JPH0671230U - ドアガラスのスタビライザー - Google Patents
ドアガラスのスタビライザーInfo
- Publication number
- JPH0671230U JPH0671230U JP1246093U JP1246093U JPH0671230U JP H0671230 U JPH0671230 U JP H0671230U JP 1246093 U JP1246093 U JP 1246093U JP 1246093 U JP1246093 U JP 1246093U JP H0671230 U JPH0671230 U JP H0671230U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stabilizer
- belt line
- leg portion
- door glass
- line molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワンタッチで取付けが可能で、しかも横ズレ
することがないスタビライザーを得る。 【構成】 押え片14と挟持片28でベルトラインモー
ル24の脚部26を挟持することによって、簡単にベル
トラインモール24にスタビライザー10を取付けるこ
とができる。また、押え片14との挟持面には、リブ3
0が立設されており、ベルトラインモール24の脚部2
6の延出方向に渡って脚部26へ食い込む。このリブ3
0によってベルトラインモール24の長手方向へのスタ
ビライザー10の横ズレが防止される。
することがないスタビライザーを得る。 【構成】 押え片14と挟持片28でベルトラインモー
ル24の脚部26を挟持することによって、簡単にベル
トラインモール24にスタビライザー10を取付けるこ
とができる。また、押え片14との挟持面には、リブ3
0が立設されており、ベルトラインモール24の脚部2
6の延出方向に渡って脚部26へ食い込む。このリブ3
0によってベルトラインモール24の長手方向へのスタ
ビライザー10の横ズレが防止される。
Description
【0001】
本考案は、サイドドアのドアガラスが開放状態から閉止状態へ移動する際の、 車両幅方向へのぐらつきを規制するドアガラスのスタビライザーに関する。
【0002】
図3に示すように、ハードトップタイプのドアパネル70の上端を通る線上L (以下「ベルトライン」という)には、図4に示すように、ドアガラス60を両 側から挟む樹脂製のベルトラインモール62が設けられており、アウタパネル6 4側のベルトラインモール62には、ドアガラス60の車両幅方向へのぐらつき を規制するスタビライザー66が取り付けられている。
【0003】 このスタビライザー66は、図5に示されるように、アウタパネル64の内側 に嵌め込まれる脚部68(図示しない金属板が埋設されている)に穿設された取 付孔70に金属製のピン72でかしめて取付けられるようになっていた。
【0004】 しかしながら、上記タイプのスタビライザー66では、ベルトラインモール6 2に取付孔70を穿設し、ピン72でかしめる必要があるので、組付工数が増え 部品点数も多くなる。
【0005】 このため、スタビライザーにベルトラインモール62の脚部68を挟むクリッ プを設け、ベルトラインモール62にスタビライザーを取付けるものも提案され ている。このタイプのスタビライザーでは、ピンでかしめる作業が不要であると いう利点はあるものの、ピンで固定されていないので、ドアガラス60の開閉時 等にその摩擦力でベルトラインモール62の長さ方向にスタビライザーがズレて しまうという欠点がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は係る事実を考慮し、ワンタッチで取付けが可能で、しかも横ズレする ことがないドアガラスのスタビライザーを提供することを目的とする。
【0007】
本考案に係るドアガラスのスタビライザーは、車両のベルトラインモールに取 付けられ、サイドドアのドアガラスが開放状態から閉止状態へ移動するまでの車 両幅方向へのぐらつきを規制するスタビライザーにおいて、サイドドアパネルの 内側に嵌め込まれる前記ベルトラインモールの脚部を挟持するクリップ部と、前 記クリップ部の挟持面から立設し前記脚部の延出方向に渡って脚部へ食い込むリ ブと、を有することを特徴としている。
【0008】
上記構成のドアガラスのスタビライザーは、クリップ部でベルトラインモール の脚部を挟持させることによって、簡単にベルトラインモールに取付けることが できる。また、クリップ部の挟持面には、リブが立設されており、ベルトライン モールの脚部の延出方向に渡って脚部へ食い込む。このリブによってベルトライ ンモールの長手方向へのスタビライザーの横ズレが防止される。
【0009】
図1及び図2に示されるように、本実施例に係るスタビライザー10は、基板 12の一端部から立設する押え片14を備え、この押え片14の中央部には、長 方状の開口16が形成されている。また、押え片14の先端部には、長さ方向に 沿って連続したフック18が形成され、横方向に張り出す首部18Aと先端に向 かって先細りとなった傾斜部18Bを有している。この押え片14は、図2に示 されるように、パネルリップ20でアウタパネル22に係止されたベルトライン モール24の脚部26とインナパネル22との間に挟まれ固定されるようになっ ている。
【0010】 一方、開口16によって切り残された押え片14と所定の間隔を置いて向い合 うように、基板12の両端から挟持片28が立設している。この挟持片28は、 押え片14に対して傾倒可能な弾性力を有しており、また先端部には、押え片1 4に向かって尖った鋭部28Aが形成されている。すなわち、この押え片14と 挟持片28とによって、図2に示すように、ベルトラインモール24の脚部26 をクリップするようになっており、鋭部28Aが脚部26の段差部26Aに食い 込んで、スタビライザー10の上下方向(矢印A方向)のズレを防止している。
【0011】 また、押え片14の開口16の縁部には、高さ方向へ延出するリブ30が挟持 片28に向かって突設されている。このリブ30の先端は鋭利に尖っており、図 2に示すように、脚部26に食い込んで、スタビライザー10の横方向(ベルト ラインモールの長さ方向、図1の矢印B方向)のズレを防止している。
【0012】 基板12の中央部には、開口16と対面するように固定板32が立設されてい る。この固定板32の上下縁は切下げられ、段部32Aが形成されている。この 段部32Aには、板状のスペーサー34の屈曲された両端部が固定されている。 このスペーサー34は、エラストマーで成形されており、肉厚方向に撓むように なっている。また、固定板32の開口16側には、凹部36が形成されており、 この凹部36の底面から円柱状の突起38が立設されている。この突起38には 、トヨフロン糸で植毛された植毛布40に穿設された孔42が挿通され、固定板 全体が植毛布40で巻付かれるようになっている。
【0013】 この植毛布40は、開口16側から嵌め込まれるストッパー44で押え付けら れるようになっている。このストッパー44は板体で、両端部付近には、長孔4 6が穿設され、突起38へ挿通固定されるようになっている。また、両側部から 突出した爪48が、固定板32の幅方向に凹設された係止凹部50に係止される ようになっている。なお、この係止凹部50の開口16側の側面には、図示しな いスリットが設けられており、係止凹部50の縁部を固定板32の幅方向に弾性 変形可能としている。
【0014】 次に、本実施例に係るスタビライザー10の組付け方法を説明する。 まず、植毛布40をスタビライザー10の固定板32に巻き付け、ストッパー 44で固定する。このように、脱着可能なストッパー44で植毛布40を固定す るようにしたので、植毛が磨耗した場合、簡単に取り替えることができる。
【0015】 次に、クリップとして機能する押え片14と挟持片28の間に、ベルトライン モール24の脚部26を嵌入する。嵌入すると、挟持片28が弾性変形し押し開 かれながら凸部26Bを乗り越えると、弾性復帰して先端の鋭部28Aが脚部2 6の段差部26Aに食い込んで、スタビライザー10の上下方向のズレを防止す る。
【0016】 また、この嵌入時に、押え片14に設けられたリブ30が脚部26に食い込ん で、スタビライザー10の横方向(ベルトラインモールの長さ方向)のズレを防 止する。
【0017】 このため、ベルトラインモール24に取付けられたスタビライザー10は、自 動車の組み立てラインへ輸送される途中にズレることもなく、また、図2に示す ように、サイドドアに取付けた後、図示しないレギュレータによって、ガラスリ ップ52で押さえられながらサイドガラス54が開閉された時、横方向に力が作 用しても、ズレることがない。
【0018】
本考案は上記構成としたので、スタビライザーをワンタッチでベルトラインモ ールに取付ることができ、しかも取付後、横ズレすることがない。
【図1】本考案に係るドアガラスのスタビライザーの分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】本考案に係るドアガラスのスタビライザーの取
付状態を示した断面図である。
付状態を示した断面図である。
【図3】本考案に係るドアガラスのスタビライザーの取
付位置を示す斜視図である。
付位置を示す斜視図である。
【図4】従来のドアガラスのスタビライザーの取付状態
を示した4−4線断面図である。
を示した4−4線断面図である。
【図5】従来のドアガラスのスタビライザーの分解斜視
図である。
図である。
10 スタビライザー 14 押え片(クリップ部) 28 挟持片(クリップ部) 30 リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 車両のベルトラインモールに取付けら
れ、サイドドアのドアガラスが開放状態から閉止状態へ
移動するまでの車両幅方向へのぐらつきを規制するスタ
ビライザーにおいて、サイドドアパネルの内側に嵌め込
まれる前記ベルトラインモールの脚部を挟持するクリッ
プ部と、前記クリップ部の挟持面から立設し前記脚部の
延出方向に渡って脚部へ食い込むリブと、を有すること
を特徴とするドアガラスのスタビライザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246093U JP2585139Y2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ドアガラスのスタビライザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1246093U JP2585139Y2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ドアガラスのスタビライザー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671230U true JPH0671230U (ja) | 1994-10-04 |
JP2585139Y2 JP2585139Y2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=11805968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1246093U Expired - Fee Related JP2585139Y2 (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | ドアガラスのスタビライザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585139Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP1246093U patent/JP2585139Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2585139Y2 (ja) | 1998-11-11 |
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Legal Events
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