JPH0629912U - ガラス保持用クリップ - Google Patents

ガラス保持用クリップ

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JPH0629912U
JPH0629912U JP2455292U JP2455292U JPH0629912U JP H0629912 U JPH0629912 U JP H0629912U JP 2455292 U JP2455292 U JP 2455292U JP 2455292 U JP2455292 U JP 2455292U JP H0629912 U JPH0629912 U JP H0629912U
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glass
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window frame
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正利 原田
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Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラスを窓枠に対し確実に保持する。 【構成】 クリップ本体7とリテーナ8とからなる。ク
リップ本体7は、窓枠3に設けたフランジ31をもつチ
ャンネル溝32の一方のフランジ溝31に挿入する弾性
翼片72と、他方のフランジ溝31に係合する係合爪7
3と、弾性翼片72上のフランジ31にほぼ対向する規
制片74とを備える。またリテーナ8は、ガラス4の端
縁部に嵌め付けるガラス保持溝81と、弾性翼片72上
のフランジ31と規制片74との間に挿入するチャンネ
ル固定部82と、そのフランジ31に係止するチャンネ
ル係止部83を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として自動車のドア等において、ドア窓枠にウインドガラスを保 持するためのガラス保持用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図4に示されるように、自動車1のリヤドア2における窓枠3にクオ ータウインドガラス4を保持する場合には、従来、図5に示すようなガラス保持 構造がとられている。なお、図5は窓枠のリヤピラー側の断面を表したもので、 その左右方向が車両前後方向に相当し、またその上方が室外側、図示下方が室内 側にそれぞれ相当している。 図5において、クオータウインドガラス4は、その周縁部に取り付けたPVC 製ウエザーストリップ5を窓枠3に嵌め込むことによって保持されている。詳し くは、窓枠3には、相対する一対のフランジ31及びフランジ溝32aをもつ断 面C字形状のチャンネル溝32が設けられている。窓枠3のピラー側(図示右側 )には突出フランジ33が設けられ、このフランジ33の外側にピラー側PVC 製ウエザーストリップ6が取り付けられている。またガラス側ウエザーストリッ プ5には、ガラス4の端縁部がその全周にわたって嵌め込まれるガラス嵌合溝4 1、及び、前記チャンネル溝32にその弾性を利用して嵌め込まれる断面やじり 状のチャンネル挿入部42が設けられている。このウエザーストリップ5の外側 のピラー側隅角部には切欠き部51が形成されている。この切欠き部51には、 前記ピラー側ウエザーストリップ6の係止爪縁61が係合されている。これによ ってガラス側ウエザーストリップ5が、ピラー側フランジ31とピラー側ウエザ ーストリップ6の係止爪縁61との間に挟み込まれた状態で保持されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来構造によると、窓枠3のチャンネル溝32に対するチャンネル挿入部 42の弾性を利用した係合では、ガラス4の車外方向(図中、矢印A方向)の外 力に対する外れ止めが有効に果たされないため、ガラス側ウエザーストリップ5 の切欠き部51に対するピラー側ウエザーストリップ6の係止爪縁61の係合、 いわば引っ掛けによって、ガラス4の車外方向(図中、矢印A方向)の外力に対 する外れ止めをなしている。 しかしながら、この外れ止めも、PVC製ウエザーストリップ同志の係合であ るために、互いの変形によってその係合関係が損なわれやすく、ガラス4が車外 方向(図中、矢印A方向)の外力によって外れやすい。とくに、ガラス4が反ピ ラー側(図中、矢印B方向)にガタついた場合には、前記外力によって一層外れ やすくなる。
【0004】 そこで本考案は、前記した問題点を解決するためになされたものであり、その 目的はガラスを窓枠に対し確実に保持することのできるガラス保持用クリップを 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する本考案のガラス保持用クリップは、 窓枠に設けた相対する一対のフランジをもつチャンネル溝の一方のフランジ溝 に挿入する弾性翼片と、他方のフランジ溝に係合する係合爪と、前記弾性翼片上 のフランジの端面にほぼ対向する規制片とを備えたクリップ本体と、 ガラスの端縁部に嵌め付けるガラス保持溝と、前記弾性翼片上のフランジと前 記規制片との間に挿入するチャンネル固定部と、そのフランジにその溝側にて係 止するチャンネル係止部を備えたリテーナと、 からなる。
【0006】
【作用】
前記手段によれば、クリップ本体は、弾性翼片が窓枠のチャンネル溝の一方の フランジ溝に挿入されかつ係合爪が他方のフランジ溝に係合されることによって 、窓枠に取り付けられる。またリテーナは、ガラス保持溝がガラスの端縁部に嵌 め付けられ、チャンネル固定部が前記弾性翼片上のフランジと規制片との間に挿 入され、さらにチャンネル係止部がそのフランジに係止される。 従って、リテーナのチャンネル係止部と窓枠のフランジとの係止関係をもって ガラスの外方への外れ止めがなされるとともに、リテーナのチャンネル固定部が クリップ本体の規制片と当接することによって前記チャンネル係止部とフランジ との係止関係が維持される。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。なお本例は、前記従来例に適 用したものであるから、従来例と同一もしくは均等構成と考えられる部分には図 面に同一符号を付して重複する説明は省略する。 ガラス保持用クリップの使用状態が図1に断面図で示され、その分解斜視図が 図2に示されている。なお、図1は窓枠3のリヤピラー側の断面を表したもので 、その左右方向が車両前後方向に相当し、またその上方が室外側、図示下方が室 内側にそれぞれ相当している。
【0008】 図1及び図2において、ガラス保持用クリップは、窓枠3に配置されるクリッ プ本体7と、ガラス4の端縁部に配置されるリテーナ8とを備えている。 クリップ本体7は、適宜の弾性をもつ合成樹脂材料によって成形されており、 その主体をなす基部71と、その基部71の一側に突出された一対の弾性翼片7 2と、その基部71の他側に突出されかつ上面に段付部73aをもつ係合爪73 と、その基部71の一側上部の略中央部に突出された規制片74とを備えている 。なお両弾性翼片72は、その先端が前記チャンネル溝32の一方(図1右側) のフランジ溝32aに挿入可能である。また係合爪73の下側は、面取り状の斜 面73bとなっている。また規制片74の先端には爪部74aが形成され、その 先端面の面積が増大させられている。また規制片74は、その両側及び下側に層 とする部分にそれぞれ凹溝状の切欠部75,76を形成することによって、突片 形状をなしている。
【0009】 また、リテーナ8は、板金製のものであり、その上端部にコ字状のガラス保持 溝81が形成されているとともに、それより下方に向かって垂下片状に延びるチ ャンネル固定部82が形成され、さらにその固定部82の下端は前記ガラス保持 溝81の開口と反対方向に傾斜状に折曲されたチャンネル係止部83となってい る。
【0010】 次に、図3の説明図を参照して、ガラス保持用クリップの組付手順を説明する 。図3の(a)に示されるように、窓枠3のチヤンネル溝の一方のフランジ溝3 2aにクリップ本体7の弾性翼片72の先端部を挿入する。次にクリップ本体7 の係合爪73を、図中矢印aで示すように他方のフランジ31の先端に押し付け るようにしてチャンネル溝32に押し込む。すると、そのフランジ31の先端に よって係合爪73の斜面73bが摺動案内されることによって、弾性翼片72が その弾性を利用して拡開状に撓ませられながら基部71が図示右方へ付勢されて いき、さらに係合爪73の先端がフランジ31を乗り越えることによって弾性翼 片72の弾性によって基部71が図示左方へ付勢され、図3の(b)に示される ように係合爪73の段付部73aが当該フランジ31に係合される。
【0011】 一方、図3の(b)に示されるように、ガラス4の端縁部には、リテーナ8の ガラス保持溝81がその弾性を利用して嵌め付けられているとともに、ウエザー ストリップ5が取り付けられている。なおウエザーストリップ5は、ガラス4に インジェクション成形されるか、あるいは別成形されたものを接着剤によって取 り付けられる。またウエザーストリップ5のリテーナ取付部分は、穴あるいは溝 として開口されており、リテーナ8の配置に支承がないものとする。
【0012】 そして、図3の(b)に矢印bで示すように、窓枠3にガラス4の端縁部を押 し付ける。すると、リテーナ8のチャンネル係止部83が規制片74に対応し、 規制片74を図中二点鎖線で示すように下方へ撓めながら、その規制片74と前 記弾性翼片72との間を通して当該フランジ溝32aへと挿入されていく。 そして、図1に示されるように、チャンネル係止部83がフランジ31にその 溝側にて係止するとともに、前記規制片74がその弾性により復帰することによ って規制片74の先端面がチャンネル固定部82に当接する。 以上のようにして、窓枠3に対するガラス4の固定が完了する。なお、その後 、窓枠3の突出フランジ33の外側にはピラー側PVC製ウエザーストリップ6 が取り付けられ、ガラス側ウエザーストリップ5の切欠き部51にピラー側ウエ ザーストリップ6の係止爪縁61が係合される。
【0013】 前記ガラス保持用クリップによると、リテーナ8のチャンネル係止部83と窓 枠3のフランジ31との係止関係をもってガラス4の車外方向(図1中、矢印A 方向)への外れ止めがなされる。これに加え、リテーナ8のチャンネル固定部8 2がクリップ本体7の規制片74と当接し、ガラス4の反ピラー側(図1中、矢 印B方向)へのガタつきが防止されることによって、前記チャンネル係止部83 とフランジ31との係止関係が維持される。従って、ガラス4を窓枠3に対し確 実に保持することができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、リテーナのチャンネル係止部と窓枠のフランジとの係止関係 によるガラスの外方への外れ止めと、クリップ本体の規制片がリテーナのチャン ネル固定部に当接することによる前記チャンネル係止部とフランジとの係止関係 の維持との協動によって、ガラスを窓枠に対し確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス保持用クリップの使用状態を示す断面図
である。
【図2】ガラス保持用クリップの分解斜視図である。
【図3】ガラス保持用クリップの組付手順を示す説明図
である。
【図4】自動車の側面図である。
【図5】従来のガラス保持構造を示す断面図である。
【符号の説明】
3 窓枠 31 フランジ 32 チャンネル溝 32a フランジ溝 7 クリップ本体 72 弾性翼片 73 係合爪 74 規制片 8 リテーナ 81 ガラス保持溝 82 チャンネル固定部 83 チャンネル係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠に設けた相対する一対のフランジを
    もつチャンネル溝の一方のフランジ溝に挿入する弾性翼
    片と、他方のフランジ溝に係合する係合爪と、前記弾性
    翼片上のフランジの端面にほぼ対向する規制片とを備え
    たクリップ本体と、 ガラスの端縁部に嵌め付けるガラス保持溝と、前記弾性
    翼片上のフランジと前記規制片との間に挿入するチャン
    ネル固定部と、そのフランジにその溝側にて係止するチ
    ャンネル係止部を備えたリテーナと、 からなるガラス保持用クリップ。
JP1992024552U 1992-03-23 1992-03-23 ガラス保持用クリップ Expired - Lifetime JP2577447Y2 (ja)

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JPH0629912U true JPH0629912U (ja) 1994-04-19
JP2577447Y2 JP2577447Y2 (ja) 1998-07-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100646457B1 (ko) * 2005-05-20 2006-11-14 현대자동차주식회사 차량의 윈드 실드 글래스 몰딩 장착 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100646457B1 (ko) * 2005-05-20 2006-11-14 현대자동차주식회사 차량의 윈드 실드 글래스 몰딩 장착 구조

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