JPS5845424Y2 - ウインドウガラスの昇降案内装置 - Google Patents
ウインドウガラスの昇降案内装置Info
- Publication number
- JPS5845424Y2 JPS5845424Y2 JP2505479U JP2505479U JPS5845424Y2 JP S5845424 Y2 JPS5845424 Y2 JP S5845424Y2 JP 2505479 U JP2505479 U JP 2505479U JP 2505479 U JP2505479 U JP 2505479U JP S5845424 Y2 JPS5845424 Y2 JP S5845424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- window glass
- recess
- guide track
- guide device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はドア或いはサイドウィンドウにおけるウィンド
ウガラス(以下単にガラスと称す)の昇降案内装置に関
するものである。
ウガラス(以下単にガラスと称す)の昇降案内装置に関
するものである。
一般に、サツシュレスドア等のガラス1は第1図に略示
するようにドアのインナーパネル(図示せず)に車両上
下方向に長手方向をもつチューブ状のガイドトラック2
が上下端で個定F 1. F 2され、一方、ガラス1
にはガイドトラック2の炸周縁上を摺動する樹脂製の案
内子3が固定F3.F3され、図外のウィンドウレギュ
レータ機構によりガラス1を作動するとガラス1はガイ
ドトラック2に沿って上下動し、昇降軌跡が規制される
ようになっている。
するようにドアのインナーパネル(図示せず)に車両上
下方向に長手方向をもつチューブ状のガイドトラック2
が上下端で個定F 1. F 2され、一方、ガラス1
にはガイドトラック2の炸周縁上を摺動する樹脂製の案
内子3が固定F3.F3され、図外のウィンドウレギュ
レータ機構によりガラス1を作動するとガラス1はガイ
ドトラック2に沿って上下動し、昇降軌跡が規制される
ようになっている。
ところで、従来ガイドトラック2と案内子3との関係は
第2図に示すようにガイドトラック2は略真円筒になっ
ており、案内子の内側面はガイドトラック2と当接4す
るようになっている。
第2図に示すようにガイドトラック2は略真円筒になっ
ており、案内子の内側面はガイドトラック2と当接4す
るようになっている。
そしてガイドトラック2と案内子3との摺動面には円滑
な摺動を確保するため潤滑油剤(グリース)が塗られて
いるが、この潤滑油剤はガイドトラック2及び案内子3
の組付時、すなわち車両生産時に塗られるため、長期使
用により案内子3のこすりによりガイドトラック2の表
面の潤滑油剤がとれたり、水かかり(ドア内へ浸入した
水が摺動面にががること)によって潤滑油剤が流れ落ち
たりして摺動面から潤滑油剤が無くなって摺動面が摩耗
し、ガタついて打音が発生したりウィンドウレギュレー
タ機構の操作性が悪くなるといった問題が発生する虞れ
があった。
な摺動を確保するため潤滑油剤(グリース)が塗られて
いるが、この潤滑油剤はガイドトラック2及び案内子3
の組付時、すなわち車両生産時に塗られるため、長期使
用により案内子3のこすりによりガイドトラック2の表
面の潤滑油剤がとれたり、水かかり(ドア内へ浸入した
水が摺動面にががること)によって潤滑油剤が流れ落ち
たりして摺動面から潤滑油剤が無くなって摺動面が摩耗
し、ガタついて打音が発生したりウィンドウレギュレー
タ機構の操作性が悪くなるといった問題が発生する虞れ
があった。
本考案はかかる従来の問題に鑑み、案内子に凹部を設け
て潤滑油剤溜めとしてそこに潤滑油剤を常に確保してお
き、キャップをがぶせて潤滑油剤の流れ落ちを防止する
ことにしたもので、以下図面に示す実施例により従来と
全く同一部分には同一符号を付して説明する。
て潤滑油剤溜めとしてそこに潤滑油剤を常に確保してお
き、キャップをがぶせて潤滑油剤の流れ落ちを防止する
ことにしたもので、以下図面に示す実施例により従来と
全く同一部分には同一符号を付して説明する。
第3図、第4図において案内子3の摺動方向XXに沿う
上端部30の内側にガイドトラック2の外周縁20に面
する凹部32を設け、この凹部32に潤滑油剤5を装填
し、一方、案内子3の上端部30に樹脂或いはゴム等の
軟質弾性材料製のキャップ6をかぷ゛せて前記凹部32
の上部開口を全周において覆うようにしている。
上端部30の内側にガイドトラック2の外周縁20に面
する凹部32を設け、この凹部32に潤滑油剤5を装填
し、一方、案内子3の上端部30に樹脂或いはゴム等の
軟質弾性材料製のキャップ6をかぷ゛せて前記凹部32
の上部開口を全周において覆うようにしている。
このキャップ6の装着のため、案内子3にはキャップ6
の取付基部60と係合するフック部34が形成されてお
り、キャップ6の上端部62はガイドトラック2の外周
縁20に摺動自在に当接するようにしている。
の取付基部60と係合するフック部34が形成されてお
り、キャップ6の上端部62はガイドトラック2の外周
縁20に摺動自在に当接するようにしている。
尚、この凹部は第4図仮想線で示すように下端部36に
形成することもでき、キャップ6をこの下端部36に装
着することもできる。
形成することもでき、キャップ6をこの下端部36に装
着することもできる。
ここで潤滑油剤5の装填のしかたの一例について述べる
と、案内子3にキャップ6を装着した状態で案内子にガ
イドトラック2を貫通させ、その後キャップ6を外して
四部32内に潤滑油剤を装填し、再びキャップ6を装着
するものである。
と、案内子3にキャップ6を装着した状態で案内子にガ
イドトラック2を貫通させ、その後キャップ6を外して
四部32内に潤滑油剤を装填し、再びキャップ6を装着
するものである。
こうすれば潤滑油剤によってウィンドウガラス1が汚れ
たりすることはなくなる。
たりすることはなくなる。
なお、潤滑油剤がガイドトラック2に付着することの汚
れの問題はドア内、車体内に配設されており乗員が触れ
ることは皆無であるため全く問題はない。
れの問題はドア内、車体内に配設されており乗員が触れ
ることは皆無であるため全く問題はない。
かかる構成により、長期間使用しても潤滑油剤5が凹部
32に溜っている限りなくなることはなく、永年使用に
耐えることができ、しかも水かかりがあってもキャップ
6が傘の役割を果すので流れ落ちは防止され、案内子が
こすれて摩耗し、ガタついて打音が発生したり、ウィン
ドウレギュレータ機構の操作性を悪くすることがなく、
常に円滑な摺動を確保することができるものである。
32に溜っている限りなくなることはなく、永年使用に
耐えることができ、しかも水かかりがあってもキャップ
6が傘の役割を果すので流れ落ちは防止され、案内子が
こすれて摩耗し、ガタついて打音が発生したり、ウィン
ドウレギュレータ機構の操作性を悪くすることがなく、
常に円滑な摺動を確保することができるものである。
尚、実施例ではドアにおけるウィンドウガラスについて
述べたがサイドウィンドウでも全く同様であり、その場
合ガイドトラック2が取りつくのは車体サイドパネルで
、案内子3がとりつくガラスはサイドウィンドウガラス
である。
述べたがサイドウィンドウでも全く同様であり、その場
合ガイドトラック2が取りつくのは車体サイドパネルで
、案内子3がとりつくガラスはサイドウィンドウガラス
である。
第1図は昇降案内装置の暗示的正面図、第2図は従来例
を示す第1図要部見取図、第3図は本考案の一実施例を
示す要部見取図、第4図は第3図IV−IV線断面図で
ある。 1・・・・・・ウィンドウガラス、2・・・・・・ガイ
ドトラック、3・・・・・・案内子、32・・・・・・
凹部、5・・・・・・潤滑油剤、6・・・・・・キャッ
プ。
を示す第1図要部見取図、第3図は本考案の一実施例を
示す要部見取図、第4図は第3図IV−IV線断面図で
ある。 1・・・・・・ウィンドウガラス、2・・・・・・ガイ
ドトラック、3・・・・・・案内子、32・・・・・・
凹部、5・・・・・・潤滑油剤、6・・・・・・キャッ
プ。
Claims (1)
- チューブ状のガイドトラックをドア又は車体に固定し、
一方、該ガイドトラックの外周縁上を摺動する案内子を
ウィンドウガラスの取り付け、前記ガイドトラックによ
りウィンドウガラスの昇降軌跡を規制するようにした昇
降案内装置において、前記案内子の摺動方向に沿う一端
部内側にガイドトラック外周縁に面する凹部を形成して
、該凹部に潤滑油剤を装填し、前記凹部が形成された案
内子の一端部に前記凹部の開口を全周にて覆う軟質弾性
材製キャップを装着して戊るウィンドウガラスの昇降案
内装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2505479U JPS5845424Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 | ウインドウガラスの昇降案内装置 |
US06/123,097 US4329816A (en) | 1979-02-27 | 1980-02-20 | Window glass movement guide apparatus |
GB8006155A GB2046821B (en) | 1979-02-27 | 1980-02-22 | Vehicle window operating mechanism |
DE19803007191 DE3007191A1 (de) | 1979-02-27 | 1980-02-26 | Bewegungsfuehrung fuer eine fensterscheibe |
FR8004216A FR2450337A1 (fr) | 1979-02-27 | 1980-02-26 | Dispositif pour guider le mouvement d'une glace de portiere |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2505479U JPS5845424Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 | ウインドウガラスの昇降案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55123577U JPS55123577U (ja) | 1980-09-02 |
JPS5845424Y2 true JPS5845424Y2 (ja) | 1983-10-15 |
Family
ID=28864692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2505479U Expired JPS5845424Y2 (ja) | 1979-02-27 | 1979-02-27 | ウインドウガラスの昇降案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845424Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58114375U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-04 | 日野自動車株式会社 | ドアウインドレギユレ−タ |
JPS59179987A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-12 | 株式会社 大井製作所 | 自動車用ウインドウレギユレ−タ |
-
1979
- 1979-02-27 JP JP2505479U patent/JPS5845424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55123577U (ja) | 1980-09-02 |
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