JPH0544168Y2 - - Google Patents

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JPH0544168Y2
JPH0544168Y2 JP1987005582U JP558287U JPH0544168Y2 JP H0544168 Y2 JPH0544168 Y2 JP H0544168Y2 JP 1987005582 U JP1987005582 U JP 1987005582U JP 558287 U JP558287 U JP 558287U JP H0544168 Y2 JPH0544168 Y2 JP H0544168Y2
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clip
sash
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window glass
door
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は自動車のドアウインドガラスの周縁部
を保持するランチヤンネルをサツシユに取付ける
ためのクリツプに関する。
〈従来の技術〉 第5図に示すように自動車のドアウインドガラ
ス11を保持するランチヤンネル12はサツシユ
13にクリツプ14で取付けられている。さらに
詳言すると、第5図の−断面図である第6図
に示すように、ランチヤンネル12は通常、ゴム
質から成り、ウインドガラス11を挾んで保持す
る保持部12aとクリツプ14を取付けるクリツ
プ取付部12bとを有している。一方、クリツプ
14は膨出した頭部14aとサツシユ13と係合
する軸部14bとからなつており、ランチヤンネ
ル12のクリツプ取付部12bにはこのクリツプ
14の頭部14aを保持する中空部12cとこの
中空部12cに頭部14aを挿入するため中空部
12cと外とを連通する挿入孔12dを有してい
る。而して、クリツプ14の頭部14aを挿入孔
12dから中空部12cに挿入して保持し、この
クリツプ14の軸部14bをサツシユ13の取付
孔13aに挿入することにより、ランチヤンネル
12をサツシユ13に取付けることができる。
また、ランチヤンネル12のウインドガラス1
1の端面との摺接面12eには摩擦抵抗低減のた
めにウレタン、シリコン等の潤滑剤が塗布される
か、植毛が施されるかしている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上述したような従来のランチヤンネル取付用ク
リツプ14を用いる場合は、多数のクリツプ14
の頭部14aをランチヤンネル12の挿入孔12
dから中空部12cに挿入する作業に大変手間が
かかるという問題点があつた。また、ランチヤン
ネル12の保持部12aはウインドガラス11を
保持するためにかなり堅くできているので摺接面
12eに潤滑剤を塗布したり、スプレーしたりす
る作業が困難であるという問題もある。
一方、ドア内には通常ランチヤンネル12やサ
ツシユ13を伝わつて雨水が侵入する。一般にこ
のサツシユ13の下方にはドアラツチ15が配設
されており、ランチヤンネル12やサツシユ13
を伝わつてきた水は水滴となつてドアラツチ15
にかかる。ドアラツチ15に水が付くと、例えば
凍結によりラツチが開閉不能となる等の故障の原
因となる。
本考案はこのような実情に鑑み成されたもので
あり、ランチヤンネルの取付の作業性の向上を図
ると同時にその下方にあるドアラツチに雨水等が
かかるのを防止し得るランチヤンネル取付用クリ
ツプを提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 この目的を達成する本考案にかかるランチヤン
ネル取付用クリツプは、自動車のドアウインドガ
ラスの周縁部を保持するランチヤンネルをサツシ
ユに固定するクリツプにおいて、前記ウインドガ
ラスの昇降運動の際に該ウインドガラスの端面が
当接して摺動する摺動面とその反対側に前記ラン
チヤンネルを押圧する押圧面が形成されたクリツ
プ本体と、このクリツプ本体の前記押圧面に一体
的に突設されると共に前記ランチヤンネルに穿設
された貫通孔に挿通されて先端が前記サツシユと
係合する複数の係止軸部とを具え、且つ前記クリ
ツプ本体の下端部は該クリツプ本体が前記サツシ
ユに取付けられたときに該サツシユの下方に位置
するドアラツチの上部を覆うように該サツシユの
下方まで延出することを特徴とする。
〈作用〉 係止軸部をランチヤンネルに穿設された貫通孔
に通し、その先端をサツシユに係合させると、ク
リツプ本体の押圧面がランチヤンネルをサツシユ
に押付けてランチヤンネルを保持する。クリツプ
本体の摺動面にはウインドガラス端面が直接当接
して摺動する。また、ランチヤンネル部分からド
ア内に入つた水はクリツプ本体を伝わつてドアラ
ツチを迂回して流下する。
〈実施例〉 以下、本考案の好適な一実施例を図面を参照し
ながら詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかるクリツプの
斜視図、第2図はそれをドアサツシユに取付けた
状態の要部断面図、第3図は本クリツプを用いた
ドアの正面図、第4図は第3図の−断面図で
ある。
本クリツプ21は、第1図に示すように、縦長
のクリツプ本体21aと、このクリツプ本体21
aに突出して形成された複数の係止軸部21bと
を有し、ポリアセタール、ナイロンなどの摩擦係
数が小さく、且つ耐摩耗性の高い樹脂で一体成形
される。クリツプ本体21aは一方の面がウイン
ドガラス11の端面が当接して摺動するための平
滑な摺動面21cとされると共に、その反対側は
ランチヤンネル12を押圧する押圧面21dとさ
れ、この押圧面21dに前記係止軸部21bが複
数並んで形成される。
一方、第2図及び第4図に示すように、自動車
のウインドガラス11を保持するランチヤンネル
12は、通常のようにゴム質製で、ウインドガラ
ス11を保持する保持部12aとクリツプ取付部
12bとから成り、このクリツプ取付部12bに
はウインドガラス11の保持部12a側からサツ
シユ13への取付面側へ貫通する貫通孔12fが
形成されている。また、ランチヤンネル12が取
付けられるサツシユ13には、その貫通孔12f
の位置に対応して取付孔13aが穿設される。ク
リツプ21の係止軸部21bは、これらの孔12
f,13aの位置に対応して設けられており、貫
通孔12fに挿通してその先端部が取付孔13a
に嵌入できると共に、一度取付孔13aに嵌入し
た後は抜け出ないように先端に円錐形の膨出部が
形成されている。
従つて、クリツプ21の係止軸部21bをラン
チヤンネル12の貫通孔12fに挿入するとクリ
ツプ本体21aはランチヤンネル12の保持部1
2a側の底部に装着され、その状態でランチヤン
ネル12のサツシユ13の取付面側に突出した係
止軸部21bをサツシユ13に形成された取付孔
13aに挿入することにより、クリツプ本体21
aの押圧面21dでランチヤンネル12をサツシ
ユ13に押付けて、ランチヤンネル12をサツシ
ユ13に容易に固定することができる。また、そ
の状態でクリツプ本体21aの摺動面21cはウ
インドガラス11の端面と対向し、そこにウイン
ドガラス11が摺接する。
ここで、自動車のサイド面は通常曲面となつて
おり、それに応じてウインドガラス11及びサツ
シユ13がウインドガラス11の厚み方向に反つ
ている。それに対して、予めこの曲率に合せてク
リツプ21のクリツプ本体21aを成形しておく
ことで、クリツプ21をランチヤンネル12に取
付けた時にランチヤンネル12がサツシユ13の
形状に対応するように曲がるので、サツシユ13
へのランチヤンネル12の取付けが容易となる。
さらに、クリツプ21をサツシユ13に取付け
た状態において、第2図及び第3図に示すよう
に、クリツプ本体21aはサツシユ13の下方ま
で延び出しており、その延び出した部分がその下
方に位置するドアラツチ15の上部を覆うように
なつている。従つて、ランチヤンネル12の所か
らドア内に入つた水はクリツプ本体21aを伝わ
つて流れ、ドアラツチ15を迂回するので、ドア
ラツチ15に水がかかるのが防止される。本実施
例ではクリツプ本体21aに樋状の断面形状をも
たせて水を流し易くしている。尚、クリツプ本体
21aは、必ずしも樋状の断面形状とする必要は
なく、例えば平板状であつてもドアラツチ15の
上部を覆うようになつていればよい。
〈考案の効果〉 以上、一実施例を挙げて詳細に説明したように
本考案によれば、ランチヤンネルへのクリツプの
取付作業が容易になると共に、このランチヤンネ
ルのサツシユへの取付作業の作業性も向上する。
また、ランチヤンネルには従来のようにクリツプ
取付けのための中空部を設けることが不要となる
のでその構造が簡単となると共に、クリツプの摺
動面がウインドガラスに当接するのでランチヤン
ネルへの潤滑剤の塗布や植毛の必要がなく、その
製造コストを大幅に低減することができる。さら
に、クリツプ本体の下部はドアラツチの上部を覆
つてドアラツチに水が落ちるのを防ぐので、ドア
ラツチの凍結等の事故を防止することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかるクリツプの
斜視図、第2図はそれをドアサツシユに取付けた
状態の要部断面図、第3図は本クリツプを用いた
ドアの正面図、第4図は第3図の−断面図、
第5図は従来のクリツプを用いたドアの正面図、
第6図は第5図の−断面図である。 図面中、11はウインドガラス、12はランチ
ヤンネル、13はサツシユ、21はクリツプ、2
1aはクリツプ本体、21bは係止軸部、21c
は摺動面、21dは押圧面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のドアウインドガラスの周縁部を保持す
    るランチヤンネルをサツシユに固定するクリツプ
    において、前記ウインドガラスの昇降運動の際に
    該ウインドガラスの端面が当接して摺動する摺動
    面とその反対側に前記ランチヤンネルを押圧する
    押圧面が形成されたクリツプ本体と、このクリツ
    プ本体の前記押圧面に一体的に突設されると共に
    前記ランチヤンネルに穿設された貫通孔に挿通さ
    れて先端が前記サツシユと係合する複数の係止軸
    部とを具え、且つ前記クリツプ本体の下端部は該
    クリツプ本体が前記サツシユに取付けられたとき
    に該サツシユの下方に位置するドアラツチの上部
    を覆うように該サツシユの下方まで延出すること
    を特徴とするランチヤンネル取付用クリツプ。
JP1987005582U 1987-01-20 1987-01-20 Expired - Lifetime JPH0544168Y2 (ja)

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JP1987005582U JPH0544168Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JP1987005582U JPH0544168Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JPS63115905U JPS63115905U (ja) 1988-07-26
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DE102006053095A1 (de) * 2006-11-10 2008-05-15 Metzeler Automotive Profile Systems Gmbh Führungsanordnung für eine bewegbare Fensterscheibe, insbesondere eines Kraftfahrzeugs

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JPS63115905U (ja) 1988-07-26

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