JPH0595156U - コイル基板 - Google Patents
コイル基板Info
- Publication number
- JPH0595156U JPH0595156U JP3985392U JP3985392U JPH0595156U JP H0595156 U JPH0595156 U JP H0595156U JP 3985392 U JP3985392 U JP 3985392U JP 3985392 U JP3985392 U JP 3985392U JP H0595156 U JPH0595156 U JP H0595156U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- prepreg
- coil
- large amount
- lead frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 樹脂量の多いプリプレグの樹脂層にリードフ
レームおよび偏平コイルを埋め込んで構成するコイル基
板の裏面にFG(周波数発電)パターンの印刷を可能に
する。 【構成】 樹脂量の少ないプリプレグ9と樹脂量の多い
プリプレグ3の間にリードフレーム4および偏平コイル
5を挾み、このリードフレームおよび偏平コイルを樹脂
量の多いプリプレグ3の樹脂層2に埋め込んだ構造とす
る。コイル基板の裏面側を、樹脂硬化時に、ほとんど気
泡を生じない樹脂量の少ないプリプレグ9で形成してい
るので、FGパターンの印刷が可能となる。
レームおよび偏平コイルを埋め込んで構成するコイル基
板の裏面にFG(周波数発電)パターンの印刷を可能に
する。 【構成】 樹脂量の少ないプリプレグ9と樹脂量の多い
プリプレグ3の間にリードフレーム4および偏平コイル
5を挾み、このリードフレームおよび偏平コイルを樹脂
量の多いプリプレグ3の樹脂層2に埋め込んだ構造とす
る。コイル基板の裏面側を、樹脂硬化時に、ほとんど気
泡を生じない樹脂量の少ないプリプレグ9で形成してい
るので、FGパターンの印刷が可能となる。
Description
【0001】
本考案は、コイル基板に係るもので、特に偏平モータ用駆動コイルを有するコ イル基板に関する。
【0002】
本出願人は、先に特願平3−97656号において、新規なコイル基板を提案 している。 図4は、上記コイル基板の構造を示し、図5は製造工程を示している。このコ イル基板は、ガラスクロス、ガラス不織布、ポリエステル不織布等の厚さ約0. 1mmの薄い基材1を、エポキシ、ポリイミド等の半硬化状態の厚さ0.2〜0. 5mmの樹脂層2に埋設させて成る樹脂量の多いプリプレグ3を用い、これに結線 パターン状に形成したリードフレーム4とこれに半田付けした偏平巻回コイル5 を積層し、成形型6内に入れて加圧・加熱硬化させることにより得られる。
【0003】
上記構成のコイル基板は、コイルの埋込と回路の同時形成により、コイル基板 が一体成形され、コイル基板の薄型化、製造工程の簡易化が図れるという特長を 有しているが、図6に示すように、樹脂の加熱硬化時に気泡7の発生を伴い、基 板の裏面へFG(周波数発電)パターン8の印刷が必要なモータには、このコイ ル基板は適用できない。
【0004】
本考案は、上述した問題に鑑みてなされたものであって、プリプレグの樹脂硬 化時にほとんど気泡を生じないで、FGパターンの印刷を可能とするコイル基板 を提供することを主たる目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、樹脂量の少ないプリプレグと樹脂量の多いプリプレグとの間にリー ドフレームおよび偏平コイルが挾まれた積層体であって、前記リードフレームお よび偏平コイルが樹脂量の多いプリプレグの樹脂層に埋め込まれている構造を要 旨としている。
【0006】
上記構成によれば、コイル相互の配線を行なうためのリードフレームおよびコ イルは樹脂量の多いプリプレグの樹脂層内に埋め込まれ、強固に保持される。し かも基板の裏面の樹脂量の少ないプリプレグは、樹脂硬化時に、ほとんど気泡を 生じないので、FGパターンの印刷が可能となる。
【0007】
図1〜図3に、本考案の一実施例を示す。なお、図4〜図5と同一または類似 する部材には、同じ符号が付されている。 図1において、3はコイル基板を構成している樹脂量の多いプリプレグであり 、1はその基材、2は樹脂層であって、コイル相互の配線を行なうためのリード フレーム4および偏平コイル5は前記樹脂層2内に埋め込まれている。
【0008】 9は樹脂量の少ないプリプレグであって、これは前記樹脂量の多いプリプレグ と異なり、基材に未硬化樹脂(液状)を含浸させ、60〜70℃で風乾して半硬 化状態としたものである。
【0009】 上記コイル基板は、図3に示した樹脂量の少ないプリプレグ9の上にリードフ レーム4と偏平コイル5と、図2に示した樹脂量の多いプリプレグ3を順次に積 層して4層構造となし、これを成形型に入れて加圧・加熱硬化することで得られ る。
【0010】 従来のコイル基板のように、樹脂量の多いプリプレグのみを用いたコイル基板 においては、その基板強度は充分あるが、気泡の発生が伴うためにFGパターン 、PGパターンの印刷ができない。樹脂量の少ないプリプレグを用いたコイル基 板は気泡の発生はわずかであるので、FGパターン、PGパターンの印刷が可能 であるが、基板強度が不足してしまう。しかし、上記構成のように、樹脂量の多 いプリプレグと樹脂量の少ないプリプレグとの間にリードフレームを挾み込んで コイル基板を構成することにより、上記問題点を解消したコイル基板が得られる 。
【0011】
以上に述べたように、本考案によれば、コイル基板の裏面側を形成している樹 脂量の少ないプリプレグは、樹脂硬化時に、ほとんど気泡を生じないので、FG パターンの印刷が可能である。 また、本考案によれば、樹脂量の多いプリプレグをコイルの上に積層して硬化 させているため、コイルの位置を強力に接着固化することができる。さらに基板 強度も増加させることができるので、鉄板ヨークを必要としないモータへの適用 が可能となる。
【図1】本考案の一実施例を示すコイル基板の断面図で
ある。
ある。
【図2】樹脂量の多いプリプレグの断面図である。
【図3】樹脂量の少ないプリプレグの断面図である。
【図4】先願考案にるコイル基板の断面図である。
【図5】コイル基板の製造工程の説明図である。
【図6】樹脂層の欠陥部を示す説明図である。
1 基板 2 樹脂層 3 樹脂量の多いプリプレグ 4 リードフレーム 5 偏平コイル 6 成形型 7 気泡 8 FGパターン 9 樹脂量の少ないプリプレグ
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂量の少ないプリプレグと樹脂量の多
いプリプレグとの間にリードフレームおよび偏平コイル
が挾まれた積層体であって、前記リードフレームおよび
偏平コイルが樹脂量の多いプリプレグの樹脂層に埋め込
まれていることを特徴とするコイル基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3985392U JPH0595156U (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | コイル基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3985392U JPH0595156U (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | コイル基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595156U true JPH0595156U (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=12564530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3985392U Pending JPH0595156U (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | コイル基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595156U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5558746A (en) * | 1978-10-25 | 1980-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Coreless armature |
JPH0345339A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-26 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 金属複合積層板の製法 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP3985392U patent/JPH0595156U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5558746A (en) * | 1978-10-25 | 1980-05-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Coreless armature |
JPH0345339A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-26 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 金属複合積層板の製法 |
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