -はアゾ
基に導く遊離結合に対しメタ−又はパラ−位に在る。殊
に残基(2b)に於ける基は、遊離結合がアゾ基に対し2
−位に在る場合、6−又は8−位に在り、式(2a)の基
に於いてアゾ基は殊に2−位に在る。
特にDが4−(β−スルファトエチルスルホニル)−フ
ェニル、4−(β−チオスルファトエチルスルホニル)
−フェニル、2−スルホ−5−(β−スルファトエチル
スルホニル)−フェニル−、8−(β−スルファトエチ
ルスルホニル)−6−スルホ−ナフト−2−イル−又は
6−(β−スルファトエチルスルホニル)−8−スルホ
−ナフト−2−イル−残基を示す本発明による化合物が
強調される。
残基Yによりエチル基のβ−位に於いて結合しておりそ
してアルカリによりビニル基の形成下脱離することがで
きる置換基は、例えば2乃至5個のC−原子を有するア
ルカノイルオキシ基例えばアセチルオキシ基、アロイル
オキシ基例えばベンゾイルオキシ−、スルホベンゾイル
オキシ−又はカルボキシベンゾイルオキシ−基、1乃至
4個のC−原子を有するアルキル残基を有するジアルキ
ルアミノ基例えば特にジメチルアミノ−及びジエチルア
ミノ基、1乃至4個のC−原子を有するアルキル残基を
有するトリアルキルアンモニウム基例えばトリメチルア
ンモニウム基、塩素原子、臭素原子、1乃至4個のC−
原子を有するアルキル残基を有するアルキルスルホニル
オキシ基、ホスファト基、チオスルファト基又はスルフ
ァト基である。殊にYはビニル基及びβ−ホスファトエ
チル−基殊にβ−チオスルファトエチル−基及び全く殊
にβ−スルファトエチル−基を示す。
スルホ基は一般式−SO3Mに相当する基であり、カルボキ
シ基は一般式−COOMに相当する基であり、スルファト基
は一般式 −OSO3Mに相当する基であり、チオスルファト基は一般
式−S−SO3Mに相当する基でありそしてホスファト基は
一般式−OPO3M2に相当する基であり、その際Mは上記の
意味を有する。
本発明による一般式(1)の化合物は、一般式(4a)又
は(4b) (式中M、R1、R2、k及びnは上記の意味を有し、Y′
はYに就いて挙げた意味の一つを有するか又はβ−ヒド
ロキシエチル−基である) で示される芳香族アミンのジアゾニウム化合物を2−ヒ
ドロキシ−ナフタリン−6−カルボン酸又はこのカルボ
ン酸の塩とカップリングさせそして、Y′がβ−ヒドロ
キシエチル−基を意味する場合には、このβ−ヒドロキ
シエチルスルホニル−基を有する生成アゾ化合物を、通
常のアシル化剤又はエステル化剤を用いて一般式(1)
−式中Yがエチル基(これはβ−位に於いて無機又は有
機エステル残基を含有する)と等しい−のアゾ化合物に
変えることにより製造することができる。無機又は有機
エステル残基は、特に既に上で記載したスルファト−、
ホスファト−、アルカノイルオキシ−、ベンゾイルオキ
シ−、アルキルスルホニルオキシ−、フェニルスルホニ
ルオキシ−又はトルイルスルホニルオキシ−残基であ
る。
例えばYがβ−スルファトエチル−又はβ−ホスファト
エチル−基と等しい本発明によるアゾ化合物は、一般式
(1)に相当するが、併しYがβ−ヒドロキシエチル−
基を示すアゾ化合物を公知方法に類似して硫酸化剤又は
燐酸化剤と反応させることによって製造することができ
る。
硫酸化剤は公知であり、例えば濃硫酸及び一水和硫酸で
ある。好ましくは硫酸化は濃硫酸により0乃至40℃の温
度に於いて又は一水和硫酸により5乃至15℃に於いて行
われる。
燐酸化剤は同様に公知であり、燐酸、ポリ燐酸、オキシ
塩化燐又はこれらの酸と五酸化燐との混合物である。こ
れら薬剤による燐酸化反応は通例20乃至80℃に於いて行
われる。
Yがアルカノイルオキシ基と等しい本発明によるアゾ化
合物は、同様にβ−ヒドロキシエチルスルホニル−残基
を含有する対応するアゾ−出発化合物をアルカンカルボ
ン酸又は芳香族カルボン酸のアシル化剤例えば塩化アセ
チル、氷酢酸、無水酢酸、ベンゾイルクロリドと反応さ
せて製造することができる。
Yがβ−チオスルファトエチル−基を示す、一般式
(1)の化合物の製造は殊に重要である。これら化合物
は、一般式(4)に相当するジアゾ成分と2−ナフトー
ル−6−カルボン酸との反応の上記方法のほかに又Yが
β−スルファトエチル−基を示す一般式(1)に相当す
る化合物を先ず強アルカリ性範囲例えば10乃至13のpH−
値及び35乃至50℃の温度に於いて本発明によるビニルス
ルホニル−化合物に変え、次に溶液を4乃至6のpH−値
にし、ビニルスルホニル−化合物をチオ硫酸ナトリウム
と反応させてβ−チオスルファトエチルスルホニル−化
合物とする様にして得られる。
一般式(4)の化合物は公知であり、文献中に多数記載
されている。同様に中間生成物としての2−ナフトール
−6−カルボン酸も公知である(例えば欧州特許第0053
824B1号明細書参照)。
一般式(4)に相当するジアゾ成分は、例えば4−(β
−スルファトエチルスルホニル)−アニリン、2−スル
ホ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリ
ン、3−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリ
ン、2,4−ジスルホ−5−(β−スルファトエチルスル
ホニル)−アニリン、2−スルホ−5−(β−スルファ
トエチルスルホニル)−アニリン、2−ヒドロキシ−5
−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリン、2
−ヒドロキシ−4−(β−スルファトエチルスルホニ
ル)−アニリン、4−メトキシ−3−(β−スルファト
エチルスルホニル)−アニリン、3−メトキシ−4−
(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリン、2−
メトキシ−5−(β−スルファトエチルスルホニル)−
アニリン、2−メトキシ−4−(β−スルファトエチル
スルホニル)−アニリン、4−メチル−3−(β−スル
ファトエチルスルホニル)−アニリン、2−(β−スル
ファトエチルスルホニル)−アニリン、2−クロル−5
−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリン、4
−クロル−3−(β−スルファトエチルスルホニル)−
アニリン、5−メチル−2−メトキシ−4−(β−スル
ファトエチルスルホニル)−アニリン、2,5−ジメトキ
シ−4−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリ
ン、2−カルボキシ−5−(β−スルファトエチルスル
ホニル)−アニリン、4−(β−スルファトエチルアミ
ノ)−3−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニ
リン、4−[N−メチル,N−(β−スルファトエチ
ル)]−アミノ−3−(β−スルファトエチルスルホニ
ル)−アニリン、4−(β−スルファトエトキシ)−3
−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリン、6
−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−アミノ−
ナフタリン、8−スルホ−6−(β−スルファトエチル
スルホニル)−2−アミノ−ナフタリン、1−スルホ−
6−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−アミノ
−ナフタリン、6−スルホ−8−(β−スルファトエチ
ルスルホニル)−2−アミノ−ナフタリン、8−(β−
スルファトエチルスルホニル)−2−アミノ−ナフタリ
ン、7−(β−スルファトエチルスルホニル)−2−ア
ミノ−ナフタリン、5−(β−スルファトエチルスルホ
ニル)−2−アミノ−ナフタリン、7−スルホ−5−
(β−スルファトエチルスルホニル)−2−アミノ−ナ
フタリン、5−スルホ−7−(β−スルファトエチルス
ルホニル)−2−アミノ−ナフタリン、2,5−ビス−
(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリン及び3.
4−ビス−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニ
リン及び例えばそれらのβ−チオスルファトエチルスル
ホニル−及びβ−ホスファトエチルスルホニル−誘導体
である。
一般式(4)に相当する出発化合物のジアゾ化反応は、
通例公知方法に類似して、鉱酸水溶液中で15℃以下の温
度例えば−5℃乃至+10℃の温度に於いて亜硝酸を作用
させて行われる。ジアゾニウム塩と2−ナフトール−6
−カルボン酸又はその塩とカップリングは弱酸性乃至中
性範囲殊に弱酸性範囲に於いて公知のカップリング反応
に類似して実施される。一般式(4)の出発化合物が反
応性の高い基 −SO2−Y例えばβ−スルファトエチルスルホニル−基
を既に含有する場合には、繊維反応性基の損傷を避ける
ために、カップリングは殊に4乃至6.0のpH−値に於い
て行われる。併しY′がβ−ヒドロキシエチル−基を示
すジアゾ成分を使用する場合にもまた、カップリングは
上記よりも強いアルカリ性範囲、例えば9までのpH−値
に於いて実施することができる。カップリング温度は通
例10乃至40℃である。
本方法により製造した一般式(1)の化合物を合成溶液
から分離及び単離することは、一般的に公知な方法によ
り例えば電解質例えば塩化ナトリウム又は塩化カリウム
による反応媒体からの沈澱により又は反応溶液の蒸発に
よる濃縮例えば噴霧乾燥により行うことができ、その場
合この反応溶液に緩衝物質を添加することができる。
一般式(1)の本発明による化合物は繊維反応性を有し
そして非常に良好な染料特性を有する。それ故本化合物
はヒドロキシ基含有及び/又はカルボンアミド基含有材
料の染色(捺染をも包含する)に使用することができ
る。本発明による化合物の合成の際得られる溶液も場合
により緩衝物質の添加後場合により濃縮後直ちに液体配
合物として染色使用に供給することができる。
それ故本発明の対象は、又ヒドロキシ−及び/又はカル
ボンアミド基含有材料を染色(捺染をも包含する)する
ために一般式(1)の本発明による化合物を使用するこ
と又はこれら基体上でのその使用法である。
殊に該材料は繊維材料特に紡織繊維例えば糸、巻体及び
織物の形で使用される。この場合公知方法と類似して実
施することができる。
ヒドロキシ基含有材料は、天然又は合成ヒドロキシ基含
有材料例えばセルロース繊維材料又はそのセルロース再
生生成物及びポリビニルアルコールである。セルロース
繊維材料は、好ましくは木綿であるが、併し又別の植物
繊維例えばリンネル、麻、ジュート及びラミー繊維であ
り、再生セルロース繊維は例えばステープルファイバー
及びビスコース人造絹糸である。
カルボンアミド基含有材料は、例えば合成及び天然ポリ
アミド及びポリウレタン特に繊維の形態でのもの例えば
羊毛及び別の動物毛、絹、皮革、ポリアミド−6,6、ポ
リアミド−6、ポリアミド−11及びポリアミド−4−で
ある。
一般式(1)の本発明による化合物は、本発明による使
用により上記基体特に上記繊維材料上で水溶性染料特に
繊維反応性染料に関して公知な使用技術により、例えば
一般式(1)のモノアゾ化合物を、溶解した形で該基体
上に適用するか又は該基体中に導入しそして該基体上又
は中で場合により加熱作用及び/又は場合によりアルカ
リ作用剤の作用により固着することによって、適用し、
固着することができる。この様な染色−及び固着法は専
門文献及び特許文献例えば欧州特許出願公開第0181585A
号公報中に多数記載されている。
本発明によるアゾ化合物によりアルボンアミド基含有材
料例えば特に羊毛及びヒドロキシ基含有材料例えば特に
セルロース繊維材料上で高い染色収率及び良好な染色ビ
ルドアップを以て帯黄乃至帯青赤色染色及び捺染が得ら
れ、その際きらきら輝く色調及び濃い色調が保たれたま
ゝである。染色及び捺染は良好な堅牢性例えば良好な日
光−及び湿潤堅牢性及び良好なひだ付き堅牢性、アイロ
ン掛け堅牢性及び摩擦堅牢性を有する。
カルボンアミド基含有材料例えば特に羊毛上での染色捺
染に就いて、たとえ染色した繊維材料のその他の点では
通常のアンモニア後処理が省かれても、日光−、洗たく
−及び湿潤日光堅牢性を強調することができる。
これらは、他の繊維反応性羊毛染料と良好な組み合わせ
可能性を示し、このことは繊維の均整な染色を可能にす
る。同様に出所が異なる羊毛繊維からなる材料を本発明
によるアゾ化合物により均整に染色することができ、そ
の際場合により均染挙動を改善するために通常の均染助
剤例えばN−メチル−タウリンを添加することができ
る。
殊に本発明によるアゾ染料はセルロース繊維材料の染色
に使用される。該材料上で達成可能な良好な堅牢性のう
ち特に60乃至95℃における良好な洗たく堅牢性−過硼酸
塩の存在下でも−、酸性及びアルカリ性縮絨−、クロス
染め−及び汗堅牢性、高い蒸発安定性、良好なアルカリ
−、酸−、水−及び海水堅牢性、及び湿潤した、酢酸を
含有する染色材料の貯蔵の際の良好な酸貯蔵(酸による
色あせ)安全性が強調される(ドイツ特許出願広告第23
22236号公報第4欄第35乃至42行参照)。
以下の例は本発明を説明するためのものでありる。特記
しない限り、部は重要部であり、百分率の記載は重量%
である。重量部体容量部はキログラム対リットルの比と
同じである。
例中で式で記載した化合物は遊離酸の形で記載されてお
り、一般にこれはそのナトリウム−又はカリウム塩の形
で製造しそして単離しそしてその塩の形で染色に使用す
る。同様に以下の例特に表例中で遊離酸の形で挙げた出
発化合物及び成分をそのまゝ又はその塩好ましくはアル
カリ金属塩例えばナトリウム−又はカリウム塩の形で合
成に使用することができる。
可視範囲に於いて記載した吸収極大(λmax−値)はア
ルカリ金属塩の水溶液から測定したものである。
例1 4−(β−スルファトエチルスルホニル)−アニリン2
8.1部を0乃至5℃に於いて水200部及び水性濃塩酸30部
からなる溶液中で常法で5n−亜硝酸ナトリウム水溶液21
部でジアゾ化し、引き続いて過剰の亜硝酸塩をアミドス
ルホン酸で分解し、ジアゾニウム塩溶液のpHを重炭酸ナ
トリウムにより4の値にする。次に15分以内に0乃至10
℃に於いて水200部中2−ナフトール−6−カルボン酸1
8.8部及び33%苛性ソーダ水溶液9部からなる溶液をpH
−値6の保持下添加する。混合物をなお3時間攪拌し、
引き続いて2n−水性硫酸でpH−値5にする。混合物の容
量に対し25%の塩化ナトリウムの添加により本発明によ
る化合物を塩析し、常法で単離する。
で示される化合物のナトリウム塩の、電解質を含有する
(例えば塩化ナトリウムを含有する)橙色粉末が得られ
る。この本発明による化合物は非常に良好な染料特性を
有し、本明細書中に挙げた材料例えば特にセルロース繊
維材料上で色の濃い染色及び捺染を与える。特に繊維反
応性染料に関して通常な適用−及び固着法を適用する場
合高い固着度を以て良好な堅牢性−そのうち特に日光
−、湿潤日光−及び洗たく堅牢性を強調することができ
る−を有する色の濃い輝かしい橙色染色が得られる。
例2乃至32 次の表例に於いて一般式(1)に相当する、別の本発明
によるモノアゾ化合物を変動ジアゾ成分の残基D−によ
り記載している。これら化合物は、本発明による方法で
例えば上記実施例により夫々の表例から明らかな芳香族
アミンD−NH2のジアゾ化及びカップリング成分として
の2−ナフトール−カルボン酸とのカップリングにより
製造することができる。これら化合物は繊維反応性染料
特性を有し、本明細書中に挙げた材料例えば特にセルロ
ース繊維材料上で繊維反応性染料に関して通常は適用−
及び固着法により色の濃い堅牢な染色及び捺染を夫々の
表例に於いて木綿上での染色に就いて記載された色調で
与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−55157(JP,A) 特開 昭47−2428(JP,A) 特開 昭57−57753(JP,A) 特公 昭52−1034(JP,B1) 特公 昭52−31383(JP,B1) 米国特許2657205(US,A)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 〔式中 Mは水素原子又はアルカリ金属であり、 Dは一般式(2a)又は(2b) (式中 R1は水素原子、シアン基、1乃至4個のC−原子を有
    し、かつスルホ−、カルボキシ−又はスルファト基によ
    り置換されていることができるアルキル基、又はヒドロ
    キシ基、1乃至4のC−原子を有し、かつスルホ−、カ
    ルボキシ−又はスルファト基により置換されていること
    ができるアルコキシ基、又はスルホ基、カルボキシ基、
    ハロゲン原子又は一般式(3) (式中 alkは2乃至4個のC−原子を有するアルキレン基であ
    り、Rはスルホ−、カルボキシ−、スルファト−又はホ
    スファト基を示し、 R′は水素原子又はメチル−又はエチル基である) で示される基であり、 R2は水素原子又は1乃至4個のC−原子を有するアルコ
    キシ基又は1乃至4個のC−原子を有するアルキル基又
    はスルホ基であり、 Yはビニル基又はエチル基を示し、これはアルカリによ
    りビニル基の形成下脱離可能な置換基をβ−位に含有
    し、 kは1又は2の数を意味し、殊に1であり、 nは零又は1の数を示し(その際nが零である場合この
    基は水素原子を意味する)、殊に1であり、 Mは上記の意味を有する) で示される基である〕 に相当する化合物。
  2. 【請求項2】R1及びR2の両方が水素原子を意味する請求
    項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】Yがビニル基又はβ−スルファトエチル−
    又はβ−チオスルファトエチル−基である請求項1又は
    2記載の化合物。
  4. 【請求項4】Yがβ−スルファトエチル−基である請求
    項1又は2記載の化合物。
  5. 【請求項5】Dが4−(β−スルファトエチルスルホニ
    ル)−フェニル−残基である請求項1記載の化合物。
  6. 【請求項6】Dが2−スルホ−4−(β−スルファトエ
    チルスルホニル)−フェニル−残基である請求項1記載
    の化合物。
  7. 【請求項7】Dが2−スルホ−5−(β−スルファトエ
    チルスルホニル)−フェニル−残基である請求項1記載
    の化合物。
  8. 【請求項8】ヒドロキシ−及び/又はカルボンアミド基
    含有材料、特に繊維材料を染色(捺染をも含めて)する
    方法において、染料として請求項1記載の化合物を用い
    ることを特徴とする染色方法。
JP63128607A 1987-05-29 1988-05-27 水溶性モノアゾーナフトール―カルボン酸―化合物及び該化合物を染料として使用する方法 Expired - Lifetime JPH06102759B2 (ja)

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DE19873718180 DE3718180A1 (de) 1987-05-29 1987-05-29 Wasserloesliche monoazo-naphtholcarbonsaeure-verbindungen, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als farbstoffe
DE3718180.7 1987-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS63309559A JPS63309559A (ja) 1988-12-16
JPH06102759B2 true JPH06102759B2 (ja) 1994-12-14

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JP63128607A Expired - Lifetime JPH06102759B2 (ja) 1987-05-29 1988-05-27 水溶性モノアゾーナフトール―カルボン酸―化合物及び該化合物を染料として使用する方法

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