JPS5810834B2 - ハリアワセサツシ ノ セイゾウホウホウ - Google Patents

ハリアワセサツシ ノ セイゾウホウホウ

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Publication number
JPS5810834B2
JPS5810834B2 JP47091685A JP9168572A JPS5810834B2 JP S5810834 B2 JPS5810834 B2 JP S5810834B2 JP 47091685 A JP47091685 A JP 47091685A JP 9168572 A JP9168572 A JP 9168572A JP S5810834 B2 JPS5810834 B2 JP S5810834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
brush
impregnated
adhesive
electric brush
Prior art date
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Expired
Application number
JP47091685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS4946104A (ja
Inventor
秋元弘道
相沢淳一
沼田栄三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Co Ltd
Priority to JP47091685A priority Critical patent/JPS5810834B2/ja
Publication of JPS4946104A publication Critical patent/JPS4946104A/ja
Publication of JPS5810834B2 publication Critical patent/JPS5810834B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は圧延機等の大型電動機等に用いられる樹脂含浸
貼合せ刷子の製造方法に関するものである。
通常、圧延機用モータにはかなりの大電流が流れ、かつ
また、高速運転から低速運転までの広い範囲をカバーし
なければならず、また、短絡電流の小さいことが要求さ
れる。
この目的には人造黒鉛質電刷子と黒鉛質電刷子とを樹脂
で接着した貼合せ刷子が適していることが知られている
以下従来の貼合せ刷子を図面を用いて詳しく説明する。
従来この種の刷子は、第1図に示すように人造黒鉛質電
刷子1と、黒鉛質電刷子2の如き異なる二種又は第2図
に示すように人造黒鉛質電刷子1、黒鉛質電刷子2およ
び人造黒鉛質電刷子1′の如き異なる三種の電刷子を接
着剤3,3′を用いて貼り合わせたものである。
又電刷子に含浸する含浸樹脂はフラン樹脂、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、クマロンインデン樹脂等が知られ
ているが、これらは上記の電刷子を貼り合わせる前ある
いは貼り合わせた後で含浸処理がなされていた。
しかしながらこの含浸処理にかなり手間がかかり、また
接着剤3の厚さを一定にすることが難しく、このため、
厚みがばらつく結果、ブラシの抵抗値のバラツキが大き
くなる欠点があった。
本発明は上記の欠点を除去することを目的とする。
本発明は二枚以上の異なる材質の電刷子を組合せ、つい
でそれを加圧、密着している状態で減圧加圧含浸するこ
とにより熱硬化性樹脂を含浸処理し、次に加熱して熱硬
化性樹脂を硬化させ、異なる材質の電刷子を固着一体化
せしめることを特徴とする樹脂含浸貼合せ刷子の製造方
法に関する。
すなわち、本発明は人造黒鉛質電刷子1あるいは1′と
黒鉛質電刷子2とを加圧、密着させながら耐圧容器中で
減圧加圧含浸して熱硬化性樹脂を含浸することにより、
含浸と接着を同時に行なわせるものである。
その結果第3図に示すように人造黒鉛質電刷子1と黒鉛
質電刷子2とが密着し、見掛上接着剤の層がなくなる。
実際には第4図の如き装置を使って密着させる。
すなわち、コ字型の支持枠4の間に含浸しようとする人
造黒鉛質電刷子1と黒鉛質電刷子2の面を合わせて入れ
その両端に支持板7.8をはさみ、ネジ付きの支持棒5
,6によって加圧密着させる。
これをそのまま耐圧容器に入れて減圧加圧含浸して熱硬
化性樹脂を含浸すれば、人造黒鉛質ブラシ1と黒鉛質電
刷子2は含浸と同時に接着される。
この樹脂含浸接着構造を第5図に示す。
第5図において9は気tt、、ioは樹脂含浸部分、1
1は接着層を示す。
なお本発明において含浸する材料は一般に熱硬化性樹脂
を用いる。
熱硬化性樹脂としては、フラン樹脂、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、クマロンインデン樹脂、ポリエステル樹
脂等がある。
以下本発明の詳細な説明する。
実施例 1 同寸法の人造黒鉛質電刷子1と黒鉛質電刷子2を第4図
に示すように締付は金具で重ね合わせ、これを耐圧容器
中に入れ真空ポンプを用いて減圧した。
次にパラトルエンスルホン酸1係混合したフラン樹脂V
F−303(日立化成工業株式会社製フラン樹脂)を注
入し耐圧容器に空気を圧入し5 kg/cm2の圧力に
する。
1時間保持後取り出して締付は金具をはずし、常温から
150℃の温度まで加熱して含浸したフラン樹脂を硬化
させた。
このものを引張試験した結果接着面ではがれずに電刷子
の方が破損した。
大型の電刷子素材を同様に処理し、その後で所定寸法に
切断すれば量産性は向上する。
本発明は、二枚以上の電刷子を重ね合わせて樹脂を含浸
して硬化するため、接着と樹脂含浸が一工程で済み、製
造工程が短縮される。
また貼合せの接着剤を塗布しないので接着剤層厚さのバ
ラツキによる特性のバラツキがなくなり均一な特性の樹
脂含浸貼合せ刷子が得られる。
従来約0.3〜0、5 mmあった接着層の厚さが0.
03〜0.08mmと薄くなり、一見して二枚以上の異
なる材質の電刷子が一枚の材質で形成されているかのよ
うに接着される。
摺動中型刷子の摩耗により整流子に付着する接着層間の
樹脂の量が極めて少ないため整流特性をそこなうような
欠点がない。
また、接着剤を塗布するめんどうな作業をしなくてもよ
い。
樹脂が電刷子の接着する面の大きな気孔だけでなく小さ
な気孔にも十分に浸透するので接着剤を塗布して接着し
た刷子に比べ接着強度が増大し、使用中の接着はがれの
全くない樹脂含浸貼合せ刷子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来法による貼合せ刷子を示す断
面図、第3図は本発明の実施例になる樹脂含浸貼合せ刷
子を示す断面図、第4図は本発明の樹脂含浸貼合せ刷子
を製造する状態を説明するための概略図、第5図は本発
明になる樹脂含浸接着構造を説明するための部分縦断面
図である。 符号の説明、1……人造黒鉛質電刷子、1′……人造黒
鉛質電刷子、2……黒鉛質電刷子、3……接着剤、3′
……接着剤、4……支持枠、5……支持棒、6……支持
棒、7……支持板、8……支持板、9……気孔、10…
…樹脂含浸部分、11……接着層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 二枚以上の異なる材質の電刷子を組合せ、ついでそ
    れを加圧、密着している状態で減圧加圧含浸することに
    より熱硬化性樹脂を含浸処理し、次に加熱して熱硬化性
    樹脂を硬化させ、異なる材質の電刷子を固着一体化せし
    めることを特徴とする樹脂含浸貼合せ刷子の製造方法。
JP47091685A 1972-09-14 1972-09-14 ハリアワセサツシ ノ セイゾウホウホウ Expired JPS5810834B2 (ja)

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JPS4946104A JPS4946104A (ja) 1974-05-02
JPS5810834B2 true JPS5810834B2 (ja) 1983-02-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6187519U (ja) * 1984-11-15 1986-06-07
JPH0533088B2 (ja) * 1984-04-13 1993-05-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd

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JPS5531820Y2 (ja) * 1975-02-20 1980-07-29
JPS6196767U (ja) * 1984-11-26 1986-06-21

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JPS6187519U (ja) * 1984-11-15 1986-06-07

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