JPH0622576Y2 - 自動車用ドアベルトモールの取付構造 - Google Patents

自動車用ドアベルトモールの取付構造

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JPH0622576Y2
JPH0622576Y2 JP1988026523U JP2652388U JPH0622576Y2 JP H0622576 Y2 JPH0622576 Y2 JP H0622576Y2 JP 1988026523 U JP1988026523 U JP 1988026523U JP 2652388 U JP2652388 U JP 2652388U JP H0622576 Y2 JPH0622576 Y2 JP H0622576Y2
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JP
Japan
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belt molding
inner panel
ridge
mounting
mounting structure
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JP1988026523U
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JPH01133016U (ja
Inventor
清 山形
Original Assignee
橋本フォーミング工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車用ドアベルトモールの取付構造に関す
るものである。
従来の技術 一般に、自動車のドアにおいては第7図で示す如くドア
パネルDの稜面部dからウインドウパネルWが上下動す
る内面側に亘ってウインドウパネルWと摺接するシール
リップ部を持ったベルトモールMがあてがい被着されて
いる。そのベルトモールMはステンレス鋼板等の光輝金
属板で本体部を形成すると共に、ウインドウパネルWと
摺接するシールリップ部を軟質な合成樹脂で一体成形
し、これに加えてドアパネルDの内面側に嵌込み固定す
る脚部を軟質な合成樹脂で一体成形するか或いは別途に
取付けるクリップの脚部でドアパネルDに止着すること
により固定されている。
従来、その取付脚部でベルトモールをドアパネルにあて
がい被着するにあたっては略二股状に形成した脚部の片
側をドアパネルの内パネル部に開口を設けて切り起した
受け縁に差込み、この脚部のいずれか片側から突出成形
した掛止爪を受け縁の下端辺或いはドアパネルの内パネ
ル部下端に掛止めることにより止着固定されているのが
通常である(実開昭60−34922号,同62−41
7号,同62−4421号)。
考案が解決しようとする課題 然し、このベルトモールの取付構造では二股状に成形さ
れた取付脚部のいずれか片側のみしかドアパネルのパネ
ル面に係合していないため、ウインドウパネル側または
ドアパネル側からと係合位置の反対側から押圧力が加わ
るに伴って各掛止爪が係合を簡単に解脱することにより
ベルトモールがガタ付き或いは外れてしまう事態を招き
易い。
茲において、本考案はウインドウパネル側またはドアパ
ネル側のいずれから押圧力が加わってもガタ付いたり或
いは外れてしまうことのない自動車用ベルトモールの取
付構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案に斯る自動車用ベルトモールの取付構造において
は、ドアパネルの稜面部から下向きに折れ曲がる内パネ
ル部の側面にあてがい被着するベルトモールが持つ取付
脚部の側面に突条部を長手方向に沿って形成し、その突
条部を内パネル部の側面に折曲成形した受け溝に嵌め合
せ、更にベルトモールの取付脚部下端寄りから両側に掛
止段部を突出成形すると共に内パネル部の側面に略コ形
の受け縁を設け、この受け縁内にベルトモールの取付脚
部を差込んで下端寄りの掛止段部を受け縁,内パネル部
の各下端縁に夫々係合することにより構成されている。
作用 この自動車用ベルトモールの取付構造ではベルトモール
の取付脚部に設けた突条部が内パネル部の受け溝に嵌め
合されているに加え、内パネル部の受け縁に差込む取付
脚部の下端寄り両側に突出する掛止段部が受け縁,内パ
ネル部の下端縁に夫々係合することにより、ウインドウ
パネル側またドアパネル側のいずれから押圧力が加わっ
ても取付脚部が受け縁から外れずに確りと係止できるよ
うになる。
実施例 以下、第1〜6図を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
第1図で示すベルトモール10はステンレス鋼板等の光
輝金属板で折曲成形したモール本体11を持ち、この片
縁辺がドアパネル20の稜面部21と当接する個所に緩
衝材12を備えると共にウインドウパネル(図示せず)
と対面する側にシールリップ13を備えている。それら
緩衝材12,シールリップ13は軟質な合成樹脂で形成
するものであり、このベルトモール10にあってはモー
ル本体10と連続成形した金属板部にシールリップ13
から連続させて軟質な合成樹脂を被着することにより取
付脚部14が一体成形されている。その取付脚部14は
ドアパネル20の内パネル部22と対面する側で略中腹
辺に半円形の突条部15を長手方向に沿って突出成形
し、また掛止段部16,17を下端寄り両側で同レベル
に夫々突出することにより形成されている。
このベルトモール10を取付けるドアパネル20にあっ
ては稜面部21から下向きに折れ曲がる内パネル部22
の側面に受け溝23が長手方向に沿って折曲成形され、
また、その受け溝23よりも下方の側面に略コ形の受け
縁24,24…が定間隔毎に設けられている。この受け
縁24,24…は、第2図で示す如く一枚の帯板材を凹
凸状に折曲したものを内パネル部22の側面にスポット
溶接することにより形成できる。なお、ベルトモール1
0の取付脚部14には受け縁24,24…に部分的に差
込めるよう受け縁24,24…の立上り部25,25と
対応する個所にスリットが形成されている。
このドアパネル20にベルトモール10を被着するにあ
たっては、第3図で示すようにベルトモール10の取付
脚部14を部分的に内パネル部22の受け縁24に差込
めばよい。その差込みに伴っては第1図で示す如く取付
脚部14の突条部15が内パネル部22の受け溝23に
嵌り合って取付脚部14を位置決め係止し、また、掛止
段部16,17が内パネル部22の下端縁並びに受け縁
24の下端縁に夫々係合することによりベルトモール1
0がドアパネル20に止着固定される。この状態でウイ
ンドウパネル側から押圧力が加わって掛止段部17が受
け縁24の下端縁から外れても掛止段部16並びに突条
部15が内パネル部22の下端縁,受け溝23から外れ
ず、また、それとは逆にドアパネル側から押圧力が加わ
って突条部15が受け溝23から離間ししかも掛止段部
16が内パネル部22の下端縁から外れることがあって
も掛止段部17が受け縁24の下端縁に係合することに
より、取付脚部14が受け縁24から浮き上ったり或い
は外れてしまったりせずにベルトモール10を確りとド
アパネル20に止着保持できるようになる。
なお、上述した実施例では掛止段部16,17を取付脚
部14の下端寄り両側で同レベルに形成したが、これを
第4図で示す如く段差を違えて形成することもできる。
その場合に、ドアパネル20の内パネル部22に設ける
受け縁24,24…は第5図で示すように内パネル部2
2の側面を切り起すことによっても形成できる。また、
ベルトモール10の取付脚部14はモール本体10と一
体成形するに代えて、第6図で示す如く硬質な弾性を有
する樹脂等で別途に形成したクリップ30をベルトモー
ル10′の受け縁24,24…に対応する位置に同数個
取付け、そのクリップ30が持つ脚部をベルトモール1
0′の取付脚部31として突条部32並びに掛止段部3
3,34を形成することもできる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る自動車用ベルトモールの取付
構造に依れば、取付脚部の突条部と両側に突出する掛止
段部がドアパネルの受け溝並びに受け縁に係合すること
により、ウインドウパネル側またはドアパネル側のいず
れから押圧力が加わってもベルトモールをガタ付かせ或
いは離脱させる事態を招かずにドアパネルに確りと止着
保持することを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に一実施例に係る自動車用ベルトモール
の取付構造を示す断面図、第2図は同取付構造に適用可
能なドアパネルの部分斜視図、第3図は同取付構造の展
開説明図、第4図は別の実施例に係る自動車用ベルトモ
ールの断面図、第5図は同取付構造に適用可能なドアパ
ネルの部分斜視図、第6図は更に別の実施例に係る自動
車用ベルトモールの取付構造を示す断面図、第7図はベ
ルトモールの取付個所を示す自動車用ドアの斜視図であ
る。 10,10′:ベルトモール、14,31:取付脚部、
15,32:突条部、16,17、33,34:掛止段
部、20:ドアパネル、21:稜面部、22:内パネル
部、23:受け溝、24,24…:受け縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアパネル(20)の稜面部(21)から
    下向きに折れ曲がる内パネル部(22)の側面にあてが
    い被着するベルトモール(10,10′)が持つ取付脚
    部(14,31)の側面に突条部(15,32)を長手
    方向に沿って形成し、その突条部(15,32)を内パ
    ネル部(22)の側面に折曲成形した受け溝(23)に
    嵌め合せ、更にベルトモール(10,10′)の取付脚
    部(14,31)下端寄りから両側に掛止段部(16,
    17、33,34)を突出成形すると共に内パネル部
    (22)の側面に略コ形の受け縁(24,24…)を設
    け、この受け縁(24,24…)内にベルトモール(1
    0,10′)の取付脚部(14,31)を差込んで下端
    寄りの掛止段部(16,17、33,34)を受け縁
    (24,24…),内パネル部(22)の各下端縁に夫
    々係合してなることを特徴とする自動車用ドアベルトモ
    ールの取付構造。
JP1988026523U 1988-02-29 1988-02-29 自動車用ドアベルトモールの取付構造 Expired - Lifetime JPH0622576Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01133016U JPH01133016U (ja) 1989-09-11
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