JPH0596794A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0596794A
JPH0596794A JP28571091A JP28571091A JPH0596794A JP H0596794 A JPH0596794 A JP H0596794A JP 28571091 A JP28571091 A JP 28571091A JP 28571091 A JP28571091 A JP 28571091A JP H0596794 A JPH0596794 A JP H0596794A
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Yusuke Morikawa
祐輔 森川
Keiichiro Hyodo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、バンドビットマップエラ
ーの発生を検出できるプリンタを提供することにある。 【構成】 同容量の2つのビットマップ記憶手段を有
し、これらのビットマップ記憶手段に印字データを所要
印字範囲分ずつ交互に展開していくとともにこれらのビ
ットマップ記憶手段からプリンタエンジンにビットマッ
プデータを転送していくバンドマップメモリ方式を採用
しているプリンタにおいて、所要印字範囲分のビットマ
ップデータの転送が終了するごとに、転送終了信号を発
生する手段、および転送終了信号が発生したときに、次
に転送すべきビットマップの展開が終了しているか否か
を判別し、次に転送すべきビットマップの展開が終了し
ていないと判別したときにバンドビットマップエラーが
発生したことを検出する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタに関し、特
にバンドマップメモリ方式を採用しているプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】プリンタのビットマップメモリの管理方
法の代表的なものに、フルビットマップ方式とバンドマ
ップメモリ(パーシャルビットマップ)方式とがある。
フルビットマップ方式は、印字する用紙の1頁分の印字
データをビットマップ展開するのに必要な容量を有する
ビットマップメモリに、印字データを展開していく方式
である。バンドマップメモリ方式は、印字する用紙の1
頁分の印字データをビットマップ展開するのに必要な容
量より少ない容量のビットマップメモリを利用して、印
字データの展開を行う方式である。
【0003】バンドマップメモリ方式を採用しているプ
リンタでは、ビットマップメモリの記憶領域が同じ容量
の2つの領域に分けられ、一方の領域に今回展開すべき
記録紙の所要印字範囲分の印字データが展開されていく
と同時に他方の領域から前回展開済の所要印字範囲分の
ビットマップデータがプリンタエンジンに転送されてい
く。そして、一方の領域から前回展開済の所要印字範囲
分のビットマップデータがプリンタエンジンに転送され
終わると、その領域に次回の所要印字範囲分の印字デー
タが展開され、他方の領域から今回展開された所要印字
範囲分のビットマップデータがプリンタエンジンに転送
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ビットマップメモリの
2つの記憶領域の一方の領域に所要印字範囲分の印字デ
ータを展開するのに要する時間は、通常は、他方の領域
から所要印字範囲分のビットマップデータをプリンタエ
ンジンに転送するのに要する時間に比べて短い。したが
って、ビットマップメモリの2つの記憶領域の一方の領
域から所要印字範囲分のビットマップデータがプリンタ
エンジンに転送されるまでに、他方の領域への所要印字
範囲分の印字データの展開が終了する。
【0005】しかしながら、記録紙の所要印字範囲の画
像が非常に複雑である場合には、その所要印字範囲分の
印字データを展開する時間が長くなる。そうすると、ビ
ットマップメモリの2つの記憶領域の一方の領域に画像
が複雑な所要印字範囲分の印字データを展開するのに要
する時間が、他方の領域から前回展開された所要印字範
囲分のビットマップデータをプリンタエンジンに転送す
るのに要する時間より長くなることがある。
【0006】このような場合には、一方の領域に画像が
複雑な所要印字範囲分の印字データが展開されている途
中に、他方の領域からプリンタエンジンへの前回展開さ
れた所要印字範囲分のビットマップデータの転送が終了
してしまい、印字データが現在展開されている領域から
プリンタエンジンへのデータ転送が開始される。このよ
うな状態になったことを、バンドビットマップエラーが
発生したという。
【0007】バンドビットマップエラーが発生すると、
今回転送すべき所要印字範囲分の印字データがまだ展開
されていない記憶場所からビットマップデータが転送さ
れてしまうといったことが起こりうる。そうすると、記
録紙の対応する所要印字範囲での印字結果は、一部画像
が欠けた不完全な画像となってしまう。バンドビットマ
ップエラーの発生によって印字画像が不完全になった場
合、ユーザにとってその原因を把握することは困難であ
り、適格な対応ができないという問題がある。
【0008】この発明の目的は、バンドビットマップエ
ラーの発生を検出できるプリンタを提供することにあ
る。
【0009】この発明の他の目的は、バンドビットマッ
プエラーが発生したときに、その旨を報知できるプリン
タを提供することを目的とする。
【0010】この発明のさらに他の目的は、バンドビッ
トマップエラーが発生したときに、印字動作を自動的に
停止させることができるプリンタを提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のプ
リンタは、同容量の2つのビットマップ記憶手段を有
し、これらのビットマップ記憶手段に印字データを所要
印字範囲分ずつ交互に展開していくとともにこれらのビ
ットマップ記憶手段からプリンタエンジンにビットマッ
プデータを転送していくバンドマップメモリ方式を採用
しているプリンタにおいて、所要印字範囲分のビットマ
ップデータの転送が終了するごとに、転送終了信号を発
生する手段、および転送終了信号が発生したときに、次
に転送すべきビットマップの展開が終了しているか否か
を判別し、次に転送すべきビットマップの展開が終了し
ていないと判別したときにバンドビットマップエラーが
発生したことを検出する手段を備えていることを特徴と
する。
【0012】バンドビットマップエラーが発生したこと
が検出されたときにバンドビットマップエラーが発生し
たことを報知する報知手段を設けることが好ましい。報
知手段としては、たとえば、表示器にバンドビットマッ
プエラーが発生したことを表示する手段が挙げられる。
また、バンドビットマップエラーが発生したことが検出
されたときに印字動作を中止させる手段を設けることが
好ましい。
【0013】この発明による第2のプリンタは、同容量
の2つのビットマップ記憶手段を有し、これらのビット
マップ記憶手段に印字データを所要印字範囲分ずつ交互
にビットマップ展開していくとともにこれらのビットマ
ップ記憶手段からプリンタエンジンにビットマップデー
タを転送していくバンドマップメモリ方式を採用してい
るプリンタにおいて、所要印字範囲分の印字データのビ
ットマップ展開が開始するごとに計時を開始し、そのビ
ットマップ展開が終了するとリセットされる計時手段、
および計時手段によって計時されている時間が、所要印
字範囲分のビットマップデータを転送するのに要するあ
らかじめ定められた基準時間に達したときにバンドビッ
トマップエラーが発生したことを検出する手段を備えて
いることを特徴とする。
【0014】バンドビットマップエラーが発生したこと
が検出されたときにバンドビットマップエラーが発生し
たことを報知する報知手段を設けることが好ましい。ま
た、バンドビットマップエラーが発生したことが検出さ
れたときに印字動作を中止させる手段を設けることが好
ましい。
【0015】
【作用】この発明による第1のプリンタでは、所要印字
範囲分のビットマップデータの転送が終了するごとに、
転送終了信号が発生する。転送終了信号が発生すると、
次に転送すべきビットマップの展開が終了しているか否
かが判別され、次に転送すべきビットマップの展開が終
了していないと判別されたときにバンドビットマップエ
ラーが発生したことが検出される。
【0016】バンドビットマップエラーが発生したこと
が検出されたときには、例えば、バンドビットマップエ
ラーが発生したことが報知手段によって報知されたり、
印字動作が中止させられたりする。
【0017】この発明による第2のプリンタでは、所要
印字範囲分の印字データのビットマップ展開が開始する
ごとに、計時手段が計時を開始する。この計時手段は、
ビットマップ展開が終了するとリセットされる。そし
て、計時手段によって計時されている時間が、所要印字
範囲分のビットマップデータを転送するのに要するあら
かじめ定められた基準時間に達したときに、バンドビッ
トマップエラーが発生したことが検出される。
【0018】バンドビットマップエラーが発生したこと
が検出されたときには、例えば、バンドビットマップエ
ラーが発生したことが報知手段によって報知されたり、
印字動作が中止させられたりする。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。
【0020】図1〜図4は、この発明の第1実施例を示
している。
【0021】図1は、プリンタの構成を示している。
【0022】プリンタは、CPU10によって制御され
る。CPU10は、ホストコンピュータ(図示略)が接
続されるホストインターフェース11、CPU10のプ
ログラム等を記憶するプログラムROM12、フォント
データを記憶するフォントROM13および各種データ
を記憶するRAM14を備えている。
【0023】RAM14には、フルビットマップ方式が
採用される場合にビットマップメモリとして用いられる
フルビットマップ展開エリアE1、バンドビットマップ
方式が採用される場合にキャラクタディスクリプタテー
ブルとして用いられるエリアE2、バンドビットマップ
方式が採用される場合にビットマップメモリとして用い
られる第1および第2のバンドビットマップ展開エリア
E11およびE12、ビットマップ展開中フラグFとし
て用いられるエリアE3等が設けられている。
【0024】バンドビットマップ方式が採用される場合
には、印字するのに必要な記録紙の大きさの全印字範囲
が数本のバンド(複数の所要印字範囲)に分割され、各
バンドごとにそのバンドの位置に印字するデータの種
類、データのソース、印字位置等からなるキャラクタデ
ィスクリプタがキャラクタディスクリプタテーブルに記
憶される。この実施例では、印字するのに必要な記録紙
の大きさの全印字範囲が20本のバンドに分割されてい
るものとする。
【0025】各バンドビットマップ展開エリアE11、
E12の容量は等しく、各バンドビットマップ展開エリ
アE11、E12にはバンド1本分のデータがビットマ
ップ展開される。キャラクタディスクリプタは、たとえ
ば、フォントの属性、高さ、幅、ソース、ビットアライ
メント、ターゲットおよびリンクポインタのデータから
なる。
【0026】プリンタは、さらにフルビットマップ方式
とバンドビットマップ方式のいずれかを選択するための
ビットマップモード選択キーを含む各種操作キー、表示
器等を有する操作パネル15と、印字を行うプリンタエ
ンジン19と、フルビットマップ展開エリアE1または
各バンドビットマップ展開エリアE11、E12に展開
されたビットマップデータをプリンタエンジン19に転
送するためのDMAコントローラ16ならびに第1およ
び第2レジスタ17、18を備えている。
【0027】図2は、CPU10によるキヤラクタディ
スクリプタテーブル作成処理手順を示している。
【0028】ホストコンピュータからホストインターフ
ェース11を介して画像データが送られてくると(ステ
ップ1)、送られてきたデータが印字データか制御デー
タかが判別される(ステップ2)。制御データである場
合には、制御データに応じたコマンド処理が行われ(ス
テップ3)、ステップ1に戻る。
【0029】送られてきたデータが印字データである場
合には、フルビットマップモードが選択されているかバ
ンドビットマップモードが選択されているかが判別され
(ステップ4)、フルビットマップモードが選択されて
いる場合には、RAM14内のフルビットマップ展開エ
リアE1に印字データがビットマップ展開され(ステッ
プ5)、ステップ1に戻る。
【0030】バンドビットマップモードが選択されてい
る場合には、送られてきた印字データの印字位置がどの
バンドに属するかが算出される(ステップ6)。また、
送られてきた印字データについてのキャラクタディスク
リプタが作成される(ステップ7)。そして、ステップ
7で作成されたキャラクタディスクリプタが、RAM1
4内のキャラクタディスクリプタテーブルのうちステッ
プ6で算出されたバンドに対応する記憶エリアに記憶さ
れる(ステップ8)。そして、ステップ1に戻る。
【0031】図3は、バンドビットマップモードが選択
されている場合において、印字動作開始時にCPU10
によって行われるビットマップ展開処理手順を示してい
る。
【0032】まず、ビットマップ展開中フラグFがリセ
ットされる(ステップ11)。そして、キヤラクタディ
スクリプタテーブルの1番目のバンドに対応するキャラ
クタディスクリプタに基づいて、第1バンドビットマッ
プ展開エリアE11に1番目のバンドに対応するビット
マップが展開される(ステップ12)。1番目のバンド
に対応するビットマップ展開が終了すると(ステップ1
3)、2番目のバンドに対応するキャラクタディスクリ
プタに基づいて、第2バンドビットマップ展開エリアE
12に2番目のバンドに対応するビットマップが展開さ
れる(ステップ14)。
【0033】2番目のバンドに対応するビットマップ展
開が終了すると(ステップ15)、プリンタエンジン1
9に印字開始指令が出力される(ステップ16)。ま
た、DMAコントローラ16に第1バンドビットマップ
展開エリアに展開された1番目のバンドに対応するビッ
トマップデータの転送開始指令が出力される(ステップ
17)。
【0034】DMAコントローラ16に第1バンドビッ
トマップ展開エリアE11のビットマップデータの転送
開始指令が出力されると、DMAコントローラ16によ
る第1および第2レジスタ17、18へのデータ転送が
行われる。すなわち、まず第1バンドビットマップ展開
エリアE11に展開されているビットマップデータが1
語分読み出され、第1レジスタ17に書き込まれる。第
1レジスタ17に1語分のビットマップデータが書き込
まれた後に、第1レジスタ17からプリンタエンジン1
9にビットマップデータが転送されるとと同時に第1バ
ンドビットマップ展開エリアE11の次の1語分のビッ
トマップデータが読み出されて第2レジスタ18に転送
される。
【0035】第1レジスタ17からプリンタエンジン1
9へのビットマップデータの転送が終了すると、第1レ
ジスタ17への第1バンドビットマップ展開エリアE1
1からの1語分のビットマップデータの転送が行われる
とともに第2レジスタ18からプリンタエンジンへのビ
ットマップデータの転送が行われる。このように、第1
バンドビットマップ展開エリアE11から一方のレジス
タへのビットマップデータの転送と他方のレジスタから
プリンタエンジン19へのビットマップデータの転送と
が、交互に行われる。そして、第1バンドビットマップ
展開エリアE11に展開されているすべてのビットマッ
プデータ(1番目のバンドに対応するビットマップデー
タ)がレジスタ17、18を介してプリンタエンジン1
9に転送され終わると、DMAコントローラ16からC
PU10に転送終了信号が送られる。
【0036】図4は、バンドビットマップモードが選択
されている場合において、DMAコントローラ16から
CPU10に転送終了信号が送られてきたときに行われ
るCPU10の割込み処理手順を示している。
【0037】まず、印字動作開始後の第1回目の割込み
処理について説明する。
【0038】ビットマップ展開中フラグFがセット(F
=1)されているか、リセットされているか(F=0)
かが判別される(ステップ21)。ビットマップ展開中
フラグFは、上記ステップ11でリセットされるので、
印字動作開始後の第1回目のDMAコントローラ16か
らCPU10への転送終了信号に基づく割込み処理にお
いては、ビットマップ展開中フラグFはリセットされて
いる。したがって、印字動作開始後の第1回目のDMA
コントローラ16からCPU10への転送終了信号に基
づく割込み処理においては、ステップ22に進む。
【0039】ステップ22においては、第2バンドビッ
トマップ展開エリアE12のビットマップデータ(2番
目のバンドに対応するビットマップデータ)の転送開始
指令が出力される。DMAコントローラ16に第2バン
ドビットマップ展開エリアE12のビットマップデータ
の転送開始指令が出力されると、DMAコントローラ1
6による第1および第2レジスタ17、18へのデータ
転送が行われる。このDMAデータ転送は、データ転送
元が第2バンドビットマップ展開エリアE12である点
を除いて、上述した1番目のバンドに対応するビットマ
ップデータの転送処理と同じなので、その説明を省略す
る。
【0040】次に、第1バンドビットマップ展開エリア
E11がクリアされる(ステップ23)。そして、ビッ
トマップ展開中フラグFがセット(F=1)された後
(ステップ24)、第1バンドビットマップ展開エリア
E11への3番目のバンドに対応するビットマップ展開
が開始される(ステップ25)。
【0041】第1バンドビットマップ展開エリアE11
へのビットマップ展開が終了すると(ステップ26)、
ビットマップ展開中フラグFがリセット(F=0)され
(ステップ27)、今回の割込み処理は終了する。
【0042】上記ステップ25でのDMAコントローラ
16への転送開始指令に基づく、DMA転送が終了する
と、DMAコントローラ16からCPU10に転送終了
信号が送られる。DMAコントローラ16からCPU1
0に転送終了信号が送られてくると、再度、割込み処理
が行われる。
【0043】印字動作開始後の第2回目以降の割込み処
理について説明する。
【0044】まず、ビットマップ展開中フラグFがセッ
ト(F=1)されているか、リセットされているか(F
=0)かが判別される(ステップ21)。ビットマップ
展開中フラグFがリセットされている場合には、第1お
よび第2バンドビットマップ展開エリアE11、12の
うち、前回の割込み処理での転送開始指令に基づくDM
A転送が終了したバンドビットマップ展開エリアと異な
るバンドビットマップ展開エリアのビットマップデータ
の転送開始指令がDMAコントローラ16に出力される
(ステップ22)。DMAコントローラ16に転送開始
指令が出力されると、DMAコントローラ16による第
1および第2レジスタ17、18を介してのプリンタエ
ンジン19へのデータ転送が行われる。
【0045】次に、第1および第2バンドビットマップ
展開エリアE11、E12のうち、上記ステップ22で
DMA転送が開始されたバンドビットマップ展開エリア
と異なるバンドビットマップ展開エリアがクリアされる
(ステップ23)。
【0046】そして、ビットマップ展開中フラグFがセ
ット(F=1)された後(ステップ24)、ステップ2
3でクリアされたバンドビットマップ展開エリアへの次
のバンドに対応するビットマップ展開が開始される(ス
テップ25)。ステップ24で開始されたビットマップ
展開が終了すると(ステップ26)、ビットマップ展開
中フラグFがリセット(F=0)され(ステップ2
7)、今回の割込み処理は終了する。
【0047】上記ステップ21でビットマップ展開中フ
ラグFがセット(F=1)されている場合には、ステッ
プ28に進む。上記ステップ1でビットマップ展開中フ
ラグFがセット(F=1)されている場合とは、前回の
割込み処理のステップ22の転送開始指令に基づくDM
A転送が終了した時点において、前回の割込み処理のス
テップ25で開始されたビットマップ展開が終了してい
ない場合であり、バンドビットエラーが発生した場合で
ある。つまり、第1および第2バンドビットマップ展開
エリアE11、E12のうちの一方のバンドビットマッ
プ展開エリアにビットマップデータが展開されている途
中に、他方のバンドビットマップ展開エリアからのビッ
トマップデータのDMA転送が終了し、今回の割込み処
理が開始した場合である。
【0048】このような場合には、DMAコントローラ
16に転送中止指令が出力されるとともに(ステップ2
8)、操作パネル15に設けられている表示器にバンド
ビットマップエラーが発生した旨が表示され(ステップ
29)、今回の割込み処理は、終了する。
【0049】上記ステップ28でDMAコントローラ1
6に転送中止指令が出力されると、DMA転送が中止さ
れるので、それ以降の印字が行われなくなる。現在印字
が行われているページの次のページのデータがホストコ
ンピュータから送られてきたときに、DMAコントロー
ラ16への転送中止指令を解除してもよい。そのように
すると、次のページからの印字が可能となる。
【0050】上記ステップ28でDMAコントローラ1
6に転送中止指令を出力する代わりに、またはそれに加
えてプリンタエンジン19に印字中止指令を出力しても
よい。
【0051】図5、図6、図7および図8は、この発明
の第2実施例を示している。第2実施例では、ビットマ
ップ展開中フラグFは不要である。ROM12には、1
つのバンドビットマップ展開エリアE11、E12のす
べての記憶場所からビットマップデータがDMA転送さ
れるのに要する時間(DMA転送時間TR)に対応する
基準値TRoがあらかじめ記憶されている。RAM14
には、各バンドビットマップ展開エリアE11、E12
へのビットマップ展開が開始されてからビットマップを
展開していく時間(ビットマップ展開時間TW)を計時
するためのカウンタとして用いられる計数用エリア(図
示略)が設けられている。
【0052】そして、ビットマップ展開が開始するごと
にビットマップ展開時間TWがDMA転送時間TRに達
するか否かを監視し、ビットマップ展開時間TWがDM
A転送時間TRに達した時に、バンドビットマップエラ
ーが発生したことが検出される。つまり、ビットマップ
展開時間TWがDMA転送時間TRに達した時に、第1
および第2バンドビットマップ展開エリアE11、E1
2のうちの一方のバンドビットマップ展開エリアにビッ
トマップデータが展開されている途中に、他方のバンド
ビットマップ展開エリアからのビットマップデータのD
MA転送が終了したことが検出される。
【0053】図5は、CPU10によるキヤラクタディ
スクリプタテーブル作成処理手順を示している。この処
理手順は、第1実施例の図2に示す処理手順と同じなの
で、同じステップには同じステップ番号を付してその説
明を省略する。
【0054】図6は、バンドビットマップモードが選択
されている場合において、印字動作開始時にCPU10
によって行われるビットマップ展開処理手順を示してい
る。この処理手順は、第1実施例の図3に示す処理手順
におけるステップ11のビットマップ展開中フラグFを
リセットする処理が行われない点を除いて、第1実施例
の図3に示す処理手順と同じなので、同じステップには
同じステップ番号を付してその説明を省略する。
【0055】図7は、バンドビットマップモードが選択
されている場合において、DMAコントローラ16から
CPU10に転送終了信号が送られてきたときに行われ
るCPU10の割込み処理手順を示している。
【0056】この処理においては、まず、第1および第
2バンドビットマップ展開エリアE11、E12のう
ち、DMA転送が前回終了したバンドビットマップ展開
エリアと異なるバンドビットマップ展開エリアのビット
マップデータの転送開始指令がDMAコントローラ16
に出力される(ステップ31)。DMAコントローラ1
6に転送開始指令が出力されると、DMAコントローラ
16による第1および第2レジスタを介してのプリンタ
エンジン19へのデータ転送が行われる。
【0057】次に、第1および第2バンドビットマップ
展開エリアE11、E12のうち、上記ステップ31の
転送開始指令に基づいてDMA転送が開始されたバンド
ビットマップ展開エリアと異なるバンドビットマップ展
開エリアがクリアされる(ステップ32)。
【0058】次に、ステップ32でクリアされたバンド
ビットマップ展開エリアへのビットマップ展開が開始さ
れる(ステップ33)。そして、ビットマップ展開が終
了すると(ステップ34)、今回の割込みは終了する。
【0059】図8は、バンドビットマップモードが選択
されている場合において、ビットマップ展開が開始され
るごとにCPU10によって行われる平行処理を示して
いる。この処理は、図6のステップ12、14、図7の
ステップ33で、ビットマップ展開が開始されるごとに
行われる。
【0060】まず、所定時間が経過したか否かが判別さ
れ(ステップ41)、所定時間が経過すると、RAM1
4のカウンタとして用いられている計数エリアの内容T
Wxがインクリメント(+1)される(ステップ4
2)。そして、カウンタのカウント値TWxが基準値T
Roに達したか否か、すなわち、ビットマップ展開時間
TWがDMA転送時間TRに達したか否かが判別される
(ステップ43)。
【0061】カウンタのカウント値TWxが基準値TR
oより小さいときには、すなわち、ビットマップ展開時
間TWがDMA転送時間TRに達していないときには、
現在行われているバンドビットマップ展開エリアへのビ
ットマップ展開が終了しているか否かが判別され(ステ
ップ44)、終了していなければステップ41に戻る。
【0062】したがって、ビットマップ展開が開始され
ると、ステップ41、42、43、44の処理が繰り返
される。そして、ステップ44で、ビットマップ展開が
終了していると判別されたときには、バンドビットマッ
プ展開エリアへのビットマップ展開に要した時間TWが
DMA転送時間TRよりも短かったと判断され、カウン
タがリセット(TWx=0)され(ステップ45)、今
回の平行処理は終了する。
【0063】ステップ43で、カウンタのカウント値T
Wxが基準値TRoに達したときには、すなわち、ビッ
トマップ展開時間TWがDMA転送時間TRに達したと
きには、バンドビットマップエラーが発生したと判断さ
れ、プリンタエンジン19に印字中止指令が出力される
とともに(ステップ46)、操作パネル15に設けられ
ている表示器にバンドビットマップエラーが発生した旨
が表示され(ステップ47)、今回の平行処理は、終了
する。
【0064】上記ステップ46でプリンタエンジン19
に印字中止指令が出力されると、次のページの印字デー
タに基づいてプリンタエンジン19に印字開始指令が出
力されるまで(ステップ16参照)印字が行われなくな
る。
【0065】上記図8の処理は、プリセットカウンタ等
を用いてハードウエアで行うようにしてもよい。
【0066】なお、フルビットマップモードが選択され
ているときには、ステップ5でフルビットマップ展開エ
リアE1に展開された1ページ分のビッマップデータが
レジスタ17、18を介して、プリンタエンジン19に
DMA転送される。
【0067】
【発明の効果】この発明によれば、ビットマップエラー
の発生を検出できる。したがって、ビットマップエラー
が発生したときに、その旨を報知したり、印字動作を中
止させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの構成を示す電気ブロック図である。
【図2】この発明の第1実施例のCPU10によるキヤ
ラクタディスクリプタテーブル作成処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】バンドビットマップモードが選択されている場
合において、印字動作開始時に行われるこの発明の第1
実施例のCPU10によるビットマップ展開処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】バンドビットマップモードが選択されている場
合において、DMAコントローラ16からCPU10に
転送終了信号が送られてきたときに行われるこの発明の
第1実施例のCPU10の割込み処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】この発明の第2実施例のCPU10によるキヤ
ラクタディスクリプタテーブル作成処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】バンドビットマップモードが選択されている場
合において、印字動作開始時に行われるこの発明の第2
実施例のCPU10によるビットマップ展開処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】バンドビットマップモードが選択されている場
合において、DMAコントローラ16からCPU10に
転送終了信号が送られてきたときに行われるこの発明の
第2実施例のCPU10の割込み処理手順を示すフロー
チャートである。
【図8】バンドビットマップモードが選択されている場
合において、ビットマップ展開が開始されるごとに行わ
れるこの発明の第2実施例のCPU10による平行処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 12 プログラムROM 13 フォントROM 14 RAM 16 DMAコントローラ 19 プリンタエンジン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同容量の2つのビットマップ記憶手段を
    有し、これらのビットマップ記憶手段に印字データを所
    要印字範囲分ずつ交互に展開していくとともにこれらの
    ビットマップ記憶手段からプリンタエンジンにビットマ
    ップデータを転送していくバンドマップメモリ方式を採
    用しているプリンタにおいて、所要印字範囲分のビット
    マップデータの転送が終了するごとに、転送終了信号を
    発生する手段、および転送終了信号が発生したときに、
    次に転送すべきビットマップの展開が終了しているか否
    かを判別し、次に転送すべきビットマップの展開が終了
    していないと判別したときにバンドビットマップエラー
    が発生したことを検出する手段を備えていることを特徴
    とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 バンドビットマップエラーが発生したこ
    とが検出されたときにバンドビットマップエラーが発生
    したことを報知する報知手段を備えていることを特徴と
    する請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 バンドビットマップエラーが発生したこ
    とが検出されたときに印字動作を中止させる手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 バンドビットマップエラーが発生したこ
    とが検出されたときにバンドビットマップエラーが発生
    したことを報知する報知手段およびバンドビットマップ
    エラーが発生したことが検出されたときに印字動作を中
    止させる手段を備えていることを特徴とする請求項1記
    載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 同容量の2つのビットマップ記憶手段を
    有し、これらのビットマップ記憶手段に印字データを所
    要印字範囲分ずつ交互にビットマップ展開していくとと
    もにこれらのビットマップ記憶手段からプリンタエンジ
    ンにビットマップデータを転送していくバンドマップメ
    モリ方式を採用しているプリンタにおいて、所要印字範
    囲分の印字データのビットマップ展開が開始するごとに
    計時を開始し、そのビットマップ展開が終了するとリセ
    ットされる計時手段、および計時手段によって計時され
    ている時間が、所要印字範囲分のビットマップデータを
    転送するのに要するあらかじめ定められた基準時間に達
    したときにバンドビットマップエラーが発生したことを
    検出する手段を備えていることを特徴とするプリンタ。
  6. 【請求項6】 バンドビットマップエラーが発生したこ
    とが検出されたときにバンドビットマップエラーが発生
    したことを報知する報知手段を備えていることを特徴と
    する請求項5記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 バンドビットマップエラーが発生したこ
    とが検出されたときに印字動作を中止させる手段を備え
    ていることを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 バンドビットマップエラーが発生したこ
    とが検出されたときにバンドビットマップエラーが発生
    したことを報知する報知手段およびバンドビットマップ
    エラーが発生したことが検出されたときに印字動作を中
    止させる手段を備えていることを特徴とする請求項5記
    載のプリンタ。
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