JPH055532U - バツクドアのトリムカバ−取付装置 - Google Patents

バツクドアのトリムカバ−取付装置

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Publication number
JPH055532U
JPH055532U JP6099791U JP6099791U JPH055532U JP H055532 U JPH055532 U JP H055532U JP 6099791 U JP6099791 U JP 6099791U JP 6099791 U JP6099791 U JP 6099791U JP H055532 U JPH055532 U JP H055532U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trim cover
sash
flange
section
claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP6099791U
Other languages
English (en)
Inventor
裕 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP6099791U priority Critical patent/JPH055532U/ja
Publication of JPH055532U publication Critical patent/JPH055532U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車用バックドアのトリムカバ−の側縁部
分の浮き上がりを防止し、サッシとフリンジとの係合を
確実なものとして、トリムカバ−取付の安定性の向上を
図る。 【構成】 サッシ50の第1のフリンジ52と閉断面5
8とで形成する開口部55にトリムカバ−60の係止爪
62とリブ64とを嵌入して、第1のフリンジ52と係
止爪62、閉断面58の側壁とリブ64とを面接触状態
でトリムカバ−60の側縁をサッシ50に取り付ける。
トリムカバ−60の他の側縁は、トリムカバ−60の側
縁に設けたクリップ70をサッシ50に延設したエクス
テンションパネル51の係止孔59に係合することによ
り取り付ける。トリムカバ−60の係止爪62とリブ6
4とサッシ50の開口部55との嵌合はトリムカバ−6
0の熱変形、および係止爪62とフリンジ52とのサイ
ズに差があっても確実な係合を果たす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用のバックドアにおけるサッシとトリムカバ−との取付装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアのピラ−(サッシ)の内面に取り付けるトリムの取付構造は実開 昭55−167874号公報に開示されている。この取付構造はフロントピラ− の取付を示しており、図2に示すように、トリム5の幅方向ほぼ中央部分に設け たクリップ7を備えたクリップ係着部6を、ピラ−10の係合孔12に圧入し係 止した時、トリム5の側縁に設けた爪部8とリブ9がピラ−10のフランジ部1 1を挾持する構成として、ピラ−10にトリム5を固着させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記構成は爪部8とリブ9がフランジ11を挾持することにより、ト リム5の端部がピラ−10に取り付けられるのであるが、爪部8およびフランジ 9に対してフランジ11の大きさ(高さ)が大きくても小さくても爪部8がフラ ンジ11に係止できず、フランジ11に対応させて確実に挾持させるための爪部 、リブの構成とすることが困難であった。また、クリップ係着部6が幅方向の中 央部分に設けられているため、この取付構造をバックドアのように比較的幅の広 いトリムに使用した場合、断面を湾曲形状をなすトリム5の先端部分である爪部 8は、中央部分を矢印a方向に押さえつけることにより矢印方向A、すなわち、 フランジ11との係合が外れる方向に移動する傾向にあった。さらに、トリム5 の熱変形で爪部8を設けた側縁部分が矢印A方向に開き、フランジ11と爪部8 との係合は外れ易かった。 そこで、本考案はバックドアの様に比較的幅の広いピラ−(サッシ)に取り付 けるトリムカバ−であっても確実に装着できるトリムカバ−の取付装置を提供す るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のバックドアのトリムカバ−取付装置は、先端を突出させて係合突部と した第1のフランジと、第1のフランジに開口部分を隔てて平行に設けた閉断面 とを有するサッシの開口部分に、サッシの第1フランジの係合突部に係止する爪 突部を設けたトリムカバ−の側縁に設けた係止爪と、係止爪に平行し、サッシの 開口部分と等しい間隔に設けたリブを嵌入する。そして、サッシに延設したエク ステンションパネルの先端部分に係止孔を穿孔したクロ−ズ断面を形成し、トリ ムカバ−の他に側縁に設けたクリップを係止孔に圧入した構成を具備する。
【0005】
【作用】
サッシの第1のフランジと閉断面部との開口部分と、トリムカバ−の係止爪と リブとの嵌合は対応する壁面同志が面接触するので、装着が確実である。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面により説明する。図1は、本考案の実施例に係るバック ドアのサッシ取付部分の断面図である。 サッシ50はその一方の先端部分に第1のフランジ52を形成すると共に、第 1のフランジ52は一端縁を車体の外側方向に曲折して第2のフランジ54を形 成する。第1のフランジ52の第2のフランジ54とは反対側の端部を突出させ て係合突部56を形成する。サッシ50は第1のフランジ52に対向して矩形状 の閉断面部58を形成し、第1のフランジ52と閉断面部58との間の間隙を開 口部55とする。第1のフランジ52とは反対側のサッシ50にエクステンショ ンパネル51を取付け、その先端部分にはパッチ部材53を取り付けて、クロ− ズ断面57を形成し、パッチ部材53を穿孔して係止孔59を形成する。エクス テンションパネル51の先端にはウエザストリップの取付部97が装着されてい る。
【0007】 サッシ50の車体内側にはトリムカバ−60を取り付ける。 トリムカバ−60は合成樹脂製の湾曲形状の板体であって、サッシ50の一方 の端部から反対側の先端部分までを被覆する。トリムカバ−60の長手方向に沿 った側縁には係止爪62を突設する。係止爪62はその先端にサッシ50の第1 フランジ52の係合突部56に係合する爪突部63を備えている。トリムカバ− 60の係止爪62に平行してリブ64を設ける。トリムカバ−60の係止爪62 とリブ64との形成間隔は、サッシ50の開口部55の開口のサイズにほぼ等し く形成されている。 トリムカバ−60の係止爪62を形成する側縁の反対側縁にはクリップ70を 取り付ける。クリップ70は係止板74と係止板74上に突設する頭部72とよ りなる。そして、トリムカバ−60に形成する取付座66の貫通孔67からクリ ップ70の頭部72を突出させ、係止板74を取付座66内に配設した状態でク リップ70はトリムカバ−60に取り付けられている。 サッシ50の第1のフランジ52には接着剤80を介してガラス90を装着す る。ガラス90の周縁には一体に成形した樹脂モ−ルデイング95が形成され、 樹脂モ−ルデイング95はサッシ50の第2のフランジ54に係合してドア端縁 をシ−ルしている。
【0008】 サッシ50へのトリムカバ−60の取り付けを説明する。 トリムカバ−60の係止爪62とリブ64をサッシ50の開口部55に嵌入す る。係止爪62の爪突部63はサッシ50の第1のフランジ52の係合突部56 に係合する。リブ64はサッシ50の閉断面部58の側壁に圧接して係止し、ト リムカバ−60の一側縁をサッシ50に取り付ける。トリムカバ−60の他側縁 はクリップ70の頭部72をパッチ部材53の孔59からクロ−ズ断面57内に 突出させて係止する。
【0009】 このように本考案のトリムカバ−取付装置により、サッシ50に取り付けられ たトリムカバ−60はカバ−の長手方向の両端縁をサッシ50側に取り付けてい るので、従来のような端部におけるカバ−の浮き上がり現象がおこらない。また 、トリムカバ−60の係止爪62およびリブ64は第1のフランジ52およ閉断 面部58の側壁と面当て状態で圧接しているので接触面積が広く、相手部材であ る第1フランジ52あるいは閉断面部58のサイズの差異にかかわらずに係止状 態を保持できる。
【0010】
【考案の効果】
本考案のバックドアのトリムカバ−取付装置はトリムカバ−の長手方向両側縁 を確実にサッシ側に固着しているので、従来のカバ−の取付のように側縁部分の 浮き上がりが起こらない。さらに、サッシのフランジ側のトリムカバ−の取付は フランジの壁面と閉断面との壁面と、係止爪とリブの壁面との面接触による圧接 となり、その係合は確実であると共に、互いにサイズの相違に適宜対応すること ができる。また、トリムカバ−が熱変形を起こした場合にも、係止爪がフリンジ に係止する方向に移動するので、トリムカバ−がサッシから外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるバックドアのトリムカバ−取付部
分の断面図。
【図2】従来のトリムカバ−の取付部分の断面図。
【符号の説明】
50 サッシ 51 エクステンションパネル 52 第1のフランジ 55 開口部 56 係合突部 58 閉断面 59 係止孔 60 トリムカバ− 62 係止爪 63 係止突部 64 リブ 70 クロップ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 先端を突出させて係合突部とした第1の
    フランジと、第1のフランジに開口部分を隔てて平行に
    設けた閉断面とを有するサッシと、 先端部分に係止孔を穿孔したクロ−ズ断面を形成するサ
    ッシに延設したエクステンションパネルと、 サッシの第1フランジの係合突部に係止する爪突部を設
    けた係止爪と、係止爪に平行し、サッシの開口部分と等
    しい間隔に設けたリブと、エクステンションパネルのク
    ロ−ズ断面の係止孔に圧入するクリップとを有するトリ
    ムカバ−とを備え、 トリムカバ−の係止爪とリブとを
    サッシの開口部分に嵌入してトリムカバ−の一側縁をサ
    ッシに取り付けると共に、クリップをクロ−ズ断面の係
    止孔に圧入してトリムカバ−の他の側縁を取り付けるバ
    ックドアのトリムカバ−取付装置。
JP6099791U 1991-07-09 1991-07-09 バツクドアのトリムカバ−取付装置 Pending JPH055532U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6099791U JPH055532U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 バツクドアのトリムカバ−取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6099791U JPH055532U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 バツクドアのトリムカバ−取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055532U true JPH055532U (ja) 1993-01-26

Family

ID=13158583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6099791U Pending JPH055532U (ja) 1991-07-09 1991-07-09 バツクドアのトリムカバ−取付装置

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JP (1) JPH055532U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014082607A1 (de) * 2012-11-27 2014-06-05 ŠKODA AUTO a.s. Vorrichtung zur befestigung einer innenverkleidung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58185345A (ja) * 1982-04-23 1983-10-29 Hitachi Chem Co Ltd 緩衝性パツドの取付構造
JPS6125246B2 (ja) * 1978-07-26 1986-06-14 Nippon Denpa Kogyo Kk
JPS6220926A (ja) * 1985-07-19 1987-01-29 Nhk Spring Co Ltd 複合重ね板ばね装置

Patent Citations (3)

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