JPH0596814A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH0596814A
JPH0596814A JP3285726A JP28572691A JPH0596814A JP H0596814 A JPH0596814 A JP H0596814A JP 3285726 A JP3285726 A JP 3285726A JP 28572691 A JP28572691 A JP 28572691A JP H0596814 A JPH0596814 A JP H0596814A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長時間放置により、キャリッジ及びガイドバ
ー間の潤滑油が固化した場合においても、適切なヘッド
ギャップを設定可能とする。 【構成】 キャリッジ1は印字終了後基準位置0まだ後
退した状態で待機している。次頁印字のためにヘッドギ
ャップを再設定する場合には、その基準位置0からキャ
リッジ1をプラテン2上の用紙6にリボンマスク9が当
接するまで移動させる。もしキャリッジ1とガイドバー
3との間に介在する潤滑油が固化していると、この段階
において、キャリッジ1が前進しない。従来ではこの段
階でフォトインターラプタ22により非回転が判断され
ると直ちにリボンマスク9が用紙6に当接したと判断し
て駆動を止めるが、本実施例では上記移動量が小さい場
合には駆動を止めない。するとピン16が長孔18の他
端を押し、モータ12の駆動トルクの総てがキャリッジ
1にかかることになり、固着が外れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばドットプリンタ
等の印字装置に関し、さらに詳細には印字装置における
印字ヘッドとプラテンとの間のヘッドギャップの調整制
御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤドットインパクト方式のプ
リンタの例を図2に示す。円筒状で回転可能に支承され
るプラテン2に沿って、ガイドバー3が付設され、ガイ
ドバー3には、キャリッジ1がスライド孔1aを介して
摺動可能に設けられている。キャリッジ1は、図示しな
い一対のプーリ、ベルトおよびキャリッジ駆動モータ5
等によりガイドバー3に沿って移動される。キャリッジ
1上に印字ヘッド8がプラテン2に対向して固定されて
いる。また、キャリッジ1のプラテン2側端部にリボン
マスク9が固定されている。印字ヘッド8は、先端部に
縦に並んだ24本の印字ワイヤ8aを備えている。
【0003】上記の構成により、プラテン2上にセット
された印字用紙6に対し、印字ワイヤ8aをプラテン2
側に突き出して、図示しないインクリボンをリボンマス
ク9の切欠9aを通って印字用紙6に押しつけることに
より印字を行っている。印字ヘッド8は、キャリッジ1
の移動に伴い、プラテン2上にセットされた印字用紙6
に対して水平方向に移動しつつ、印字用紙6の紙面にイ
ンクリボンのインクを打ちつけて印字を行う。また、印
字用紙6は、プラテン2を回転させる用紙送り装置10
により1行づつ送られる。
【0004】ここで、印字用紙6の紙厚や材質が変化す
るため、適切な印字品質を維持するためには、印字用紙
6と印字ワイヤ8aとの間に適切なギャップを調整する
ことが必要である。近年、このギャップを印字用紙6に
応じて自動的に調整する機能を有する印字装置が使用さ
れている。
【0005】その調整装置の一例を図2を参照して説明
する。ガイドバー3は両端にある偏心軸部3aを中心に
回転可能に支承され、回転動作により印字ヘッド8の載
置したキャリッジ1をプラテン2に対して接離方向に移
動させる。キャリッジ1はガイドバー4を支点として揺
動可能となっている。偏心軸部3aは、接離手段11に
連結されている。接離手段11は、ステップモータ12
の回転力がガイドバー13に回動自在に支承された駆動
ギア14に減速されて伝達され、駆動ギア14の回転力
がガイドバー13に回動自在に支承された従動ギア15
にピン16を介して伝達され、さらに従動ギア15の回
転力が偏心軸部3aの端部に固着された揺動ギア17に
伝達される構成となっている。
【0006】ここで、ピン16は、一端部が従動ギア1
5の側面に固定され、他端部が駆動ギア14の側面に周
方向に伸びて形成された長孔18に挿通されている。ま
た、ガイドバー13の端部にコイルバネ19が取り付け
られ、一端が駆動ギア14の側面に固定された棒に当接
し、他端部がピン16に当接している。これにより、ピ
ン16は、常に長孔の一端部18a方向に付勢されてい
る。また、従動ギア15の側面に、多数のスリット20
aを有するエンコーダ20と、スリット20aを検出す
る光電センサ21からなるフォトインターラプタ22が
付設されている。フォトインターラプタ22は、リボン
マスク9を印字用紙6に押し当てたときに、従動ギアが
停止したことを検出するため、および、キャリッジ1を
プラテン1から十分離間した所定の位置(以下原点Oと
称する。)に停止させるためのものである。
【0007】次に従来の印字装置の制御装置を図3にブ
ロック図で示す。主たる制御装置23は、CPU24、
プログラム等を記憶するROM25、各種のデータを一
時的に記憶するRAM26、不揮発性メモリであるNV
RAM29およびこれらを相互に接続するバス27によ
り構成されている。CPU24には、ステップモータ1
2、紙検知センサ7、キャリッジ駆動モータ5、用紙送
り装置10、エンコーダ22が各々接続されている。
【0008】次に印字装置の動作について説明する。ス
テップモータ12の正回転による駆動ギア14の図中矢
印Yで示す回転は、そのまま従動ギア15に伝達され、
ガイドバー3が矢印Yの方向に回動される。そして、キ
ャリッジ1がプラテン2から離間する方向に後退する。
一方、ステップモータ12の逆回転による駆動ギア14
の矢印X方向の回転は、コイルバネ19を介して従動ギ
ア15に伝達され、ガイドバー3が矢印Xの方向に回動
される。そして、キャリッジ1がプラテン2に近接する
方向に前進する。
【0009】このとき、キャリッジ1の前進方向への移
動は、キャリッジ1先端のリボンマスク9がプラテン2
あるいはプラテン2上にセットされた印字用紙6に当接
することにより規制されている。この規制により、従動
ギア15の負荷トルクが所定値以上になると、コイルバ
ネ19が変形して、ピン16に回転力が伝達されなくな
り従動ギア15が停止する。すなわち、リボンマスク9
が印字用紙6を押圧する力は、ねじりコイルバネ19の
バネ力に対応した力になっているのである。
【0010】次に、印字ヘッド8と印字用紙6とのギャ
ップを決定する制御について説明する。制御装置23
は、ステップモータ12に通電を開始してから停止する
までに要した駆動パルス数をカウントし記憶することに
より、キャリッジ1の原点Oからの移動距離を記憶して
いる。一方、ROM25には、印字を行うのに最適なギ
ャップGを形成するキャリッジ1の位置、すなわち原点
Oからの駆動パルス数Nbのデータが製造工程において
予め記憶されている。
【0011】そして、この記憶されたキャリッジ1の位
置とリボンマスク9を印字用紙6に押圧したときのキャ
リッジ1の位置の差から、印字用紙6の紙厚が検出さ
れ、この印字用紙6の紙厚に応じて予め設定されている
距離だけ、キャリッジ1が引き離されてギャップを形成
している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャリ
ッジが長時間不動状態のまま放置され、その後使用する
場合に、キャリッジ1に圧入されているスライド孔1a
とガイドバー3との間にある潤滑油が固まり、スライド
孔1aとガイドバー3とを固着させ、一時的に固定して
しまうことがあった。そして、この状態で紙厚検出動作
を行うと、ねじりコイルバネ19が変形し、キャリッジ
1がそのままの位置で印字用紙6に押し当てたものと、
誤検出し、適正なギャップが得られず、そのため、印字
ワイヤ8aが印字用紙に到達できないため印字が行われ
ないといった問題点があった。ここで、電源をOFFし
て放置した後で印字装置を使用する場合は、キャリッジ
1等が初期動作を行うためスライド孔1aとガイドバー
3との間の密着が解除されるため、問題とならない場合
が多い。しかしながら一般的な装置では、電源オンの後
一枚程度の印字を行い、その後に数時間程度未使用状態
で放置されることがある。この場合にはキャリッジが所
定の位置にあるため、再び使用する場合に、給紙指令を
待って、キャリッジを移動させることなくただちにキャ
ップ調整を行なうことになる。すると上述の様に誤判断
がおこるわけである。
【0013】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、電源を投入したままの状態で長
時間放置された後に使用された場合でも、印字用紙と印
字ヘッドとの間のギャップの調整を適切に行うことので
きる印字装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に第1の発明の印字装置は、プラテンと、プラテンに沿
って移動するキャリッジと、キャリッジに設けられプラ
テン上の印字用紙に印字を行う印字ヘッドと、印字ヘッ
ドをプラテンに対して接離方向に移動させる接離手段
と、接離手段を駆動する駆動モータと、プラテン上の印
字用紙に対し、接離手段により印字ヘッドと共に移動す
る当接部を所定の力で押圧した状態における印字ヘッド
の位置に関連して適正ヘッドギャップを調整する制御手
段を有するものであって、制御手段が、所定の力で押圧
した状態における印字ヘッドの位置が所定範囲を外れた
ときに、印字ヘッドを接離方向またはプラテンに沿った
方向に駆動し、その後再び前記ヘッドギャップ調整を行
っている。
【0015】また、第2の発明の印字装置は、プラテン
と、プラテンに沿って移動するキャリッジと、キャリッ
ジに設けられプラテン上の印字用紙に印字を行う印字ヘ
ッドと、印字ヘッドをプラテンに対して接離方向に移動
させる接離手段と、接離手段を駆動する駆動モータと、
プラテン上の印字用紙に対し、接離手段により印字ヘッ
ドと共に移動する当接部を所定の力で押圧した状態にお
ける印字ヘッドの位置に関連して適正ヘッドギャップを
調整する制御手段を有するものであって、制御手段が、
ヘッドギャップ調整を行う前に印字ヘッドを接離方向ま
たはプラテンに沿った方向に駆動し、その後で前記ヘッ
ドギャップ調整を行っている。
【0016】
【作用】上記の構成を有する第1の発明の印字装置の接
離装置は、キャリッジをプラテンに対し当接させたり、
離反させたりする。また、制御装置は、キャリッジをプ
ラテン上の印字用紙に当接させ、印字用紙の紙厚を検出
し、印字ヘッドとプラテンとの間に適正なギャップを与
えている。また、制御装置は、印字用紙の紙厚の適正値
を記憶しており、検出した値が記憶している値と異なる
ときは、キャリッジを一度強制的に駆動し、その後再
び、印字用紙の紙厚の検出を行っている。また、第2の
発明の印字装置の制御装置は、印字用紙の紙厚の検出を
行う前に、キャリッジを強制的に駆動している。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。本実施例の印字装置の構成及び制御
装置の構成は、図2および図3に示す従来例と同様であ
り説明を省略する。
【0018】次に本発明の主要部である紙厚検出装置の
制御について図1のフローチャートを用いて詳細に説明
する。電源スイッチにより電源がONされると、初期動
作としてキャリッジ1をプラテン2から後退(矢印Y方
向)移動させて原点Oに停止させる(S1)。この停止
は、フォトインターラプタ22の出力に基づいて行われ
る。すなわち、キャリッジ1の移動中には、フォトイン
ターラプタ22はパルスを発生しているが、原点Oにキ
ャリッジ1が到達したときには、パルスが発生しなくな
るようにする。これを検出してステップモータ12を停
止している。これは、例えば原点0の位置でエンコーダ
20がフォトインターラプタ22間を外れる様にしても
よく、また図示しないストッパにキャリッジが当接する
様にしてもよい。
【0019】次に、キャリッジ1をガイドバー3に沿っ
てホームポジションを検出する位置に移動する(S2,
S3)。その後、紙厚の検出を行う位置である紙厚検知
待機位置に移動し停止させる(S4)。次に、印字用紙
6をプラテン2上の定位置に吸引する(S5)。そし
て、ステップモータ12に駆動パルスを与えて、接離装
置により、原点Oにあったキャリッジ1を前進(X方
向)させ、キャリッジ1をプラテン2上の印字用紙6に
当接させる(S6)。このとき、リボンマスク9は、コ
イルバネ19のバネ力に対応した力で印字用紙6を押圧
している。
【0020】そして、従動ギア15の停止に伴う回転円
板20の停止をフォトインターラプタ22が検出するこ
とにより(S7)、ステップモータ12が停止される。
このとき、ステップモータ12が停止されるまでに与え
られたパルス数Nmがキャリッジ1の原点Oからの移動
距離Mとされる(S8)。また、予め用紙のない状態
で、プラテン1にリボンマスク9を押圧した時のキャリ
ッジ1の位置に至るに必要な駆動パルス数Nlが、製造
工程において測定され不揮発性メモリであるNVRAM
29に記憶されている。
【0021】次に、Nl−Nmを演算し、その値をNa
とする(S9)。このNaは、印字用紙6の紙厚に相当
する駆動パルス数である。次に、Naの値が所定パルス
数Naoよりも小さい場合は(S10)、ROM25に
記憶されているデータから、駆動パルス数Naに対応し
たキャリッジ1の原点0から適正ギャップ位置までの駆
動ステップ数Nbが読み出され、キャリッジ1を現在の
位置から駆動パルス数Nbの位置まで後退させるため
に、(Nm−Nb)だけステップモータを駆動する。こ
れによりキャリッジ1と印字用紙6との間のギャップは
Nbとなる。ここで、NaがNaoよりも小さいという
ことは、スライド孔1aとガイドバー3とが密着してい
ない状態を意味している。
【0022】もし、スライド孔1aとガイドバー3とが
密着して動かない場合、例えばキャリッジ1が全く動か
ずにその場所でキャリッジ1の停止を検出した場合、N
aがNaoよりも大きくなる(Naoはそのような数に
設定されている)。その時は、駆動ギア14の長孔18
内のピン16がねじりコイルバネ19により押しつけら
れている端部と反対側の端部にピン16が押しつけられ
る位置までキャリッジ1を前進させる(S11)。この
処理により、ピン16が長孔内を変位するにつれ従動ギ
ヤ15にかかるトルクは増大し、反対側の端部にピン1
6が押しつけられるとモータからの全トルクが従動ギヤ
にかかる。前記潤滑油の固化による固着であるならば、
このとき固着が外れる。その後、キャリッジ1を原点O
まで後退させ(S12)、再び、S6に戻り、Naの値
が正常値になるまで繰り返し、NaがNaoよりも小さ
くなったならば、S13へと進む(S10)。尚、フォ
トインターラプタがエンコーダの所定以上の回転を検出
したらキャリッジとガイドバーの固着が外れたと判断す
る様にしてもよい。
【0023】この制御により、電源を投入したままで長
時間印字装置を放置した後で、印字装置を使用しても、
印字ヘッド8と印字用紙6とのあいだのギャップが適切
に設定されるので、良質な印字出力を得ることができ
る。
【0024】本課題を解決するための別の手段に関し、
第二の実施例について図4を用いて説明する。本実施例
では、印字用紙6を吸入する直前に、キャリッジ1をガ
イドバー3に沿って紙厚検知待機位置以外の位置に移動
し(S15)、再び、キャリッジ1を紙厚検知待機位置
に戻している(S16)。尚、何らかの要因により、キ
ャリッジが紙厚検知待機位置以外の位置に予めあったな
らば、紙厚検知待機位置に戻すだけでよい。この方法に
よれば、電源を投入したままで長時間印字装置を放置し
た後で、印字装置を使用しても、キャリッジ1とガイド
バー3の癒着を修復できるので、印字ヘッド8と印字用
紙6とのあいだのギャップが適切に設定され(S1
7)、良質な印字出力を得ることができる。本実施例で
は、印字用紙6を吸入する直前に、キャリッジ1をガイ
ドバー3に沿って紙厚検知待機位置以外の位置に移動し
(S15)、再び、キャリッジ1を紙厚検知待機位置に
戻している(S16)が、これらを印字用紙6を吸入し
た後で行ってもよい。
【0025】第三の実施例について図5を用いて説明す
る。本実施例では、印字用紙6を吸入する前に、キャリ
ッジ1を原点O以外の位置まで後退させ(S18)、キ
ャリッジ1を移動し紙厚検知位置に停止させる。その後
印字用紙6の吸入(S20)の後で、キャリッジ1を原
点Oまで後退させている(S21)。この後、ギャップ
の調整(S22)を行なう。
【0026】第四の実施例について図6を用いて説明す
る。本実施例の特徴は、図4,5を用いて説明した実施
例において、前回紙厚駆動モータが駆動してから一定時
間経過している場合に限り、キャリッジ1の事前駆動を
行っている点である(S19)。こうすることにより、
駆動時に毎回キャリッジ1の事前駆動を行う必要がなく
なり、時間の節約になる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
願の第1発明の印字装置によれば、キャリッジ動作によ
る紙厚を検出し、メモリに記憶している適正な紙厚と比
較し、適当でなければ強制的にキャリッジを動作させて
その後再びキャリッジ動作による紙厚検出を行っている
ので、電源を投入したままで長時間印字装置を放置した
後で、印字装置を使用しても、キャリッジとガイドバー
の癒着を修復できるので、印字ヘッドと印字用紙とのあ
いだのギャップが適切に設定され、良質な印字出力を得
ることができる。
【0028】また、本願の第2発明の印字装置によれ
ば、キャリッジ動作による紙厚を検出する前に、強制的
にキャリッジを動作させて、その後でキャリッジ動作に
よる紙厚検出を行っているので、電源を投入したままで
長時間印字装置を放置した後で、印字装置を使用して
も、キャリッジとガイドバーの癒着を修復できるので、
印字ヘッドと印字用紙とのあいだのギャップが適切に設
定され、良質な印字出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である印字装置の制御方法を
示すフローチャートである。
【図2】印字装置の構成を示す斜視図である。
【図3】印字装置の制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第二の実施例である印字装置の制御方
法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第三の実施例である印字装置の制御方
法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第四の実施例である印字装置の制御方
法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 プラテン 3 ガイドバー 6 印字用紙 8 印字ヘッド 9 リボンマスク 11 接離装置 12 ステップモータ 22 エンコーダ 24 CPU 29 NVRAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンと、前記プラテンに沿って移動
    するキャリッジと、前記キャリッジに設けられ前記プラ
    テン上の印字用紙に印字を行う印字ヘッドと、前記印字
    ヘッドを前記プラテンに対して接離方向に移動させる接
    離手段と、前記接離手段を駆動する駆動モータと、前記
    プラテン上の前記印字用紙に対し、前記接離手段により
    前記印字ヘッドと共に移動する当接部を所定の力で押圧
    した状態における印字ヘッドの位置に関連して適正ヘッ
    ドギャップを調整する制御手段を有するものにおいて、 前記制御手段が、前記所定の力で押圧した状態における
    印字ヘッドの位置が所定範囲を外れたときに、前記印字
    ヘッドを接離方向またはプラテンに沿った方向に駆動
    し、その後再び前記ヘッドギャップ調整を行うことを特
    徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 プラテンと、前記プラテンに沿って移動
    するキャリッジと、前記キャリッジに設けられ前記プラ
    テン上の印字用紙に印字を行う印字ヘッドと、前記印字
    ヘッドを前記プラテンに対して接離方向に移動させる接
    離手段と、前記接離手段を駆動する駆動モータと、前記
    プラテン上の前記印字用紙に対し、前記接離手段により
    前記印字ヘッドと共に移動する当接部を所定の力で押圧
    した状態における印字ヘッドの位置に関連して適正ヘッ
    ドギャップを調整する制御手段を有するものにおいて、 前記制御手段が、前記ヘッドギャップ調整を行う前に前
    記印字ヘッドを接離方向またはプラテンに沿った方向に
    駆動し、その後で前記ヘッドギャップ調整を行うことを
    特徴とする印字装置。
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