JPS637156A - 扁平コイルの製造方法 - Google Patents

扁平コイルの製造方法

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Publication number
JPS637156A
JPS637156A JP15070186A JP15070186A JPS637156A JP S637156 A JPS637156 A JP S637156A JP 15070186 A JP15070186 A JP 15070186A JP 15070186 A JP15070186 A JP 15070186A JP S637156 A JPS637156 A JP S637156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
flat coil
rotor hub
insulating material
disc
Prior art date
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Pending
Application number
JP15070186A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yoshimi
直喜 吉見
Hitoshi Ogasawara
仁 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON RADIATOR CO Ltd
Marelli Corp
Original Assignee
NIPPON RADIATOR CO Ltd
Nihon Radiator Co Ltd
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Publication date
Application filed by NIPPON RADIATOR CO Ltd, Nihon Radiator Co Ltd filed Critical NIPPON RADIATOR CO Ltd
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Publication of JPS637156A publication Critical patent/JPS637156A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、扁平型モータ等に組み込まれる扁平コイルの
製造方法に関する。さらに詳しくは、多数の扁平コイル
素線の間にディスク状絶縁材を配置してなるアマチュア
とロータハブとの組付けにかかわる製造方法の改良に関
する。
〔従来の技術〕
扁平型モータ等に組み込まれる扁平コイルとしては、例
えば、第6図および第7図に示すものが知られている。
この扁平コイルは、アマチュア11をディスク状絶縁材
12を介してロータハブ13に嵌合して組付けた構造か
らなり、アマチュア11は、銅板等をプレスして形成し
た多数の扁平コイル素線工5の間にディスク状絶縁材1
2を配置してなるものである。
すなわち、第7図において、アマチュア11は、銅板等
の板状導材をノツチングプレスにより形成、した多数の
扁平コイル素線15の間にディスク状絶縁材(エポキシ
樹脂含浸ガラスクロスプリプレグ)12を配置して、約
160℃に加熱された加熱盤で挟持することにより、2
0kg/an!圧力下で約20秒加熱、加圧を行ない、
この後に、内周Iと外周0とを切断してアルゴン溶接で
、扁平コイル素線15を結線してなるものである。
この仮接着状態のアマチュア11は、ディスク状絶縁材
(前記と同材質)12を介してロータハブ13に嵌合さ
れ、加圧治具様の装置で、アマチュア11の本接着およ
びアマチュア11とロータハブ13の接着°とが同時に
行なわれる。
このような構造からなる扁平コイルのアマチュアIIと
ロータハブI3との組付けについては、本出願人は、先
に、特願昭60−178220号を提案し、生産性の向
上と低コスト化を達成している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の扁平コイルの製造方法では、ディ
スク状絶縁材にエポキシ樹脂を使用していたため、エポ
キシ樹脂が硬化するために、3ないし5分程度の接着時
間が必要であり、生産性が非常に悪いという問題があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は、上記のような問題を解決したもので、ディス
ク状絶縁材で接着するための時間を従来より大幅に短縮
することのできる扁平コイルの製造方法を提供すること
を目的とする。
C問題点を解決するための手段〕 本発明にかかわる扁平コイルの製造方法は、多数の扁平
コイル素線の間に耐熱用熱可塑性樹脂からなるアマチュ
アコイル用ディスク状絶縁材を配置してなる装着アマチ
ュアを、耐熱用熱可塑性相°脂からなるロータハブ用デ
ィスク状絶縁材を介してロータハブに嵌合した後、前記
装着アマチュアの接着および装着アマチュアとロータハ
ブとの接着を高周波誘導加熱手段を備えた加圧治具によ
り行なうものである。
〔発明の作用〕
本発明においては、多数の扁平コイル素線の間に耐熱用
熱可塑性樹脂からなるアマチュアコイル用ディスク状絶
縁材を配置して装着アマチュアを形成し、この後、この
装着アマチュアを耐熱用熱可塑性樹脂からなるロータハ
ブ用ディスク状絶縁材を介してロータハブに嵌合し、装
着アマチュアの接着および装着アマチュアとロータハブ
との接着が、高周波誘導加熱手段を備えた加圧治具によ
り行なわれる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明方法の詳細を図面を用いて説明する。
本発明の扁平コイルの製造方法では、まず、銅板等の板
状導材にノツチングプレスを施すことにより、扁平コイ
ル素線が形成される。
この後、第1図に示すように、多数の扁平コイル素線1
7の間に耐熱用熱可塑性樹脂からなるアマチュアコイル
用ディスク状絶縁材19を配置して、これを加圧し、内
周■と外周Oとを切断して、アルゴン溶接により扁平コ
イル素線17が結線される。これにより、装着アマチュ
ア21が形成される。
この後、この装着アマチュア21が耐熱用熱可塑性樹脂
からなるロータハブ用ディスク状絶縁材23を介してロ
ータハブ25に嵌合される。
第2図は、アマチュアコイル用ディスク状絶縁材19を
示しており、また、第3図は、ロータハブ用ディスク状
絶縁材23を示している。これ等の扁平コイル用ディス
ク状絶縁材19.23は、第4図に示すように、ガラス
繊維織布27の両面に耐熱用熱可塑性樹脂フィルム29
を熱圧着により含浸して形成されている。
ここで、耐熱用熱可塑性樹脂フィルム29としては、ポ
リフェニレンサルファイド(PPS、例゛えば、トレリ
ナ二東し株式会社の商品名)、ポリエーテルエーテルケ
トン(PEEK)、ポリエーテルサルホン(PES)、
芳香族ポリエステル(Uポリマー)等からなるフィルム
が用いられる。
また、この耐熱用熱可塑性樹脂フィルム29には、ガラ
ス繊維織布27または不織布シート、各種金属等に対す
る接着性を向上するため、シラン・もしくはチタネート
カップリング剤、例えば、N。
N−ビス(β−ヒドロキシエチル)−γアミノプロピル
トリエトキシシランが、0.1ないし1゜0%の割合で
、樹脂中に分散混合されている。
さらに、ガラス繊維織布27としては、例えば、JIS
−R1414のEP−17Aが用いられている。
また、耐熱用熱可塑性樹脂フィルム29の厚みは、例え
ば、74ミクロンとされ、ガラス繊維織布27の厚みは
、例えば、170ミクロンとされている。
このような扁平コイル用ディスク状絶縁材の製造は、ガ
ラス繊維織布27の両面に耐熱用熱可塑性樹脂フィルム
29を沿わせ、接着ロールにより、ガラス繊維織布27
の両面に耐熱用熱可塑性樹脂フィルム29を熱圧着する
ことにより行なわれる。
このようにして形成された板状の扁平コイル用ディスク
状絶縁材は、第2図あるいは第3図に示すような形状に
打ち抜かれ、アマチュアコイル用ディスク状絶縁材19
およびロータハブ用ディスク状絶縁材23が製造される
本発明の扁平コイルの製造方法では、この後、装着アマ
チュア21の接着および装着アマチュア21とロータハ
ブ25との接着が、第5図に示す、高周波誘導加熱手段
を備えた加圧治具により行なわれる。
第5図は、本発明の扁平コイルの製造方法に用いられる
扁平コイルの製造装置を示すもので、この装置は、ロー
タハブ25が固定される凹部35を備えた基台37と、
基台37上を昇降可能な加圧部39.40とからなる加
圧手段43と、前記基台37に組み込まれたワークコイ
ル45からなる高周波誘導加熱手段47とを有しており
、加圧部39.40の降下により、アマチュア21をロ
ータハブ用ディスク状絶縁材23を介してロータハブ2
5に押圧し、ワークコイル45への通電により、第1図
で示したアマチュアコイル用ディスク状絶縁材19およ
びロータハブ用ディスク状絶縁材23で接着される。
そして、この装置では、加圧部39および40には、冷
却水を循環するための冷却用孔51,53が形成されて
いる。この冷却用孔51.53は、加圧部39.40内
に、例えば、環状に形成されている。
このような装置では、ワークコイル45に通電し、例え
ば、180V、23Aで約10秒問直周波誘導電流を発
振すると、扁平コイル素線17が約320℃に発熱し、
アマチュアコイル用ディスク状絶縁材19およびロータ
ハブ用ディスク状絶縁材23が熔融して、扁平コイル素
線17とアマチュアコイル用ディスク状絶縁材19との
接着およびロータハブ用ディスク状絶縁材23とロータ
ハブ25との接着が行なわれる。
この後、20秒放冷後、加圧部39.40を上昇させて
製品を取り出せば、ロータハブ25にアマチュア21が
強固に固定された扁平コイルを得ることができる。
なお、以上述べた方法により得られた扁平コイルの扁平
コイル素線17−本当たりの剥離強度は270gf/2
畷重、アマチュア21とロータハフ゛25とのスリップ
強度は320 kg fであった。
以上述べたように、本発明の扁平コイルの製造方法では
、ディスク状絶縁材として、耐熱用熱可塑性樹脂を用い
たので、これで接着するための時 1間が、従来のエポ
キシ樹脂に比較して1/6〜1/10となり、生産性を
従来より6〜10倍程度向上することができる。
また、本発明の扁平コイルの製造方法では、ディスク状
絶縁材として、耐熱性、耐薬品性の高い耐熱用熱可塑性
樹脂を用いたので、耐熱性および電気的特性の優れた扁
平コイルを製造することができる。
さらに、本発明の扁平コイルの製造方法では、耐熱用熱
可塑性樹脂を用いたので、扁平コイル用ディスク状絶縁
材の寿命を向上でき、また、保存が容易で、かつ、工程
および品質管理が容易な扁平コイルを提供することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、ディスク状絶縁材として
、耐熱用熱可塑性樹脂を用いたので、扁平コイルの製造
時間を従来より大幅に短縮することのできる扁平コイル
の製造方法を提供することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の装着アマチュアおよびロータハブ
を示す纒断面図、第2図はアマチュアコイル用ディスク
状絶縁材を示す上面図、第3図はロータハブ用ディスク
状絶縁材を示す上面図、第4図は第2図の横断面図、第
5図は扁平コイルの製造装置を示す縦断面図、第6図は
扁平コイルの上面図、第7図はアマチュアとロータハブ
とを示す縦断面図である。 17・・・扁平コイル素線、19・・・アマチュアコイ
ル用ディスク状絶縁材、21・・・アマチュア、23・
・・ロータハブ用ディスク状絶縁材、25・・・ロータ
ハブ、47・・・高周波誘導加熱手段。 第2図    、3゜ 第5図 第6図 1と  1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 多数の扁平コイル素線の間に耐熱用熱可塑性樹脂からな
    るアマチュアコイル用ディスク状絶縁材を配置してなる
    装着アマチュアを、耐熱用熱可塑性樹脂からなるロータ
    ハブ用ディスク状絶縁材を介してロータハブに嵌合した
    後、前記装着アマチュアの接着および装着アマチュアと
    ロータハブとの接着を高周波誘導加熱手段を備えた加圧
    治具により行なうことを特徴とする扁平コイルの製造方
    法。
JP15070186A 1986-06-27 1986-06-27 扁平コイルの製造方法 Pending JPS637156A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15070186A JPS637156A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 扁平コイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP15070186A JPS637156A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 扁平コイルの製造方法

Publications (1)

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JPS637156A true JPS637156A (ja) 1988-01-13

Family

ID=15502527

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JP15070186A Pending JPS637156A (ja) 1986-06-27 1986-06-27 扁平コイルの製造方法

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