JPH059994Y2 - - Google Patents

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JPH059994Y2
JPH059994Y2 JP1986177935U JP17793586U JPH059994Y2 JP H059994 Y2 JPH059994 Y2 JP H059994Y2 JP 1986177935 U JP1986177935 U JP 1986177935U JP 17793586 U JP17793586 U JP 17793586U JP H059994 Y2 JPH059994 Y2 JP H059994Y2
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JP
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cowling
vehicle body
air
exhaust port
wind
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JP1986177935U
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JPS6382695U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、オートバイのカウリングに関す
る。
〔従来の技術とその問題点〕
オートバイは、車体の前面から前部側面を流線
形をしたカウリングで覆うことがある。カウリン
グは、走行によつて受ける風を整流して、風の抵
抗を減じ、高速走行が楽にできるようにし、又、
空気抵抗を減少して、燃料の消費も少なくする。
実開昭62−76091号公報では、カウリングの後
縁を外側を向くように湾曲し、これによつてライ
ダーに向かう風の向きを変えて、ライダーに当た
る風を少なくして、疲労しにくくなるというもの
を示している。しかし、カウリングを取付ける
と、車体前下部に搭載したエンジンが、カウリン
グの内側になり、エンジンから発生した熱気が、
カウリングの内側に隠り、カウリングの後側に位
置するライダーの脚部に当たり、特に気温の高い
夏期には不快である。
この熱気がライダーに当たるのを調節するた
め、回動整流板をカウリングの後端に設けたもの
がある。例えば特開昭58−8477号公報参照。しか
し、回動整流板は、カウリングとは別部材である
ため、カウリングに回動整流板を取り付けるにあ
たつて、構造が複雑になり、大巾にコスト高にな
るだけでなく、風圧で振動する等の不具合もあ
る。
〔考案の目的〕
この考案は、カウリングに設けられ、排風のた
めの排風口を形成した部分とカウリングの後部形
状に工夫を施すことによつて、簡単な構造でライ
ダーの脚に熱気が当たるのを防ぐとともに通風を
良好にすることができるオートバイのカウリング
を得ることを目的とする。
〔考案の構成〕
以下、本考案を図面に示す実施例について説明
する。
カウリング1は、車体2の前面から前部側面を
覆う流線形にできていて、合成樹脂で型成形して
製作する。そして、前面上部には、透明板ででき
たスクリーン3が連結され、ライダーは、スクリ
ーン3を通して前方を視認できる。又、カウリン
グ1の前面下部には、エンジンを冷却するための
風をカウリングの内側に送る導風口4が設けてあ
り、カウリング側面には、導風口4からカウリン
グ1内に入つて来た風を外へ出すための排風口1
0が形成されている。
排風口10は、カウリング側面の一部に車体外
方へ膨出させて設けた膨出部11の後端に設けら
れている。そして、排風口10の後部のカウリン
グ側面には、車体後方に向かうに従つて車体外方
へ湾曲する拡開部6が設けられており、拡開部6
の後縁5には車体内方へ曲げられた折曲げ部7が
形成されている。
そして、オートバイに乗るライダーの脚8は、
折曲げ部7の後側に位置する。尚、カウリング1
の側面には、前部に走行風を内側に導く補助導風
口9を前方に向けて開口させてある。
〔考案の作用〕
カウリング1の後縁5に設けた折曲げ部7は、
ライダーの脚8の前側を覆い、カウリング1内の
熱気が後側に洩れるのを防いで、ライダーの脚8
に熱気が当たるのを防止する。カウリング1の内
側のカウリング1に近い部分を後方に流れる風
は、主として排風口10によつて外側に排風され
る。
すなわち、導風口4からカウリング内に入つた
風は、膨出部11−排風口10−拡開部6という
通風経路で車体外方へスムースに流れてカウリン
グから出て行く。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案は、車体の前面
から車体の前部側面を覆い、エンジンを冷却する
ための通風経路を形成するための導風口と排風口
とを有するオートバイのカウリングにおいて、カ
ウリング側面の一部に車体の外方へ膨出させて設
けた膨出部とこの膨出部の後端に設けた排風口と
を設け、この排風口の後部のカウリング側面に車
体後方に向かうに従つて車体外方へ湾曲する拡開
部を設け、この拡開部の後縁に、車体内方へ曲げ
た折曲げ部を形成したので、導風口からカウリン
グ内に入つた風は、膨出部−排風口−拡開部とい
う経路でカウリング側面から車体外方へスムース
に排出されるようになる。そのため、カウリング
内に入つた風がエンジンによつて熱せられても、
その風は、カウリング側面から比較的多く外部に
排出されるので、ライダーの脚に向かう熱風を大
幅に減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は第1図A−A矢視拡大断面図であ
る。 1……カウリング、2……車体、5……後縁、
6……拡開部、7……折曲げ部、10……排風
口、11……膨出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の前面から車体の前部側面を覆い、エンジ
    ンを冷却するための通風経路を形成するための導
    風口と排風口とを有するオートバイのカウリング
    において、 カウリング側面の一部に車体の外方へ膨出させ
    て設けた膨出部とこの膨出部の後端に設けた排風
    口とを設け、この排風口の後部のカウリング側面
    に車体後方に向かうに従つて車体外方へ湾曲する
    拡開部を設け、この拡開部の後縁に、車体内方へ
    曲げた折曲げ部を形成したことを特徴とするオー
    トバイのカウリング。
JP1986177935U 1986-11-19 1986-11-19 Expired - Lifetime JPH059994Y2 (ja)

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JP1986177935U JPH059994Y2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19

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Publication Number Publication Date
JPS6382695U JPS6382695U (ja) 1988-05-31
JPH059994Y2 true JPH059994Y2 (ja) 1993-03-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588477A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の前面覆い

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6276091U (ja) * 1985-11-01 1987-05-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588477A (ja) * 1981-07-06 1983-01-18 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車の前面覆い

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JPS6382695U (ja) 1988-05-31

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