JPH01294278A

JPH01294278A - 記録再生装置

Info

Publication number: JPH01294278A
Application number: JP12212288A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Shima; 康男嶋; Shigeru Takekado; 竹門　茂; Norio Yoshikawa; 紀夫吉川
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-05-20
Filing date: 1988-05-20
Publication date: 1989-11-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は記録再生装置に関し、詳しくはトランスデユ
ーサ−を支持するアームとアクチュエータとの支持構造
を改良した記録再生装置に閤する。

（従来の技術）最近、情報を記録または再生するための磁気ディスクと
、この磁気ディスクに情報の読み書きを行う磁気ヘッド
を、ケースに密封した構造のウィンチエスタ−型固定磁
気ディスク装置が開発されている。この固定磁気ディス
ク装置は小型であって、かつ記憶容量が大容量であるよ
うに要望されている。最近の開発によって磁気ディスク
のトラック密度を向上させることが可能となり、これに
伴って小型でかつ高速でアクセスできるようなアクチュ
エータを有する固定磁気ディスク装置の開発が進められ
ている。

このようなウィンチエスタ−型固定磁気ディスク装置と
して、例えば第６図に示すようなものがある。同図にお
いて、１０１はケース（図示せず）に収納され、情報を
記録または再生するための磁気ディスクであり、この磁
気ディスク１０１の近傍には情報の読み書きを行うトラ
ンスデユーサとしての磁気ヘッド１０２が配設されてい
る。磁気ヘッド１０２はこれが磁気ディスク１０１にフ
ローティングしながら対向させるためにサスペンション
１０３に取り付けられ、ごのサスペンション１０３はア
ーム１０４に取り付けられている。アーム１０４はピボ
ット１０５を中心に揺動可能なアクチュエータ本体１０
６に取り付けられて支持され、アクチュエータ本体１０
６はボイスコイルモータ１０７によって揺動される。

磁気ディスク１０１に１き込まれた位置信号を磁気ヘッ
ド１０２によって読み出し、この位置信号をボイスコイ
ルモータ１０７にフィードバックして１位置決めサーボ
系の作動により磁気ヘッド１０２を位置決めしている。

ここで、アーム１０４とアクチュエータ本体１０５との
支持（固定）、構造を第７図に示す。同図において、１
０４はアームであり、このアーム１０４はアクチュエー
タ本体１０６の三個の突起１０６ａと係合している。ア
ーム１０４には嵌合孔１０４ａが形成され、アクチュエ
ータ本体１０６には挿通孔１０６ｂが形成されている。

挿通孔１０６ｂにはナツト１０°８が螺着されたボルト
１０９が挿入され、このボルト１０９にはカム面１０９
ａが形成され、このカム面１０９ａは嵌合孔１０４ａに
形成された傾斜面１０４ｂと係合している。ナツト１０
８を締め付けると、カム面１０９ａによってアーム１０
４はアクチュエータ本体１０６の突起１０６ａに押し付
けられ、アーム１０４はアクチュエータ本体１０６に固
定されている。

また、他の従来の記録再生装置におけるアーム１１１と
７クチユ工−タ本体１１２との支持（固定）構造を第８
図に示す。アーム１１１は直交する２直線（ｏ−ｏ’　
）　　（ｎ−ｎ’　）からなる直角な平面部１１１ａ、
１１１ｂを、アクチュエータ本体１１２の同じく直角な
平面部１１２ａ、１ｉ２ｂに突き当てて、ビス１１３に
よって固定している。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の記録再生装置の前者に
あっては、ナツト１０８を締め付け、アーム１０４を三
個の突起１０６ａに押し付けることによって、アーム１
０４の基端部をアクチュエータ本体１０６に固定してい
る。すなわち、アーム１０４はナツト１０８の締め付は
トルクによって、この基端側部分が断回路くの字形に弾
性変形した状態でアクチュエータ本体に固定されている
。このため、温度が変るとこの弾性変形量が変って、磁
気ヘッド１０２の位置が歪んでしまい、磁気ディスク１
０１と情報を正確にアクセスすることができなくなると
いう虞があった。

また、アーム１０４の弾性変形量が変っていたので、ア
ーム１０４の動剛性が低下して、周波数の低いアーム１
０４の曲り方向への共振がアクセス方向（！ｉ！気ヘッ
ド１０２の回動方向）に生じてしまい、位置決めサーボ
系作動が不安定になりやずいという問題点があった。

一方、従来の記録再生装置の後者にあっては、アーム１
１１の平面部１１１ａ、１１１ｂを、アクチュエータ本
体１１２の平面部１１２８．１１２ｂに突き当てて１個
のビス１１３で固定している。すなわち、平面部１１１
ａと平面部１１２ａとはビス１１３によって、平面部１
１１ｂと平面部１１２ｂとは密接によってそれぞれ固定
している。このため、平面部１１１ｂと平面部１１２ｂ
とが密接していない場合には、アーム１１１はアクチュ
エータ本体１１２に対してビス１１３を中心にぐら付い
てしまい、アーム１１１の動剛性を高くすることができ
ない。したがって、アーム１１１のアーム重量当り共成
周波数を上ることが難しく、同様にアーム１１１の共振
がアクセス方向にも生じ、位置決めのサーボ系が不安定
になりやすいという問題点があった。また、アーム１１
１とアクチュエータ本体１１２とは２平面で位置決めし
、１個のビス１１３で固定しているために、別途精度の
高い治具を用いて組立てなければならず、煩雑であると
いう問題点があった。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）このような課題を解決するために、この発明にあっては
、情報を記録または再生するための情報記憶媒体と、こ
の情報記憶媒体に情報の読み書きを行うトランスデユー
サと、このトランスデユーサを支持するアームと、この
アームを支持し前記トランスデユーサが情報の読み書き
を行う位置に移動させるアクチュエータとを備えた記録
再生装置において、前記アームを前記アクチュエータに
対して突当方向が異なる複数個所で突当て、各個所で各
別に固定した構成とするものである。

（作用）アームとアクチュエータとは方向の異なる複数個所をそ
れぞれ当接させ、これらの当接部分をそれぞれ固定する
。この複数個所の壁面を当接させ、それぞれ固定するこ
とによって複数のアームをアクチュエータに精度よく組
み立てて取り付けることができる。また、アームとアク
チュエータとは方向の異なる複数個所をそれぞれ固定し
たので、トランスデユーサ−はアクセス方向に強固に固
定され動いてしまうことがない。また、アームをアクチ
ュエータに複数個所で固定したので、アームはアクセス
方向に対して動剛性が高くなり、トランスデユーサ−の
位置が歪んでしまうことがない。さらに、アームとアク
チュエータとの支持（固定）構造は剛性が高くなり、ア
ームの共振周波数を上げることができる。

（実施例）以下、この発明を図面に基づいて説明する。

第１図ないし第３図はこの発明に係る記録再生装置の一
実施例を示す図である。この実施例にあっては、記録再
生装置としてウィンチエスタ−型固定磁気ディスク装置
を示している。

まず構成を説明する。

同図において、１は情報を記録または再生するための略
円板状の磁気ディスクであり、この磁気ディスク１はケ
ース２内のスピンドルモータ３内に多数積層されて配設
されている。磁気ディスク１の両面には、磁気ディスク
１とアクセスして情報の読み書きを行うトランスデユー
サとしての磁気ヘッド４ａ、４ｂが配設されている。磁
気ヘッド４ａ　、４ｂは磁気ディスク１表面にフローテ
ィングしながら対向（磁気ディスク１の表面かられずか
に浮上している状態）させるために、薄板状のサスペン
ション５ａ、５ｂに取り付けられている。サスペンショ
ン５ａ、５ｂはアーム６に取り付けられ、アーム６は細
い棒で連結したトラス形状（三角形状）の一体構造とし
、この三角形状の２辺を卸した固定部６ａ、６ｂを有し
ており、固定部５ａ　、５ｂは直角となっている。アー
ム６はアクチュエータ本体７に取り付けられるが、この
アクチュエータ本体７はケース２に設けられてピボット
８に回動自在に取り付けられている。アクチュエータ本
体７のアーム６側であって、先端側には略直角状の壁面
７ａ、７ｂが形成されており、アーム６の固定部６ａ、
５ｂはこの壁面７ａ、７ｂに当接されている。固定部５
ａ、５ｂと壁面７ａ、７ｂとはそれぞれビス９によって
固定されている。また、アクチュエータ本体７の基端側
にはりニアモータの一種であるボイスコイルモータ１０
が設けられている。ボイスコイルモータ１０は、アクチ
ュエータ本体７の基端側に駆動コイル１１が巻回された
コイル枠１２が取付けられ、駆動コイル１１の上下両端
側には、永久磁石１３．１４が配設された構成となって
いる。なお、アクチュエータ本体７とボイスコイルモー
タ１０とはアクチュエータ１５を構成している。

磁気ディスク１に書き込まれた位置信号を磁気ヘッド４
ａ　、　４ｂ’によって読み出し、この位置信号をボイ
スコイルモータ１０にフィードバックして、位置決めサ
ーボ系の作動により磁気ヘーツド４ａ、４ｂを位置決め
している。

次に作用を説明する。

アーム６をアクチュエータ本体７に取り付けるには、ア
ーム６の固定部５ａ、５ｂをアクチュエータ本体７の壁
面７ａ、７ｂに当接さ、これらの当接部分をそれぞれビ
ス９によって固定する。このとき、固定部５ａ、５ｂお
よび壁面７ａ、７ｂは直交した２直線（Ω−０’　）（
ｍ−ｍ’　）上にあり、この２直線（９−９’）（ＩＩ
−１１’）を含む平面上では、アーム６はアクチュエー
タ本体７に一義的に定まり、かつ固定される。このため
、複数のアーム６をアクチュエータ本体７に精度よく組
み立てて取り付けることができる。

また、磁気ヘッド４ａ、４ｂの移動する平面（磁気ディ
スク１の面と平行な平面）における直交した２直線（Ω
−１＞（ＩＩ−１’　）上で、アーム６をアクチュエー
タ本体７に固定したので、磁気ヘッド４ａ、４ｂはこの
アクセス方向（１１気ヘッド４ａ、４ｂの回動方向）に
強固に固定される。したがって、磁気ヘッド４ａ　、４
ｂはアーム６を直線（ｎ−１ｆ’　）と直線（ｍ−ｎ＋
’）の２ケ所のみでアクチュエータ本体７にビス９止め
すれば、アクセス方向に強固に固定され、妨いてしまう
ことはない。

さらに、アーム６を２直線（ｐ−Ω’）（１１−ｍ′）
上でアクチュエータ本体７に固定したので、固定部６ａ
　、６ｂと壁面７ａ、７ｂとの接合面で直接応力を受け
ることになり、固定部６ａ、６ｂと壁面７ａ、７ｂとの
接合部分での剛性は高くなる。したがって、アーム６の
動剛性はアクセス方向に対して高くなり、この動剛性は
温度の変化によって低下するようなことはない。その結
果、磁気ディスク１に対する磁気ヘッド４ａ　、４ｂの
位置が歪んでしまうことがなく、情報を正確にアクセス
することができる。また、アーム６とアクチュエータ本
体７との固定構造は剛性が高くなるので、アーム６の共
振周波数を上げることができる。

したがって、アーム６のアクセス方向への共振を抑制す
ることができ、位置決めサーボ系の作動を安定させるこ
とができる。

一方、アーム６は磁気ヘッド４ａ　、４ｂ側部分とアク
チュエータ本体７側部分とを細い棒で連結したトラス形
状としたので、アーム６はこのアクセス方向の動剛性を
高く維持したまま軽量化することができる。また、アー
ム６は２直線（９−Ｑ′　）　（ｌ−糟′）でアクチュ
エータ本体７にビス９によって固定したので、従来のボ
ルトナツト（締付具）に比ベビス９には直接大きな応力
が作用することがなく、非常に小さなビス９を用いるこ
とができる。したがって、アーム６とアクチュエータ本
体７との固定構造の軽量化を図ることができる。

加えて、アーム６をアクチュエータ本体７にビス９によ
って固定したので、複数の磁気ヘッド４ａ、４ｂのうち
１個の磁気ヘッド４ａ、４ｂが不良のときには、この複
数の磁気ヘッド４ａ、４ｂが取り付けられたアーム６全
体を取り換える必要がなく、不良の磁気ヘッド４ａ　、
４ｂが取り付けられたアーム６のみを、他のものと取り
換えることができる。このとき、アーム６を７クチユ工
−タ本体７に固定するのに、２直線（Ω−９′　）（ｍ
−＋ａ’）部分を２個のビス９によって止めてもよいが
、ビス９が小さく十分な締め付はトルクが１９られない
ときには、第４図に示すように３個のビス９によって固
定してもよい。

また、磁気ヘッド４ａ、４ｂ１サスペンシヨン５ａ　、
　５ｂ　、アーム６等とボイスコイルモータ１０とは、
ピボット８を中心に第２図中上から見て全体が略り字形
（くの字形）としたので、ケース２への収納性が向上す
る。このため、スペース上駆動力の大きなボイスコイル
モータ１０を使用することができ、高速でアクセスする
ことができる。

なお、前記実施例にあっては、アームをアクチュエータ
本体に固定するのにビスを用いたが、これに限らず、第
５図に示すようにアクチュエータ本体２１の側壁に嵌合
溝２１ａを形成し、この嵌合溝２１ａにアーム２２を嵌
入して位置決めし、この嵌合部分を接着剤によって接着
してもよい。

複数の磁気ヘッドのうち１個の磁気ヘッドが不良のとき
は、この不良の磁気ヘッドが取り付けられたアーム２２
を接着剤の接着力に抗して取り外し、他のものと取り換
えて接着する。

また、前記実施例にあってはこの発明を固定磁気ディス
ク装置に適用した例について述べたが、これに限らず光
学トランスデユーサ−をアクチュエータ内に組込んだ光
学的記録再生装置に適用することもできる。

［発明の効果］以上説明したように、この発明によれば、アームをアク
チュエータに対して突当方向が異なる複数個所で突当て
、各個所で各別に固定したので、複数のアームを精度よ
く組み立てて取り付けることができ、またトランスデユ
ーサはこのアクセス方向に強固に固定され、動いてしま
うことはない。

さらに、アームはこのアクセス方向に動剛性を高くする
ことができ、このためトランスデユーサの位置が歪んで
しまうことがなく、情報を正確にアクセスすることがで
きる。加えて、アームの動剛性を高くすることができる
ので、この共振周波数を上げることでかき、このためア
クセス方向への共振を抑制することができ、位置決めサ
ーボ系の作動を安定させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図はこの発明に係る記録再生装置の一
実施例を示す図であり、第１図はこの記録再生装置を示
す斜視図、第２図はこの装置の平面図、第３図はこの装
置の断面図であり、第４図は記録再生装置の他の実施例
を示す図であり、詳しくはアームとアクチュエータ本体
との支持（固定）構造を示す平面図であり、第５図は記
録再生装置の他の実施例を示す図であり、詳しくはアー
ムとアクチュエータ本体との支持（固定）構造を示す側
面図である。第６図および第７図は従来の記録再生ｉ置
を示す図であり、第６図はこの装置を示す斜視図、第７
図はアームとアクチュエータ本体との支持（固定）構造
を示す断面図であり、第２図は他の従来の記録再生装置
のアームとアクチュエータ本体との支持（固定）構造を
示す平面図である。１・・・情報記憶媒体４ａ　、４ｂ・・・トランスデユーサ−６・・・アーム

Claims

【特許請求の範囲】

（１）情報を記録または再生するための情報記憶媒体と
、この情報記憶媒体に情報の読み書きを行うトランスデ
ューサと、このトランスデューサを支持するアームと、
このアームを支持し前記トランスデューサが情報の読み
書きを行う位置に移動させるアクチュエータとを備えた
記録再生装置において、前記アームを前記アクチュエー
タに対して突当方向が異なる複数個所で突当て、各個所
で各別に固定したことを特徴とする記録再生装置。
（２）前記アームを前記アクチュエータに対して突当て
方向が互いに直交する２ケ所で行つたことを特徴とする
請求項（１）記載の記録再生装置。
（３）前記アームをアクチュエータにビスによって着脱
可能に固定したことを特徴とする請求項（１）又は請求
項（２）記載の記録再生装置。