JPH0594790U - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH0594790U
JPH0594790U JP4258392U JP4258392U JPH0594790U JP H0594790 U JPH0594790 U JP H0594790U JP 4258392 U JP4258392 U JP 4258392U JP 4258392 U JP4258392 U JP 4258392U JP H0594790 U JPH0594790 U JP H0594790U
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JP
Japan
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pattern
coil
vdd
electronic timepiece
patterns
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Pending
Application number
JP4258392U
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English (en)
Inventor
和男 坂本
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、VDD電源が付加された電池押え
板と複合回路のVDDパターンとの導通が簡単な構成で
取れるように電子時計を改良するものである。 【構成】 地板1の支柱1a部でステーター2・コイル
3・複合回路7・電池押え板6が順に重ねられ、ネジ1
1によって地板1に固定される。この時、回路基板8の
下面側のパターン8a、8b、8cとコイル端末基板4
の上面パターン4a、4b、4cとがそれぞれA、B、
Cで圧接され、同時にパターン4cに電池押え板6のバ
ネ部6bもバネ圧接される。2本のコイル出力端子のパ
ターンに挟まれることなく構成されるVDDパターンの
導通部Cは、前記2本のコイル出力端子の2ヶ所の導通
部A、Bと一直線上に並ぶことなく配置されている。 【効果】 特別の部品の付加やフレキシブルシートの回
路基板の使用などを必要としない簡単な構成のVDD伝
達経路を達成できた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複合回路の回路基板のパターンとコイルの端末基板のパターンとが 圧接により電気的な導通を行なう電子時計の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
指針表示式の電子時計は、その製造上の理由から基準発振器やICを搭載する 複合回路部と電気〜磁気変換部を構成するコイル部とは、一部を除く大部分の商 品は別々に製造される。そのため複合回路の2つの出力端子パターンとコイルの 2つの端子パターンとを導通させる必要がある。また、その他に複合回路のパタ ーンと他の部材との導通を取る必要があるのは、プラスのVDDパターン、マイ ナスのVSSパターンである。基準発振器との導通を取る2つのパターンは予め 複合回路として一体化されている。
【0003】 一方、複合回路の回路基板は、コスト上からプリント基板を片面パターンとし て使うことが多く、前述のコイルとの出力パターンの導通を考えると下面パター ンとなる事が多い。普通、このコイルとの2本の出力パターンの導通は、ネジ等 の締結手段で圧接することによりなされており、VDDパターンやVSSパター ンも他の位置でそれぞれ導通が取られる。
【0004】 図4は従来のVDD電源の導通を取る構造の一例を示す要部断面図である。 電子時計の上面に配置される電池押え板を介して複合回路と電池のVDDとの 導通を行なう場合、部品を増やさずに複合回路の下面パターンとの導通を取るこ とは困難ではあったが、図4に示すように、VDD電源が付加された金属製の地 板21の支柱21aに回路基板22の下面パターン22cをネジ23により圧接 して導通を取ることにより、特別に部品を追加せずに達成することが出来た。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら近年の電子時計モジュールのプラスチック化によるコストダウン の動きはネジの使用も少なくする方向にあり、金属製の支柱を複合回路の下面パ ターンに圧接する導通の取り方を採用しない方法が検討されている。そのため両 面パターンの回路基板や上下面にパターンが露出するフレキシブルシートの回路 基板を使用している例もあるが、かえってコストアップになるため合理的な解決 法とは言い難い。
【0006】 本考案の目的は上記課題を解決しようとするもので、簡単な構成で電池押え板 と複合回路との導通が取れる構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の要旨は、電子時計の略上面に配置され、電 池の一方の極にバネ圧接する金属板製の電池押え板を有し、基準発振器やICを 搭載した複合回路の回路基板のパターンと、ローターやステーターとともに電気 〜磁気変換部を構成するコイルの端末基板のパターンとが対向して配置され、ね じ等による結合部材により前期パターン同志が圧接されて導通する電子時計にお いて、該圧接されるパターンが2つのコイルへの出力端子と電池の一方の極の電 源端子であり、該電源端子のコイル端末基板上の電源端子パターンと前期電池押 え板とがバネ圧接により導通していることを特徴とする。
【0008】 また、電源端子パターンの導通部は2本のコイル出力端子のパターンに挟まれ ることなく構成し、しかも該2本のコイル出力端子の2ヶ所の導通部と前記電源 端子パターンの導通部とが一直線上に並ぶことなく配置すると、ネジ締めで圧接 したときに3種のパターン同志の圧接が確実なものになる。
【0009】
【作用】
すなわち本考案による電子時計は、電池のVDD缶にバネ圧接する金属板の他 のバネ部がコイルの端末基板上のVDDパターンへバネ圧接し、該VDDパター ンと複合回路の下面のVDDパターンとがネジにより圧接してVDDの導通経路 が出来上がる。この時、VDDと一方のコイル出力端子の間を通過する他方のコ イル出力端子の導通の為の重なり部を、前記2種の導通のためのそれぞれの重な り部の間にならないように配置することでネジによる3点での圧接を更に確実な ものとしている。
【0010】
【実施例】
以下図面により本考案の一実施例を詳述する。図1、図2はいずれも本考案の 第1実施例の電子時計の要部構造を示すもので、図1は要部平面図、図2は図1 の要部断面図である。1はプラスチック製の地板であり、地板1の支柱1aには ステーター2、コイル3、複合回路7が係合し、更に電池押え板6が重ねられ、 結合部材ネジ11により締結されている。ステーター2、コイル3はローター5 (図示せず)とともに電気〜磁気変換部を構成する。複合回路7は、下面に少な くとも2本のコイル出力端子8a・8bとVDD端子8cのパターンを有する回 路基板8と、該回路基板8に搭載されるIC9、基準発振器10とから成る。コ イル3は、上面に2本のコイル出力端子4a・4bとVDD端子4cのパターン を有するコイル端末基板4を有している。電池押え板6は金属製であり、電池1 2のプラス極であるVDD缶12aにバネ圧接するバネ部6aと、VDD端子4 cの露出パターン部4dにバネ圧接するバネ部6bとを有している。
【0011】 本考案の構成は地板1の支柱1a部でステーター2・コイル3・複合回路7・ 電池押え板6が順に重ねられ、ネジ11によって地板1に固定される。この時、 回路基板8の下面側のパターン8a、8b、8cとコイル端末基板4の上面パタ ーン4a、4b、4cとがそれぞれA、B、Cで圧接され、同時にパターン4c にバネ部6bもバネ圧接される。 2本のコイル出力端子のパターンに挟まれることなく構成されるVDDパター ンの導通部Cは、前記2本のコイル出力端子の2ヶ所の導通部A、Bと一直線上 に並ぶことなく配置されている。
【0012】 VDDの導通経路は電池12のVDD缶12aからバネ部6aを通して電池押 え板6に伝わり、更にバネ部6bからコイル端末基板4上のVDD端子4dから 4cに伝わり、導通部Cから回路基板のVDDパターン8cへ伝わることで出来 上がる。即ち、特別に部品を追加すること無く達成できたことになる。
【0013】 次に本考案の第二実施例を詳述する。図3は本考案の第二実施例の要部断面図 であり、図1および図2と同一要素には同一番号を付して説明を省略する。
【0014】 第一実施例と異なる本実施例の特徴は、プラスチック製の地板と一体の突起部 1bが締結部材と成っている点で、該突起部1bを熱等の手段によりカシメて対 向するパターンを圧接している。
【0015】 構成・効果などは第一実施例とほとんど同じであり省略するが、本実施例のよ うに締結部材の圧接力が弱い場合には、2本のコイル出力端子のパターンに挟ま れることなく構成されるVDDパターンの導通部Cと2本のコイル出力端子の2 ヶ所の導通部A、Bとが一直線上に並ぶことなく配置されている構造が3点導通 の安定化に効果を発揮する。
【0016】
【考案の効果】
上記のごとく本考案によれば、回路基板とコイル端子基板とのコイル出力端子 パターンの導通部でVDDパターンの導通も行なってしまい、このコイル端末基 板上のVDDパターンと前期電池押え板とをバネ圧接により導通させる構成によ り、特別の部品を付加やフレキシブルシートの回路基板を使用などを不要にする 効果が得られる。
【0017】 また、本考案の回路基板とコイル端子基板との3点導通の配置構造は、コイル 端子基板上のパターンの厚み分の隙間を付けただけではあるが、不安定になりや すいVDDの導通部の接触を安定化させる効果は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す電子時計の要部平面
図である。
【図2】図1の要部平面図である。
【図3】本考案の第二実施例を示す電子時計の要部断面
図である。
【図4】従来例の電子時計の要部断面図である。
【符号の説明】 1 地板 1a 支柱 1b 突起部 2 ステーター 3 コイル 4 コイル端末基板 4a コイル出力端子 4b コイル出力端子 4c VDD端子 4d 露出パターン部 6 電池押え板 6a バネ部 6b バネ部 7 複合回路 8 回路基板 8a コイル出力端子 8b コイル出力端子 8c VDD端子 9 IC 10 基準発振器 11 ネジ 12 電池 12a VDD缶 A 導通部 B 導通部 C 導通部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子時計の略上面に配置され、電池の一
    方の極にバネ圧接する金属板製の電池押え板を有し、基
    準発振器やICを搭載した複合回路の回路基板のパター
    ンと、ローターやステーターとともに電気〜磁気変換部
    を構成するコイルの端末基板のパターンとが対向して配
    置され、ねじ等による結合部材により前期パターン同志
    が圧接されて導通する電子時計において、該圧接される
    パターンが2つのコイルへの出力端子と電池の一方極の
    電源端子であり、該電源端子のコイル端末基板上の電源
    端子パターンと前期電池押え板とがバネ圧接により導通
    していることを特徴とする電子時計。
  2. 【請求項2】 電源端子パターンの導通部は2本のコイ
    ル出力端子のパターンに挟まれることなく構成されてお
    り、しかも該2本のコイル出力端子の2ヶ所の導通部と
    前記電源端子パターンの導通部とが一直線上に並ぶこと
    なく配置されている事を特徴とする請求項1記載の電子
    時計。
JP4258392U 1992-05-29 1992-05-29 電子時計 Pending JPH0594790U (ja)

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JP4258392U JPH0594790U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 電子時計

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JP4258392U JPH0594790U (ja) 1992-05-29 1992-05-29 電子時計

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JPH0594790U true JPH0594790U (ja) 1993-12-24

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ID=12640096

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