JP2585139Y2 - ドアガラスのスタビライザー - Google Patents

ドアガラスのスタビライザー

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JP2585139Y2
JP2585139Y2 JP1246093U JP1246093U JP2585139Y2 JP 2585139 Y2 JP2585139 Y2 JP 2585139Y2 JP 1246093 U JP1246093 U JP 1246093U JP 1246093 U JP1246093 U JP 1246093U JP 2585139 Y2 JP2585139 Y2 JP 2585139Y2
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JP
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stabilizer
door glass
belt line
line molding
leg
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昇 大林
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、サイドドアのドアガラ
スが開放状態から閉止状態へ移動する際の、車両幅方向
へのぐらつきを規制するドアガラスのスタビライザーに
関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、ハードトップタイプ
のドアパネル70の上端を通る線上L(以下「ベルトラ
イン」という)には、図4に示すように、ドアガラス6
0を両側から挟む樹脂製のベルトラインモール62が設
けられており、アウタパネル64側のベルトラインモー
ル62には、ドアガラス60の車両幅方向へのぐらつき
を規制するスタビライザー66が取り付けられている。
【0003】このスタビライザー66は、図5に示され
るように、アウタパネル64の内側に嵌め込まれる脚部
68(図示しない金属板が埋設されている)に穿設され
た取付孔70に金属製のピン72でかしめて取付けられ
るようになっていた。
【0004】しかしながら、上記タイプのスタビライザ
ー66では、ベルトラインモール62に取付孔70を穿
設し、ピン72でかしめる必要があるので、組付工数が
増え部品点数も多くなる。
【0005】このため、スタビライザーにベルトライン
モール62の脚部68を挟むクリップを設け、ベルトラ
インモール62にスタビライザーを取付けるものも提案
されている。このタイプのスタビライザーでは、ピンで
かしめる作業が不要であるという利点はあるものの、ピ
ンで固定されていないので、ドアガラス60の開閉時等
にその摩擦力でベルトラインモール62の長さ方向にス
タビライザーがズレてしまうという欠点がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は係る事実を考
慮し、ワンタッチで取付けが可能で、しかも横ズレする
ことがないドアガラスのスタビライザーを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案に係るドアガラス
のスタビライザーは、車両のベルトラインモールに取付
けられ、サイドドアのドアガラスが開放状態から閉止状
態へ移動するまでの車両幅方向へのぐらつきを規制する
スタビライザーにおいて、サイドドアパネルの内側に嵌
め込まれる前記ベルトラインモールの脚部を挟持するク
リップ部と、前記クリップ部の挟持面から立設し前記脚
部の延出方向に渡って脚部へ食い込むリブと、を有する
ことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成のドアガラスのスタビライザーは、ク
リップ部でベルトラインモールの脚部を挟持させること
によって、簡単にベルトラインモールに取付けることが
できる。また、クリップ部の挟持面には、リブが立設さ
れており、ベルトラインモールの脚部の延出方向に渡っ
て脚部へ食い込む。このリブによってベルトラインモー
ルの長手方向へのスタビライザーの横ズレが防止され
る。
【0009】
【実施例】図1及び図2に示されるように、本実施例に
係るスタビライザー10は、基板12の一端部から立設
する押え片14を備え、この押え片14の中央部には、
長方状の開口16が形成されている。また、押え片14
の先端部には、長さ方向に沿って連続したフック18が
形成され、横方向に張り出す首部18Aと先端に向かっ
て先細りとなった傾斜部18Bを有している。この押え
片14は、図2に示されるように、パネルリップ20で
アウタパネル22に係止されたベルトラインモール24
の脚部26とアウタパネル22との間に挟まれ固定され
るようになっている。
【0010】一方、開口16によって切り残された押え
片14と所定の間隔を置いて向い合うように、基板12
の両端から挟持片28が立設している。この挟持片28
は、押え片14に対して傾倒可能な弾性力を有してお
り、また先端部には、押え片14に向かって尖った鋭部
28Aが形成されている。すなわち、この押え片14と
挟持片28とによって、図2に示すように、ベルトライ
ンモール24の脚部26をクリップするようになってお
り、鋭部28Aが脚部26の段差部26Aに食い込ん
で、スタビライザー10の上下方向(矢印A方向)のズ
レを防止している。
【0011】また、押え片14の開口16の縁部には、
高さ方向へ延出するリブ30が挟持片28に向かって突
設されている。このリブ30の先端は鋭利に尖ってお
り、図2に示すように、脚部26に食い込んで、スタビ
ライザー10の横方向(ベルトラインモールの長さ方
向、図1の矢印B方向)のズレを防止している。
【0012】基板12の中央部には、開口16と対面す
るように固定板32が立設されている。この固定板32
の上下縁は切下げられ、段部32Aが形成されている。
この段部32Aには、板状のスペーサー34の屈曲され
た両端部が固定されている。このスペーサー34は、エ
ラストマーで成形されており、肉厚方向に撓むようにな
っている。また、固定板32の開口16側には、凹部3
6が形成されており、この凹部36の底面から円柱状の
突起38が立設されている。この突起38には、トヨフ
ロン糸で植毛された植毛布40に穿設された孔42が挿
通され、固定板全体が植毛布40で巻付かれるようにな
っている。
【0013】この植毛布40は、開口16側から嵌め込
まれるストッパー44で押え付けられるようになってい
る。このストッパー44は板体で、両端部付近には、長
孔46が穿設され、突起38へ挿通固定されるようにな
っている。また、両側部から突出した爪48が、固定板
32の幅方向に凹設された係止凹部50に係止されるよ
うになっている。なお、この係止凹部50の開口16側
の側面には、図示しないスリットが設けられており、係
止凹部50の縁部を固定板32の幅方向に弾性変形可能
としている。
【0014】次に、本実施例に係るスタビライザー10
の組付け方法を説明する。まず、植毛布40をスタビラ
イザー10の固定板32に巻き付け、ストッパー44で
固定する。このように、脱着可能なストッパー44で植
毛布40を固定するようにしたので、植毛が磨耗した場
合、簡単に取り替えることができる。
【0015】次に、クリップとして機能する押え片14
と挟持片28の間に、ベルトラインモール24の脚部2
6を嵌入する。嵌入すると、挟持片28が弾性変形し押
し開かれながら凸部26Bを乗り越えると、弾性復帰し
て先端の鋭部28Aが脚部26の段差部26Aに食い込
んで、スタビライザー10の上下方向のズレを防止す
る。
【0016】また、この嵌入時に、押え片14に設けら
れたリブ30が脚部26に食い込んで、スタビライザー
10の横方向(ベルトラインモールの長さ方向)のズレ
を防止する。
【0017】このため、ベルトラインモール24に取付
けられたスタビライザー10は、自動車の組み立てライ
ンへ輸送される途中にズレることもなく、また、図2に
示すように、サイドドアに取付けた後、図示しないレギ
ュレータによって、ガラスリップ52で押さえられなが
らサイドガラス54が開閉された時、横方向に力が作用
しても、ズレることがない。
【0018】
【考案の効果】本考案は上記構成としたので、スタビラ
イザーをワンタッチでベルトラインモールに取付ること
ができ、しかも取付後、横ズレすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るドアガラスのスタビライザーの分
解斜視図である。
【図2】本考案に係るドアガラスのスタビライザーの取
付状態を示した断面図である。
【図3】本考案に係るドアガラスのスタビライザーの取
付位置を示す斜視図である。
【図4】従来のドアガラスのスタビライザーの取付状態
を示した4−4線断面図である。
【図5】従来のドアガラスのスタビライザーの分解斜視
図である。
【符号の説明】
10 スタビライザー 14 押え片(クリップ部) 28 挟持片(クリップ部) 30 リブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のベルトラインモールに取付けら
    れ、サイドドアのドアガラスが開放状態から閉止状態へ
    移動するまでの車両幅方向へのぐらつきを規制するスタ
    ビライザーにおいて、サイドドアパネルの内側に嵌め込
    まれる前記ベルトラインモールの脚部を挟持するクリッ
    プ部と、前記クリップ部の挟持面から立設し前記脚部の
    延出方向に渡って脚部へ食い込むリブと、を有すること
    を特徴とするドアガラスのスタビライザー。
JP1246093U 1993-03-19 1993-03-19 ドアガラスのスタビライザー Expired - Fee Related JP2585139Y2 (ja)

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JPH0671230U JPH0671230U (ja) 1994-10-04
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