JP5514075B2 - 内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システム - Google Patents

内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システム Download PDF

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Description

本発明は、内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システムに関し、特に、被検者の管腔内に挿入される軟性内視鏡に対して、送気装置から該軟性内視鏡の先端部に設けられた開口を介して管腔内に定圧ガスを送気して、管腔内の観察や処置を行う内視鏡に用いられる内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システムに関する。
従来より、医療分野において、内視鏡を利用した医療診断が広く行われており、特に、体腔内に挿入される内視鏡の挿入先端部にCCDなどの撮像素子を内蔵して体腔内の画像を撮影し、プロセッサ装置で信号処理を施してモニタに表示し、これを医者が観察して診断に用いたり、あるいは、処置具挿通用のチャンネルから処置具を挿入して、例えば試料の採取やポリープの切除等の処置を行うようにしている。
特に、軟性内視鏡の可撓性を有する挿入部を胃や大腸等の管腔内に挿入して管腔内の診断や処置を行う場合には、軟性内視鏡の鉗子チャンネル(処置具チャンネル)を介して処置具を管腔内に挿入して治療処置が行われる。
このとき、軟性内視鏡の視野を確保したり、処置具を操作するための空間を確保するため、管腔を膨らませるために管腔内に炭酸ガス等の定圧送気ガスを送気することが行われている。
例えば、特許文献1には、患者の腹部に複数のトラカールが穿刺され、その一つのトラカールから硬性内視鏡が腹腔内に挿入されるとともに、他のトラカールを介して、気腹装置から供給される気腹用ガスが腹腔内に導かれ、またさらに軟性内視鏡が大腸等の管腔内に挿入され、これら2つの内視鏡を用いる腹腔鏡下外科手術システムが開示されている。そしてここでは、気腹装置から気腹用ガスとして炭酸ガスが所定圧に調圧された状態で、上記他のトラカールを介して腹腔内に導かれるとともに、軟性内視鏡の処置具チャンネルを介して炭酸ガスが管腔内へ供給されるようになっている。
特開2009−106360号公報
しかしながら、上記従来のように、軟性内視鏡の先端部に形成された鉗子口等の処置具チャンネルの開口を経由して定圧送気を行った場合、内視鏡先端面に付着した体液や水によってガス噴出口付近で泡が発生し、その泡が先端面に形成された観察窓(撮像装置)に付着して視野を阻害するという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軟性内視鏡の先端面に形成された開口を介して定圧送気する際に、ガス噴出口付近で発生した泡によって観察窓の視界が遮られることを防ぎ視野を確保するようにした内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、挿入部の先端面に被検者の体内を観察するための観察窓と、定圧送気ガスを噴出する第1の開口とが配設された内視鏡の前記挿入部の先端部に取り付ける内視鏡用アタッチメントであって、前記挿入部の先端部の外周面に外嵌される円筒状のフードと、前記フードの側面に設けられた第2の開口と、前記定圧送気ガスを前記第2の開口から噴出させるように、前記第1の開口と前記第2の開口とを連通させる筒状の管路と、を備え、前記第1の開口から噴出する前記定圧送気ガスを前記管路を介して前記第2の開口から噴出させることにより、前記定圧送気ガスを前記フードの外側かつ前記観察窓の視野領域の外側方向へ噴出させ、前記フードによって前記第2の開口から噴出される前記定圧送気ガスの噴出領域と前記観察窓の視野領域とを分離することを特徴とする内視鏡用アタッチメントを提供する。
これにより、定圧送気ガスの噴出口を観察窓が形成された先端面から離すとともに、定圧送気ガスの噴出領域を観察窓の視野領域から領域分離部材で分離するようにしたため、定圧送気ガス噴出口の付近で噴出する定圧送気ガスによって泡が発生したとしても、この泡が観察窓の視野領域の方へ行くことが防止され、観察窓の視界を確保することが可能となる。また、これにより、簡単に定圧送気ガスの噴出領域を観察窓の視野領域から分離することが可能となる。
また、請求項に示すように、前記第2の開口は、前記フードの前記第1の開口に近い側の側面に形成されたことを特徴とする。
これにより、定圧送気ガスをフードの外側へ噴出することができるので、噴出口付近で発生した泡が観察窓の方へ行くことを防止することが可能となる。
また、請求項3に示すように、前記管路は、L字状に折れ曲がり、前記挿入部の先端部に取り付けたときに内視鏡軸方向と垂直となる水平部と、内視鏡軸方向と平行となる垂直部とを有し、前記水平部は前記第2の開口に連結し、前記垂直部は前記第1の開口と連結可能なように前記フードに配設されたことを特徴とする。
これにより、管路を介して定圧送気ガスをフードの外側へ噴出することができるので、発生した泡によって観察窓の視野が阻害されるのを防止することが可能となる。
また、請求項に示すように、前記第1の開口と連結する前記管路の前記垂直部の先端部にOリングを配設したことを特徴とする。
これにより、第1の開口と管路との連結部における気密性を確保することができる。
また、前記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、挿入部の先端面に被検者の体内を観察するための観察窓と、定圧送気ガスを噴出する第1の開口とが配設された内視鏡の前記挿入部の先端部に取り付ける内視鏡用アタッチメントであって、前記先端面の前記第1の開口が形成された側の外周面に沿うように形成された壁状の部材と、前記壁状の部材の側面に設けられた第2の開口と、前記定圧送気ガスを前記第2の開口から噴出させるように、前記第1の開口と前記第2の開口とを連通させる筒状の管路と、を備え、前記第1の開口から噴出する前記定圧送気ガスを前記管路を介して前記第2の開口から噴出させることにより、前記定圧送気ガスを前記壁状の部材の外側かつ前記観察窓の視野領域の外側方向へ噴出させ、前記壁状の部材によって前記第2の開口から噴出される前記定圧送気ガスの噴出領域と前記観察窓の視野領域とを分離することを特徴とする内視鏡用アタッチメントを提供する。
このように、フードのように先端部外周全体でなく、壁状の部材によって外周の一部を囲うだけでも、簡単に定圧送気ガスの噴出領域を観察窓の視野領域から分離することが可能となる。
また、請求項に示すように、前記壁状の部材は、円筒の先端を斜めに切り落とした形状であることを特徴とする。
これにより、領域分離部材を簡単に作成することができるとともに、角部を有さない形状なので体内を傷つけることがない。
また、請求項に示すように、前記第2の開口は、前記壁状の部材に形成されたことを特徴とする。
これにより、定圧送気ガスを壁状の部材の外側へ噴出することができるので、噴出口付近で発生した泡が観察窓の方へ行くことを防止することが可能となる。
また、請求項8に示すように、前記管路は、L字状に折れ曲がり、前記挿入部の先端部に取り付けたときに内視鏡軸方向と垂直となる水平部と、内視鏡軸方向と平行となる垂直部とを有し、前記水平部は前記第2の開口に連結し、前記垂直部は前記第1の開口と連結可能なように前記壁状の部材に配設されたことを特徴とする。
これにより、管路を介して定圧送気ガスを壁状の部材の外側へ噴出することができるので、発生した泡によって観察窓の視野を阻害することを防止することが可能となる。
また、請求項に示すように、前記第1の開口と連結する前記管路の前記垂直部の先端部にOリングを配設したことを特徴とする。
これにより、第1の開口と管路との連結部における気密性を確保することができる。
また、請求項10に示すように、前記管路は、前記観察窓の視野領域外である非視野領域内に、その全体が配設されていることを特徴とする。
これにより、定圧送気ガスを観察窓の視野領域外に噴出させるために設けた管路が観察窓の視野を阻害することはない。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項11に記載の発明は、請求項1から10のいずれかに記載の内視鏡用アタッチメントを備えたことを特徴とする内視鏡システムを提供する。
これにより、内視鏡先端部の先端面から定圧送気ガスを供給して、被検者体内を観察等する場合において、観察窓の視界を確保して、十分な観察等を行うことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、定圧送気ガスの噴出口を観察窓が形成された先端面から離すとともに、定圧送気ガスの噴出領域を観察窓の視野領域から領域分離部材で分離するようにしたため、定圧送気ガス噴出口の付近で噴出する定圧送気ガスによって泡が発生したとしても、この泡が観察窓の視野領域の方へ行くことが防止され、観察窓の視界を確保することが可能となる。
本発明に係る内視鏡システムの一実施形態の全体構成の概略を示す外観図である。 挿入部の先端部の先端面を示す平面図である。 内視鏡先端部に取り付けるフードを示す斜視図であり(A)は(B)よりも高い位置から見た図である。 内視鏡先端部にフードを取り付けた様子を示す斜視図である。 図4中5A−5A線を含みフードの軸方向に平行な平面で切った断面図である。 図5に示すフードの変形例を示す断面図である。 内視鏡先端部にフード以外のアタッチメントを取り付けた様子を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システムについて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る内視鏡システムの一実施形態の全体構成の概略を示す外観図である。
図1に示すように、内視鏡システム1は、主として内視鏡(軟性内視鏡)10、光源装置100、内視鏡プロセッサ200、送気装置300及びモニタ装置400とから構成されている。これらの各装置は、このようにそれぞれ別々のものとして構成されていなくともよい。例えば、内視鏡プロセッサ200が光源装置100を内蔵するように構成されていてもよい。
内視鏡10は、手元操作部12と、この手元操作部12に連設される挿入部14とを備えている。術者は、手元操作部12を把持して内視鏡10を操作し、挿入部14を被検者の胃や大腸等の管腔内に挿入することによって観察や診断あるいは治療処置を行う。
手元操作部12には、ユニバーサルケーブル16が接続され、ユニバーサルケーブル16の先端にLGコネクタ18が設けられている。このLGコネクタ18を光源装置100に着脱自在に連結することによって、挿入部14の先端部に配設された照明光学系(図示省略)に照明光が送られるようになっている。また、LGコネクタ18には、ユニバーサルケーブル16を介して電気コネクタが接続され、電気コネクタは内視鏡プロセッサ200に着脱自在に連結されている。これにより、内視鏡10で得られた観察画像のデータが内視鏡プロセッサ200に出力され、内視鏡プロセッサ200に接続されたモニタ装置400に観察画像が表示されるようになっている。
また、手元操作部12には、送気・送水ボタン20、吸引ボタン22、シャッターボタン24、ズーム操作用のシーソースイッチ26、アングルノブ28、及び鉗子挿入部30が設けられている。
鉗子挿入部30は、挿入部14内に形成される図示を省略した鉗子チャンネルに連通し、後述するように、鉗子チャンネルは内視鏡先端部の鉗子口(図2参照)に連通している。また鉗子チャンネルを介して管腔内に定圧送気ガスとして炭酸ガスを送気する場合には、鉗子挿入部30に挿通口用アダプタ34が設けられ、挿通口用アダプタ34のガス供給用口金36には送気チューブ32が連結されている。また送気チューブ32の他端は送気装置300に連結されている。
また送気装置300には高圧ガス用チューブ304によって炭酸ガスボンベ302が連結されている。炭酸ガスボンベ302には炭酸ガスが液化した状態で貯留されている。そして、送気装置300により、炭酸ガスボンベ302に貯留されている炭酸ガスが、所定の圧力に調圧されて、送気チューブ32を経て鉗子挿入部30から鉗子チャンネルに導入され、内視鏡先端部の鉗子口から被検者の管腔内に噴出されるようになっている。
また、挿入部14は、軟性部38、湾曲部40及び先端部42から構成されている。湾曲部40は、手元操作部12に設けられた一対のアングルノブ28を回動することによって遠隔的に湾曲操作されるようになっている。これにより、先端部42を所望の方向に向けることができる。
図2に、挿入部14の先端部42の先端面を示す。
図2に示すように、先端部42の先端面44には、観察窓46、照明窓48、鉗子口50、及び送気・送水ノズル52が配設されている。
観察窓46の奥には、被検体内の像光を取り込むための光学系(観察光学系)が配置されており、取り込まれた観察画像を表す像光はCCDで受光され、信号ケーブルを介して内視鏡プロセッサ200に送られる。そして内視鏡プロセッサ200において、映像信号に変換され、内視鏡プロセッサ200に接続されたモニタ装置400に観察画像が表示されるようになっている。
照明窓48は、図2に示すように、観察窓46の両側の対称な位置に2つ配置されており、被検体内の観察部位に対して光源装置100からの照明光が照射される。照明窓48には、挿入部14内に配設された光ファイバ(ライトガイド)によって光源装置100からの光が導光される。そして、先端に配置された照明レンズ及び照明窓48に嵌め込まれたカバーガラスを介して照明光が射出されるようになっている。
鉗子口50は、挿入部14内に配設された鉗子チャンネル(図示省略)に接続され、操作部12の鉗子挿入部30に連通している。鉗子挿入部30に挿通された鉗子やその他の各種処置具は、鉗子チャンネルを介してその先端が鉗子口50から露呈されるようになっている。
また、特に本実施形態においては、鉗子チャンネルを介して鉗子口50から管腔内に定圧送気ガスとして炭酸ガスを送気するようになっており、管腔内に炭酸ガスを送気する場合には、鉗子挿入部30に挿通口用アダプタ34が取り付けられ、挿通口用アダプタ34のガス供給用口金36から、送気装置300と連結された送気チューブ32を介して炭酸ガスが管腔内へ送気される。
送気・送水ノズル52は、観察窓46が汚れたときに、洗浄液と加圧エアとを吹き付けることにより、観察窓46の洗浄を行うためのものである。送気・送水ノズル52は、操作部12に設けられた送気・送水ボタン20の送気操作及び送水操作に応じて、エアーや洗浄水といった流体を観察窓46に向けて噴射する。これにより、観察窓46に付着した体液や汚物が払拭されて良好な視界が確保されるようになっている。
しかし、鉗子口50から炭酸ガスを管腔内に送気するようにした場合には、先端面44に付着した体液や水分によって泡が発生し、発生した泡が観察窓46を覆ったりして、観察窓46の視界を遮ってしまうことがある。すると送気・送水ノズル52を用いて頻繁に観察窓46の洗浄を行わなければならない。
そこで本実施形態においては、鉗子口50から噴出された炭酸ガスと先端面44に付着した液体とから泡が発生しても、その泡が観察窓46の視野領域の方へ行かないように工夫をしている。以下、その工夫について説明する。
図3に、内視鏡先端部に取り付けるフードを示す。このフードは、先端面44で発生した泡が観察窓46の視野領域の方へ行かないようにする機能を有するものである。
図3(A)は、フードをかなり高い位置から見下ろした様子を示す斜視図であり、図3(B)は、フードをそれよりも低い位置から見た様子を示す斜視図である。
図3(A)及び(B)に示すように、フード60は、一定の厚みを持った円筒であり、その内側に、L字状に折れ曲がった細い筒(管路)62が配設されている。筒62は、フード60の側面にほぼ垂直な部分(水平部)と、そこからほぼ90度折れ曲がりフード60の軸方向と平行な部分(垂直部)とから成っている。すなわち、フード60を内視鏡先端部に取り付けたとき、筒62の水平部は内視鏡軸線方向と垂直となり、筒62の垂直部は内視鏡軸線方向と平行となる。
フード60の側面にほぼ垂直な筒62の部分の端部はフード60の側面に形成された開口66と接続している。また、フード60の軸方向に平行な筒62の部分の端部はフード60の基端側端部とほぼ同じ位置まで伸びており、その先端部にはOリング64が配設されている。
図4に、フード60を内視鏡10の先端部42に取り付けた様子を斜視図で示す。
図4に示すように、フード60は、その内周面に先端部42が嵌め込まれるようにして取り付けられる。なお、図示は省略するが、フード60の基端側(先端部42への取り付け側)には、先端部42の外周面に外嵌される状態で装着するための装着部が形成されている。このとき先端部42にもこれに対応するような装着部を形成しておくようにしてもよい。この装着部の構造は特に限定されるものではない。また、フード60及び筒62の材質は特に限定されるものではなく、例えば樹脂材料等でもよい。
そして、フード60を先端部42に取り付ける際、L字状の筒62のフード60の軸方向に平行な部分(垂直部)の端部は、先端部42の先端面44に形成された鉗子口50内周面にちょうど嵌合されるようになっている。
また、図4中の先端面44上に引いた一点鎖線5A−5Aを含みフード60の軸方向と平行な平面で図4のフード60及び先端部42を切断した断面図を図5に示す。
図5に示すように、フード60を内視鏡10の先端部42に嵌め込んで取り付ける際、L字状の筒62の一方(垂直部)の端部を鉗子口50内に嵌合させるようにする。このとき、筒62の端部付近にはOリング64が設けられているため、気密性を保って、筒62を鉗子口50に嵌め込むことができる。これによって、鉗子口50から炭酸ガスが漏れることが防止される。また、その一方(垂直部)の端部を鉗子口50に嵌合させた筒62の他方(水平部)の端部はフード60の側面の開口66に連結している。
このように、L字状の筒62によって鉗子口50をフード60の側面の開口66と連通させたことにより、鉗子口50を通じて炭酸ガスを管腔内に送気する場合に、炭酸ガスはフード60の側面の開口66から噴出されることとなる。
一方、観察窓46はフード60によって周囲を囲まれているため、フード60の側面の開口66から噴出した炭酸ガスによって泡が発生したとしても、その泡が観察窓46の視界を遮ることはない。
なお、筒62は、図5に示すように、観察窓46の視野領域Vの外側である非視野領域NV内に、その全体が配設されており、筒62自体が観察窓46の視界を遮ることはない。
また、先端面44上における観察窓46や鉗子口50の位置関係やそのサイズ等によっては、筒62の一部が視野領域Vに重なってしまう場合も考えられる。そのような場合には、図6に示すように、例えば筒62の角部を斜めに切り欠いて、筒62の全体が非視野領域NV内に収まるようにすればよい。これにより、筒62自体により観察窓46の視界が遮られることを防止することができる。
このように、本実施形態によれば、フード60を先端部42に取り付けて、フード60内に形成されたL字状の筒62により鉗子口50をフード60の側面に形成された開口66と連通し、鉗子チャンネルを介して供給される炭酸ガスをフード60側面の開口66から噴出するようにしたので、開口66から噴出した炭酸ガスによって泡が発生したとしても、その泡が観察窓46の方へ移動して行くことはなく、観察窓46の視界が阻害されることはない。従って観察窓46の視界を十分に確保することができる。
また、上で説明した実施形態では、鉗子チャンネルを介して鉗子口から管腔内に炭酸ガスを送気していたが、本発明は鉗子口から炭酸ガスを送気するものに限定されるものではない。
例えば、鉗子チャンネルとは別個に、送気専用の定圧送気用管路を挿入部に配設して先端面にその開口を設け、定圧送気用管路を介して炭酸ガスを供給し、先端面に形成されたその開口から管腔内に炭酸ガスを噴出するようにした場合にも、本発明を適用することができる。
このとき、先端部42にフード60を取り付けた場合、フード60に設けられたL字状の筒62の一方(垂直部)の端部が先端面44に形成された定圧送気用管路の開口と嵌合するようにする。そして、この筒62によって定圧送気用管路の開口とフード60の側面に形成された開口66とを連通させる。
これにより、定圧送気用管路から送られてくる炭酸ガスはフード60の側面の開口66から噴出されるので、発生した泡が観察窓46の視界を遮ることはない。
このように本発明においては、定圧送気ガス(炭酸ガス)を噴出する先端面44の開口にL字状の筒(管路)62を連結し、その筒62の他方の端部をフード60側面に形成された開口66と連結して、この開口66からガスを噴出するようにし、先端面44に形成された観察窓46の視野領域を開口66からガスが噴出される噴出領域から、フード60により分離(区分け)するようにして、泡による観察窓46の視野の阻害を防止し、視界を確保するようにしている。
また、このように泡によって観察窓46の視野が阻害されるのを防止するための部材としては、先端部42の全周を囲んでしまうフード60には限定されない。
例えば図7に示すように、フード60の代わりに、鉗子口50が形成された側の先端面44の外周面に沿うように外周面の一部に壁状に形成されたアタッチメント70のようなものであってもよい。図7に示すように、この壁状に形成されたアタッチメント70は、円筒の先端部の一部を斜めに切り落としたような形状を有している。
また、このアタッチメント70にも、前述したフード60と同様に、内視鏡の軸方向に垂直な水平部と、内視鏡の軸方向に平行な垂直部とからなるL字状の筒72が配設され、その一方(水平部)の端部はアタッチメント70の側面に形成された開口76と連結し、他方(垂直部)の端部は鉗子口50と連結するようになっている。
なお、図示は省略するが、この筒72の鉗子口50に連結する部分(垂直部)の端部にも前述した例と同様に気密性を保つためのOリングが配設されている。
図7において、矢印で示したように、鉗子口50を介して供給される定圧送気ガス(炭酸ガス)は、アタッチメント70の側壁に形成された開口76から、観察窓46とは反対側に噴出される。従って、たとえ開口76付近に泡が発生しても、泡が観察窓46の視野領域の方へ行くのをアタッチメント70の側壁により防止することができる。
以上、本発明に係る内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システムについて詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
1…内視鏡システム、10…内視鏡、12…手元操作部、14…挿入部、16…ユニバーサルケーブル、18…LGコネクタ、20…送気・送水ボタン、22…吸引ボタン、24…シャッターボタン、26…ズーム操作用シーソースイッチ、28…アングルノブ、30…鉗子挿入部、34…挿通口用アダプタ、36…ガス供給用口金、38…軟性部、40…湾曲部、42…先端部、44…先端面、46…観察窓、48…照明窓、50…鉗子口、52…送気・送水ノズル、60…フード、62…筒、64…Oリング、66…開口、70…アタッチメント、100…光源装置、200…内視鏡プロセッサ、300…送気装置、400…モニタ装置

Claims (11)

  1. 挿入部の先端面に被検者の体内を観察するための観察窓と、定圧送気ガスを噴出する第1の開口とが配設された内視鏡の前記挿入部の先端部に取り付ける内視鏡用アタッチメントであって、
    記挿入部の先端部の外周面に外嵌される円筒状のフードと、
    前記フードの側面に設けられた第2の開口と、
    前記定圧送気ガスを前記第2の開口から噴出させるように、前記第1の開口と前記第2の開口とを連通させる筒状の管路と、
    を備え、前記第1の開口から噴出する前記定圧送気ガスを前記管路を介して前記第2の開口から噴出させることにより、前記定圧送気ガスを前記フードの外側かつ前記観察窓の視野領域の外側方向へ噴出させ、前記フードによって前記第2の開口から噴出される前記定圧送気ガスの噴出領域と前記観察窓の視野領域とを分離することを特徴とする内視鏡用アタッチメント。
  2. 前記第2の開口は、前記フードの前記第1の開口に近い側の側面に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用アタッチメント。
  3. 前記管路は、L字状に折れ曲がり、前記挿入部の先端部に取り付けたときに内視鏡軸方向と垂直となる水平部と、内視鏡軸方向と平行となる垂直部とを有し、前記水平部は前記第2の開口に連結し、前記垂直部は前記第1の開口と連結可能なように前記フードに配設されたことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡用アタッチメント。
  4. 前記第1の開口と連結する前記管路の前記垂直部の先端部にOリングを配設したことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡用アタッチメント。
  5. 挿入部の先端面に被検者の体内を観察するための観察窓と、定圧送気ガスを噴出する第1の開口とが配設された内視鏡の前記挿入部の先端部に取り付ける内視鏡用アタッチメントであって、
    前記先端面の前記第1の開口が形成された側の外周面に沿うように形成された壁状の部材と、
    前記壁状の部材の側面に設けられた第2の開口と、
    前記定圧送気ガスを前記第2の開口から噴出させるように、前記第1の開口と前記第2の開口とを連通させる筒状の管路と、
    を備え、前記第1の開口から噴出する前記定圧送気ガスを前記管路を介して前記第2の開口から噴出させることにより、前記定圧送気ガスを前記壁状の部材の外側かつ前記観察窓の視野領域の外側方向へ噴出させ、前記壁状の部材によって前記第2の開口から噴出される前記定圧送気ガスの噴出領域と前記観察窓の視野領域とを分離することを特徴とする内視鏡用アタッチメント。
  6. 前記壁状の部材は、円筒の先端を斜めに切り落とした形状であることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡用アタッチメント。
  7. 前記第2の開口は、前記壁状の部材に形成されたことを特徴とする請求項5又は6に記載の内視鏡用アタッチメント。
  8. 前記管路は、L字状に折れ曲がり、前記挿入部の先端部に取り付けたときに内視鏡軸方向と垂直となる水平部と、内視鏡軸方向と平行となる垂直部とを有し、前記水平部は前記第2の開口に連結し、前記垂直部は前記第1の開口と連結可能なように前記壁状の部材に配設されたことを特徴とする請求項7に記載の内視鏡用アタッチメント。
  9. 前記第1の開口と連結する前記管路の前記垂直部の先端部にOリングを配設したことを特徴とする請求項8に記載の内視鏡用アタッチメント。
  10. 前記管路は、前記観察窓の視野領域外である非視野領域内に、その全体が配設されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の内視鏡用アタッチメント。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の内視鏡用アタッチメントを備えたことを特徴とする内視鏡システム。
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