JPH059656B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH059656B2 JPH059656B2 JP60159579A JP15957985A JPH059656B2 JP H059656 B2 JPH059656 B2 JP H059656B2 JP 60159579 A JP60159579 A JP 60159579A JP 15957985 A JP15957985 A JP 15957985A JP H059656 B2 JPH059656 B2 JP H059656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring plate
- plate
- frp
- spring
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/18—Leaf springs
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2224/00—Materials; Material properties
- F16F2224/02—Materials; Material properties solids
- F16F2224/0241—Fibre-reinforced plastics [FRP]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、自動車等の車両懸架用複合重ね板ば
ね装置に関する。 [従来の技術] 複合重ね板ばね装置は一例として第6図に示さ
れるように、少なくとも1枚の鋼製ばね板1と、
少なくとも1枚のFRP(繊維強化プラスチツク)
製ばね板2とを組合わせ、Uボルト3とナツト4
などを用いて締結される。 また、第7図に示される先行技術の板ばね装置
の端部には、金属クリツプ7が設けられている。
このクリツプ7は、鋼製ばね板1とFRP製ばね
板2との横ずれを防止するため、あるいは車両の
リバウンド時の親ばね板1の応力緩和を図ること
を目的として設けられる。 [発明が解決しようとする課題] 第6図に示された従来装置の場合、Uボルト3
の脚部5が、ばね板1,2の側面に対向すること
になるが、鋼に比べてFRPは摩擦に弱いため、
脚部5が直接FRP製ばね板2に接触するとFRP
製ばね板2が著しく摩耗する。 また、第7図に示された従来装置もクリツプ7
の脚部8がFRP製ばね板2の側面と対向するた
め、脚部8とFRP製ばね板2とが接触すると
FRP製ばね板2が摩耗し、FRPの繊維に沿つて
亀裂が発生することがある。 特に鋼製ばね板1は、ばね板1の製造時に実施
される圧延と、焼入れ等の熱処理の影響により、
第8図に示されるように板幅方向に曲がりを生じ
ることがある。これに対してFRP製ばね板2は、
型による成形であるため板幅方向に曲がることは
ない。このため、互いに板幅の等しい鋼製ばね板
1とFRP製ばね板2を重ねた場合には、鋼製ば
ね板1とFRP製ばね板2の長手方向端部で板幅
方向の位置ずれを生じることがある。第9図に示
されるようにクリツプ7の曲りが大きくなると、
クリツプ7がFRP製ばね板2側に固定されてい
てもクリツプ7の脚部8がFRP製ばね板2の側
面に接触する可能性が生じ、脚部8がFRP製ば
ね板2の側面に強く押圧された時にFRPが極端
に摩耗する原因になる。 こうした摩耗を防ぐためには、矯正工程を付加
して鋼製ばね板1の直線度を高めればよいが、熱
処理後のばね板を矯正することは様々な問題を生
じ、実際的ではない。また、Uボルト3の脚部5
とFRP製ばね板2との間、あるいはFRP製ばね
板2との間に合成樹脂等のスペーサを介在させた
としても、ある程度の摩耗は避けられないし、ス
ペーサを設けるためにはスペーサの取付け手段が
問題になつたり、部品点数の増加を招く。 なお、実公昭60−20847号公報に見られるよう
にFRP製ばね板の下面側にこのばね板よりも幅
の広い鋼製支持部材を設けた場合には、FRP製
ばね板の側面をクリツプ等の脚部に接触させにく
くすることが可能である。しかしながらこのよう
に幅広な鋼製支持部材の上に幅狭なFRP製ばね
板が重合されていると、鋼製支持部材上に土砂等
の固形異物が乗りやすくなり、この異物が鋼製支
持部材とFRP製ばね板との間の摺動部に食い込
むとFRP製ばね板が損傷する原因になる。すな
わち、FRP製ばね板の摺動面が砂等の固形異物
と擦れ合うと、FRPに含有されている繊維が切
れたり繊維がささくれ立つなどして耐久性が大幅
に低下する。このため、特に車両用懸架装置のよ
うに砂塵雰囲気にさらされる機会の多いものにあ
つては、FRP製ばね板の摺動面に砂等をかじり
込まないような配慮が必要である。 従つて本発明の目的は、スペーサ等の余分な部
品を用いることなくFRP製ばね板の損傷を効果
的に防止できるような複合重ね装置を提供するこ
とにある。 [課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために開発された本発明は、
鋼製ばね板からなる親板と、この親板の下面側に
重合される少なくとも1枚のFRP製ばね板と、
上記各ばね板の側面と対向する脚部分をもつた板
ばね付属品とを有する複合重ね板ばね装置であつ
て、上記親板の板幅をこの親板の全長にわたつて
上記FRP製ばね板の板幅よりも広くしかつ板幅
の差が2mmを越え20mm未満となるようにしたこと
を特徴とする。なお、この明細書で言う板ばね付
属品とは、ばね板の長手方向中間部に設けられる
締結用Uボルトや、板端側に設けられるクリツプ
のように、要するにばね板の両側面と対向する脚
部分を有しかつばね板に取付けられる部品を意味
する。 [作用] 上記構成の重ね板ばね装置は、少なくとも板ば
ね付属品が設けられている部位において、最上部
に位置する鋼製ばね板すなわち親板の幅がFRP
製ばね板の幅よりも広くなつているので、鋼製ば
ね板が板幅方向に多少曲がつていたとしても、板
ばね付属品の脚部がFRP製ばね板の側面と接す
ることを回避でき、摩擦に弱いというFRPの欠
点を回避することができる。 そして幅広な鋼製親板の下面側に幅狭なFRP
製ばね板が重合されるから、鋼製親板とFRP製
ばね板との間に土砂等の固形異物が残留するおそ
れがなく、鋼製親板とFRP製ばね板との摺動部
への異物の食い込みが防止される。 [実施例] 第1図ないし第3図に示された本発明の一実施
例において、複合重ね板ばね装置10は、1枚の
鋼製ばね板11と、1枚または複数枚のFRP製
ばね板12,13とを備えている。鋼製ばね板1
1は親板であつて、その両端に目玉部14,15
を有している。この目玉部14,15は図示しな
い連結部材、例えば目玉用ブラケツトやシヤツク
ルなどを介して車体に取付けられる。 鋼製ばね板(親板)11とFRP製ばね板(子
板)12,13の長手方向中間部は、センタボル
ト18とナツト19により、互いに拘束されてい
る。そしてばね板11,12,13の長手方向中
間部は、図示しないUボルトを用いてアクスル側
の部位に締結される。 鋼製ばね板11とFRP製ばね板12の板端側
部分には、板ばね付属品の一例としての金属クリ
ツプ20が設けられる。クリツプ20は、リバウ
ンド時の親ばね板11の保護と、ばね板11,1
2相互の横ずれ防止の機能を有する。このクリツ
プ20は、ばね板11,12の側面と対向する一
対の脚部分22,23を有する。 クリツプの脚部分22,23の下端は水平部2
5により結ばれている。この水平部25は、接着
やねじ止めなどの適宜の手段により、ばね板13
に固定される。また、脚部分22,23の上端部
は、ボルトあるいはピンなどの棒状部材27によ
り結ばれている。なお、棒状部材27を設ける代
りに、脚部分22,23の上端部を内方に折曲げ
ることにより、クリンチ形のクリツプとしてもよ
い。 鋼製ばね板11の板幅は、その全長にわたつて
FRP製ばね12,13の板幅よりも広くしてあ
る。以下、理解し易いように、互いに長さの等し
い1枚の鋼製ばね板11の1枚のFRP製ばね板
12とを組合わせたモデルを考える。また、鋼製
ばね板11の板幅をb1、FRP製ばね板12の板
幅をb2とする。 以上の条件のもとに、b1=b2(幅が等しい時)
の組合せ重量W1と、b1=α・b2(鋼製ばね板の方
が幅が広い時)の組合せ重量W2との比W2/W1
を考案する。ここで、ばね定数を変えないという
前提に立つと、次表1に示されるように、αの大
きさに応じて重量比W2/W1が変化することが判
る。すなわち鋼製ばね板11とFRP製ばね板1
2とを組合わせた複合重ね板ばね装置の場合、互
いに等しい板幅で設計するよりも、FRP製ばね
板12の板幅を狭くし、その分だけFRP製ばね
板12の板厚を厚くした方が、組合せばねの合計
重量を軽くできる。
ね装置に関する。 [従来の技術] 複合重ね板ばね装置は一例として第6図に示さ
れるように、少なくとも1枚の鋼製ばね板1と、
少なくとも1枚のFRP(繊維強化プラスチツク)
製ばね板2とを組合わせ、Uボルト3とナツト4
などを用いて締結される。 また、第7図に示される先行技術の板ばね装置
の端部には、金属クリツプ7が設けられている。
このクリツプ7は、鋼製ばね板1とFRP製ばね
板2との横ずれを防止するため、あるいは車両の
リバウンド時の親ばね板1の応力緩和を図ること
を目的として設けられる。 [発明が解決しようとする課題] 第6図に示された従来装置の場合、Uボルト3
の脚部5が、ばね板1,2の側面に対向すること
になるが、鋼に比べてFRPは摩擦に弱いため、
脚部5が直接FRP製ばね板2に接触するとFRP
製ばね板2が著しく摩耗する。 また、第7図に示された従来装置もクリツプ7
の脚部8がFRP製ばね板2の側面と対向するた
め、脚部8とFRP製ばね板2とが接触すると
FRP製ばね板2が摩耗し、FRPの繊維に沿つて
亀裂が発生することがある。 特に鋼製ばね板1は、ばね板1の製造時に実施
される圧延と、焼入れ等の熱処理の影響により、
第8図に示されるように板幅方向に曲がりを生じ
ることがある。これに対してFRP製ばね板2は、
型による成形であるため板幅方向に曲がることは
ない。このため、互いに板幅の等しい鋼製ばね板
1とFRP製ばね板2を重ねた場合には、鋼製ば
ね板1とFRP製ばね板2の長手方向端部で板幅
方向の位置ずれを生じることがある。第9図に示
されるようにクリツプ7の曲りが大きくなると、
クリツプ7がFRP製ばね板2側に固定されてい
てもクリツプ7の脚部8がFRP製ばね板2の側
面に接触する可能性が生じ、脚部8がFRP製ば
ね板2の側面に強く押圧された時にFRPが極端
に摩耗する原因になる。 こうした摩耗を防ぐためには、矯正工程を付加
して鋼製ばね板1の直線度を高めればよいが、熱
処理後のばね板を矯正することは様々な問題を生
じ、実際的ではない。また、Uボルト3の脚部5
とFRP製ばね板2との間、あるいはFRP製ばね
板2との間に合成樹脂等のスペーサを介在させた
としても、ある程度の摩耗は避けられないし、ス
ペーサを設けるためにはスペーサの取付け手段が
問題になつたり、部品点数の増加を招く。 なお、実公昭60−20847号公報に見られるよう
にFRP製ばね板の下面側にこのばね板よりも幅
の広い鋼製支持部材を設けた場合には、FRP製
ばね板の側面をクリツプ等の脚部に接触させにく
くすることが可能である。しかしながらこのよう
に幅広な鋼製支持部材の上に幅狭なFRP製ばね
板が重合されていると、鋼製支持部材上に土砂等
の固形異物が乗りやすくなり、この異物が鋼製支
持部材とFRP製ばね板との間の摺動部に食い込
むとFRP製ばね板が損傷する原因になる。すな
わち、FRP製ばね板の摺動面が砂等の固形異物
と擦れ合うと、FRPに含有されている繊維が切
れたり繊維がささくれ立つなどして耐久性が大幅
に低下する。このため、特に車両用懸架装置のよ
うに砂塵雰囲気にさらされる機会の多いものにあ
つては、FRP製ばね板の摺動面に砂等をかじり
込まないような配慮が必要である。 従つて本発明の目的は、スペーサ等の余分な部
品を用いることなくFRP製ばね板の損傷を効果
的に防止できるような複合重ね装置を提供するこ
とにある。 [課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために開発された本発明は、
鋼製ばね板からなる親板と、この親板の下面側に
重合される少なくとも1枚のFRP製ばね板と、
上記各ばね板の側面と対向する脚部分をもつた板
ばね付属品とを有する複合重ね板ばね装置であつ
て、上記親板の板幅をこの親板の全長にわたつて
上記FRP製ばね板の板幅よりも広くしかつ板幅
の差が2mmを越え20mm未満となるようにしたこと
を特徴とする。なお、この明細書で言う板ばね付
属品とは、ばね板の長手方向中間部に設けられる
締結用Uボルトや、板端側に設けられるクリツプ
のように、要するにばね板の両側面と対向する脚
部分を有しかつばね板に取付けられる部品を意味
する。 [作用] 上記構成の重ね板ばね装置は、少なくとも板ば
ね付属品が設けられている部位において、最上部
に位置する鋼製ばね板すなわち親板の幅がFRP
製ばね板の幅よりも広くなつているので、鋼製ば
ね板が板幅方向に多少曲がつていたとしても、板
ばね付属品の脚部がFRP製ばね板の側面と接す
ることを回避でき、摩擦に弱いというFRPの欠
点を回避することができる。 そして幅広な鋼製親板の下面側に幅狭なFRP
製ばね板が重合されるから、鋼製親板とFRP製
ばね板との間に土砂等の固形異物が残留するおそ
れがなく、鋼製親板とFRP製ばね板との摺動部
への異物の食い込みが防止される。 [実施例] 第1図ないし第3図に示された本発明の一実施
例において、複合重ね板ばね装置10は、1枚の
鋼製ばね板11と、1枚または複数枚のFRP製
ばね板12,13とを備えている。鋼製ばね板1
1は親板であつて、その両端に目玉部14,15
を有している。この目玉部14,15は図示しな
い連結部材、例えば目玉用ブラケツトやシヤツク
ルなどを介して車体に取付けられる。 鋼製ばね板(親板)11とFRP製ばね板(子
板)12,13の長手方向中間部は、センタボル
ト18とナツト19により、互いに拘束されてい
る。そしてばね板11,12,13の長手方向中
間部は、図示しないUボルトを用いてアクスル側
の部位に締結される。 鋼製ばね板11とFRP製ばね板12の板端側
部分には、板ばね付属品の一例としての金属クリ
ツプ20が設けられる。クリツプ20は、リバウ
ンド時の親ばね板11の保護と、ばね板11,1
2相互の横ずれ防止の機能を有する。このクリツ
プ20は、ばね板11,12の側面と対向する一
対の脚部分22,23を有する。 クリツプの脚部分22,23の下端は水平部2
5により結ばれている。この水平部25は、接着
やねじ止めなどの適宜の手段により、ばね板13
に固定される。また、脚部分22,23の上端部
は、ボルトあるいはピンなどの棒状部材27によ
り結ばれている。なお、棒状部材27を設ける代
りに、脚部分22,23の上端部を内方に折曲げ
ることにより、クリンチ形のクリツプとしてもよ
い。 鋼製ばね板11の板幅は、その全長にわたつて
FRP製ばね12,13の板幅よりも広くしてあ
る。以下、理解し易いように、互いに長さの等し
い1枚の鋼製ばね板11の1枚のFRP製ばね板
12とを組合わせたモデルを考える。また、鋼製
ばね板11の板幅をb1、FRP製ばね板12の板
幅をb2とする。 以上の条件のもとに、b1=b2(幅が等しい時)
の組合せ重量W1と、b1=α・b2(鋼製ばね板の方
が幅が広い時)の組合せ重量W2との比W2/W1
を考案する。ここで、ばね定数を変えないという
前提に立つと、次表1に示されるように、αの大
きさに応じて重量比W2/W1が変化することが判
る。すなわち鋼製ばね板11とFRP製ばね板1
2とを組合わせた複合重ね板ばね装置の場合、互
いに等しい板幅で設計するよりも、FRP製ばね
板12の板幅を狭くし、その分だけFRP製ばね
板12の板厚を厚くした方が、組合せばねの合計
重量を軽くできる。
【表】
次表2は、1枚の鋼製ばね板11と1枚の
FRP製ばね板12からなる組合せばねの場合に、
従来品と本実施例品の寸法および重量等を比較し
たものである。
FRP製ばね板12からなる組合せばねの場合に、
従来品と本実施例品の寸法および重量等を比較し
たものである。
【表】
以上のことから判るように、本実施例によれ
ば、FRP製ばね板12の板幅を狭くし、その分
だけFRP製ばね板12の板厚を厚くすることに
よつて、鋼製ばね板とFRP製ばね板とが同じ幅
であつた従来の複合重ね板ばね装置に比較して軽
量となる。 そして、FRP製ばね板12よりも鋼製ばね板
11の幅が広くなつているので、例えば第4図に
示されるように、ばね板製造時の熱処理の影響な
どによつて鋼製ばね板11が幅方向に多少曲がつ
ていても、第5図に示されるようにFRP製ばね
板12の側面とクリツプの脚部分22,23との
間に〓間を確保することができる。従つて、摩擦
に弱いとされているFRP製ばね板12と脚部分
22,23との接触を回避できる。 また、幅広な鋼製ばね板11の下面側に幅狭な
FRP製ばね板12が重合されるから、ばね板1
1,12間に土砂等の固形異物が残留するおそれ
がなく、ばね板11,12間の相互摺動部への異
物の食い込みが防止される。 なお、自動車用重ね板ばね装置においては、鋼
製ばね板11の板幅b1とFRP製ばね板12の板
幅b2との差は、2ないし20mmの範囲が望ましい。
本発明者らの研究によると、鋼製ばね板11の幅
方向の曲がりを考慮した場合、b1とb2との差が2
mm以下では、FRP製ばね板12の側面が鋼製ば
ね板11の側面よりも外側に出てしまうことがあ
り、本発明の所期の目的を達成できない。しかし
b1とb2との差が20mm以上になると、鋼製ばね板1
1とFRP製ばね板12との厚み方向の互いの接
触面積が少なくなり過ぎる。接触面積が減ると、
FRP製ばね板12の面圧が増大して摩擦する量
が多くなり、耐久性に問題が出てくる。 なお、鋼製ばね板11の枚数は2枚以上であつ
てもよいし、FRP製ばね板12,13の枚数も
必要に応じて任意に選択できる。 また、本発明はクリツプに限らず、例えばUボ
ルトの脚部とFRP製ばね板との接触を避ける上
でも有効である。 [発明の効果] 本発明によれば、板ばね付属品の脚部分が
FRP製ばね板に接触することを防止できるとと
もに、鋼製ばね板とFRP製ばね板との間の摺動
部における異物のかじり込みを防ぐ上でも有効で
あり、摩擦に弱いとされるFRP製ばね板を保護
する上で大きな効果がある。
ば、FRP製ばね板12の板幅を狭くし、その分
だけFRP製ばね板12の板厚を厚くすることに
よつて、鋼製ばね板とFRP製ばね板とが同じ幅
であつた従来の複合重ね板ばね装置に比較して軽
量となる。 そして、FRP製ばね板12よりも鋼製ばね板
11の幅が広くなつているので、例えば第4図に
示されるように、ばね板製造時の熱処理の影響な
どによつて鋼製ばね板11が幅方向に多少曲がつ
ていても、第5図に示されるようにFRP製ばね
板12の側面とクリツプの脚部分22,23との
間に〓間を確保することができる。従つて、摩擦
に弱いとされているFRP製ばね板12と脚部分
22,23との接触を回避できる。 また、幅広な鋼製ばね板11の下面側に幅狭な
FRP製ばね板12が重合されるから、ばね板1
1,12間に土砂等の固形異物が残留するおそれ
がなく、ばね板11,12間の相互摺動部への異
物の食い込みが防止される。 なお、自動車用重ね板ばね装置においては、鋼
製ばね板11の板幅b1とFRP製ばね板12の板
幅b2との差は、2ないし20mmの範囲が望ましい。
本発明者らの研究によると、鋼製ばね板11の幅
方向の曲がりを考慮した場合、b1とb2との差が2
mm以下では、FRP製ばね板12の側面が鋼製ば
ね板11の側面よりも外側に出てしまうことがあ
り、本発明の所期の目的を達成できない。しかし
b1とb2との差が20mm以上になると、鋼製ばね板1
1とFRP製ばね板12との厚み方向の互いの接
触面積が少なくなり過ぎる。接触面積が減ると、
FRP製ばね板12の面圧が増大して摩擦する量
が多くなり、耐久性に問題が出てくる。 なお、鋼製ばね板11の枚数は2枚以上であつ
てもよいし、FRP製ばね板12,13の枚数も
必要に応じて任意に選択できる。 また、本発明はクリツプに限らず、例えばUボ
ルトの脚部とFRP製ばね板との接触を避ける上
でも有効である。 [発明の効果] 本発明によれば、板ばね付属品の脚部分が
FRP製ばね板に接触することを防止できるとと
もに、鋼製ばね板とFRP製ばね板との間の摺動
部における異物のかじり込みを防ぐ上でも有効で
あり、摩擦に弱いとされるFRP製ばね板を保護
する上で大きな効果がある。
第1図は本発明の一実施例を示す板ばね装置の
底面図、第2図は第1図に示された板ばね装置の
側面図、第3図は第2図中の−線に沿う断面
図、第4図は鋼製ばね板が曲がつた状態を示す底
面図、第5図は第4図に示された板ばね装置の断
面図、第6図は従来の板ばね装置の側面図、第7
図は更に別の従来の重ね板ばね装置の斜視図、第
8図は第7図に示された板ばね装置の底面図、第
9図は第7図に示された板ばね装置のクリツプと
FRP製ばね板が干渉した状態を示す断面図であ
る。 10……複合重ね板ばね装置、11……鋼製ば
ね板(親板)、12……FRP製ばね板(子板)、
20……クリツプ(板ばね付属品)、22,23
……脚部分。
底面図、第2図は第1図に示された板ばね装置の
側面図、第3図は第2図中の−線に沿う断面
図、第4図は鋼製ばね板が曲がつた状態を示す底
面図、第5図は第4図に示された板ばね装置の断
面図、第6図は従来の板ばね装置の側面図、第7
図は更に別の従来の重ね板ばね装置の斜視図、第
8図は第7図に示された板ばね装置の底面図、第
9図は第7図に示された板ばね装置のクリツプと
FRP製ばね板が干渉した状態を示す断面図であ
る。 10……複合重ね板ばね装置、11……鋼製ば
ね板(親板)、12……FRP製ばね板(子板)、
20……クリツプ(板ばね付属品)、22,23
……脚部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋼製ばね板からなる親板と、この親板の下面
側に重合される少なくとも1枚のFRP製ばね板
と、上記各ばね板の側面と対向する脚部分をもつ
た板ばね付属品とを有する複合重ね板ばね装置で
あつて、 上記親板の板幅をこの親板の全長にわたつて上
記FRP製ばね板の板幅よりも広くしかつ板幅の
差が2mmを越え20mm未満となるようにしたことを
特徴とする複合重ね板ばね装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15957985A JPS6220926A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 複合重ね板ばね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15957985A JPS6220926A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 複合重ね板ばね装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6220926A JPS6220926A (ja) | 1987-01-29 |
| JPH059656B2 true JPH059656B2 (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=15696794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15957985A Granted JPS6220926A (ja) | 1985-07-19 | 1985-07-19 | 複合重ね板ばね装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6220926A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH08326809A (ja) * | 1995-05-31 | 1996-12-10 | Isuzu Motors Ltd | リーフスプリング |
| US6012709A (en) * | 1997-08-06 | 2000-01-11 | Pacific Coast Composites | Hybrid leaf spring and suspension system for supporting an axle on a vehicle |
| US6461455B1 (en) | 2000-01-24 | 2002-10-08 | Pacific Coast Composites | Method of producing a hybrid leaf spring |
| JP4791659B2 (ja) * | 2001-08-23 | 2011-10-12 | ボルグワーナー・モールステック・ジャパン株式会社 | ブレードテンショナ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5749938U (ja) * | 1980-09-08 | 1982-03-20 | ||
| JPS6020847U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-13 | 大建工業株式会社 | 板材 |
-
1985
- 1985-07-19 JP JP15957985A patent/JPS6220926A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6220926A (ja) | 1987-01-29 |
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