JPH02289340A - 化粧合板の製造方法 - Google Patents
化粧合板の製造方法Info
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- JPH02289340A JPH02289340A JP15131689A JP15131689A JPH02289340A JP H02289340 A JPH02289340 A JP H02289340A JP 15131689 A JP15131689 A JP 15131689A JP 15131689 A JP15131689 A JP 15131689A JP H02289340 A JPH02289340 A JP H02289340A
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- metal plate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は化粧合板の製造方法に関する。
近年、高級乗用車を主体に木目の奇麗な天然木を使用し
た化粧合板が内装材に採用される機運がある。周知のよ
うに、自動車は一30°C程度の寒冷地で使用されるこ
ともあれば、夏の炎天下に放置され車内の温度が80℃
前後にまで上昇することも珍しいことではない。温度変
化が大きいと内装部材は膨張・収縮を繰り返し、その都
度不必要に大きな間隙が生じたり、他の部材とぶつかり
あって変形したりする。特に、天然木は繊維に平行な方
向の線膨張率が3 X 10−’/ deg〜5×10
−8/ degと小さいのに対し、繊維方向の線膨張率
が35X 10−”/deg 〜f30X 10−’/
degと大きく、方向性が著しいため使用を誤ると反り
、変形等が生じる。更に、湿度によっても膨張φ収縮の
度合いが違うため取り扱いが難しいと云う難点がある。 このため、方向性のない金属を変形防止部材として用い
、これに天然木の突き板をロール等で圧力を付加しなが
ら接着剤で貼り合わせる化粧合板の製造が実施されてい
る。
た化粧合板が内装材に採用される機運がある。周知のよ
うに、自動車は一30°C程度の寒冷地で使用されるこ
ともあれば、夏の炎天下に放置され車内の温度が80℃
前後にまで上昇することも珍しいことではない。温度変
化が大きいと内装部材は膨張・収縮を繰り返し、その都
度不必要に大きな間隙が生じたり、他の部材とぶつかり
あって変形したりする。特に、天然木は繊維に平行な方
向の線膨張率が3 X 10−’/ deg〜5×10
−8/ degと小さいのに対し、繊維方向の線膨張率
が35X 10−”/deg 〜f30X 10−’/
degと大きく、方向性が著しいため使用を誤ると反り
、変形等が生じる。更に、湿度によっても膨張φ収縮の
度合いが違うため取り扱いが難しいと云う難点がある。 このため、方向性のない金属を変形防止部材として用い
、これに天然木の突き板をロール等で圧力を付加しなが
ら接着剤で貼り合わせる化粧合板の製造が実施されてい
る。
しかし、ロール等で加圧して接着する従来の化粧合板の
製造方法により、湾曲したパネル等を形成しようとする
と、湾曲した端部には充分な圧力が付加出来ないため堅
固に接着することが困難である。このため、接着した天
然木と金属板とが使用中に剥離し易いと云う欠点があっ
た。又、変形防止部材としての金属板をプレス曲げ加工
した後、天然木の突き板をプレスして接着一体化する方
法も行われているが、やはり使用中に層間剥離し易いと
云う欠点があった(第5図参照)。 従って、使用中に温湿度変化があっても反り、変形、及
び天然木の表装部材と補強部材である金属板とがfi1
1離することのない化粧合板の製造方法の開発が望まれ
ていた。
製造方法により、湾曲したパネル等を形成しようとする
と、湾曲した端部には充分な圧力が付加出来ないため堅
固に接着することが困難である。このため、接着した天
然木と金属板とが使用中に剥離し易いと云う欠点があっ
た。又、変形防止部材としての金属板をプレス曲げ加工
した後、天然木の突き板をプレスして接着一体化する方
法も行われているが、やはり使用中に層間剥離し易いと
云う欠点があった(第5図参照)。 従って、使用中に温湿度変化があっても反り、変形、及
び天然木の表装部材と補強部材である金属板とがfi1
1離することのない化粧合板の製造方法の開発が望まれ
ていた。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、突き板単独、又は該突き板を表面に配した
積層材からなる表装部材と金属板とを接着剤を介して積
層し、プレス曲げ加工後の保圧中に前記接着剤を硬化さ
せて前記表装部材と金属板とを接着することを特徴とす
る化粧合板の製造方法であり、表装部材と略同一構成の
裏打ち部材が金属板の残余の面に接着剤を介して配され
ている化粧合板の製造方法である。
れたもので、突き板単独、又は該突き板を表面に配した
積層材からなる表装部材と金属板とを接着剤を介して積
層し、プレス曲げ加工後の保圧中に前記接着剤を硬化さ
せて前記表装部材と金属板とを接着することを特徴とす
る化粧合板の製造方法であり、表装部材と略同一構成の
裏打ち部材が金属板の残余の面に接着剤を介して配され
ている化粧合板の製造方法である。
以下、添付図面を参照にして本発明の好適具体例につい
て詳細に説明する。 図中1は木目が美しく意匠性に優れた天然木を薄くスラ
イスした突き板1】が、樹脂含浸シート12を介して単
板13に積層された表装部材であり、金属板2の片面に
堅固に接着されている。 突き板11は本発明が製造する化粧合板の表面に配置さ
れる部材であるので、前記したように意匠性に優れた天
然素材であることが望ましく、具体的にはナラ、栓、シ
オジ、松、杉、檜、栃、紫壇、黒地、ウオールナツト、
チーク、ローズ、パープル等が適宜使用可能である。こ
れら素材からなる突き板11は、0.2〜IIIm程度
の厚さにスライスして用いられる。0.2−m未満では
素材によって透ける部分が出来て不都合となることがあ
り、1mlを越えるとプレス曲げ加工時に割れ易くなる
ことがあるので、0,2〜1■■程度の厚さの突き板1
1を使用することが望ましい。尚、スライスした後プレ
スして圧縮すると、フレキシブルで曲げ加工性が向上す
る利点が付加される。 上記した突き板11は単独で変形防止部材である金属板
2に重ねてプレス曲げ加工することも出来るが、プレス
曲げ加工時に突き板11をより割れ難くする目的で、ウ
レタン、メラミン等の硬化性樹脂、ゴムラテックス、尿
素酢酸ビニル系エマルジ日ン等が含浸されて強化された
不織布、紙等からなる樹脂含浸シート12を挿設して接
着することが望ましい。プレス曲げ加工時に天然木の突
き板11に生じる割れの多くは、木目方向に元々多数存
在するミクロ的な割れがプレス曲げ加工によって拡大さ
れてマクロ的な割れに進展するものであるから、強化さ
れた樹脂含浸シート12がプレス曲げ加工に先立って突
き板11に堅固に接着されていると、前記ミクロ的な割
れの拡大が阻止されるため割れの発生が防止出来る。各
種の硬化性樹脂、ゴムラテックス、尿素酢酸ビニル系エ
マルジ日ン等を含浸させる樹脂含浸シー]・12として
はビニロン、ポリエステル、レーヨン等の不織布、坪量
10〜50g/♂の和紙等が適宜使用出来る。樹脂含浸
シート12は前記手段によって強化した後、突き板11
にウレタン、エポキシ等の硬化性接着剤によって接骨一
体化しても良いし、前記手段によって強化する時に同時
に突き板11と接着一体化させることも出来る。又、突
き板11の片面に前記したような適宜の樹脂を多口に塗
布して樹脂含浸シート12を接若し、このとき樹脂をシ
ート内部に含浸させて強化することも出来る。 突き板11と金属板2との間に挿設される単板13は、
プレス曲げ加工時に曲げ応力が突き板11に直接作用し
て、該突き板11が割れるのを防止するものであり、通
常0.2〜1■■程度の厚みの天然木が1枚単独で使用
されたり、複数枚重ねて使用される。単板13が1枚の
ときは木目方向が前記突き板11の木目方向と直交させ
るように設け、複数枚のときは順次木目の方向が直交す
るように積層すると、表装部材1全体の熱膨張が小さく
抑えられるので好ましい。複数の単板13を重ねて使用
する場合は、尿素酢酸ビニル系エマルジーン等の適宜の
接着剤によってそれぞれを接着する。そして、単板13
はプレス曲げ加工に先立って、樹脂含浸シート12が接
着された突き板11と予めウレタン、エポキシ、尿素酢
酸ビニル系エマルジョン等の硬化性接着剤等によって接
着一体化されていても良いし、プレス曲げ加工の時に前
記突き板11及び金属板2と接着して一体化するもので
あっても構わない。尚、単板13は単にプレス曲げ加工
時の応力の緩衝部材であり、使用中外部からは全く見る
ことが出来ないので、通常の天然木、例えばブナ、ナラ
、ラワン、セン、タモ等が木目の美醜に関係なく適宜使
用される。 そして、単板13も突き板11と同様にプレスして圧縮
すると、曲げ加工性が向上する。 上記した構成の表装部材1とプレス曲げ加工によって一
体化させる変形防止部材としての金属板2は、膨張率に
方向性がなく、且つプレス曲げ加工性に優れた金属であ
ることが望ましい。本発明では金属板2としてアルミニ
ュウム、ステンレス鋼、銅、鉄等を使用するが、アルミ
ニュウムが軽量で天然木に近い質量感が得られるので特
に好ましい。これら金属板2は素材及び製造履歴によっ
て剛性が異なり、従ってプレス曲げ加工性も異なるので
、使用し易い厚さはそれぞれに異なるが、−膜内には0
.1〜1−讃程度が使用し易い。0゜1@禦未満では剛
性の大きいステンレス鋼でもプレス曲げ加工後に表装部
材1が元の形状に復帰しようとする応力に対抗出来なか
ったり、使用中に発生する表装部材1の熱歪みに抗し切
れない懸念がある。一方、1鰭を越えると剛性の小さい
アルミニュウムでもプレス曲げ加工時の抵抗が大きくな
り過ぎて、表装部材1に不必要に大きな力が作用し、該
表装部材1に疵、割れ等を発生させる原因となる。尚、
金属板2は適宜の形状(例えば1〜1011程度の径の
円等)の透孔を、適宜の分布に設け、重さと剛性を調整
することも出来る。 金属板2の残余の面、即ち表装部材1が接着される金属
板2の背面に適宜配設される裏打ち部材3は、表装部材
1と同様に木目が直交するように設けられた複数枚(好
ましくは表装部材1の木質部材と同一枚数、同一厚さ)
の天然木の単板31と前記硬化性樹脂を含浸した樹脂含
浸シート32とから構成されている。このように金属板
2を中心にして表裏対称に構成すると、使用中に温湿度
変化があっても表裏で均一な膨張又は収縮が起こるため
、反り、変形等が生じない。裏打ち部材3は複数の単板
31を樹脂含浸シート32を介して予め接着して一体化
しておいても良いし、プレス曲げ加工時に接着一体化す
るものであっても構わない。尚、裏打ち部材3の単板3
1も、表装部材1の突き板11、単板13等と同様、圧
縮して曲げ加工性を向上させることも出来る。しかし、
単板31の場合はプレス曲げ加工時に微小な割れが多少
発生しても特に支障がないので、樹脂含浸シート32を
省略しても構わない。この時は単板31同士を前記の適
宜の接着剤で直接接着するが、この場合も化粧合板全体
としては表裏略対称であるので、使用中に温湿度変化が
あっても実用上問題となる反り、変形等が生じることは
ない。 表装部材1と金属板2、金属板2と裏打ち部材3とを接
着して一体化する接着剤4又は5としては、長期間に渡
って強力な接着力が維持可能なものであれば特に限定す
るものではないが、表装部材1、金属板2、及び裏打ち
部材3それぞれに塗布して短期間積層放置しても、或い
はプレス曲げ加工中も硬化せず、各部材が応力によりそ
れぞれの伸び率に従って自在に変形することが出来、プ
レス曲げ加工が終了して所定温度(例えば60〜130
°C)に加熱したときに速やかに硬化するエポキシ系熱
硬化性接着剤、変性ポリウレタン系エマルジョン等が使
用し易い。表装部材1又は裏打ち部材3への接着剤4又
は5の塗布量は、表面状態によって適宜増減すれば良い
が、45〜110g//と条目に塗布する方が好結果が
得られる。 方、金属板2への塗布量は10〜35g7ノと少な目に
するのが好ましい。これは天然木の場合、乾燥した木質
部に接着剤4又は5が浸透すると共に、導管の窪み部に
多量の接着剤4又は5が入り込んで消費されるのに対し
、金属板2の場合は吸収されることがない上に、表面が
平滑であるため良く伸びるからである。 尚、突き板11、単板13.31等の天然木の湿度が異
常に低い時にはプレス曲げ加工に先立って適度の水分を
補給し、前記天然木のフレキシブル性を向上させ、プレ
ス曲げ加工性を改善させることも可能である。 表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3それぞれの接
着面に前記接着剤4又は5を適宜均一に塗布して順次積
層した後、例えば雌型の金型6と雄型の金型7との間に
挿入して2〜50 kgf/Jの圧力でプレスし、所望
の形状に曲げ加工すると共に、前記金属板2の両面に表
装部材1と裏打ち部材3とを接着して一体化させる。プ
レス曲げ加工中は表装部材1、金属板2、及び裏打ち部
材3は未だ相互に接着されていないため、プレス曲げ加
工中にそれぞれの伸び率に応じて相互にずれてスムース
にプレス曲げ加工がなされる。プレス曲げ加工の加工深
さは5〜200禦−程度に抑えるのが突き板11の割れ
を防止する上から望ましい。 表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3を前記金型6
及び7によってプレスしたまま前記硬化性接着剤4及び
5を適宜の温度、例えば60〜130℃に加熱して、1
〜30分間保持することにより硬化接着させる。この場
合、前記金型6及び7は80〜70℃に予熱しておくと
プレス曲げ加工後に行う接着が能率良く行える。加熱方
法は前記金型6又は7の一方、或いは両方の内部に高温
の水蒸気を通して加熱したり、抵抗体を設けて通電加熱
しても良い。又、前記金型と金属板2それぞれに交流電
流を流して交流電界を発生させ、接着剤4又は5自体を
発熱させても良い。この場合は電流を100mA〜10
A1電圧を100〜300V程度に制御し、周波数は同
調装置によって最適周波数を自動的にコントロールする
と良い。更に、前記金型にコイルを設けて交流電流を流
し、発生した交流磁界によって金属板2を加熱する誘導
加熱方式、金属板2に直流又は交流の電流を流して金属
板2を発熱させる、抵抗発熱方式等であっても良い。 完全に表装部材1と裏打ち部材3とが金属板2の表裏に
堅固に接着された後、金型6と7とを離間して一体化し
た化粧合板を取り出し、必要に応じて公知の手法により
仕上げ加工を行う。即ち、プレス曲げ加工時に発生した
パリの除去、端部のトリミングと切断端部の研摩、突き
板11の木目修正と着色、耐水性向上のためのウレタン
ソーラー塗装、トップコートである硬化性ポリエステル
塗料(硬化剤に過酸化物、溶剤にケトン系溶剤)等の塗
布と研摩等を適宜行い、光沢、耐摩耗性、耐候性等の向
上を図ることが出来る。 〔実施例1〕 0.5■畷にスライスしたウオールナツトを更に圧縮し
てフレキシブルとした突き板11、熱硬化性ウレタンを
ポリエステル不織布に含浸した樹脂含浸シート12、及
び0.5.、にスライスしたブナの単板13からなる表
装部材1と、0.5m−のアルミニュウム板の金属板2
、並びに突き板11のウオールナツトをブナに代替した
表装部材1と同一構成の裏打ち部材3とからなり、接着
剤4及び5に同一のエポキシ系熱硬化性接着剤を用いて
、例えば鋳造製の金型6と7とによって化粧合板を製造
した 製造方法の詳細を記載すると、表装部材1は単板13の
上面にエポキシ系接着剤を20 g/J (dry)の
割合で実質的に均一に塗布し、この上に樹脂含浸シート
12を積層して10 kgf/J N 120°C×
7分の条件で加圧及び加熱して、先ず突き板11と樹脂
含浸シート12とを接着一体化し、次に樹脂含浸シート
12の上に突き板11を接着面に前記エポキシ系接着剤
を同様に塗布して積層し、前記条件で加圧及び加熱する
ことにより堅固に一体化したものを得た。尚、突き板1
1と単板13の木目方向は互いに直交するように積層し
た。裏打ち部材3も表装部材1と同様の手法によって2
工程で接着一体化した。 裏打ち部材3の単板31と表装部材1の単板13の接着
面に接着剤4及び5をそれぞれ65g/♂塗布すると共
に、金属板2の両面にもそれぞれ20 glrl塗布し
、第1図に示す通りに順次積層した後、65°Cに予熱
されている金型6と金型7との間にセットし、20 k
gf/Jの圧力を付加して曲げ加工深さ10cmの三次
元加工を行なった。プレス曲げ加工後前記圧力を付加し
たまま金型6又は7の内部に設けた蒸気孔(図示せず)
に高温蒸気を通し、3分間130℃に加熱して接着剤4
及び5を硬化させ、表装部材1、金属板2、及び裏打ち
部材3を相互に接着一体化した。 仕上げ加工は前記した公知の手段によって、所望形状に
トリミングした後、ウレタンシーラー硬化性ポリエステ
ルによるトップコート等を行ない、更に表面研摩して仕
上げた。 上記製造方法により製造した化粧合板を第1表に示す雰
囲気に10度繰り返し晒した後、目視検査を行ったとこ
ろ、反り、変形、接着端部の剥離等の異常は全く認めら
れなかった。 第1表 〔実施例2〕 突き板11を0.5−の楠に変更した実施例1の構成の
表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3を積層して実
施例1と同様の金型の間にセットし、10 kgf/c
Jの圧力を付加して深さ12c園の三次元加工を行なっ
た。圧力を付加した杖態で金型内部に設けた電極に交流
電源を接続、3.5A1190vの電流を流し、同調装
置によって最適周波数を選定して誂導加熱することによ
り接着剤4及び5を硬化させ、前記表装部材1、金属板
2、及び裏打ち部材3を互いに接着一体化した。 実施例1と同様に仕上げ加工を行った後、第1表の雰囲
気に10度繰り返し晒し、目視試験に供したところ、こ
の場合も反り、変形、接着端部の剥離等の異常は全く認
められなかった。 〔実施例3〕 実施例2と同一構成の表装部材1、金属板2、及び裏打
ち部材3を実施例1と同様の金型を用いて圧力10kg
f/cJで加圧し、深さ10cmの三次元加工を行なっ
た。プレス曲げ加工後に金型に設けた抵抗に通電して発
熱させ、110℃に加熱、2分間保持して接着剤を硬化
させ、表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3を互い
に接着して一体化した。この場合も金型は接着剤の硬化
を促進する目的で、65℃に予熱しておいた。 実施例1と同様に仕上げ加工を行った後、第1表の雰囲
気に10度繰り返し晒し、目視試験に供したところ、こ
の場合も反り、変形、接着端部の剥離等の異常は全く認
められなかった。 〔実施例4〕 この実施例は、表装部材1の単板13が2枚から構成さ
れた実施例である。2枚の単板13は厚みが0.31−
のブナの天然木であり、木目方向が直交するように積層
して尿素酢酸ビニル系エマルシロンによって接着一体化
した。表装部材1は上記接着した単板13の上に、ポリ
エステル系不織布の樹脂含浸シート12(この段階では
樹脂を含浸していない)を介して0.6−■のウオール
ナツト玉杢材の突き板11を積層し、樹脂含浸シート1
2を臨む突き板11、単板13それぞれの面に尿素酢酸
ビニル系エマルジちンをそれぞれ80g/+/塗布して
接着一体化したものである。金属板2は厚みが0.5.
■のアルミニュウム板であり、裏打ち部材3は表装部材
1の木質部と同じ厚みになるように、0.4m■の厚さ
のブナの単板31を木目方向が直交するように順次3枚
積層したものである。この場合も単板31同士は尿素酢
酸ビニル系エマルジ日ンによって接着一体化させた。 上記構成の表装部材1、金属板2、及び打ち部材3とを
変性ポリウレタン系エマルジョンを介して積層し、実施
例1と同様の金型の間にセットし、20 kg f/c
Jの圧力を付加してプレス曲げ加工を行なった。圧力を
付加した状態で金型内部に設けた蒸気孔に高温蒸気を通
し、110℃〜130°Cに加熱して前記変性ポリウレ
タン系エマルジーンを硬化させると、表装部材1と金属
板2、及び裏打ち部材3とが互いに堅固に接着された化
粧合板が得られた。そして、実施例1と同様に仕上げ加
工を行った後、第1表の雰囲気に10度繰り返し晒し、
目視検査を行ったがこの場合も反り、変形、接着端部の
911離等の異常は全く発生しなかった。尚、この実施
例に於いては突き板11及び単板13と31は何れも圧
縮によるフレキシブル加工を施していない天然木を使用
した。樹脂含浸シート12は、表装部材1の突き板11
と単板13との間に挿設する段階では強化用の樹脂を含
浸していなかったが、突き板11と単板13に接着した
とき、それぞれの接着面に多口に塗布した尿素酢酸ビニ
ル系エマルジeンがシートの内部まで浸透して硬化した
ため、硬化後に接着した前記実施例と同様、プレス曲げ
加工に伴う突き板11のミクロ割れの拡大を効果的に防
止することが出来たことは上記試験によって明らかであ
る。
て詳細に説明する。 図中1は木目が美しく意匠性に優れた天然木を薄くスラ
イスした突き板1】が、樹脂含浸シート12を介して単
板13に積層された表装部材であり、金属板2の片面に
堅固に接着されている。 突き板11は本発明が製造する化粧合板の表面に配置さ
れる部材であるので、前記したように意匠性に優れた天
然素材であることが望ましく、具体的にはナラ、栓、シ
オジ、松、杉、檜、栃、紫壇、黒地、ウオールナツト、
チーク、ローズ、パープル等が適宜使用可能である。こ
れら素材からなる突き板11は、0.2〜IIIm程度
の厚さにスライスして用いられる。0.2−m未満では
素材によって透ける部分が出来て不都合となることがあ
り、1mlを越えるとプレス曲げ加工時に割れ易くなる
ことがあるので、0,2〜1■■程度の厚さの突き板1
1を使用することが望ましい。尚、スライスした後プレ
スして圧縮すると、フレキシブルで曲げ加工性が向上す
る利点が付加される。 上記した突き板11は単独で変形防止部材である金属板
2に重ねてプレス曲げ加工することも出来るが、プレス
曲げ加工時に突き板11をより割れ難くする目的で、ウ
レタン、メラミン等の硬化性樹脂、ゴムラテックス、尿
素酢酸ビニル系エマルジ日ン等が含浸されて強化された
不織布、紙等からなる樹脂含浸シート12を挿設して接
着することが望ましい。プレス曲げ加工時に天然木の突
き板11に生じる割れの多くは、木目方向に元々多数存
在するミクロ的な割れがプレス曲げ加工によって拡大さ
れてマクロ的な割れに進展するものであるから、強化さ
れた樹脂含浸シート12がプレス曲げ加工に先立って突
き板11に堅固に接着されていると、前記ミクロ的な割
れの拡大が阻止されるため割れの発生が防止出来る。各
種の硬化性樹脂、ゴムラテックス、尿素酢酸ビニル系エ
マルジ日ン等を含浸させる樹脂含浸シー]・12として
はビニロン、ポリエステル、レーヨン等の不織布、坪量
10〜50g/♂の和紙等が適宜使用出来る。樹脂含浸
シート12は前記手段によって強化した後、突き板11
にウレタン、エポキシ等の硬化性接着剤によって接骨一
体化しても良いし、前記手段によって強化する時に同時
に突き板11と接着一体化させることも出来る。又、突
き板11の片面に前記したような適宜の樹脂を多口に塗
布して樹脂含浸シート12を接若し、このとき樹脂をシ
ート内部に含浸させて強化することも出来る。 突き板11と金属板2との間に挿設される単板13は、
プレス曲げ加工時に曲げ応力が突き板11に直接作用し
て、該突き板11が割れるのを防止するものであり、通
常0.2〜1■■程度の厚みの天然木が1枚単独で使用
されたり、複数枚重ねて使用される。単板13が1枚の
ときは木目方向が前記突き板11の木目方向と直交させ
るように設け、複数枚のときは順次木目の方向が直交す
るように積層すると、表装部材1全体の熱膨張が小さく
抑えられるので好ましい。複数の単板13を重ねて使用
する場合は、尿素酢酸ビニル系エマルジーン等の適宜の
接着剤によってそれぞれを接着する。そして、単板13
はプレス曲げ加工に先立って、樹脂含浸シート12が接
着された突き板11と予めウレタン、エポキシ、尿素酢
酸ビニル系エマルジョン等の硬化性接着剤等によって接
着一体化されていても良いし、プレス曲げ加工の時に前
記突き板11及び金属板2と接着して一体化するもので
あっても構わない。尚、単板13は単にプレス曲げ加工
時の応力の緩衝部材であり、使用中外部からは全く見る
ことが出来ないので、通常の天然木、例えばブナ、ナラ
、ラワン、セン、タモ等が木目の美醜に関係なく適宜使
用される。 そして、単板13も突き板11と同様にプレスして圧縮
すると、曲げ加工性が向上する。 上記した構成の表装部材1とプレス曲げ加工によって一
体化させる変形防止部材としての金属板2は、膨張率に
方向性がなく、且つプレス曲げ加工性に優れた金属であ
ることが望ましい。本発明では金属板2としてアルミニ
ュウム、ステンレス鋼、銅、鉄等を使用するが、アルミ
ニュウムが軽量で天然木に近い質量感が得られるので特
に好ましい。これら金属板2は素材及び製造履歴によっ
て剛性が異なり、従ってプレス曲げ加工性も異なるので
、使用し易い厚さはそれぞれに異なるが、−膜内には0
.1〜1−讃程度が使用し易い。0゜1@禦未満では剛
性の大きいステンレス鋼でもプレス曲げ加工後に表装部
材1が元の形状に復帰しようとする応力に対抗出来なか
ったり、使用中に発生する表装部材1の熱歪みに抗し切
れない懸念がある。一方、1鰭を越えると剛性の小さい
アルミニュウムでもプレス曲げ加工時の抵抗が大きくな
り過ぎて、表装部材1に不必要に大きな力が作用し、該
表装部材1に疵、割れ等を発生させる原因となる。尚、
金属板2は適宜の形状(例えば1〜1011程度の径の
円等)の透孔を、適宜の分布に設け、重さと剛性を調整
することも出来る。 金属板2の残余の面、即ち表装部材1が接着される金属
板2の背面に適宜配設される裏打ち部材3は、表装部材
1と同様に木目が直交するように設けられた複数枚(好
ましくは表装部材1の木質部材と同一枚数、同一厚さ)
の天然木の単板31と前記硬化性樹脂を含浸した樹脂含
浸シート32とから構成されている。このように金属板
2を中心にして表裏対称に構成すると、使用中に温湿度
変化があっても表裏で均一な膨張又は収縮が起こるため
、反り、変形等が生じない。裏打ち部材3は複数の単板
31を樹脂含浸シート32を介して予め接着して一体化
しておいても良いし、プレス曲げ加工時に接着一体化す
るものであっても構わない。尚、裏打ち部材3の単板3
1も、表装部材1の突き板11、単板13等と同様、圧
縮して曲げ加工性を向上させることも出来る。しかし、
単板31の場合はプレス曲げ加工時に微小な割れが多少
発生しても特に支障がないので、樹脂含浸シート32を
省略しても構わない。この時は単板31同士を前記の適
宜の接着剤で直接接着するが、この場合も化粧合板全体
としては表裏略対称であるので、使用中に温湿度変化が
あっても実用上問題となる反り、変形等が生じることは
ない。 表装部材1と金属板2、金属板2と裏打ち部材3とを接
着して一体化する接着剤4又は5としては、長期間に渡
って強力な接着力が維持可能なものであれば特に限定す
るものではないが、表装部材1、金属板2、及び裏打ち
部材3それぞれに塗布して短期間積層放置しても、或い
はプレス曲げ加工中も硬化せず、各部材が応力によりそ
れぞれの伸び率に従って自在に変形することが出来、プ
レス曲げ加工が終了して所定温度(例えば60〜130
°C)に加熱したときに速やかに硬化するエポキシ系熱
硬化性接着剤、変性ポリウレタン系エマルジョン等が使
用し易い。表装部材1又は裏打ち部材3への接着剤4又
は5の塗布量は、表面状態によって適宜増減すれば良い
が、45〜110g//と条目に塗布する方が好結果が
得られる。 方、金属板2への塗布量は10〜35g7ノと少な目に
するのが好ましい。これは天然木の場合、乾燥した木質
部に接着剤4又は5が浸透すると共に、導管の窪み部に
多量の接着剤4又は5が入り込んで消費されるのに対し
、金属板2の場合は吸収されることがない上に、表面が
平滑であるため良く伸びるからである。 尚、突き板11、単板13.31等の天然木の湿度が異
常に低い時にはプレス曲げ加工に先立って適度の水分を
補給し、前記天然木のフレキシブル性を向上させ、プレ
ス曲げ加工性を改善させることも可能である。 表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3それぞれの接
着面に前記接着剤4又は5を適宜均一に塗布して順次積
層した後、例えば雌型の金型6と雄型の金型7との間に
挿入して2〜50 kgf/Jの圧力でプレスし、所望
の形状に曲げ加工すると共に、前記金属板2の両面に表
装部材1と裏打ち部材3とを接着して一体化させる。プ
レス曲げ加工中は表装部材1、金属板2、及び裏打ち部
材3は未だ相互に接着されていないため、プレス曲げ加
工中にそれぞれの伸び率に応じて相互にずれてスムース
にプレス曲げ加工がなされる。プレス曲げ加工の加工深
さは5〜200禦−程度に抑えるのが突き板11の割れ
を防止する上から望ましい。 表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3を前記金型6
及び7によってプレスしたまま前記硬化性接着剤4及び
5を適宜の温度、例えば60〜130℃に加熱して、1
〜30分間保持することにより硬化接着させる。この場
合、前記金型6及び7は80〜70℃に予熱しておくと
プレス曲げ加工後に行う接着が能率良く行える。加熱方
法は前記金型6又は7の一方、或いは両方の内部に高温
の水蒸気を通して加熱したり、抵抗体を設けて通電加熱
しても良い。又、前記金型と金属板2それぞれに交流電
流を流して交流電界を発生させ、接着剤4又は5自体を
発熱させても良い。この場合は電流を100mA〜10
A1電圧を100〜300V程度に制御し、周波数は同
調装置によって最適周波数を自動的にコントロールする
と良い。更に、前記金型にコイルを設けて交流電流を流
し、発生した交流磁界によって金属板2を加熱する誘導
加熱方式、金属板2に直流又は交流の電流を流して金属
板2を発熱させる、抵抗発熱方式等であっても良い。 完全に表装部材1と裏打ち部材3とが金属板2の表裏に
堅固に接着された後、金型6と7とを離間して一体化し
た化粧合板を取り出し、必要に応じて公知の手法により
仕上げ加工を行う。即ち、プレス曲げ加工時に発生した
パリの除去、端部のトリミングと切断端部の研摩、突き
板11の木目修正と着色、耐水性向上のためのウレタン
ソーラー塗装、トップコートである硬化性ポリエステル
塗料(硬化剤に過酸化物、溶剤にケトン系溶剤)等の塗
布と研摩等を適宜行い、光沢、耐摩耗性、耐候性等の向
上を図ることが出来る。 〔実施例1〕 0.5■畷にスライスしたウオールナツトを更に圧縮し
てフレキシブルとした突き板11、熱硬化性ウレタンを
ポリエステル不織布に含浸した樹脂含浸シート12、及
び0.5.、にスライスしたブナの単板13からなる表
装部材1と、0.5m−のアルミニュウム板の金属板2
、並びに突き板11のウオールナツトをブナに代替した
表装部材1と同一構成の裏打ち部材3とからなり、接着
剤4及び5に同一のエポキシ系熱硬化性接着剤を用いて
、例えば鋳造製の金型6と7とによって化粧合板を製造
した 製造方法の詳細を記載すると、表装部材1は単板13の
上面にエポキシ系接着剤を20 g/J (dry)の
割合で実質的に均一に塗布し、この上に樹脂含浸シート
12を積層して10 kgf/J N 120°C×
7分の条件で加圧及び加熱して、先ず突き板11と樹脂
含浸シート12とを接着一体化し、次に樹脂含浸シート
12の上に突き板11を接着面に前記エポキシ系接着剤
を同様に塗布して積層し、前記条件で加圧及び加熱する
ことにより堅固に一体化したものを得た。尚、突き板1
1と単板13の木目方向は互いに直交するように積層し
た。裏打ち部材3も表装部材1と同様の手法によって2
工程で接着一体化した。 裏打ち部材3の単板31と表装部材1の単板13の接着
面に接着剤4及び5をそれぞれ65g/♂塗布すると共
に、金属板2の両面にもそれぞれ20 glrl塗布し
、第1図に示す通りに順次積層した後、65°Cに予熱
されている金型6と金型7との間にセットし、20 k
gf/Jの圧力を付加して曲げ加工深さ10cmの三次
元加工を行なった。プレス曲げ加工後前記圧力を付加し
たまま金型6又は7の内部に設けた蒸気孔(図示せず)
に高温蒸気を通し、3分間130℃に加熱して接着剤4
及び5を硬化させ、表装部材1、金属板2、及び裏打ち
部材3を相互に接着一体化した。 仕上げ加工は前記した公知の手段によって、所望形状に
トリミングした後、ウレタンシーラー硬化性ポリエステ
ルによるトップコート等を行ない、更に表面研摩して仕
上げた。 上記製造方法により製造した化粧合板を第1表に示す雰
囲気に10度繰り返し晒した後、目視検査を行ったとこ
ろ、反り、変形、接着端部の剥離等の異常は全く認めら
れなかった。 第1表 〔実施例2〕 突き板11を0.5−の楠に変更した実施例1の構成の
表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3を積層して実
施例1と同様の金型の間にセットし、10 kgf/c
Jの圧力を付加して深さ12c園の三次元加工を行なっ
た。圧力を付加した杖態で金型内部に設けた電極に交流
電源を接続、3.5A1190vの電流を流し、同調装
置によって最適周波数を選定して誂導加熱することによ
り接着剤4及び5を硬化させ、前記表装部材1、金属板
2、及び裏打ち部材3を互いに接着一体化した。 実施例1と同様に仕上げ加工を行った後、第1表の雰囲
気に10度繰り返し晒し、目視試験に供したところ、こ
の場合も反り、変形、接着端部の剥離等の異常は全く認
められなかった。 〔実施例3〕 実施例2と同一構成の表装部材1、金属板2、及び裏打
ち部材3を実施例1と同様の金型を用いて圧力10kg
f/cJで加圧し、深さ10cmの三次元加工を行なっ
た。プレス曲げ加工後に金型に設けた抵抗に通電して発
熱させ、110℃に加熱、2分間保持して接着剤を硬化
させ、表装部材1、金属板2、及び裏打ち部材3を互い
に接着して一体化した。この場合も金型は接着剤の硬化
を促進する目的で、65℃に予熱しておいた。 実施例1と同様に仕上げ加工を行った後、第1表の雰囲
気に10度繰り返し晒し、目視試験に供したところ、こ
の場合も反り、変形、接着端部の剥離等の異常は全く認
められなかった。 〔実施例4〕 この実施例は、表装部材1の単板13が2枚から構成さ
れた実施例である。2枚の単板13は厚みが0.31−
のブナの天然木であり、木目方向が直交するように積層
して尿素酢酸ビニル系エマルシロンによって接着一体化
した。表装部材1は上記接着した単板13の上に、ポリ
エステル系不織布の樹脂含浸シート12(この段階では
樹脂を含浸していない)を介して0.6−■のウオール
ナツト玉杢材の突き板11を積層し、樹脂含浸シート1
2を臨む突き板11、単板13それぞれの面に尿素酢酸
ビニル系エマルジちンをそれぞれ80g/+/塗布して
接着一体化したものである。金属板2は厚みが0.5.
■のアルミニュウム板であり、裏打ち部材3は表装部材
1の木質部と同じ厚みになるように、0.4m■の厚さ
のブナの単板31を木目方向が直交するように順次3枚
積層したものである。この場合も単板31同士は尿素酢
酸ビニル系エマルジ日ンによって接着一体化させた。 上記構成の表装部材1、金属板2、及び打ち部材3とを
変性ポリウレタン系エマルジョンを介して積層し、実施
例1と同様の金型の間にセットし、20 kg f/c
Jの圧力を付加してプレス曲げ加工を行なった。圧力を
付加した状態で金型内部に設けた蒸気孔に高温蒸気を通
し、110℃〜130°Cに加熱して前記変性ポリウレ
タン系エマルジーンを硬化させると、表装部材1と金属
板2、及び裏打ち部材3とが互いに堅固に接着された化
粧合板が得られた。そして、実施例1と同様に仕上げ加
工を行った後、第1表の雰囲気に10度繰り返し晒し、
目視検査を行ったがこの場合も反り、変形、接着端部の
911離等の異常は全く発生しなかった。尚、この実施
例に於いては突き板11及び単板13と31は何れも圧
縮によるフレキシブル加工を施していない天然木を使用
した。樹脂含浸シート12は、表装部材1の突き板11
と単板13との間に挿設する段階では強化用の樹脂を含
浸していなかったが、突き板11と単板13に接着した
とき、それぞれの接着面に多口に塗布した尿素酢酸ビニ
ル系エマルジeンがシートの内部まで浸透して硬化した
ため、硬化後に接着した前記実施例と同様、プレス曲げ
加工に伴う突き板11のミクロ割れの拡大を効果的に防
止することが出来たことは上記試験によって明らかであ
る。
以上説明したように、本発明になる製造方法によれば、
木目が美しく意匠価値の高い天然木の突き板が膨張率に
方向性がない金属板と堅固に一体に接着するので、使用
中に温湿度変化を受けても一様に膨張・収縮を繰り返す
高級感のある計器パネル等を製造することが出来る。 特に、金属板の両面に略対称に天然木を配設して製造す
る化粧合板は、温湿度変化を受けて膨張舎収縮しても反
りが全く生じない利点がある。 しかも、突き板を含む天然木と金属の接着一体化はプレ
ス曲げ加工中に行われるため、曲げ加工した端部にも充
分な圧力が作用した状態で接着剤が硬化するので、該端
部の接着力も他の部位に比べ全く遜色無い。従って、使
用中に温湿度変化を繰り返し受け、膨張・収縮を繰り返
しても該端部が層間剥離することがない。 又、木目が奇麗で意匠性を有する突き板の片面にウレタ
ン、メラミン等の硬化性樹脂、ゴムラテックス、尿素酢
酸ビニル系エマルジeン等を含浸させて強化した樹脂含
浸シートをプレス曲げ加工に先立って接着したり、更に
前記フレキシブル化の処理を施した突き板と金属板との
間に天然木の単板を挿設してプレス曲げ加工すると、プ
レス曲げ加工時に割れ難いと云う利点が付加される。 従って、本発明の製造方法によって製造する化粧合板は
自動車の計器パネル、収納ボックス等の内装材を初めと
して各種の部材に適用しても、間隙がいたずらに大きく
なったり、反り、変形、剥離と云った不都合が生じるこ
とがない。
木目が美しく意匠価値の高い天然木の突き板が膨張率に
方向性がない金属板と堅固に一体に接着するので、使用
中に温湿度変化を受けても一様に膨張・収縮を繰り返す
高級感のある計器パネル等を製造することが出来る。 特に、金属板の両面に略対称に天然木を配設して製造す
る化粧合板は、温湿度変化を受けて膨張舎収縮しても反
りが全く生じない利点がある。 しかも、突き板を含む天然木と金属の接着一体化はプレ
ス曲げ加工中に行われるため、曲げ加工した端部にも充
分な圧力が作用した状態で接着剤が硬化するので、該端
部の接着力も他の部位に比べ全く遜色無い。従って、使
用中に温湿度変化を繰り返し受け、膨張・収縮を繰り返
しても該端部が層間剥離することがない。 又、木目が奇麗で意匠性を有する突き板の片面にウレタ
ン、メラミン等の硬化性樹脂、ゴムラテックス、尿素酢
酸ビニル系エマルジeン等を含浸させて強化した樹脂含
浸シートをプレス曲げ加工に先立って接着したり、更に
前記フレキシブル化の処理を施した突き板と金属板との
間に天然木の単板を挿設してプレス曲げ加工すると、プ
レス曲げ加工時に割れ難いと云う利点が付加される。 従って、本発明の製造方法によって製造する化粧合板は
自動車の計器パネル、収納ボックス等の内装材を初めと
して各種の部材に適用しても、間隙がいたずらに大きく
なったり、反り、変形、剥離と云った不都合が生じるこ
とがない。
第1図は本発明になる化粧合板の製造方法を示す説明図
、第2図は加工前の化粧合板の断面説明図、第3図は化
粧合板の断面説明図、第4図は他の実施例を示す加工前
の化粧合板断面説明図、第5図は比較例の断面説明図で
ある。 1・・・表装部材、 11・・・突き板、 12・・・樹脂含浸シート、 13・・・単板、 2・・・金属板、 3・・・裏打ち材、 31・・・単板、 32・・・樹脂含浸シート、 4.5・・・接着剤、 6.7・・・金型。
、第2図は加工前の化粧合板の断面説明図、第3図は化
粧合板の断面説明図、第4図は他の実施例を示す加工前
の化粧合板断面説明図、第5図は比較例の断面説明図で
ある。 1・・・表装部材、 11・・・突き板、 12・・・樹脂含浸シート、 13・・・単板、 2・・・金属板、 3・・・裏打ち材、 31・・・単板、 32・・・樹脂含浸シート、 4.5・・・接着剤、 6.7・・・金型。
Claims (2)
- (1)突き板単独、又は該突き板を表面に配した積層材
からなる表装部材と金属板とを接着剤を介して積層し、
プレス曲げ加工後の保圧中に前記接着剤を硬化させて前
記表装部材と金属板とを接着することを特徴とする化粧
合板の製造方法。 - (2)表装部材と略同一構成の裏打ち部材が金属板の残
余の面に接着剤を介して配されている第1項記載の化粧
合板の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3665789 | 1989-02-16 | ||
| JP1-36657 | 1989-02-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02289340A true JPH02289340A (ja) | 1990-11-29 |
Family
ID=12475930
Family Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15131889A Pending JPH02289342A (ja) | 1989-02-16 | 1989-06-14 | 立体形状を有する化粧合板 |
| JP15131789A Pending JPH02289341A (ja) | 1989-02-16 | 1989-06-14 | 立体形状を有する化粧合板 |
| JP15131689A Pending JPH02289340A (ja) | 1989-02-16 | 1989-06-14 | 化粧合板の製造方法 |
Family Applications Before (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15131889A Pending JPH02289342A (ja) | 1989-02-16 | 1989-06-14 | 立体形状を有する化粧合板 |
| JP15131789A Pending JPH02289341A (ja) | 1989-02-16 | 1989-06-14 | 立体形状を有する化粧合板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (3) | JPH02289342A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040013881A (ko) * | 2002-08-09 | 2004-02-14 | 박형순 | 금속판부재와 무늬목부재 사이에 중간부재가 삽입된무늬목금속판과 이를 제조하는 방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5541517B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-07-09 | 株式会社山忠 | 経木積層体製造用接着剤並びに経木積層体及びその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312962A (en) * | 1976-07-21 | 1978-02-06 | Nissan Motor | Device for producing corrugated fiberboard interior material |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP15131889A patent/JPH02289342A/ja active Pending
- 1989-06-14 JP JP15131789A patent/JPH02289341A/ja active Pending
- 1989-06-14 JP JP15131689A patent/JPH02289340A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5312962A (en) * | 1976-07-21 | 1978-02-06 | Nissan Motor | Device for producing corrugated fiberboard interior material |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040013881A (ko) * | 2002-08-09 | 2004-02-14 | 박형순 | 금속판부재와 무늬목부재 사이에 중간부재가 삽입된무늬목금속판과 이를 제조하는 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02289342A (ja) | 1990-11-29 |
| JPH02289341A (ja) | 1990-11-29 |
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