JPH059501U - 超音波内視鏡の先端保護キヤツプ - Google Patents

超音波内視鏡の先端保護キヤツプ

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JPH059501U
JPH059501U JP5757191U JP5757191U JPH059501U JP H059501 U JPH059501 U JP H059501U JP 5757191 U JP5757191 U JP 5757191U JP 5757191 U JP5757191 U JP 5757191U JP H059501 U JPH059501 U JP H059501U
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JP
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endoscope
distal end
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JP5757191U
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健一 大原
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旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】超音波内視鏡の先端部を衝撃から保護し、しか
も取り付けた状態でも先端部の洗浄等を行うことができ
る超音波内視鏡の先端保護キャップを提供することを目
的とする。 【構成】自然状態から弾性変形させることによって超音
波内視鏡の先端部1の表面に係止される係止部71,7
2と、上記係止部71,72が上記超音波内視鏡の先端
部1に係止された状態のときに上記超音波内視鏡の先端
部1を隙間をあけて覆うカバー部73と、上記超音波内
視鏡の先端部1の表面に点接触するように上記カバー部
73の内面から内側に向けて突設された点接触部75と
を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、超音波内視鏡の先端部を洗浄時や保管時の際に衝撃から保護する ために、超音波内視鏡の先端部に着脱される超音波内視鏡の先端保護キャップに 関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波内視鏡の先端部に設けられた超音波プローブを不使用時の衝撃などから 保護するためには、超音波内視鏡の先端部に保護キャップを被せられるようにす るのが望ましい。
【0003】 しかし保護キャップを取り付けてしまうと、検査終了後に超音波内視鏡の先端 部を洗浄することができなくなってしまうと考えられていたことなどもあって、 これまで、超音波内視鏡の先端部に着脱される保護キャップは用いられていなか った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、超音波内視鏡の挿入部は全長にわたって可撓性があり、先端部は超音 波プローブがあって一般の内視鏡より長い。その結果、洗浄時や保管時に、先端 部がちょっとしたはずみで物にぶつかってしまうことが多く、それが故障の原因 となって、高価な超音波プローブを交換しなければならない場合さえあった。
【0005】 そこで本考案は、超音波内視鏡の先端部を衝撃から保護し、しかも取り付けた 状態でも先端部の洗浄等を行うことができる超音波内視鏡の先端保護キャップを 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の超音波内視鏡の先端保護キャップは、被 検体表面の光学像を得るための観察光学系の対物部と上記被検体の超音波断層像 を得るための超音波を発受信走査する超音波プローブとが併設された超音波内視 鏡の先端部に対して着脱自在に取り付けられる超音波内視鏡の先端保護キャップ であって、自然状態から弾性変形させることによって上記超音波内視鏡の先端部 の表面に係止される係止部と、上記係止部が上記超音波内視鏡の先端部に係止さ れた状態のときに上記超音波内視鏡の先端部を隙間をあけて覆うカバー部と、上 記超音波内視鏡の先端部の表面に点接触するように上記カバー部の内面から内側 に向けて突設された点接触部とを有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】
図面を参照して実施例を説明する。 まず超音波内視鏡について説明をする。図2及び図3は、超音波内視鏡の挿入 部(内視鏡挿入部)20の先端に形成された先端部本体1を示している。
【0008】 先端部本体1は、被検体表面の光学像を得るための観察光学系の対物部2を内 蔵した対物側ブロック1aと、その先側に連結されて、被検体の超音波断層像を 得るための超音波を発受信走査する超音波走査部1bとによって構成されている 。2aは対物部の観察窓である。
【0009】 対物側ブロック1aには、処置具等を挿通するための鉗子チャンネル3の出口 3bが形成されており、処置具を観察視野範囲内に突出させることができる。鉗 子チャンネル3は、汚液等を吸引排出するための吸引チャンネルとしても兼用さ れる。
【0010】 4は、図示されていないライトガイドファイババンドルの光出射端に対向して 設けられた照明窓であり、ここから出射される照明光によって観察視野範囲が照 明される。5,6は、観察窓2aの表面に空気及び水を噴出するための送気ノズ ル及び送水ノズルである。
【0011】 7は、先端部本体1に膨縮自在なバルーン8を取り付けた際に、バルーン8を 膨らませるための脱気水をバルーン8内に送り出す送水口であり、図示されてい ない反対側には脱気水を排出するための排水口が形成されている。9は、先端部 本体1に形成された凹溝10にバルーン8の端部を固定するためのリングである 。
【0012】 超音波走査部1bには、凸面状に形成されたいわゆるコンベックスタイプの超 音波発受信装置(以下「超音波プローブ」という)11が設けられている。 超音波プローブ11は先端部本体1の中心軸を含む平面内で、先端部本体1の 側方を扇状に走査するように形成されている。超音波プローブ11としては、本 実施例では電子走査式の超音波プローブが用いられている。
【0013】 先端部本体1の対物側ブロック1aと超音波走査部1bとは嵌合接続されてお り、その接続部分の軸中心に回転させることができる。そしてその嵌合部には、 シール用のOリング12が取着されており、先端部本体1の水密性を維持してい る。13は、対物側ブロック1aと超音波走査部1bとを固定するための固定ビ スである。
【0014】 図4は超音波内視鏡の全体的構成を示しており、患者の体腔内に挿入される可 撓性の内視鏡挿入部20の先端に、先端部本体1が設けられている。また、内視 鏡挿入部20の先端側には、遠隔操作により屈曲自在な湾曲部21が形成されて いる。
【0015】 内視鏡挿入部20の基端側には、操作部30が連結されている。操作部30に は、湾曲部21の曲り量を遠隔操作するための湾曲操作ノブ31、鉗子チャンネ ル3へ処置具を挿入するための挿入口3a、送気ノズル5及び送水ノズル6から 空気及び水を噴出させる操作を行う送気送水スイッチ32、鉗子チャンネル3な どを経由しての吸引操作を行う吸引スイッチ33などが設けられている。
【0016】 34は、先端部本体1にバルーン8を取り付けたときに脱気水をバルーン8内 に送り込むための注水口。35は、吸引管路を、鉗子チャンネル3とバルーン8 からの排水管路(図示せず)とに切り換えるための吸引管路切換レバーである。
【0017】 操作部30には接眼レンズを内蔵した接眼部40が突設されており、イメージ ガイドファイババンドルの基端側がその観察位置に配置されている。したがって 、対物部2によって結像された被検体表面の光学像を、接眼部40を通して観察 することができる。
【0018】 50は、照明用ライトガイドファイババンドルの入射端を光源装置に接続する ためのコネクタであり、51は送気送水ソケット、52は通気口金、53は吸引 ニップル、54は機能接地端子である。
【0019】 また、60は、超音波プローブ11に対する電気的処理を行う処理回路。61 は、超音波断層像を表示して観察するためのCRTモニタである。 図5は、本考案の保護キャップ70を超音波内視鏡の先端部本体1に取り付け た状態の斜視図、図6はその正面図、図1はその側面断面図である。
【0020】 保護キャップ70は、弾力性及び可撓性に富むプラスチック系ゴム等によって 形成されており、先端部本体1に対して着脱自在に取り付けることができる。 保護キャップ70を先端部本体1に係止するための係止部71,72は保護キ ャップ70の前後両端に形成されており、先側の係止部71は断面円形に形成さ れ、口元側の係止部72は断面C字状に形成されている。
【0021】 そして、両係止部71,72ともに、先端部本体1を保護キャップ70内に押 し込むことによって押し拡げられて弾性変形し、先側の係止部71は先端部本体 1の最先端部分に係止され、口元側の係止部72は、バルーン固定用のリングを 装着するための凹溝10に係止される。そして、保護キャップ70を先端部本体 1の先側へ引張れば、保護キャップ70は弾性変形しながら先端部本体1から取 り外される。
【0022】 両係止部71,72の間は、両係止部71,72が先端部本体1に係止された 状態のときに超音波走査部1bを隙間をあけて覆うカバー部73になっている。 このカバー部73は、超音波プローブ11が何かにぶつかることのないように 、超音波プローブ11の前面を覆っているが、超音波プローブ11の表面には全 く接触しておらず、また、着脱時には弾性変形し易く、使用後の洗浄時には洗浄 液などが流入及び流出し易いように、超音波プローブ11の正面に軸方向にスリ ット74が形成されて口を開いた形状に形成されている。
【0023】 また、保護キャップ70の内周面には、超音波プローブ11に対向する部分を 除いて、先端部本体1の表面に点接触する小さな突起75がランダムに多数突設 されている。図7は、その突起75の斜視図である。
【0024】 このように保護キャップ70は、先端部本体1に対して、超音波プローブ11 以外の部分で点接触しているだけなので、使用後の洗浄時に、保護キャップ70 を取り付けたままの状態で先端部本体1の表面を充分に洗浄することができ、ま た、何かにぶつけた時の衝撃も保護キャップ70で弾性的に吸収されて、先端部 本体1には大きな衝撃は伝わらない。
【0025】
【考案の効果】
本考案の超音波内視鏡の先端保護キャップによれば、超音波内視鏡の先端部に 点接触をするだけで超音波内視鏡の先端部を隙間をあけて覆うので、保護キャッ プを装着した状態で超音波内視鏡の先端部を洗浄することができる。
【0026】 したがって、保管時はもちろん洗浄時にも超音波内視鏡の先端部を衝撃から保 護することができ、高価な超音波プローブの破損などを未然に防止することがで きる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面断面図である。
【図2】実施例の超音波内視鏡の先端部の一部を断面で
示す側面図である。
【図3】実施例の超音波内視鏡の先端部の平面図であ
る。
【図4】実施例の超音波内視鏡の全体斜視図である。
【図5】実施例の斜視図である。
【図6】実施例の正面図である。
【図7】実施例の突起の斜視図である。
【符号の説明】
1 先端部本体(先端部) 2 対物部 11 超音波プローブ 70 保護キャップ 71 係止部 72 係止部 73 カバー部 75 突起(点接触部)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】被検体表面の光学像を得るための観察光学
    系の対物部と上記被検体の超音波断層像を得るための超
    音波を発受信走査する超音波プローブとが併設された超
    音波内視鏡の先端部に対して着脱自在に取り付けられる
    超音波内視鏡の先端保護キャップであって、 自然状態から弾性変形させることによって上記超音波内
    視鏡の先端部の表面に係止される係止部と、 上記係止部が上記超音波内視鏡の先端部に係止された状
    態のときに上記超音波内視鏡の先端部を隙間をあけて覆
    うカバー部と、 上記超音波内視鏡の先端部の表面に点接触するように上
    記カバー部の内面から内側に向けて突設された点接触部
    とを有することを特徴とする超音波内視鏡の先端保護キ
    ャップ。
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