JPH04336261A - ページプリンタ - Google Patents

ページプリンタ

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Publication number
JPH04336261A
JPH04336261A JP10802691A JP10802691A JPH04336261A JP H04336261 A JPH04336261 A JP H04336261A JP 10802691 A JP10802691 A JP 10802691A JP 10802691 A JP10802691 A JP 10802691A JP H04336261 A JPH04336261 A JP H04336261A
Authority
JP
Japan
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buffer memory
page
image data
print
raster buffer
Prior art date
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Pending
Application number
JP10802691A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Miyabe
宮部 幸一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP10802691A priority Critical patent/JPH04336261A/ja
Publication of JPH04336261A publication Critical patent/JPH04336261A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページを単位として印
刷を行うページプリンタに関し、特にイメージデータを
書込むラスタバッファメモリとしてバンドバッファメモ
リ方式のものを使用したページプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、低騒音、高印刷品質をその特徴と
して電子写真方式のノンインパクトページプリンタが商
品化されている。このようなページプリンタは、1ペー
ジ分の印刷データを上位ホストコンピュータから受信し
、編集処理を完了すると印刷起動を行い、用紙の走行を
開始する。図12は従来の電子写真方式のページプリン
タを示す制御ブロック図であり、以下図面にしたがって
説明する。
【0003】ページプリンタ1は、上位装置2から受信
した印刷データを実際の用紙イメージのデータに変換し
ビデオデータを生成するコントローラ部3と、電子写真
プロセスと機構制御により用紙に印刷を行うエンジン部
4とから構成される。
【0004】上位装置2から受信した印刷データは、通
信インタフェース部5を通してコマンド解析編集処理部
6へ入力され、CPU7により、文字展開処理部8で展
開できるプリントコードが生成,編集されテキストデー
タページバッファ9上に格納される。またフォームデー
タはフォームデータバッファ10に格納される。1ペー
ジ分のプリントコードの格納が完了すると、CPU7は
テキストデータページバッファ9からプリントコードを
読出しプリントコード発生部11にセットする。そして
、読出したプリントコードに対応するフォントパターン
をフォントパターンメモリ部12から読出し、ラスタバ
ッファメモリ13に書込む。文字展開処理部8はラスタ
バッファ制御部14とともにフォントパターンを読出す
アドレス計算と読出したドットパターンの描画位置の計
算を行うことにより、ラスタバッファメモリ13の書込
アドレスを生成し、ラスタバッファ制御部14内の書込
アドレスカウンタ15を作動させる。
【0005】フォームデータも、テキストデータと同様
に、フォームズデータバッファ10から読出され、グラ
フィックス処理部16によりドットイメージデータに変
換されてラスタバッファメモリ13に書込まれる。
【0006】ラスタバッファメモリ13に所定のイメー
ジデータが格納されると、エンジン部4に対しプリント
スタート信号35により印刷起動がかけられ、またラス
タバッファ制御部14内のタイミング制御部17により
ラスタバッファメモリ13の読出し信号18が出力され
、読出しアドレスカウンタ19で指定されるイメージデ
ータが読出される。読出されたイメージデータはパラレ
ルシリアル変換レジスタ20へパラレルデータとしてセ
ットされる。
【0007】内部クロックジェネレータ21を基準とし
てタイミング制御部17で生成されたシフトクロック2
2がパラレルシリアル変換レジスタ20へ入力されると
、イメージデータがシリアルデータとして出力され、エ
ンジンインタフェース部23を通してビデオデータ24
としてエンジン部4へ送られる。またシフトクロック2
2もビデオデータのサンプルクロックとして使用される
ためエンジン部4へ送られる。
【0008】エンジン部4では、タイマやI/Oポート
を内蔵したCPU25により機構部のシーケンス制御が
行われるが、I/Oポート出力によりパルスモータドラ
イバ26を通じパルスモータ27を回転させ、これによ
り感光ドラム28が回転する。またパルスモータドライ
バ26は図示せぬパルスモータを回転することにより印
刷用紙を走行させる。感光ドラム28が回転すると、L
EDヘッド29により露光された部分に潜像が形成され
、トナーが付着して転写、定着のプロセスにより用紙に
印刷が行われる。
【0009】一方コントロール部3から送られてきたビ
デオデータ24は、タイミング制御部17から生成され
たクロック信号30により同期をとってシフトレジスタ
31へセットされる。シフトレジスタ31に1ドットラ
イン分のデータがセットされると、LEDヘッド29へ
パラレルデータとして出力され、図示せぬドライバを経
由してLEDランプを点灯し、感光ドラム28表面を露
光する。CPU25はパルスモータ27を回転させる基
準パルスと同期したラインシンク信号32をタイマ25
aにより生成し、コントローラ部3へ送って1ドットラ
インの切替タイミングの目印とするとともに、エンジン
部4のシフトレジスタ31内のデータをLEDヘッド2
9へ転送する契機としている。
【0010】ラスタバッファメモリ13は、用紙イメー
ジに展開されたドットイメージデータを蓄えるメモリで
あるが、このメモリの形態にはフルページビットマップ
メモリ方式とバンドバッファメモリ方式のものがある。 前者は、用紙1ページ分のドットイメージデータを格納
可能な容量のビットマップメモリ容量を持ち、1ページ
分のドットイメージ展開が完了した後印刷を開始する方
式であり、後者は、1ページ分のビットマップメモリ容
量を持たず、ある特定幅のメモリの中で、ドットイメー
ジデータの書込みと読出しの動作を印刷速度に同期させ
て行う方式である。
【0011】ここでバンドバッファメモリ方式のラスタ
バッファメモリについて図13を用いて説明する。図1
3はバンドバッファメモリ方式を示す説明図である。同
図において、バンドバッファメモリ36は、Y方向(副
走査方向)に読出し用、書込み用および読出し終了待ち
のエリアに区切られている。ドットイメージデータが読
出しエリアから読出されている時、書込みエリアにはフ
ォントパターンデータの書込みが行われる。フォントパ
ターンデータの書込みは、バンドバッファメモリ36へ
の書込み位置を示す物理座標X,Yを指定すること(実
際には論理アドレス指定とカーソルアドレス指定)と、
展開の大きさ(フォントパターンデータの大きさ)Xm
 ,Ym を指定することにより、行われる。
【0012】読出しエリアのドットイメージデータの読
出し動作が終了すると、既に書込みが終了したエリアに
読出し動作が移り、同時に読出しエリアは読出し終了待
ちエリアに、読出し終了待ちエリアは新たなデータを書
込むための書込みエリアに割当てられる。つまりバンド
バッファメモリ36は、図に示す如く円筒状のメモリで
用紙走行に合わせて回転しているもの、と説明できる。 したがって、書込み動作が読出し動作に先行できなくな
ると、所謂オーバーランエラーが発生し、その時点で印
刷できなくなる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のページプリンタでは、ラスタバッファメモリがフル
ページビットマップメモリ方式の場合、どんなに複雑な
テキストやグラフィック印刷を行っても一度1頁分のビ
ットマップイメージデータへ展開した後印刷を開始する
ため、エンジンの印刷速度に対しラスタバッファメモリ
に書込む速度が遅れるオーバーランエラーを生ずること
はない反面、1頁分のメモリ容量が大きくコストが高く
、メモリ実装面積も大きくなる欠点があった。例えばB
4サイズで印刷密度240ドット/インチの場合1MB
YTE,400ドット/インチでは4MBYTEのメモ
リが必要になる。一方、ラスタバッファメモリがバンド
バッファメモリ方式の場合は、メモリ容量を少なくする
ことができるが、あまり少なくすると複雑なテキストや
グラフィックを印刷する時、エンジン印刷速度に追従し
てメモリからビットマップデータを読み出すスピードに
、フォントやグラフィックコマンドからビットマップデ
ータに変換しメモリに書込むスピードが追従できず、オ
ーバーランエラーが発生し、印刷途中で印刷データ抜け
が生じるという問題があり、書込み速度を上げるために
コントローラ部のCPUや制御回路を高速化すると、コ
ストも高くなるという欠点があった。
【0014】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、バンドバッファメモリ方式のラスタバ
ッファメモリを有するページプリンタにおいて、コスト
を抑えつつしかもオーバーランエラーによる印刷データ
抜けを防止した優れたページプリンタを提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、上位装置から受信した印刷データに基いて作成した
イメージデータをバンドバッファメモリ方式のラスタバ
ッファメモリ上に展開してエンジン部へ送り用紙に1ペ
ージ毎に印刷を行うページプリンタにおける本発明は、
ラスタバッファメモリにおけるオーバーランエラーを検
出する検出手段と、エンジン部に対して印刷速度を低下
する指示を出す第1の指示手段と、エンジン部に対して
用紙の走行速度を低下する第2の指示手段と、ラスタバ
ッファメモリからイメージデータを読出すタイミングを
遅らせる指示を出す第3の指示手段とを設け、検出手段
によりオーバーランエラーを検出した場合は第1,第2
および第3の指示手段により印刷速度,用紙走行速度お
よびイメージデータ読出しタイミングを遅らせてオーバ
ーランエラーが発生したページを再度印刷するようにし
たものである。
【0016】また別の解決手段として、上位装置から受
信した印刷データ編集処理して得たプリントコードをペ
ージバッファメモリに格納し、さらにプリントコードに
対応するイメージデータをバンドバッファメモリ方式の
ラスタバッファメモリ上に展開してエンジン部に送り用
紙に1ページ毎に印刷を行うページプリンタにおいて、
ページバッファメモリを複数の層に分割し、各層に格納
されるプリントコードの数を計数する計数手段と、計数
手段により計数された各層のプリントコード数の最大値
を求める演算手段と、演算手段により求められた値に応
じて印刷速度,用紙走行速度およびラスタバッファメモ
リからのイメージデータ読出しタイミングを設定する設
定手段とを設けたものである。
【0017】
【作用】ラスタバッファメモリにおけるオーバーランエ
ラーの発生を検出手段により検出すると、第1,第2お
よび第3の指示手段により印刷速度,用紙走行速度およ
びラスタバッファメモリの読出しタイミングが遅らされ
る。ラスタバッファメモリの書込みタイミングに対して
読出しタイミングが遅らされるとオーバーランエラーが
発生せず、この遅くした速度で再度、オーバーランエラ
ーの発生したページの印刷が行われる。したがって印刷
データ抜けのない印刷出力が得られる。
【0018】また前記別の解決手段によれば、計数手段
および演算手段によりページバッファメモリの各層にお
ける印刷データの密度を知ることができ、この密度に応
じて設定手段により印刷速度,用紙走行速度およびラス
タバッファメモリからのイメージデータ読出しタイミン
グを設定する。密度が高い場合にはイメージデータ読出
しタイミングを遅くすることによりオーバーランエラー
の発生を回避できる。
【0019】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を
付す。
【0020】図1は本発明に係る第1実施例を示す制御
ブロック図であり、まず第1実施例について説明する。
【0021】同図において、第1実施例によるページプ
リンタ40はコントローラ部41とエンジン部4とから
構成される。エンジン部4は従来例と同様であるが、図
1では印刷用紙を走行させるパルスモータ42が示され
ている。
【0022】コントローラ部41には操作パネル43が
設けられており、この操作パネル43上にリカバリース
イッチ44が設置されている。リカバリースイッチ44
はコントローラ部41のCPU45の入力ポートに接続
されるノンロックスイッチであり、印刷時にオーバーラ
ンエラーが発生した場合のリカバリー印刷起動のトリガ
に使用される。また表示ランプ46がCPU45に接続
して設けられており、オーバーランエラーを検出した場
合に点灯される。またラスタバッファメモリ13はバン
ドバッファメモリ方式のものである。
【0023】CPU45はコントローラ部41全体を制
御するもので、従来例で述べた信号の入出力の外にブロ
ック読出し完了IPT47を入力するとともに低速指令
信号48を出力している。ブロック読出し完了IPT4
7は、1ドットラインのビデオデータ24の転送毎にエ
ンジン部4から送られてくるラインシンク信号32の数
をラスタバッファ制御部14のタイミング制御部17で
カウントし、一定のブロック(ラインシンク信号n本分
)に相当する数に達するとタイミング制御部17からC
PU45に入力される割込信号である。CPU45はこ
の信号の割込みにより、1ブロックの読出し、印刷時に
オーバーランエラーが発生したかどうかをチェックする
。CPU45はラスタバッファメモリ13の副走査方向
読出アドレスおよび副走査方向書込アドレスをワーキン
グRAM上で管理しており、割込発生時、CPU45が
ワーキングRAM上で管理しているラスタバッファメモ
リ副走査方向読出アドレスカウンタを1ブロックn本分
カウントアップし、この値とラスタバッファメモリ副走
査方向書込アドレスカウンタとを比較し、読出しアドレ
スが書込アドレスを追い越した場合にオーバーランエラ
ーと判断する。
【0024】また低速指令信号48は、オーバーランエ
ラー発生後リカバリー印刷を行う際、エンジン部4の印
刷速度を低下させる信号であり、同時に内部クロックジ
ェネレータ21の周波数を低下してラスタバッファメモ
リ13の読出しタイミングを遅らせる信号である。低速
指令信号48は、エンジンインタフェース部23を通し
て低速コマンド49としてエンジン部4のCPU25の
入力ポート25bに入力され、CPU25はタイマ25
aの周期を変更し、ラインシンク信号32の発生周期を
例えばK倍に遅くするとともに用紙走行時間監視時間や
ページプリンタシーケンス制御タイミングも遅らせる。 また同じ比率で用紙走行用パルスモータ42の相切替タ
イミングも遅くしCPU25からパルスモータドライバ
26へ出力される。
【0025】その他の構造については従来例と同様であ
るので説明を省略し、次に第1実施例の動作について主
に図2に示すフローチャートにしたがって説明する。
【0026】上位装置2から通信インタフェース部5を
介して受信された印刷データはコマンド解析編集処理部
6で編集処理されてプリントコードとしてテキストデー
タページバッファ9およびフォームズデータバッファ1
0に格納される(ステップ1)。CPU45はエンジン
部4に対して印刷起動を指令するプリントスタート信号
35をONとし(ステップ2)、ページバッファメモリ
9からプリントコードを読出し(ステップ3)、プリン
トコード発生部11にセットする(ステップ4)。そし
てラスタバッファメモリ13の書込みアドレスXW ,
YW をセットし(ステップ5)、文字コードに対応す
るドットイメージデータをフォントパターンメモリ部1
2から読出してラスタバッファメモリ13に順次書込ま
れる。
【0027】ラスタバッファメモリ13に所定のイメー
ジデータが格納されると、エンジン部4に対しプリント
スタート信号35により印刷起動がかけられ、またラス
タバッファ制御部14内のタイミング制御部17により
ラスタバッファメモリ13の読出し信号18が出力され
、読出しアドレスカウンタ19で指定されるイメージデ
ータが読出される。読出されたイメージデータはパラレ
ルシリアル変換レジスタ20へパラレルデータとしてセ
ットされる。
【0028】内部クロックジェネレータ21を基準とし
てタイミング制御部17で生成されたシフトクロック2
2がパラレルシリアル変換レジスタ20へ入力されると
、イメージデータがシリアルデータとして出力され、エ
ンジンインタフェース部23を通してビデオデータ24
としてエンジン部4へ送られる。またシフトクロック2
2もビデオデータのサンプルクロックとして使用される
ためエンジン部4へ送られる。
【0029】コントローラ部41から送られたビデオデ
ータ24は、シフトレジスタ31へセットされ、1ドッ
トライン分のデータがセットされるとLEDヘッド29
へ送られ、これに基いて感光ドラム28表面が露光され
る。
【0030】一方エンジン部4のCPU25はパルスモ
ータドライバ26を介してパルスモータ27および42
を回転させて感光ドラム28を回転させるとともに用紙
を走行させる。回転する感光ドラム28表面上の、LE
Dヘッド29により露光された部分に潜像が形成され、
トナーが付着して転写,定着のプロセスにより用紙に印
刷が行われる。CPU25はパルスモータ27,42を
回転させる基準パルスと同期したラインシンク信号32
をコントローラ部41へ送っている。
【0031】ラスタバッファメモリ13からのドットイ
メージデータの読出しはラインシンク信号32に同期し
て行われる。ドットイメージデータの書込み、読出し中
に割込処理としてオーバーランエラー検出処理が実行さ
れる(ステップ6)。この割込処理について図3のフロ
ーチャートにしたがって説明する。
【0032】ラスタバッファ制御部14内のタイミング
制御部17は、入力されるラインシンク信号32の数を
カウントし、一定の数(n本)に達するとCPU45に
対してブロック割込み完了IPT47を出力する。また
CPU45は、前述したように、ラスタバッファメモリ
13の副走査方向読出アドレスおよび副走査方向書込ア
ドレスをワーキングRAM上で管理している。
【0033】ブロック割込み完了IPT47が入力され
ると(ステップ61)、CPU45はワーキングRAM
上で管理しているラスタバッファメモリ副走査方向読出
アドレスカウンタYR をリードし(ステップ62)、
このアドレスカウンタYR を1ブロックn本分カウン
トアップする(ステップ63)。そしてこの値とラスタ
バッファメモリ副走査方向書込アドレスカウンタYW 
とを比較し(ステップ64)、この結果読出アドレスが
書込アドレスを追い越した場合オーバーランエラーが発
生したと判断しオーバーランエラーフラグをセットする
(ステップ65)。
【0034】図2のフローチャートに戻り、オーバーラ
ンエラー検出処理の結果、ラスタバッファメモリ13の
書込,読出中にオーバーランエラーフラグがONになっ
ているかどうかを判断し(ステップ7)、ONになって
いると、オーバーランエラーが発生した印刷中の用紙は
排出され、CPU45はプリントスタート信号35をO
FFとし(ステップ8)、操作パネル43上の表示ラン
プ46を点灯させる(ステップ9)。プリントスタート
信号35のOFFによりエンジン部4は印刷を停止し、
表示ランプ46の点灯によりオペレータはオーバーラン
エラーの発生を知ることができる。オペレータが操作パ
ネル43上のリカバリースイッチ44を押下すると(ス
テップ10)、再度テキストデータページバッファ9の
前ページ(オーバーランエラーが発生したページ)の先
頭アドレスをセットする(ステップ11)とともに低速
指令信号48をONさせる(ステップ12)。またラス
タバッファメモリ13の読出タイミングの基になる内部
クロックジェネレータ21の周波数FO を1/Kに減
じ(ステップ13)、オーバーランエラーフラグをOF
Fする(ステップ14)とともにリトライフラグをON
する(ステップ15)。この後ステップ1に戻り再度前
ページの印刷処理を行う。
【0035】このとき低速指令信号48がエンジン部4
のCPU25に送られると、CPU25は、図4の印刷
速度制御フローチャートに示すように、用紙走行用パル
スモータ42の相切替タイマを初期値T1 のK倍、即
ち低速値にセットする(ステップ73)。またラインシ
ンク信号32のクロックを初期値T2 の1/K倍にし
て低速値でセットする(ステップ74)。さらに用紙走
行時間監視タイマをK倍にセットする(ステップ75)
。以上のようにCPU25はエンジン部4を低速印刷モ
ードに設定し、その低速比率は、ラスタバッファメモリ
13の読出タイミングの遅延比率と同じにしている。な
お図5におけるステップ76からステップ78までは通
常印刷モードの設定処理を示す。
【0036】図2のフローチャートに戻り、前ページの
再印刷においてプリントスタート信号35がONすると
、ラスタバッファメモリ13に対してドットイメージデ
ータの書込み、読出しを行う。このとき読出しタイミン
グは遅らされており、オーバーランエラーは発生し難く
なっている。エンジン部4はこの読出しタイミングに見
合った速度で印刷を行う。
【0037】ステップ6においてラスタバッファメモリ
13のオーバーランエラーが回避されると、ラスタバッ
ファメモリ13から1ページ分のデータが全て書込み、
読出しが完了した後(ステップ16,17)、リトライ
フラグがONになっているかどうか判断し(ステップ1
8)、ONになっている場合にはリトライフラグをリセ
ツトした後(ステップ19)、ステップ20からステッ
プ22で低速印刷モードを全てリセットし、ステップ2
3へ進み次ページの印刷に備える。
【0038】オーバーランエラーが発生していなかった
場合には、リトライフラグがOFFであることを確認後
すぐに次ページのデータの受信待になる。
【0039】仮に2回目の低速印刷で再度オーバーラン
エラーになる場合の救済手段として低速指令信号を複数
ビット用意することにより、低速印刷を複数段階に切替
え可能にし、オーバーランエラーが発生しなくなるまで
各段階の低速印刷を繰り返すようにしてもよい。
【0040】以上説明したように第1実施例では、ラス
タバッファメモリでオーバーランエラーが発生した時点
で印刷を停止し、表示ランプでオペレータに通知するの
で、オーバーランエラー発生用紙の排出を確認可能にす
るとともに、リカバリースイッチの押下により印刷密度
の高い複雑なデータの印刷も可能になる。
【0041】次に本発明に係る第2実施例を図5にした
がって説明する。図5は本発明に係る第2実施例を示す
制御ブロック図である。
【0042】同図において、第2実施例に係るページプ
リンタ52は、コントローラ部52とエンジン部4とか
ら成り、コントローラ部52はCPU53により動作制
御される。CPU53は内部にROM54を有し、この
ROM54には制御プログラムとともにメッセージデー
タが記憶されている。またコントローラ部51には前記
第1実施例に示したリカバリースイッチおよび表示ラン
プは設けられていない。その他の構造は第1実施例と同
様である。
【0043】次に図6に示すフローチャートにしたがっ
て第2実施例の動作を説明する。
【0044】図6において、ステップ81からステップ
87までは図2に示す第1実施例のステップ1からステ
ップ7までと同様である。即ち、1ページ分の印刷デー
タを受信完了すると、ラスタバッファメモリ13に対し
てドットイメージデータの書込み、読出しを行い、ラス
タバッファメモリ13でオーバーランエラーが発生した
かどうかを見ている。ステップ87でオーバーランエラ
ーが発生したと判断すると、そのページのデータのラス
タバッファメモリ13からの読出しが全て完了するのを
待って(ステップ88)、エラーメッセージを印刷出力
するためのプリントスタート信号35をONする(ステ
ップ89)。エラーメッセージデータはCPU53のR
OM54に記憶されているもので、CPU53はROM
54からこのメッセージに相当する文字コード情報を読
出し(ステップ90)、読出した文字コードをセットし
(ステップ91)、ラスタバッファメモリ13に書込み
を開始する(ステップ92)。書込み動作に伴って読出
しも行われ、読出されたイメージデータは第1実施例で
説明したようにビデオデータ24としてエンジン部4へ
送られ印刷が行われる。
【0045】ステップ93およびステップ94で全メッ
セージデータがROM54から読出されて、ステップ9
5で印刷出力が完了するのを待つ。このエラーメッセー
ジとして、例えば「オーバーランエラー発生、前ページ
の印刷データ無効」が印刷出力される。これによりオペ
レータはオーバーランエラーの発生を知ることができる
【0046】エラーメッセージの印刷が完了すると、C
PU53はプリントスタート信号35をOFFとし(ス
テップ96)、ステップ97からステップ101におい
て、図2のステップ11からステップ15までと同様に
、前回オーバーランエラーを発生したページの印刷デー
タのリカバリー印刷を低速印刷モードで行う準備をし、
ステップ82に戻る。
【0047】ステップ87でオーバーランエラーが発生
していないと判断した場合、それ以降のステップ102
からステップ110までの処理は図2のステップ16か
らステップ24までと同様である。
【0048】以上説明したように第2実施例では、オー
バーランエラーが発生した場合、その時点でエラーメッ
セージを印刷出力し、その後自動的に低速印刷モードで
リカバリー印刷を行うので、オペレータの介在なしに印
刷を続行できる。
【0049】次に本発明に係る第3実施例を図7にした
がって説明する。図7は本発明に係る第3実施例を示す
制御ブロック図である。
【0050】同図において第3実施例に係るページプリ
ンタ61はコントローラ部62とエンジン部4とから成
り、コントローラ部62はCPU63により動作制御さ
れる。CPU63には操作パネル43が接続され、操作
パネル43上にはオーバーランエラー禁止モード設定ス
イッチ64が設けられている。このスイッチ64がON
の時は、実際の印刷を開始する前に、一度ラスタバッフ
ァメモリ13の書込み、読出し動作を試行し、オーバー
ランエラーが発生した場合は印刷速度を落としてリトラ
イするようになっている。
【0051】またCPU63からテスト用内部ラインシ
ンク信号65が出力され、AND素子66の一方の入力
端子に接続される。この信号65の発生タイミングはC
PU63の内部タイマによって作られる。またテストオ
ン信号67がAND素子68の一方の入力端子に接続さ
れるとともにインバータ69に入力される。インバータ
69の出力はAND素子66の他方の入力端子に接続さ
れる。AND素子68の他方の入力端子にはエンジン部
4から送られるラインシンク信号32が接続される。A
ND素子66および68の出力はOR素子70に接続さ
れ、OR素子の出力はラスタバッファ制御部14のタイ
ミング制御部17に接続される。その他の構造は第1実
施例と同様である。
【0052】次に図8に示すフローチャートにしたがっ
て第3実施例の動作を説明する。
【0053】図8において、印刷データを受信完了する
と(ステップ120)、操作パネル43上のオーバーラ
ンエラー禁止モード設定スイッチ64が押下されている
かどうか判断し(ステップ121)、押下されていると
判断した場合ネテストフラグをセットし(ステップ12
2)、テストオン信号67をONにする(ステップ12
3)。これにより、印刷時にエンジン部4から送出され
るドットラインイメージデータ同期信号のラインシンク
信号32はCPU63の内部タイマによって作られるテ
スト用内部ラインシンク信号65に切替えられてラスタ
バッファ制御部14内のタイミング制御部17に入力さ
れる。
【0054】次にステップ124でラスタバッファメモ
リ読出しタイミングの基になる内部クロックを初期値に
セットする。
【0055】またオーバーランエラー禁止モード設定ス
イッチ64が押下されていないと判断した場合はプリン
トスタート信号35をONにし(ステップ125)、テ
ストフラグをリセットする(ステップ126)。
【0056】次にステップ127からステップ132ま
でのステップでテキストデータページバッファメモリ9
からデータを読出し、ラスタバッファメモリ13へのド
ットイメージデータの書込み、読出しを行うとともに、
ラスタバッファメモリ13でのオーバーランエラーの検
出処理を行う。このとき、オーバーランエラー禁止モー
ド設定スイッチ64が押下されている場合には印刷起動
がかけられていないのでエンジン部4で印刷は行われな
い。
【0057】ステップ133でオーバーランエラーが検
出されると、オーバーランエラーフラグをセットし(ス
テップ134)、低速印刷モードに設定し(ステップ1
35,136)、ステップ127へ戻り再度オーバーラ
ンエラーが発生するか否かの試行を行う。
【0058】ステップ133でオーバーランエラーが検
出されないことを確認すると、プリントスタート信号3
5がONになっているかどうか判断し(ステップ137
)、ONでない場合にはテストモードであったことから
テストオン信号67をOFFにしてタイミング制御部1
7への出力信号をテスト用内部ラインシンク信号65か
らエンジン部4からラインシンク信号32に切替え(ス
テップ138)、プリントスタート信号35をONする
(ステップ139)。そしてステップ127へ戻り実印
刷を行う。
【0059】またステップ137でプリントスタート信
号35がONの場合、テストフラグがONになっていれ
ば(ステップ140)、プリントスタート信号35をO
FFとし(ステップ141)、低速印刷モードを解除す
る(ステップ143,144)。
【0060】以上説明したように第3実施例では、実印
刷を行う前に試行的にオーバーランエラーの発生をチェ
ックするので、オーバーランエラーの印刷データ出力を
回避することができる。
【0061】次に本発明に係る第4実施例を図9にした
がって説明する。図9は本発明に係る第4実施例を示す
制御ブロック図である。第4実施例は、上位装置2から
受信した印刷データを解析,編集してテキストデータペ
ージバッファに格納する際、ページバッファで印刷デー
タが密集しその結果ラスタバッファメモリへの書込み時
間が最も長くなる箇所を求め、この箇所のデータ密度に
適合した印刷速度で印刷するようにしたものである。
【0062】図9において、第4実施例のページプリン
タ71では、コントローラ部72のCPU73の出力ポ
ートから印刷速度指令信号74,75が出力される。こ
の印刷速度指令信号74,75は2ビットで3通りのス
テータスを出力でき、内部クロックジェネレータ21に
入力されるとともに、エンジンインタフェース部23を
介してエンジン部76のCPU77のI/Oポート77
bに入力される。内部クロックジェネレータ21は印刷
速度指令信号74,75の入力によりラスタバッファメ
モリ13の読出しタイミングの基になるクロック周波数
を決定する。またエンジン部76ではCPU77が印刷
速度指令信号74,75を検知すると、それに相当する
用紙走行用パルスモータドライバ相切替タイミングの生
成とドットラインイメージデータの切替同期信号のライ
ンシンク信号32の周波数の決定を行う。
【0063】次に第4実施例の動作を図10に示すフロ
ーチャートにしたがって説明する。
【0064】上位装置2から通信インタフェース部5を
介して印刷データを受信すると(ステップ151)、受
信した印刷データをコマンド解析編集処理部6で解析し
てプリントコードを生成し、印刷用紙上の印刷位置を演
算で求め(ステップ152)、テキストデータページバ
ッファメモリ79上の該当レイヤーを決定する(ステッ
プ153)。
【0065】ここでテキストデータページバッファメモ
リ79について図11にしたがって説明する。図11は
テキストデータページバッファメモリを示す説明図であ
る。同図においてページバッファメモリ79は印刷用紙
1ページ分に相当する容量を持ち、副走査方向(矢印Y
方向)にPドット(例えば64ドット)ずつn個のブロ
ックに区切られ、各ブロックにレイヤーの番号が付けら
れて各プリントコード(■,■,…,○m)はこの番号
に属するように管理される。印刷データはレイヤーの番
号の若い方から順に受信するとは限らず、図に示すよう
にランダムに配置される場合がある。しかしながら印刷
順はレイヤーの番号の若い方からと決まっているので、
予めメモリ79を複数(n個)のレイヤーに分割してお
き、印刷データ受信時にプリントコードの印刷位置を計
算しレイヤーの番号を付与する。
【0066】プリントコードの該当するレイヤーが決定
される毎に、該当レイヤーへの書込みコード数カウンタ
CRiを+1する(ステップ154)。そして1ページ
分のプリントコードを全て受信完了すると(ステップ1
55)、各レイヤーにおけるコード数の最大値CRma
xを演算で求める(ステップ155)。
【0067】CPU73は、求められた基準値CRma
xの基準値(α,β)に対する大小を判定し(ステップ
156,157)、その判定結果に基いて印刷速度を決
定すべく印刷速度指令信号74,75の2ビットを設定
する(ステップ158,159,160)。これにより
、内部クロックジェネレータ21は、タイミング制御部
17に出力する読出しタイミングを、コード数の最大値
CRmaxが小さい場合は速くし、最大値CRmaxが
大きい場合は遅くする。またエンジン部76のCPU7
7は最大値CRmaxが小さい場合は印刷速度を速くし
、最大値CRmaxが大きい場合は印刷速度を遅くする
。この後CPU73はプリントスタート信号35をON
し(ステップ161)、印刷を開始する。
【0068】ラスタバッファメモリ13からのドットイ
メージデータの読出し速度はコード数が多ければ遅く、
コード数が少なければ速く設定されるが、その設定速度
はオーバーランエラーが発生しない範囲内である。
【0069】以上説明したように第4実施例では、オペ
レータの介在なしに、またオーバーランエラー発生ペー
ジの印刷出力を行うことなしにオーバーランエラーを防
止できる。
【0070】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、バンドバッファメモリ方式のラスタバッファメモリ
を使用した場合において、オーバーランエラーを検出し
た場合には低速モードで印刷するようにしたので、ある
いはまた印刷データの数に応じて印刷速度を制御するよ
うにしたので、特別高価な回路を設けることなくオーバ
ーランエラーによる印刷データ抜けのない印刷出力が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例のページプリンタを示
す制御ブロック図
【図2】本発明に係る第1実施例の動作を示すフローチ
ャート
【図3】オーバーランエラー検出動作を示すフローチャ
ート
【図4】印刷速度制御動作を示すフローチャート
【図5
】本発明に係る第2実施例を示す制御ブロック図
【図6
】第2実施例の動作を示すフローチャート
【図7】本発
明に係る第3実施例を示す制御ブロック図
【図8】第3
実施例の動作を示すフローチャート
【図9】本発明に係
る第4実施例を示す制御ブロック図
【図10】第4実施
例の動作を示すフローチャート
【図11】第4実施例に
おけるページバッファメモリを示す説明図
【図12】従来のページプリンタを示す制御ブロック図
【図13】バンドバッファメモリ方式を示す説明図
【符号の説明】
4    エンジン部 13    ラスタバッファメモリ 41    コントローラ部 44    リカバリースイッチ 45    CPU 46    表示ランプ 48    低速指令信号 53    CPU 54    ROM 63    CPU 64    オーバーランエラー禁止モード設定スイッ
チ73    CPU

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上位装置から受信した印刷データに基
    いて作成したイメージデータをバンドバッファメモリ方
    式のラスタバッファメモリ上に展開してエンジン部へ送
    り用紙に1ページ毎に印刷を行うページプリンタにおい
    て、ラスタバッファメモリにおけるオーバーランエラー
    を検出する検出手段と、エンジン部に対して印刷速度を
    低下する指示を出す第1の指示手段と、エンジン部に対
    して用紙の走行速度を低下する第2の指示手段と、ラス
    タバッファメモリからイメージデータを読出すタイミン
    グを遅らせる指示を出す第3の指示手段とを設け、検出
    手段によりオーバーランエラーを検出した場合は第1,
    第2および第3の指示手段により印刷速度,用紙走行速
    度およびイメージデータ読出しタイミングを遅らせてオ
    ーバーランエラーが発生したページを再度印刷すること
    を特徴とするページプリンタ。
  2. 【請求項2】  上位装置から受信した印刷データに基
    いて作成したイメージデータをバンドバッファメモリ方
    式のラスタバッファメモリ上に展開してエンジン部へ送
    り用紙に1ページ毎に印刷を行うページプリンタにおい
    て、ラスタバッファメモリにおけるオーバーランエラー
    を検出する検出手段と、オーバーランエラーの検出を通
    知する通知手段と、エンジン部に対して印刷速度を低下
    する指示を出す第1の指示手段と、エンジン部に対して
    用紙の走行速度を低下する第2の指示手段と、ラスタバ
    ッファメモリからイメージデータを読出すタイミングを
    遅らせる指示を出す第3の指示手段と、前記第1,第2
    および第3の指示手段を作動させ、印刷速度,用紙走行
    速度およびイメージデータ読出しタイミングを遅らせて
    オーバーランエラーが発生したページを再度印刷する指
    示を出す操作スイッチとを設けたことを特徴とするペー
    ジプリンタ。
  3. 【請求項3】  上位装置から受信した印刷データに基
    いて作成したイメージデータをバンドバッファメモリ方
    式のラスタバッファメモリ上に展開してエンジン部へ送
    り用紙に1ページ毎に印刷を行うページプリンタにおい
    て、ラスタバッファメモリにおけるオーバーランエラー
    を検出する検出手段と、エンジン部に対して印刷速度を
    低下する指示を出す第1の指示手段と、エンジン部に対
    して用紙の走行速度を低下する指示を出す第2の指示手
    段と、ラスタバッファメモリからイメージデータを読出
    すタイミングを遅らせる指示を出す第3の指示手段と、
    所定のメッセージに対応するデータを記憶する記憶手段
    とを設け、検出手段によりオーバーランエラーを検出し
    た場合前記記憶手段からデータを読出して所定のメッセ
    ージを印刷出力した後第1,第2および第3の指示手段
    により印刷速度,用紙走行速度およびイメージデータ読
    出しタイミングを遅らせてオーバーランエラーが発生し
    たページを再度印刷することを特徴とするページプリン
    タ。
  4. 【請求項4】  上位装置から受信した印刷データに基
    いて作成したイメージデータをバンドバッファメモリ方
    式のラスタバッファメモリ上に展開してエンジン部へ送
    り用紙に1ページ毎に印刷を行うページプリンタにおい
    て、ラスタバッファメモリにおけるオーバーランエラー
    を検出する検出手段と、ラスタバッファメモリからイメ
    ージデータを読出す試行を行うモードを設定するモード
    設定手段と、エンジン部に対して印刷速度を低下する指
    示を出す第1の指示手段と、エンジン部に対して用紙の
    走行速度を低下する指示を出す第2の指示手段と、ラス
    タバッファメモリからイメージデータを読出すタイミン
    グを遅らせる指示を出す第3の指示手段とを設け、モー
    ド設定手段により読出し試行モードが設定された場合検
    出手段によりオーバーランエラーが検出されると第1,
    第2および第3の指示手段により印刷速度,用紙走行速
    度およびイメージデータ読出しタイミングを遅らせ、オ
    ーバーランエラーが検出されないことを確認した後試行
    モードを解除し印刷起動を行うことを特徴とするページ
    プリンタ。
  5. 【請求項5】  上位装置から受信した印刷データを編
    集処理して得たプリントコードをページバッファメモリ
    に格納し、さらにプリントコードに対応するイメージデ
    ータをバンドバッファメモリ方式のラスタバッファメモ
    リ上に展開してエンジン部に送り用紙に1ページ毎に印
    刷を行うページプリンタにおいて、ページバッファメモ
    リを複数の層に分割し、各層に格納されるプリントコー
    ドの数を計数する計数手段と、計数手段により計数され
    た各層のプリントコード数の最大値を求める演算手段と
    、演算手段により求められた値に応じて印刷速度,用紙
    走行速度およびラスタバッファメモリからのイメージデ
    ータ読出しタイミングを設定する設定手段とを設けたこ
    とを特徴とするページプリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011207121A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法又はプログラム
JP2020026079A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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