JP2551545Y2 - 超音波内視鏡の先端保護キャップ - Google Patents

超音波内視鏡の先端保護キャップ

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JP2551545Y2
JP2551545Y2 JP5757191U JP5757191U JP2551545Y2 JP 2551545 Y2 JP2551545 Y2 JP 2551545Y2 JP 5757191 U JP5757191 U JP 5757191U JP 5757191 U JP5757191 U JP 5757191U JP 2551545 Y2 JP2551545 Y2 JP 2551545Y2
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健一 大原
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、超音波内視鏡の先端
部を洗浄時や保管時の際に衝撃から保護するために、超
音波内視鏡の先端部に着脱される超音波内視鏡の先端保
護キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波内視鏡の先端部に設けられた超音
波プローブを不使用時の衝撃などから保護するために
は、超音波内視鏡の先端部に保護キャップを被せられる
ようにするのが望ましい。
【0003】しかし保護キャップを取り付けてしまう
と、検査終了後に超音波内視鏡の先端部を洗浄すること
ができなくなってしまうと考えられていたことなどもあ
って、これまで、超音波内視鏡の先端部に着脱される保
護キャップは用いられていなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、超音波内視鏡
の挿入部は全長にわたって可撓性があり、先端部は超音
波プローブがあって一般の内視鏡より長い。その結果、
洗浄時や保管時に、先端部がちょっとしたはずみで物に
ぶつかってしまうことが多く、それが故障の原因となっ
て、高価な超音波プローブを交換しなければならない場
合さえあった。
【0005】そこで本考案は、超音波内視鏡の先端部を
衝撃から保護し、しかも取り付けた状態でも先端部の洗
浄等を行うことができる超音波内視鏡の先端保護キャッ
プを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の超音波内視鏡の先端保護キャップは、被検
体表面の光学像を得るための観察光学系の対物部と上記
被検体の超音波断層像を得るための超音波を発受信走査
する超音波プローブとが併設された超音波内視鏡の先端
部に対して着脱自在に取り付けられる超音波内視鏡の先
端保護キャップであって、自然状態から弾性変形させる
ことによって上記超音波内視鏡の先端部の表面に係止さ
れる係止部と、上記係止部が上記超音波内視鏡の先端部
に係止された状態のときに上記超音波内視鏡の先端部を
隙間をあけて覆うカバー部と、上記超音波内視鏡の先端
部の表面に点接触するように上記カバー部の内面から内
側に向けて突設された点接触部とを有することを特徴と
する。
【0007】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。まず超音
波内視鏡について説明をする。図2及び図3は、超音波
内視鏡の挿入部(内視鏡挿入部)20の先端に形成され
た先端部本体1を示している。
【0008】先端部本体1は、被検体表面の光学像を得
るための観察光学系の対物部2を内蔵した対物側ブロッ
ク1aと、その先側に連結されて、被検体の超音波断層
像を得るための超音波を発受信走査する超音波走査部1
bとによって構成されている。2aは対物部の観察窓で
ある。
【0009】対物側ブロック1aには、処置具等を挿通
するための鉗子チャンネル3の出口3bが形成されてお
り、処置具を観察視野範囲内に突出させることができ
る。鉗子チャンネル3は、汚液等を吸引排出するための
吸引チャンネルとしても兼用される。
【0010】4は、図示されていないライトガイドファ
イババンドルの光出射端に対向して設けられた照明窓で
あり、ここから出射される照明光によって観察視野範囲
が照明される。5,6は、観察窓2aの表面に空気及び
水を噴出するための送気ノズル及び送水ノズルである。
【0011】7は、先端部本体1に膨縮自在なバルーン
8を取り付けた際に、バルーン8を膨らませるための脱
気水をバルーン8内に送り出す送水口であり、図示され
ていない反対側には脱気水を排出するための排水口が形
成されている。9は、先端部本体1に形成された凹溝1
0にバルーン8の端部を固定するためのリングである。
【0012】超音波走査部1bには、凸面状に形成され
たいわゆるコンベックスタイプの超音波発受信装置(以
下「超音波プローブ」という)11が設けられている。
超音波プローブ11は先端部本体1の中心軸を含む平面
内で、先端部本体1の側方を扇状に走査するように形成
されている。超音波プローブ11としては、本実施例で
は電子走査式の超音波プローブが用いられている。
【0013】先端部本体1の対物側ブロック1aと超音
波走査部1bとは嵌合接続されており、その接続部分の
軸中心に回転させることができる。そしてその嵌合部に
は、シール用のOリング12が取着されており、先端部
本体1の水密性を維持している。13は、対物側ブロッ
ク1aと超音波走査部1bとを固定するための固定ビス
である。
【0014】図4は超音波内視鏡の全体的構成を示して
おり、患者の体腔内に挿入される可撓性の内視鏡挿入部
20の先端に、先端部本体1が設けられている。また、
内視鏡挿入部20の先端側には、遠隔操作により屈曲自
在な湾曲部21が形成されている。
【0015】内視鏡挿入部20の基端側には、操作部3
0が連結されている。操作部30には、湾曲部21の曲
り量を遠隔操作するための湾曲操作ノブ31、鉗子チャ
ンネル3へ処置具を挿入するための挿入口3a、送気ノ
ズル5及び送水ノズル6から空気及び水を噴出させる操
作を行う送気送水スイッチ32、鉗子チャンネル3など
を経由しての吸引操作を行う吸引スイッチ33などが設
けられている。
【0016】34は、先端部本体1にバルーン8を取り
付けたときに脱気水をバルーン8内に送り込むための注
水口。35は、吸引管路を、鉗子チャンネル3とバルー
ン8からの排水管路(図示せず)とに切り換えるための
吸引管路切換レバーである。
【0017】操作部30には接眼レンズを内蔵した接眼
部40が突設されており、イメージガイドファイババン
ドルの基端側がその観察位置に配置されている。したが
って、対物部2によって結像された被検体表面の光学像
を、接眼部40を通して観察することができる。
【0018】50は、照明用ライトガイドファイババン
ドルの入射端を光源装置に接続するためのコネクタであ
り、51は送気送水ソケット、52は通気口金、53は
吸引ニップル、54は機能接地端子である。
【0019】また、60は、超音波プローブ11に対す
る電気的処理を行う処理回路。61は、超音波断層像を
表示して観察するためのCRTモニタである。図5は、
本考案の保護キャップ70を超音波内視鏡の先端部本体
1に取り付けた状態の斜視図、図6はその正面図、図1
はその側面断面図である。
【0020】保護キャップ70は、弾力性及び可撓性に
富むプラスチック系ゴム等によって形成されており、先
端部本体1に対して着脱自在に取り付けることができ
る。保護キャップ70を先端部本体1に係止するための
係止部71,72は保護キャップ70の前後両端に形成
されており、先側の係止部71は断面円形に形成され、
口元側の係止部72は断面C字状に形成されている。
【0021】そして、両係止部71,72ともに、先端
部本体1を保護キャップ70内に押し込むことによって
押し拡げられて弾性変形し、先側の係止部71は先端部
本体1の最先端部分に係止され、口元側の係止部72
は、バルーン固定用のリングを装着するための凹溝10
に係止される。そして、保護キャップ70を先端部本体
1の先側へ引張れば、保護キャップ70は弾性変形しな
がら先端部本体1から取り外される。
【0022】両係止部71,72の間は、両係止部7
1,72が先端部本体1に係止された状態のときに超音
波走査部1bを隙間をあけて覆うカバー部73になって
いる。このカバー部73は、超音波プローブ11が何か
にぶつかることのないように、超音波プローブ11の前
面を覆っているが、超音波プローブ11の表面には全く
接触しておらず、また、着脱時には弾性変形し易く、使
用後の洗浄時には洗浄液などが流入及び流出し易いよう
に、超音波プローブ11の正面に軸方向にスリット74
が形成されて口を開いた形状に形成されている。
【0023】また、保護キャップ70の内周面には、超
音波プローブ11に対向する部分を除いて、先端部本体
1の表面に点接触する小さな突起75がランダムに多数
突設されている。図7は、その突起75の斜視図であ
る。
【0024】このように保護キャップ70は、先端部本
体1に対して、超音波プローブ11以外の部分で点接触
しているだけなので、使用後の洗浄時に、保護キャップ
70を取り付けたままの状態で先端部本体1の表面を充
分に洗浄することができ、また、何かにぶつけた時の衝
撃も保護キャップ70で弾性的に吸収されて、先端部本
体1には大きな衝撃は伝わらない。
【0025】
【考案の効果】本考案の超音波内視鏡の先端保護キャッ
プによれば、超音波内視鏡の先端部に点接触をするだけ
で超音波内視鏡の先端部を隙間をあけて覆うので、保護
キャップを装着した状態で超音波内視鏡の先端部を洗浄
することができる。
【0026】したがって、保管時はもちろん洗浄時にも
超音波内視鏡の先端部を衝撃から保護することができ、
高価な超音波プローブの破損などを未然に防止すること
ができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の側面断面図である。
【図2】実施例の超音波内視鏡の先端部の一部を断面で
示す側面図である。
【図3】実施例の超音波内視鏡の先端部の平面図であ
る。
【図4】実施例の超音波内視鏡の全体斜視図である。
【図5】実施例の斜視図である。
【図6】実施例の正面図である。
【図7】実施例の突起の斜視図である。
【符号の説明】
1 先端部本体(先端部) 2 対物部 11 超音波プローブ 70 保護キャップ 71 係止部 72 係止部 73 カバー部 75 突起(点接触部)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体表面の光学像を得るための観察光学
    系の対物部と上記被検体の超音波断層像を得るための超
    音波を発受信走査する超音波プローブとが併設された超
    音波内視鏡の先端部に対して着脱自在に取り付けられる
    超音波内視鏡の先端保護キャップであって、 自然状態から弾性変形させることによって上記超音波内
    視鏡の先端部の表面に係止される係止部と、 上記係止部が上記超音波内視鏡の先端部に係止された状
    態のときに上記超音波内視鏡の先端部を隙間をあけて
    覆うと共に上記超音波プローブの表面を臨む位置にスリ
    ットを有するカバー部と、上記超音波プローブの背面側において 上記超音波内視鏡
    の先端部の表面に点接触するように上記カバー部の内面
    から内側に向けて突設された点接触部とを有することを
    特徴とする超音波内視鏡の先端保護キャップ。
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JP4681928B2 (ja) * 2005-04-20 2011-05-11 Hoya株式会社 内視鏡の先端保護キャップ
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JP4634921B2 (ja) * 2005-12-08 2011-02-16 Hoya株式会社 内視鏡の先端保護キャップ
JP4634967B2 (ja) * 2006-05-26 2011-02-16 Hoya株式会社 内視鏡の先端保護キャップ
JP4634968B2 (ja) * 2006-05-29 2011-02-16 Hoya株式会社 内視鏡の先端保護キャップ
JP4682090B2 (ja) * 2006-06-14 2011-05-11 Hoya株式会社 内視鏡の先端保護キャップ
CN103124522B (zh) * 2011-05-20 2014-08-06 奥林巴斯医疗株式会社 超声波内窥镜

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