JPH06101210B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
- Publication number
- JPH06101210B2 JPH06101210B2 JP62093895A JP9389587A JPH06101210B2 JP H06101210 B2 JPH06101210 B2 JP H06101210B2 JP 62093895 A JP62093895 A JP 62093895A JP 9389587 A JP9389587 A JP 9389587A JP H06101210 B2 JPH06101210 B2 JP H06101210B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- magnetic
- arm
- disk device
- magnetic disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に関し、特に磁気ヘッドアー
ムの構造に関する。
ムの構造に関する。
この種の磁気ディスク装置の位置決め機構は大別して直
線型方式と回転型方式とがあり、一般的な小または中容
量の装置には後者の方式が使用されることが多い。また
磁気ディスク装置の記録密度を向上させ、装置の記憶容
量を増大させる為には磁気ディスクに対する磁気ヘッド
の位置決め精度を向上させる必要がある。
線型方式と回転型方式とがあり、一般的な小または中容
量の装置には後者の方式が使用されることが多い。また
磁気ディスク装置の記録密度を向上させ、装置の記憶容
量を増大させる為には磁気ディスクに対する磁気ヘッド
の位置決め精度を向上させる必要がある。
現在の磁気ディスク装置における磁気ヘッドの位置決め
装置は、位置決め専用のサーボヘッドを有し、このサー
ボヘッドが磁気ディスク面に予め記録された位置決め情
報を読取り、読取られた情報に基いて位置決めを行なっ
ている。従って、サーボヘッドと他のデータヘッドの相
対的な位置誤差および位置決め情報の書かれたサーボデ
ィスクと他のデータディスクとの相対的な変位量は、そ
のまま本来追従すべきトラックとの偏差量つまりオフト
ラック量となる。このオフトラック量が小さい程位置決
め精度が高い。
装置は、位置決め専用のサーボヘッドを有し、このサー
ボヘッドが磁気ディスク面に予め記録された位置決め情
報を読取り、読取られた情報に基いて位置決めを行なっ
ている。従って、サーボヘッドと他のデータヘッドの相
対的な位置誤差および位置決め情報の書かれたサーボデ
ィスクと他のデータディスクとの相対的な変位量は、そ
のまま本来追従すべきトラックとの偏差量つまりオフト
ラック量となる。このオフトラック量が小さい程位置決
め精度が高い。
しかしながら、実際には他の種々の要因によって許容以
上のオフトラック量を招く場合がある。このオフトラッ
ク量の中でも装置の温度上昇もしくは環境温度の変化に
よって引き起こされるオフトラックは、サーマルオフト
ラックと呼ばれ、磁気ディスク装置を構成する種々の機
構部品間における線膨張係数の違いが主な要因と考えら
れている。
上のオフトラック量を招く場合がある。このオフトラッ
ク量の中でも装置の温度上昇もしくは環境温度の変化に
よって引き起こされるオフトラックは、サーマルオフト
ラックと呼ばれ、磁気ディスク装置を構成する種々の機
構部品間における線膨張係数の違いが主な要因と考えら
れている。
前述した従来の回転式位置決め機構の構造を第2図に示
す。図に於いて、位置決め機構の駆動源であるボイスコ
イルモーター5はアームホルダー6と固定されている。
シャフト3はベアリング4を介してアームホルダー6を
保持している。磁気ヘッド1を固定支持している磁気ヘ
ッドアーム8は各磁気ディスク間にそれぞれ独立して各
々のドローボルトにより固定されている。
す。図に於いて、位置決め機構の駆動源であるボイスコ
イルモーター5はアームホルダー6と固定されている。
シャフト3はベアリング4を介してアームホルダー6を
保持している。磁気ヘッド1を固定支持している磁気ヘ
ッドアーム8は各磁気ディスク間にそれぞれ独立して各
々のドローボルトにより固定されている。
この様な構造を有する位置決め機構において、アームホ
ルダー6および磁気ヘッドアーム8は軽量化の為にアル
ミ材等を使っており、一方磁気ヘッドアーム8を保持
し、アームホルダー6と固定しているドローボルトはス
テンレス鋼である。従って、両者の線膨張係数の違いか
ら、両者の接触部に熱応力が発生することがある。この
場合各々の磁気ヘッドアーム8の変形を招き、この変形
は各ドローボルトと磁気ヘッドアーム8の接触の仕方、
又は引っ張り力によりさまざまである。換言すれば、周
囲の温度変化により、各々の磁気ヘッドアーム8がさま
ざまに変形する為、各々の磁気ヘッドアーム8の先端に
固定支した磁気ヘッド1の位置は相対的に変位すること
になる。
ルダー6および磁気ヘッドアーム8は軽量化の為にアル
ミ材等を使っており、一方磁気ヘッドアーム8を保持
し、アームホルダー6と固定しているドローボルトはス
テンレス鋼である。従って、両者の線膨張係数の違いか
ら、両者の接触部に熱応力が発生することがある。この
場合各々の磁気ヘッドアーム8の変形を招き、この変形
は各ドローボルトと磁気ヘッドアーム8の接触の仕方、
又は引っ張り力によりさまざまである。換言すれば、周
囲の温度変化により、各々の磁気ヘッドアーム8がさま
ざまに変形する為、各々の磁気ヘッドアーム8の先端に
固定支した磁気ヘッド1の位置は相対的に変位すること
になる。
上述した従来の磁気ディスク装置は磁気ヘッドアームが
それぞれ独立している為温度変化に伴ない各磁気ヘッド
アームに異なる力が生じ、そり、ねじれ等の変形が起り
正しい位置決めが出きなくなる恐れがある。又組立て上
非常に困難であるという欠点がある。
それぞれ独立している為温度変化に伴ない各磁気ヘッド
アームに異なる力が生じ、そり、ねじれ等の変形が起り
正しい位置決めが出きなくなる恐れがある。又組立て上
非常に困難であるという欠点がある。
本発明の目的はサーマルオフトラック量を軽減すること
によって、磁気ヘッドの正確な位置決めを行なうことが
できる磁気ディスク装置を提供することにある。
によって、磁気ヘッドの正確な位置決めを行なうことが
できる磁気ディスク装置を提供することにある。
本発明の磁気ディスク装置は、複数の磁気ディスクを一
定の間隔に積層し保持しているスピンドルと、前記磁気
ディスク上に磁気ヘッドを配列し支持している複数の磁
気ヘッドアームと、前記複数の磁気ヘッドアームを支持
するアームホルダーと、前記アームホルダーを駆動し前
記磁気ヘッドを前記磁気ディスク上に位置決め行なうキ
ャリッジと、前記スピンドル、前記磁気ヘッドアーム、
前記アームホルダー、及び前記キャリッジとを内包して
いるベースプレートとを有している。磁気ディスク装置
において、前記複数の磁気ヘッドアームをその回転中心
近傍の基端部で一体構造とし前記アームホルダーにネジ
止めすることができる。
定の間隔に積層し保持しているスピンドルと、前記磁気
ディスク上に磁気ヘッドを配列し支持している複数の磁
気ヘッドアームと、前記複数の磁気ヘッドアームを支持
するアームホルダーと、前記アームホルダーを駆動し前
記磁気ヘッドを前記磁気ディスク上に位置決め行なうキ
ャリッジと、前記スピンドル、前記磁気ヘッドアーム、
前記アームホルダー、及び前記キャリッジとを内包して
いるベースプレートとを有している。磁気ディスク装置
において、前記複数の磁気ヘッドアームをその回転中心
近傍の基端部で一体構造とし前記アームホルダーにネジ
止めすることができる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の主要部を部分的に断面で示
した正面図である。図に於いて、シャフト3はベースプ
レート7に圧入固定されている。アームホルダー6はベ
アリング4を介してシャフト3に保持されており、一体
型磁気ヘッドアーム2と接触する面に上下方向と左右方
向に突き当て部を設けている。磁気ヘッドを固定支持し
ている一体型磁気ヘッドアーム2はアームホルダー6の
突き当て部に押し付けられネジによりアームホルダー6
と固定支持されている。従って一体型磁気ヘッドアーム
2はドローボルトによりアームホルダー6と固定支持し
ない為、線膨張系数の違いにより生じる熱応力が極めて
小さく、又、熱応力によるアームのそり、ねじれに関し
ては同一方向に加わり結果的にデータヘッドとサーボヘ
ッドとの相対的な変位は最小限に抑えられる。
した正面図である。図に於いて、シャフト3はベースプ
レート7に圧入固定されている。アームホルダー6はベ
アリング4を介してシャフト3に保持されており、一体
型磁気ヘッドアーム2と接触する面に上下方向と左右方
向に突き当て部を設けている。磁気ヘッドを固定支持し
ている一体型磁気ヘッドアーム2はアームホルダー6の
突き当て部に押し付けられネジによりアームホルダー6
と固定支持されている。従って一体型磁気ヘッドアーム
2はドローボルトによりアームホルダー6と固定支持し
ない為、線膨張系数の違いにより生じる熱応力が極めて
小さく、又、熱応力によるアームのそり、ねじれに関し
ては同一方向に加わり結果的にデータヘッドとサーボヘ
ッドとの相対的な変位は最小限に抑えられる。
以上説明したように本発明は一体構造となった磁気ヘッ
ドアームをアームホルダーとネジ止めすることにより、
サーマルオフトラック量を減少させ、正確な磁気ヘッド
の位置決めを行なうことができる。
ドアームをアームホルダーとネジ止めすることにより、
サーマルオフトラック量を減少させ、正確な磁気ヘッド
の位置決めを行なうことができる。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は従来
の磁気ディスク装置の回転位置決め機構を示す正面図で
ある。 1……磁気ヘッド、2……一体型磁気ヘッドアーム、3
……シャフト、4……ベアリング、5……ボイスコイル
モーター、6……アームホルダー、7……ベースプレー
ト、8……磁気ヘッドアーム。
の磁気ディスク装置の回転位置決め機構を示す正面図で
ある。 1……磁気ヘッド、2……一体型磁気ヘッドアーム、3
……シャフト、4……ベアリング、5……ボイスコイル
モーター、6……アームホルダー、7……ベースプレー
ト、8……磁気ヘッドアーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−165272(JP,A) 特開 昭56−34169(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数の磁気ディスクを一定の間隔に積層し
保持するスピンドルと、前記磁気ディスク上に磁気ヘッ
ドを配列して支持する複数の磁気ヘッドアームと、前記
複数の磁気ヘッドアームを支持するアームホルダーと、
前記アームホルダーを駆動し前記磁気ヘッドを前記磁気
ディスク上に位置決めするキャリッジと、前記スピンド
ルと前記磁気ヘッドアームと前記アームホルダーと前記
キャリッジとを内包するベースプレートとを有する磁気
ディスク装置において、前記複数の磁気ヘッドアームを
その回転中心近傍の基端部で一体構造とし前記アームホ
ルダーに固定したことを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62093895A JPH06101210B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62093895A JPH06101210B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 磁気デイスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63257974A JPS63257974A (ja) | 1988-10-25 |
JPH06101210B2 true JPH06101210B2 (ja) | 1994-12-12 |
Family
ID=14095218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62093895A Expired - Lifetime JPH06101210B2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06101210B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5634169A (en) * | 1979-08-22 | 1981-04-06 | Toshiba Corp | Magnetic head support mechanism of rotating arm type |
JPS59165272A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-18 | Hitachi Ltd | 磁気ヘツド位置決め機構 |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP62093895A patent/JPH06101210B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63257974A (ja) | 1988-10-25 |
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