JPH059961A - 排水装置 - Google Patents

排水装置

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JPH059961A
JPH059961A JP16163091A JP16163091A JPH059961A JP H059961 A JPH059961 A JP H059961A JP 16163091 A JP16163091 A JP 16163091A JP 16163091 A JP16163091 A JP 16163091A JP H059961 A JPH059961 A JP H059961A
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JP
Japan
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pipe
drainage
curved
vertical
horizontal
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Pending
Application number
JP16163091A
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English (en)
Inventor
Eiichi Kagoshima
榮一 籠島
Mitsuhiro Watanabe
満博 渡辺
Tetsuhiro Okuyama
哲弘 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP16163091A priority Critical patent/JPH059961A/ja
Publication of JPH059961A publication Critical patent/JPH059961A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B3/00Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
    • H01B3/18Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
    • H01B3/30Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances plastics; resins; waxes
    • H01B3/308Wires with resins

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立管と横管とが曲り管を介して接続された排
水装置として、トラップ破水を起こさない高い排水能力
を持った排水装置を実現する。 【構成】 縦方向に配設される立管2と、横方向に配設
される横管3と、これらの立管2と横管3との間に配設
される曲り管4とを有する排水装置1において、立管2
の内面に複数のラセン状の突起2a・・・2aを設ける
一方、曲り管4の曲り中央部に略球状の整流室4dを形
成する。そして、この曲り管4の内面に、その立管接続
部4eから横管接続部4fに向かって上記ラセン状突起
2a・・・2aと同様のラセン角度から徐々に管軸に対
し平行となる複数の整流突起4g・・・4gを形成する
ことにより、立管2内を旋回しつつ流下してくる排水が
曲り管4内で整流された状態で横管3に入るようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中高層等の建築物に設
けられる排水装置に関し、更に詳しくは管内の通気を確
保することにより、排水トラップによる封水効果が損な
われるのを防止する排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、中高層建築物等に配設される排
水装置は、各階層を通過するように鉛直方向に配設され
る立管と、水平方向に配設される横管と、立管と横管と
の間に配設される曲り管とから構成され、各階層から排
出される汚水、排水等が立管、曲り管及び横管を経て下
水管や汚水管に排出されるようになっている。
【0003】ところで、立管内を排水が流下する際に、
多量の排水が一度に流下すると、この排水が曲り管内で
乱れて管内を閉塞して立管内を負圧とし、その結果、排
水装置に接続されている各種衛生厨房機器類のトラップ
が破水し、排水管内の悪臭が各室内等に逆流するという
問題があった。そこで、従来では例えば、特公昭59−
5729号公報に示されているように、立管内を排水を
旋回させながら流下させることが行われている。
【0004】しかし、このように旋回流となった排水が
曲り管内に流入すると、旋回流を維持した状態で排水が
曲り管の内面に沿って曲り管内の上部空間にまで昇り、
曲り管の内部を排水で閉塞することがある。特に、立管
内を流下してきた排水は曲り管部分で急に流下方向が水
平方向へ変更されるため、排水に洗剤等が含まれている
ような場合には、曲り管及び横管部分で気泡を発生して
その気泡が横管の入口部に滞留し、横管内をこの洗剤気
泡で閉塞することもある。
【0005】このように排水装置内が排水によって閉塞
されると、排水装置内の空気層が上下で連通しなくなる
と共に、その排水の流下によって詰まり部分の上側にお
ける排水装置内が負圧となり、上記したトラップ破水の
問題が起きるのである。このような問題に対処するもの
としては、本出願人が先に出願した特願平2−1468
70号に示された排水装置がある。これは、立管と、横
管と、これら立管と横管との間に介在させた曲り管とを
有する排水装置において、曲り管の少なくとも軸方向中
央部の底側内面を上側内面より小径に形成し、この底側
内面と上側内面とを曲りテーパ面で連設して断面略卵形
状としたものである。
【0006】これによれば、曲り管の少なくとも軸方向
中央部(曲り中央部)の断面形状が略卵形状とされてい
るので、曲り管の内面に沿って曲り管の上部へ昇ろうと
する排水は、曲り管の底側面側で正常な旋回が阻止され
てその旋回エネルギーが消失され易くなる。つまり、曲
り管が断面円形に形成されている従来の排水装置では、
排水は曲り管の湾曲面に沿って曲り管の上部空間にまで
昇り易いのであるが、上記構成のように曲り管を断面略
卵形状の変形形状に形成することにより、管内で旋回し
ていた排水が衝突し合うのである。従って、排水の旋回
エネルギーが減衰され、排水が曲り管の内面に沿って曲
り管の上部空間にまで昇り難くなる。これにより、排水
の旋回が効率的に抑えられることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、立管内
面に複数のラセン状突起を形成して、立管内の排水を大
きな旋回力を持った旋回流として流下させ、より大きな
排水能力を持たせようとすると、上記特願平2−146
870号に記載の排水装置における曲り管の整流能力で
は不十分であるという問題がある。従って、排水量が非
常に多い場合に、曲り管の内部が排水で閉塞される恐れ
がある。また、排水に洗剤等が含まれているような場合
には、曲り管及び横管部分で気泡が発生し、その気泡が
横管の入口部に滞留して、横管内をその洗剤気泡で閉塞
することもある。
【0008】本発明は、従来の排水装置における上記の
ような問題に対処するもので、多量の排水が流入した場
合や排水に洗剤等が含まれている場合においても、曲り
管内が排水によって閉塞される事態を確実に防止するこ
とができる高い排水能力を持った排水装置を実現するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、縦方向に配設される立管と、横方向に配設され
る横管と、これら立管と横管との間に配設される曲り管
とを有する排水装置において、次のように構成したこと
を特徴とする。すなわち、立管の内面に複数のラセン状
の突起を設ける一方、曲り管の曲り中央部に略球状の整
流部を形成すると共に、この曲り管の内面に、該曲り管
における立管接続部から横管接続部に向かって上記立管
におけるラセン状突起と同様のラセン角度から徐々に管
軸に対し平行となる複数の突起を形成する。
【0010】ここで、横管は、曲り管を通って流れてく
る排水の流れを乱さないように、内面を平滑にしておく
ことが望ましい。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、立管の内面に複数のラセ
ン状突起が設けられているので、立管内の排水は、それ
らのラセン状突起に沿って旋回しながら流下する。つま
り、立管内の排水に大きな旋回能力が与えられることに
より、立管内の排水は管内を閉塞することなくスムーズ
に流下する。従って、それだけ排水能力が高められるこ
とになる。
【0012】一方、このようにして旋回しながら流下し
てきた排水は曲り管に入る。この時、曲り管における曲
り中央部が略球状に形成され、しかも、その内面に立管
内面のラセン状突起と同じ角度から徐々に平行となる複
数の整流突起が設けられていることから、旋回状態で曲
り管内に入ってきた排水は、曲り管における略球状の内
面に沿った状態で整流突起によって旋回流から平行流
(管軸と平行な流れ)へと整流されつつ横管内に流入す
る。換言すると、曲り管内における排水は、略球状の整
流部に入ることで旋回エネルギーが減衰され、その状態
で更に整流突起によって整流されて横管内に流入する。
【0013】これにより、例えば多量の排水が流入した
場合や排水に洗剤等が含まれている場合に曲り管内が排
水で閉塞されるといった現象が防止されることになる。
尚、この場合、上記のように横管の内面を平滑にしてお
けば、曲り管から整流状態で流入してきた排水の横管入
口部分における滞留や乱れを一層確実に防止することが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1及び
図2に示すように、排水装置1は、縦方向に配設される
立管2と、横方向に配設される横管3と、これらの立管
2と横管3との間に配設された曲り管4とからなる。
【0015】このうち立管2は、一端部が曲り管4の受
口部4aに差し込まれた状態で接続されている。そし
て、この立管2には、図3にも示すように内面に複数の
ラセン状の突起2a・・・2aが設けられていることに
より、立管2内を流れる排水が旋回しつつ流下するよう
になっている。ここで、立管2と曲り管4との接続部に
は、両管2、4の間をシールするリング状のシール部材
5が装着されている。
【0016】また、横管3は、その内面3aが平滑に形
成されている。そして、その一端に設けられたフランジ
部3bを曲り管4におけるフランジ部4bに合わせ、こ
れらの両フランジ部3b、4bを締結部材6により締結
することで曲り管4と接続されている。一方、曲り管4
は、図例では中央部が直角に曲がった形状とされてお
り、その曲り中央部4cに内径が立管内径よりも所定量
だけ大きい略球状の整流室4dが形成されている。そし
て、この曲り管4の内面には、整流室上流側に位置する
直管部(立管接続部)4eから整流室下流側に位置する
直管部(横管接続部)4fに向かって上記立管2におけ
るラセン状突起2a・・・2aと同様のラセン角度から
徐々に管軸に対し平行となる複数の整流突起4g・・・
4gが形成されている。
【0017】このような構成によれば、立管2の上流側
から流れてくる排水は、立管2内を通って曲り管4内に
入るが、その際、立管2の内面に設けられた複数のラセ
ン状突起2a・・・2aによって旋回性が付与されるか
ら、その中心部に空気芯を形成しつつ旋回しながら流下
するようになる。その結果、排水が立管2内を閉塞する
ことなくスムーズに流下することとなり、それだけ排水
能力が高められることになる。
【0018】一方、このようにして旋回しながら流下し
てきた排水は曲り管4に至り、その立管接続部4eから
整流室4dを通って横管接続部4bへと流れることによ
り、縦方向から横方向に流れの方向を変える。その場
合、曲り管4においては、整流室4dが略球状に形成さ
れ、しかもその上流側の立管接続部4eから下流側の横
管接続部4fに向けて立管内面のラセン状突起2a・・
・2aと同じ角度から徐々に平行となる複数の整流突起
4g・・・4gが設けられているから、上記旋回状態で
曲り管4内に入ってきた排水は、その旋回エネルギーが
整流室4dで減衰されと共に、管内面に設けられた整流
突起4g・・・4gによって旋回流から平行流(管軸と
平行な流れ)へと整流される。これにより、例えば多量
の排水が流入した場合等においても、排水による曲り管
4内の閉塞が確実に防止されることになる。
【0019】更に、このようにして曲り管4において整
流された排水は横管3に流入するが、その際、横管3の
内面3aは平滑に形成されているので、横管入口部分に
おける排水の滞留や乱れが生じることはない。尚、本発
明の効果を確認するために、下記〜の立管、横管及
び曲り管を用いて本発明の排水装置を製作し、その排水
能力(当該器具に装着されている排水トラップが破封し
ない限界の流量)を測定したところ10.0リットル/
秒以上あった。
【0020】立管(内径:100mm、内面のラセン
状突起のピッチ:1000mm、同突起の本数:6本、
同突起の高さ:2mm) 曲り管(整流突起の本数:6本、直管部の内径:10
0mm、整流室内径:180mm) 横管(内径:100mm、内面が平滑なもの) 一方、第1比較例として、下記〜の立管、横管及び
曲り管を用いて排水装置を製作し、その排水能力を測定
したところ4.5リットル/秒までであった。
【0021】立管(上記の立管と同じもの) 曲り管(通常用いられている内面円形の90°曲り
管) 横管(上記と同じもの) また、第2比較例として、下記〜の立管、横管及び
曲り管を用いて排水装置を製作し、その排水能力を測定
したところ8.0リットル/秒までであった。
【0022】立管(上記の立管と同じもの) 曲り管(断面略卵形状のもの) 横管(上記と同じもの) これらの測定結果から、本発明に係る排水装置は、第1
又は第2比較例の何れの排水装置と比較しても、これら
より高い排水能力を有していることが確認できた。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、旋回しな
がら立管から流下して曲り管に入る排水の旋回エネルギ
ーを曲り管内で消失させて整流とし、排水によって曲り
管内が閉塞されるのを防止することができる。従って、
曲り管の上部には常に空気層が形成されることになり、
排水装置内に負圧が生じるのを防ぐことができ、衛生厨
房排水機器等から多量の排水が排水管内に流入した場合
でも、排水管内の空気圧力の変動を低減できてトラップ
破水を生じることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す排水装置の縦断面図で
ある。
【図2】図1のA−A線で切断した断面図である。
【図3】図1のB−Bで切断した端面図である。
【符号の説明】
1・・・排水装置、 2・・・立管、 2a・・・ラセン状の突起、 3・・・横管、 4・・・曲り管、 4c・・・曲り中央部、 4e・・・立管接続部、 4f・・・横管接続部、 4g・・・曲り管における突起(整流突起)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内面に複数のラセン状の突起が設けられ
    て縦方向に配設される立管と、横方向に配設される横管
    と、曲り中央部が略球状に形成されて前記立管と横管と
    の間に配設される曲り管とを有し、この曲り管の内面に
    は、該曲り管における立管接続部から横管接続部に向か
    って上記立管におけるラセン状突起と同様のラセン角度
    から徐々に管軸に対し平行となる複数の突起が形成され
    ていることを特徴とする排水装置。
JP16163091A 1991-07-02 1991-07-02 排水装置 Pending JPH059961A (ja)

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JP16163091A JPH059961A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 排水装置

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JP16163091A JPH059961A (ja) 1991-07-02 1991-07-02 排水装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200291587Y1 (ko) * 2002-06-14 2002-10-11 이동근 양변기용 배수관구조
JP2014145211A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sekisui Chem Co Ltd 配管構造
KR20210055569A (ko) * 2019-11-07 2021-05-17 (주) 에이에이브이 배수관용 압력소멸장치를 이용한 배수시스템
KR102327751B1 (ko) * 2020-11-13 2021-11-17 김종운 건축물 배관 설계 시스템

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KR200291587Y1 (ko) * 2002-06-14 2002-10-11 이동근 양변기용 배수관구조
JP2014145211A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sekisui Chem Co Ltd 配管構造
KR20210055569A (ko) * 2019-11-07 2021-05-17 (주) 에이에이브이 배수관용 압력소멸장치를 이용한 배수시스템
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